更新日: 2020年11月14日

いちかわ市議会だより令和2年11月14日号

一般質問(9月定例会)

行政

パートナーシップ制度
制度導入に向けた今後の取り組みは
専門家等による協議会を設置し検討


中村よしお議員(公明党)

 LGBTQ当事者の人権が尊重され、安心して自分らしく暮らすことができる地域社会を実現するためには、パートナーシップ制度を導入し支援していくことが有効であると考える。制度導入に向けた今後の市の取り組みについて問う。
 本市では、多様な価値観が尊重され、誰もが自分らしく生きることができるまちを目指している。そこで、令和3年度には、パートナーシップ制度に深い見識を持つ法律家、LGBTQ当事者、支援団体等で構成する協議会を設置し、当事者への有効な支援策等について意見を聴取し、制度導入に向けた検討をしたい。


中核市への移行
保健所設置の効果 どう見込む
総合的な保健衛生施策の展開が可能


堀越優議員(公明党)

 今定例会の代表質問において、村越市長は、中核市移行への考えを表明したが、移行となれば、現在は県が設置・運営している保健所の業務を市が引き継ぐことになる。そこで、市による保健所設置の効果と設置に向けた必要な準備を問う。
 住民に身近な市が設置することで、保健衛生サービスの企画立案から実施までを市で完結でき、ライフステージにおける切れ目のない相談支援体制を整備するなど、総合的な保健衛生施策の展開が可能となる。そこで、今後は、市内部の体制を整備すると共に、県には速やかに協議を申し入れ、準備に取り掛かりたい。


DXの推進
煩雑な行政手続きの簡略化を
ワンスオンリー実現に向け検証する


つかこしたかのり議員(自由民主党)

 現在、行政に対しては、煩雑な手続きの簡略化による利便性の向上が求められているところ、本市のデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進は、行政手続きの簡略化を実現するものと期待されている。今後、市はどう取り組むか。
 令和元年度に策定した「市川市DX憲章」において、一度提出した情報は再提出不要とする「ワンスオンリー」の実現を5年3月のマイルストーンと定めているが、まず2年度においては、結婚、妊娠、出産等のライフイベントを例に検証作業を進める。併せて、ワンストップ窓口の円滑なサービス運用に努めていく。


「おくやみコーナー」の設置
死亡に伴う各種手続き 負担軽減を
ワンストップで対応していく


久保川隆志議員(公明党)

 死亡に伴う各種手続きは多岐にわたることから、遺族の負担は非常に大きい。一つの窓口でほとんどの手続きが完結する「おくやみコーナー」を開設する自治体もある中、本市では負担軽減に向け、どう検討しているか。また、必要な各種手続きをまとめたハンドブックの作成を考えているか。
 遺族の負担軽減のため、令和3年1月の第1庁舎移転後は、必要な手続きがワンストップで済むよう対応していく。また、ハンドブックについては、3年1月を目途に簡易版、4月を目途に法務局等市以外の手続きや場所も記載した詳細版の配布を開始していきたい。


行徳パスポートセンター
センターの設置 広報はどのように
広く周知していきたい


かいづ勉議員(自由民主党)

 市の積極的な取り組みが実を結び、市内2カ所目となるパスポートセンターが、イオン市川妙典店内において、令和3年4月に開設される。そこで、今後の利用見込件数について問う。また、開設に当たっては、より多くの市民に周知するため広報活動を積極的に行うことが必要だが、市はどのように周知を行うつもりか。
 新たに開設予定である(仮称)市川市行徳パスポートセンターの令和3年度の利用見込件数は、1万2千件程度と考えている。また、市民への周知については、広報いちかわ、市公式ウェブサイト等により、広く行いたいと考えている。


いちかわ未来創造会議
コオロギパウダー 実験は行ったのか
行っていない


越川雅史議員(無所属の会)

 市が数千万円を拠出したいちかわ未来創造会議では、ベンチャー企業等から社会実証実験を前提としたアイデアを募集し、社会課題の解決を目指している。その中に、コオロギパウダーを使用した食品臨床実験の提案があり、同会議はこれを特に優秀と認め、提案事業者に実験の直接経費として賞賜金50万円を授与した。だが、そもそも実験は実施されておらず、今日に至るまで、市民の体内にコオロギパウダーは1㎎も入っていない疑いがある。本実験は本当に実施されたのか。
 実験を実施するまでには至っておらず、食品の経口摂取は行われていない。

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