更新日: 2025年1月28日

2024年9月17日

午前10時開議
○稲葉健二議長 ただいまから本日の会議を開きます。


○稲葉健二議長 この際申し上げます。お手元に配付のとおり、越川雅史議員ほか3名より、議案第16号に対する修正案が提出されております。この修正案を熟読していただくために、暫時休憩をいたします。
午前10時1分休憩


各委員長報告

午前10時5分開議
○稲葉健二議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 日程第1議案第7号市川市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正についてから日程第21諮問第4号退職手当支給制限処分に対する審査請求についてまでを一括議題といたします。
 本案に関し委員長の報告を求めます。その報告の順序は、健康福祉、環境文教、建設経済、総務の各委員会の順でお願いいたします。
 健康福祉委員長、西村敦議員。
〔西村 敦健康福祉委員長登壇〕
○西村 敦健康福祉委員長 ただいま議題となりました議案第10号市川市妙典こども地域交流館の設置及び管理に関する条例の制定について、議案第12号市川市地域包括支援センターの人員等に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第13号市川市国民健康保険条例の一部改正について、議案第16号令和6年度市川市一般会計補正予算(第3号)のうち健康福祉委員会に付託された事項、議案第17号令和6年度市川市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議案第18号令和6年度市川市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、議案第21号市川市斎場整備運営等事業設計・建設工事請負契約について、議案第24号指定管理者の指定について、議案第25号市営住宅の明渡し等に関する訴えの提起について及び議案第26号千葉県後期高齢者医療広域連合規約の一部改正に関する協議について、委員会における審査の経過並びに結果を一括して御報告申し上げます。
 まず、議案第10号について。
 本案は、子どもの体験活動の機会を創出するとともに、子どもを中心とした地域の人々の交流を促進することにより、子どもの健全な育成及び市民の福祉の増進を図るための施設として妙典こども地域交流館を開設することに伴い、その設置及び管理について定めるためのものであります。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 次に、議案第12号について。
 本案は、介護保険法施行規則の改正に伴い、地域包括支援センターにおける職員配置に係る基準を柔軟化するためのものであります。
 委員会の審査の過程で質疑応答のなされた主なものを申し上げますと、「本改正に伴う本市への影響はどのようなものが考えられるのか。また、地域包括支援センターは、受託法人によっては人員がやや不足しているところがあると聞くが、本改正により改善する見込みはあるのか」との質疑に対し、「本改正は、地域包括支援センターの欠員を補充するためのものであることから、その他の影響は想定していない。地域包括支援センターの受託法人としては、常勤換算による非常勤職員の配置が可能となることから、職員配置の選択肢が広がることとなる。本市としては、本改正により欠員が解消されるものと期待しているところである」との答弁がなされました。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 次に、議案第13号について。
 本案は、国民健康保険法の改正に伴い、条文の整備を行うためのものであります。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 次に、議案第16号について。
 今回の補正は、第3款民生費において、90周年記念卆寿記念品及び私立保育園施設整備費補助金等の増額を計上するものであります。
 委員会の審査の過程で質疑応答のなされた主なものを申し上げますと、まず、第3款民生費第1項社会福祉費第3目高齢者支援費、90周年記念卆寿記念品について、まず、「本事業は、市制施行90周年記念事業の一環として、本市と同じく今年90歳を迎える市民に、市制施行90周年を共に祝っていただく意味を込めて、記念品としてハンドベルを贈呈するものとのことであるが、本事業費の財源はどうなっているのか。また、今年90歳を迎える市民を記念品贈呈の対象とすることについて、88歳を迎える年に敬老祝金を受け取っていることも踏まえ、正当であると考えているのか」との質疑に対し、「本事業費の財源は一般財源である。また、今年90歳を迎える市民を記念品贈呈の対象とすることについては、敬老のお祝いではなく、あくまで市制施行90周年を祝うものとして、敬老祝金とは別の枠組みで対象者を決定したものである」との答弁がなされました。
 また、「特定の年齢の方を対象に記念品を贈呈することとしたのは、他市の周年事業の事例を参考にして決定したのか」との質疑に対し、「他市の周年事業では、特定の年齢の方を対象に記念品を贈呈した事例は見当たらなかった。本事業は、本市独自のものと考えている」との答弁がなされました。
 次に、第2項児童福祉費第1目児童福祉総務費、私立保育園施設整備費補助金について、「本補助金は、北国分地域における保育の受皿が不足していることから、既存の認可保育園における定員の拡大に必要な整備を行うためのものとのことであるが、整備を行うのはどの保育園なのか。また、整備内容はどのようになっているのか」との質疑に対し、「整備を行うのは、北国分駅前しゃりっこ保育園である。また、整備内容については、当該保育園の入っているビル内にあるテナント等を保育室として使用できるよう改修するほか、既存の給食設備を増設する工事等を行う予定である」との答弁がなされました。
 本委員会といたしましては、採決の結果、多数をもって可決すべきものと決しました。
 なお、本案における90周年記念卆寿記念品に関しましては、討論において増田好秀委員より、本会議で修正を行う旨の発言がありましたことを申し添えます。
 次に、議案第17号について。
 今回の補正は、歳出において国保標準システム改修委託料の増額及び国民健康保険システム標準化委託料の減額を、歳入において特別調整交付金分の増額及びデジタル基盤改革支援補助金収入の減額を計上し、収支の均衡を図るものであります。また、債務負担行為の補正において、国民健康保険システム標準化対応委託費の限度額を変更するものであります。
 委員会の審査の過程で質疑応答のなされた主なものを申し上げますと、歳出第1款総務費第1項総務管理費第1目一般管理費、国保標準システム改修委託料について、「本委託料は、マイナ保険証の対応に伴うシステム改修費とのことであるが、増額補正となった経緯はどのようなものか」との質疑に対し、「国からマイナ保険証の対応に伴うシステム改修の詳細について示された時期が令和5年12月下旬であったことから、当初予算での計上が間に合わなかったために、このたび増額補正を計上したものである」との答弁がなされました。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 次に、議案第18号について。
 今回の補正は、歳出において弁護士委託料、償還金の増額を、歳入において職員給与費等繰入金、前年度繰越金の増額を計上し、収支の均衡を図るものであります。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 次に、議案第21号及び24号について。
 議案第21号は、既定予算に基づく市川市斎場整備運営等事業設計・建設工事について、公募型プロポーザルにより、令和6年6月18日に特定者を決定し、東亜・石本・大城・富士特定建設工事共同事業体との間に設計・建設工事請負契約を締結するためのもの、また、議案第24号は、令和9年7月1日から市川市斎場を管理する指定管理者として富士建設工業株式会社を指定するためのものであります。
 委員会の審査の過程で質疑応答のなされた主なものを申し上げますと、まず、「プロポーザルにおける事業者の評価点のうち、価格点を算定するに当たっては、施設整備費を83点満点、維持管理・運営費を10点満点とし、大きな差を設けたとのことだが、その理由はどのようなものか」との質疑に対し、「施設の整備に当たっては、設計と建設を一緒に発注できるため、事業者のノウハウや努力次第でコストダウンを見込むことができると考えたのに対し、維持管理・運営費のほとんどが人件費を占めるため、コストダウンが難しいと考えたため、施設整備費に重きを置いたものである」との答弁がなされました。
 また、「提案価格の総額が高い事業者が選ばれた結果になっているが、市民に対してどのように説明するのか」との質疑に対し、「事業者の特定に当たっては、価格と提案内容を分けて審査を行い、評価点の合計が高かった東亜建設工業グループを契約相手先としている。東亜建設工業グループの提案内容のうち、評価したものとしては、施設整備においては、風雨を防ぐ大きなひさしを設置すること、フルZEBの施設整備等、運営においては会葬者及び御遺族の心情に沿った1葬家1担当のサービスや、最寄り駅までの無料送迎サービスの提供等を評価した」との答弁がなされました。
 本委員会といたしましては、採決の結果、両案とも可決すべきものと決しました。
 次に、議案第25号について。
 本案は、市営住宅の適正な管理を行う必要があることから、市営住宅に権原なく居住し続ける者に対し、市営住宅の明渡し等を請求するほか、同人及び連帯保証人に対し、未納の家賃の支払いを請求する訴えを提起するためのものであります。
 委員会の審査の過程で質疑応答のなされた主なものを申し上げますと、「本訴訟を経て、市営住宅に権原なく居住し続ける者が退去することとなった場合、退去に伴う支援を行う予定はあるのか」との質疑に対し、「引き続き状況に応じた住宅のあっせんをするほか、生活が成り立つように必要な支援を講じていきたいと考えている」との答弁がなされました。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 次に、議案第26号について。
 本案は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律により高齢者の医療の確保に関する法律が改正され、被保険者証が令和6年12月2日をもって廃止されることに伴い、千葉県後期高齢者医療広域連合規約に規定している関係地方公共団体において行う事務を改める必要があることから、規約の改正について関係地方公共団体との協議を行うに当たり、市議会の議決を求めるものであります。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。
○稲葉健二議長 次に、環境文教委員長、石原たかゆき議員。
〔石原たかゆき環境文教委員長登壇〕
○石原たかゆき環境文教委員長 ただいま議題となっております議案第15号市川市放課後保育クラブの設置及び管理に関する条例の一部改正について及び議案第16号のうち環境文教委員会に付託された事項について、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
 まず、議案第15号について。
 本案は、放課後保育クラブの利便性の向上を図るため、稲荷木放課後保育クラブを稲荷木小学校放課後保育クラブに統合するためのものであります。
 委員会の審査の過程で質疑応答のなされた主なものを申し上げますと、「放課後保育クラブの利便性の向上とは、具体的にどのような内容か」との質疑に対し、「稲荷木小学校の児童が利用する放課後保育クラブは、平成27年度から同小学校に隣接するこども発達センター分館のそよかぜキッズ内において、稲荷木放課後保育クラブとして3クラス開所していたが、放課後保育クラブの利便性の向上を図るため、このクラスを同小学校内の稲荷木小学校放課後保育クラブに移設するものである」との答弁がなされました。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 次に、議案第16号について。
 今回の補正は、歳出第2款総務費第1項総務管理費において国府台公園野球場再整備事業費等の増額及び職員旅費等の減額を、第11款教育費において学校用地賃借料及び自然博物館改修工事費等の増額あるいは新たに計上するものであります。また、継続費の補正において、国府台公園野球場再整備事業及び行徳公会堂天井等改修事業の総額及び年割額を変更し、繰越明許費の補正において、自然博物館改修事業の事業費について、年度内の支出が困難であるため翌年度に繰り越す措置を行うほか、債務負担行為の補正において永井荷風文学賞負担金を追加するものであります。
 委員会の審査の過程で質疑応答のなされた主なものを申し上げますと、まず、第2款総務費第1項総務管理費第25目スポーツ費、国府台公園野球場再整備事業費本年度支出額について、まず、「物価高騰等により工事の継続が困難となって、いわゆるインフレスライド条項に基づき契約金額を増額するとのことだが、どのような仕組みで決定されるのか」との質疑に対し、「事業を進めるに当たり、仕入れ金額等の上昇により、請負事業者より不足額の請求があった場合に市として査定を行い決定するものである」との答弁がなされました。
 次に、「請負事業者から請求されたものに対し的確な査定がされているのか」との質疑に対し、「査定については、請負事業者の見積もりに対し、公共積算基準の物価上昇率等を参考に内容を精査し積み上げたものを今回の補正額として計上している」との答弁がなされました。
 次に、第11款教育費第6項社会教育費第6目博物館費、自然博物館改修工事費について、まず、「収蔵庫のエアコンが故障し新設が必要とのことだが、現在収蔵されているものは適切に保管されているのか。また、本工事はいつ完了するのか」との質疑に対し、「現在の保管状況については、除湿器や防虫剤を使用し、人の出入りを最小限にとどめることで、特に被害は出ていない。また、工事は来年の6月中旬頃に完了する予定となっている」との答弁がなされました。
 次に、「今回、自然博物館の改修工事をするとのことだが、本博物館は築約40年で、収蔵庫のエアコンは初めて壊れたのか、以前にも壊れたことがあるのか」との質疑に対し、「本件エアコンについてはこれまでも不具合等があり、エアコンの入替えについては来年度予算として計上する予定であったが、今年5月にエアコンが緊急停止をし、業者に確認したところ、エアコンの部品がないとの回答を得たことから緊急に対応する必要が生じたため今回の予算に計上したものである」との答弁がなされました。
 次に、第8目青少年育成費、施設修繕料及び事業用機械器具費について、「本補正は、真間小学校に放課後保育クラブを増設するためとのことだが、年度の途中で補正予算を計上した理由はどのようなものか。また、増設する放課後保育クラブは真間小学校内のどの部屋を利用し、今回の増設により定員はどのくらい増えるのか」との質疑に対し、「今回、年度の途中で補正予算を計上した理由は、現在待機児童が多く発生しており、来年度の4月に向けても待機児童の発生が確実に予想されることから、来年度の4月に間に合うようにするため補正予算に計上したものである。また、増設する放課後保育クラブは現在図工室として使用している部屋を利用する予定であり、定員については46人増える見込みである」との答弁がなされました。
 委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。

○稲葉健二議長 次に、建設経済委員長、小山田なおと議員。
〔小山田なおと建設経済委員長登壇〕
○小山田なおと建設経済委員長 ただいま議題となっております議案第14号市川市ベンチャービジネス等支援資金融資及び利子補給条例の一部改正について、議案第16号のうち建設経済委員会に付託された事項、議案第19号令和6年度市川市下水道事業会計補正予算(第1号)、議案第20号大野緑地・大野第2緑地斜面整備工事請負契約について及び議案第22号真間山緑地斜面整備工事請負変更契約について、委員会における審査の経過並びに結果を一括して御報告申し上げます。
 まず、議案第14号について。
 本案は、産業競争力強化法の改正に伴い、条文の整備を行うためのものであります。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 次に、議案第16号について。
 今回の補正は、第6款農林水産業費において多目的防災網設置事業補助金及び航路浚渫工事費等を、第8款観光費において花火大会負担金を、第9款土木費において急傾斜地崩壊対策工事費及び道路拡幅工事費等を増額あるいは新たに計上するものであります。また、継続費の補正において、急傾斜地崩壊対策事業を追加し、その総額及び年割額を定めるほか、繰越明許費の補正において、都市農業振興支援事業、市川漁港整備事業及び航路整備事業の事業費について、年度内の支出が困難であるため、翌年度に繰り越す措置を行うものであります。
 委員会の審査の過程で質疑応答のなされた主なものを申し上げますと、第6款農林水産業費第2項水産業費第1目水産業振興費航路浚渫工事費について、「本しゅんせつ工事を実施する理由は何か」との質疑に対し、「塩浜1丁目沖の漁船の航路は砂の堆積により水深が浅くなり、低潮位時には航行できないことから、漁業活動の効率化を図るため、本しゅんせつ工事を実施するものである」との答弁がなされました。
 また、「本しゅんせつ工事は令和7年度をもって完了するとのことだが、これまでの実施状況及び令和7年度に予定している工事の内容はどのようなものか」との質疑に対し、「本しゅんせつ工事は令和4年度より実施しており、令和4年度においては3,200㎥をしゅんせつし約100mの延長を、令和5年度においては1万4,000㎥をしゅんせつし約260mの延長を、令和6年度においては6,100㎥をしゅんせつし約150mの延長を実施した。また、令和7年度においては1万㎥をしゅんせつし約480mの延長を予定している」との答弁がなされました。
 また、「令和7年度にしゅんせつ予定の砂は、塩浜2丁目の親水干潟事業予定地へ投下するとのことであるが、当該予定地はモニタリング調査の対象範囲に含まれるのか。また、しゅんせつした砂を投下した後も引き続きモニタリング調査の実施及び結果の報告をする予定はあるのか」との質疑に対し、「当該予定地はモニタリング調査の対象範囲内である。また、親水干潟事業が継続する限りモニタリング調査を続ける予定であり、調査結果については、市公式ウェブサイトなどを活用し随時報告していく予定である」との答弁がなされました。
 本委員会といたしましては、採決の結果、多数をもって可決すべきものと決しました。
 次に、議案第19号について。
 今回の補正は、下水道事業の業務の予定量を改め、資本的収入において公共下水道事業債を減額し、資本的支出において市川南第4排水区雨水管渠建設事業費本年度支出額を減額するものであります。また、継続費の補正において、高谷2号幹線建設事業及び市川南第4排水区雨水管渠建設事業の総額及び年割額を変更するほか、起債の限度額を改めるものであります。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 次に、議案第20号について。
 本案は、既定予算に基づく大野緑地・大野第2緑地斜面整備工事について、総合評価一般競争入札の結果、大市産業株式会社との間に工事請負契約を締結するためのものであります。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 次に、議案第22号について。
 本案は、既定予算に基づく真間山緑地斜面整備工事について、千東建設株式会社との間に工事請負変更契約を締結するためのものであります。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。
○稲葉健二議長 次に、総務委員長、国松ひろき議員。
〔国松ひろき総務委員長登壇〕
○国松ひろき総務委員長 ただいま議題となっております議案第7号市川市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について、議案第8号市川市税条例の一部改正について、議案第9号市川市八幡市民交流館の設置及び管理に関する条例の制定について、議案第11号市川市使用料条例の一部改正について、議案第16号のうち総務委員会に付託された事項について、議案第23号はしご付消防自動車の製造について及び諮問第4号退職手当支給制限処分に対する審査請求について、委員会における審査の経過並びに結果を一括して御報告申し上げます。
 まず、議案第7号について。
 本案は、児童手当法の改正により特例給付が廃止されることに伴い、庁内で特定個人情報を利用する事務から特例給付の支給に関する事務を削るためのものであります。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 次に、議案第8号について。
 本案は、個人の市民税における寄附金税額控除の対象となっている特定非営利活動法人からの申出により、当該法人を当該対象から外すほか、所要の改正を行うためのものであります。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 次に、議案第9号について。
 本案は、市民相互の交流を促進することにより、市民の福祉の増進を図るための施設として八幡市民交流館を開設することに伴い、その設置及び管理について定めるためのものであります。
 委員会の審査の過程で質疑応答のなされた主なものを申し上げますと、「施設内のフリースペースについては、独占して使用する場合に使用料がかかるものの、仕切り等がないとのことである。独占して使用されているスペースにそこを借用していない者が立ち入るなど、トラブルが起きるおそれはないのか」との質疑に対し、「フリースペースを借用していない者が独占して使用されているスペースに立ち入るおそれがある場合は、立ち入らないように注意喚起などを行いたいと考えている」との答弁がなされました。
 また、「施設の駐輪場の不足について、代表質問では状況に応じて対応を検討する旨の答弁があったが、どのような対応を考えているのか」との質疑に対し、「イベント等が実施される際には多くの来館者が予想されることから、空きスペース等を利用して駐輪してもらうことを検討している」との答弁がなされました。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 次に、議案第11号について。
 本案は、八幡市民交流館及び妙典こども地域交流館を開設することに伴い、これらの使用料の額を定めるためのものであります。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 次に、議案第16号のうち本委員会に付託された事項について。
 今回の補正の主なものを申し上げますと、歳出においては、第2款総務費において仮想基盤ソフトウェア使用料、市税過誤納還付金等を増額するほか、情報システム標準化委託料等を減額し、第10款消防費において、消防局・東消防署合同庁舎改修工事費等を増額し、歳入においては県支出金、繰越金、市債等を増額するほか諸収入を減額するものであります。また、繰越明許費の補正において、消防施設改修事業について、年度内の支出が困難であるため翌年度へ繰り越す措置を行うほか、債務負担行為の補正において、税務システム標準化対応委託費その2及び仮想基盤ソフトウェア使用料を追加し、その期間及び限度額を定めるとともに、税務システム標準化対応委託費及び就学援助システム標準化対応委託費の限度額を変更し、地方債の補正においては起債の限度額を変更するものであります。
 委員会の審査の過程で質疑応答のなされた主なものを申し上げますと、まず、歳出第2款総務費第1項総務管理費第2目人事管理費、コンプライアンス委員会議出席者報償金について、まず、「本報償金の内訳はどのようになっているのか」との質疑に対し、「報償金の単価については、会議に出席した場合に1日当たり1万8,500円、事案調査等を行った場合に1時間当たり8,000円としている。内訳として、出席者が3名であることから、委員会議3回分で16万6,500円、事案調査等が30時間分で72万円、合わせて88万6,500円である」との答弁がなされました。
 また、「コンプライアンス委員会議は、コンプライアンスに違反する事案があった場合に調査をし、原因究明等を行うとのことであり、同会議にはコンプライアンスを推進する機能が欠けていると考えるが、コンプライアンスの確保に不安はないのか」との質疑に対し、「コンプライアンス委員会議には、今回の逮捕事案の検証に加えて、再発防止策として、今後ほかの不適正事案が生じないような体制整備についても意見をもらうことを考えており、その意見に基づき体系的な推進体制を検討していきたいと考えている」との答弁がなされました。
 次に、第10款第1項消防費第3目消防施設費、消防局・東消防署合同庁舎改修工事費について、「本改修工事の工期はどのようになっているのか。また、工事によってエレベーターが停止することによる消防、救急に係る緊急対応への影響はないのか」との質疑に対し、「改修工事の工期は令和7年7月から9月までを予定している。また、出動等の緊急事案への対応は消防局の1階及び2階で行うため、即時、2階から降りることで工事期間中も対応できるものと考えている」との答弁がなされました。
 本委員会といたしましては、歳入歳出予算の総額については、他の常任委員会の審査の結果を確認の上、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 次に、議案第23号について。
 本案は、既定予算に基づくはしご付消防自動車の製造請負について、一般競争入札の結果、株式会社モリタ東京支店との間に製造請負契約を締結するためのものであります。
 委員会の審査の過程で質疑応答のなされた主なものを申し上げますと、「今回製造する先端屈折はしご付消防自動車とはどのようなものか」との質疑に対し、「はしごの長さが35mあり、そのうち先端の2.5m部分が80度まで屈折するものである。また、先端が屈折することにより、屋上に逃げ遅れた要救助者がいる場合に、屋上のフェンスや手すりをよけて、先端のバスケットを屋上の地面により近づけられるため、要救助者を救助しやすくなっている」との答弁がなされました。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 次に、諮問第4号について。
 本件は、退職手当支給制限処分に対する審査請求について、地方自治法第206条第2項の規定により諮問されたものであります。
 本委員会といたしましては、採決の結果、異議ない旨答申すべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。

議案第16号に対する修正動議の提案理由の説明(越川雅史議員)

○稲葉健二議長 この際、議案第16号に対しては、越川雅史議員ほか3名から修正案が提出されております。これを本案と併せて議題とし、提出者から提案理由の説明を求めます。
 越川雅史議員。
〔越川雅史議員登壇〕
○越川雅史議員 ただいま議題となっております議案第16号令和6年度市川市一般会計補正予算(第3号)に対する修正動議に係る提案理由を御説明申し上げます。
 本補正予算原案に計上されている高齢者支援費に係る報償費は、市制施行90周年記念事業として、今年90歳を迎える方に記念品としてハンドベルを贈呈するためのものとのことであります。しかしながら、その対象者は本市の全人口の僅か約0.3%にすぎず、また、そのうちどれだけの方がハンドベルを実用的に使用できるのかが把握されておりません。また、本市と言わば同い年の方だけに贈呈する合理的理由も見いだすことができず、市制施行90周年記念事業としては不適切であると言わざるを得ないことから、本補正予算から削除する必要があると考えます。
 以上がこの修正案を提出する理由であります。
○稲葉健二議長 これより委員長報告及び修正案に対する質疑に入りますが、議長といたしましては、まず、委員長報告に対する質疑を行い、その後、修正案に対する質疑を行いたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○稲葉健二議長 御異議なしと認めます。よって、まずは委員長報告に対する質疑を行い、その後、修正案に対する質疑を行うことに決定いたしました。
 まず、先ほどの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。――質疑がありませんので、委員長の報告に対する質疑を終結いたします。
 次に、修正案に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。――質疑がありませんので、修正案に対する質疑を終結いたします。

討論(やなぎ美智子議員、増田好秀議員)

 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。
 やなぎ美智子議員。
〔やなぎ美智子議員登壇〕
○やなぎ美智子議員 日本共産党のやなぎ美智子です。ただいま議題となっております議案第16号令和6年度市川市一般会計9月補正予算(第3号)に反対する立場から討論を行います。
 今回の補正予算には、農林水産業費、工事請負費の航路浚渫工事費として1億5,400万円がついています。これは、市川漁業協同組合で保有する3tを超える漁船が令和4年12月末現在47隻あり、潮待ちしないと通れないために、干潮時も船が航行できるようにするためのしゅんせつについての予算であり、そのものについては反対するものではないと考えています。この工事をしなければ漁船が航行できないことは理解できます。令和4年から毎年しゅんせつを行っており、今回が4回目となるものです。
 令和6年度までは、しゅんせつした土砂は千葉県の指示で浦安沖合指定地域に運んでいました。浦安沖には埋立てのために行った海底土砂のしゅんせつで大きなホールができており、生態系にも影響を及ぼしているために、そのホールを埋めてきたとのことです。また、その一部は市川市漁港沖合漁場に覆砂されてきたとのことです。今回のしゅんせつ土砂も、浦安沖合と市川漁港沖合漁場に運ぶべきと考えます。
 しかし、今回はしゅんせつした土砂を塩浜2丁目の親水干潟事業地へ活用することを市川市が県に申請するとしています。8月19日、自然保護7団体は干潟の維持と生き物の定着を両立させることは困難などとして、計画の中止を求める要望書を田中市長宛てに提出しました。要望書は、市の干潟予定地と同じ場所で県が計画した干潟造成事業の調査の結果、県は、継続的な砂泥、砂の泥の補充が必要、多額の整備費や事業費を要するなどとして計画を中止しており、市も再考するよう求めたとのことも紹介されています。
 漁船の航行の安全性の向上、漁業活動の効率化を図るための浚渫事業費としての補正予算でなければならず、塩浜2丁目護岸への投入が目的の提案には反対です。
 日本共産党は、塩浜2丁目護岸へのしゅんせつ土砂投入以外の補正予算には反対しない立場です。そのことを申し上げて反対討論といたします。
○稲葉健二議長 以上で通告による討論を終わります。
 次に、修正案に対する討論のある方は挙手を願います。
 増田好秀議員。
〔増田好秀議員登壇〕
○増田好秀議員 無所属の会、増田好秀です。議案第16号令和6年度市川市一般会計補正予算(第3号)に対する修正動議に賛成の立場から討論します。
 この動議は、市制施行90周年記念として、今年90歳を迎える方に3,000円相当を設定したハンドベルを贈呈する事業が記念事業として不適切であり、本補正予算から削除する必要があるというものです。
 削除する必要がある理由を5点述べます。
 1点目、提案理由にも一部ありますが、贈呈対象者は1,536人、市川市の人口は先月の8月末時点で49万4,673人ですので、贈呈対象者は市川市全市民の0.31051%程度であり、記念事業として捉えると効果が薄いです。
 2点目です。こちらも提案理由に一部ありますが、先日の健康福祉委員会の答弁を改めて確認すると、ハンドベルを人を呼ぶ用途に使用するのがメインであると捉えると、1,536人のうちの15%程度に当たる240人程度は施設に入所されていて、人を呼ぶ用途に使用しないと推測されます。また、1人で住まわれている贈呈対象者の独居数を確認しましたが、把握していない、現システム上では把握が困難という答弁でした。ハンドベルを使用して人を呼ぶ人は何人いるのでしょうか。そして、それは全市民、全市川市民の何%になるのでしょうか。0.2%か、0.15%か、0.1%か。
 3点目です。人を呼ぶ用途には使えなくても、ハンドベルはインテリアとして使えるという考えもあるそうです。ところが、健康福祉委員会後6日間、私より年配の人たちに、ハンドベルを贈呈する市制施行90周年記念事業について共有し、ハンドベルを使用したりインテリアとして使用するか確認しましたが、全員捨ててしまうという回答でした。ただ、この結果自体は全然驚くものではありません。2010年の新語・流行語大賞の候補に断捨離、2015年にはミニマリストがありましたし、物が少ないほうが豊かであり、物をなるべく持たないシンプルライフがよいとされている風潮が広く広がっていることは周知の事実です。よって、90歳の方にハンドベルを贈呈するということは、記念事業として不適当です。また、市民の方の多くが適切に効果の高い税金の使い方をしてほしいと切望していたことも共有しておきます。
 4点目になります。先日の健康福祉委員会で、そもそも市制施行90周年記念事業を検討するに当たり、ほかの市町村の周年事例を参考にして検討してハンドベル贈呈事業を決定したのか確認しました。答弁では、他市において特定の年齢を対象とした周年事業は調べた限りではなかったとのことでした。市制、町村制が公布されたのは今から136年前の1888年、市町村数は現在1,724、136年間という長い期間のある中で、多数の都市がある中で事例を発見できなかった理由は1つです。市制施行周年記念事業として品物を都市と同い年の方だけに贈呈するという合理的な理由がないからです。補足として、市川市は議員発議で80周年の際、80歳になる方を敬老祝い金の支給対象に加えたという事実があります。そして当時、私を含めて7人の議員が反対していたことを共有しておきます。
 最後、5点目になります。こちらも提案理由に一部ありますが、仮に市制施行90周年記念事業を500万円の予算で行う、事業目標をより祝賀の機運を高めるということであれば、市川市と同い年の方だけを優遇するだけでは事業目標を達成できず、事業として不適切です。まだまだまだまだ言い足りませんが、この辺にしておきます。
 特に致命的だと感じている点、5点を改めてお伝えします。1点目、対象が0.031%。2点目、実用的に使用できる人数を所管課が把握していない。3点目、シンプルライフの風潮の中、不要品になる可能性が高いものを渡す。4点目、過去136年間、1,724市町村以上が採用していない事業を行う。5点目、市川市と同い年の方だけを優遇する合理的理由がない。議員皆さんにいろいろな考えがあることは十分承知しています。その上で、市民目線で広い視野で良識を持って判断していただきたいです。
 私は、今回提出された議案第16号令和6年度市川市一般会計補正予算(第3号)に対する修正動議に合理性があると考えます。よって、議案第16号令和6年度市川市一般会計補正予算(第3号)に対する修正動議に賛成です。
 以上です。

採決

○稲葉健二議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第7号市川市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第8号市川市税条例の一部改正についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第9号市川市八幡市民交流館の設置及び管理に関する条例の制定についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第10号市川市妙典こども地域交流館の設置及び管理に関する条例の制定についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第11号市川市使用料条例の一部改正についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第12号市川市地域包括支援センターの人員等に関する基準を定める条例の一部改正についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第13号市川市国民健康保険条例の一部改正についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第14号市川市ベンチャービジネス等支援資金融資及び利子補給条例の一部改正についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第15号市川市放課後保育クラブの設置及び管理に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第16号令和6年度市川市一般会計補正予算(第3号)を採決いたします。
 まず、本案に対する修正案を採決いたします。
 本修正案に賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者少数であります。よって修正案は否決されました。
 次に、原案について採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
 これより議案第17号令和6年度市川市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第18号令和6年度市川市介護保険特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第19号令和6年度市川市下水道事業会計補正予算(第1号)を採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第20号大野緑地・大野第2緑地斜面整備工事請負契約についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第21号市川市斎場整備運営等事業設計・建設工事請負契約についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第22号真間山緑地斜面整備工事請負変更契約についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第23号はしご付消防自動車の製造についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第24号指定管理者の指定についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第25号市営住宅の明渡し等に関する訴えの提起についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第26号千葉県後期高齢者医療広域連合規約の一部改正に関する協議についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより諮問第4号退職手当支給制限処分に対する審査請求についてを採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は異議ない旨答申であります。本件を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本件は委員長の報告のとおり異議ない旨答申することに決定いたしました。


請願第6-3~6-6号 委員長報告、採決

○稲葉健二議長 日程第22請願第6-3号「国における2025年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願から日程第25請願第6-6号消費者が安心して食品を選択できるための明確な表示を求める意見書の提出を求める請願までを一括議題といたします。
 本請願に関し委員長の報告を求めます。その報告の順序は、環境文教、健康福祉、総務の各委員会の順でお願いいたします。
 環境文教委員長、石原たかゆき議員。
〔石原たかゆき環境文教委員長登壇〕
○石原たかゆき環境文教委員長 ただいま議題となりました請願第6-3号「国における2025年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願及び請願第6-4号「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願について、環境文教委員会における審査の経過並びに結果を一括して御報告申し上げます。
 まず、請願第6-3号について。
 本請願は、令和7年度予算編成に当たり、憲法、子どもの権利条約の精神を生かし、子どもたちによりよい教育を保障するために、国における2025年度教育予算拡充に関する意見書を政府及び関係行政庁宛てに提出してほしいとの趣旨であります。
 本委員会といたしましては、採決の結果、採択すべきものと決しました。
 次に、請願第6-4号について。
 本請願は、令和7年度予算編成に当たり、義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書を政府及び関係行政庁宛てに提出してほしいとの趣旨であります。
 本委員会といたしましては、採決の結果、採択すべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。
○稲葉健二議長 次に、健康福祉委員長、西村敦議員。
〔西村 敦健康福祉委員長登壇〕
○西村 敦健康福祉委員長 ただいま議題となりました請願第6-5号レプリコンワクチン中止の意見書の提出を求める請願について、健康福祉委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。
 本請願は、国民の命と健康を守るために、国に対し、安全性が承認されていない自己増殖型メッセンジャーRNAワクチン、レプリコンワクチン中止の意見書の提出を求めるほか、市民へのメッセンジャーRNAワクチンによる健康被害状況の周知と、メッセンジャーRNAワクチンで生じた健康被害の救済強化を求める趣旨のものであります。
 委員会において述べられた意見を要約して申し上げますと、まず、反対の立場から、「ワクチンの健康被害の実態調査や救済に関しては公が推進していくべきと考えている。レプリコンワクチンに関しても、内容について専門的な知見で検証してから中止について検討するべきではないかと考える。よって、本請願は不採択とすべきである」等の意見が述べられました。
 また、委員から「ワクチンの危険性を判断する材料はあるか」との質疑がなされ、紹介議員である委員より、賛成の立場から、「感染予防効果がないことは医学的に証明されており、重篤化予防効果についても効果がないという意見がある。危険度についてはワクチン被害者健康救済制度において健康被害認定された人のうち、亡くなった人が日本全国で777名程度、重篤な副反応が出ている人が8,000名弱という現状がある。本市においても、まだ結果が出ていない人もいるが、亡くなった人が1名、重篤な副反応が出ている人が40名となっており、検証が不十分ではないかと考えている」等の説明がありました。
 本委員会といたしましては、採決の結果、賛成者少数により不採択とすべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。
○稲葉健二議長 次に、総務委員長国松ひろき議員。
〔国松ひろき総務委員長登壇〕
○国松ひろき総務委員長 ただいま議題となっております請願第6-6号消費者が安心して食品を選択できるための明確な表示を求める意見書の提出を求める請願について、総務委員会における審査の経過並びに結果を一括して御報告申し上げます。
 本請願は、消費者の知る権利及び選択する権利が尊重され、消費者が安心して食品を選択できるために、加工食品やゲノム編集した食品等に関する明確な食品表示を求める意見書を国に提出してほしいとの趣旨であります。
 委員会において述べられた意見を要約して申し上げますと、反対の立場から、「本請願の内容は地方議会の審議にはなじまず、答えが出せないものと考える。よって、本請願は不採択とすべきである」との意見が述べられました。
 また、「本請願では、加工食品の主成分の原産地名を表示することを求めているが、天候や供給状況によっては同じ加工食品であっても原材料の原産地が変更になることもあり、原産地を特定するのは非常に困難である。また、食品をゲノム編集している旨の表示を義務づけることに関して、ゲノム編集技術によって生じる変異は自然界で起こり得るものと同様であり、安全性審査は特に必要がないとの国の見解もある。このように不確定な部分や難しい部分がある中で本請願を採択することはできない。よって、本請願は不採択とすべきである」との意見が述べられました。
 なお、審査の過程において閉会中継続審査事件とすべきとの意見も述べられましたことから、まず、閉会中継続審査事件とすべきか否かをお諮りしましたが、採決の結果、賛成者少数により否決されました。
 以上の経過を踏まえまして、本委員会といたしましては、採決の結果、賛成者なしにより不採択とすべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。
○稲葉健二議長 これより委員長の報告に対する質疑に入りますが、質疑はありませんか。――質疑がありませんので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。
 これをもって討論を終結いたします。
 これより請願第6-3号「国における2025年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願を採決いたします。
 本請願に対する委員長の報告は採択であります。本請願を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本請願は採択することに決定いたしました。
 これより請願第6-4号「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願を採決いたします。
 本請願に対する委員長の報告は採択であります。本請願を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本請願は採択することに決定いたしました。
 これより請願第6-5号レプリコンワクチン中止の意見書の提出を求める請願を採決いたします。
 本請願に対する委員長の報告は不採択であります。本請願を採択することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者少数であります。よって本請願は不採択とすることに決定いたしました。
 これより請願第6-6号消費者が安心して食品を選択できるための明確な表示を求める意見書の提出を求める請願を採決いたします。
 本請願に対する委員長の報告は不採択であります。本請願を採択することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者少数であります。よって本請願は不採択とすることに決定いたしました。


○稲葉健二議長 お諮りいたします。決算審査特別委員会審査のため、明9月18日から9月24日まで7日間休会することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○稲葉健二議長 御異議なしと認めます。よって明9月18日から9月24日まで7日間休会することに決定いたしました。
 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○稲葉健二議長 増田議員。
○増田好秀議員 貴重なお時間をいただき申し訳ございません、発言の訂正をお願いいたします。
 議案第16号に対する修正案の討論中、対象が「0.31%」というところ、私は対象が「0.031%」と発言してしまいました。正しくは「0.31%」です。議長におかれましては、お取り計らいをお願いします。申し訳ございません。
○稲葉健二議長 ただいまのとおり発言の訂正を許可いたします。


○稲葉健二議長 本日はこれをもって散会いたします。
午前11時20分散会

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