更新日: 2024年2月19日

令和5年12月 市川市議会 健康福祉委員会

令和5年12月5日(火曜)午後3時21分

場所

第2委員会室

出席委員

委員長
西村 敦
副委員長
ほとだゆうな
委員
野口じゅん
沢田あきひと
太田丈之
川畑いつこ
とくたけ純平
つちや正順
竹内清海
加藤武央

欠席委員

委員
増田好秀

説明のため出席した者の職氏名

こども部次長
杉山育子
こども福祉課長
栃澤大介
福祉部次長
荒井俊行
福祉部次長
池田孝広
地域共生課長
寺島 崇
介護保険課長
尾瀬太一
障がい者支援課長
加藤俊也
市営住宅課
酒井佳奈子
保健部次長
横山京子
保健医療課長
小森裕治
斎場霊園管理課長
林 一茂
健康支援課長
坂井創一
疾病予防課長
倉 寿賀
国民健康保険課長
矢部 誠

会議に付した事件

※議案の内容については総務課のページをご参照ください。

会議概要

午後3時21分開議
○西村 敦委員長 ただいまから健康福祉委員会を開会する。


○西村 敦委員長 まず、審査に当たっては一問一答制が導入されているので、委員の皆様におかれては、質疑冒頭に私、委員長に対し発言方法、1、総括、2、初回総括2回目以降一問一答、3、質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑されるようお願いしたい。
 また、理事者の方々におかれては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は、職名を名のった上で発言されるようお願いしたい。


○西村 敦委員長 議案第44号市川市国民健康保険税条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○国民健康保険課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○西村 敦委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。


○西村 敦委員長 議案第45号令和5年度市川市一般会計補正予算(第6号)のうち本委員会に付託された事項、及び議案第52号令和5年度市川市一般会計補正予算(第7号)のうち本委員会に付託された事項を一括議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔地域共生課長、障がい者支援課長、介護保険課長、市営住宅課長、こども福祉課長、保健医療課長、健康支援課長、疾病予防課長、斎場霊園管理課長 説明〕
○西村 敦委員長 説明が終わった。
 これより質疑に入るが、質疑、答弁に当たっては、ページ数、項目等を明示されるようお願いする。
 質疑はないか。
○川畑いつこ委員 27ページの18節負担金補助及び交付金、がん患者ウィッグ・胸部補整具購入費等補助金について1つ質疑する。
 補正予算を計上されたとのことだが、当初の予定は何件だったのか。また、増額の理由をお聞かせ願いたい。
○保健医療課長 まず、御質疑の件数であるが、当初予算ではウィッグ90件、胸部補整具10件を見込んでいた。現在、申請を大変多くいただいていることから、決算は、ウィッグ129件、胸部補整具61件を見込んでいる。今回は、その差となるウィッグ39件、胸部補整具51件が補助金の補正額となる。
○つちや正順委員 23ページ、社会福祉総務費の7節から18節までのいわゆるいちカレについて、初回総括で3点ほど伺いたい。
 1点目は、本会議でも質問があったが、改めて伺いたい。配食の方法は、お弁当なのか、いまいちイメージがつかめないが、どのように考えているのかを教えていただきたい。
 2点目が、これから募集するとは思うが、大体どれくらいの事業者数を見込んでいるのか。
 3点目が、実施日数は1か月当たり、どれぐらいをイメージされているのか。あるいは、実施の曜日も含めて、具体的にどういう実施方法なのかを知りたい。
○地域共生課長 第7節から18節のいちカレ事業についてお答えする。
 まず、1点目の配食の方法についてであるが、飲食業の許可のある施設で調理したものをその場で食べていただく形を想定している。
 2点目の事業者の公募であるが、予算上では3店舗ほどを想定している。
 3点目の実施日数と曜日等について、曜日は隔日の月、水、金で、月に12回ほど実施していただくための予算を計上している。
○つちや正順委員 1点目の再質疑をするが、その場で調理、その場で提供ということは、食べるスペースがある事業者でないと応募するのは厳しいということか。
○地域共生課長 公募の条件として、飲食業許可のある施設にお願いしようと考えているので、食べるスペースのある事業者にお願いする予定である。
○つちや正順委員 食べるスペースがある事業者とのことで、その点分かった。
 2点目に移るが、3店舗ということは、上限は3事業者ということか。
○地域共生課長 そのとおりである。
○つちや正順委員 分かった。
 多かった場合、選ぶ際には、どういうふうに絞るのか。
○地域共生課長 一応予算上では3店舗を考えており、本事業の公募にどれぐらいの応募があるのかがまだ分からないところである。これから公募になるので、曜日の調整や実施できる時期もずれてきたりすることも考えられる。そういったことから、今年度については3店舗。実施できる範囲内でお願いする予定としている。
○つちや正順委員 内容がはっきりする前の段階での反応ではあるが、興味を示している事業者も幾つかいたので、複数応募があった場合にどのように選定するのか、この事業の理念に沿ってもろもろ配慮していただきたい。
 最後の事業を実施する日数と曜日について、月、水、金という点も分かった。土、日はどうなのか、このあたりは市民の方の反応次第であると思うが、せっかくこのような事業をされるので柔軟に運用していただきたい。
 いずれにしても、事業のそもそもの動機や理念、理想は共鳴するところがあるので、慎重に着実にやっていただきたい。
○とくたけ純平委員 23ページのいちカレと、追加議案の重点支援給付金と2つに関して初回総括2回目以降一問一答で伺いたい。
 ちょっと細かいが、23ページのいちカレについて8点ほど伺いたい。
 1点目が、福祉基金積立金はいちカレ事業に対してとの御説明であったが、これ以外に使用することは考えていないということで間違いがないかどうか。
 2点目が、今回、福祉基金繰入金で126万円の歳入があったと思うが、内訳はどのような形になっているのか。
 運営費負担金63万9,000円の内訳は御説明いただいたが、これは何食分、何回分を想定されているのか。
 議会のほうでも、食中毒などに十分注意することを考えているとのことであったが、万が一、食中毒などが発生した場合にどのような対応を考えているのか。
 5点目が、目標は1月から始めるとのことであるが、その後、実施する期間はどのぐらいを考えているのか。想定している期間があれば伺いたい。
 事業者の数は、3店舗か、場合によってはそれ以上が目標とのことであるが、地域で偏らないようにすることを考えているのかどうか。もし想定している地域があるのであれば伺いたい。
 実施する曜日は、月、水、金で行っていくとのことであったが、これは事業者が例えば週1回しかできないということであれば、そういったことも可能なのかどうか。
今回、お米1tを御寄附いただいてとのことであるが、これは大体どのぐらいの期間もつ計算がされているのか。御寄附いただいたお米がなくなった後、どうするかを決めているのか。
 以上、いちカレに関して御答弁をお願いしたい。
 2つ目、追加議案の7ページ、重点支援給付金に関してであるが、前回の3万円の給付があった際、郵便ポストに申請書を入れたが、どうしたわけか、処理されず、給付金を受け取れなかったという方がいらっしゃった。そういったことを防ぐために、例えばある程度期限が過ぎた中で、申請されていない方に対して、申請されていないがよいか、のようなアプローチをされる予定があるのか。
 もし教えていただけるようであれば、前回の3万円の給付の際、辞退されずに申請されなかった方の割合が分かれば教えていただきたい。
○地域共生課長 いちカレ事業の8点の御質疑についてお答えする。
 まず、基金積立金の1,000万円についてどのように考えているのかとのことで、朝日信用金庫の創立100周年記念事業の地元応援団に応募し、いちカレ事業がSDGsに寄与する事業と認められ、その事業を実施するための費用として3年間で1,000万円の寄附金をいただいたところである。
 2点目の福祉基金繰入金126万円については、一度福祉基金のほうに1,000万円を積み立てて、今回の事業費として126万円を充てるものである。
 3点目のいちカレ事業運営費負担金63万9,000円の内訳と、何食分に相当するかについてであるが、63万9,000円は、事業者に対して1日当たりの運営費として1万円、食材費に相当する費用として10食単位で3,000円から1万2,000円をお支払いする予定としている。
 また、何食分を考えているのかとについては、1月から事業を開始し、3月までに33回実施する予定としている。平均すると1日30食程度、期間中に1,000食弱ぐらいを提供できればと考えているところである。
 4点目の食中毒への対応であるが、飲食業の許可のある事業者にお願いするため、食中毒が起きた場合、店舗等の責任となる。保健所とも度々協議を重ねており、食中毒が起きた場合等については、事業者には保健所の指示に従っていただくことを条件とする予定としている。
 5点目の期間については、今年度は1月から3月までであるが、市長のお話があったように、今後も継続していきたい事業である。
 6点目、地域に偏りのない場所については、あくまでも公募となるので地域を特定することはできないが、できれば北、南であるとか、そういった形で皆さんが気軽に立ち寄れるようにやっていければと考えている。
 7点目の月、水、金ではなく、週1回でもいいのかとのことであるが、週1回しかできない、もしくは週3回できるといった事業者さんもいるかもしれないので、その点については協議して決めていきたいと考えている。
 8点目の米1tがどれくらいもつかについては、米1tにすると大体6,000食提供できる計算となる。本事業でいくと、大体2年半ぐらいは1tのお米で対応できるのではないかと考えているところである。
 重点支援給付金3万円の申請されていない方へのアプローチであるが、できるだけ申請の漏れがないようにしていきたいと考えている。
 辞退をされてない方で申請のなかった割合等については今確認しているところである。
○とくたけ純平委員 少し再質疑をお願いしたい。
 まず、聞き逃していたら申し訳ないが、福祉基金から繰り入れた126万円の内訳を、具体的にこういった形で分けているというのがあれば教えていただきたい。
○地域共生課長 内訳は、事業費126万円を繰り入れたときの歳出に当たる23ページの第7節報償費から第18節負担金補助及び交付金までの費用全てを合わせると126万円になる。
○とくたけ純平委員 分かった。
 もう1点、1月から3月で33回予定されているとのことであるが、これは1事業者、1店舗当たり33回で、3店舗あれば99回という考え方でよいか。
○地域共生課長 店舗数は、週1回できるところ、複数回できるところもあるかと思う。計算上では1事業者1回ではなくて、1月の途中から始まるので、1月が8回、2月が週3回の1か月4週で12回という計算で33回と考えているところである。
○とくたけ純平委員 分かった。
 給付金の件は、分かったら教えていただければ助かる。漏れがないようにお願いしたい。
○竹内清海委員 26ページ、7目霊園費、補正額1,259万6,000円の中の返還墓地についてである。先ほど想定より多くの数の墓地が返還されたとの説明であったが、当初は何基ぐらいを想定していたのか、現在何基返還されているのかを教えてほしい。
○斎場霊園管理課長 負担金補助及び交付金について御説明する。当初113基を見込んでいたが、決算見込みでは142基、約29基の不足があると見込んでいることから、補正予算を計上したものである。
 過去3年の返還墓地の実績であるが、令和2年度は72基、令和3年度は106基、令和4年度は107基となっている。
○竹内清海委員 年々増えてきているのは何となく分かったが、今年は107基というのは現時点での数か。
○斎場霊園管理課長 107基については昨年度の実績である。
○竹内清海委員 返された墓地がどんどん増えていってしまうのか。それとも、新たに求める人がいて、余る墓地は増えない状況なのか教えてほしい。
○斎場霊園管理課長 返還される墓地も新規に使用許可を与えている墓地も同数程度ある。ただ、死者数も増加しているので、今後、墓地に対するニーズは増大することが考えられる。現在、墓地に対するニーズも小区画墓地や承継を必要としない合葬式墓地などに変化しているので、今後、これらに対応した整備が行えるように検討してまいりたい。
○竹内清海委員 一般的に需要というか、どのくらいの大きさの墓地が求められているのかを教えていただきたい。
○斎場霊園管理課長 1.5㎡の芝生墓地、2.5㎡の芝生墓地と一般墓地があり、やはり小区画墓地が一番人気があり、ニーズが高い状況となっている。
○竹内清海委員 返還墓地助成金759万6,000円の内訳、併せて還付金500万円はどういう内訳でこの金額が出ているのか、お聞かせ願いたい。
○斎場霊園管理課長 まず、墓地を返還する際の更地に対する助成金、補助金については、30基程度を見込んでおり、金額は759万6,000円となっている。還付金については、使用許可時にいただいた管理料に対する還付になる。こちらについては約15基程度見込んでおり、約500万円予算計上している。目安としては、1平米当たり約33万円で計算していただきたい。
○加藤武央委員 27ページの18節負担金補助及び交付金、がん患者ウィッグ・胸部補整具購入費等補助金について、私は今定例会の代表質問で若年がん患者補助金を取り上げた。そのときに、市川市としては219万円の補助金は出たが、それは大人のものであって、39歳以下の者に関しての補助金が出ていない、他市はどうなんだと質問した。そのときに、千葉県とか浦安市はちゃんと補助金が出ていると。市川市にはなかったとのことで、今後どうするのかというときに、実は来年早々やるとの答弁であったと思うが、改めて、この219万円がそこに当てはまっているのかどうかの確認をしたい。
○保健医療課長 今回計上させていただいている補助金については、本会議でお答えした在宅患者の療養費は含まれていない。今回はウィッグと胸部補整具の補助金である。
○加藤武央委員 この予算219万円の中に入っているのかと思った。ウィッグが90件、胸部補整具が7件とのことで、そこに加えたのが219万円なのかと思った。これで足りるのかと思って、39歳以下の人たちは何件ぐらいを見込んでいるのか、在宅介護を考えて今質疑したが、この219万円はあくまでもウィッグと胸部の人たちだけとのことで、結構である。
○斎場霊園管理課長 先ほどの竹内委員からの御質疑で、墓地の目安で1㎡当たり33万円と申し上げたが、正確には33万3,000円になる。発言の訂正をよろしくお願いしたい。
○西村 敦委員長 ただいまのとおり発言の訂正を許可する。
○地域共生課長 先ほどのとくたけ委員からの御質疑で、3万円の給付の未申請の割合についてであるが、今確認できた。未申請の件数としては、12月1日時点で1,779件、約16%が未申請の状況である。
○西村 敦委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 討論を終結する。
 採決する。
 まず、議案第45号のうち、本委員会に付託された事項について、本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に、議案第52号のうち、本委員会に付託された事項について、本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。


○西村 敦委員長 議案第46号令和5年度市川市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔国民健康保険課長 説明〕
○西村 敦委員長 説明は終わった。
 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。


○西村 敦委員長 議案第48号令和5年度市川市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔国民健康保険課長 説明〕
○西村 敦委員長 説明は終わった。
 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。


○西村 敦委員長 議案第47号令和5年度市川市介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔介護保険課長 説明〕
○西村 敦委員長 説明は終わった。
 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。


○西村 敦委員長 所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 御異議なしと認める。よって所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することに決した。
 また、委員長報告の作成については正副委員長に一任されたいと思うので、御了承願いたい。


○西村 敦委員長 以上で健康福祉委員会を散会する。
午後4時20分散会

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