更新日: 2017年1月25日

平成28年9月市川市議会総務委員会

開会

午前10時2分開議
○西村 敦委員長 ただいまから総務委員会を開会する。

議案第12号 市川市職員退職年金等に関する条例等の廃止について

○西村 敦委員長 まず、審査に当たっては一問一答制が導入されているので、委員の皆様におかれては、質疑冒頭に私、委員長に対し発言方法、1、全て総括、2、初回総括2回目以降一問一答、3、質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑されるようお願いしたい。
 また、理事者の方々におかれては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は職名を名乗った上で発言するようお願いしたい。
――――――――――――――――――――――――
○西村 敦委員長 議案第12号市川市職員退職年金等に関する条例等の廃止についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○職員課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○西村 敦委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第13号 市川市債権管理条例の制定について

○西村 敦委員長 議案第13号市川市債権管理条例の制定についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○財政課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○西村 敦委員長 質疑はないか。
○宮本 均委員 2点お聞きする。
 まず、条例案が提出されたのが今9月定例会であるが、私から見れば、その前の6月定例会に出てもいいような気持ちであった。9月定例会に長引いてしまった原因があれば聞かせていただきたい。
 もう1点は、平成29年1月1日から施行とのことで、議会で可決された後、直ちに施行とはなっていないが、その点、実際に業務を行う上で1月1日とした理由等があれば御説明願いたい。
○財政課長 まず、条例の9月定例会でのタイミングについての御質疑であるが、昨年12月定例会に債権放棄の議案を提出して可決いただいたが、御質疑者も含めて議員の方々から、毎回、そのような議会への議案提案ではなく、他市のように債権管理条例を定めて効率的に債権管理の手続を行ってはどうかと御提案いただいているところである。おっしゃるとおり、6月ごろまでに条例案を制定できればよかったが、安易な債権放棄とならないように改めて要件や基準を精査させていただいた結果、いろいろな要素を検討する必要があったために時間を要したとのことで御理解いただきたい。
 1月1日とした理由については、公布の後、周知を図り、本来であれば問題なく運用できると思うが、さらに債権放棄を決定するに当たって、事務フローを定めなくてはいけない規則について周知等の日数を要することから1月1日とした。
○髙坂 進委員 1点だけである。第7条に「規則で定める」となっているが、この規則は、今の話だと、まだできてない、これからつくるとの話なのか。何で最初から規則をつくって私たちに一緒に見せてくれないのか。そうしないと、規則の内容がどうなるかによって考え方が違ってくることがあるのではないかと思う。
○財政課長 規則についてはおっしゃるとおりで、今、まだ素案の状況にある。条例に背くような規則は実際問題存在しないわけで、内容を申し上げると、こちらの条文に債権管理の台帳を整備しろとの指示があると思うが、その中で項目または様式を定める。また、債権放棄をする場合に決裁者を財政部長に持っていくなど、そのような事務フローの規定を設けるものであって、改めて要件のような、今回の債権放棄の第6条に載っているものを覆すような事務フローは一切考えていない。
○髙坂 進委員 もちろん、それはそうである。ただ、例えば税制などに関しても、政令や省令など、後で出てくるものが、国税の法律にそのまま沿っているかどうか、私たちから見ると大変疑問のあるものがたくさんある。そのような点では、どのような規則なのか、最初から私たちにきちんと知らせるべきであって、逆に言うと、幾らでも好きなようにつくれるのではないかと思う。それでは困るので、今回一緒に出してくれればよかったのではないかと言っている。
○財政課長 基本的に好きにつくれるのであろうとの御指摘かと思うが、内容的には当然条例が上位にあるので、条例に背いたような規則は絶対あり得ない。条例に定めたもの以外の債権放棄を改めてできるかといったら一切できないので、そのようなことを考えれば、規則に関して条例で御審査いただければ、規則もそれに合わせて制定していく内容になると思う。
○越川雅史委員 総括で行う。
 第5条の台帳の整備の点について、今までも台帳はあったのではないかと思う。規則で定める事項を記載するとあるが、台帳が充実するのか、今までと違うのか、ここにあえてこのようなことを書いたことの意義と、あとは規則で定める事項を記載するとあるので、年齢調べとか、きちんとできるような台帳なのだろうと思うが、どのようなものを記載するのか。
 行政の債権は余りわからないので教えてほしい。相殺のような規定が条例にはないが、相殺するようなことは一切予定されてないのか。
 3点お願いする。
○財政課長 まず1点目、台帳の整備の規定を入れた理由については、当然、債権であるので管理していかなければいけないので、今までも所管部署で台帳整備はしてきた。12月定例会に、債権放棄の議案を出す際にそれぞれの所管課の台帳を拝見させていただいたが、要件がばらばらで、必要とする部分が欠けていたり、逆に余計なものまで載っているところがあったので、公平な判断をするに当たって、改めて統一した台帳整備が必要であると考えて条文で規定した。台帳に載せる内容は、債権の名称は当然であるが、金額、氏名、住所、連絡先などの債務者情報、保証人の情報、その後に必要となる納付期日、督促状発送日、交渉経過などを予定している。
 相殺の考え方自体は規定していない。地方税法の中では、納め過ぎた場合に還付があって、そのときに滞納があった場合、それに充当することは既に決まっている。それに関して、今回の対象となるのは非強制徴収公債権であり、また私法の民法で私債権になるので、それについては合意のもとでないとできないと判断した。
○西村 敦委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第14号 市川市市債管理基金の設置、管理及び処分に関する条例の廃止について

○西村 敦委員長 議案第14号市川市市債管理基金の設置、管理及び処分に関する条例の廃止についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○財政課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○西村 敦委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
――――――――――――――――――――――――
○西村 敦委員長 暫時休憩する。
午前10時18分休憩

議案第15号 市川市八幡市民会館の設置及び管理に関する条例の制定について

午前10時27分開議
○西村 敦委員長 再開する。
 議案第15号市川市八幡市民会館の設置及び管理に関する条例の制定についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○文化スポーツ部次長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○西村 敦委員長 質疑はないか。
○髙坂 進委員 初回総括2回目以降一問一答で行う。
 1つは、公民館などは総コストに対して50%の割合で使用料を設定している。今回の使用料も今までと同じように、総コストに対して何%との考えなのか。実際に運営した場合に何%になるのか。
 小さなことだが、13条、14条に「使用者が公の秩序又は善良の風俗を害するおそれがあるとき」とあるが、これの基準は何かあるのか。あるとすれば、どのような基準になるのか。
 16条の使用者と利用者の違いは一体何か。
○文化スポーツ部次長 まず、1点目からお答えする。今回の使用料の考え方であるが、今、髙坂委員が質疑した、総コストに対して受益者負担割合50%で設定している。
 2点目の「公の秩序又は善良の風俗を害する」については、想定として、例えば違法行為や詐欺行為に対する許可をしない場合を規定しているものである。
 3点目として使用者と利用者の違いであるが、使用者については、主催して何か行事を行う、許可を受けて使用料を払って使用する方である。利用者については、その逆で、例えば観賞に来た方、使用料を払って利用いただく以外の方をお示ししたものである。
○髙坂 進委員 総コストに対して50%とのことであるが、実際にこの金額で運営すると50%になるのか。
 それと、近隣市との比較はしたのか。近隣市と比べて高いとのことにはならないのか。
○文化スポーツ部次長 まず1点目、市民会館の行政コストに対する使用料収入の見込みは、歳入割合として約30%を見込んでいる。
 近隣市との比較は、当然ホール、展示室、会議室についてもしている。算定の基本となるものは近隣市についても同じであるので、近隣市と比較しても、特に市川市が高いといったことはない。
○髙坂 進委員 ほかと比べても高くはないと。これは今定例会で決めないと、例えば次の定例会や2月の定例会で決めるのでは遅くなり過ぎるのか。
○文化スポーツ部次長 今回、八幡市民会館については、平成29年3月1日施行を予定している。市民会館を閉鎖してから、市民の利用団体の方になるべく早く御利用いただきたいとのことで準備を整えてきた。それで今回、議案の提案となった。
○髙坂 進委員 去年の10月から公民館などの値上げをして、その影響がどうなっているのかをきちんと検証した上で次を決めるべきだと僕はずっと主張してきている。そのような点で、去年値上げをしたのが市民の活動にとって相当大きな影響があるとのことであれば、その検証を先にするべきであった。例えば12月でもよかったのなら、先に検証した上で12月に決めるべきだったと僕は思っている。そのようなことで聞いた。これについての答えは要らない。
○西牟田 勲副委員長 1つだけ、使用方法について、営利の目的で使用するような場合に規制する可能性はあるのかどうかお伺いしたい。
○文化振興課長 八幡市民会館については第1種低層住居専用地域の中での建てかえとのことであり、周辺の静かな良好な住環境を害さないことを条件で許可している。したがって、施設周辺に人が多く出入りするような、例えば有名アーティストのコンサート等については使用を許可しないことがあるが、基本的に営利であるので許可しないとのことではない。
○西牟田 勲副委員長 物品の販売は許すとのことか。第1条に「芸術文化の振興及び市民福祉の増進を図るため」とあり、市民会館の設置目的に適合しているのかどうか疑問があるが、それについての見解を伺いたい。
○文化振興課長 物品の販売については設置目的の範囲内でと考えている。
○西牟田 勲副委員長 設置目的とは1条のことで、物品の販売そのものがこれに反するのか伺いたい。
○文化振興課長 物品の販売そのものを規制するわけではない。
○西村 敦委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔髙坂 進議員 反対討論〕
○西村 敦委員長 ほかに討論はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○西村 敦委員長 挙手多数。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第16号 市川市市民談話室の設置及び管理に関する条例の一部改正について

○西村 敦委員長 議案第16号市川市市民談話室の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○文化振興課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○西村 敦委員長 質疑に移る。
 質疑はないか。
○越川雅史委員 一問一答で行う。廃止の経緯で、27年11月ごろに廃止が決まったと認識しているが、もう1回、確認の意味で、廃止が決まったのはいつごろなのか、廃止後の建物の取り扱い、利用者への周知、これは議案第15号にも少し絡んでしまうが、市民会館のほうに統合する、機能を集約するような話があったので、それをどう反映させたのかの4点である。
 経緯のところで、市民会館に談話室の機能を統合するとのことがあって、結局、談話室は廃止と決まったのだと思う。ざっくりと、27年11月ごろだとのことはこれまでの調査の中で把握しているが、もう1度丁寧に御説明願いたい。
○文化振興課長 市民談話室の廃止の経緯について御説明させていただく。まず、市民談話室についての廃止の発端の出来事であるが、旧市民会館のホールの天井の危険の指摘があり、25年4月にホールの使用を停止した。この段階で改修、建てかえ、市民会館の廃止などの検討がなされた結果、建てかえの方向性が出された。建てかえをするに当たり、市内には文化会館や文学ミュージアムなどにホール、会議室、周辺の施設の中にも集会室や会議室等、会議できる場所があり、市民会館の機能をどれほどの規模のものにするかなど、何をどのような規模で設定したらいいのか等の議論があった。その中で、市民談話室の今持っている展示や集会の部分を新しい市民会館の中に移行することができないだろうかとの検討を始めたのがそもそもの経緯である。
 その後、市民会館については、具体的に取り壊し、27年にはくい打ちから始まる着工となり、その間に談話室の例えば形状が悪いことや、駐車場がないこと、駐輪場が少ないことなど、今あるいろいろな問題点を新しい市民会館に移せば解決できるのではないか。また、周辺施設の会議室の位置や数、収容人数等、利用率も含めて考えて、その部分を集約できるかどうか検討してきた。27年になって建てることが決まり、中でおおむね廃止することで大丈夫だろうと決定し、ことしの6月定例会で廃止についての答弁をさせていただいて、7月に利用者への説明会を行い、今定例会へ提案させていただいたとの経緯である。
○越川雅史委員 わかった。2番目の廃止後、このビルをどのようにしていくのかとのことで、これは本会議における答弁の中で、ボランティア・NPO課や地域振興課が入っていくことは伺ったが、新庁舎ができ上がれば、そちらに移っていくのか。あるいは、もう少し長期でそこにとどまることを想定しているのか。このあたり御説明いただきたい。
○文化振興課長 廃止後の利用については、今回答弁させていただいたとおり、ボランティア・NPO課や地域振興の活動の場として使うとの想定であるが、今のところ庁舎の建てかえの間、29年度から31年度までのおおむね3年間を予定している。その後の活用方法について考えているかとの御質疑であるが、役割が終わった後の使用用途については未定で、その後の状況によって判断していくことになる。
○越川雅史委員 先ほどの質疑に絡んでくるが、次の質疑として利用者への周知との話で、先ほどの経緯を聞いた中では、ことしの7月になってから利用者への告知をしたと。利用者に告知されるのが、議会を聞いていればわかるだろうとの話が仮に成り立つとしても28年の6月。廃止するのは27年のうちに決まっていたことはこれまでの答弁で確認できると思うが、なぜ決まった方針を公表するのに半年も時間を要してしまったのか。この点、御説明願いたい。
○文化振興課長 周知が半年間おくれた理由について御説明させていただく。廃止が決まったことを利用者の市民の方にお伝えするにしても、自分たちの今後の活動の場はどこにすればいいのかなど、その辺の案内を伴わないと、ただ廃止をするとの部分だけでは発信ができない状態になる。今回、工事の進捗状況を見て、市民会館が予定どおり完成し、移行先の受け皿として整ったことが確認できたので御提案させていただいたものである。
○越川雅史委員 ひとまず伺った。これまでの答弁でe-モニターや利用者アンケートを実施したとのことを確認しているが、これを行ったのは、たしか28年の8月だったと思う。今までの議論の中で、結局、文化会館やグリーンスタジオの機能を、当初から八幡市民会館で課題を解消したり、役割分担を図るなどして、談話室の機能や課題を解消する目的で市民会館をつくっていたのなら、このような新しい市民会館ができる、これで皆さんの今までの活動ができる場だと考えて、このような役割であれば文化会館へ行ってほしい、グリーンスタジオへ行ってほしい、でも、このような活動だったら八幡市民会館でできる、といったようなことで設計したとの説明がこれまで続いているのだとすると、設計段階で八幡市民談話室の利用者の声を聞くべきだったのではないか。本来であれば、二、三年前に話を聞いておくべきだったのではないかと思うが、このあたり御認識を伺いたい。
○文化振興課長 新しい市民会館にどのような大きさの会議室をつくるか等について、その検討の段階で一番最適と思われる大きさのものを考えていた。おおむね40人ぐらいの規模とのこともあるし、展示室はそのまま移行できると思うが、集会室の一部についての部屋がないのではないかとの御指摘だと思う。その点については、ホールの控室の6名の部屋が2室ある。全部の移行は難しいのかもしれないが、談話室の集会室1、2は11人のもので、利用実態を見てみると平均6.2名となっているので、ある程度の移行はできる。集会施設についても、八幡近辺の集会室、具体的には中央公民館、高架下にある3つの地域ふれあい館、少し離れているが、南側の勤労福祉センターの分館など、同規模で同価格の多数の貸し室があるので、その部分で吸収できると考えている。計画段階では、明らかに廃止をする前提の考え方ではなく、選択肢の1つだと考えていたので、その段階では廃止の方向性があったとの状態になっている。
○越川雅史委員 質疑の仕方が悪かったようなのでもう1回聞く。そのように、規模、大きさ、すみ分けの仕方、ほかのどこで吸収できる、いろんなものを考えて設計した。その時点では談話室の廃止は決まってない。それはそれでいい。ただ、そのような役割分担や課題の解消をもって、市はこう考えて設計したと。例えば廃止しなかったとしても、八幡市民談話室、旧市民会館の課題を解消するなど、いろいろなものを考えて、市はこのようなデザインにした。その時点で皆さんどうですかとの意見を聞いておいて、そこで談話室の利用者が、これだったら代替施設として認めるとのことで、その後廃止と決まったとの説明であったらきれいだと思う。その時点で、なぜそのような声を聞かなかったのかとのことを端的に聞いていて、28年8月にe-モニターや利用者アンケートを行うのは二、三年遅かったのではないかと見解を問うている。
○文化振興課長 御質疑者のおっしゃるとおりで、計画段階では市民談話室の廃止も検討の1つではあったが、談話室の廃止自体が確定していたわけではなかったので、その時点で廃止を前提に市民アンケートまでは至らなかったとの経緯である。
○越川雅史委員 経緯はわかる。そのとき思いつかなかったのか。今から考えても、そのとき決まってないので、このやり方でいいと。今後も何かあって決まってないことだったら、別に聞かないよとの話なのか。今から思えば、そのとき決まってなかったが、行うだったのか。僕からしてみたら、二、三年遅かったのではないかと言っていて、文化振興課として正しいとの話なのか、言われてみたら、そうであるとの話なのか。そこの認識を聞いているので、もう1度お願いしたい。
○文化振興課長 廃止の方向性が具体的に決まったのが27年度で、その後、廃止について検討してきた。市民会館の計画段階で廃止ありきで話が進んでいたわけではないので、結果として利用者アンケートまでは至らなかったのが事実である。
○髙坂 進委員 初回総括2回目以降一問一答で行う。
 今の話を聞いていると、27年度には廃止をする方向が出てきたと言われている。何でe-モニターを行ったことしの8月時点で市民からの意見を聞こうとしなかったのかとのことと、ことし6月ごろに市民説明会を行っている。そのときに初めて聞く話で、こんなこと、とんでもないとの話がたくさん出たと僕は聞いているが、そのことについてどのように考えているのか伺いたい。
 もう1つは、市民談話室を廃止しても、新しい市民会館やそのほかを使えば代替できるとの声が多かったと本会議の代表質問で答弁していたが、代替できないとの人たちも16%ぐらいいる。その人たちについては、これからどうするのか。その人たちは代替できないと言っているので、やめなさいとなるのかも含めてどうするのか伺いたい。
 3つ目は、新庁舎ができるまで、ボランティア・NPO課と地域振興課が入るが、その後のことは決まってないと答弁している。私は、その後は売却をすると聞いたと思っている。本当に決まってないのか、売却するとのことにはならないのか、伺いたい。
○文化振興課長 まず、そのことを7月の説明会まで周知できなかったのかとのことについては、閉鎖だけを発表すればいいものではなく、閉鎖後の使用者の活動先など、あらゆる想定が完結しないと行うことができない。今回、閉鎖の最終的な決定自体がかなりおくれてしまったことで発表がおくれたとの事情がある。6月定例会で市民談話室の閉鎖を答弁させていただいて利用者への説明とのことで、9月定例会に提案して、可決いただければ市民への周知を行っていく。
 代替ができるかについては、市民会館の展示室の料金等が談話室より安いので代替できると考えている。確かに市民談話室が駅から一番近く、利便性の部分では劣るかもしれないが、かわりに静かな環境が提供できる。JR本八幡駅からは歩いて7分になるので、それほど遠いこともないと考えている。
 新庁舎ができた後の市民談話室の利用方法であるが、先ほどもお伝えさせていただいたが、今のところ決まっていない。そのときの状況を見て検討させていただく。
○髙坂 進委員 とりわけ使用者団体からの意見とのことで、廃止をするだけではなくて、全部決まらないと公表しないと言っているのだと思うが、そうではなくて、廃止をするのがいいかどうかについても市民から意見を聞くべきであると言っている。何でそれをその時点で行わなかったのか。7月にそのような方向が出た。このようにしたいと思っているが、本当に廃止して代替がきちんとできるのかとの情報も全部与えた上でどうかを普通は市民に聞く。今の答弁だと、市民の人に決まったと教えるには、それだけのことが全部決まってないとできないとの答弁である。そうではなくて、まず市民から廃止するかどうかの意見を聞くべきである。何でそれを行わなかったのか。
○文化振興課長 市の内部で廃止についての方向性を出すまでに、実際さまざまな要件を考えていたので決定がおくれてしまった。その部分の意見を吸い上げることが具体的にできなかったとの状態である。
○髙坂 進委員 今、一番問題なのはこのようなことである。決まったので、こうであるとみんな言っている。ことしの8月になって、これを公表するときになってからe-モニターを行ったとの話であって、利用者団体の人たちの意見聴取はほとんど行われていないと思う。その点では大変ひどい話である。
 次に行くが、代替ができないとの人は実際いたであろうと言っている。代替できると考えていると答弁しているが、実際にe-モニターを行ったら、できないとの人が十何%いた。それだけではなくて、市民説明会のときには、できない、廃止されたら困るとの人がもっとたくさんいたのではないか。それに対して、できると言うのだったら、どのようにするのか、そのことをきちんと言わないとだめなのではないか。
○文化振興課長 確かにe-モニターで、次の移行先についてまだ決まっていないと答えた団体があった。その点について、市民会館の中で移行できる部分と、使える小規模の部屋が近隣の中央公民館の中では4室、メディアパークの文学ミュージアムの中の控室は3室あるが、そちらについても移行できるとのことで、今回貸し出しをさせていただくし、地域ふれあい館の中でも……。
○西村 敦委員長 小規模との話は一切質疑されていない。代替できない人たちの話を聞いたのかとの質疑だと思う。それについてお答え願いたい。
○文化振興課長 できない人の意見を確認して、具体的にどのような利用ができるかを考えた。周辺施設の利用率等を考えて、こちらで分析してみたが、収容可能との結論になった。
○髙坂 進委員 可能であるとのことであるが、別の言い方で聞くと、今まで使っていた人たちがこのような条件で代替できない、私たちはどうすればいいかと言ったとき、きちんと相談に乗っていただけるのか。
○文化振興課長 個別の活動先については文化振興課で丁寧に説明していく。
○髙坂 進委員 できないとの説明はするかもしれないが、そうではなくて、きちんと責任を持って相談に乗れるのか。そうでないなら、それは廃止するべきではないし、今、急いで廃止しなければいけない理由はどこにもない。責任を持って相談に乗れるのか、それができるのかと僕は聞いているのであって、説明をしてもらっても、いや、無理であるとの説明をされても困るとの話である。
 終わる。
○増田好秀委員 1点伺う。今の髙坂委員との質疑の中で、メディアパークに3部屋ふやしたとあったが、これは市民談話室の廃止前にできていて、市民談話室がなくなることによって利用する人がいるのかどうか。そのような方たちにこのメディアパークを案内しているのか。その背景を伺いたい。
○文化振興課長 御質疑の文学ミュージアムの3室の件であるが、生涯学習センターの設置及び管理に関する条例の改正にあわせて、今までホールと一体でしか貸し出しをしていなかったものについて、単体で貸し出しを行うことを考えており、これについては廃止に合わせた来年4月からのものであるので、今現在、まだ単体の貸し出しはしていない。ただ、談話室を廃止して小さな貸し室の要望等もあったので、そちらのほうは拡大していくことを考えている。
○増田好秀委員 大筋わかった。先ほどの答弁の中で、4月スタートでまだ決まってないこともあるので、市民談話室がなくなることによって困る団体に対する案内は現在まだしていないとのことか。その確認をお願いする。
○文化振興課長 今回議決をいただいた後、速やかに案内していく予定である。
○西村 敦委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔髙坂 進議員 反対討論〕
〔越川雅史議員 賛成討論〕
○西村 敦委員長 ほかに討論はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○西村 敦委員長 挙手多数。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第17号、第18号について

○西村 敦委員長 議案第17号市川市文化会館の設置及び管理に関する条例の一部改正について及び議案第18号市川市行徳公会堂の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを一括議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○文化振興課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○西村 敦委員長 質疑はないか。
○髙坂 進委員 初回総括2回目以降一問一答で行う。
 文化会館は、ほかの施設に比べると現在でも使用料が高い。今、値上げの対象になっている文化会館の会議室の稼働率はどれほどになっているのかを教えていただきたい。
 先ほど市民会館でも聞いたが、もちろん総コストに対して50%で設定したと思うが、実際に値上げすると何%になると計算したのか。
 公民館の値上げを去年行ったが、全体での検証はまだ進められていない。今回、値上げの議案を出すとのことで、それらの検証についても文化スポーツ部としては行ったんだと僕は思っているが、検証の結果はどのようになったのか。
 もう1つ、今回ホールは値上げの対象になっていないのは、多分、近隣市と比べて除かれたと思うが、会議室について、近隣市との比較で言うとどうなるのか。
○文化振興課長 文化会館の稼働率については、今までの状態で全体で70%である。
 文化会館の施設の総コスト6億3,349万円に対する利用料金の比率は今現在19%で、改定後は20%と1%の増を見込んでいる。
 利用率の検証である。全体の検証は把握していないが、文化振興課の検証結果としては、市民談話室の利用率を把握している。その検討の結果であるが、おおむね2%の減で、そちらについては年度のぶれ等もあるので、影響があったかどうかについては、今後の状況を見て判断することになる。
 近隣市との比較については、市の基準によってコストから計算しているので近隣施設との比較をしたものではないが、参考までに、千葉県内の同規模の文化ホールにある会議室を検証してみると、会議室の1平方メートル当たりの単価は平均11円であった。これに対して文化会館は9.03円と、それよりは安価になっている。
○髙坂 進委員 利用率70%とのことであるが、値上げによって、どのような影響が出るか試算したのか。
○文化振興課長 値上げによっての利用率の変動については、今のところ計算の中では想定していない。確かに料金改定直後は利用の控え等もあるかと思うが、今後慎重に検証してまいりたいと考えている。
○髙坂 進委員 わかった。後の公民館の値上げの影響についてのところでまた伺う。
 総コストに対して1%上がるだけであるので値上げしなくてもいいのではないか。もともと50%だと言っている。僕は、この50%には何の根拠もないと思う。それよりも市民の活動をどうやって活発化していくかを考えるほうが重要だと思う。19%からたった1%上げただけで、それが市民の活動を抑えることになったら大変大きな損失である。僕はもっと大きいかと思っていて、今、その点では大変びっくりしている。
 公民館の値上げの影響であるが、6月定例会で質問したときも、公民館は3.何%しか減ってないとの話が出ていた。これについて、私はあのときにも言ったが、減免になっている団体の人たちはそのまま減免になっているわけで、今度は減免の基準も変わってくる。減免の人たちがどれほどいて、その人たちを除いた分で3%ほどの影響となるので、きちんと行うと、その人たちにもっと影響が出るだろうと僕は思っているが、そのようなことも考えたのか。その点で実際に値上げし、70%の利用率がもっと下がってしまったら、逆に言って、1%しかない使用料改定の影響が全くなくなってしまうことも考えられるのではないか。その点ではどうなのか。
○文化振興課長 先ほど、今回の使用料改定によって増加した部分について全体としての説明をさせていただいたが、ホールや展示室は今回料金改定をしていない。会議室、練習室単体にすると、もともと27.2%だったものが、改定後は38.4%、ポイントの伸び率としては11.2%あるので、この部分の改定額についてはかなりの金額になると見込んでいる。
○髙坂 進委員 減免されているところはそのまま減免されていて、その人たちは全体の数から言うとどれほど減ったかとのところは変わらないわけであるので、減免されていない人たちの影響はもっと大きく出るであろうと。そのようなことも考えなければいけないのではないかと6月定例会のときも言ったはずであるが、その点でいうと、さっき言った2%などではなくて、もっと大きな影響が出るのではないか。今度、減免の基準も変えたので、僕は全体の減免がどうなっているのかとの資料も出してほしいと言っているが、それもまだ財政部からは出ない状況である。そのようなことも検討したら、もっと違うのではないかと言っている。答弁してもしなくても結構である。
○西村 敦委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔髙坂 進議員 反対討論〕
○西村 敦委員長 ほかに討論はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 討論を終結する。
 まず、議案第17号について採決する。
 本案を可決すべきものと決することに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○西村 敦委員長 挙手多数。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に、議案第18号について採決する。
 本案を可決すべきものと決することに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○西村 敦委員長 挙手多数。よって本案は可決すべきものと決した。
――――――――――――――――――――――――
○西村 敦委員長 暫時休憩する。
午前11時29分休憩

議案第20号 市川市使用料条例の一部改正について

午前11時31分開議
○西村 敦委員長 再開する。
 議案第20号市川市使用料条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○文化振興課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○西村 敦委員長 質疑はないか。
○髙坂 進委員 値上げの検証はきちんとしたのか。
○文化振興課長 今回の使用料の改定については、コストをもとに適正な利用者負担率に対しての割合を出して、利用する方と利用されない方の負担の適正化を図る。ほかの公の施設の改正の部分と趣旨は同一である。また、利用の実態についても、その後の検討等もさせていただいて慎重に運用してまいりたいと考えている。
○西村 敦委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔髙坂 進議員 反対討論〕
〔越川雅史議員 賛成討論〕
○西村 敦委員長 ほかに討論はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○西村 敦委員長 挙手多数。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第26号 平成28年度市川市一般会計補正予算(第2号)のうち本委員会に付託された事項

○西村 敦委員長 議案第26号平成28年度市川市一般会計補正予算(第2号)のうち、本委員会に付託された事項を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔職員課長、地域振興課長、文化振興課長、スポーツ課長、市民課長、消防総務課長、財政課長、管財課長 説明〕
○西村 敦委員長 暫時休憩する。
午前11時58分休憩
午後1時開議
○西村 敦委員長 再開する。
 質疑はないか。
○増田好秀委員 総括で3点伺う。
 8ページの歳入、第16款第1項寄附金第2目指定寄附金、福祉基金指定寄附金4,440万5,000円は個人の方からの寄附とのことであるが、これは1人の方なのか、何人なのかを伺いたい。
 2点目、12ページの歳出、第2款総務費第19目文化振興費第13節委託料で旧浅子神輿店改修設計等委託料が600万円ある。先ほどの説明では公開に向けてとのことであったが、伺いたいのは、何でこのタイミングで補正なのか。保存の修理的な意味合いなのか、それとも耐震的なことを行うのか。国指定の建物を順繰りに行って、旧浅子神輿店をこのタイミングで行うなど、そのような背景を伺いたい。
 最後3点目、22ページ、第9款消防費第3目消防施設費第15節工事請負費、改修工事費の消防施設改修工事費が2,069万円で、私の聞き間違いかもしれないが、説明を聞いているときに330万円の減額補正があった。この金額は何か。何でここに載ってないのか、相殺したのかなど、そのあたりのことをもう1度伺いたい。
 3点、よろしくお願いする。
○財政課長 指定寄附金の福祉基金指定寄附金の御質疑であるが、寄附された方はお1人である。(「遺言で」と呼ぶ者あり)個人情報になるので余り詳しいことはお話できないが、市内に住んでいた方が昨年の1月にお亡くなりになって、本市の福祉の発展に寄与したいとの遺言書の遺志に基づいて、遺言執行者である弁護士の方から納付があったものである。
○企画管理課長 330万5,000円の減額補正は、分団の耐震補強工事を凍結した金額となり、今回の改修工事費の中には西消防署男女共同参画センターの空調設備の改修工事費として2,400万円の金額が含まれている。この2,400万円から330万5,000円を引いた2,069万5,000円が今回補正で計上した金額となる。
○文化振興課長 旧浅子神輿店の改修について説明させていただく。旧浅子神輿店は、市が所有している文化財である。今回、耐震補強と内部改修をして、市民の方々に行徳の歴史や文化、みこしづくりを公開するための施設にすることを予定している。このため不特定多数が利用する公共建築物になり、建物自体はかなり古いものであるので安全性を確保する必要があることから、今回、耐震補強と内部改修の委託の補正を計上したものである。この後、耐震補強と内部改修の委託があるが、29年度に予定していたので、こちらについては2段階になることから9月に補正を提案させていただいた。
○増田好秀委員 1点目の指定寄附金はわかったので結構である。
 2点目の旧浅子神輿店改修設計等委託料で内部改修や耐震を29年度に行うとのことであるが、国指定の建物は多くあって、多分耐震とか、行わなければいけないだろうと思っていた。このタイミングで旧浅子神輿店が選ばれたのには何か意図があるのか、その辺お聞きしたい。
 3点目は2,400万円が工事費とのことで、330万円の減額補正は表示させないのかと私は思った。減額補正が330万円だと書かないと、私は2,069万円だけが工事費なのかなと思ってしまったので、そこはクリアにしなければいけない。何で載せなかったのか、その点伺う。
○文化振興課長 文化財については、もともとあったものであるので、全ての建物について、耐震の基準を満たす工事をしなければならないわけではない。今回の浅子神輿店については、公開をしないのであれば、そのまま耐震補強などは一切必要ない建物であるが、今回、建物内部で歴史や文化を公開することで市民の方が入るとの想定になったので耐震工事を予定している。
○財政課長 23ページ、第15節工事請負費の細々節の説明の内容であるが、細々節の中ではさらに細かく分けて新設工事費と改修工事費の2つを載せてある。改修工事費の中の消防施設改修工事費は、当初予算の段階で2,961万7,000円ほど計上してある。この消防施設改修工事費は1本だけの工事費ではなくて、今のところ3つ載せられている。第4分団の修繕、耐震補強で330万円、南消防署の舗装補修で1,200万円、行徳出張所外壁で1,400万円。大変申しわけないが、1つずつを載せることができないので、基本的に1本にまとめてある。その中で改めて補正予算を組んだ際に、一番小さい細々節である消防施設改修工事費の中で表現するに当たって、申しわけないが、その入り繰りでマイナスの表示はしていないのが現状である。
○越川雅史委員 一問一答で5つお願いする。10ページ、11ページ、第20款市債第1項市債第7目消防債、12ページ、13ページ、第2款総務費第1項総務管理費第19目文化振興費の委託料と第26目スポーツ費第11節需用費、そして同じく第19節負担金補助及び交付金の負担金、第3項戸籍住民基本台帳費第1目戸籍住民基本台帳費第7節賃金、22ページ、23ページ、第9款消防費第1項消防費第3目消防施設費第15節工事請負費の、今質疑されていた改修工事費である。
 まず、歳入から伺っていくが、10ページ、11ページ、消防施設整備事業債3,780万円とのことで、消防施設の整備事業というと、4分団の新築の工事と今回の改修工事費も入るわけである。それでいくと総額4,400万円ほどであるが、支出と起債の考え方として、4,400万円に対して3,780万円とのことなのかも含めて、なぜそういう起債の仕方になっているのか御説明願いたい。
○財政課長 大変申しわけないが、これもまとめさせていただいている状況である。内容については、まず第4分団の新築工事委託を200万円ほど計上している。これに対して起債で充てられる割合が200万円に対して90%であるので180万円。第4分団の新築工事は2,000万円の計上があると思うが、これも同じ充当率90%で1,800万円。もう1つ、西消防署の空調が2,400万円と先ほど説明があった。2,400万円に対しては充当率75%で1,800万円、合わせて3,780万円である。
○越川雅史委員 文化振興費の今の増田委員の続きで浅子神輿店である。いつも単年度予算であるので600万円と言うが、今回、内部改修と耐震補強をして一般公開していくとのことで、一般公開するに当たっての工事はこれ以上ないのか。また何年かたったら、何百万円かかってくるような話なのか。とりあえずこの600万円をもって、例えば向こう10年は一般公開に耐えられる見通しであるなど、全体観を知りたいので、そのあたりの御説明と、年間どのような人たちがどのぐらい、例えば小学生の授業でも使う、あるいは一般公開だけなど、一般公開するに当たって完全フリーなのか、入館料のようなものを取るのか、形態を御説明願いたい。
○文化振興課長 今回の耐震、内部改修の委託の直後に、来年度、耐震補強と内部改修の工事がある。細かく申すと、旧浅子神輿店は外側、街道に面した部分が文化財の指定になっており、基本的に文化財であるので手を加えることができない特殊な事情がある。この耐震補強と内部改修の設計委託で条件をクリアしながら設計金額を積み上げていくので、今現在での詳細な費用についての積算がまだ出ていない状態である。また、内部の展示のための設備、それと中の設備等の維持に関する委託料が公開の段階で発生してくる。
 一方、活用であるが、現在、行徳には常夜灯公園があり、この近くには笹屋うどん店、それぞれ旧家、神社仏閣等があり、年間の中で訪れている方がかなりいる。その目的地の中の1つと、それの案内の機能を持たせることで、基本的に外から来られる方の町歩きの部分、また行徳にお住まいの方でも、今、もともと何軒もあったみこし店が少なくなってきていて歴史を知ることが少なくなっているとの事情もあり、そのようなものをこちらで見せていく形になる。
○越川雅史委員 今回が耐震補強で600万円で……。
○西村 敦委員長 まだ設計委託である。それを受けて、今度、耐震と改修工事が始まる。
○越川雅史委員 その詳細な値段がわからないとのことであるが、このようなものが我々は賛成していいかどうか一番迷う。600万円と言われて公開すると言われるといいのかなと思うが、本来は内部改修で幾ら、耐震補強で幾らとセットで、それが厳密な金額はわからなくても何百万円程度であるなど、例えば総額がおよそ幾らで、その一部であると言われれば賛成しようとの気になるのかもしれないが、総額が幾らかわからなくて、オリンピックではないが、どんどん金額が膨らんでしまうのが一番心配である。内部改修や耐震補強で、それも考えないで、ただ今回、設計委託だけなのか。総額がおよそ幾らで、厳密な金額は決まってないが、行う価値があると判断したので今回この設計委託をすることになったのか。もう1度御説明願いたい。
○文化振興課長 先ほども御説明させていただいたとおり、診断結果によって補強量自体が変わることになるので、詳しい総体的な数字自体は今のところ把握してない。ただ、伝統的木造建築物は基本的に変わらないので、およその金額の目算はある程度ついているし、提案された工法の中でその部分の経済性等も考えて発注していく予定である。
○西村 敦委員長 目算は言えないのか。
○文化振興課長 目算は出ていない。
○越川雅史委員 次にスポーツ費の施設修繕料で、国府台の陸上競技場の公認を再度取得するに当たって必要な修繕とのことで、単なる修繕なのか、機能向上なのかも含めて、どこをどのように直すのか、内訳も含めて教えていただきたい。
○スポーツ課長 ことしの5月に陸連から派遣されてきた検査員によって検査をしていただいた。少し長くなるが、全面的にどうのこうのではなくて、ある部分である。走路の全天候タータンの部分であるが、摩耗と経年劣化が激しく、弾力性がどんどん落ちているとのことで、前回のときに第1レーンは直させていただいたので、今、第1レーンは保護している状態である。練習のときには2レーン以降を使っていただいているが、結局、そこがまた今度傷んでしまって、第2レーンのほとんど、400mのうちの300mほどは若干削って上に吹きつけるような形になってくる部分である。3レーンから4レーンは1,500mであるので、バックストレートのおよそ3分の1のカーブコーナーを過ぎたあたりの約80mの区間の傷みが激しい。100mのレーンは7レーンあるが、1レーンから7レーンのスタートラインの後方から前方への2m、合計約5mほど、それからフィニッシュ地点の前方の3mは傷みが激しい。コースのラインの色が落ちていて、各リレーも含めてラインがわかりづらい。それから、トラックの一番内側になるが、ちょっと高くなってステンレスのものが入っている縁石に破損が見られる。先ほどの1,500mのスタート位置、それからリレーゾーンなど、表示をするマーカーがよく見えなくなっている。そのようなものを全て直してほしいとの指示である。陸連から言われ、私どもで日本フィールドシステム株式会社に見積もりをしていただいたところ総額4,400万円と上がってきたので、その分を計上させていただいた。
○越川雅史委員 内容はわかった。今回、公認の再取得への対応とのことであるが、今後、こうすればもう少し機能が向上する、例えばオリンピック・パラリンピックをにらみ、オリンピックの人たちの練習場として、このようなことをもう少し加えて改善すれば誘致ができるなど、公認の指摘以外で課題をあわせて改善しようとの検討はなされなかったのかが1点。
 スチールを踏まないでほしい、またいでほしいとの指示はしたところ、あれは踏まれるものであるので破損してしまうのは当然だと思うが、壊れて直す以外に抜本的な変更はできないのか。
 2点お願いしたい。
○スポーツ課長 今、委員から御質疑いただいたオリンピック・パラリンピックに向けてとのことであるが、そこまでは私ども深く検討していなかった。国際大会で使える1種や2種の競技場であれば、特にキャンプ地として誘致もできたのかなと思うが、私ども残念ながら4種であるので、そこまでのものはないかなと思っている。
 いわゆる縁石と言われている一番内側の部分であるが、私どもは補修のことだけ考えていたが、委員が言われるように、もし抜本的にもう少し良好なものがあるのであれば、研究させていただきたいと思っている。今回は修繕で予算を計上させていただいているので、まずはこれを修繕させていただいた上でとのことになろうかと思うが、御了解いただきたい。
○越川雅史委員 研究か。
○スポーツ課長 そうである。
○越川雅史委員 19節負担金補助及び交付金で県水道局に水道の申請をするとのことで、別に金額がどうこうではないが、この時期に申請することはあらかじめわかっていたことなのではないかと思う。この時期の補正になった理由があれば教えていただきたい。
○スポーツ課長 給水申し込み納付金といって、施設をつくる際に水道が必要になるので、この区分の負担金を今回計上させていただいた。実は市役所の中でも、水道の栓の権利は開廃を含めて幾つか持っているものがあり、私どもも管財課を通じて調べさせていただいたり、また、我々が工事に入るまでにそのような権利がないかと少し期待していた。ところが、若干早く道の駅にとられてしまったのが本当のところであるが、そのようなことで私どものほうがスタートがおくれてしまったので、そこがうまくいかず、この工事にあわせて補正で計上させていただく覚悟もしていたので、今回計上させていただいた次第である。
○越川雅史委員 わかった。次、戸籍住民基本台帳費の賃金の非常勤職員は、マイナンバーの交付に当たって工数が必要になったとのことだと思うが、具体的にどのような立場で何人ぐらいなのか。1,512万6,000円の内訳を教えていただきたい。
○市民課長 今回の予算は1カ月に6,000人の申し込みがあることを想定して、平成28年4月から9月までについては従事者数31名を配置したものである。今回補正する部分であるが、10月以降、翌年の3月まではまだ数が確定しないであろうから、31名から少なくしたほうがいいのではないかとの話もあり、16名の従事を見込んで予算化したものである。先ほどお話ししたとおり、カード管理システムのふぐあいが出て、1月に交付すべきところが3カ月おくれて、本来、1月、2月、3月の27年度に実施すべきものが28年度に繰り越されてしまった現況がある。それと、数が確定してきたのでやはり人数が足らず、本年度の申請数を早期に交付するためには現状の数を交付していきたい。今、月々5,000枚ほど出せるようになっているが、この5,000枚をお出しするには、現在の機器類も関係あるが、ここに関係する非常勤職員が必要であるとのことで、現状の内部の事務を行う職員、今ある5つの窓口で直接交付する職員、外に立って御案内する職員、書類を確認する職員、電話を受けたりする職員の数であれば、ことしじゅうの解消ができるのではないかとのことで、ことし並みの足らない分の15名の予算を今回計上させていただいた。
○越川雅史委員 15名であれば、半年分で月250万円ほどになる。それは全員臨時職員なのか。4月から9月のところで再任用を入れていて、再任用の人がいるのかなど、そのあたりの内訳である。月額250万円の15人はどのような人たちなのか、もう1回お願いする。
○市民課長 雇い上げるのは全員、非常勤職員で、補正だけで15名分になる。これは単価が990円の方と、あと継続されている方もいるので、その継続者の単価で7時間の勤務になる。また、人数と120日間を乗じて割り出した金額で、交通費や時間外等についても同じように計上させていただいている。
○越川雅史委員 わかった。23ページ、消防施設改修費2,400万円は男女共同参画センターの空調の改修とのことで、金額だけ聞くと大きいように感じるが、2,400万円かかる根拠をもう少し御説明願いたい。
○企画管理課長 男女共同参画センターと西消防署の空調の2,400万円について御説明する。こちらの建物には、今言ったとおり、消防署と共同参画センター、2つの施設が入っており、今回故障したのは消防系統の空調設備になる。現在、消防系統はハンドリングユニットといって、空調設備の機材が地下に2基配置されているが、そのうちの1基、事務室系統が故障したことにより、現在、事務室に冷房が行き届かない状態となっている。もう1基は、同じく2階にある仮眠室に行き渡る系統があり、こちらは今回故障はしていないが、平成3年、新築当時に導入された機材であり、使用頻度、あるいは本体であるエアハンドリングユニットも大体同じぐらいの老朽化等が見受けられ、今回壊れたのは1基であるが、あわせて2基の交換をさせていただくことで通常の消防業務を円滑に行えるようにお願いさせていただいた。そうしたところ、2基改修によって2,400万円の数字が積算された。
○越川雅史委員 御説明はわかった。事務室系統と仮眠室系統とのことであるが、消防ではない男女共同参画センターのほうは別系統がある。消防が答えることではないかもしれないが、ほかの系統も一緒に工事したほうが安上がりになる、あるいは、一、二年たってから、そっちの系統が壊れてしまったなど、本来、このようなものがあれば一緒に調べて、今回、仮眠室は壊れてないが、要は事務室系統を直すわけで、一緒に点検して、老朽化しているので壊れる前に直そうとのこともある。もう2系統あるのであろうが、そちらのほうは問題ないのかどうかは総務部で答えるのか。
○企画管理課長 今回、消防系統が故障したことで参画センターにも早々に機器の改修を行いたいと打診し、市民の方に貸し出ししている関係もあるので、工事の時期など、その辺を伺ったところ、トップシーズンは外していただいて、さらに、この期間は冷房、暖房の空調設備はきかないとの事前のお知らせをした上で貸し出しをし、市民の方にも御理解いただいて御協力いただいた中で改修工事を進めるとの方向でならお願いしたいとのお話をいただいたので、今後、改修に向けては男女共同参画センターの担当者の方と協議し、改修の時期等を検討してまいりたいと考えている。
○越川雅史委員 もう1回聞く。冷房が何系統かあるわけで、消防で使っているのは2系統で、1個壊れて直すのでもう1個調べたら、壊れてはいないが、老朽化しているので2個一遍に直すと。ただ、もう1系統あるのか、もう2系統あるのかわからないが、そこも見て老朽化しているのだったら、今回一緒に工事をしたほうが安いのかもしれないし、あるいは点検した結果、直す必要はない、5年、10年大丈夫そうだと判断したので、この2系統だけ直すとの話なのか。そこがわからなくて、これは直すことはよくわかったが、男女共同参画センターの系統がもし別にあるなら、そこは確認したのか。それは消防では答えられないのだったら総務部が答えるのかとの話を聞いた。
○西村 敦委員長 系統は結局2系統しかないのか。
○企画管理課長 消防系統2系統と参画センター2系統ある。
○西村 敦委員長 その説明をしてほしいとのことである。
○企画管理課長 あの建物の空調の委託は消防で一括で行っているので、うちのほうで全てシーズン前に業者の方に点検していただいていた。今回故障した消防の系統も、シーズン前の点検では特に異常はないと報告を受けていたが、実際稼働し始めたところ、要はファンコイルが外れてしまって、風を送ることができなくなったとのことが判明した。参画センター側は、今のところ、そのような空調の異常等は毎月点検しており、特に報告されていないので、大丈夫かと言われると、そこまでの判断はできないが、次年度以降、早急に行うようにとのことで、業者と当課の担当、参画センターの担当者とも御相談させていただいている。
○越川雅史委員 余り長く聞くつもりはないが、要は4系統、同じ年月稼働しているわけで、1個壊れて、もう1個も大丈夫だなと思っていたら、そろそろかえたほうがいいとなったのなら、普通、残りの2系統もこの際一緒にかえたほうがいいのかもしれない。例えば4つかえるのと2つかえるので見積もりをとったら4,800万円、2,400万円だった場合は、別に4つ一遍にかえるメリットはないので当座2,400万円で壊れている2系統だけをかえる、残り2系統は壊れてから考えるとの話でこのような判断であるとのことならわかるが、4つ全部かえる相見積もりをとったときに3,000万円、2,800万円、3,200万円で、この際、仮眠室系統だって壊れないと思っていて壊れたので、あと2系統が安上がりでできるのであれば、一遍にやろうとの考えはあるので、そのような検討はしたのか。
○企画管理課長 空調設備の稼働時間があり、消防系統が現在までで4万9,000時間、参画センター側が2万3,000時間と約半分であるので、その関係で参画センター側は早急に対応しなくても大丈夫であるとの判断である。
○越川雅史委員 わかった。絶対壊れないだろうなと聞いているわけではなくて、今のような回答が欲しかったので、それで結構である。
○髙坂 進委員 スポーツ費の第15節工事請負費、戸籍住民基本台帳費の第7節賃金の2項目を一問一答で行う。
 まず、工事請負費から聞く。雨水貯留施設が地盤が悪くて変えなければいけないとのことであった。代表質問の中で、テニス場の総コストはどうかとの質問で案分しなければいけないと答弁していたが、図面を見たら、あれはテニス場の上を半分使う。案分するとはどのような意味なのか。要するに案分しなければいけないとすると、公園全体のためにこの貯留施設が必要なものだとのことなのか。それとも、もともとはテニス場がなければ、それは必要ないとのことだったのか。そのようなことを教えていただきたい。
 これから契約しなければいけないのは幾つかあると聞いているが、それにしても、これで公園の建設費がほとんど出尽くしているし、これから契約する分についても、おおよその金額が決まっていると思う。そのような観点で言えば、テニス場の総コストは大まかには出ていると思うが、大体どれほどになるのか。それで計算をすると、要するにスポーツ施設は使用料で50%取るとのことで今までも値上げをしてきたので、その点でいうと、出していないが、使用料が幾らぐらいになるとの計算は大まかには出るのではないかと思うが、それは出ているのか。
○スポーツ課長 まず、第1点の雨水貯留施設であるが、これはテニスコートをつくったがためにつくらなければいけないわけではなくて、こちらの公園ではクラブハウスをつくることによって雨水貯留施設をつくらなければいけないとのことになる。テニスコートや公園の部分であれば、これはかかってこない。それは宅地開発条例の建築物にかかってくると思う。全体的な開発で、こちらの施設は約3.7haあり、そこに全面的にかかってしまうので雨水貯留施設をつくらなければいけないとのことである。また、それとあわせて真間川の流域になるので、特別のものがあり、そこでの貯留量が必要になったとのことである。
 代表質問の中での案分をさせていただくとの答弁であるが、工事費の中で、今回、雨水貯留施設の変更があって、地盤の改良を含めたものを補正で2億1,000万円計上させていただいている。では、テニスコートだけを改良するのかといったら、そうではなくて、建物を建てるところ、テニスコートの周りのフェンスを建てる主柱のところも当然弱いので改良が必要になる。スタンドもつくるので、スタンドのところも必要になる。それから、雨水貯留を表面で行うので、例えば隣地との境に擁壁を建てるが、擁壁の地盤の悪さがあるので、地盤を改良した中で擁壁を建てて、そこにも隣地との境のフェンスを建てる必要が出てくるので、全面的にある程度行わなければいけない。テニスコートだけ雨水貯留施設なり、または地盤改良が必要とのことではないので、それは誤解のないようにお願いしたい。
 本会議で答弁した案分の話であるが、無料の施設になる公園、テニスコート、当然、ランニングコースなどもつくるので皆さんに使っていただく施設、いわゆる広場もあり、全てをテニスコートにかけてしまったら大変なことになるので、そこを案分する方法も1つあるのではないかなと思って付加させていただいた。
 建築費はこれでほぼ出尽くしたのではないかと言われたが、私どもも今後追加のないように進めてはいきたいと思っている。ここでせっかく数字を出せるわけであるので、契約した段階できちっとした数字を出させていただき、また、先ほどの面積案分を加味させていただく。一番は使用料の算定基準があるので、そこにのっとって算出したものをきちっと当たっていきたいと思っている。我々も国府台で何百何十円の細かな数字で設定させていただいているので、予算の金額よりは実際にかかった、より近いもので数字をお出しして使用料を決めていきたいとの考えである。
○髙坂 進委員 案分するとのことはわかった。建物とのことだが、あそこはクラブハウスをつくるためにとの話になる。クラブハウスはテニス場のためにつくるのではないのかと思っていた。大体わかった。
 総コストは今なら大体わかるはずである。例えば使用料を決めるのに計算をして、最終的には何百何十何円まできちんと出さなければいけない。でも、どれほどになるのかと6月定例会で質問したときには、今、民間で言うと、平均が2,000円から3,000円である、それより高くはならないようにすると答弁しているので、例えばおよそ1,000円、1,500円になるなど、そういう情報は市民にきちんと知らせるべきである。今まではまだ工事費が決まらないので総コストが決まらないとのことであったが、今はおおよそ決まっている。若干違っても、そんな大きなものは違わないので、それはできるのではないか。大体の試算もまだしてないのか。していたら言えるのか。しているが、言えないとの話なのか。
○スポーツ課長 委員が言われるように経費は決まってきているので、大体の試算は出てないことはないが、正確ではないので発表は控えさせていただきたい。
 私ども6月定例会でお示しをさせていただいた。平均的には2,000円、3,000円と答弁しているが、民間は3,000円に近い数字である。6,000円のところもあった。そこまでは当然ならないと思っているし、私ども、そこまでにはしたいと思っていないので御期待いただきたい。申しわけない。
○髙坂 進委員 期待と言われても、民間より高くなったら民間のほうに行ってしまうので、そんなにはしないだろうと。わかったが、データをきちんと市民に知らせて、その中で市民が判断できるように常に心がけていく必要があるし、そのような点では、条例を出してくるときに何百何十何円まで決めるわけであるので、その前に、およそ幾らになるとのことはきちんと知らせていくことをぜひ心がけてほしいとお願いする。
 次に、賃金の非常勤講師雇上料は先ほどの質疑でわかったが、これは国からの補助金は出るのか。それとも市が負担するのか。
○市民課長 事業費に関して、事務費として、本年度は国の当初予算で人口割で市に800万円入る予定である。そのほか、現在の賃金の決算見込みが5,919万1,000円であるので、こちらから800万円を引いたとすると5,119万1,000円の市の負担になる予定である。
○髙坂 進委員 国が行うといって、国の事業なのに、何で市川市がそれを負担しなければいけないのかと僕はずっと言っている。それは、国に自分たちで負担しろときちんと言うべきである。
 もう1つ、今回補正が計上されたが、これはことしで終わる話ではないし、来年も3月までで全部終わってしまって、もういいんだとの話にはならなくて、来年もまた必要になるのか。
○市民課長 もちろん継続でつくられる方がいらっしゃる。特に今回は現時点で5万件ほどの申請があるが、これは6カ月間おくれている部分になる。今現在、月々の申し込みが約1,000から1,500程度ある。もちろん来年度は基本的な数字に基づいて体制づくりをしたいと思うし、また継続していく事業だと思っている。
○髙坂 進委員 わかった。来年もまだ続くとのことで、そうすると、市川市の持ち出しがまたふえていく。僕は、この点では納得できない。だからといって、この予算に反対しろと言われてもどうかなと思っている。これで終わる。
○西村 敦委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 以上で質疑を終結する。
 予算の総額については、他の常任委員会の審査結果を確認の上、修正がなければ承認することで御了解願いたい。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
――――――――――――――――――――――――
○西村 敦委員長 暫時休憩する。
午後1時53分休憩

請願第28-12号 公民館、ふれあい館の10月からの使用料再値上げを延期し、市民活動の検証を行うことを求める請願

午後1時54分開議
○西村 敦委員長 再開する。
 請願第28-12号公民館、ふれあい館の10月からの使用料再値上げを延期し、市民活動の検証を行うことを求める請願を議題とする。
 書記に朗読させる。
〔書記朗読〕
○西村 敦委員長 御意見を求める。
○髙坂 進委員 きょうの午前中から、一貫して言っていることであるので多くは言わないが、私たちが直接耳にすることで言えば大変大きな影響が出ている。それがさらに3倍値上げされると、市民活動がきちんとできなくなる人たちがたくさん出るだろうと私は思う。介護保険を見ても、これからもっともっと地域の力が必要だと言っているときに、それと逆の政策を進めることはやはりおかしい。その点では、もう1度立ち戻って、きちんと検証した上で市民活動がしっかりできるような方策も入れた上で考えるべきであるので、これに賛成していただきたい。
○西村 敦委員長 ほかに御意見はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 採決する。
 本請願を採択すべきものと決することに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○西村 敦委員長 挙手少数。よって本請願は不採択とすべきものと決した。

請願第28-13号 「八幡市民談話室」閉館計画の再検討を求める請願

○西村 敦委員長 請願第28-13号「八幡市民談話室」閉館計画の再検討を求める請願を議題とする。
 本請願について申し上げる。既に議案第16号市川市市民談話室の設置及び管理に関する条例の一部改正についてが可決されているので、本請願は不採択とされたものとみなす。

所管事務調査

○西村 敦委員長 所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 御異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
 また、委員長報告の作成については正副委員長に一任されたいと思うので、御了承願いたい。
――――――――――――――――――――――――
○西村 敦委員長 以上で総務委員会を散会する。
午後2時散会

このページに掲載されている
情報の問い合わせ

市川市 議会事務局 議事課

〒272-8501
千葉県市川市八幡1丁目1番1号

議事グループ
電話 047-334-3759 FAX 047-712-8794
調査グループ
電話 047-712-8673 FAX 047-712-8794