更新日: 2021年12月2日

令和3年9月 市川市議会 環境文教委員会

開会

午前10時開議
○宮本 均委員長 ただいまから環境文教委員会を開会する。


○宮本 均委員長 まず、審査に当たっては、一問一答制が導入されているので、委員の皆様におかれては、質疑冒頭に私、委員長に対し発言方法、①総括、②初回総括2回目以降一問一答、③質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑願う。
 それでは、議案審査に入る。

 理事者におかれては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は、職名を名乗った上で発言するよう願う。

議案第24号 市川市クリーンセンター余熱利用施設の設置及び管理に関する条例の制定について

○宮本 均委員長 議案第24号市川市クリーンセンター余熱利用施設の設置及び管理に関する条例の制定についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○環境エネルギー施設整備課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○宮本 均委員長 質疑はないか。
○増田好秀委員 総括で1件伺いたい。
 民間業者への管理を委託するまでのスケジュールにおいて、施設の休止期間や、サービスを一旦中止することは想定しているのか。
○環境エネルギー施設整備課長 施設は令和4年8月末に事業が終わり、それから60日以内に施設が譲渡される。その間、施設の修繕等を行う関係で、期間は未定であるが、一旦閉める期間があると考えている。
○荒木詩郎委員 1問のみを初回総括2回目以降一問一答で伺いたい。
 この市川市クリーンセンター余熱利用施設では、これまでプールを塩浜学園の子どもたちが授業で利用していた。新しい施設においても同じように塩浜学園の子どもたちが授業で施設を利用できるようになるのか心配であるが、どのような対応になるのか。
○環境エネルギー施設整備課長 塩浜学園の授業は、公募により募集する仕様書の中で利用に関する項目を明記して、事業者と協議して引き続き授業として利用できるように考えている。
○荒木詩郎委員 それを伺い安心した。
 以上で質疑を終わる。
○かつまた竜大委員 1点だけ伺いたい。
 あっという間にPFI事業が経過して驚いている。マイクロバスを運行している関連で、今後、その運行に対してどのような影響があるのか。継続して同じように運行してもらわないと、移動手段がなくなり行けなくなるとの希望を市民から伺っているので、どうなるのか伺いたい。
○環境エネルギー施設整備課長 送迎ルートは5ルート運行されている。次期事業者の考えにもよるが、なるべくこのルートを確保できるように協議しながら、次期事業者と一緒にこのルートを確保していきたいと考えている。ただ、運営の問題もあるので、ルートを必ず確保できるか、また別のルートを設計するかは、今後協議していきたい。
○かつまた竜大委員 了解した。ぜひよろしくお願いしたい。
○松永修巳委員 初回総括2回目以降一問一答で6点伺いたい。
 間もなく契約期間が完了する中で、私の居住する信篤地域の大きな事業で、毎年2億数千万円を15年にわたり支払ってきた。今いろいろ意見も出たが、現在の収益の状況を伺いたい。
 具体的に、バスルートを今後市はどのように考えているのか。さらに拡大するのかの見通しについて伺いたい。
 業者選定は現在の時点でどのように考えているのか伺いたい。
 当初、売り物であった足湯は今どのような対応なのか伺いたい。
 駐車場は今どのように管理され、料金等はどうなのか伺いたい。
 請負業者と市の調整は、どの程度まで市の意向が組み入れられるのか。地元に説明がないので伺いたい。先ほどの答弁で、現在のルートは5ルートと伺ったが、収益率はかなり上がっていると思うし、これだけ高額のPFI事業に対して、市が公費を投入している問題である。収益の一部を市に寄附なり還元する考えは全く持っていないのか。また、その辺について市からの要求はどうなのか、経営状況を伺いたい。
○環境エネルギー施設整備課長 収益については、令和元年度まではあったが、今はコロナ禍の影響でかなり利用人数が減少しており、令和2年度の収益は速報値で2,480万円ほどの赤字である。
 バスルートは5ルートを運行していて、今後の見通しは、次期事業者と協議する。
 業者の選定については、この9月定例会での議決後、11月頃をめどに公募の予定で、今年度末、令和4年3月までには事業者の選定をしたいと考えている。
 足湯については、現在、コロナ禍の影響もあり計画は止まっている。
 駐車場については、運営事業者が管理しているが、料金は、クリーンスパの利用をした場合は3時間無料、例えばプールと温浴施設の2か所以上利用した場合は5時間まで無料、それを延長した場合は1時間100円で管理している。
 市の意向がどれだけ反映されるかについては、仕様書の中に市の意向をしっかり明記して公募をしたいと考えている。
○松永修巳委員 足湯は今、コロナの関係で止まっていると伺ったが、具体的には、いつから止まっているのか。
○環境エネルギー施設整備課長 いつからかは明確ではない。
○松永修巳委員 以前から売りであったが、途中から廃止して、今は全然動いていないので、コロナとの理由はあるが、早く復活させていただきたいとの地元の意見も伺っている。施設の外にあり、周辺を散策する市民が気軽に足湯を無料で使えるので、コロナと直接関係があるか明言できないが、ぜひ早めの復活をお願いしたい。
○環境エネルギー施設整備課長 足湯の復活について、現事業者と協議をしてまいりたい。
○松永修巳委員 駐車場については了解した。
 送迎バスについて、会社では収益があるからとルートを幾つか増やした。収益のもうけの部分をどう処理するかは市でも関心があると思うが、ここ14年ぐらいの間、一切その点には触れていない。契約だとは思うが、経済状況の実態に合わせて、その要求は実現していただきたい。迷惑施設とは言わないが、当初から地元の協力に対して優遇するような話もあったが、一切ない。年間何回かの無料招待券についても、地元を特に優遇するような話もない。今後、新しい業者との関係で難しい問題ではあるが、地元に優遇策を講じていただきたいと地元は望んでいるので、ぜひその辺を考慮して考えていただきたい。
○環境エネルギー施設整備課長 地元の意見等を考えて、その辺も含めて次期事業者と協議できればよいと思う。
○松永修巳委員 今、市として次期業者は何者ぐらい予定しているのか。応札してくれる会社は幾つぐらいあるのか、あるいは今のまま進めていくのか。また、この施設の耐用年数はどのぐらいまでと考えているのか。
○環境エネルギー施設整備課長 昨年度のサウンディング調査により、興味があると複数の事業者から回答が得られている。あくまでもそのときの状況なので、何者が公募に応札してくれるかは未定である。
 耐用年数は、まだ数年使えると考えているが、老朽化が進むので、いずれは大規模改修等を行わなければならないと思っている。
○松永修巳委員 令和2年度は2,400万円の赤字と伺ったが、どこまで我々が信用してよいか分からないが、これらの収益の状況を市当局はかいつまんでおいていただきたい。ルートをどんどん増やしている状況を見ると、それなりの利益を持っていると考えている。担当課長も大変であろうが、業者に負けないように、業者の言うなりにならないように、契約は契約だとは言いながらも、2億数千万円の一部ぐらいは、コロナだからコロナ対策に使用していただきたいと寄附金が市にあっても恥ずかしくない話で、その辺の要請を市で働きかけていただきたいと強く要望して、終わる。
○宮本 均委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本 均委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本 均委員長 討論を終結する。
 採決を行う。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本 均委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。

議案第29号 市川市学習交流施設の設置及び管理に関する条例の制定について

○宮本 均委員長 議案第29号市川市学習交流施設の設置及び管理に関する条例の制定についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○社会教育課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○宮本 均委員長 質疑はないか。
○廣田德子委員 初回総括2回目以降一問一答で5点伺いたい。
 1点目、この施設の広さ、座席数、コロナ対策などはどのようにするのか。
 2点目、定期的にテーマを設定し、テーマに即した本を開架するとのことであるが、11月3日供用開始予定で、そのときのテーマはどんなことを考えているのか。
3点目、どんな年齢の方を対象にしているのか。
 4点目、令和3年度の当初予算説明書の60ページにある2年度は当初2,200万円で予算を計上したが、2月の補正予算で1,000万円計上している。今年の当初予算で1,094万5,000円は運営委託料だが、そのほかの金額の内訳を伺いたい。
 5点目、委託はどのようなところにするのか。
○社会教育課長 施設の1階全体の広さは52.8㎡であるが、トイレやドリンクを提供する厨房などを除いて、利用者が実際に本を読んだり会話を共有できるスペースは28.2㎡である。座席数は通常時で最大14人、イベント開催時は20人程度を見込んでいる。また、コロナ対策は、入館者の人数制限や開館時間の短縮のほか、入館時の検温及び手指消毒、管内でのマスク着用の徹底など、他の公共施設と同様の対策を実施していきたいと考えている。
 11月3日、供用開始時のテーマは、現在検討中であるが、本に関する施設のオープニングにふさわしいような本の魅力や読書の楽しみをテーマにしたいと考えている。
主な対象者は、社会人や大学生を想定している。
 令和3年度予算の6,132万1,000円の内訳は、施設の修繕料が4,000万円、本棚など備品の購入費が1,000万円、施設の維持管理や運営のための委託料が1,094万5,000円、そのほか光熱水費で24万5,000円、通信運搬費で13万1,000円の予算を計上している。
 委託先については、先日、委託業者を決めるプロポーザル方式のプレゼンテーションを行い、現在、コクヨアンドパートナーズと業務委託を締結する方向で進めているところである。
○廣田德子委員 利用者が使用できるのが28.2㎡だが、少し狭いと思う。コロナ禍で座席数の変更や時間の短縮との答弁であったが、14席はかなり密になると感じる。少ないと思うが、これはかなり密になるのか。
○社会教育課長 28.2㎡の広さで通常時は14名になるので、1人当たり2㎡以上の確保と、さらにコロナの対策として人数制限などを行うので、実際には密にならないような対応をしていきたいと考えている。
○廣田德子委員 分かった。しかし、かなり狭い印象である。
 今、小学校や図書館などの本が古くて、現場からは予算を増額してもらえないかとの話もあるが、身近な図書館や学校の図書室を充実させる考えはなかったのか伺いたい。
○社会教育課長 本施設については、本を通じた学びと交流の場を提供してコミュニティーの形成を促進することにより学び続けられる環境の醸成を図ることを目的とした施設であり、本を読むこと自体が目的である図書館とは施設の目的や役割が違うものと考えている。本市の社会教育及び生涯学習を推進するに当たっては、どちらの施設も必要なものであると考えている。
○廣田德子委員 この施設を設置するに当たり、どこからか要望があったのか伺いたい。
○社会教育課長 本市の社会教育を進めていく上で、誰もが学び続けられる環境を整備する中で、現在、社会人や大学生が社会教育施設、公民館などをあまり利用していない実情もあるので、そのような方を対象とした施設を整備するところで、今回、この施設を整備することとした。
○廣田德子委員 委託先が決まりつつあることについて、この委託先はほかにどのような事業をしているのか、分かる範囲で伺いたい。
○社会教育課長 渋谷ヒカリエの中でコワーキングスペースの運営、新宿の野村ビルの共用スペースなどを活用して会議スペースやラウンジなどの運営をしている。
○廣田德子委員 一通り伺ったが、一番気になるのは、本を介してコミュニティーを形成することであるが、自分の好きな本をそこで読んで、貸出しはしない中で、そこに来た人同士がコミュニケーションを取れるのかと、今、コロナ禍でこの事業を優先して行う事業なのか疑問である。質疑はないので、これで結構である。
○荒木詩郎委員 この施設の利用の仕方について、私の頭の中にしっくり入ってこない。もう少し具体的に、この本を通じた学習の交流の場によりコミュニティーが形成促進される理由を、どのようなやり方で、どのような運営を行い、どのような形でコミュニティーが形成促進されるのか、分かりやすく説明いただきたい。
○社会教育課長 1つのテーマを決めて、それに関する本を閲覧できるようにする。1つのテーマに沿った本なので、そのテーマに興味を持っている方たちが、そのテーマが決められた期間については利用していただく。同じテーマに興味を持った人たちが施設を利用することで、利用者同士の交流が促進されることを期待している。また、そのテーマに合わせたイベントを行うことで、さらにイベントに参加した利用者同士の交流を促進させていきたいと考えている。そのような交流を促進していくことで、1つのテーマに興味を持った方々の新たなコミュニティーが形成されると、そこからまた新しい学びや、そのコミュニティーが新しい活動を行っていく。その活動がさらに新しい学びにつながっていく。そのような学びと活動の循環を期待している。
○荒木詩郎委員 まだ抽象的で分かりにくいが、例えば、1つのテーマを決めて読書会をする場として、そこを提供するとなると、例えば10人集まってくるならば、10人がそのテーマに即した本を持っていなければいけない。その本はそこから貸出しすることはできない。こういうテーマで読書会を行うとして、それに興味を持った人が集まり意見を開陳し合い、例えば月に1件ずつぐらい同じようなテーマでそれぞれ読書会をすることでコミュニティーが形成されるのであれば分かる。そのような読書会の場を提供する、テーマを提供する、あるいは講師派遣の調整をすることがあるならば有効に活用できる気がしているが、そんなイメージでよいのか。
○社会教育課長 委員の言われたイメージをこちらも想定している。ただ、本の貸出しは行わないが、そこで気に入った本は購入することもできるようにしている。
○荒木詩郎委員 それを伺い少し理解したが、私は実際に月に1回、都内で読書会を行っている。弁護士や地方議員、公務員、民間の方など考え方の近い人たちが集まりいろいろ意見交換をする。これは大変重要な場だと思っている。そういう場として提供するならば、例えばそこで飲食が認められることも考えてよいと思う。お酒がよいかは別にして、閉館が9時で、食事をしながら意見交換をすることもあり得ると思うが、そのようなことも可能と考えてよいのか。
○宮本 均委員長 荒木委員、質疑か、意見か、要望か。
○荒木詩郎委員 質疑である。
○宮本 均委員長 29号は設管条例なので、運用面に関しては、今後、社会教育課でまとまった時点で委員会に提供していただければと思う。あくまで29号は条例の中身に関しての質疑である。
○荒木詩郎委員 分かった。それでは、今のは私の意見として申し上げて、分かれば伺いたい。
○宮本 均委員長 まとまったら、委員会に資料提供することでいかがか。
○荒木詩郎委員 了解した。
○松永修巳委員 今、荒木委員も質疑したとおり、全体像が我々もつかみづらい施策であると考える。今、委員長が、設管条例だから、そこだけだと言うと質疑ができなくなる。
○宮本 均委員長 設置自体はもう決定している話であるから、それに合わせて今回、条例案が提出された流れである。
○松永修巳委員 先ほど廣田委員も予算書の説明の中で伺っているが、私たちも理解しづらい面が多々ある。私の質疑も駄目ならば止めていただきたい。
 この種の施策は、今後どのように広めるのか、ここで終わりなのか、一問一答で伺いたい。今後の施設の拡充などは考えているのか。
○社会教育課長 現時点では想定はしていないが、本施設の利用状況などを踏まえて、他の地域に同様の施設が展開していけるかについては検討していきたいと考えている。
○松永修巳委員 本事業について伺ったが、その中で図書館との整合性が理解できない。これだけの税金を投じて施設をつくり運営していくと伺ったが、そこを行政ではどのように考えているのか。
○宮本 均委員長 一問一答でも質疑項目を最初に全て述べていただきたい。
○松永修巳委員 図書館との整合性をどのように捉えているのか。本施設の果たす役割は、先ほど荒木委員の質疑で分かった。今後の増設についてはどのように考えているのか。今ある図書館との整合性は非常に大事だと思う。利用者は社会人と大学生と書いてあるが、社会教育課から提出された先般の説明概要では、高校生は駄目なのかなど、いろいろ疑問が出てくる。その辺をどのように捉えているのか理解に苦しむ。市民に私たちの能力では説明し切れないことが多々ある。ここでは通常運営の中で飲み物を販売する。本も販売する。一般書籍店の営業妨害にならないか。どのような形で参加者がこの施設を有効に利用できるのか。利用者同士のコミュニティーが本だけでできるのか疑問を抱いている。最初に図書館との整合性を一問一答で伺いたい。
○社会教育課長 図書館については、基本的には興味のある本を読んでいただく、また、借りて読んでいただく施設であるが、本施設は本を通じて利用者同士の交流、最終的にはコミュニティーの形で学び続けられる環境を整備していくことが図書館との違いであると認識している。
○松永修巳委員 一口にコミュニティーといえどいろいろあると思うが、そう簡単なものではないと理解する。本を通してコミュニティーが図れるなら、こんな簡単なことはないと思うし、図書館との整合性は、我々が市民から尋ねられた場合に説明しかねる項目内容である。その点、今後、我々も勉強しなければならない。
 次に、今後増設する考えを、もう一度伺いたい。
○社会教育課長 現時点では増設やほかの地域につくることは考えていないが、今後、この施設の利用状況を踏まえて検討していきたい。
○松永修巳委員 これは観光・物産案内所の跡地であるが、このような場所は市内にあちこちある。これ1つだけ単独で設置し、それで済んでしまうのか、その先をどれだけ考えているのか伺いたいのが我々議員としての立場である。1か所で6,000万円以上の予算を投じるので、今後さらにつくるとなると、すぐに10億円ぐらい支出してしまう。教育委員会で計画的な年次計画や中長期的な計画もなく、ただこれだけでは少し無理ではないかと考えるが、課長はどのように考えているのか伺いたい。
○社会教育課長 この施設については、先ほども申し上げたとおり、これまで社会教育施設の利用が少なかった社会人や大学生などを対象とした施設として整備をしていくものである。この施設の利用状況を踏まえて、ニーズが高いと判断できた時点で、他の地域にも同じような施設を整備していくかについて検討していきたいと考える。
○松永修巳委員 例えば信篤図書館がある。公民館の中にも図書室がある。さらにまたこういう施設ができたとなると、3重構想で市民を惑わせるような施策であると私たちは捉えている。これ以上質疑しても意見の相違であるのでやめるが、今後の計画がまだはっきりしないので、教育委員会で今後の考え方、方針をしっかり定めていただいて、このような資料を頂くことを要望したい。
 ドリンクを販売するが、庁舎のカフェや売店で簡単な軽食程度のサンドイッチまで売るのかも読めない中で、教育委員会では今後の計画をしっかりと入れていただきたい。2月定例会で当初予算が可決しているので、それ以上のことを言っても、今さらひっくり返ることはないので、ぜひその点を社会教育課長のほうで真剣に取り組んでいただきたいと要望して終わる。
○宮本 均委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本 均委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
○廣田德子委員 予算は可決しており、設置することは理解しているが、目的、コンセプトがはっきりしないこと、中高生の居場所が少ないと言われている中、このようなところがあれば自習室のように使われる可能性もある。大学生と社会人以外は入れないことにはならないと思うので、そこの整合性が私には理解できないところがある。
 あと、コロナ禍にもかかわらず、狭い場所で本を介してコミュニケーションを取る目的のこの施設は、今つくるべきではないとの立場で反対する。
○宮本 均委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○宮本 均委員長 挙手多数。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。

議案第30号 令和3年度市川市一般会計補正予算(第7号)のうち本委員会に付託された事項

○宮本 均委員長 議案第30号令和3年度市川市一般会計補正予算(第7号)のうち本委員会に付託された事項を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔スポーツ課長、生活環境整備課長、就学支援課長、保健体育課長、学校地域連携推進課長、社会教育課長 説明〕
○宮本 均委員長 質疑はないか。
○増田好秀委員 初回総括2回目以降一問一答で2点伺いたい。
 17ページ、13節使用料及び賃借料の市民プールの土地賃借料25万4,000円の減額について、ここの土地は駐車場か、内訳を伺いたい。
 25ページ、11款教育費1項教育総務費2目事務局費7節報償費の学校諸問題対応対策員報償金の内訳について、これは1人の料金か複数か。
○スポーツ課長 17ページ、13節の賃借料は市民プールに隣接している民地を臨時駐車場として借用するものである。
○学校環境調整課長 報償費の人数の内訳は、大学教授など専門家3名の報償費となる。
○宮本 均委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本 均委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本 均委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本 均委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。

議案第33号 市川市スポーツセンター陸上競技場整備工事請負契約について

○宮本 均委員長 議案第33号市川市スポーツセンター陸上競技場整備工事請負契約についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○スポーツ課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○宮本 均委員長 質疑はないか。
○廣田德子委員 初回総括2回目以降一問一答で伺う。
 一般競争入札で行われているが、この中に市川市の業者はなかったのか。
 また、落札した日本フィールドシステムは今回の一番高い入札額との差額が7,000万円以上あるが、日本フィールドシステムに決定した理由を伺いたい。
 公認競技場なので、種類を第4種L(ライト)にしたことの理由について、もしランキングを上げると公認料も高くなるが、使用する団体も多くなるのではないかと考える。
○スポーツ課長 本案件は一般競争入札だが、今回、市内業者の応札はなかった。
 業者が日本フィールドシステムに決定した理由は、日本フィールドシステムは、今回10者応札があったが、一番低い入札価格で応札した。しかし、入札価格が低入調査基準価格を下回っていたことから、市川市低入札価格調査の対象であったために、今年7月29日に業者のヒアリングを行い、市の設計内容と開きが大きい工種について、内訳書、単価の根拠、下請からの見積り、ほかの市の実績から作業の写真等を提出させ、安全に履行しているかを確認した。その結果、下請のしわ寄せがないことや、市が要求している水準を十分満たすと確認した。その後、8月6日に市の低入札価格調査委員会にてヒアリング結果を諮り、決定に至った。
 本陸上競技場は第4種のライトとの位置づけがある。公認競技場は第1種から4種まである。また、4種においては、さらに4種ライトと分類されている。まず3種までは直線走路が8レーン必要となり、本陸上競技場は7レーンしかないために4種に分類される。さらに、本競技場は陸上競技場の内部、インフィールドが人工芝のため、昨年度、陸上競技連盟との協議により4種のライトであるとの指摘があり、4種ライトに分類されている。
 また、ランクを上げると公認料が高くなるが、活用する機会も増え、使える団体も多くなるとの質疑であるが、公認料を支払うとランクが上がることができるわけではなく、例えば収容人数、観客席を多く設ける必要があり、観客席からトラックまでの安全整備を確保することや、サブの競技場が必要である。本陸上競技場は直線レーンが取れないこと、人工芝であることなどから4種ライトと位置づけられている。
○廣田德子委員 競技場の整備をする会社は市川市内にはもともとないのか。
○スポーツ課長 市内業者でも舗装工事などの可能な業者はいるが、今回、公募の際に、この工事の主たる目的である公認認定の更新を条件に付した。測量が必要なこと、公認のための検定がレベルの高い精度が必要であったもので、市内で条件を満たす業者がなかったことから、応札がなかった。
○廣田德子委員 分かった。結構である。
○宮本 均委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本 均委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本 均委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本 均委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。

所管事務調査

○宮本 均委員長 お諮りする。所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本 均委員長 御異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
 また、委員長報告の作成については、正副委員長に一任されたいと思うので、了承願いたい。
○宮本 均委員長 以上で環境文教委員会を散会する。
午前11時散会

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