更新日: 2019年11月8日

いちかわ市議会だより令和元年11月9日号

一般質問(9月定例会)

行政

市長車等へのテスラ導入
市民理解得られると考えていたのか
説明を尽くす必要があった


長友正徳議員(無所属の会)

 市長車等へのテスラ社製電気自動車導入については、重要施策として市川市行政経営会議で協議すべき事項だと思うが、実際に同会議で協議を行ったのか。また、導入に否定的な意見が多く、明らかに市民の理解が得られない行政運営が行われたと考えるが、意思決定に関わった職員は市民の理解を得られると考えていたのか。
 テスラ車の導入は行政経営会議では協議しておらず、当初予算の編成過程で協議の上、決定した。導入は環境・エネルギー政策の一環であり、当初は市民の理解を得られると考えていたが、説明を尽くす必要があったと考えている。


テスラ車導入問題
政策決定の不透明さが混乱の一因
政策説明尽くせなかった点は反省


石原よしのり議員(無所属の会)

 市長公用車へのテスラ社製電気自動車導入の問題は、市のイメージを大きく損ね、行政内部の混乱・停滞も招いている。こうした状況に陥った原因の1つに政策決定プロセスの不透明さがあると思う。市の認識を問う。
 テスラ車の導入について、市が目指す環境政策を説明し尽くせなかった点は反省しているが、政策決定すべき分野は数多あり、車両の調達もその1つで、市の環境政策を進めるために正しいと判断して行ったものである。政策の決定過程をオープンにすべきことはその通りであり、重要課題については今後も機会あるごとに説明していきたい。


DXの推進
ICT化が目的ではない 市の認識は
市民・職員共に価値ある行政を実現


大場諭議員(公明党)

 市はデジタルトランスフォーメーション(DX)の実現に向け、DX憲章の策定を進めている。DXの実現には業務フローを的確に把握して職員の理解を得ることが重要であり、ICTの導入自体が目的化してはならないと考える。そこで、市の認識について問う。
 本市のDXの目的は業務改善等を断行し市民サービスを飛躍的に向上させることにある。DX憲章の策定においては、各種事務事業のアセスメントを実施すると共に、、市政戦略会議の答申を踏まえ、手段が目的化しないよう市民・職員双方にとって価値のある行政の実現を基本としていく。


新第1庁舎の建設
追加階段は中央部 市民の利用は
2階に市民向け窓口を配置


大久保たかし議員(市川未来50年の会)

 市は市役所新第1庁舎の1階と2階の間に階段を設置すると発表した。この階段は職員だけでなく市民も利用すると聞いているが、示された図面では2階の執務室の中央に階段が位置している。今後示される図面では、市民が階段を利用できるような配置となるのか。
 新第1庁舎には2階にも市民に対応する窓口を配置する予定であり、来庁者の利便性向上のためにもフロア中央部に階段を設置したいと考えている。なお、新庁舎のレイアウトについては、現時点で概ね決まっているが、今後各業務フローを詳細に検証しながら、最終的な配置を決めていく。


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