更新日: 2020年8月12日

いちかわ市議会だより令和2年8月8日号

代表質問(6月定例会)

緑風会第1

竹内清海、鈴木雅斗(総括質問者)、青山ひろかず(補足質問者)、荒木詩郎

私服通学の推奨

 新型コロナウイルス感染症対策では、衣服を清潔に保つ必要があるが、制服は容易に洗濯できないため、洗濯しやすい私服での通学を推奨すべきと考える。市の見解について問う。また、私服が良いか、制服が良いか保護者等にアンケートを実施することはできないか。
 コロナ対策として清潔な服装に配慮することは、非常に重要であり、学校としても考えていかなければならない視点であると認識している。制服の代替服を検討する場合は、洗濯のしやすい体操服やジャージが第一候補となるが、規律に配慮した上で柔軟に対応することが望ましいと考えている。また、制服の着用は様々な考え方があることから、校長会、PTA連絡協議会、学校運営協議会等で話題として取り上げる他、制服に関するアンケートの実施などについて検討していきたいと考えている。


真夏のマスク着用

 真夏におけるマスク着用は熱中症を誘発するおそれがあるため、登下校時や疲労感がある時はマスクを外して良いと考えるが、市の見解について問う。また、喘息を有するなど、マスク着用ができない児童生徒のために、着用できない旨の意思表示を示すバッジを作成して学校に配付することはできないか。
 夏におけるマスク着用は、困難な場合も想定されることから、状況に応じて、柔軟な対応が必要である。新型コロナウイルス感染症対策として厚生労働省が示す熱中症予防行動のポイント等について広報紙等を活用して市民に周知する他、体調不良の際は状況に応じて、マスクを自分で外す必要性があることを児童生徒に指導していく。また、缶バッジを含め、マスク着用が困難であることがわかる表示方法などを、教育委員会と協議していく。


行徳の地域資源

 行徳には地域資源として水辺の環境があり、市では市川漁港の整備を行っているとのことであるが、その進捗状況及び江戸川でハゼ釣りに利用されている桟橋の現状と今後の対応について伺う。また、集客等のために、本市の地域資源を市内外に向けてPRする必要があると考えるが、市はどのように考えているか。
 市川漁港の現状は、漁業活動の拠点としての機能を満たしておらず、現在は漁業活動の効率性向上等のため、拡張整備を進めている。また、江戸川の桟橋の現状は、令和2年度末に桟橋の占用許可が切れるため、市はその延長に向け、市川市漁業協同組合と国との協議の調整をしている。地域資源のPRについては、これまで広報いちかわ等を活用し、周知に努めてきたが、2年度は、観光大使を設置し、観光プロモーションを推進したいと考えている。


行徳地域の災害対策

 台風などの豪雨に見舞われた際に、市の想定を超えるような大雨が降った場合における旧江戸川堤防の越水の危険性について、市は、どのように認識しているか。また、行徳地域の内水氾濫対策については排水機場の能力維持が重要だが、市としてどのように進めていくつもりなのか。
 県に確認したところ、旧江戸川堤防は、計画流量を超える水量を旧江戸川に流さざるを得ない状況が発生した場合でも、直ちに越水することはなく、堤防は鉄筋コンクリート構造であり、容易に壊れることはないとのことである。また、市が管理する排水機場は、劣化状況等の点検・調査を行い、施設の老朽化対策を計画的に進めていく。なお、県の排水機場についても、老朽化対策を進めるよう、千葉県市長会を通じて要望していきたいと考えている。

このページに掲載されている
情報の問い合わせ

市川市 議会事務局 議事課

〒272-8501
千葉県市川市八幡1丁目1番1号

議事グループ
電話 047-334-3759 FAX 047-712-8794
調査グループ
電話 047-712-8673 FAX 047-712-8794