更新日: 2021年2月19日

令和2年12月市川市議会総務委員会

開会

午前10時11分開議
○細田伸一委員長 ただいまから総務委員会を開会する。


○細田伸一委員長 まず、審査に当たっては一問一答制が導入されているので、委員の皆様におかれては、質疑冒頭に私、委員長に対し発言方法、①全て総括、②初回総括2回目以降一問一答、③質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑されるよう願いたい。
 また、理事者の方々におかれては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は、職名を名乗った上で発言されるよう願いたい。

議案第43号 市川市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について

○細田伸一委員長 議案第43号市川市一般職員の職員の給与に関する条例等の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○給与課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査のほどお願いしたい。
○細田伸一委員長 質疑はないか。
○鈴木雅斗委員 1点だけ、一問一答でお伺いする。人事院勧告で今回給与を下げるとのことであるが、例えば、条例で大阪市は給与を下げたとか、人事院勧告以外でそのように給与の改定をなされたことは他の自治体ではあるのか、あるいはそのような話がないのであれば、今後調査を行う気はあるか伺いたい。
○給与課長 近隣市については、人事院勧告どおり0.05か月引き下げているところがほとんどである。今のところ把握している範囲では、野田市が0.1か月で、我々より0.05か月多く下げており、それは財政上の理由とのことであった。
○鈴木雅斗委員 自治体によって差があることが分かった。これからも研究した上で、財政に関してはよろしくお願いしたい。質問は以上である。
○細田伸一委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○細田伸一委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○細田伸一委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○細田伸一委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。


○細田伸一委員長 委員長報告の作成については、正副委員長に一任されたいと思うので、御了承願いたい。


○細田伸一委員長 以上で総務委員会を散会する。
午前10時14分散会


開会

午後2時10分開議
○細田伸一委員長 ただいまから総務委員会を開会する。


○細田伸一委員長 まず、審査に当たっては一問一答制が導入されているので、委員の皆様におかれては、質疑冒頭に私、委員長に対し発言方法、①全て総括、②初回総括2回目以降一問一答、③質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑されるよう願いたい。
 また、理事者の方々におかれては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は、職名を名乗った上で発言されるよう願いたい。

議案第42号 市川市役所駐車場等の設置及び管理に関する条例の一部改正について

○細田伸一委員長 議案第42号市川市役所駐車場等の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○管財課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査のほど願いたい。
○細田伸一委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○細田伸一委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○細田伸一委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○細田伸一委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第44号 市川市後期高齢者医療に関する条例及び市川市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正について

○細田伸一委員長 議案第44号市川市後期高齢者医療に関する条例及び市川市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○下水道経営課長 本会議以上の説明はない。御審査のほどよろしく願いたい。
○細田伸一委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○細田伸一委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○細田伸一委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○細田伸一委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第48号 市川市稲越町の区域における住居表示の実施に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について

○細田伸一委員長 議案第48号市川市稲越町の区域における住居表示の実施に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○総務課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるよう願いたい。
○細田伸一委員長 質疑はないか。
○越川雅史委員 1問だけ伺いたい。
 本条例の施行は2月1日からで、全員認識して問題なく移行できればよいと思うが、自分の新しい住所をどのくらいの人が正確に把握しているのか。また、もし七、八割の方が大丈夫でも、残る人がいるとしたら、2月1日までか、それより前なのか、いつまでが適切か分からないが、どのように対応していくのか。
○総務課長 これまで過去に住民説明会を何度か開催した。この後、具体的に何丁目何番何号と決まったとの通知を、個々の世帯に12月11日頃に送付することを考えている。それをもって御理解いただけると思う。
○越川雅史委員 それで本当に十分だと、混乱はないと考えるのか。
○総務課長 住民には何丁目何番何号だけではなく、これまでも住民説明会で説明しているが、運転免許証の住所変更等、具体的に皆様に取ってもらわなければいけない手続はどのようなものがあるかを知らせるパンフレットも併せて送付する。
○細田伸一委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○細田伸一委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○細田伸一委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○細田伸一委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第49号 市川市火災予防条例の一部改正について

○細田伸一委員長 議案第49号市川市火災予防条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○予防課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるよう願いたい。
○細田伸一委員長 質疑はないか。
○鈴木雅斗委員 初回から一問一答で伺いたい。
 まず、消防の皆様には、寒い中、野外の活動に感謝申し上げる。事故やけががないようによろしく願いたい。
 急速充電設備と書いてあるが、この急速充電設備とは何なのか。これが設置となったことについて伺う。
○予防課長 急速充電設備とは、電気を設備内部の変圧器等で変圧し、電気自動車等に短時間で充電する設備で、現在は全出力が20kwを超え50kw以下のものを急速充電設備と呼ぶ。
○鈴木雅斗委員 これは家庭用か、事業用か、それとも全てか。いわゆる外に置いてあるテスラのスーパーチャージャーとか、あるいは高速道路上にあるEVの急速充電器のようなものに該当するのか、もう少し具体的に伺いたい。
○予防課長 急速充電設備については事業用となっている。
○細田伸一委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○細田伸一委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○細田伸一委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○細田伸一委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第50号 令和2年度市川市一般会計補正予算(第8号)のうち本委員会に付託された事項

○細田伸一委員長 議案第50号令和2年度市川市一般会計補正予算(第8号)のうち本委員会に付託された事項を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔管財課長、市民安全課長、総務課長、納税・債権管理課長、選挙管理委員会事務局次長、消防総務課長、財政課長、健康経営担当室長 説明〕
○細田伸一委員長 質疑はないか。
○西村 敦委員 一問一答で1点だけ伺いたい。
 歳出の14、15ページの総務費、安全対策費の委託料について、青色防犯パトロール委託料の増額は、コロナで詐欺防止や児童の安全とのことであるが、具体的に時間を増やしたのか、台数を増やしたのか、その900万円の内訳、根拠を伺いたい。
○市民安全課長 青色防犯パトロールの補正分は、6名を2人1組にして、青色防犯パトロールカー3台を朝の10時から19時まで巡回する。その費用として900万円を計上した。
○鈴木雅斗委員 初回から一問一答で1問だけ伺いたい。
 まず、14、15ページ、総務費、徴税費、賦課徴収費の5,200万円について、これは還付金となっているが、還付するとなると、1桁単位で出てくる可能性がある。今の還付の状況で5,200万円と計上したと思うが、これは何人分なのか。今、確定申告がコロナの影響でずれていろいろな時期にやることになっていて、この還付金がまた補正となる可能性はあるのか。予想を伺いたい。
○納税・債権管理課長 今後、12月から3月までに見込まれる市税過誤納還付金が5,200万円と見込んでいる。月別の見込みは、12月分が399万8,091円、1月分が2,023万676円、2月分が948万3,918円、3月分が1,766万7,239円で、合計5,137万9,924円となっている。税目別に見込みを立てているが、個人市民税、固定資産税、償却資産税、配当株等控除、軽自動車税、還付加算金については、直近3年間の一番大きい平成29年度決算額で計上し、法人市民税については、直近3年平均に直近3年と今年の比較をした割合の187.95%を掛けたもので計上、事業所税については、直近3年の平均額を計上して見込みとした。
○鈴木雅斗委員 月ごとにばらつきがあるのが気になるが、還付金ということなので、順次発生していると思う。コロナ対策の中で大変かとは思うが、今後とも柔軟な納税・債権の管理をよろしくお願いしたい。
○細田伸一委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○細田伸一委員長 質疑を終結する。
 予算の総額については、他の常任委員会の審査結果を確認の上、修正等がなければ承認することで了承願いたい。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○細田伸一委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○細田伸一委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

請願第2-5号 「NHK戸別訪問の廃止を求める意見書」の提出を求める請願

○細田伸一委員長 請願第2-5号「NHK戸別訪問の廃止を求める意見書」の提出を求める請願を議題とする。
 書記に朗読させる。
〔書記朗読〕
○細田伸一委員長 意見を求める。
 紹介議員の佐直委員がこの委員会にいるので、佐直委員、何か意見はあるか。
○佐直友樹委員 本請願については、採択すべきと考える。この問題の本質的な部分は受信料制度にあると思うが、受信料制度の改革には時間も要するし、改革後に、戸別訪問が原因となって起こる犯罪などがなくなる保証もない。公共の福祉のためのNHKの戸別訪問が原因での特殊詐欺や暴力などの犯罪は、絶対にあってはならないと思う。この問題の解決策としては、戸別訪問の廃止が確実であると考える。これは非常に切実である。もし採択すべきではないとの意見をお持ちの方がいれば、市民への説明や私自身の勉強のためにも、挙手していただき、理由や対案などの知恵を教授していただきたい。よろしくお願いしたい。
○鈴木雅斗委員 私は、不採択の立場で意見を述べる。まず、佐直委員に申し上げたいのは、この文書を見て思ったのは、非常によくできている。私自身もNHKの戸別訪問員で嫌な思いをしており、この文書を見たときには個人的に賛成しようかと思ったが、文書の中で反対するところを申し上げるので、今後の参考にしていただきたい。
 まず、「消費生活センターや議員等へも相談が及んでしまう。場合によっては訪問時に揉め事となり傷害や暴行、110番通報へ発展するケースもある」と書いてあるが、佐直議員はNHKから国民を守る党に所属していて活動されていることを私は知っている。その中で、具体的に市川市内でどんな苦情や暴行が何件あって警察沙汰になったという情報があったら、請願をもっと理解しやすくなる。
 次に、「国民健康保険税を例に挙げると戸別訪問を行っていない。戸別訪問は費用対効果の低いものと判断している」などと書いてあるが、これは根拠が書いていない。何で戸別訪問の効果が薄いのか、人件費なのか。実際に総務省がNHKの回収に対する費用が高過ぎるのではないかとの指摘もあるところを見ると、ここに関しては注視すべきではないかとも思う。「仮に委託会社が戸別訪問をするのであれば受信料徴収等に関わる法律行為は」云々と書いてあるところは、NHKが徴収義務をアウトソーシングしているだけであって、法律知識云々は、アウトソーシングした側にコンプライアンスに関して教える義務がある。だから、アウトソーシングしたからといって非弁活動につながるとは思えない。
 最後に、佐直議員が紹介議員であるならば、ここに委員もいるし、会派の部屋も開いているので、話を伺ってじっくり議論したいと思う。
○佐直友樹委員 貴重な御意見をいただき感謝申し上げる。一部発言したいことがある。非弁活動に関しては、今、裁判が行われていて、裁判所での判断を待っている状況であるが、最高裁まで争われると予想している。
○鈴木雅斗委員 そこも含めて注視したい。不採択である。
○金子 正委員 佐直委員が公認になっている団体は、基本的にはNHKをぶち壊すというキャッチフレーズで活動してこられている。私たちは、公共放送としてのNHKがなくなり民放だけになると、商業だけの放送では商業行為になってしまうので、半分公共的なNHKの存在は大事だと思う。根底から、皆さんの行動について、私たちは反対の立場である。そこから出てきている、あらゆる手段を使ってNHKをぶち壊そうとの思いからの請願は採択できない。
 同時に、訪問員も犯罪行為や特殊詐欺の温床になっていると受け取れるが、連日、特殊詐欺の報道があるが、NHKの訪問員を装った特殊詐欺でだまされたという例は新聞を見てもあまりない。還付金についての詐欺や孫や子どもを名乗ったというのはよくあるが、NHKが原因で行われている特殊詐欺は、私は聞いたことがない。もちろん特殊詐欺の撲滅は大事なことであるが、訪問をやめればこれがなくなると書いてあるのは、ちょっと違うのではないか。もっと別な方法で世の中挙げて特殊詐欺をなくさなければならない。その意味で、この趣旨が理解できないので、これは不採択である。
○佐直友樹委員 貴重な御意見をいただき感謝申し上げる。党について誤解があるかもしれないので、この場を借りて発言してもよろしいか。
○細田伸一委員長 党のことというか、今はこの請願に対してである。自分の党のことはここと外れてしまうので、またの機会にしていただきたい。
○佐直友樹委員 分かった。公共放送であるNHKの役割として考えたときに、犯罪や特殊詐欺は件数とは見ていない。個人的な感覚だと思うが、絶対にあってはならない。僕は公共放送は必要だと思っている。ぶっ壊すと言っているが、そういう意味ではなくて改革という意味である。訪問員に関しても真摯に取り組んでいただきたい。
○細田伸一委員長 ほかに意見はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○細田伸一委員長 継続の意見はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○細田伸一委員長 採決する。
 本請願を採択すべきものと決することに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○細田伸一委員長 挙手少数。よって本請願は不採択とすべきものと決した。

請願第2-6号 「NHK放送受信料の時効は5年と放送法等に規定することを求める意見書」の提出を求める請願

○細田伸一委員長 請願第2-6号「NHK放送受信料の時効は5年と放送法等に規定することを求める意見書」の提出を求める請願を議題とする。
 書記に朗読させる。
〔書記朗読〕
○細田伸一委員長 先ほどの請願と同じく紹介議員が佐直委員なので、何か意見はあるか。
○佐直友樹委員 本請願についても採択すべきと考える。NHKの受信料は、NHKの提供するサービスに対しての対価ではない。現状では、見ている見ていないではなく、放送法にて受信機の設置をもって契約の義務が発生する。テレビが見られる環境であれば公平に負担することによって、営利を目的とした民放と受信料で経営されている営利を目的としないNHKの二元体制をつくり、互いに切磋琢磨することにより、国民が正確な情報を受け取ることができる仕組みとなっている。そのような点から見ても、受信料は極めて税金に性質が似ているものと考えることができる。そのような考えを踏まえても、税金と同様に、時効に関しても援用という専門的な知識がなくても国民全体で平等に権利が行使されるべきと考える。
 この件に関しても非常に切実である。採択すべきではないとの考えをお持ちの方がいれば、挙手をしていただき、理由や対案など知恵を教授していただけたら幸いである。
○細田伸一委員長 意見を求める。
○鈴木雅斗委員 不採択の立場で意見を述べる。
 今、佐直委員が税金だと言った部分に関して引っかかる。それが1点目の理由として、税金は滞納すると、最悪、裁判所の手続抜きで回収することができる。だから、税金と極めて似ている性質だと言いつつも、NHKがあやふやであることが問題であると思うが、そこが違うのではないか。
 2点目は、消滅時効は5年であるとの最高裁の判決が出れば、明文化することはともかくとして、今現在十分である。最高裁で判決が出たということは、それが法の判断基準になるので――条文だけで判断するのは、我が国ではやっていない、判例で完全に縛られるわけではないという我が国の法制度のあやふやさもあるが――現時点で消滅時効は5年と解すべきと書いてあれば、時効は5年と周知することで問題ないが、最高裁で5年の判決が出たことを周知するかどうかは、個々の市民の判断や個々の政治活動に委ねられるものである。
○佐直友樹委員 貴重な御意見をありがとうございます。消滅時効に関しては、税金は時効を過ぎれば自動的に時効となるのに対して、受信料は無限に滞納し続ける事態が実際に起きている。お亡くなりになった人が、いまだに請求書が届いているという問題も含めて、時効が自動的に適用されるものであれば、そのような問題もすぐに解決に至るのではないか。受信料と税金は明らかに違う。税金であったら国営放送になってしまう。ただ、性質上似ているのであれば、今の税金の消滅時効を準用して、自動的に時効が適用される状況が望ましいと思う。
○金子 正委員 時効という考え方について、この受信料は単なるNHKのサービスに対する対価ではない。公共放送を支えるためのもので、多くの受信料によって支えられ、国民がこれを支えている。殺人事件もかつては15年という時効があったものが時効がなくなった。時効が来れば払わなくていいというような時効の在り方そのものについて、受信料を払わないことが悪いかいいかは別として、NHKについては社会的な要請があってこうなっているので、お互いに支えようというときに、支えなくてもいいという人がいて、時効が来れば5年で終わりだというような社会にはしたくない。そのような面で、最高裁で時効は5年とする判決があっても、こうした制度があるというのは意義があると考えるので、これは不採択である。
○細田伸一委員長 ほかに意見はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○細田伸一委員長 採決する。
 本請願を採択すべきものと決することに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○細田伸一委員長 挙手少数。よって本請願は不採択とすべきものと決した。

所管事務調査

○細田伸一委員長 所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○細田伸一委員長 御異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
 また、委員長報告の作成については、正副委員長に一任されたいと思うので、御了承願いたい。


○細田伸一委員長 以上で総務委員会を散会する。
午後3時19分散会

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