更新日: 2025年11月21日

令和7年10月 市川市議会 議会改革特別委員会

令和7年10月24日(金曜)午前11時

場所

議会会議室

出席委員等

委員長
宮本 均
副委員長
細田 伸一
委員
丸金 ゆきこ
ほとだ ゆうな
国松 ひろき
中町 けい
中村 よしお
廣田 德子
石原 みさ子
松永 鉄兵
岩井 清郎
議長
大久保 たかし
副議長
にしむた 勲

欠席委員

なし

委員外議員

とくたけ 純平
越川 雅史

会議に付した事件

  • (1)中・長期の審査事項の優先順位1「会派制度に係る発言時間の見直し」について
  • (2)次回以降の審査事項について

会議概要

午前11時開議
○宮本 均委員長 ただいまから議会改革特別委員会を開く。


○宮本 均委員長 議会改革の推進その他議員活動に必要な事項に関する調査・検討についてを議題とする。
 まず、中・長期の審査事項の優先順位1、会派制度に係る発言時間の見直しについてである。
 本件については、審査の必要から越川雅史議員及びとくたけ純平議員に出席要求を行い、本日、お二人ともに御出席いただいている。
 本日は事前に決したとおり、まず、書記がさきに提出された議会改革特別委員会における審査の経過に対する意見を朗読し、追加の御意見があれば御発言いただきたいと思う。お二人の意見を伺った後、改めて委員の皆様の御意見を伺うので御承知おき願いたい。
 また、さきの本特別委員会において、質疑応答は行わないことと決しているので、併せて御承知おき願いたい。
 まず、越川議員から提出された文書について、書記に朗読させる。
〔書記朗読〕
○宮本 均委員長 以上のとおりである。
 越川議員から追加の御発言があれば伺いたい。
 なお、発言は10分以内で願いたい。
○越川雅史議員 本日は貴重な発言の機会をいただき、感謝する。この機会を与えてくださった、ここに出席されている委員の方々のお顔と名前は、私は一生忘れずに感謝しながら発言していきたいと思う。
 まず、選挙制度などもそうであるが、議会運営が多数派の恣意的なものによって行われてしまう懸念が強くつきまとうことは、政治の場にいる方は全員御承知のことかと思う。選挙制度をめぐる議論ではゲリマンダーとの言葉が有名であるが、例えば今までは小選挙区で選挙協力をしていたので、小選挙区を重視していたとしても、もしかしたら何かの巡り合わせ、組合せが変わって、この相手とは選挙協力要らないとなって、相手が比例でしか戦えないのであれば、いっそ違う相手と組んで比例を削ってしまえとの議論がどこかの国の国会では行われているかもしれないわけで、このようなものは慎重に取り扱わないと、いつまでも我が世の春が続くと思っていたら、急転直下、状況が変わって自分の首を絞めることになりかねないことがまず大前提に置かれているのかと思う。
 また、ナチスの迫害みたいな話で、私はそこまで詳しく知っているわけではないが、伝え聞くところによると、最初は共産主義者を迫害してきた。でも、誰も何も文句は言わなかった。なぜならば、自分は共産主義者ではないからとのことで共産主義者が迫害された。その後は社会主義者が迫害された。でも、誰も文句を言わなかった。なぜならば、自分は社会主義者ではなかった。
 そうこうするうちに、あのような惨劇、悲劇につながり、結局、自分がやられる番になったときには一緒に戦ってくれる人がいなかったとの歴史があるかと思う。これは現代の沖縄の問題にも通じ、原発の問題も同じかと思う。別に自分の娘がレイプされるわけではないので、沖縄の少女が何をされようが、そこに寄り添う必要がない、自分は東京の人間、市川の人間、そう考える方もいるのかもしれない。別に自分の家の隣に基地ができるわけでもないので、基地は日本に必要だとだけを言う、そのような考え方をする人もいるのかもしれない。自分は電気が必要だ。自分が住んでいた郷土が、放射能で二度と住めない地域になるわけではないと。自分は別に市川に住んでいるので関係ない、原発をがんがん動かせばいいのではないか、このような考え方もあるのかもしれない。
 とにかく一つ一つを自分事として、どこまで捉えることができるのか。当然、皆さん、そんなこと言わなくてもお分かりで、ここに覚悟を持って臨まれていると思うので、その覚悟のさまは私は尊重したい。
 まず、無会派の討論時間を10分から5分に縮めると。仮にこれをやったところで、現状を見たときに無会派で討論する人は1人しかいない。4年間で16定例会行ったところで、10分を5分にして80分の削減にしかならない。これだけのメンバーが集まって何年間も議論して、そんなことのために行っているのかとの市民からの声が出てくることが懸念される次第である。
 今、タブレットを配ってたくさんのお金をかけているのであれば、そのようなものを使い、例えば質問の取消し、変更、一々、書記が紙を刷って、メモ用紙と鉛筆を用意して全部配って、鉛筆削りで今どき鉛筆を削っているところに疑問を持つべきではないか。十何人で何回も何年もかけて議論して、発言時間を4年間で80分削った、果たして本当にこれが議会改革と言えるのか、市民はどう思うのかと。私は市民の声をたくさん聞いて回ろうかと思っている。タブレットを使って何十時間、何百時間削減した、書記の数が1人減った、そういう成果を見せるべきではないかと思う。
 また、変えるとしたら代表質問があるわけで、そもそもなぜ代表質問制が導入されたかというと、議案質疑では、その議案に絞った論点を質疑することしかできず、多角的、多様的、あるいは、それぞれの議員が持つ知見を理事者に提言することが制約されているので、代表質問でもうちょっと多角的に論じよう、提言型の質問ができるようにしようとしたのにもかかわらず、6月定例会、誰か予算や議案に質疑し、さらに、そこに提言した会派があったのか。あったのかもしれないが、私には、そのような姿は見えなかったと思う。
 いずれにしても、あたかも議会の会期を短くすることが議員の使命だと思われている方がいるように私には感じてしまうが、討論時間を10分から5分にする、そこまでして時間を短縮したいのなら、私は議員定数半減、議員報酬も半減していただければ賛成したいと思うし、それでいいのではないかと思う。
 あとは討論である。まず、議員が42人いるからといって、討論は全員がやるものではないと思う。もちろん理事者が原稿を作ってくれて、そのまま読めばいいのであれば、できる人もいるかと思うが、そのようなものがないとできない人も一定数いるのではないかと思う。
 また、仮に60分の時間があるからといって、60分討論するのはなかなかできないことである。もちろん意味のない空虚なことを述べ続けるのであればできるのかもしれないが、一定の調査なりがないと、そこまでの原稿量を作るのは難しいことである。私も60分時間を与えられていたときがあったが、60分間討論を行ったことはない。50分程度が限界で、なかなか時間を使い切ることはないわけで、それで討論の平均時間が34分しか使ってないので短くしていこうとなったら、どんどん短くなっていく。討論そのものがなくなっていってしまう。そうすると、議員は何のためにいるのかとなる。
 もちろん生涯かけて何十年議員をしても、市長提出議案に一度の反対をしたこともなければ、一度の修正をしたこともなく、ずっと黙って全ての議案に賛成するスタンスで臨むのであれば当然討論も要らないのかもしれないが、議員の職責を鑑みたときに、一度も反対ボタンを押すこともない、一度の修正をすることもない、問題点を討論で指摘して、議場にいる議員に賛否を呼びかけることもない、そのまま議員生活を閉じるような議員が仮にいるのだとしたら、本当にその存在こそが形骸化している議員の姿であって、そのようなものを削っていくことが議会改革なのではないかと、私の個人的な思いとしては持っている。
 残り1分を切ってしまったので、以上申し上げたこと、まとまりがない部分もあったが、御清聴いただき感謝する。
 これにて私からの発言を終わる。
○宮本 均委員長 以上のとおりである。
 越川議員には席にお戻り願いたい。退出されても結構である。
 次に、とくたけ議員から提出された文書について、書記に朗読させる。
〔書記朗読〕
○宮本 均委員長 以上のとおりである。
 とくたけ議員から追加の御発言があれば伺いたい。
 なお、発言は10分以内で願いたい。
○とくたけ純平議員 ただいま事務局に代読していただいた、私が提出した意見書の趣旨を補足しつつ、本日御出席の委員の皆様には釈迦に説法のようなお話かも分からないが、私の考えを説明させていただく。
 まず、討論時間の見直しについてである。討論は、議員が市民の代表として、議案に対する賛成、反対の意思を明確にし、その理由を述べるための重要な場であることは言うまでもないことである。議員は約50万人の市民の代表として、議案の採決という重大な責任を負っていることもまた、言うまでもないことではあるが、賛成、反対の意見を述べることは私たちの重大な責任の一部である。この機会を最大限に保障することは、議会としての責務であると考えている。したがって、発言時間の制限を緩和することこそあっても、会派が少人数であったり、会派に所属していなかったりする場合に発言時間が短縮されるような見直しは避けるべきだと考える。討論時間の見直しが効率化や整理の名の下に発言機会を削る方向に進んでいく場合、議会の使命そのものを損なうことになりかねないと危惧している。
 今回の議論では、過去の平均の発言時間が1つの基準とされたことと認識している。私は、もしこの平均値を参考に用いるのであれば、せめて最低限保障すべき基準として捉えるべきだと考える。もし一部の議員や会派に対して平均値を下回るような制度設計にしてしまえば、議会全体の討論の文化が縮小し、民主主義の厚みが失われていくことになってしまう。むしろ平均値、2月定例会で言えば約34分とのことであるが、これだけは最低限保障すべき時間だと位置づけ、これを下限として確保することが議員の職責を果たす上での健全な基準となると考える。
 会派制度は、議会運営を円滑に進める上で一定の合理性があることは理解しているつもりではあるが、議会の基本単位はあくまで一人一人の議員であり、議員は誰であっても、市民全体の代表としての責任を負っている。この全市民の代表との原則は、憲法や地方自治法に基づく代議制民主主義の根幹である。
 一方で、市民全体の中には、多数意見だけでなく少数意見、マジョリティーとは異なる立場の方、社会的に声を上げにくい人も含まれる。つまり全体を代表することは、多様な意見を含む全体を代表することでなければならない。そのため、少数会派や無会派の議員が議会に存在し、発言の機会を持つことは、単に一部の立場の代弁をするだけではなく、市民全体の代表制を補完する役割を果たしているものと考える。民主主義は多数決が全てではなく、少数派の意見をいかに反映させていくかだと思う。その意味で少数派の意見を制度的に保障することは、議会が市民全体の代表としての責務を果たす上で、また、本市の民主主義を担保していく上で不可欠な条件であると思う。したがって、会派の人数によって発言時間に大きな差をつけることは少数派の意見を狭めるだけでなく、結果的に全体を代表する議会、民主主義に基づく議会の理念を損なう危険をはらんでいると考えている。
 次に、追加議案等に対する議案質疑の扱いについて説明する。
 無会派の議員が一括議題とした市長提出議案等に質疑できないことに倣って、追加議案等についても質疑できないとされた点についてである。私はむしろ、無会派議員が本会議で一括議題とした市長提出議案等にも質疑を行えるように改革を進めることこそ、議会改革のあるべき姿だと考える。議員の発言権や質問権は会派の大小にかかわらず、地方自治法に基づき強く保障されている基本的な権利であり、それは市民の知る権利を代行するものでもある。会派か無会派かによって議員が発言できるかどうかが決まる仕組みは、市民の声が届く経路を制度的に狭めることになってしまう。それは市民の代表機関としての議会の信頼性を低下させるものだと考える。
 今、国政の場では議員定数削減の議論がされようとしているが、多くの識者が少数派の意見を切り捨てることになるとして警鐘を鳴らしている。私は、今回の発言時間の削減や議案質疑の件も構造としては同じ問題をはらんでいると考える。つまり、どちらも政治の多様性をどこまで保障できるかである。議員数を減らすことも発言時間を減らすことも、結果的には少数意見の表明機会を削り、民主主義の多層性を失わせる方向に向かってしまう。だからこそ、発言の機会を減らす改革ではなく、多様な声を保障し、議論の厚みを増す改革であるべきだと考える。
 討論や質疑は単に賛否を述べる場ではなく、議員同士が相互に理解を深め、市民に熟議の過程を見せる大切な場である。そこには時間的な余白が必要になると思う。そのような余白があるからこそ、立場の異なる議員同士の意見が交わり、新たな理解や合意が生まれると思う。もしこの余白を削ってしまえば議論は形式化し、議会が議論の場から採決だけを行う場のように性格が変わってしまうのではないかと思う。それは議会の信頼性を損なう最大の危機だと感じる。
 恐らく委員の皆様の中にも、当初は効率化のため、整理していくためとして、現在、委員会としてまとめた案に賛同されたものの、後々考えていく上で、さすがに削減幅が大き過ぎるのではないかと感じておられる方もいらっしゃるのではないかと想像する。ぜひここで一度立ち止まり、この改革が本当に市民の代表として議論を深める方向の改革になっているのかを再確認していただきたい。発言の機会を減らすことが結果として市民の声を狭めることにならないか、民主主義の厚みを損なうことにならないか、どうか原点に立ち返り、再考していただければと思う。
 発言時間の見直しは、単なる運営上の技術的な調整ではなく、議会をどのような姿にしていくか、理念の問題をはらんでいる。一度これが決まってしまえば、新たにいつか見直しがされない限り、もしかしたらこの場にいる私たち全員が議員でなくなった後も、ずっとこれが続いてしまうかもしれない。後世にとっても、とても重要な局面だと感じる。
 市民の多様な意見が反映され、少数の声が尊重されるこの市川市議会であってこそ、私たち議員は真に市川市民全体の代表としての責任を果たすことができると考える。少数会派、無会派の意見を丁寧に拾い上げる、そのような制度の設計、議会の運営を改めて御検討いただきたいと切にお願いし、私からの説明は以上になる。よろしく願いたい。
○宮本 均委員長 以上のとおりである。
 とくたけ議員は席にお戻り願いたい。また、退出されても結構である。
 それでは、議案質疑及び討論の発言時間について、改めて皆様の御意見を伺う。
○岩井清郎委員 お二方から事前に文書で提出され、今、補足の発言をいただいた。それは2人の考え方として受け止めたい。
 しかし大前提は、市川市議会は会派制を取る、この基本に基づいて今日まで我々は議論を進めてきている。そのような視点からすると、無会派の方の御意見も理解できるところはあるが、私は今まで進めてきた案について賛成させていただきたい。
○宮本 均委員長 ほかに意見はないか。
 お諮りする。議案質疑及び討論の発言時間については、お手元に配付のとおりの時間としたい。これに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本 均委員長 御異議なしと認める。よってそのとおり決した。
 お諮りする。議案質疑及び討論の発言時間に関し、議長に提出する建議の作成については正副委員長に一任願いたいと思う。これに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本 均委員長 御異議なしと認める。よってそのとおり決した。


○宮本 均委員長 次に、次回以降の審査事項についてである。
 これまでの本特別委員会においては、お手元に配付している審査事項のとおり審査を進めてきた。
 各項目の審査状況について、事務局より説明させる。
○議事課長 お手元に配付の「議会改革特別委員会 審査事項」と書かれたA4横の資料について、本委員会の審査状況を御説明する。
 審査事項の資料については、中・長期の審査事項について、改選前の本特別委員会において決定された優先順位ごとに記載したものである。
 優先順位の1から順に御説明する。
 優先順位1の会派制度、発言方法、議事の順序に関する事項については、まず会派の定義を見直した上で、会派を結成するには3人以上の議員を要し、会派を結成しない議員は一律に無会派としたほか、先ほど討論及び議案質疑等の発言時間について決定がされたところである。このほか、代表質問及び一般質問の発言時間、議事の順序等に関しては、いまだ協議に至っていない。
 次に、優先順位2のICT化の推進については、タブレット端末の導入が決定し、各派代表者会議の下部組織としてペーパーレス推進部会が設置され、当初、各会派から上げられた協議事項には、おおよその区切りがついたところである。
 優先順位3、政務活動費に係る運用の見直しについては、改選前の本特別委員会の際に、いかなる会議体がどのように審査を行うかについては継続して審査していくこととなっている。
 優先順位4、BCPの策定について及び優先順位5、予算決算委員会の設置については、いまだ協議には至っていない。
 説明は以上である。
○宮本 均委員長 委員長としては、優先順位2、ICT化の推進については、タブレット端末の導入と部会の設置により一区切りついたことから、優先順位1の残りの審査事項及び優先順位3、政務活動費に係る運用の見直しについて審査を進めたいと考えている。
 このことについて御意見を伺う。
○中村よしお委員 委員長の提案のとおりで結構だと思う。
○松永鉄兵委員 大変申し訳ない、キャッチアップするために教えてほしいが、何をもって優先順位が決まっているのか。希望する会派が多いものの優先順位が高くて、少ないものは低いのか、教えてもらいたい。
○宮本 均委員長 たしか優先順位を決めたのは、中・長期に関わるものを選んだ後、要望会派が多いところで順番を決めたのではないかとの記憶であるが、議事課長、その辺伺いたい。
○議事課長 当初、本特別委員会が設置されたときに、各会派から検討する必要があると思われる事項を出していただいた。それを事務局で項目ごとに、効果的・効率的な議会運営、市民に開かれた議会に関する事項、議員報酬、政務活動費に関する事項、その他の事項などと整理し、議会運営の根幹に関わるような部分を中心に、また、今、委員長から御説明あったとおり、要望の多いものを一覧表にまとめて、委員長案として当時の皆様にお諮りした。ただし、優先順位をつけてはいるが、大項目、中項目、小項目と分け、すぐに取りかかれるものについては行うとお話しして進めていただいた経緯もある。
 そのような点では、優先順位とはあるが、適宜、これについては先に行うほうがいいのではないかとか、すぐに解決して取り組めるものがあるのではないかと入替えをしていただいているところである。
○松永鉄兵委員 優先順位は分かった。
 委員長には大変申し訳ないが、先ほど越川議員が発言の中で言われたように、今、代表質問制をしいているが、代表質問の中で議案質疑とか予算の審査に対する本質的な発言がどれだけあるのかというと、極めて一般質問化している傾向があると思っている。
 そのような意味で開かれた議会、熟慮する議会であるならば、代表質問の質問内容とか、例えば委員会での議論を重視するとか、議会の根幹に関わる本質的な議論をすべきだと思っていて、政務活動費に係る運用の見直しを次やると言うが、そこは本質ではないし、議会の議論を本質的に議論することによって、政務活動費の使い方がそれにそぐわないのであれば直していくほうが根拠が明確になるのではないかと思っている。
 そのような意味で、委員長の意見に反対する立場ではないが、本当にそのまま進めていいのか、本来行うべきことがあるのではないかが私の抱いた印象になるので、意見として受け止めていただきたい。
○宮本 均委員長 松永委員の前半の部分で言ったのは、会派日程の見直しについての括弧の中の、質疑制度の在り方、市政報告の実施等で、当時、清風いちかわから意見が出ている。まず、優先順位1の残りの部分について行うので、優先して行う話である。
 政務活動費に係る運用の見直しについても、各会派から検討事項等、ある意味、要望の意味合いが非常に強い事項が4つから5つ程度出ている。
 審査する前であるが、政務活動費について言うと、これから審議すべきところで、手引に沿って運用されているか、それを検討する機関を設けたらどうかとの意見、検討事項もあるので、そこで必要かどうか、協議した上で政務活動費をさらに深めていくのか、次のBCPや予算決算委員会の設置をどう行っていくのかを決めていければと考えている。
○松永鉄兵委員 御検討いただけるとのことであるのでよかったと思うが、そのような意味では、5番にある予算決算委員会の設置、決算委員会は設置されているので予算委員会の設置というところも、1番の質問の在り方に合わせて、委員会重視をするのであれば、予算に関しては予算委員会で議論する。その中で無会派の人も当然発言できるわけで、チェック機能を果たせるとか、少数意見を上げることができるようになるので、5番を後回しにするのではなくて、ぜひ取り扱っていただきたい。
○宮本 均委員長 貴重な御意見、感謝する。当然、1の残りも、かなり審議時間がかかるものもあると思うので、そこの中で予算委員会をどうしようかとの話になって、やるのであれば順番にこだわることはないが、一応大前提としては、まずはこの順番どおり行う。同時並行で4なり5に移ることもあり得るかと思っている。
○松永鉄兵委員 分かった。
○宮本 均委員長 ほかに御意見はないか。
 それでは、次回以降の中・長期の審査事項は、優先順位1の残りの審査事項、優先順位3、政務活動費に係る運用の見直しについて審査を進めたい。これに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本 均委員長 御異議なしと認める。よってそのとおり決した。
 政務活動費に係る運用の見直しについては、さきの本特別委員会において、いかなる会議体がどのような審査を行っていくかについて継続審査事項となっていた。
 審査を行う会議体は新たに部会を設置する方法、本特別委員会において審査を行うなどが考えられるが、このことについては次回以降に改めて協議を行うことにしたいと思うので御了承願いたい。


○宮本 均委員長 続いて、次回の開催日程についてである。
 委員長としては、11月18日午前11時で調整したいと思うが、いかがか。議案等説明会の後である。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本 均委員長 それでは、次回は11月18日の午前11時から開催することとする。


○宮本 均委員長 以上で議会改革特別委員会を散会する。
午前11時43分散会

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