更新日: 2025年4月15日
令和6年12月 市川市議会 議会改革特別委員会
令和6年12月11日(水曜) 午後4時30分
場所
議会会議室
出席委員等
- 委員長
- 岩井清郎
- 副委員長
- 細田伸一
- 委員
- 冨家 薫
中町けい
つかこし たかのり
浅野さち
中村 よしお
大久保 たかし
廣田德子
石原 みさ子
宮本 均 - 議長
- 稲葉健二
- 副議長
- つちや 正順
欠席委員
なし
会議に付した事件
- (1)中・長期の審査事項の優先順位1「会派制度に係る発言時間の見直し」について
- (2)中・長期の審査事項の優先順位2「ICT化の推進」について
- (3)市議会ホームページにおける記録及び議会改革による成果の公表について
会議概要
午後4時30分開議
○岩井清郎委員長 ただいまから議会改革特別委員会を開く。
○岩井清郎委員長 まず、傍聴についてである。
本日、報道機関より傍聴の申出があった。本特別委員会の運営要領では、「会議は、原則として公開する。ただし、会議において取り扱う事項の性質上会議を公開することが適当でない場合には、会議に諮り、傍聴を許可しないこととする」としているので、この許否について意見を伺う。
○大久保たかし委員 特段問題ないと思うので、公開されたほうがよい。
○岩井清郎委員長 ほかに意見はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岩井清郎委員長 それでは、傍聴を許可することに決した。
傍聴人の入室を許可する。
○岩井清郎委員長 議会改革の推進その他議員活動に必要な事項に関する調査・検討についてを議題とする。
まず、中・長期の審査事項の優先順位1「会派制度に係る発言時間の見直し」についてである。
本件については、前回の本特別委員会において、会派結成に要する議員数の変更の導入時期について、各会派において協議いただいた上で、改めて意見を伺うこととしていた。
まず、事前に配付した資料について、事務局から説明させる。
○議事課長 「先例事例集(令和五年度版)のうち『会派』が使用されている項目」について説明する。
この資料は、本市議会の先例事例集において、「会派」という文言を使い、会派に関連する事項を記載した先例事例のうち、単に過去の事例を紹介したにすぎないものを除いた残りの項目をまとめたものである。
会派結成に要する議員数が変更される場合、従前の非交渉会派は、会派ではなくなることとなり、これらの項目に多かれ少なかれ影響が出ることが想定される。協議の参考として利用いただきたい。
説明は以上である。
○岩井清郎委員長 説明は以上のとおりである。
本件に関する導入時期については、任期半ばの改選期である令和7年6月、また、次の任期の始期である令和9年5月などが考えられるが、いずれにしても、どの範囲の先例等を見直すのか、その影響を受けるであろう非交渉会派の方々の立場をどう整理するのか等に左右されるものと考える。
先般、会派無所属の会に所属する越川雅史、増田好秀両名は、非交渉会派を廃止することに反対であるという意見が出ている。
これらも踏まえながら協議をする。「会派」という項目を色で塗っても相当の数がある。これをこれからどうやって整理していくかも考える必要がある。
そこで、委員長としては、今日これは長時間かかるかもしれないので、次回以降、本件に関する先例等の協議を始めつつ、また、「変更を要すると思われるもの」、「変更を要しないと思われるもの」の分類に関する委員長案を示した上で、改めて本件に関する導入時期について意見を伺いたい。
このことについて意見を伺う。
○廣田德子委員 委員長のおっしゃったように、今日いただいた資料も分厚いので、変更が必要かどうかも精査をしていかなければいけない。それには一定の時間もかかると思うので、案を出していただいて、次回、協議をしていきたいと考える。
○岩井清郎委員長 ほかにないか。――特に意見がないようであれば、委員長のほうで「変更を要すると思われるもの」、「変更を要しないと思われるもの」の分類をし、委員長案として次回示させていただく。その上で、現在の非交渉会派の対応についても、どうできるのか、しなければいけないのかを再度意見を伺って進めていきたいが、それでよろしいか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岩井清郎委員長 それでは、さようさせていただく。
○岩井清郎委員長 次に、本件に関して、次回以降の協議の進め方についてである。
事前に配付したA4横書きの資料「主な交渉会派と非交渉会派の差異について」を御覧いただきたい。本資料は、本年4月の本特別委員会において配付した資料を一部抜粋したものになる。
委員長としては、中・長期の審査事項の優先順位1が「会派制度に係る発言時間の見直し」であることから、比較的会期日程等に対する影響の少ない議案質疑及び討論の発言時間についてから協議を行ってはいかがと考える。
このことについては、先ほどの会派の在り方と並行して進められるという考えの下、皆さんに諮る。いかがか。まずは議案質疑及び討論の発言時間から協議を始めたい。
特に発言がなければ、皆さんも資料を見ていただいているので、次回から、さよう進めさせていただく。
改めて申し上げる。今後、議案質疑及び討論の発言時間について協議してまいりたいが、本件については、いま一度各会派に持ち帰り、協議いただいた上、意見を伺いたいので、御承知おき願いたい。
○岩井清郎委員長 次に、中・長期の審査事項の優先順位2「ICT化の推進について」である。
本件については、前回の本特別委員会において、タブレット端末の導入に係る令和7年度当初予算の要求に必要な項目の協議が調ったところである。
今後は、タブレット端末の導入に向け、その使用基準を作成していくことになるが、委員長としては、その前提として、「タブレット端末を使用し、資料をペーペーレス化する会議」、「ペーパーレス化する資料の範囲」等の基本的な事項について協議する必要があると考える。
このことに関し、事前に配付した資料について、事務局から説明させる。
○議事課長 「タブレット端末の導入に係る優先検討事項」の資料について説明する。
1枚目「タブレット端末の導入に係る優先検討事項」については、タブレット端末を導入するに当たり、その具体的な使用方法を定めるため、優先して固める必要があると思われる事項を、大きく①資料を原則ペーパーレス化する会議等、どの会議で使用するのか、②どの範囲の資料をデータ化するか、③会議等においてどのように使用するかの3点に分けて整理したものである。これらの事項を固めていただいた上で、さらに使用に当たっての遵守事項や端末を紛失した場合の対応等を盛り込んでいくことで、使用基準の形に落とし込んでいくことを想定した内容となっている。
2枚目以降は、現在、各会議等で取り扱っている資料一覧である。それぞれペーパーレス会議システムの導入に合わせてペーパーレス化が可能なものを「代替可」、ペーパーレス会議システムの導入により、現在の資料について新たにできると思われることを「新規」、ペーパーレス会議システムを導入したものの、例えばセキュリティーポリシーなど別個の理由により直ちにペーパーレス化することができないと思われるものを「従前まま」として、仮に分類したものである。
説明は以上である。
○岩井清郎委員長 本件についても、一度、各会派に持ち帰り、協議をいただいた上、改めて委員会において意見を伺いたいので、御承知おき願いたい。
○岩井清郎委員長 次に、市議会ホームページにおける記録及び議会改革による成果の公表についてである。
本件については、さきに開催した本特別委員会において、協議の結果が議会改革の成果として実を結んだ段階で公表することで了承いただいている。
先日、議長に答申を行ったことにより、市議会ホームページ等における議員住所の公表方法の見直しがなされ、協議の結果が議会改革の成果として1つ実を結んだことから、市議会ホームページに掲載する内容の委員長案を作成し、事前に配付してある。
まず、資料について事務局から説明させる。
○議事課長 議会改革に係るホームページ掲載案について説明する。
まず、本市議会のウェブページのトップページの画像である。このメニューに、仮のタイトルで「議会改革のあゆみ」という項目を追加することを提案するものである。仮に一番下の「アクセス」と「いちかわ市議会だより」の間に入れてあるが、この位置についても協議いただきたい。
次に、「議会改革のあゆみ」と書かれた資料を御覧いただきたい。こちらは、トップページの「議会改革のあゆみ」のリンク先として新設を検討しているページの案である。内容としては、本特別委員会で決定いただき、答申がされたもののうち、新たに本市議会に取り入れた事項、改めた事項及び現在検討中の事項を紹介するものである。決定事項として、「議員住所の公表方法の見直しについて」、「緊急時の議員周知について」、また、検討中の事項として、「会派制度にかかる発言方法の見直し」、「ICT化の推進」を挙げさせていただいている。
中段以降は、そちらの内容について可能な範囲で詳細を記載している。
3枚目は、「議会改革特別委員会」と書かれたA4縦の資料である。こちらは、他の委員会と同様、「委員会の構成」と「委員会の記録」を掲載したページの案である。「議会改革のあゆみ」のページからも、市議会のトップページからリンクした「委員会記録」のページからも入ることができるようになっている。
説明は以上である。
○岩井清郎委員長 意見を伺う。
本日は、まず「議会改革のあゆみ」という表現と位置を議論し、また、内容についても議論し、まとまればその方向で進めていきたいと考える。いかがか。
題名は「議会改革のあゆみ」でよいか。それとも、持ち帰ってもう一度各会派でいい名前を考えてくるかは皆さんの意見だと思う。
○大久保たかし委員 位置、内容等について、このままでよいと思う。
○廣田德子委員 「議会改革のあゆみ」でいいと思う。入れるところは、「市議会のしくみ」の下辺りに入れたらどうかと思うが、いかがか。
○中村よしお委員 新しい項目になるので、「new」とかぱっと見て分かるような表記をしていただいたほうがよいと思う。「new」でも「新」でも、新しく目立つようにする。そうでないと、「あゆみ」というと前からあったのかと思う。
○岩井清郎委員長 「あゆみ」という言葉は、基本的によろしいか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岩井清郎委員長 名前については、「議会改革のあゆみ」とする。
この場所については2つ意見が出ているが、ほかにないか。どちらでも委員長に任せるか。
この委員会は永久にあるものでもない。永久にやるというなら、それもいいが、あるところで議会改革の目的が達成できれば、1つそれで区切りができる委員会であると考えている。そういう意味では、下のほうでいい。中身は濃いが、委員長案として出してあるので、委員長はと言われると、この場所ということになる。よろしいか。――それでは、場所についても、委員長案ということで決定させていただく。
何か目立つ方法があればという意見であるが、今私も思いつかないので、意見として伺いながら、可能であればさせていただく。
掲載する内容については、先ほど議事課長から説明があったとおりで、ほかの委員会と同じような形になる。よろしいか。
それでは、市議会ホームページに掲載する内容については、委員長案のとおり決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岩井清郎委員長 御異議なしと認める。よってそのとおり決した。
なお、市議会ホームページへの掲載においては、後日、議会運営委員会において諮ることになるので、御了承願いたい。
○岩井清郎委員長 次の委員会の開催については、日程を調整し、5日告示日の前の2月4日火曜日、午前10時で調整したいと思うが、いかがか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岩井清郎委員長 それでは、次回は2月4日火曜日の午前10時から開催することとする。
○岩井清郎委員長 お諮りする。本件については、閉会中の継続審査事件とすることに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岩井清郎委員長 御異議なしと認める。よってそのとおり決した。
○岩井清郎委員長 以上で議会改革特別委員会を散会する。
午後4時51分散会
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