更新日: 2025年2月10日

令和6年12月 市川市議会 建設経済委員会

令和6年12月3日(火曜) 午後2時

場所

第4委員会室

出席委員

委員長
小山田なおと
副委員長
青山ひろかず
委員
冨家 薫
やなぎ美智子
中町けい
加藤圭一
久保川隆志
大久保たかし
堀内しんご
稲葉健二

欠席委員

なし

説明のために出席した者の職氏名

経済観光部次長
宮内 徹
農業振興課長
森田かおり
道路交通部次長
岩佐伸幸
交通計画課長
戸枝秀行
交通計画課副参事
白川雅典
道路安全課長
野村博之
下水道経営課長
高橋 誠
下水道建設課長
星野貴之
下水道建設課副参事
外岡伸一
河川・下水道管理課長
浅田隆行

会議に付した事件

  • (1)議案第31号 令和6年度市川市一般会計補正予算(第5号)のうち本委員会に付託された事項
    第1条|第2項|歳出|第6款|農林水産業費
    第1条|第2項|歳出|第9款|土木費
  • (2)議案第34号 令和6年度市川市下水道事業会計補正予算(第2号)

※議案の内容については総務課のページをご参照ください。

会議概要

午後2時開議
○小山田なおと委員長 ただいまから建設経済委員会を開会する。


○小山田なおと委員長 まず、審査に当たっては一問一答制が導入されているので、委員の皆様におかれては、質疑冒頭に私、委員長に対し、発言方法、1、総括、2、初回総括2回目以降一問一答、3、質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑されるようお願いしたい。
 また、理事者の方々におかれては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は、職名を名のった上で発言されるようお願いしたい。


○小山田なおと委員長 議案第31号令和6年度市川市一般会計補正予算(第5号)のうち、本委員会に付託された事項を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔農業振興課長、交通計画課長 説明〕
○小山田なおと委員長 これより質疑に入るが、質疑、答弁に当たってはページ数、項目を明示されるようお願いしたい。
 質疑はないか。
○稲葉健二委員 まず、20、21ページ、施設修繕料で駐輪場の件を一問一答で。返還する第5の場所と駐輪台数、返還請求が行われた場合に代替する駐輪の確保は大丈夫か。
○交通計画課長 まず、第5駐輪場の場所であるが、本八幡駅南口の情報プラザの隣にファミリーマートがあり、そこから行徳街道側に行ったところを線路側に入ったところである。目標となる目印がないので、少し説明があやふやで申し訳ない。
 駐輪台数であるが、現在、原付と自転車を合わせて約650台駐輪できるが、それが一部返還することにより大体430台ほどの台数に変更となる。
 不足する分の代替駐輪であるが、高架下の一番市川寄りの八幡第3駐輪場と、そちらの少し南側に第4駐輪場がある。場所が少し駅から離れてしまうが、今、おのおの300台ずつほど空きがあるので、そちらが代替となる。
○稲葉健二委員 持ち主からの一部返還の要求でこうなったということと、その変更、要するにほかの駐輪場でいいというのは、その方たちに、この補正が通ってから聞かれるということでよいか。
○交通計画課長 まず、八幡第5駐輪場は複数の方がお持ちになっており、3区画あり、2区画の返還請求があったので、そちらの部分が減る形になる。
 代替であるが、令和6年度の定期利用を申し込んで、今、利用している方については、工事中も今年度中は場所が確保できているので、その方々の代替というわけではなくて、一時利用の方の代替利用になる。
○稲葉健二委員 よく分かった。もともと、基本的にここがバイクと両方できていて、バイクがちょっと足りないなど、駐輪場がという枠組みがあると思う。懸念しているのは、ここでバイクが減ったら行き先があるか、駐輪場はどこかで間に合わせることができるなど、その辺の見通しは十分に立っていると考えてよいか。
○交通計画課長 年度内の工事期間中における代替については、今、定期利用している方の分は確保できている。ただ、来年度当初以降、定期利用や一時利用の分を減少させていかざるを得ない。その分の代替については、抽せんの段階で八幡第3や第4の少し遠いところになってしまう形になる。
○稲葉健二委員 よく分かった。もともと八幡地区の部分的に空いているところと、人気のところは埋まっていたり、そこに入れない方で抽せんでというのが顕在しているところであるので、迷惑もそうであるが、その方たちが納得できるような行き先等をなるべく確保できるように努力していただきたい。
○小山田なおと委員長 ほかにないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小山田なおと委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小山田なおと委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小山田なおと委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。


○小山田なおと委員長 議案第34号令和6年度市川市下水道事業会計補正予算(第2号)を議題とする。
  提案理由の説明を求める。
〔下水道経営課長 説明〕
○小山田なおと委員長 これより質疑に入るが、質疑、答弁に当たってはページ数、項目を明示されるようお願いしたい。
 質疑はないか。
○大久保たかし委員 一問一答でお願いする。
 まず、2ページの鉱滓層とはどういったものなのか。あと、昼間施工を計画していたが、夜間施工に変更する理由としては、警察、バスはどのように言っているのか伺う。
○下水道建設課長 まず、鉱滓層の鉱滓とは何かとのことであるが、高温の高炉で発生する燃えかすの一種でスラグともいうが、このスラグを有効活用するということで、このスラグを路盤材と一緒に混ぜると非常に硬い改良ができるというものである。
 昼間が夜になったというところであるが、これは警察と京成バスで協議したところ、迂回路の関係で、どうしても道路を広く使わなければいけないと。そうなると、どうしても通行に支障が出るので、警察から夜間施工するようにとの指導を受けたことで変更しているものである。
○大久保たかし委員 分かった。この案内図の全区間を一度にするわけではないと思うが、1つの区画に対して期間がどれぐらいで、夜間するということは、それなりに近所の方からも苦情が来ると思うが、その辺、どのように対応されているのか伺う。
○下水道建設課長 まず、このバス路線は税務署通りと、冨貴島小から若宮に向かっての幹線道路になる。そこを毎日掘削して、工事が終わると復旧するということで、1日の中で完了し、それを何回かに分けてやっていくことになるので、ずっと通行止めというわけではない。影響ができるだけ少ないような形ではやっている。
○小山田なおと委員長 夜間の苦情に関しては。
○下水道建設課長 特段、私のほうまで上がってくるような、夜間に対する大きな苦情は今のところない。
○小山田なおと委員長 これからの苦情のことだと思う。出た場合、どうするかと。
○下水道建設課長 これから苦情が出たら、やはりよく話を聞いて、できるだけ音が抑えられるような工法をそれぞれ丁寧に検討して説明していく形になる。どうしても夜間工事でやらざるを得ないというのが今のところの判断となっている。
○大久保たかし委員 最後にする。苦情のところであるが、工事をするとどうしても騒音が出てしまうのは致し方ないし、事情があって夜するわけである。近隣の方は夜静かに寝たいということがあると思う。要は騒音対策というものは何かあるのか。
○下水道建設課長 まず、音が出づらい低騒音型重機を活用して工事をしていく。それと、作業員同士での声かけもできるだけしないように、そういった対応を図っていく。
○大久保たかし委員 声かけは安全面もあると思うので、そこに関してはどうこう言わないが、安全第一でお願いしたい。
○やなぎ美智子委員 一問一答でお願いする。
 まず第1点目、想定外の鉱滓とのことであった。地中埋設物の探査の様々な機器が導入されていると思うが、事前にこの辺のところが分かっていたのか。また、どのような事前調査をしたのかをまず伺いたい。
○下水道建設課長 まず、鉱滓層が出てきた道路が交通量の多いバス路線であったので、レーダー探査という方法で探ることにした。ところが、このレーダー探査は、支障になるような埋設物は探査できるが、路盤の表面の硬い層は探査できないところがあって、見つけることができなかった。
 それ以外の普通の生活道路については、実際に掘って探査しているが、そこでは鉱滓層は出てきてなかったこともあって、今回、ここに鉱滓層があるとは把握できなかった。
○やなぎ美智子委員 レーダー探査で試験採掘みたいなものをしたが、そのときは出てこなかったということか。
○下水道建設課長 当該路線のところで、実際に掘って探査はしてない。ただ、近隣の交通に影響が限定されるようなところで掘った探査は一応したが、そのときには出てこなかったというところで、鉱滓層は想定できなかったといったところである。
○やなぎ美智子委員 この工事現場での試験採掘はしなかったということか。まず、その確認。
○下水道建設課長 そうである。
○やなぎ美智子委員 その上で、これで言うと全長7kmとのことであるが、この鉱滓層の深さ、厚さはどれくらいあるのか。
○下水道建設課長 30cmから40cm。
○やなぎ美智子委員 分かった。いずれにしろ、2億円という補正は大変大きな額だと思うが、何にそんなにお金がかかるのか。
○下水道建設課長 周りの建物とかにも影響を与えてしまうとても硬い層であるので、まずはカッターで円を切って、ブレーカーという破砕する機械で破砕した。そこに非常にお金がかかっている。それと、全部で2,000tの鉱滓が出てきているので、その処分費自体にもお金がかかっているところである。
○やなぎ美智子委員 最後、質疑というか、要望になるかもしれないが、若宮小学校のところ、横断歩道なのにがたつきがあると市民の方から連絡があった。何でそういうことが起こったかといったら、下水道に関わる夜間工事の復元工事が不十分だったというところで、一番安全な横断歩道で、ここを渡りなさいという白線もはっきりしていないし、横断歩道の中で段差があった。そのような意味では大変大がかりな工事になると思う。それも夜間で、朝までに、きちっとリスクのないような第1次復元、第1次補整というか、その辺のところはきちっとしてもらわなければいけない。とにかく交通量が多いところであるが、できるのか。
○小山田なおと委員長 今、議案第34号に係る工事箇所に関してはしっかり復元してほしいとの御意見だったと思うが、それでよいか。今言えることではないと思う。
○下水道建設課長 もちろん工事は地元に迷惑をかけることになるので、そのようなことが極力抑えられるように丁寧に努めていく。
○久保川隆志委員 一問一答で同じ質疑であるが、具体的には税務署通りだけか。それとも、アーデル通りも入ってくるのか。特定できている具体的な場所を教えていただきたいのと、来年度は追加補正というか、年割りは変更してないが、これで追加はなく、そのままいけるという見込みでいいのか。一連を教えていただきたい。
○下水道建設課長 まず場所であるが、税務署通り、プラス、アーデル通りのところで補正が出てきている。補正については、極力、これ以上かからないようにしていくが、どうしても、物価が上がってきたり、そういった不確定要素が出てきた場合にはまた、提案させていただく形になる。
○久保川隆志委員 3ページであったり地図を見ても、多分場所が特定できないと思う。私はすぐ近所に住んでいるのでいいが、地図でいうと、左下が国道14号とあって、「国」という字から右上に上がっていったこの道が税務署通りである。黒塗りが切れているところの最後の一番上の十字路がアーデル通りとの交差の部分で、右にアーデル通りを上がっていくと木下街道にぶつかる場所か。
(下水道建設課長「はい」と呼ぶ)
今の内容は分かった。これを両方合わせて7kmということか。
○下水道建設課長 7kmについては、税務署通り、アーデル通りだけではなくて、ほかにも両側に細い道があるが、そのような生活道路に入れる下水道管渠の延長も含んでいる。
○久保川隆志委員 少し分からなくなったが、さっき鉱滓層が見受けられたと。この7kmの範囲の中であり得るということで2億円だと思うが、そういう意味ではないのか。それとも、今回、今年度と来年度かけて残り7kmのこのエリアの中で鉱滓層が一部分見つかっての補正と。一連がよく分からない。
○下水道建設課長 まず、生活道路の試掘はもう終わっているので、鉱滓層が出てきているところは大体把握している。それはアーデル通りと税務署通りについて、今、出てきているということで、これ以上の変更は想定してないところである。7kmのうちの一部である。
○久保川隆志委員 内容はよく理解できた。先ほど夜間に変えて、例えば税務署通りは、今、夜間でやっているが、間引きして工事していただいている。生活道路に1回迂回していただいて、また、税務署通りに戻るようなルートをつくってもらっているが、生活道路にかなり流れ込んでいるので、その対策は必要かと思う。日中にするのは多分不可能かと思うので、その辺も気遣いしていただき、うまく連携を取っていただきながら、苦情が出た場合はしっかり対応していただければと思うので、よろしくお願いする。
○加藤圭一委員 一問一答で、私からは補正予算について、下水道経営課長になろうかと思うが、54ページの上にある収入、資本的収入である。このたび公共下水道事業債2億円であるが、償還開始の年度と、あと、これは2億円で、今、企業債の発行残高は530億円ぐらい。その経費回収率に与える影響は何かあるか。
○下水道経営課長 まず、償還年度の開始であるが、6年度に借入れをして5年据置きになるので、令和12年度から開始ということで予定される。
 経費回収率の影響であるが、まず2億円を借りる。要は整備費が2億円かかるが、50年で償還すると1年当たり400万円ほど増額する。その分が経費回収率の費用として年々減価償却費にプラスになるという計算になる。
○小山田なおと委員長 ほかにないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小山田なおと委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小山田なおと委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小山田なおと委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。


○小山田なおと委員長 お諮りする。
 所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小山田なおと委員長 御異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
 また、委員長報告の作成については正副委員長に一任されたいと思うので、御了承願いたい。


○小山田なおと委員長 以上で建設経済委員会を散会する。
午後2時33分散会

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