更新日: 2025年1月14日

令和5年12月 市川市議会 議会改革特別委員会

令和5年12月15日(金曜) 午後3時45分

場所

議会会議室

出席委員等

委員長
岩井清郎
委員
冨家 薫
中町けい
つかこし たかのり
浅野さち
中村 よしお
大久保 たかし
廣田德子
細田伸一(副委員長)
石原 みさ子
宮本 均  
議長
稲葉健二
副議長
つちや 正順

欠席委員

なし

会議に付した事件

  1. 副委員長の互選について
  2. 議会改革の推進その他議員活動に必要な事項に関する調査・検討について

会議概要

午後3時45分開議
○岩井清郎委員長 ただいまより議会改革特別委員会を開く。


○岩井清郎委員長 まず、松永鉄兵副委員長の委員の辞任に伴い、議長の指名により新たに委員になられた石原みさ子委員を紹介する。
〔石原みさ子委員 挨拶〕


○岩井清郎委員長 続いて、副委員長が欠員となったので、これより副委員長の互選を行う。
 副委員長の互選は、指名推選の方法により行うか、投票によるか意見を伺う。
 暫時休憩する。
午後3時46分休憩
午後3時47分開議
○岩井清郎委員長 再開する。
 それでは、副委員長の互選は、指名推選により行いたいと思う。これに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岩井清郎委員長 御異議なしと認める。よって互選の方法は指名推選によることに決した。
 お諮りする。委員長において指名することにしたいと思う。これに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岩井清郎委員長 御異議なしと認める。よって委員長において指名することに決した。
 副委員長に細田伸一委員を指名する。
 お諮りする。ただいま委員長において指名した細田伸一委員を副委員長の当選人とすることに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岩井清郎委員長 御異議なしと認める。よってただいま指名した細田伸一委員が副委員長に当選された。
 この際、ただいま副委員長に当選された細田伸一委員を紹介する。
〔細田伸一副委員長 挨拶〕


○岩井清郎委員長 議会改革の推進その他議員活動に必要な事項に関する調査・検討についてを議題とする。
 まず、本特別委員会で審査を行う事項についてである。
 本特別委員会で審査を行う事項については、前回の本特別委員会において、各会派から審査事項案を提出いただいた後、他の会議体の専管事項等との兼ね合いを踏まえ、委員長と正副議長において内容を精査した上で、本特別委員会において皆様に案をお示しすることとしていた。
 委員長としては、事前に委員の皆様に配付した資料を基に、本日の審査を進めていきたいと考えている。
 まず、資料について事務局から説明させる。
○議事課長 お手元に配付の「議会改革特別委員会に係る議題要望事項」の表について説明する。
 本表は、各会派から提出いただいた要望事項を、原文のままジャンルごとにまとめたものである。並び順は、大枠では、以前お配りした議会改革検討協議会の資料にも記載されていた当時の優先順位に準拠しつつ、当時は取り上げられていなかった項目や状況が変わっていること等を踏まえ、若干前後する形で整理している。また、それぞれの四角で囲んだ枠内では、要旨が同一、あるいは共通する項目順に並べている。各要望事項の中には、委員長から発言のあったとおり、議長の権限に属する事項や議会運営委員会の専管事項に触れるものも少なからずあるが、そのまま掲載している。
 なお、そうした事項については、本来、本特別委員会で直接審議し決定することができないことから、本特別委員会の総意をまとめた上で、一旦議長にお返しし、しかるべき専管事項の主体において最終的な決定をしていただく流れになる。
○岩井清郎委員長 続いて、審査事項案について、各会派から説明をお願いしたい。説明は、表の記載順に、特に補足の必要があることなどを、かいつまんでお願いしたい。これから具体的な審査に入るときには、また改めて細かく説明していただくこととして、今日は全体的な流れの中で説明をしていただきたい。
 各会派の説明の順番は、会派別議員名簿に従い、公明党、創生市川、日本共産党、市民クラブ、清風いちかわ、チームいちかわ、自由民主の会の順番で説明を願いたい。
 それでは、まず、公明党から。
○宮本 均委員 事務局でまとめていただいたので、この順番で行う。
 さきに渡された資料のまま、こちらに持ってきたものも幾つかある。また、独自で出したものもある。(1)は3つあるが、これらは全て一般質問に関する事項である。発言時間、また質問時間のみの設定とすること、議会日程の見直しについては、今の一般質問の順番は採決の後なので、これを前に持ってきたらどうか、現状の理由等も承知した上で、こちらを一度審議いただきたい。
 (3)委員会に関する事項は、さきの資料のまま、常任委員会、予算・決算委員会に関して3つお願いしたい。
 (4)ICT化に関しては2つ出ている。特にタブレットの導入については書かれてあるとおりであるが、それにプラスして本会議でもタブレットの使用、またはそれ以外のICTの活用に関して審議いただきたい。
 市民に開かれた議会に関する事項は、数が多いが、資料にあった答申まで至らなかった部分、優先順位(2)をもう一度審議をしたほうがよいというところで、本会議録画中継の保存期間から会期日程についてまで載せていただいた。
 その他の事項では、事務局の法制機能強化、政策形成能力の向上、審議会等への議員参画の見直しに関して、審議会に関しては、多くの議員が参加しているが、本当に必要かどうか、また、参加することによって何か不都合が生じていないかを含めて、もう一度見直しをしていただきたい。
 議会基本条例は資料にあったとおりである。
 これに加えてBCPの策定が必要だとは皆さん思っているが、まだ明確になっていないので挙げさせていただいた。
 通年議会については、さきに頂いた資料にはないが、協議会の終わる前後のときに、通年議会はどうなのかという議論は一時期あった。私の記憶では、共産党の金子貞作議員が盛んに通年議会をいろいろなところで活発に話をしていたので、もう一度通年議会について、今はやりではないようであるが、一度話を出しておいてもいいと思って付け加えさせていただいた。
○岩井清郎委員長 創生市川、お願いする。
○大久保たかし委員 まず、会派制度の考え方について、所属議員数3名以上を交渉会派ということで、それ以外の方々を今は非交渉会派と呼んでいるが、2名以下を無所属という呼び方で統一したいと考えている。
 会派順の考え方については、代表質問はくじ引にしたりするが、基本的に代表質問の発言順位も、同数人数の会派で交代しながら変えていく。それにリンクして議会だよりの記載順も変えていくことでお願いしたい。
 質問・質疑制度の在り方について、他市では、2月以外は代表質問を行わないとか、先ほど公明党も提案されていた一般質問の発言が採決の後に来る議会はなかなかないので、全体的な見直しをしたい。
 政務活動費の使途については、事務局に議員の考え方で作ったチラシ等を持ち込んで、事務局で最終的に判断がつかないこともあったので、我々議員自ら政務活動費の使い方が正しいのかどうかを手引に沿って検討する場を設けたい。
 議員の住所の公表方法について、他市では議員の住所の公表について、全く公開しない、もしくは市川市八幡等で止めるという事例もあるので、これも見直しをしていただきたい。
 今ので全部であるが、質問・質疑制度の在り方についてと議員の住所については、他市の事例を事務局でまとめていただきたいということを要望する。
○岩井清郎委員長 日本共産党。
○廣田德子委員 (1)では、非交渉会派の発言権について、今現在は採決に当たり質疑をする機会がないが、追加議案についてはあるということで、ちぐはぐな形だと感じていた。時間はともかくとして、全員に質疑できる機会を与えていただけたらと考える。
 市民に開かれた議会に関する事項の最後の本議会の傍聴について、傍聴する際、住所、氏名など個人情報を記入しているが、必要なのか。個人情報を書かなくてもいいのではないかという意見を市民からも頂戴したので書かせていただいた。
 議員報酬・政務活動費に関する事項で、インターネットのホームページの更新を業者に委託しているが、以前は1人分、年間2万円を支払っていたが、政務活動費では使えないので、今は個人負担をしている。議会の報告とか市政に関しての発信が主な内容で、決して個人的なものではないので、ぜひ使えるようにしていただきたい。また、今年のような選挙の年には非常にややこしい。4月、5月までの任期なので、それ以降の分と2回に分けて年間購読料を支払っているが、振込手数料も2回分かかって無駄だと思う。会派で購読しているので、政務活動費を使えるようにしていただけたらと思う。
○岩井清郎委員長 市民クラブ。
○中町けい委員 (2)の本会議に関する事項の1番上、10分休憩の導入についてだが、これは質問者の入替えの際に10分休憩のインターバルを導入することで、水分補給をしたり薬を飲んだりすることができると思うので要望した。
タブレット導入については、他の会派と同じで、ペーパーレス化の推進、購入に当たり予算をつけるのか、政務活動費で購入するのか、機種は統一するのかを審査していきたい。
また、議場カメラの運用については、何台のカメラがあるのか、アングルパターン等、市民に分かりやすい見え方について審査していきたい。
○岩井清郎委員長 清風いちかわ。
○石原みさ子委員 (1)の下から2番目であるが、議会における市政報告会の実施から代表質問の流れにということで、代表質問が一般質問化しているので、市政課題や議案を重点的に議論する場にしていきたいとの内容である。市政報告会は、市長の記者会見や私たちへの色んな課からの事前の周知の内容を指している。
次に、(4)ICT化に関する事項の上から2番目、議会のペーパーレス化、ICT化を進めてほしいということで、現在、委員会へはPCを持込んでもいいことになっているが、本会議へも持込んでよいことにする、また、紙資料の電子化である。あとは、5階は、Wi-Fiが整備されていないので、整備してほしいということである。
○冨家 薫委員 私たちの会派は、(2)のところで、まず、議長の許可を得ずに、自由に水を持込めるようにしていただきたいということで、議場は、空調が効いており、咳が出てしまったりもするので、水を持込めるようにしてほしい。
あとの3つは、議会の進行に支障をきたすことのないようにしていただきたいということである。
また、皆様がおっしゃっているようにペーパーレス化と業務の効率化ということで、ICT化を進めていきたい。
あと、2枚目の、大久保委員も説明してくれたが、総務省から通知も出ているので、議員の住所を非公開にすることについて議題としていただきたい。
○岩井清郎委員長 自由民主の会。
○細田伸一副委員長 (1)の上から3番目について、現在は交渉会派と非交渉会派の一般質問の時間に差がないことから区別をつけるべきということで要望した。
(4)の下2つについては書いてある要旨以上に説明することはない。
議員報酬・政務活動費に関する事項については、まともに活動しようとすると今の政務活動費では足りないことから、増額の内容を要望事項として挙げている。
それ以外の事項については、書いてあること以上の説明はない。
○岩井清郎委員長 委員長としては、中長期の審査が必要な事項と短期で結論が出せる事項を抽出し、それぞれに優先順位をつけて審査を進めていくべきと考えている。そこで、次回、正副議長、副委員長とも相談し、たたき台として、案をお示ししたいと思う。あわせて、各会派においてもご検討をお願いする。
また、改めて協議することとなっていた、委員会の公開・非公開については、傍聴の許可、会議録の公表など一概ではないため、優先順位が決定してから審査内容に応じてお諮りしたいと思う。
○中村よしお委員 大筋はそれでよいと思う。後ろはいつまでか審査の期限は今決められないと思うが、90周年ということもあるので、来年の中で議会改革特別委員会の審査の成果を出したいと考えている。
○岩井清郎委員長 ご意見として承る。まだ審査事項が決まっていないので、いつまでと決めることはできないが、大事なことであるので、今後審査事項が決まったら、その辺についても検討していきたいと考えている。


○岩井清郎委員長 続いて、次回の開催日程については、1月18日木曜日の午前10時で調整したいと思うが、いかがか。――よろしいか。
〔「はい」と呼ぶものあり〕
○岩井清郎委員長 それでは、次回は、1月18日木曜日の午前10時から開催することとする。委員長としては、たたき台を作成して、事前に皆様に配付したい。


○岩井清郎委員長 あとは、大久保委員、先ほどの資料の件をもう一度、説明していただきたい。
○大久保たかし委員 質問・質疑制度の在り方についてと議員の住所について、他市の事例をまとめていただきたい。
○岩井清郎委員長 その他にも資料を用意してほしいということがあれば、事務局と調整して用意させるので、用意してほしい内容を文書で、事務局に提出していただければと存じる。


○岩井清郎委員長 お諮りする。本件については、閉会中の継続審査事件とすることに、ご異議ないか。
〔「なし」と呼ぶものあり〕
ご異議なしと認める。よって、そのとおり決した。


○岩井清郎委員長 以上で議会改革特別委員会を散会する。
午後4時14分散会

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