更新日: 2025年5月28日

令和7年4月 市川市議会 議会改革特別委員会

令和7年4月15日(火曜) 午前10時45分

場所

議会会議室

出席委員等

委員長
岩井 清郎
副委員長
細田 伸一
委員
冨家 薫
中町 けい
つかこし たかのり
浅野 さち
中村 よしお
大久保 たかし
廣田 德子
石原 みさ子
宮本 均
議長
稲葉 健二
副議長
つちや 正順

欠席委員

なし

会議に付した事件

  1. 中・長期の審査事項の優先順位1「会派制度に係る発言時間の見直し」について
  2. 次回以降の審査事項について
    1. 中・長期の審査事項の優先順位1「会期日程の見直し」について
    2. 中・長期の審査事項の優先順位2「ICT化の推進」について
    3. 中・長期の審査事項の優先順位3「政務活動費に係る運用の見直し」について

会議概要

午前10時45分開議
○岩井清郎委員長 ただいまから議会改革特別委員会を開く。


○岩井清郎委員長 まず、傍聴についてである。
 本日、報道機関より傍聴の申出があった。本特別委員会の運営要領では、「会議は、原則として公開する。ただし、会議において取り扱う事項の性質上会議を公開することが適当でない場合には、会議に諮り、傍聴を許可しないこととする」としている。
 この許否について御意見を伺う。特に問題ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岩井清郎委員長 それでは、傍聴を許可することに決した。
 傍聴人の入室を許可する。
〔傍聴人入室〕


○岩井清郎委員長 議会改革の推進その他議員活動に必要な事項に関する調査・検討についてを議題とする。
 まず、中・長期の審査事項の優先順位1、会派制度に係る発言時間の見直しについてである。
 本件については、前回、議案質疑及び討論の発言時間について御協議いただいたところである。本日は、討論の発言時間を先んじて御協議いただきたい。
 討論の発言時間については、一旦会派で御協議いただいた上で改めて協議することとしていた。2月定例会、6月、9月、12月定例会における討論及び追加議案等に対する討論の発言時間について、各会派の御意見を伺う。
○浅野さち委員 私たちとしては、前回、資料を委員長からいただいたが、これに対して、委員長に具体的な案や御意見があるのか、まず伺いたい。
○岩井清郎委員長 ほかに各会派で御検討いただいたことがあったら発言願いたい。
○廣田德子委員 共産党としても、時間は減らすべきということでずっと話をしてきた。全く発言の機会をなくすのはいかがなものかと思うので、時間を減らして発言の機会を与えることにしたい。
○大久保たかし委員 我が会派も時間を短くすることに関しては異論はないとの結論に至った。それ以上については、まだ詰め切れていない。
○中町けい委員 我が会派も同じく、時間が短くなってしまうことに対してはそのようにすべきだと思うが、あとは、具体的にどういう時間にしていくかをまた詰めていく必要があると考えている。
○岩井清郎委員長 大体よいか。時間について、ある程度減らしていくことは、その方向でとの御意見があったと思う。
 そしてまた、今、浅野委員から、委員長は何か考えていないのかとの御意見もあったので、もしよければ、私が一応考えたものを皆さんにお配りして御検討いただければと思っているが、よいか。
〔「お願いします」と呼ぶ者あり〕
○岩井清郎委員長 一応、委員長として考えているものを皆さんにお示しする。
〔資料配付〕
○岩井清郎委員長 私の作った案であるが、まずは参考の資料を見ていただきたい。これを見ると、討論の発言時間の実績、本会議における最長の発言時間が書いてある。この中で発言のなかったものは除いているが、発言のあったものを平均すると大体34分になるとの実績であった。6、9、12月は22分、臨時会は19分、議案質疑は大体15分という数字が出ている。これを1つの根拠に考えた。
 そこで委員長案を見ていただくと、一番左、最大発言時間が平均34分と考えて、1つの案として、これを現時点においては最大会派8名で40分と考えたところである。
 まず、議員に平等でなければいけないことを考えると、40分で8人となると1人当たり5分という数字が出てきた。あとは会派の人数に応じて、5分掛ける7人、5分掛ける6人としていき、5掛ける3で15分という数字が出てきた。1人5分のため、1人の場合は5分になる。これは皆さん、議員に対して平等な時間の割り振りであると考えている。
 そこで6月、9月、12月定例会についての考え方であるが、先ほど来、会派は3人以上となった。会派については会派割当てということでプラス5分を考えたところ、8人会派であれ、3人会派であれ、会派への均等割時間を5分と考えてプラスしている。8人会派だと45分、3人会派だと20分となる。無会派については会派ではないので、これはないということで5分になる。
 次に、2月定例会については、当初予算、施政方針等があるので、これを加味して、さらに会派に5分割り振りをする。2月定例会のみトータル10分にすると、一番右の40分プラス10分で50分になる。現在、ここは60分になっているが、最大でも50分になるわけである。そして、3人会派は15分足す10分で25分、無会派は会派ではないので会派割当てはないので5分という1つの案を考えた。委員長としては、これをたたき台としていただければと考えているところである。ぜひ皆さんの活発な御意見をお願いする。
 暫時休憩する。
午前10時55分休憩
午前11時9分開議
○岩井清郎委員長 再開する。
 まず、討論についての発言時間である。現在の実績を見て平均が34分であるので、それをベースに考えて、現在の最大会派である8名の会派の持ち時間をまず40分と考える。そうすると、議員1人当たりが5分になる。平等という考え方をベースにすると、人員掛ける5分で、7名では35分、6名では30分、3名では15分、無会派の1名は5分となる。
 今度、6月、9月、12月定例会については、会派割の均等割時間を5分プラスする考え方で行う。8人の会派では40分プラス5分で45分、3人の会派では15分プラス5分で20分の発言時間となる。無会派については、会派の均等割はないので5分という数字で、皆さんのお手元にお示ししたとおりの時間となる。
 また、2月定例会に関しては施政方針、さらには当初予算の議案も出てくるので、会派割当てを5分ではなく10分にする。したがって、8人の会派では40分プラス10分で50分、以下、7名では45分、3名では10分プラスして25分、無会派は会派均等割はないので5分と考えている。
 さらに追加議案については、同じく各議員平等の発言時間という考えを採用して、6月、9月、12月定例会の持ち時間、発言時間と同じとする。追加議案の質疑についても、6月、9月、12月定例会の討論の時間に倣って、8名の会派は45分、7名は40分、以下、3名の会派は20分となる。なお、無会派については、質疑はできないと既に決定している。
 以上、委員長として、皆様方の御意見を踏まえながら決めさせていただきたいが、いかがか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岩井清郎委員長 異議なしと認める。よってそのとおり決定した。
 ただいま議案質疑及び討論の発言時間について本特別委員会の意見がまとまったところであるが、本件は非交渉会派に大きく影響を与える事項であることから、本特別委員会の運営要領に基づき、非交渉会派の皆様から文書により意見を求めたいと考えている。
 意見を求める文書については、従前の例に倣って作成することとし、正副委員長に一任願いたい。これに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岩井清郎委員長 御異議なしと認める。よってそのとおり決した。


○岩井清郎委員長 次に、次回以降の審査事項についてである。
 事前に配付した別紙1、本特別委員会の審査事項を御覧いただきたい。改めて申し上げる。今後、本特別委員会において審査すべき事項としては、まず中・長期の審査事項の優先順位1、会期日程の見直しについて、優先順位2、ICT化の推進について、優先順位3、政務活動費に係る運用の見直しについての3つがある。
 現在、会派制度に係る発言時間の見直しについて御協議いただいているので、本来であれば議案質疑、討論に続き、代表質問及び一般質問の発言時間について御協議いただくべきところではあるが、この件は会期日程と密接に関係するので、まずは会期日程の見直しに係る一般質問の実施時期、方法などについて御協議いただく必要があると考えている。
 一方でICT化の推進については、タブレット端末の管理、運営を、いかなる会議体がどのように行っていくかを検討する必要があると考えている。具体的に申し上げると、タブレット端末については、執行部より導入3年後に成果を検証するように求められている。3年後に検証を行うには、導入から3年先までタブレット端末の使用状況を把握できる会議体が担当することが望ましいと考えているが、本特別委員会は、任期をもって一度なくなる。その先にどうなるかは次の期の方が決めるわけで、こういう検証する組織について、この特別委員会ではなかなか難しいと考えているところでもある。
 さらにはICTに関し、専門的な知識をお持ちの委員もたくさんおられるので、そういう方々の発言、また、検討にもよるところである。このようなことを考えていくと、例えば各派代表者会議や議会運営委員会の下部の部会を設置するなどして、本件を担当していただくことが望ましいのかなと考えている。このことについては今後検討していく。
 さらに、政務活動費に係る運用の見直しについて、同じく、いかなる会議体がどのように行っていくかを検討する必要があると考えている。例えば政務活動費に関する協議体をつくることは、政務活動費の額や使途基準の見直しに関すること、また、手引に沿った運用が行われているか検証する場の設置が必要ではないかという提案がなされている。そのような状況の中で、やはり各派代表者会議の下部組織にそのような検証する機関、部会等を設置していただくことが必要ではないかということを今後皆さんとも協議していきたいと考えている。
 まずは今お話ししたICT化の推進、そして政務活動費のことについて、どのように考えていったらいいのかは次回最終的に決めていきたいと考えている。その上で一般質問、議会日程等々の発言時間についても協議していきたいと考えているし、さらには皆様方から出ているBCP等についても並行して協議に入れればと考えている次第である。
 まずはICT化、また政務活動費のことについて、次回から進めていきたいと考えているが、いかがか。
○中村よしお委員 今の②と③のICT化と政務活動費の話は、②については3年後に検証しなければならないとのことで、そのための会議体の設置であり、これは必須であるので早急にやらなければいけない。
 ③についても、会議体の設置で、使途基準や運用の検証と今お話があり、意見というか、これは提案である。6月定例会のことを考えると、スケジュール的にはかなりタイトになってくるので、委員長には大変お手数をかけて恐縮ではあるが、できれば次回の委員会のときに、たたき台をお示しいただければ効率的に進められるのかなと思う。提案させていただきたい。
○岩井清郎委員長 後ほどお諮りするが、次回特別委員会は5月の連休明けに開催したいと考えている。
 暫時休憩する。
午前11時22分休憩
午前11時23分開議
○岩井清郎委員長 再開する。
 次に進めるべき事項について、皆さん方に事前に資料を何らかの形でお渡しできるように早めに準備し、その資料に沿って議論を進めていく。
 次回の開催については、委員長としては5月9日午後1時で調整したいが、いかがか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岩井清郎委員長 次回は5月9日午後1時に開催することに決定した。


○岩井清郎委員長 以上で議会改革特別委員会を散会する。
午前11時24分散会

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