更新日: 2025年1月14日

令和6年4月 市川市議会 議会改革特別委員会

令和6年4月19日(火曜) 午前10時

場所

議会会議室

出席委員等

委員長
岩井清郎
副委員長
細田伸一
委員
冨家 薫
中町けい
つかこし たかのり
浅野さち
中村 よしお
大久保 たかし
廣田德子
石原 みさ子
宮本 均
議長
稲葉健二
副議長
つちや 正順

欠席委員

なし

会議に付した事件

  • 議会改革の推進その他議員活動に必要な事項に関する調査・検討について

会議概要

午前10時開議
○岩井清郎委員長 ただいまから議会改革特別委員会を開く。


○岩井清郎委員長 議会改革の推進その他議員活動に必要な事項に関する調査・検討についてを議題とする。


○岩井清郎委員長 まず、1月18日及び3月5日に開催された本特別委員会における審査結果に係る答申についてである。
 事前に配付した答申の委員長案について事務局から説明させる。
○議事課長 事前に配付させていただいている議会改革特別委員会第1次答申の委員長案について御説明する。
 本答申案は、本年1月18日及び3月5日に開催された本特別委員会における短期の審査事項のうち、決定に至った3つの事項について議長に答申するものである。
 まず第1に、議員住所の公表方法の見直しについてである。本事項については、審査の結果、市議会ホームページ等に掲載する議員の住所等の公表方法として、自宅住所については必ず掲載することとし、自宅住所の番地以降は省略できることとする。また、自宅住所の番地以降を省略した場合は、(事)と明記した上で事務所等の住所を併記できることとする。あわせて、電話番号については、自宅、携帯電話及び事務所等のいずれも掲載できることとし、メールアドレスについては、1人につき1つまで掲載できることとする。なお、市政概要及び議会の概要に掲載されている議員名簿も市議会ホームページに合わせて内容を変更することとして、具体的には市政概要及び議会の概要の議員名簿の欄に、市議会ホームページへひもづけるQRコードを掲載し、市議会ホームページの内容と一致させることとするものである。
 2番目に、本会議の傍聴については、審査の結果、現行のとおりとするものである。
 3番目に、議場内の規律についても、審査の結果、現行のとおりとするものである。
 説明は以上である。
○岩井清郎委員長 なお、市政概要及び議会の概要に掲載されている議員名簿は、市議会ホームページに合わせて内容を変更する点については、ただいま事務局から説明のあったとおり、市政概要及び議会の概要の議員名簿のページにQRコードを掲載し、市議会ホームページの議員名簿とひもづけることにより内容を一致させる方法としたい。
 答申案について御意見を伺う。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岩井清郎委員長 それでは、委員長案のとおり決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岩井清郎委員長 御異議なしと認める。よって委員長案のとおりとすることに決した。


○岩井清郎委員長 次に、中長期に係る審査事項の進め方についてである。
 事前に「交渉会派と非交渉会派について」と書かれた資料を配付させていただいた。
 委員長としては、中長期の審査事項について協議を進めていくには、まず、その基礎にある本市議会の会派制について皆様と認識を共有しながら、比較的、会期日程等に対する影響の少ない議案質疑及び討論の時間配分から検討してはいかがかと考えている。このことについて御意見を伺う。
 まず、資料にあるが、今見ていただいて、会派について皆さんと協議していきたい。
 そして、もう一つ並行して議案質疑(先議・追加議案・臨時会等)で、この場合は答弁を含め1会派1人30分と、会派制度ではない状況になっている。この辺を会派と協議しつつ、発言時間等についても並行して御協議いただき、それを踏まえながら、さらに先の代表質問等の考え方について議論していきたいとの考えであるが、いかがか。
○大久保たかし委員 そもそもどの部分がということよりも、やはり交渉会派、非交渉会派が同じような時間数を確保しているところは、差をつけたほうがいいのではないかと考えている。
 どの部分について会派の意見を聞くのかを明確にし、次回、それぞれの会派から意見聴取していただいた上で、また委員長から御提案していただくのがいいのではないかと考えている。
○岩井清郎委員長 まず、具体的な内容ではなくて、会派制度について皆さんと協議したい、その辺から入りたいとの順番である。会派について協議しながら、先ほど言った議案質疑、1会派1人30分、この辺のことを併せて考えたい。その議論を先にしたいので、よければそこから入っていきたいと思うが、いかがか。
○中村よしお委員 今の確認で、まず会派の定義について議論して確認し、その上で発言の扱いについて議論していこうとの理解でよいか。
○岩井清郎委員長 そのようなことである。まず、今日までの会派とはどうあるべきかは決まっているが、その辺をもう1回、確認の意味も含めて議論したい。
○細田伸一副委員長 例えば青いこちらの冒頭、上の2、3行目に書いてあるが、御存じのように、交渉会派は3人以上。下の非交渉会派、これは会派ではないとの認識になると、「議員2人以下で構成する会派」と書いてある。これがよく分からなくしている部分だと思う。先ほど中村委員もおっしゃっていたが、会派とは何か、その定義を我々委員はそれぞれどう考えるのかまで一致させてスタートさせていかないと、交渉会派、非交渉会派の議論が進まないように私は感じる。事務局から出してくる会派の定義は恐らくこれぐらいだと思うが、我々一人一人が、会派とはそもそも何か、意見の抽出を行いたいと考える。これは私の個人的な意見である。
○岩井清郎委員長 今、議論に入ってしまっているが、簡単に言うと、会派について議論するのはいかがかということである。会派について全く議論しなくていいと言うなら、それは置いておくが、これからやっていくためには、やっぱり会派についてお互いに共通理解を持っておかないと次の議論に入りづらいのではないかと考えたので、会派はどうあるべきか、非交渉会派はどうあるべきか、どうしたらいいのかについては議論の中で行っていくが、委員長としては、まず最初に会派について議論を進めたいと考えるが、いかがか。
○宮本 均委員 委員長のおっしゃりたいことは分かった。副委員長が呼称も含めてとのことも、今後話合いの中で出てくるかとは思う。
 もう1点、よく地方議会へ行くと、議長、副議長が任期中は無所属になっているケースが多い。議員の所属会派の一覧を見ると無所属2とあるので、誰かと聞いたら、これは議長、副議長との話であったので、今後、そこも含めて――要は中立性を少なくとも公に示すとの意味で――実態はいいが、届けとしては無所属で任期中過ごすのも1つ考えられる部分である。
 もう一つは、今3人で縛りをかけているが、3人でいいのかが議論になる。例えば2人から、こちらで言うところの交渉会派にとの話もあるかと思うが、逆もあると思う。もっと上げようよと。そこも含めて今後行っていただきたい。
○岩井清郎委員長 ということを、まずこれから議論をしていくとのことでよいか。それをやっていると、1会派1人30分にどうしても連動してしまうので、この辺も併せて議論しつつ、1つの方向性を出した上で、また次の段階に入っていくとの進め方をさせていただきたいが、よろしいか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 それでは、その方向でいくが、まず、中長期の審査事項の優先順位1、会派制度に係る発言時間の見直しについて、議案質疑及び討論の発言時間の審査を行いたい。
 以上のことについて、事務局から資料等の説明を願いたい。
○議事課長 事前に配付させていただいたA4横の資料について御説明する。
 本市議会では、冒頭書かれているように、交渉会派については「議員3人以上で構成する会派であって、議長に届け出たもの」。政務活動に関する条例の中で交渉会派について定義が書かれてあり、それ以外に自治法やほかの例規の中では会派制については特に触れられてなく、こちらの表に書かれている内容はおおむね先例や事例で整理されている内容となっている。
 今、委員長から御指摘のあった議案質疑及び討論の発言時間に着目して御説明する。
 お手元の表の項目、まず議案質疑の発言時間、答弁を含め1人60分で、交渉会派については「代表質問を行った者は、一般質問を差し控える」との部分については、代表質問制導入時の決定により、交渉会派、非交渉会派、ともに先議、追加議案、臨時会等において、答弁を含め1会派1人30分と決定されている。
 次に、2月定例会で一括議題とした市長提案の議案、施政方針、教育行政運営方針に対する討論の発言時間についても、代表質問制導入時の決定により、交渉会派、非交渉会派、ともに1会派1人60分以内とされ、また6月、9月、12月の定例会で一括議題とした市長提出議案等に対する討論の発言時間については、同じく代表質問制導入時の決定により、1会派1人、交渉会派は30分以内、非交渉会派は10分以内とされている。
 次に、追加議案等に対する討論の発言については、定例会か臨時会かにかかわらず、平成5年の議会運営委員会の決定により、1議題につき1会派1人30分以内とされている。
 説明は以上である。
○岩井清郎委員長 ただいま説明があったが、交渉会派はどのような人数で構成すべきか。この辺、まずはもう一度確認、意見を述べ合いながら方向性を出していくことが第一歩だと考えている。
 そこで、先ほどの人数の変更、3人以上がいいのか、2人以上でいいのではないか、また、逆にもっと大きい人数で1つの会派との制度をつくったらいいのではないかとのところがこれからの議論になってくると思う。ただ、これを今日、各会派で、うちの会派は何人とすべきだとの意見はなかなか出てこないと思うので、まず会派は今までどおりのものでいいのか、変えるべきなのか。その辺、会派に持ち帰っていただいて、そこで決まるか分からないが、次回の委員会の中でまた意見を出し合いながら議論していきたいと思うが、よろしいか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○岩井清郎委員長 非交渉会派の在り方を併せて議論していただきたい。交渉会派は分かるが、非交渉会派との名前でいいのかなど、いろいろとまた御意見等が各会派で出てくるかと思うので、そのようなことも含めて、次回はこの辺をじっくり議論していきたい。
 今のところ、この件についてはここで一応締めて次回にさせていただきたい。
○中村よしお委員 各会派で次回議論するのか。
○岩井清郎委員長 そうである。
○中村よしお委員 いつもみたいなことで申し訳ないが、例えば会派、非交渉会派、他自治体の議会でどのような扱いをしているのか、近隣市だけでも教えていただけると大変参考になると思う。
○岩井清郎委員長 それは早急に資料が出る。
○宮本 均委員 資料でいいので、議長、副議長の所属がどのようになっているかも。
○岩井清郎委員長 資料として、近隣の交渉会派の在り方の一覧表をまとめていただくのと、今、宮本委員から、正副議長が会派を離れているかどうかの資料も分かる範囲で調べていただきたい。
○大久保たかし委員 確認したいが、交渉会派と非交渉会派については、この資料の中身について、時間数まで会派の中で議論してきて、次回ここで議論するとの理解でよいか。
○岩井清郎委員長 時間数とはどこの時間か。
○大久保たかし委員 例えば討論の時間数の割り振りや、交渉会派は2月定例会60分、非交渉会派も60分でいいのかなど、そのようなところまで議論してきてくれとのことでよいのか。どこら辺までなのかだけ。
○岩井清郎委員長 そこまでいけるか。無理だと思う。まず、会派のところを一つ合意すれば、逆に言うと現状のままの時間の割り振りでいいのではないか、ここを変えるべきではないかなどの議論が進められると思う。もちろん会派で議論していただきたい。ただ、次回にそこまで出していただくのは、会派のあるべき姿が、皆さんの御意見が出てきた中で、そのようなものを踏まえて時間をどのようにしていこうかとなっていくと思うので、次は会派の構成についてと、それから先ほど言ったが、議案質疑に書いてある答弁を含め1会派1人30分、ここまでは御意見を持ってきていただきたい。
 代表質問等については会派制となっているが、先議、追加議案、臨時会については会派の存在が消えている。ここはそれでいいのかについてまでは皆さんで御議論していただきたいと考えている。なかなか一遍には難しいので、その辺でお願いしたい。
 改めて申し上げると、まず次回は各会派で会派の在り方、どのような人数であるべきかについて御意見をお持ちいただくと同時に、議案質疑、答弁を含め1会派1人30分、この辺、1人でもできるとのことであるので、会派という言葉が矛盾している。
○大久保たかし委員 1人30分。
○岩井清郎委員長 1人30分。会派ではない。誰でもできる。片方の代表質問の中には質疑が入っている。ところが、追加議案になった瞬間、そのようなものの枠が一切なくなって、誰でも1人30分できる取決めになってしまっているので、ここだけは先に皆さんと意思統一ができればとのことで、ここまでは各会派の御意見をまとめていただきたいと考えている。皆さんと議論が進んだら、次は代表質問や討論に移っていくが、次回はそこまでとさせていただく。


○岩井清郎委員長 次に、緊急時の議員周知についてである。
 前回の本特別委員会において、緊急時における議員周知の手段について協議していきたい旨、お伝えした。
 まず、お手元に配付した「緊急時の議員周知について」の議長案について、議長から発言を求められている。議長、お願いする。
○稲葉健二議長 貴重な時間をいただき感謝する。まず、先般、委員長から緊急時に対してどのようなことをとのことで、私どもの考えを提案させていただく。
 お手元の「緊急時の議員周知について」の、星印のぎざぎざの入っている資料を見ていただいて、昨年から議員の皆様には、議長を通じたデータはPDFなり、お手元になるべく早い時期に発信するように心がけているが、災害時及び緊急時の対応が全て事務局のいる時間にできるとは限らないので、そのとき、どのようにするかを議論させていただいた。
 現況、私どもの提案としては、本来は例えば職員が事務局に来て発信する。ただ、そうすると職員が集まらない、集められないときなど、緊急時の対応が非常に難しいときがあるので、それに関して、職員にタブレットやスマホ、要するに公的な番号を持っていただいて、そこから発信する形によって、例えば職員を当番制にして、自宅でも発信できて連絡を取り合うことができないかと市長部局とも話をさせていただいて、そのようなモバイルの貸与ができないか、要するに貸してもらえないか、使わせてもらえないかとのことに関して、スマホを貸与することが可能であるとの発信をいただいた。それによって、例えば夜間など、事務局から発信できないときに自宅で連携を取って、各議員にメールまたはLINEで発信できるような形が整えられそうな状況になった。
 ただ、その際に一番気をつけていただきたいのは、私、個人的には保護司をやっているが、保護司は夜間の緊急連絡先がある。ただし、それは電話をしてどうこうではなくて、どうしても必要なときに、例えば私たち42名の議員1人ずつが直接連絡を取り合ってしまうと当然そこが動かなくなってしまうので、メールまたはLINEでの発信を緊急時になるべく間を置かないでできるようなシステムをつくって、その代わり、なるべく詳細な情報を皆さんたちにお知らせできる形を取りたいとのことがこの提案である。いろいろな形で応用が利く部分もあるので、まず第1段階として、どのような内容を発信したり、配信したりすればいいのか皆さんの御意見をいただいて、このようなものを届けてほしい、このようなものが欲しいというものをぜひ提案いただいて、そのようなものができるかどうかも皆さんとお話合いをさせていただければありがたいと感じている。
 いろんな形で応用が利くというのは、先ほど公明党が言われていたタブレットを先駆的に考えていこうというときに、今、他市の状態を私のほうで調べさせていただいている。それは千葉県の議長会など、そのような会合があって、意見交換会の席でそのような内容をなるべく聞かせていただいたり、いろんな他市の状況を今確認している。それによって、できるところ、ここから応用が効くか効かないかを含めて考えていきたいと思っている。
 先日、県下の議長総会があったときに、私は県内37市のうちの20市とLINEグループをつくった。例えばその20市に関しては、先ほど宮本委員がお話しした、議長、副議長が会派に所属しているかしていないかはLINEで一斉に聞き返すこともできる。このような形が本来議員の中でもできれば、代表者を通じなくても一斉に届けることが可能になったり、いろんな形で応用が利くことも可能かと思っている。
 また、タブレットを導入して先進的にやっている市の議長とも詳しく話をさせていただいたときに、先ほど会津若松の視察の件も出たが、県内の例えば先進市のところを、何泊もしなくても、同じ1日の中で2市ほど回って、タブレットの導入でどのような効果があるか、どのようなところに問題点があるのかを聞いて回ることも可能かと思っている。議長会同士の中で受け入れてくれれば、市を回っていくことは、別に何日も日にちを取らなくても、例えば午前中、改革の後にそこへ行ってみようなど、そのような形で行くことも不可能ではないので、他市の情報や先進市のいろんなことをどんどん取り入れたり、見習ったり、受け入れたりすることをやっていくのは非常にいいことかと思っている。
 その入り口に、先ほど言ったように災害時もそうであるが、新聞に載る前に皆さんに早めに情報を教えるなど、例えば事故があったときに、市川市からの一般のメール配信では漠然としたところまでしか送られてこないが、私たちは守秘義務を持っているので、その守秘義務に見合うもう少し詳細な情報の提供も可能かと思っている。それには、一方的になってしまうかもしれないが、事務局は今のモバイルを使った形で市長部局と連携を取りながら、情報をまとめて自宅でもちゃんと対応できるようなシステムをつくらないと、24時間365日、事務局職員をここに来させなければいけないことがかえってタイムラグにもつながるので、そこら辺を御理解いただければと思っている。御審議いただければありがたい。
○岩井清郎委員長 議会改革特別委員会は議長の今の説明を受けて、どのようなことを決めればいいのか。今の議長の説明だと、タブレットやスマホは行政から貸与できると。職員がそれを使って我々に直接情報を配信するシステムを決めるとのことでよいのか。それを決めないといけないが、何をどうやって決めればいいか。
○稲葉健二議長 補足する。決めていただきたいのは、このシステムを動かす土台としてはできる。それに対して、皆さんたちが例えばメールの配信を希望するのか、LINEを希望するのか、どのようなもので自分に届けてほしいなど、そのようなことをやって進めていいかどうかの議論をいただきたいのが原点である。
○細田伸一副委員長 今の議長の御意見とちょっと重なるが、個人的なことで、私は市川西消防署のすぐ近くに住んでおり、夜中でも朝でも24時間関係なく、非常にけたたましいサイレンが聞こえるときがある。本会議場でも、時々議論している最中に大きな音、何度も緊急自動車が通るような場面があったかと思う。
 その際、朝、近所の方から、ゆうべ一体何があったのかと聞かれる。その頻度が実は私はかなり高いので、LINE登録するならLINE登録で、救急車は年に2万回以上出動しているので、消防車が出動したとき、タイムラグなしにその瞬間、情報が欲しいぐらいに思う。これは個人的な私の意見である。皆さんはいかがか。
○中村よしお委員 この表で言うところの右側の話のことか。左側については、これは別に今回議論の対象になっているわけではないと理解しているが、それでよいのかが1つ。
 右側については、BCPとはちょっと性格が違うのかなと思っていて、このフローをもう少し詳しく、例えば事件、事故等の発生が、今現時点でどの基準のものが我々に送られてきているのか。
 先ほど当番と出たが、当番の職員の方が持つタブレットを何がしかで予算措置して購入し、それを持っていって、その通信費なり何なりをどこかから捻出するとのことなのかと思ったが、仮にそれをやるとすると新たに補正を組む必要があるのか。来年度、本予算に入れてやるようなものなのか。それとも、今あるものの中で捻出できるものなのか。
 私の理解だと、当番というよりは序列みたいなものがあって、枠組みの中で、言葉は悪いが、タブレットを持っている末端の方を当番にするとのことだったときに、責任の所在の部分がかなり重くなってしまわないかみたいなところがあるので、そこら辺をカバーする方策もお考えなのかどうか。基本的なところであるが、そこら辺のことをお示しいただいた上で、よければ、私はまずは進めてみるのがいいのかなと思っている。
○庶務課長 まず初めに、右側の事件、事故は、最近で言うとクリーンセンターの緊急停止が挙げられる。ほかにも、所管部のほうからどうしても議員周知したいと問合せがあった場合は議長に確認し、判断して議員周知させていただいている現状である。
 2点目、スマホの予算であるが、今年度については管財部から借りる予定になっている。来年度以降については、こちらで通信費として予算措置を講じようと思っている。
 最後の当番制の責任の所在については、今後検討していきたいと思っている。
○岩井清郎委員長 責任問題は局長で、局長の下に議会事務局で、どのような対応をするかは内部の問題として考えてもらえばいいと思う。
 まず、どのような情報を流しているかについては、今、現在の基準の説明があった。とにかく、これを細かいことなのでと先延ばしにするのではなくて、まずは現状のものをきちっとしたルールに乗せておいて、そして中で問題があれば改善していく方向で進めるべきだと考えているが、いかがか。
○中村よしお委員 まず、やるのは、私もそれはそのとおりだと思っているが、先ほどの話だと、理事者側が、これは議員に伝えたほうがいいとのところであるので、今はそれでいい。その中身はどこまでにするかといっても多分話は進まないと思うので、それはそれで結構である。ただ、やはり議会のほうで、我々の側の問題だと思うが、このような案件については我々が知っておくべきだみたいなものは進めていく中で、やっぱり蓄積して基準をつくっていくべきであると思っている。
○岩井清郎委員長 中村委員の御指摘のとおりだと思う。まずは緊急時の問題であるので早く決めたいと思っている。
 今、ここで皆さんにお話をさせていただいて、議論していただいた内容をまずは決めるとのことでよいか。
 それでは、本日の審査内容を基に議長宛てに提出する答申を作成したい。
 なお、次回までというと答申書をお諮りするのに時間がかかってしまうので、今回に限り、答申内容については正副委員長に御一任願いたいと考えているが、いかがか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岩井清郎委員長 異議なしと認める。よってそのとおり決した。
 なお、先ほど来、御意見があるさらに検討すべきこと、追加すべきこと等があれば、その都度、皆さんの御意見を取り入れながらいいものにしていきたいと考えているので、御了承願いたい。
 本日の議題はここまでとさせていただきたい。


○岩井清郎委員長 続いて、次回の開催日程についてであるが、5月17日金曜日午前10時はいかがか。
○つかこしたかのり委員 私は視察が入っている。
○岩井清郎委員長 暫時休憩する。
午前10時41分休憩


午前10時43分開議
○岩井清郎委員長 再開する。
 次回の開催日程は5月21日火曜日午後2時で調整したいと思うが、いかがか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岩井清郎委員長 そのとおり決した。


○岩井清郎委員長 以上で議会改革特別委員会を散会する。
午前10時44分散会

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