更新日: 2023年12月6日

令和5年9月 市川市議会 総務委員会

令和5年9月5日(火曜)午後3時

場所

第1委員会室

出席委員

委員長
国松ひろき
副委員長
石崎ひでゆき
委員
つかこしたかのり
清水みな子
細田伸一
宮本 均
大場 諭
石原よしのり
越川雅史
松永鉄兵
岩井清郎

欠席委員

なし

説明のため出席した者の職氏名

危機管理室長
佐久間 剛
危機管理課長
染谷俊存
危機管理課副参事
川上 陽
地域防災課長
高橋一三
財政部次長
大塚信之
財政課長
遠山 忠
納税・債権管理課長
藤井純一
納税・債権管理課副参事
北井光一
市民税課長
富川雅晴
管財部次長
鎌形秀昭
管財課長
越堂達志
市民部次長
若菜克彦
市民課長
宇津木 正
行徳支所総務課長
須賀裕子
消防局次長
今井 隆
消防局次長
吉村和弘
消防局総務課長
藤井克行
企画管理課長
羽田野 清
企画管理課副参事
指宿力哉
予防課長
石毛 淳
予防課副参事
八田浩一

会議に付した事件

※議案の内容については総務課のページをご参照ください。

会議概要

午後3時開議
○国松ひろき委員長 ただいまから総務委員会を開会する。


○国松ひろき委員長 まず、審査に当たっては一問一答制が導入されているので、委員の皆様におかれては、質疑冒頭に私、委員長に対し発言方法、1.総括、2.初回総括2回目以降一問一答、3.質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑されるようお願いしたい。
  また、理事者の方々におかれては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は、職名を名のった上で発言されるようお願いしたい。


○国松ひろき委員長 議案第25号市川市税条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○市民税課長 本会議以上の説明はない。御審査のほどよろしくお願いしたい。
○国松ひろき委員長 質疑はないか。
○石原よしのり委員 今回、特定非営利活動法人の1つから寄附金税額控除の対象から外れたいとの申出があったが、何があって、どのような要因でそうなったのか説明いただきたい。
○市民部次長 今回、特定非営利活動法人リカバリーサポートセンターACTIPSが人材の確保などが難しいということから、運営の継続が難しくなり、要件である30人以上の寄附者を満たさなくなったと聞いている。
○石原よしのり委員 要件を満たさなくなったが、活動は続けているということか。
○市民部次長 2事業年度以上で3,000円以上の寄附者を30人確保しなければいけないという要件からは外れたが、団体としての活動は継続されていると聞いている。
○国松ひろき委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 質疑を終結する。
討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。


○国松ひろき委員長 議案第26号市川市手数料条例及び市川市印鑑条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○市民課長 本会議以上の説明はない。御審査のほどよろしくお願いしたい。
○国松ひろき委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。


○国松ひろき委員長 議案第27号市川市水防協議会条例の廃止についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○危機管理課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査のほどお願い申し上げる。
○国松ひろき委員長 質疑はないか。
○石原よしのり委員 本会議の提案説明であった水害対策の一元化及び効率化を図り、より強固な災害対応体制を構築するため水防協議会の所掌事務を防災会議に統合するというのが理由ということだが、どのような経過でこのように統合することがいいと決まったのか。なぜ2つの会議を統合しようとなったのか。説明していただきたい。
○危機管理課長 過去、市川市の場合は水防計画があり、その中で水害対策を定めていた。ただ、その水害対策については、江戸川が決壊するような大規模なものが想定されておらず、その前段階までの体制を水防計画の中で定めていた。例えば江戸川が決壊するような大規模なものについては、地域防災計画の災害対策本部に移行して対応することにしていたが、昨今、水害の大規模化等が進んでいる中で、果たして違う計画の体制に移行できるのかということが課題として上がっていた。そこで、地域防災計画の中に水防計画を統合して、同じ計画、同じ体制の中でスムーズな規模に応じた体制を組めるように計画の統合を図った。地域防災計画については、防災会議で審議をすることが定められているので、水防協議会での審議事項がなくなったことにより、今回、廃止するものである。
○国松ひろき委員長 その他質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。


○国松ひろき委員長 議案第35号市川市火災予防条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○予防課長 本会議以上の説明はない。御審査よろしくお願い申し上げる。
○国松ひろき委員長 質疑はないか。
○大場 諭委員 1問伺いたい。
 議案の34、35ページの表の見方について、左側に厨房設備、右側に数字が並んでいる。これは何を表しているのか、この表だけでは分からない。
 また、蓄電池は厨房など設備的に大きなものがあるのか、具体的な対象について伺いたい。
○予防課長 まず、この表の説明をする。火災予防条例改正の蓄電池設備とは別に炭火焼き器が新しく別表に含まれることになった。右側の数字は、機器本体から火災予防上安全な離隔距離を取るということで、例えば壁や天井からの離隔の距離を示す表である。
 蓄電池設備は主に工場や公共施設などで停電や自然災害などで送電が停止してしまった場合に備えて非常用電源として設置されているものである。
○大場 諭委員 表についての説明が不十分だと思う。上に見出しがなく、単位がセンチなのかミリなのか分からない。
○予防課長 数字はセンチ単位である。離隔については、左から上方、側方、前方、後方からの離隔距離となっている。
○大場 諭委員 委員長、資料として不十分ではないか。提出してもらったほうがいい。
○予防課長 機器の本体から、左から上方、次が側方、次に前方、最後が後方である。
○国松ひろき委員長 資料はいかがするか。同じような形でよいか。
○大場 諭委員 後でよい。
○国松ひろき委員長 この審議が終わったら、資料を再度見やすくしていただいて提出していただいてよいか。
〔発言する者あり〕
○国松ひろき委員長 後ほど、資料を見やすくして提出していただくということでよいか。
○大場 諭委員 結構である。
○国松ひろき委員長 その他質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。


○国松ひろき委員長 議案第36号令和5年度市川市一般会計補正予算(第3号)のうち本委員会に付託された事項を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔行徳支所総務課長、地域防災課長、管財課長、納税・債権管理課長、消防総務課長、財政課長 説明〕
○国松ひろき委員長 質疑はないか。
○大場 諭委員 1点伺いたい。
 補正予算書15ページ、22節の償還金利子及び割引料、還付金は個人市民税ということであったが、人数と、細かくはそれぞれ違うとは思うが、大きなくくりで理由について伺いたい。
○納税・債権管理課長 これは法人市民税において高額の過誤納還付金が出たものである。1者の法人において、前年度の事業収益が固定資産売却益によって高額だった法人があった。法人市民税の制度として、前年度の年税額の半分を次の年度に、――半分の事業年度が過ぎた段階で半額を納めなければいけないということとなっている。最初の年度が固定資産売却益に生じて得た利益だったので、翌年度はその利益がなく、通常の法人課税しかなかったことから、中間期で中間申告した5,800万円がほぼ全額還付となったものである。
○越川雅史委員 総括で、まず6ページ、消防費の繰越明許費補正と14、15ページの総務管理費、自動車管理費のカーシェアリングに関するところと、22ページ、23ページの消防施設費のエレベーターの件で伺いたい。1点目と3点目は関連しているので、2点目のカーシェアリングから伺う。
 カーシェアリングを導入することによって費用が大分浮くイメージを持つが、歳入を見ると賃料収入が入ってきて、公用車等賃借料もマイナスになるということである。借上料との対比で見ると費用負担が増しているようで、これは初年度だからこのような感じで、翌年度以降、長い目で見ていくと減ってくると理解していいのか。
 消防費のほうは、エレベーターの改修工事費が4,600万円で全額繰越明許費になっている。この繰越明許の立て方の理解が不十分なのかもしれないが、4,600万円あって、例えば設計などを行って3月までに400万円とか500万円を払っておいて、工事は来年に行うから、その部分が繰越明許となるようなイメージでいたら、全額になっている。全額が繰越明許というのが、そういうものなのか、年度内の支出が一切ないということなのか。分かるように説明していただきたい。
○管財課長 カーシェアリングについては、委員おっしゃるとおり、来年度に向けて公用車の削減をリースアップの時期等に合わせて減らしていくので、費用削減を進めていく想定である。
 付け加えると、今回、減額補正を計上している70万4,000円については、4か月分のリース料である。今回計上している借上料は10月からの半年分を計上しているので、リースしている車両の燃料費や保険料を同じ期間として試算すると、大体166万円ぐらいとなり、今年度と比較しても同じぐらいの金額になると考えている。
○企画管理課長 23ページ、第3目消防施設費第14節工事請負費の西消防署の改修工事の繰越明許費については、現在まだ改修業者が決まっていない。工事請負費の4,600万円の今年度支出分と来年度支出分が明確に判明していないので、業者が決まった後に今年度の支出、来年度の支出と振り分けることも可能だが、現在のところまだ確定していないので、4,600万円を繰越明許費として計上した。
○越川雅史委員 それは分かった。そんなにすごい設計とも思わないので、年度中に設計はできそうだとか、工事の着手がいつ頃か、スケジュール感と4,600万円の内訳も教えていただきたい。
○企画管理課長 スケジュールから説明する。今定例会において補正予算について議決をいただいた上で、11月までに業者を決定させて契約をしていきたいと考えている。今回のエレベーターの工事は、保守部品等の製造が中止になっているため、調達が非常に困難となっている。そのことから、早めにエレベーター業者を決定し、保守部品、また、製造部品等の調達を図った上で、エレベーターの改修工事に移ることを予定している。実際にエレベーターの改修工事に当たるのは令和6年の8月、9月の2か月間ほどである。また、エレベーターの利用不可期間は、7月の半ばから10月ぐらいを予定している。その期間は、エレベーターの部品等の調達に時間を要するために、今回、補正予算及び繰越明許費を計上したものである。
 工事の内訳については、現在、西消防署のエレベーターは老朽化が進んでおり、三方枠を残したものとして施工しようと考えている。工事請負費で約3,500万円、エレベーターの設計等で約1,000万円を計上している。
○越川雅史委員 約3,500万円の中に撤去も入っているということか。
○企画管理課長 訂正させていただく。エレベーターの籠に単価として一式約1,900万円、撤去で約160万円かかる予定である。そのほか電気工事等で約160万円で……(越川雅史委員「解体が含まれているのか」と呼ぶ)。設計、解体が全て含まれた額となっている。
○岩井清郎委員 エレベーターは今設置しているメーカーに発注するのか。違うメーカーにも発注できるのか。
○企画管理課長 現在、西消防署男女共同参画センターのエレベーターの改修工事については、設置後32年が経過しているということと、部品の供給が困難であること、また、男女共同参画センターの利用者を考慮して、既存のエレベーターの三方枠を残した工事方法で早急に工事を進めたいと考えている。現在、西消防署のエレベーターは日立製のエレベーターなので、そちらとの随意契約を行う方向で進めることでエレベーターの早期改修工事ができると考えている。
○岩井清郎委員 そうでないと工事はできないと思うので、今の設計の金額は既に随意契約を前提として出てきている数字であると思うが、きちんと対応していただいて、事故のないエレベーターにしていただきたい。
○国松ひろき委員長 その他質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 質疑を終結する。
 予算の総額については、ほかの常任委員会の審査結果を確認の上、修正等がなければ承認することで御了承願いたい。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。


○国松ひろき委員長 請願第5-2号消費者被害を防止、救済するため、特定商取引法の抜本的な法改正を求める意見書を政府等に提出することを求める請願を議題とする。
 書記に朗読させる。
〔書記朗読〕
○国松ひろき委員長 意見を求める。
○岩井清郎委員 ここに書かれているとおりで、取引も複雑になってきて、また、高齢者、さらには若年層の被害も増えていることを踏まえて、本請願を採択すべきと考えている。
○国松ひろき委員長 ほかに意見はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 採決する。
 本請願を採択すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 御異議なしと認める。よって本請願は採択すべきものと決した。
 次に移る。


○国松ひろき委員長 所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 御異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
 また、委員長報告の作成については、正副委員長に一任されたいと思うので、御了承願いたい。


○国松ひろき委員長 以上で総務委員会を散会する。
午後3時46分散会

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