更新日: 2025年1月14日

令和6年9月 市川市議会 議会改革特別委員会

令和6年9月27日(金曜) 午後4時35分

場所

議会会議室

出席委員等

委員長
岩井清郎
副委員長
細田伸一
委員
冨家 薫
中町けい
つかこし たかのり
浅野さち
中村 よしお
大久保 たかし
廣田德子
石原 みさ子
宮本 均
議長
稲葉健二
副議長
つちや 正順

欠席委員

なし

会議に付した事件

  1. 中・長期の審査事項の優先順位1「会派制度に係る発言時間の見直し」について
  2. 中・長期の審査事項の優先順位2「ICT化の推進」について

会議概要

午後4時13分開議
○岩井清郎委員長 ただいまから議会改革特別委員会を開く。


○岩井清郎委員長 まず、傍聴についてである。
 本日、報道機関より傍聴の申出があった。本特別委員会の運営要領では、「会議は、原則として公開する。ただし、会議において取り扱う事項の性質上会議を公開することが適当でない場合には、会議に諮り、傍聴を許可しないこととする」としている。
 この許否について御意見を伺う。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岩井清郎委員長 それでは、傍聴を許可することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岩井清郎委員長 御異議なしと認める。傍聴を許可することに決した。


○岩井清郎委員長 議会改革の推進その他議員活動に必要な事項に関する調査・検討についてを議題とする。
 まず、中・長期の審査事項の優先順位1、会派制度に係る発言時間の見直しについてである。
 本件については、会派を結成するには3人以上の議員を要することとし、会派を結成していない議員は一律に無所属とする方針で御意見がまとまったことから、非交渉会派から意見を聴取し、前回の本特別委員会において、皆様にこの意見を配付させていただいたところである。
 各会派において、この意見について御協議いただいたかと思うが、その結果、御意見の変更があれば伺う。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岩井清郎委員長 御意見の変更はないことを確認させていただいた。
 それでは、会派を結成するには3人以上の議員を要することとし、会派を結成していない議員は一律無所属とすることにしたい。これに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岩井清郎委員長 御異議なしと認める。よってそのとおり決した。


○岩井清郎委員長 次に、会派結成に要する議員数の変更を導入する時期についてである。
 本件に関する導入時期については、役職等の構成が変わる任期半ばの改選期である令和7年6月、次の任期の始期である令和9年5月などが考えられる。任期半ばの改選期である令和7年6月からの導入については、既に会派結成がなされており、変更に係る手続が煩雑になること、条例改正や先例等の整理に時間を要すること等を鑑みると、次の任期の始期である令和9年5月から導入することがより障害が少ないとも考えられる。
 そこで、本件に関する導入時期については、会派にお持ち帰りいただき、御協議いただいた上で、次回以降、改めて御意見を伺いたいと思うので、御了承願いたい。


○岩井清郎委員長 次に、中・長期の審査事項の優先順位2、ICT化の推進についてである。
 本件については、本特別委員会においてタブレット端末を導入することが決定されたことを踏まえ、9月24日にタブレット端末及びペーパーレス会議システムのデモンストレーションを実施したところである。
 このことに関し、事前に配付した資料について事務局から説明させる。
○議事課長 事前に配付した資料について御説明する。
 「タブレット端末の導入に要する費用(概算)」と書かれた資料を御覧願いたい。前回の本特別委員会において、iPad Air、Surface Proの費用を比較した資料を配付したが、本資料はiPad AirとiPad Proの費用を比較したものである。iPad ProとiPad Airの性能、価格等については、先日の業者の説明と重複するが、iPad Proのほうが高性能かつ高額であること、iPad Airがサイズが拡大して使い勝手が向上し、導入例が増えているとのことである。また、こちらの資料中、Wi-Fiモデルを選択した場合については、別途、議場等におけるWi-Fi工事が必要となる。
 なお、これらの数字の中には、実際にまだ正確な見積りが取れておらず、概算のものもあるので、現時点の大まかな目安として御理解願いたい。
 説明は以上になる。
○岩井清郎委員長 本件に要する経費を令和7年度当初予算に計上するには、本日中にタブレット端末の機種、台数、Wi-Fiモデルまたはセルラーモデルのいずれかの別、調達方法、Wi-Fiを整備する場所、導入するペーパーレス会議システムの各項目を確定しなくてはならない状況である。
 委員長としては、効率的に協議を進めるため、本件に係る委員長案を基に各項目について御協議いただきたい。
 まず、予算要求の時期については、委員長案にお示ししたとおり、iPadの納入やWi-Fi整備に3か月以上の期間を要すること等の理由から補正予算への計上は難しいと判断し、令和7年度当初予算に計上する工程で御提案してきた。後ほど御説明するが、本日、予算要求に必要な各項目の協議が調った場合には、審査結果を基に議長に答申を提出し、予算要求をすることとなる。
 委員長としては、令和7年度当初予算に計上することとして引き続き審査を進めたいと思うが、皆様の御意見を伺いたい。いかがか。
○中村よしお委員 今日中に決めることが大事だと思っている。私どもの考えとしては、まず予算もある。タブレットが今品薄ということもあり、機種についても限定するより大きく取ったほうがいいと思っている。Wi-Fi、セルラーというのはその状況によると思うが、私どもとしてはiPad Proでセルラーで、資料共有についてはデモであったが、サイドブックスがよいと思っている。そのほかに、これまでいただいた資料の中で連絡手段とかグループウェアのこともあるが、そういったことも予算の中に検討として入れていただければと思う。
○岩井清郎委員長 今、いろいろ御意見を伺ったので、1つずつ決めさせていただく。
 まず、予算の計上の時期であるが、本件については令和7年度当初予算に計上することで審査を進めることにしたい。これに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岩井清郎委員長 御異議なしと認める。よってそのとおり決した。


○岩井清郎委員長 続いて、タブレット端末の機種についてである。
 委員長案では、直感的に操作ができ、不慣れな方にも使いやすく設計されていること、セキュリティーレベルの信頼性が高い等の理由からiPad Airを選定しているが、ただいま中村委員からiPad Proとの御意見も出ている。
 これからその辺のことについて皆さんの御意見を伺いたい。
○廣田德子委員 確かにこれまでに導入されたところを見るとiPad Proが非常に多いが、この間の御説明の中では、iPad Airの13インチが出て大変人気になっていて使いやすいとのお話もあったので、私はiPad Airで進めていただきたいと思う。
○大久保たかし委員 iPad Airのほうが金額的に安いこと、人気で品薄だとも聞いている。我が会派もAirを選定しているが、調達ができない場合にはProにするという考えもあるのか。
○岩井清郎委員長 暫時休憩する。
午後4時24分休憩


午後4時27分開議
○岩井清郎委員長 再開する。
○冨家 薫委員 使う用途を決めないというところで今日決めるとのことであるので、できるだけ範囲の広いことができるものを選ぶという意見で、私たちはサイドブックス、iPad Proでセルラーモデルを希望したい。
○つかこしたかのり委員 うちの会派としては、今、冨家委員もおっしゃっていたように、まず、どのシステムを使うかという部分で、検索した後のオフィスで修正がしやすい、加工しやすい、資料の作り込みがしやすいという部分でモアノートと、タブレットについてはSurfaceを希望しているが、ほかの委員の方々の話も聞いた上で最終的な判断をしたい。
○岩井清郎委員長 休憩する。
午後4時28分休憩


午後4時30分開議
○岩井清郎委員長 再開する。
 それでは、挙手により決定したい。
 お諮りする。導入するタブレット端末の機種については、iPad Proを導入する。ただし、iPad Airが導入可能であればAirを導入する。
 もう一度申し上げる。機種の選定については、まずタブレット端末の機種はiPad Proを前提とするが、iPad Airが調達可能であるならばiPad Airを導入する。おかしいか。
○岩井清郎委員長 暫時休憩する。
午後4時31分休憩


午後4時36分開議
○岩井清郎委員長 再開する。
 お諮りする。導入するタブレット端末の機種については、iPad Proとすることに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○岩井清郎委員長 挙手全員。よってそのとおり決した。


○岩井清郎委員長 次に、タブレット端末の台数についてである。
 委員長案では、議員に42台、事務局用を4台、予備4台の計50台としているが、皆様の御意見を伺う。
○つかこしたかのり委員 我が会派は委員長案のとおりでいいと思う。
○岩井清郎委員長 お諮りする。タブレット端末の台数については50台とすることに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岩井清郎委員長 御異議なしと認める。よってそのとおり決した。


○岩井清郎委員長 次に、タブレット端末のモデルについてである。
 委員長案では、他市へのヒアリングによると、多くの議員が庁外へは持ち出さず控室に置いたままであること、また、数年使用した場合の総費用を比較した場合、セルラーモデルよりもWi-Fiのほうが低額となることからWi-Fiモデルを選定している。
 なお、Wi-Fiモデルとする場合には併せてWi-Fi環境の整備が必要となるので、それを踏まえた上で御協議いただきたい。
 皆様の御意見を伺う。
○宮本 均委員 今、控室で使えるようにWi-Fiを独自で引いているが、私としては、セルラーモデルであれば、むしろ議場内というか、Wi-Fiの工事もやらなくていいのかなという気がする。セルラーモデルで用意するのがベストかもしれないが、費用の面で言えば、これ、何年リースを想定しているのかちょっと分からないが、金額は大体4年ぐらいの想定か。その辺の金額の差を考えると、セルラーモデルで用意していただければ利用度というか、自由度も高まるかなと思っている。
○大久保たかし委員 委員長が先ほどおっしゃったように記憶しているが、議場等にWi-Fiの導入との話があった。費用的にWi-Fiのほうが安い、あと職員、理事者側の皆さんもつないで使えるということもあるのでWi-Fiモデルのほうがいいのではないかと考えている。
○廣田德子委員 私も委員長案のWi-Fiモデルでお願いしたい。
○中町けい委員 市民クラブも委員長案のWi-Fiモデルでよいかと思う。
○冨家 薫委員 チームいちかわは、例えば委員会室とか、議場とか、それぞれにWi-Fi環境をつくらなければいけないことを考え、皆さんがどんどん使っていくに従って、どこでも使えるし、Wi-Fiをつなげなければいけないという作業をしなくてもできるということでも、これから先を考えるとセルラーモデルのほうが使い勝手がよいとの意見になった。
○岩井清郎委員長 暫時休憩する。
午後4時41分休憩


午後4時51分開議
○岩井清郎委員長 再開する。
 タブレット端末のモデルについてお諮りする。導入するタブレット端末のモデルについては、委員長案のWi-Fiモデルとすることに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○岩井清郎委員長 挙手多数。よってそのとおり決した。


○岩井清郎委員長 次に、Wi-Fi環境を整備する場所についてである。
 Wi-Fiモデルを導入するには、タブレット端末を使用する場所にWi-Fi環境を整備する必要がある。委員長としては、委員長案に記載のとおり、議場、委員会室、議会会議室、議長室、副議長室、応接室、議会ロビーにWi-Fi環境を整備する必要があると考えている。このことについて御意見を伺う。
○宮本 均委員 控室以外は使えると。
○岩井清郎委員長 もう1回申し上げる。議場、委員会室、議会会議室、議長室、副議長室、応接室、議会ロビーに考えている。よいか。まず、これで事務局からもいろいろ議員が使える場所について……。
○中村よしお委員 理事者控室と言ったか。
○岩井清郎委員長 理事者控室は入ってない。
○中村よしお委員 入れたほうがいいのではないか。
○岩井清郎委員長 今、御指摘をいただいたとおり、理事者控室も入れる。ただし、見積りを取ったり、環境によって、もしかするとそこを全部入れなくても、例えば議長室、副議長室は1つで引いてしまうとか、そういうものでカバーできる場合には減らす。とにかく今言った場所で使えるような環境を整備する。それも安くできるならば、その金額でしていくということでよいか。
 それでは、先ほど申し上げた場所にプラスして理事者控室を追加する。これを委員長案とする。
 Wi-Fi環境を整備する場所については、一部修正した委員長案のとおり決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岩井清郎委員長 御異議なしと認める。よってそのとおり決した。
 なお、Wi-Fi関連機器の設置台数、位置等については、正副委員長に一任いただきたいので御了承願いたい。


○岩井清郎委員長 次に、タブレット端末の調達方法についてである。
 委員長案では、予算の平準化の観点等からリースとしているが、皆様の御意見を伺う。
○中村よしお委員 委員長案のとおりリースがよいと思う。
○岩井清郎委員長 それでは、タブレット端末の調達方法についてはリースとすることに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岩井清郎委員長 御異議なしと認める。よってそのとおり決した。


○岩井清郎委員長 次に、ペーパーレス会議システムについてである。
 委員長案では、複数の資料に対して複数のキーワードで横断的に検索ができる独自機能を搭載し、全国の自治体で導入実績が多いサイドブックスを選定しているが、皆様の御意見を伺う。
○廣田德子委員 委員長案で結構である。
○大久保たかし委員 委員長案のとおり、サイドブックスでお願いしたい。
○岩井清郎委員長 ほかによいか。
 それでは、ペーパーレス会議システムについては、サイドブックスを選定することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岩井清郎委員長 御異議なしと認める。よってそのとおり決した。


○岩井清郎委員長 以上をもって予算要求に必要な各項目の協議が調ったので、本日の審査結果を基に議長に答申を提出したい。
 本件に関する答申の内容については正副委員長に一任願いたい。これに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岩井清郎委員長 御異議なしと認める。よってそのとおり決した。
 なお、議長に答申を提出した後には、議会運営委員会においてタブレット端末の導入についてお諮りし、そこで御了承いただいた後に各派代表者会議において、本件に係る予算要求を行う旨を報告し、その上で予算要求を行うことになるので御承知おき願いたい。
 また、答申には、タブレット端末の導入に係る各項目の概算額を記載したいと思うが、本日の審査結果を基に業者に見積りを依頼し、その金額をもって予算要求をしていただくようにしたい。


○岩井清郎委員長 次に、タブレット端末の使用基準についてである。
 使用基準については、タブレット端末のモデルやペーパーレス会議システムが決定した後、基準として記載すべき項目を整理し、委員長案をお示しした上で御審査いただきたいと考えているので御了承願いたい。


○岩井清郎委員長 続いて、次回の開催日程については事務局から後日調整させていただくので、御了承願いたい。


○岩井清郎委員長 お諮りする。本件については、閉会中の継続審査事件とすることに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岩井清郎委員長 御異議なしと認める。よってそのとおり決した。


○岩井清郎委員長 以上で議会改革特別委員会を散会する。
午後4時59分散会

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