更新日: 2025年2月10日

令和6年12月 市川市議会 環境文教委員会

令和6年12月3日(火曜) 午後2時

場所

第3委員会室

出席委員

委員長
石原たかゆき
副委員長
にしむた 勲
委員
門田直人
丸金ゆきこ
浅野さち
中村よしお
廣田德子
石原みさ子
小泉文人
中山幸紀

欠席委員

なし

説明のため出席した者の職氏名

文化国際部次長
植松紀彦
文化施設課長
石川元浩
スポーツ部次長
中崎 士
スポーツ計画課長
櫻井千里
スポーツ計画課副参事
小嶺由佳子
スポーツ推進課長
矢澤昌視
スポーツ施設課長
佐藤暢一
環境部次長
仙波俊郎
環境部次長
品川貴範
総合環境課長
西倉和弘
自然環境課長
小川修一郎
清掃事業課長
青田維也
クリーンセンター所長
峠越稔正
クリーンセンター副参事
宮川 忠
生涯学習部次長
六郷真紀子
教育施設課長
竹林英介
考古博物館長
小笠原勝海
学校教育部次長
池田淳一
学校教育部次長
小島信也
指導課長
関原一久
就学支援課長
生澤 治
保健体育課長
清水秀峰

会議に付した事件

  • (1)議案第29号 市川市都市公園条例の一部改正について
  • (2)議案第31号 令和6年度市川市一般会計補正予算(第5号)
    第1条|第2項|歳出|第2款|総務費のうち第1項、第25目スポーツ費
    第1条|第2項|歳出|第4款|衛生費のうち第2項清掃費及び第3項環境費
    第1条|第2項|歳出|第11款 教育費
    第2条 継続費の補正
    第3条 繰越明許費の補正
    第4条 債務負担行為の補正の追加のうち第2段、第5段及び第6段並びに変更
  • (3)議案第35号 国府台公園野球場整備工事請負変更契約について
  • (4)所管事務調査

※議案の内容については総務課のページをご参照ください。

会議概要

午後2時開議
○石原たかゆき委員長 ただいまから環境文教委員会を開く。


○石原たかゆき委員長 審査に当たっては一問一答制が導入されているので、委員の皆様におかれては、質疑冒頭に私、委員長に対し、発言方法、①総括、②初回総括2回目以降一問一答、③質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑されるようお願いする。


○石原たかゆき委員長 議案審査に入る。
 理事者の方々におかれては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は、職名を名乗った上で発言願う。
 議案第29号市川市都市公園条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願う。
○スポーツ推進課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査願う。
○石原たかゆき委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原たかゆき委員長 質疑なしと認める。
 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原たかゆき委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石原たかゆき委員長 異議なしと認める。よって、本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。


○石原たかゆき委員長 議案第31号令和6年度市川市一般会計補正予算(第5号)のうち、本委員会に付託された事項を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔スポーツ計画課長、清掃事業課長、クリーンセンター所長、総合環境課長、自然環境課長、教育施設課長、指導課長、保健体育課長、考古博物館長、スポーツ施設課長、文化施設課長、就学支援課長 説明〕
○石原たかゆき委員長 これより質疑に入るが、質疑、答弁に当たっては、ページ数、項目を明示されるよう願う。
 質疑はないか。
○中村よしお委員 先に項目を出してから、一問一答でお願いする。
 1つ目が予算書の19ページ、清掃費の1目清掃総務費、需用費、消耗品費、カラスネットのところである。2つ目が、21ページ、教育費の小学校費と中学校費両方の施設修繕料について。次が、23ページの4項学校給食費の物品等修繕料と学校用備品費について。最後に、6ページの債務負担行為等補正の6、下総国府等デジタルコンテンツ作成委託費についてである。4点聞く。
 1点目の19ページ、清掃費のカラスネットについて、カラスネットの需要が生じていると思うが、この中身について、何枚なのか、また、内容について説明願う。
○清掃事業課長 19ページ、清掃総務費、需用費のうち、消耗品費のカラスネットについてお答えする。
 枚数は、見込みとして単価の割り返しになるが123枚購入予定である。参考までに、令和5年度は年間501枚配付実績がある。
○中村よしお委員 分かった。参考までに令和5年度で501枚ということであるが、令和6年度については、この123枚を仮に追加したところで、見込みとしては何枚になるということなのか。
○清掃事業課長 お答えする。
 例年の推移では、約500枚から600枚の間で推移しており、今年度の途中になるが、10月末現在で約450枚お貸ししている状況である。今回、123枚購入したものに関しては、令和6年度で活用させていただければと考えている。
○中村よしお委員 分かった。令和5年度よりは多くなる可能性があるということである。恐らく市民からのカラスネットの申請について、適切に対応していただいているのかなと思う。これはこれで結構である。
 2番目、21ページの教育費の小学校費と中学校併せてであるが、施設修繕料について、学校の方、先生とかと話すと、こういうところも直してほしい、こういうところも古くなってきて困るといった話を聞く。今回の補正でどの程度対応できるのか、なるべく具体性を持った説明を願う。
○教育施設課長 今回の施設修繕費については、施設の経年劣化や設備等の老朽化を原因とする突発的な修繕の増加が原因の一つでもある。実際に、空調の不具合や照明や受変電設備の電気関係や給排水管などや校庭の遊具、外壁の一部剝離などの対応に当たっている。具体的には、小学校に関しては中山小学校及び若宮小学校の鉄骨階段の修繕、また、大洲小学校の給食室系の給排水の修繕、小学校のバリアフリー修繕。また、中学校では、東国分中学校及び第三中学の非常放送設備の修繕などを予定している。学校のほうからも要望はたくさん来ているが、緊急性や必要性を鑑みて、できるだけ対応するような形を取っている状況である。
○中村よしお委員 私の想像としては、もっと多くの学校の修繕について対応されているのかと思った。今のお話は一部なのかも分からないが、今の説明だと、小学校だと中山、若宮、大洲で、中学校は東国分と三中と言われたと思う。もし違ったら訂正願う。今回は5校分についての補正予算であるということでいいのか。
○教育施設課長 今話したのは代表的なもので、金額が大きいものを挙げさせていただいた。実際のところ、小学校、中学校で50万を超えるような修繕がおのおの60件控えているような状況になっている。
○中村よしお委員 それぞれ60か所とのことであるが、校数はそれぞれ何校分になるか。
○教育施設課長 小学校が28校、中学校が16校である。
○中村よしお委員 よく分かった。学校も老朽化が進んできているので、今後もきっちりと適切な予算をつけていただきたい。よろしくお願いする。
 次が23ページ、学校給食費の需用費、物品等修繕料と、備品購入費の学校用備品費、業務用ということで、300万と500万とある。これについて、中身的に突発的な対応云々というぐらいの説明で具体的なものがなかったので、この積算根拠というか、内容について御教示いただきたい。
○保健体育課長 物品等の修繕については、例えば回転釜、食器消毒保管庫、炊飯器、オーブンなどの大型の調理器についての修繕が大きなものとしてある。
 備品の購入については、今年度、平田小学校のオープンオーブンが壊れてしまったためそちらを購入するというところが大きな原因となっている。
○中村よしお委員 再質疑する。この物品等修繕料については校数で言うと何校分か。やはり回転釜やオーブンは結構壊れるものなのか。今回の補正が突発的なものなのか、例年大体これぐらい生じるのかということと、物品等修繕料の中身について、さらに詳しく教えてほしい。
○保健体育課長 平田小学校のオーブンについては、令和5年度中に2回修繕を行っていたが、令和6年についに壊れてしまい、修繕不要ということで今回買い換えに至った。品物については、例えばオーブンは、今46校に48台設置されているが、導入年度が古いものでは平成12年のものがあり、平均使用年数20年ぐらいのものであるのでかなり古いものも出てきている。食器、消毒の保管庫では昭和59年製のものが学校に入っている状況もあるので、その都度様子を見ながら直していくというところがある。
○石原たかゆき委員長 例年どれぐらいかという質疑もあったがいかがか。
○保健体育課長 その都度要望に応じて修繕しているので、現在のところ何校とは申し上げられない状況である。
○中村よしお委員 最後が6ページの下総国府等デジタルコンテンツ作成委託費が2,300万円とある。この金額の妥当性は分からないが、この作成委託費というのはどのような規模、内容なのか。この金額の妥当性について教えてほしい。
○考古博物館長 今回の映像については、下総国府に関連する史跡、下総国分寺跡、北下瓦窯跡も併せ3か所設置する予定である。予算の内容としては、史跡の全体像をまずCG画像で作成するので、それが大体900万ぐらいではないかと見込んでいる。その映像をアニメーション化したり脚本を作ったりという予算で大体600万程度、あとはナレーションを付加したりするので100万程度、あと、最初に作ったCGから実際にARとかVRというコンテンツを切り出す作業があるので、それが300万程度、その他もろもろの経費を含めて大体2,300万程度と見込んでいる。
○中村よしお委員 この金額の割り振りについては分かったが、これは作成委託費ということで、これを選ぶのは入札にかけるということでいいか。最後にそれだけ確認したい。
○考古博物館長 業者の選定については、入札で行いたいと考えている。
○浅野さち委員 2点総括で、その後も総括で質疑する。
 15ページの7節、賞賜金、スポーツ競技大会出場賞賜金の件であるが、どのようなスポーツで、1人どのぐらいの賞賜金があるのか伺う。
 2点目が、21ページの18節負担金補助及び交付金、行事参加生徒交付金ということで、上位コンクールが増加になったということであったが、どのようなコンクールで何名増えて、それで計何名ぐらいなのかを伺う。
○スポーツ推進課長 私からは賞賜金の質疑にお答えする。
 まず、賞賜金の金額であるが、全国大会に出場した場合は個人で1万円、団体で10万円が上限となる。世界大会に出場した場合は、個人で3万円、団体で30万円が上限となっている。
 どのような競技に出場されているかであるが、全国大会に出場した例は、水泳、卓球が個人では多い。団体競技としてはハンドボール、チアダンスなどは世界大会にも出場している。
○指導課長 21ページの負担金補助及び交付金、行事参加生徒交付金について説明する。
 まず、中学校の吹奏楽、音楽コンクール等で大きく3つの大会に参加している。1つ目は、TBS音楽コンクールの地区大会である。こちらは第六中学校が参加して、参加の人数は30名程度である。2つ目が千葉県の吹奏楽コンクールで、君津市のほうの大会に第一中学校、第二中学校、第三中学校、第七中学校、東国分中学校、南行徳中学校、妙典中学校、塩浜学園の8校が参加している。およそ30名から50名程度の生徒が大会に参加した。最後に、東関東吹奏楽コンクールで、こちらは東関東であるので宇都宮市のほうに2校進んだ。こちらは第三中学校と第七中学校である。2つともおよそ50名の部員で参加しており、この3つの大会においてこのたび交付金をいただきたいということで申請させていただいている。
○浅野さち委員 15ページの賞賜金は、様々な大会に行かれていて、とてもすばらしいと思う。特に質疑はない。
 21ページのほうは、初めて補正で出た金額なのか。確認する。
○指導課長 例年、上位大会に参加する学校には、このように補正で上げさせていただいている。このたびについてはこの3つのコンクールにおいて、今お話しした学校が進んだ。
○浅野さち委員 こんなにたくさんの学校がすばらしいと思った。
○廣田德子委員 3つ、一問一答で行う。最初に項目を述べる。
 15ページの10節需用費、施設修繕料の市民プールのほうではなくて、妙典の少年野球場の件について伺いたい。次に21ページ、14節工事請負費、改修工事費ということで、小学校の体育館のエアコン設置ということであるが、どこの学校につけるのか伺いたい。3つ目は、6ページの債務負担行為補正で、私も6番の下総国府等デジタルコンテンツ作成委託料について伺う。
 1つ目の少年野球から伺う。ここの野球場は、以前、近隣の幸小学校でも校庭の砂ぼこりがひどくて問題になったことがあった。近隣の方から洗濯物が干せないという苦情があったと思うが、少年野球場はそこよりもさらに土地としては川に近く、風も強いところであったが、造る際になぜ考慮しなかったのか、どのような経過で現状の形にしたのかを伺いたい。
○スポーツ施設課長 妙典少年野球場は令和4年11月にオープンしていて、以前はもっと河川敷寄りの広場の様な球場であったが、整備するに当たり、今外野が人工芝で内野が黒土のグラウンドである。当時、全面人工芝という提案もあったようであるが、少年野球連盟と話をして、やはり内野は子どもたちに土のグラウンドでやらせたいという思いが強かったようで、今のような内野は土のグラウンドということで整備をした次第である。
○廣田德子委員 その際も、土も様々あると思う。砂ぼこりが立たないような土とか、金額だとか様々なことで決められたと思うが、やってみたら、実際には大変砂ぼこりがあって、すぐにでも改修してほしいという要望があり、本会議の代表質問の中でもあったように修繕事業を行うとのことである。これについて金額の妥当性はあるのか。
○スポーツ施設課長 今回の修繕に当たり、砂ぼこりがかなり舞い、近隣住宅の皆様や、ぴあぱーくを御利用の皆様に与える影響を、全てではないにしてもかなり減らすことができる。あと、少年野球の試合中に砂ぼこりにより試合の中断を余儀なくされることが多々あるので、そのようなことを軽減できるとすれば、金額は妥当と考えているところである。
○廣田德子委員 最初に全て人工芝で造ればそのほうが安かったのかなと思うが、こういった結果になり、子どもたち、使う人たちのために、また、近所の皆さんのためにも修繕するということであるので、これはこれで結構である。
 次に、21ページ、14節の工事請負費である。どこの学校のエアコンをつけるのか教えてほしい。
○教育施設課長 設置校は、冨貴島小、国府台小、菅野小、稲荷木小、鶴指小、新浜小、幸小、新井小の8校である。
○廣田德子委員 全体であと何校残っているのか教えてほしい。
○教育施設課長 令和6年までに設置校が19校で、残りが30校になる。8校を除くと22校になる。
○廣田德子委員 大体いつぐらいまでに全部入る計画があるのか。
○教育施設課長 整備計画上は令和10年としていたが、ここ最近の酷暑等もあるので、前倒しするような計画を視野に入れて検討していく。
○廣田德子委員 よろしくお願いする。
 工事期間はいつぐらいで、学校の長期休みのときに入れるのかどうか、そのあたりを教えてほしい。
○教育施設課長 今回の工事については、夏休み、9月ぐらいまでの工事完成をめどにしている。体育館が使用できなくなるのは夏休み期間中が主であり、それ以外については学校の行事等を避けて工事を進めていく。
○廣田德子委員 そうすると、今の補正は来年の夏休みにつけるということか。
○教育施設課長 来年の夏休みに設置する予定の8校である。
○廣田德子委員 ぜひ早めに進めてほしい。今年みたいな酷暑では子どもたちも大変であるので、よろしくお願いしたい。
 最後の質疑に移る。6ページ、6番の下総国府等デジタルコンテンツ作成委託料ということで、今内容について、大体こんなものが幾らだという話は伺ってイメージできたが、これは誰が見て、どのようにするのか。何のためにこれを作るのか。
○考古博物館長 現地を訪れた際に見ていただくのが今回の1つの目的としてはあるが、VRゴーグルも今回導入する。VRゴーグルについては恐らく博物館に置く形になると思っているので、博物館でもそのVRゴーグルを体験できるようなものにできたと考えているところである。また、来年の10月には国府サミットも予定しているので、そちらでの活用を考えているところである。
○廣田德子委員 そうすると、現地に直接行ってもそこでは見ることができないのか。博物館に行って、ゴーグルとかを使って見るという形になるのか。
○考古博物館長 VRゴーグルも使えるが、スマートフォンでも見ることができる設計にしたいと考えている。であるので、スマートフォンをふだん御利用いただけないような方はVRゴーグルを御利用いただければと考えている。
○廣田德子委員 2,300万円の中にはVRゴーグルの費用は入っているのか。
○考古博物館長 VRゴーグルの値段も入っており、大体1台当たり本体で言えば7万円程度のものを、10台から20台ぐらい入れたいと考えている。
○廣田德子委員 スマホでも見られるのであれば、特にこれを作らなくてもいいかと思う。イメージは分かる。今いろいろはやっているが、私は世の中についていけていない。そうすると、来年やるときに向けて準備を進めていって、作っていって、そのときに見ると。その後はずっと見られるようにするのか。
○考古博物館長 その後もずっと見られる形で考えている。
○廣田德子委員 何とも言えないが、それだけお金をかけてやって、スマホで見られるなら、そのほうが周知をして皆さんに見ていただくことができるのではないかと思う。10台から20台であればどこにもたくさん置いてあるというものでもなく、ちょっと考えてしまう。
 内容は分かった。
○石原みさ子委員 2点、項目を挙げて一問一答で行う。
 1つ目が、15ページ、スポーツ費、施設修繕料、妙典少年野球場について。2つ目が、6ページの債務負担行為補正、郭沫若記念館交通誘導等委託費400万円についてである。
 1つ目で、先ほどの廣田委員とのやり取りの中で、私の理解と違うようであったので確認させてほしい。今回の3,000万円を使った修繕によって、妙典少年野球場は全面人工芝になるのか。
○スポーツ施設課長 今回計上した修繕については、全面ではなく内野部分は土のままになり、内野部分のファウルグラウンドが人工芝になる。先ほど廣田委員のときは、今は内野が土で外野が人工芝であるが、なぜそのように当初なったのかということで答弁させていただいた。
○石原みさ子委員 理解した。
 今回、全面人工芝になるわけではなく、内野は、子どもたちはやはり土のグラウンドでプレーをするということだと思うが、それでも、今回のこの修繕でどのぐらいの効果というか、砂ぼこりに対する対策ができると見込んでいるのか。
○スポーツ施設課長 今回、内野が土になるが、砂ぼこりが全くなくなるということはないとは思うが、平日は現在でもスプリンクラーで水をまいており、砂ぼこりが発生しづらい対策を取っている。今回御議決いただけて、ファウルグラウンドだけでも人工芝にすることができれば、内野の水をまく面積もかなり少なくなるので、平日の対応や、試合中においても、イニング間や試合の合間などに、十分散水により対応が可能と考えている。
○石原みさ子委員 理解した。
 次に、債務負担行為補正の2段目、郭沫若記念館交通誘導等委託費は、シバザクラの頃ということで、私もよく見に行くが、期間や人数、どこからどこへの誘導なのか。あそこはあまり車が入らないというか、車を止めるスペースがあまりないと思うが、交通誘導というのがぴんとこなかったので説明願う。 ○文化施設課長 まず、シバザクラの開花時期は3月から5月までと言われており、3月から5月の金曜日、土曜日、日曜日の大体40日程度の交通誘導警備を考えている。あと、警備の配置体制であるが、道路上に3人を配置して、郭沫若記念館内に1人の配置を考えている。委員の言われるとおり、駐車スペースがなく道路が狭いところで、以前も周知をしていたが、それでも車で来られる方がいたり、あとは道に来館者が広がって緊急車両が通れないといった苦情が入ったりすることから、交通誘導員の配置をするという形を取らせてもらう。
○石原みさ子委員 そうすると、道路上の2人の交通誘導員というのは、車を止めるためではなくて、ここは止めらないのでほかへ行ってくれというような誘導という理解でいいのか。
○文化施設課長 道路上に3人配置するが、まず、郭沫若記念公園前に1人と、通り抜けの道路であるので入口と出口に1名ずつ配置する。そのときに、通り抜けを止めるわけにはいかないので、お話を聞きながら、注意してほしいとか、駐車場はないといったお話をしながら誘導したいと考えている。
○石原みさ子委員 了解した。
○小泉文人委員 1点質疑する。
 6ページ、債務負担行為、事項6、下総国府のデジタルコンテンツについて。先ほど2名の方が質疑していて、分かったところは分かった。ただ、債務負担行為にするというのは私の中ではなじんでいない。多分その理由として、さっき説明があったように、ある一定の時間が必要だということで今債務負担行為を申し出ていると思うが、まず、その期間はどれぐらいなのか教えてほしい。
○考古博物館長 作成期間については大体8か月を想定しており、2月から作成を始めると9月末ぐらいの完成を予定している。
○小泉文人委員 8か月かかるので今債務負担でつけてもらって、12月補正で、今年度中に発注をかけて、先ほど答弁にあった国府サミットに向けての準備であると思うが、国府サミットの準備であれば、国府サミットには大体どれぐらいお金がかかるのか、誰か答えられるのか。それがあってこの部分は債務負担行為であるというということであれば、それは理解できるが、国府サミットには幾らかかるのか分からないまま、この2,300万円を債務負担行為で認めてほしい、契約はさせてほしい、お金を払うのが年度を超えるなら明許繰越させてほしいというのが僕はなじんでいないのではないかと思っている。全体が見えれば、確かに8か月かかって、10月に国府サミットをやるのだなと思って理解できるが、全体が見えないので、この債務負担行為が現状1項目だけではなじまないから、全体をどなたかが説明ができるのであれば、館長でなくても結構であるから説明願う。
○考古博物館長 国府サミットについては2日間の開催を予定している。まず1日目は、イベントを実際には開催したい。どういった形でやるかは当初予算で計上する予定ではいるが、全体像について、全容を絞り切れていないので、予算についての説明はまだ難しい。今回のVRについては、2日目の現地見学の際に、各自治体の方と一緒に史跡を巡るときに活用したいと考えている。
○小泉文人委員 今お話があったように、本来であれば当初でつければいいのである。多分、8か月間の期間がかかるから、その逆算で早くつけなければいけないといって債務負担で上げているが、全体が見えないまま2,300万円お願いすると言われても、全貌が見えないからやれるかどうか分からないではないか。2日間やる、もう立候補されて、やることが確定しているが、母屋の予算が確定していないのに離れのVRだけ確定することは可能なのか。いや、議決すれば可能である。しかし、誰がそれを理解できるのか。車はまだ契約していないが、先にスタッドレスタイヤを買ってほしいと我々は言われているような気分である。大体どれぐらいの予算とかは今分かった。2日間、イベントが1日、あとは回るのが2日目の1日、そのときにVRを活用する。そうすると、さっき廣田委員に答えていた、博物館等に来ていただき、それはVRのゴーグルだけではなくて携帯でもできることとはまたちょっと離れていて、これは国府サミット用であるとも聞こえる。そこにちょっと矛盾があって、その辺の整理ができれば僕はいいと思うが、やはり単体だけでこの2,300万円がぽんと上がってきているのは、ちょっと順序としては違うのではないかと思うが、どうか。
○考古博物館長 御指摘はごもっともかと思っている。全容が見えない中で、部分だけ先出しするのはどうなのかというところではあるかと思うが、このVRのコンテンツについては史跡の活用という側面もある。苦しい言い訳になるかもしれないが、国府サミットについては附帯的なものと御理解いただけるとありがたいと思っている。
○小泉文人委員 お互い苦しい。このVRに関しては、実は6年前も当初予算で、皆さん記憶にあるかもしれないが、いちかわ未来創造会議というのでVRをやる、6,000万円と僕らはぼんと上げられている。そのときもいろいろな議論があり、VRという言葉には結構どきどきして、臆病になっているところがある。結局どうなったかというと、市長もいなければ、部長も速攻辞めてしまい、うやむやになってしまった。であるから、正直言うと、先出しすることに対して私たちは慎重になっている。これは個人の意見かもしれないが、慎重になっている。それは2,300万円であろうと6,000万円であろうと、6,000万円で市役所は失敗したのである。その全体が見えないまま、私たちが2,300万円つけてほしい、債務負担を認めてほしいと言われることに対しては、少し違和感がある。
 質疑は終わりにするが、指摘する。全体像が当初予算の2月に示されるのに、その前の先出しでこれを認めてほしいというのは、ちょっとルール違反ではないかと思う。これは館長のせいだけでもないし、全体のやり方としてこれはちょっと違うということを指摘して、一旦ここで終わりにする。
○にしむた 勲副委員長 1点である。19ページの23節、市川新電力会社設立出資金についてである。これについては、千葉銀行と京葉瓦斯と3者で出資すると聞いているが、この3者間の株主間契約はあるのかどうか。なければいいが、あるとすればその内容について教えてほしい。
○総合環境課長 3者間の合意に今至ったところであり、まだ契約には行き着いていない。
○にしむた 勲副委員長 その合意というのは、重要な取り決めがある場合は、通常合意したら出資する前に株主間契約を結ぶのが普通だと思うが、その株主間契約を結ぶか結ばないかについてはまだ決まっていないという理解でいいか。
○総合環境課長 今後、合弁契約書を作成する方法であるが、3者間で文書の取り交わしの中で合意書は取り交わしている。
○にしむた 勲副委員長 細かい内容はいいが、その合意というのは大まかに言ってどういった内容が合意されているのか、項目だけ教えてほしい。
○総合環境課長 まず1つは出資割合である。あとはそれぞれの役割が大まかに決まっている。主体となるのは市川市であるが、実際に新電力会社をやっていく上でのノウハウは京葉瓦斯が持っているので、京葉瓦斯が実施していくような状況になっている。あと、融資のほうは千葉銀行が持つという役割分担を今予定している。
○にしむた 勲副委員長 質疑は最後にするが、融資について千葉銀行が持つという取り決めというのは意味がよく分からない。この会社がどういう状況になったとしても千葉銀行は融資をするという約束をしているのか。
○総合環境課長 金融面については千葉銀行が融資をするということで約束をしている。
○にしむた 勲副委員長 千葉銀行が融資をするという約束という意味が、それは極めて重大な約束であるが、その意味がよく分からない。どういう状況になっても幾らまでは融資するとか、そういうことを決めたのか。千葉銀行は上場企業であり無限大で融資するということはあり得ないと思うが、そういうことなのかどうなのか。私は銀行にいたので、融資するという約束を会社ができる前にするということはあり得ないと思う。一応確認するが、それはどうなのか。
○総合環境課長 今こちらに挙げている出資金については、緊急事態、不測の事態に備えるものとして6,000万円の出資金の中でそれぞれの出資割合を決めている。そのほかに、年間の支出として約10億円を見込んでおり、その10億円を12か月で割った3か月分、会社に利益として入ってくるまでの期間を3か月と見込んでいるので、それで割り出したものを金融機関から融資を受けるような形で計画している。
○にしむた 勲副委員長 大分分かったが、約3億円を千葉銀行が運転資金なのか分からないが、それで融資をすることはコミットしていると。ほかの銀行からは取りあえず借りる予定はないという理解でいいか。
○総合環境課長 今予定しているのは、千葉銀行からの融資だけを考えている。
○石原たかゆき委員長 ほかにはないか。
○保健体育課長 先ほど学校給食費でお答えできなかった修繕費の校数と件数が分かったので、この場でお伝えさせていただく。令和5年度が全部で380件、46校であった。今年度に関しては、11月末現在で55校全ての学校から来ていて350件である。昨年度より少し数が多くなっているというところである。先ほど答えられず申し訳なかった。
○石原たかゆき委員長 私から1件だけである。
 博物館長、先ほどのVRゴーグル関係、デジタル関係の話であるが、小泉委員が言われたことはやはり重く受け止めてほしいと思うし、考古学という市川の財産を広めていくという方向で考えると、VR20台、スマートフォンでもというところを、ぜひ教育と絡める方向を、だから、サミットが終わってからもそれが有効に活用できるような方向を今から、その会社と契約するときにぜひ仕様書等に入れていただいて有効に使っていただきたい、そこをお願いしたい。
 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
○小泉文人委員 賛成の立場から討論する。
 今回出ている補正予算については、基本的に賛成の立場である。ただし、皆さんのほうから補正予算を出される際の順序等については、いま一度市長部局のほうで精査していただいて出していただけたらと思う。例えば、緊急性を要するものに関して補正予算を組んでいく、それは当たり前のものかと思う。委員長のほうからしっかりと意見という意味で委員会の意見が出されたので、改めて言う必要はないかもしれないが、本当に緊急性が必要なのか、確かにファウルグラウンドの人工芝で喜ばれる市民の方々、お子さん方も非常に多いと思う。ただし、補正予算というのは緊急性を要するものということが大前提にあるので、その辺はしっかりと理解をして補正予算に臨んでいただけたらなと思う。
○石原たかゆき委員長 今のが討論ということか。
○小泉文人委員 賛成の立場である。
○石原たかゆき委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石原たかゆき委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。


○石原たかゆき委員長 議案第35号国府台公園野球場整備工事請負変更契約についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願う。
○スポーツ推進課長 本会議場の説明はない。よろしく御審査お願い申し上げる。
○石原たかゆき委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原たかゆき委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原たかゆき委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石原たかゆき委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。


○石原たかゆき委員長 お諮りする。
 所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石原たかゆき委員長 御異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
 また、委員長報告の作成については正副委員長に一任されたいと思うので、御了承願う。


○石原たかゆき委員長 以上で環境文教委員会を散会する。
午後3時11分散会

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