更新日: 2021年12月2日

令和3年6月 市川市議会 建設経済委員会

開会

午後3時開議
○大久保たかし委員長 ただいまから建設経済委員会を開会する。


○大久保たかし委員長 まず、審査に当たっては一問一答制が導入されているので、委員の皆様におかれては、質疑冒頭に私、委員長に対し発言方法、①全て総括、②初回総括2回目以降一問一答、③質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑されるようお願いしたい。
 議案審査に入る。
 理事者の方々におかれては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は職名を名乗った上で発言されるよう願いたい。

議案第6号 市川市公衆トイレの設置及び管理に関する条例の一部改正について

○大久保たかし委員長 議案第6号市川市公衆トイレの設置及び管理に関する条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○公園緑地課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査のほどお願い申し上げる。
○大久保たかし委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大久保たかし委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大久保たかし委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大久保たかし委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。

議案第8号 令和3年度市川市一般会計補正予算(第4号)のうち本委員会に付託された事項

○大久保たかし委員長 議案第8号令和3年度市川市一般会計補正予算(第4号)のうち、本委員会に付託された事項を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔道路安全課長、河川・下水道建設課長、公園緑地課長、開発指導課長 説明〕
○大久保たかし委員長 質疑はないか。
○細田伸一委員 一問一答で伺いたい。概要説明資料の1、2ページ、道路冠水センサーを13か所設置するとのことである。JR、あるいは国道14号の南側の一帯は私もよく知っているが、案内図で見ると左側の端に1台で、次の右側のセンサーまで結構な距離が空いている。大和田ポンプ場ができたことにより、以前の浸水状況と比べると確かによくなってはきているが、この辺りにセンサーがもう1台ぐらいあってもいいのではないかと思う。間隔が少し空いている理由は何か。
○道路安全課長 確かに市街地等で冠水する場所もあるかと思うが、現状で交通量の多い道路を選定している。これから13か所設置するが、今後妥当性等を検証し、増設も考えていく。
○細田伸一委員 このセンサーは、頻繁ではないにしても、その状況に応じ、ここよりはこちらの場所のほうが適切だろうと配置替えをすることも可能なのか。
○道路安全課長 配置替えよりは増設することを考えているが、例えば今後、排水状況が改善され、設置した場所に要らなくなるようであれば配置替えも考えられると思う。
○細田伸一委員 分かった。いずれにしても、配置替え、もしくは少し空いてしまっている南側の空白地帯が少し気になるので、もう1台ぐらい設置してほしいという要望を添える。
 もう1点、説明資料の1ページに補正理由「近年の集中豪雨等で発生する道路冠水情報をリアルタイムに把握する」と説明がある。これは、誰がどのようにどこで把握していくのか。
○道路安全課長 まず、センサーが冠水を検知すると、事業者が所有するクラウドサーバーにその情報が入り、そのクラウドサーバーから瞬時に市の職員にメールが通知される。メールを受けると、職員はそのクラウドサーバーにアクセスして冠水状況等を確認することになる。
○細田伸一委員 市職員にメールでほとんどリアルタイムに通知されるとのことであるが、これは画像も配信されてくるのか。
○道路安全課長 通知はメールのみで、メールを受けた職員がクラウドサーバーにアクセスしたときに地図等の情報を確認できる。
○細田伸一委員 まず、一旦はメールで通知を受けて、その後、クラウドサーバーにアクセスすることによって現状が把握できるとのことか。
○道路安全課長 議員のおっしゃるとおりである。
○石原よしのり委員 私は1問だけである。予算書17ページ、公園用地購入費。概要説明資料の図面を見ると、これは既に公園整備をしている場所の用地を買い取るとのことである。用地は全部取得して工事が始まっていたと思っていたが、既に整備しているということは、他人の所有のままで工事が進められていたのか。もしそうであれば、この整備地区、新しい公園部分以外にも、まだ市の所有地になっていないところはあるのかどうかを伺いたい。
○公園緑地課長 地権者から取得するのは今回の土地が最後になる。この土地については、平成28年から使用貸借の契約を締結し、無償で土地を借用して工事を進めてきた。このたび地権者において相続が発生したことで、用地を取得するための補正予算を計上したものである。
 ほかに権利者がいるかどうかとの質疑については、国の土地は、そのまま国から借用していく予定である。
○石原よしのり委員 平成28年から無償で貸与との答弁であった。それであれば、買い取ったと同じというか、地権者はそのほうがよさそうに思うが、なぜそのような特別なことをしたのか。
○公園緑地課長 あくまでも公園の整備事業については協力していただけると交渉の中でお話があったが、地権者の意向によって、相続が発生するまで買取は待ってほしいとの事情があった。
○中町けい委員 一問一答で2点伺いたい。先ほど細田委員からも13か所の道路冠水センサーの質疑があったが、その部分で私からまず1点伺いたいのが、休日、夜間の運用体制はどう考えているのか。
○道路安全課長 休日、夜間の運用体制は、センサーから24時間通知が来ることになっているので、その通知を見た職員はサーバーに24時間アクセスできることになる。そこから、例えば人員の招集につなげていくことになる。
○中町けい委員 例えば冠水し、このセンサーから夜間に通知が来たとする。先ほどの説明だと、そのとき、職員にメールが来るとのことであったが、夜間にメールが来たらリアルタイムで職員が市民の方にお知らせするオペレーションというか、体制はもう決まっているのか。
○道路安全課長 現在の運用としては、通知を受けた職員がサーバーにアクセスして冠水の状況をモニタリングした上で、例えば現場に行くことになったら、状況を危機管理課、本部が立ち上がっていれば災害本部に報告する。道路の通行止めをした場合には災害本部、あるいは危機管理課から、広報班を通じて市民の皆様にメールやツイッター等でお知らせすることになる。
○中町けい委員 リアルタイムで対応するためにセンサーをつけるとのことで、前回、大雨が降ったときはたしか土曜日か何かだったと思うが、休日や、場合によっては夜間ということもあると思うので、対応をお願いする。これで結構である。
 もう1点、崖地監視センサーというのも設置の工事費に含まれているが、このセンサーは冠水センサーと同じものなのか。何か違いがあるのであれば、どのような違いがあるのか。
○道路安全課長 道路冠水センサーの構造としては、8cm角で厚みが5cmの箱型のセンサーの中にフロートが入っており、水を感知すると、そのフロートが上がって冠水を検知する。
○開発指導課長 崖地センサーについては、形状としては棒状になっており、動きと温度を感知するセンサーが棒の先端についている。簡単に言うと、単なる棒ではなくて、一番上に電波を発信する、要は箱がついているようなくぎ状のものを崖地に埋め込む形になっている。
○中町けい委員 分かった。確認であるが、両方ともカメラか何かでその状況が分かるようになっていて、クラウドにそのデータが上がってくるのか。
○道路安全課長 カメラはつかない。センサーのみをつけて、検知した冠水をクラウドサーバーに集約し、市の職員がクラウドサーバーにアクセスしてモニタリングする。
○中町けい委員 そのような構造で、それが分かるためのものということで分かった。
○西村 敦委員 1問だけで、皆さん、興味を持たれているので私も同じ項目である。道路冠水センサー設置13か所の選定に至った理由であるが、私の地元は行徳であるので、単純に行徳の東側だけ見ると、妙典ポンプ場の前と押切ポンプ場の前である。これは後で審査する下水道会計で出てくるが、2か所とも予算をつけてマンホールポンプを増設する箇所である。押切ポンプ場の前はバイパスであるので分かるが、妙典ポンプ場の前は浸水常襲地ではないと思っていて、逆に塩焼5丁目や行徳駅前3丁目のほうが毎回かなり浸水するが、なぜ中江川排水区と言われるところが全くなくて、それ以外の2か所を選定したのか。中江川排水区に設置すると中江川の排水能力というか、県管轄で手を出せないので、あえて外したのか。私はそのような予感がするが、具体的に行徳の2か所を選定した理由を伺いたい。
○道路安全課長 最近と過去の降雨状況を鑑みて選定している。ただ、最近は改善された場所もあるかと思うので、その辺は地元の方にも意見を聞きながら設置箇所を慎重に見極めていきたいと思っている。特に議員がおっしゃるような理由ではない。
○西村 敦委員 変な質疑をして申し訳ない。私の知る限り、毎回、冠水の場所が若干変わってきているのも事実であるので、今後、そのような面ではぜひ移動なり増設を検討していただくことを要望して終わる。
○髙坂(こうさか) 進委員 一問一答で伺いたい。冠水のセンサーをつけて通行止めを行うとのことであるが、まず、それは誰が判断するのか。例えば市川南1丁目を通行止めにするとなると、いろんなところを止めないといけないが、結構人員が必要になる。そうでないと、ちょっとできないと思うが、その体制はどのように整えるのか。
○道路安全課長 まず、誰が判断するのかであるが、やはり冠水センサーからの検知を受けて現場した職員が実際に目で見て判断することになる。
 体制についてであるが、とにかく人員が必要となるので、通常の災害体制になっていれば、その中から人を張りつけ、なっていない場合には道路交通部や水と緑の部の職員を参集して現地を通行止め等にする。危機管理課が頭となって動いてくれることになるかと思うが、そのように対応する。
○大久保たかし委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大久保たかし委員長 以上で質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大久保たかし委員長 以上で討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大久保たかし委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。

議案第9号 令和3年度市川市下水道事業会計補正予算(第2号)

○大久保たかし委員長 議案第9号令和3年度市川市下水道事業会計補正予算(第2号)を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔下水道経営課長 説明〕
○大久保たかし委員長 質疑はないか。
○西村 敦委員 1問だけである。今回、ポンプ場の整備や設計業務委託ということで何か所か計上されているが、まず、基本的な考え方をお聞きする。
 今回、工事としてはポンプ場の改修やマンホールポンプの増設とのことである。冠水対策、浸水対策の手法として、当然、ポンプ場の増強もあるが、期間と予算がかかるということで、私は以前から、浸水箇所の近くに中間貯留施設のようなものを設置して、そこに一旦水をためることによって、1、2時間ぐらい浸水から逃れることができるのではないかと考えていて、そのようなことも市で一度検討したことがあると認識している。今回はマンホールポンプの増設のための補正予算であるが、この手法を選んだ理由、例えば安いとか、早いとか、それ以外の手法であると予算がかかるとか、何かあるのか。あるいは、ほかの手法の検討はしたのか。全体的に見て、今回の補正工事に至った理由を伺いたい。
○河川・下水道建設課副参事 今回、マンホールポンプの増設のための予算を計上している。これは田尻4丁目、永谷マンションの近くである。ここは地形がくぼ地状になっており、また、その付近にある既存の水路があまり大きくないといったことで、どうしても道路冠水が生じてしまう。その対策として、東側に目を向けると比較的大きな水路があり、そこまで約170mの距離なのでマンホールポンプで圧送ができる。貯留となると、どうしても用地も必要になってくるが、マンホールポンプについては、道路上に設置してポンプで圧送するので、どちらが有利かと考えたときにマンホールポンプの増設を選択した。
○大久保たかし委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大久保たかし委員長 以上で質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大久保たかし委員長 以上で討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大久保たかし委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。

所管事務調査

○大久保たかし委員長 所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大久保たかし委員長 御異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
 また、委員長報告の作成については正副委員長に一任されたいと思うので、御了承願いたい。


○大久保たかし委員長 以上で建設経済委員会を散会する。
午後3時49分散会

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