更新日: 2021年12月2日

令和3年6月 市川市議会 環境文教委員会

開会

午後3時開議
○宮本 均委員長 ただいまから環境文教委員会を開会する。


○宮本 均委員長 まず、審査に当たっては一問一答制が導入されている。委員におかれては、質疑冒頭に私、委員長に対し発言の方法、①全て総括、②初回総括2回目以降一問一答、③質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑願う。
 理事者におかれては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は、職名を名乗った上で発言するよう願う。

議案第7号 市川市公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について

○宮本 均委員長 議案第7号市川市公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願う。
○社会教育課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○宮本 均委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本 均委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本 均委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本 均委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第10号 市川市立小中学校冷暖房設備売買契約について

○宮本 均委員長 議案第10号市川市小中学校冷暖房設備売買契約についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願う。
○教育施設課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○宮本 均委員長 質疑はないか。
○増田好秀委員 初回総括2回目以降一問一答で4点伺いたい。
 1点目、根本的な確認だが、これはリースか買取りかを伺いたい。
 2点目、ガス、電気にする判断基準は何か伺いたい。
 3点目、ガス方式と電気方式のそれぞれ1台当たりの附属設備の単価は幾らか伺いたい。
 4点目、使い方にもよるだろうが、1時間使ったときのガスと電気のランニングコストの違いを伺いたい。
○教育施設課長 この公有財産購入については、13年間のリース期間が満了となったために買い取るものである。
 電気式かガス式かの動力方式の区別については、教育施設課で各学校の受電設備の容量を事前調査した上で分類していたものである。それにより、受電設備の容量が少ない学校は、大金をかけてまた新たにキュービクルを新設することになるので、その場合にはガス方式を導入する。室外機の設置場所もガスと電気ではかなり違う。
 電気とガスの買取り価格の違いは、個々の機器について残存価格を見積もることが困難であり、今回、993台全てが同じ製造年代であること、同等機種であることから一括して見積もっている。したがって、今回、買取価格については1台当たりの算出とした。
 ランニングコストは、大変申し訳ないが、手元に資料がないので答弁できない。
○増田好秀委員 分かった。確認であるが、ガス441台、電気552台で、ガスと電気の内訳も、資料もなくて分からずに一括との認識か。
 リースから買い取りだが、リースであれば、何か壊れたときはリース会社が修理すると思うが、今後、機器が壊れた場合は個別に対応するのか。
○教育施設課長 2番目の質疑について先に答弁する。買い取った後の保守点検、修理等については、法定点検のフロン排出抑制法があるが、こちらに関しては引き続き当課で行っていく。これまでリースでは保守点検を行っていただいたが、今回買い取るため、必要な修繕等については当課の既定予算の中で速やかに対応していくことになる。
 最初の質疑をもう一度伺いたい。
○増田好秀委員 1点目に伺ったことになるが、契約金額は今回3,790万3,690円で、この契約に当たり、ガス方式が441台、電気方式が552台で、この契約金額のうち、ガス方式が幾ら、電気方式が幾らなのか伺いたい。
○教育施設課長 議案にはガス式と電気式の台数を明示しているが、金額の算出については小学校、中学校別に見積もっている。金額は、小学校38校、732台で2,794万2,600円、中学校15校、261台で996万1,090円、合わせると993台、3,790万3,690円と見積もっている。
○宮本 均委員長 増田委員の質疑は、電気とガスのそれぞれの機器の比較をしたいとの意味である。今、その資料はないのか。
○教育施設課長 今、電気とガスを分けた資料は手元にない。
○宮本 均委員長 それは調べれば分かるのか。
○教育施設課長 調べれば分かる。
○宮本 均委員長 増田委員、今すぐは分からないので、分かり次第、委員会に提出していただくことでよいか。
○増田好秀委員 資料は拝見したい。採決自体はその資料がなくても大丈夫である。
○宮本 均委員長 申し訳ないが、早急に資料を用意していただきたい。
 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本 均委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本 均委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本 均委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第11、12、13号(一括議題)

○宮本 均委員長 議案第11号市川市文化会館大規模改修工事請負変更契約について、議案第12号市川市文化会館大規模改修機械設備工事請負変更契約について及び議案第13号市川市文化会館大規模改修電気設備工事請負変更契約についてを一括議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願う。
○文化施設課長 審査の前に、本日、御手元に配付した資料について説明する。資料はA3判が3枚で、右上に地下1階から階数を表示しており、地上2階までの平面図となる。この資料は、先日、6月2日の議案説明会の後に配付している参考資料の内容のうち、主なものを平面図に表したものである。
 1枚目、地下1階の平面図を御覧願いたい。工事内容の表現としては、右上の凡例のとおり、当初設計の工事内容を青表記、今回の変更の内容を赤表記としている。地下1階での変更点としては、左側、大ホール舞台のアスベスト除去方法と客席の変更となる。なお、この部分は地下1階から次ページ以降、2階までの共通事項となるので、次ページ以降の説明は省略する。座席のイメージとしては、左下のようになる予定である。
 2枚目、1階平面図を御覧願いたい。1階では、右側中ほどにある工事範囲が増加したことによる消防設備の改修に伴う制御機器の改修と、右下にある外部正面玄関上部などの舗装、下のイメージ図で申し上げると、文化会館名の上の濃い茶色部分の塗装となる。
 3枚目、2階平面図を御覧願いたい。向かって右側、小ホールのアスベスト撤去方法及び客席の変更と、小ホールの下側にある無料休憩所及びトイレ改修範囲の変更となる。
 こちらで表記しているもの以外では、3ページ左下にある3、4階のトイレ改修などがある。
 説明は以上になる。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○宮本 均委員長 質疑はないか。
○廣田德子(ひろたのりこ)委員 初回総括2回目以降一問一答で伺いたい。
 まず、これだけの変更の増額があるが、妥当性について伺いたい。特に大規模改修は6月2日にいただいた資料では3つに分かれているが、それぞれの金額を伺いたい。
 これだけの大きな工事であるので、コロナ禍で今改修すべきなのかともあるが、あの状態でそのまま放置しておくわけにはいかないので終わらせていただきたい。かなりの増額があり、例えばほかの会社に見積りを取ったことなどや、アスベストが一番費用がかかると思うが、このあたり、どのように変更したのか、詳しく伺いたい。
○設計監理課長 まず、アスベストの撤去工事についてであるが、金額としては1億4,390万3,290円、これは直接工事費である。2番目に、内外装改修工事が1億4,121万6,049円。客席改修工事の工事費が、大ホール、小ホールの客席の交換で5,364万5,800円。設計変更の金額についてであるが、基本的には県の単価を採用して算定している。
 もう一つ、ほかの業者に見積りをとった。アスベスト撤去工事等については、ほかの施工業者等へ見積りを確認して、妥当性がある金額として算定している。
○廣田德子(ひろたのりこ)委員 これらの工事については、当初は見込めなかったのか。
○文化施設課長 まず、アスベストの撤去に関しては、設計段階で国の資料等を基に材料の確認を行っており、それを基に設定していた。現場の施工に当たり、再度現場で検査したところ、飛散のおそれがさらに高いことが分かり、それに基づいて撤去の方法を変えたことにより増額となった。
 内装工事の施工範囲が増えた理由としては、当初の精査の中で、小ホールに関してはそのまま使用しようと考えていたが、こちらで内装の状況を再度確認し、より市民にリニューアル感を持っていただくためや、快適に使用していただくために施工範囲を増やしたほうがよいとの判断で追加することにした。
○廣田德子(ひろたのりこ)委員 結果的によりよいもの、安全なものができればよいが、最初の契約でこれだけであると言われて、実際にスタートしたら約5億円が加算されることについて、どのように考えているのか。
○文化施設課長 金額は確かに大きいものであり、負担が増えるのは申し訳ないと思うが、それぞれ資料に記入した変更内容に関しては必要であると市で判断して意思決定したものである。
○廣田德子(ひろたのりこ)委員 多くの変更があり、今後は見込みとしてはいかがか。
○文化施設課長 工事も今年度末までの工期であり、長い中で絶対ないとは言い切れない部分は当然あるが、期間がまだ長期間残っているところもある。ただ、これ以上の追加をする意思は当然ない。その辺は現場と調整しながら進めていきたいと考えている。
○廣田德子(ひろたのりこ)委員 機械と電気の契約については大規模改修に伴ってとの考え方でよいのか。
○設計監理課長 そうである。
○荒木詩郎委員 1点だけ伺いたい。これは本会議の代表質問で随分質問されたので、おおむね理解したが、工期が延長になるのは10日間か。10日間の延長で安全が担保されて快適な施設を施工することができるのか。それが少し心配であるが、場合によっては再延長もあり得るのか伺いたい。
○設計監理課長 まず、工期を12日間延長している。大きな理由としては、先ほど御説明したアスベストの撤去方法が絡んでいる。飛散性が少ないと考えていたが、飛散性が高いとの詳細調査の結果が出たため12日間の延長としている。
 その12日間において安全な工事の施工が可能かとの質疑に対しては、施工業者と、今回、工事監理者も業務委託をしているので、安全性を考慮して可能なのかを十分調整して今回設計変更している。
○荒木詩郎委員 再延長は考えていないでよいか。
○設計監理課長 今、進行状況としては、想定した工程どおりに進んでいるので再延長は考えてない。
○増田好秀委員 代表質問でも幾つか伺ったが、その辺を含めて改めてしっかりと伺いたい。総括で伺いたい。
 1点目、アスベスト含有断熱材の撤去方法変更であるが、調査はどのように行おうとしていて、今後、やり方を変えるとはどのようなことなのか伺いたい。
 2点目、展示室の壁、会議室の壁の塗り直しとあるが、これは単純にペンキで塗り直すのか。
 3点目、客席について、今までは手で上げなければ座席部分が上がらないものを、自動で跳ね上がる方式に変えると伺ったが、そもそも変更したい気持ちがあったのか。当初この仕様でいこうと決めたのに、今回変更しようとする理由分からないので、その判断基準は、どのような意図があり変更しようとしているのか伺いたい。
 4点目、女子トイレの便器を増設について、初めは何個と考えていて、何個に変えるのか。
 5点目、湿式から乾式に変えるとあるが、調べる時間がないので、そもそもどういうことか。
 6点目、2階のところを見ると、建築基準法改正に伴う天井の改修とのことであるが、建築基準法はどのタイミングでどのように改正されたのか。
○設計監理課長 まず、アスベストについてだが、当初設計の段階として、先ほど飛散性の少ないと説明させていただいたが、天井のボード材、板材の中にアスベストが含有されており、ネジで止まっているので、ネジを外せば、中に含有されて成形されたものは外れるため飛散性が少ないと判断をしていた。
 今回については、大ホール、小ホール、ホワイエの客席から見て向かった正面の壁に、断熱材の効果を得るため、グラスウールという断熱材の中にアスベストが含有されていた。それが詳細に調査をしたところ、止まっていたところ以外の裏側の劣化が湿気やカビでかなりひどく、取り外す際に飛散する可能性が高いとの調査結果が出たので、この部分の取り外し方が変更になる。
 もう一つ、展示室の壁の塗装であるが、今、こちらと同じように塗料で仕上げて塗装されている。そのものを塗り直すものである。
 3番目の客席については、文化施設課から答弁する。
 4点目のトイレの湿式から乾式については、床がタイル状の形態で、清掃についても、水をまいてブラシでこするようなものを湿式と呼んでいる。これについては衛生上の観点から、今、水で清掃しただけでは乾きにくい。そのようなばい菌の繁殖を防ぐために、廊下と同じような床材で、モップなどで清掃ができるようなものとして仕上げる形を乾式として利用させていただいている。
 天井改修についてであるが、平成25年に建築基準法が改正されている。この理由としては、東日本大震災で体育館等の天井が脱落したことに伴い、天井を脱落しない方式にするとの改正があった。
○文化施設課長 私からは便器の数と座席変更の理由について答弁する。
 まず、便器の数については、文化会館のこれまでの課題として、公演中に人が集中することにより、特に女子トイレが渋滞するとの課題があった。今回の改修のテーマの一つとしてその解消があり、女子トイレに関しては、既存建物としては最大限に取るように計画し、便房、ブースの数が67から95で、約40%増加している。それで解決できるものと考えている。
 次に、客席の交換の理由であるが、今は椅子の座面が跳ね上げ式ではなく、手で上げる方式であり、これの改修することも避難上の観点からのテーマの一つである。また、座面を自動で跳ね上げられるものにし、座面の幅を広げることにより、利用者の快適性をより充実したものにしたいとの2面のバランスを取ったもので、現在の54cmの幅に決定した。
○増田好秀委員 アスベストに関する答弁を伺った。グラスウールなどを使用していると伺ったが、これは分かればよいが、単純に作業をどのように行おうと思っており、どのように変えたのかがやっぱり分からないので、もし把握しているのであれば伺いたい。
 2点目の壁の塗り直しの件は分かったので結構である。
 3点目の座面部分の跳ね上げ式への変更については、快適性が確保されると答弁を伺った。私がすぐ理解できなかったのは、避難上を考えると跳ね上げ式のほうがよいとの答弁で、避難上において跳ね上げ式のほうがよくて、手動で上げる方式だとまずいのは、私の想像力が足りないのか、分からないので、その理由を伺いたい。
 4点目の女子トイレの便器の増設数は分かった。
 5点目の湿式から乾式も分かった。
 6点目の建築基準法改正により、大震災が起きても天井が脱落しないようにと伺った。分からないが、脱落対策、安全性確保ではりを強化するのか。その辺、何を行うのか伺いたい。
○設計監理課長 アスベストの作業について、アスベストが含有された製品が壁にピンで止まっている。そのピンを外して成形されたものを1つずつ外すと当初考えていた。これだと飛散性が高いとの判断で、大ホール、小ホールの舞台部分についているが、今度は舞台部分を、アスベストの壁の部分を含めて作業範囲として全てビニールで囲い、そこを作業エリアとする。アスベストが当然作業中に舞い散る可能性があるので、それが空気に含まれて外へ出ないような集じん機を取りつけて作業スペースとして確保する。作業者としては、その作業所についているが、ほかの部屋にクリーンルームがあり、作業者が作業エリアで作業しても、体についたアスベストをエアシャワー的なもので全部落として、外には出ない。なおかつ入るときにも、ほかのものを持ち込まない。そのようなスペースをつくっての作業となる。
○文化施設課長 私からは座面部分の跳ね上げ式についての避難上に関する答弁をさせていただく。まず、座席の構造であるが、当然、椅子に背もたれから肘かけが出ており、下に座面がある。座面は肘かけよりも、さらに前に出ているので、そこを人が通るときにはまず座面が邪魔になる。そのため、今は手動で上げなければならない状態であり、上げるかについては使用された方の行動に委ねられてしまう。それを跳ね上げ式にすることにより、その方の意思にかかわらず、自動で上がるので、避難のときに通る上で障害にならない。そういう目的を持って変更するものである。
○設計監理課長 もう1点、天井材であるが、現状としては、屋根の下に床材があり、中に軽量鉄骨とまではいかないが、鉄材でコンクリートの床材から天井材をつっている状況である。東日本大震災のときに、それが天井材の重みで揺れ、壁にぶつかったり、つっている材料が落ちたりした。今回は、天井材をつる方式ではなくて、実際に鉄骨材を流して、そこにじかに仕上げ材、天井材を貼る形で改修を行う。
○増田好秀委員 避難上、跳ね上げていたほうが便利。よく分かった。
○かつまた竜大委員 総括で3点伺いたい。
 まず1点目は、たしか文化会館は昭和60年、竹中工務店が担当した。もう35年経過しているので、アスベストを使用していたのは想定できたのではないかと私は思うので、そもそも積算が甘かったのではないかと少し疑問に思った。
 最初の質疑としては、そういうのが想定できなかったのか。今回、こういうことになると、そもそも改修工事請負契約に関しては、前田建設工業なので市内業者が取れなかった問題もあるので、市内業者の不満について、少し気になるところで、それを伺いたい。
 2点目は、今、答弁を伺ったのでわかったが、建設労働者のアスベスト問題は大きな問題なので、労働者の安全に関しては徹底されているのか、再度伺いたい。
 3点目は、今、天井を大きく変えると伺った。私も大ホールはそれなりに分かるが、例えば音響の反射板がつるされており、あと天井も再度改修となると、当初、35年前に設計されたときの音響効果、やはり文化会館であるので音楽コンサートもたくさんあるわけで、特にクラシックなどは、そういう音響効果等に影響がないのか。工事の内容が変更になったので、そこをきちんと調べた上で改修しているのか伺いたい。
○設計監理課長 まず、アスベストの材料について、当初からアスベストが含まれる形で設計している。今回、変更については、アスベスト材の撤去方法が変更になったため増額で計上している。
 2点目、アスベストの問題の中で労働者、働く方たちへの安全については、アスベストについては適正な処理方法を国からも示されているので、現場はそれにのっとった形で作業している。
 3点目、今回、天井、一部壁、あと客席も変更があるので、音響については、今回新たに決まった内容において音響計画を再度行う。それにおいて、今後運営される文化的な活動については支障がない形に施工する予定である。
○松永修巳委員 大体確認できているが、最終確認の意味で総括で3点ほど伺いたい。簡潔に伺うので、分かりやすく簡潔に答弁をお願いしたい。
 まず、1点目。大ホールの客席効果については、内容は分かった。幅を広げたことは歓迎するが、前列と後列との間の広さは全然変わっていないようで、今、若い人たちは昔に比べて足が伸びて長いので後から来た人が通りづらい。本契約のときに伺えばよかったが、その辺の考え方だけ伺いたい。
 2点目は、ここにエレベーターで新設1基とあるが、既存のエレベーターと合わせて全部で何基になるのか。新設のエレベーターの乗車人員は何人なのかを伺いたい。
 3点目は、東日本大震災のときの天井落下で大分休館した。その辺の建築基準法の関係を先ほど伺ったが、はっきり分からない。落ちないように改正されたのは当たり前の話で、もう少し詳細を伺いたい。分からなければ、消防へ直接伺う。
 以上、3点である。
○文化施設課長 私からは1点目の大ホールの座席の前後間隔について答弁する。
 今回の改修は、もちろん皆様御存じのように、既存の建物の改修になる。大ホール、小ホール、ともに先ほど配付した平面図でも地上2階から地下1階まで段差になり、座席の設置面が舞台に向けて下りている状態で大きな階段状になっている。そこの階段状のコンクリートの床の下の利用も、実際に機械が設置されていたりする状況であり、その床を壊して新たにつくり直すことができないため、横には広げたが、縦の座席間の寸法が現状と変えられない。横を広げたのも、少しでもゆったりと御覧いただきたいと考え、対応するものである。
○設計監理課長 2点目のエレベーターについて、現在、通常人が乗るのが2基と、人と荷物用でバックヤードに1基ある。今回新設で1基、これは11人乗りである。
 3点目、天井の改修方法については、地震によって揺れる危険性があるので、揺れないように、鉄骨材をこの空間にはわせて、そこにじかに天井材を貼る改修方法にしている。
○松永修巳委員 客席の関係は分かった。横に広げるのは結構であるが、残念ながら前後列の間は同じなのでで、今後の課題かと思う。
 エレベーターについても了解である。
 落下防止の関係は、法律の改正内容を伺ったので、工事の内容を伺ったのではない。これは私、参考のために後ほど消防に伺いたいと思う。
 以上で終わる。
○小山田直人委員 初回総括2回目以降一問一答で3点伺いたい。
 1点目、アスベストであるが、令和3年4月から大気汚染防止法が改正されたと思うが、それの影響を受けて金額が増額したのか。
 2点目、座面が自動で跳ね上がる方式に変更で、これは私の経験で、ほかの場所であるが、4歳、5歳ぐらいの子どもを座らせたときに、座っているのに座面が跳ね上がってしまったことがあった。子どもに対する安全対策がしっかり取られているのか伺いたい。
 3点目、肘かけは上げたり下げたりすることはできるのか。
 以上、この3点について伺いたい。
○設計監理課長 アスベストの金額の件で大気汚染防止法の改正により金額が増額したわけではない。
○文化施設課長 私からは座席に関しての子どもへの配慮と肘かけについて答弁する。
 子どもへの配慮であるが、申し訳ない。案件を多く手がけているメーカーが担当するので大丈夫かとは思うが、そこに絞って確認はしていない。その点に関しては、これから改修なので、必ず確認した上で進めるようにする。
 肘かけに関しては、一部事情があり、移動の席は除くが、基本的に中側は空いて、1列の両端部は上がらない仕様にしている。
○小山田直人委員 法の安全もあるので、しっかり確認いただきたい。
○宮本 均委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本 均委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本 均委員長 討論を終結する。
 まず、議案第11号について採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本 均委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に、議案第12号について採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本 均委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に、議案第13号について採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本 均委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。

請願第3-1号 「国における2022年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願

○宮本 均委員長 請願第3-1号「国における2022年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願を議題とする。
 書記に朗読させる。
〔書記朗読〕
○宮本 均委員長 御意見を求める。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本 均委員長 採決する。
 本請願を採択すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本 均委員長 御異議なしと認める。よって本請願は採択すべきものと決した。
 次に移る。

請願第3-2号 「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願

○宮本 均委員長 請願第3-2号「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願を議題とする。
 書記に朗読させる。
〔書記朗読〕
○宮本 均委員長 御意見を求める。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本 均委員長 採決する。
 本請願を採択すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本 均委員長 御異議なしと認める。よって本請願は採択すべきものと決した。
 次に移る。

所管事務調査

○宮本 均委員長 お諮りする。所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本 均委員長 御異議なしと認める。よって所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することに決した。
 また、委員長報告の作成については正副委員長に一任されたいと思うので、御了承願いたい。


○宮本 均委員長 以上で環境文教委員会を散会する。
午後4時3分散会

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