更新日: 2018年11月15日
平成23年12月市川市議会環境文教委員会
開会
午後2時52分開議
○堀越 優委員長 ただいまから環境文教委員会を開く。
○堀越 優委員長 ただいまから環境文教委員会を開く。
議案第30号市川市生涯学習センターの設置及び管理に関する条例及び市川市立図書館の設置及び管理に関する条例の一部改正について
○堀越 優委員長 議案第30号市川市生涯学習センターの設置及び管理に関する条例及び市川市立図書館の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを議題とする。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○中央図書館長 本会議以上の説明はない。よろしくご審査願いたい。
○堀越 優委員長 質疑はないか。
○清水みな子委員 本会議でも質疑があったが、これまでに1人で20冊以上借りて実際にトラブルはあったのかどうか。また、他市でも10冊、30冊という制限があるが、市川市はなぜ20冊としたのか。
○中央図書館長 実際には、ある時点で100冊以上借りられている方が5名ほどおられ、そのうちのお1人は800冊以上借りていた。100冊以上借りている多くの方は、借りている本をまた持ってきては2週間の貸し出し期間の延長を繰り返していた。例えば100冊の本を一度には持てないので、小分けにして50冊ずつを毎日持ってきては期間の延長を繰り返すことにより、その本がほかの利用者の目に触れないという状況が起きていた。
20冊とした理由については、本会議でも申し上げたが、まず、一般的な読書量で考えると、通常の小説等では、早い人で1日1冊ぐらい読めるのが普通の方の読書量ではないか。休日に2冊読めるとして、20冊以内ということ。それから、一般の方では10冊程度かと思うが、例えば児童向けの絵本の場合、幼児を連れて図書館へ来られる親御さんが1度に借りる状況を考慮して20冊程度とした。それから、実際に本を借りている方の状況であるが、先ほどの100冊以上借りている方が5人以上いる時点での状況をコンピューターで数字を出したところ、21冊以上借りている方は、全体で約13万人の登録者がいる中の0.25%である。したがって、99.75%の利用者は20冊以内の範囲で利用しているということ。それから、来館者の意向調査、e-モニターによる市民の意向調査を行ったが、両方の調査では大体10冊程度が適当ではいかと答える方が多かった。特に、e-モニターの方では図書館を利用されていない方が多かったということで、ちょっと辛口で5冊という方も多かったが、それでも20冊以内に8割、9割の方はおさまることから、20冊という数字を設定した。
○清水みな子委員 了解した。
○堀越 優委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○堀越 優委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○堀越 優委員長 採決する。
本案を可決すべきものと決することにご異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○堀越 優委員長 ご異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○中央図書館長 本会議以上の説明はない。よろしくご審査願いたい。
○堀越 優委員長 質疑はないか。
○清水みな子委員 本会議でも質疑があったが、これまでに1人で20冊以上借りて実際にトラブルはあったのかどうか。また、他市でも10冊、30冊という制限があるが、市川市はなぜ20冊としたのか。
○中央図書館長 実際には、ある時点で100冊以上借りられている方が5名ほどおられ、そのうちのお1人は800冊以上借りていた。100冊以上借りている多くの方は、借りている本をまた持ってきては2週間の貸し出し期間の延長を繰り返していた。例えば100冊の本を一度には持てないので、小分けにして50冊ずつを毎日持ってきては期間の延長を繰り返すことにより、その本がほかの利用者の目に触れないという状況が起きていた。
20冊とした理由については、本会議でも申し上げたが、まず、一般的な読書量で考えると、通常の小説等では、早い人で1日1冊ぐらい読めるのが普通の方の読書量ではないか。休日に2冊読めるとして、20冊以内ということ。それから、一般の方では10冊程度かと思うが、例えば児童向けの絵本の場合、幼児を連れて図書館へ来られる親御さんが1度に借りる状況を考慮して20冊程度とした。それから、実際に本を借りている方の状況であるが、先ほどの100冊以上借りている方が5人以上いる時点での状況をコンピューターで数字を出したところ、21冊以上借りている方は、全体で約13万人の登録者がいる中の0.25%である。したがって、99.75%の利用者は20冊以内の範囲で利用しているということ。それから、来館者の意向調査、e-モニターによる市民の意向調査を行ったが、両方の調査では大体10冊程度が適当ではいかと答える方が多かった。特に、e-モニターの方では図書館を利用されていない方が多かったということで、ちょっと辛口で5冊という方も多かったが、それでも20冊以内に8割、9割の方はおさまることから、20冊という数字を設定した。
○清水みな子委員 了解した。
○堀越 優委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○堀越 優委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○堀越 優委員長 採決する。
本案を可決すべきものと決することにご異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○堀越 優委員長 ご異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
議案第31号平成23年度市川市一般会計補正予算(第3号)のうち本委員会に付託された事項
○堀越 優委員長 議案第31号平成23年度市川市一般会計補正予算(第3号)のうち、本委員会に付託された事項を議題とする。
提案理由の説明を求める。
〔循環型社会推進課長、清掃事業課長、クリーンセンター所長、清掃施設課長、指導課長、教育施設課長、地域教育課長、生涯学習振興課長、青少年育成課長、中央図書館長、保健体育課長 説明〕
○堀越 優委員長 質疑はないか。
○清水みな子委員 3点伺う。
36ページの小学校費に国県支出金で1,800万2,000円とあるが、これは施設で言うとどこに当たるのか。また、国と県の割合についてお聞きする。
39ページの文化財費で、土地購入費と補償金は地方債が財源となっているが、国からの支出で8割は出ることになっていると思うが、この地方債の財源はどう見たらいいか。
39ページの青少年育成費の放課後保育クラブ施設借上料は、塩焼小学校でクラブの建物が破損したということであるが、代替としてはどちらを使っているのかについてお聞きする。
○教育施設課長 初めに、36ページの小学校費の学校管理費、特定財源の内訳として国県支出金1,800万2,000円の内容であるが、今回12月補正をお願いしており、13ページの第3目災害復旧費国庫負担金、第2節公立学校施設災害復旧費国庫負担金、ここの小学校災害復旧事業費負担金で2,473万5,000円計上しているが、これの内訳として、北方小学校分で1,800万2,000円、もう1つ6月補正でもお願いした塩浜小学校の災害復旧の補助金が673万3,000円あり、合わせて2,473万5,000円計上したものである。
○生涯学習振興課長 国の8割の補助があって、その財源はどうなるかということであるが、市債を組んでおり、来年度以降、その市債について元利を合わせたものの8割の補助がある。
○青少年育成課長 39ページ、青少年育成費の借上料の減額補正の代替はとのご質疑である。当初、これが使えなくなったときには学校の教室を急遽お借りして、現在は3教室でこの建物のかわりに部屋をお借りして運営している。なお、来年度4月以降は新たなプレハブの建物を建設し、そちらに入る予定である。現在、入札が終わり契約の段階になっている。
○かつまた竜大委員 1点伺う。
30ページ、清掃費の第7目清掃施設整備費で、先ほどこの拠出金9,477万8,000円は財団法人からということでお聞きしたが、もう少し詳しく聞きたい。要するに、これが今回特別、たまたま、というものなのか。いずれにしろ、これは今回の議案質疑の中で積立金を積み立てていかないといけないということであるが、この拠出金はどういう形で出てきたか、もう少し詳しく聞きたい。
○清掃施設課長 拠出された金額の内訳という意味ではなくて、拠出金そのものということで理解する。これは、本会議の中でも環境清掃部長からお話しさせていただいたように、今回の拠出金、基金への積み立て部分に関しては拠出金の部分を9,477万8,000円、これに一般財源として522万2,000円を加えて1億円とさせていただいたものである。基金に積み立てるお金は、この拠出金だけではなくて、基本的にはこれのみならず、積み立てるに当たっての考え方としては、この基金条例の第2条にあるように、積み立てる金額は毎年度の一般会計の歳入歳出予算で定めることにしているので、この拠出金だけを当てはめるということではない。であるから、委員が言われたように、今年度についてはこれを当てはめさせていただいた。これに加えて一般財源も加えて当てはめさせていただいたということであり、今後ともこの形でいくかということでは、直接のお答えにならないと思う。
○かつまた竜大委員 最初がよく聞き取れなかったが、財団法人から、という、そこももう少し聞きたい。
○清掃事業課長 今かつまた委員からご質疑があった件については、公益財団法人日本容器包装リサイクル協会に、私どものプラスチックまたは色のついた瓶をお願いしているが、そちらについては各事業者、例えばペットボトルを利用しているコカ・コーラさんや、ペットボトルをつくっている業者でリサイクル料金を拠出している。事業費として出している。それの残額が、日本全国の処理をしたもののうちの残額が出てくる。その残額の2分の1の範囲の中で、それぞれの市町村に配分をしていくということが拠出金の意味である。その条件としては、量と質、品質管理、そういったものが条件になっており、今回私どもは約9,470万円あるが、例えば昨年では約3,990万円という形で評価されている。今回、23年度は、22年度分のプラスチックの評価に基づいて拠出金をいただいており、今回、私どもの23年度の評価は既に終わっているので、協会のほうの残額が出れば24年度もこの拠出金はいただける。しかし、金額についてはあちらの財布の中になるので、どれだけいただけるかはわからない。
○かつまた竜大委員 ということは、市川市の量、質、品質管理が非常によろしいという中でこの拠出金が出ているということで理解した。
○中村義雄委員 37ページの小中学校の放射線量低減対策作業委託料であるが、本会議での質疑の中でこの妥当性について全校のうち側溝とか雨どい等をフルに行った場合、7割弱程度できるという予算措置であると認識しているが、その妥当性について、もう少し詳しく教えていただきたい。
○教育施設課長 放射線量低減対策の委託料であるが、まず、対象とする場所である。本会議でも答弁したが、局所的に高い場所ということで、集水ます、雨どいにも側溝に落ちている雨どいと、場合によっては地面に直接雨水が流れている場所もある。遊具下等のくぼ地、また側溝、雨どいから水が落ちている付近の側溝、そういったところの土を上げるという作業である。参考に、単価を見ると集水ます等の措置については、大体1カ所あたり3,000円程度かかるのではないかと見込んでいる。それらを積算し、そのほかに土のう袋とか、それを一時保管するときには遮水シートを敷き、その上に土のうに入れた土砂を積み、また遮水シートをかぶせるが、そのための資材を含めて計算していくと、大体1校当たり小学校で50万円程度かかるのではないかと見込んでいる。また、中学校については対象箇所数も若干ふえているので約70万円、これらを予算額で積算していくと、大体70%弱ぐらいの学校がこの委託料で対応できるのではないかと考えている。そのほかについては、もう既に学校側で清掃して土砂を上げているところもあるので、またこれからやっていくところとそういうところを合わせて何とか2,000万円の予算でほぼ全校に対して局所的な部分の対応は可能ではないかと考えている。
○中村義雄委員 大体わかったが、その辺の単価の積算表などは後で見せてもらえるのか。
○教育施設課長 過去の実績等を参考にしているので、その辺は検討させてほしい。
○佐藤義一委員 本会議でよくわかったが、31ページの一般廃棄物の施設のつくりかえの1億円の積立金で、部長の答弁で400億円かかると言っていた。そのため、平成35年までに30億円の基金を積み立てると。国庫補助や県の補助が入ってくるらしいが、400億円もかかって、市川市が基金を30億円用意すると。そうすると、残りの370億円の内訳を聞きたい。
余談になるが、庁舎建てかえで180億円から200億円かかる。またこれが400億円かかると、実質公債費比率が市川市は今4%か5%である。しかし、千葉市は21.2%であり、25%になると再建団体である。市川市もそんなことをやっていると、庁舎建てかえで200億円、また清掃で400億円では、将来一遍に悪化するのではないか。まず、細かい400億円の内訳を聞きたい。
○清掃施設課長 まず、建設費について、400億円の内訳である。私どものクリーンセンターについては、ごみ焼却施設と不燃粗大ごみの破砕処理施設の2つの要素を持っており、ごみ焼却施設も3つの炉がある。1日600tの処理能力、それから不燃素材処理については1日5時間で75tの処理能力を持っている。これらについては、全国的なデータを割ったごく大ざっぱな概算で、ごみ焼却施設に関しては1t当たり5,300万円ほどかかっている。また、不燃素材のごみ処理施設については、1t当たり5,000万円ほどの費用がかかると概算で出ている。これを計算していくと、600t掛ける5,300万円がおおよそ320億円、次に、不燃粗大ごみに関しては75tで1t当たり5,000万円とすると、概算で約38億円。加えて、新たな清掃工場をつくるためには古い建物を壊さなければならない。あれだけの大きな施設を取り壊すに当たっては、おおよそ40億円の費用がかかると考えている。これらをすべて合わせると400億円ということで、まず建設費としてあらあらで400億円と考えている。
次の答えであるが、質疑にあったように、では国の交付金や市の起債の内訳としてはどのように考えられるかであるが、まず、建設費を400億円と見積もった上で、国の交付金が工事費の3分の1というところで132億円、次に、市の起債が認められる額は、400億円から132億円を引いた残りの268億円の90%までが認められると考えているので、そこで241億円が起債として認められる。残りの27億円は残ったお金が市の一般財源、これは先ほど述べたように基金を主体に支出することとなるので、大ざっぱに30億円の基金を積み立てることにした。
○佐藤義一委員 起債といっても借金であり、241億円の借金を新たにつくるわけである。本庁舎の建てかえも、3・11があったので行うようである。そうすると、市川は一遍に、今まで財政指数が優良な市であったのが、数年すると千葉市並みとは言わないが相当厳しくなる感じを持つが、了解した。以上である。
○金子 正委員 36ページの学校教育指導費の減額補正は、職員旅費と委託料、補助金と3つあるが、すべてこれは中学生の派遣の旅費の減額、それからドイツの受け入れの中止によるものでいいか。中身について確認したい。
○指導課長 ただいまの質疑であるが、第9節の旅費については職員旅費で、これは航空運賃の減額によるものである。第13節の委託料は、職員派遣に当たり通訳に同伴していただいたが、その通訳の委託料の減額である。第19節の負担金補助及び交付金については、中学生派遣の1人ずつの航空運賃、こちらもあわせて減額となったので、そういった部分についてトータルしてその額の減額補正となった。
○金子 正委員 そうすると、ことしも例年どおりドイツへの中学生の派遣が行われて、派遣のための費用が安くなったと、230万円はすべてそういうことでいいのか。
○指導課長 先ほど答弁が漏れた。本年度のドイツからの派遣事業については中止になった。その部分で100万円の予算計上をしていたので、そこの部分も合わせての減額補正である。
○金子 正委員 こちらから行くのは行って、向こうから来るのが中止になったというので、その後交流について前向きに取り組んでいるが、今回は3・11の影響でドイツからは来ない。あちらも非常に敏感な国であるということであるが、その後、何か交流についての話し合いは行われているか。
○指導課長 今後の交流について、第9節の職員旅費、ここの場面で教育次長と私、指導課長でローゼンハイムに出向いてきた。次年度でちょうど10回目の派遣となるので、ここを節目として今後両市においてどのように進めていくことが望ましいかについて、バウアー市長とケネーダ部長と、これまでの課題と今後の方向性について協議してきた。
○金子 正委員 協議の内容、今後の方向はどのようなものか。
○指導課長 これまで9回続けてきて、大変大きな成果が生まれた。生徒同士の国際感覚、国際交流における国際理解教育等々を進めていくことができ、大きな成果であったということはお互い理解した。今後について、大変価値のある交流であるので、このことについてはここでとまるということはなく今後もさらに続けていきたいし、さらに、ここは所管が違うが、さらに中学生から幅を広げた年齢層での交流も進めていきたいというようなお話、それからローゼンハイム市は木工などの技術関係で大変すぐれた技術の職人さんが大勢いらっしゃる町であるので、そういった部分の交流ができないかどうか、そういった多岐にわたる交流をこれから考えていきませんかということを市長から提言していただいた。
○金子 正委員 心配するのは、今回の3・11の放射能問題で、今まで積み上げてきた交流が、ことしはとにかく心配だからということで向こうからの派遣が中止されたけれども、その後、こちらから行った結果、今後の交流についても進めていこうという確認がなされたということでよろしいか。
○指導課長 次年度については、ぜひ進めていこうということである。ただ、国の情勢等々はローゼンハイム市のほうでも確認しながらとなるが、意向としては進めていこうということになった。
○堀越 優委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○堀越 優委員長 討論はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○堀越 優委員長 採決する。
本案を可決すべきものと決することにご異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○堀越 優委員長 ご異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
提案理由の説明を求める。
〔循環型社会推進課長、清掃事業課長、クリーンセンター所長、清掃施設課長、指導課長、教育施設課長、地域教育課長、生涯学習振興課長、青少年育成課長、中央図書館長、保健体育課長 説明〕
○堀越 優委員長 質疑はないか。
○清水みな子委員 3点伺う。
36ページの小学校費に国県支出金で1,800万2,000円とあるが、これは施設で言うとどこに当たるのか。また、国と県の割合についてお聞きする。
39ページの文化財費で、土地購入費と補償金は地方債が財源となっているが、国からの支出で8割は出ることになっていると思うが、この地方債の財源はどう見たらいいか。
39ページの青少年育成費の放課後保育クラブ施設借上料は、塩焼小学校でクラブの建物が破損したということであるが、代替としてはどちらを使っているのかについてお聞きする。
○教育施設課長 初めに、36ページの小学校費の学校管理費、特定財源の内訳として国県支出金1,800万2,000円の内容であるが、今回12月補正をお願いしており、13ページの第3目災害復旧費国庫負担金、第2節公立学校施設災害復旧費国庫負担金、ここの小学校災害復旧事業費負担金で2,473万5,000円計上しているが、これの内訳として、北方小学校分で1,800万2,000円、もう1つ6月補正でもお願いした塩浜小学校の災害復旧の補助金が673万3,000円あり、合わせて2,473万5,000円計上したものである。
○生涯学習振興課長 国の8割の補助があって、その財源はどうなるかということであるが、市債を組んでおり、来年度以降、その市債について元利を合わせたものの8割の補助がある。
○青少年育成課長 39ページ、青少年育成費の借上料の減額補正の代替はとのご質疑である。当初、これが使えなくなったときには学校の教室を急遽お借りして、現在は3教室でこの建物のかわりに部屋をお借りして運営している。なお、来年度4月以降は新たなプレハブの建物を建設し、そちらに入る予定である。現在、入札が終わり契約の段階になっている。
○かつまた竜大委員 1点伺う。
30ページ、清掃費の第7目清掃施設整備費で、先ほどこの拠出金9,477万8,000円は財団法人からということでお聞きしたが、もう少し詳しく聞きたい。要するに、これが今回特別、たまたま、というものなのか。いずれにしろ、これは今回の議案質疑の中で積立金を積み立てていかないといけないということであるが、この拠出金はどういう形で出てきたか、もう少し詳しく聞きたい。
○清掃施設課長 拠出された金額の内訳という意味ではなくて、拠出金そのものということで理解する。これは、本会議の中でも環境清掃部長からお話しさせていただいたように、今回の拠出金、基金への積み立て部分に関しては拠出金の部分を9,477万8,000円、これに一般財源として522万2,000円を加えて1億円とさせていただいたものである。基金に積み立てるお金は、この拠出金だけではなくて、基本的にはこれのみならず、積み立てるに当たっての考え方としては、この基金条例の第2条にあるように、積み立てる金額は毎年度の一般会計の歳入歳出予算で定めることにしているので、この拠出金だけを当てはめるということではない。であるから、委員が言われたように、今年度についてはこれを当てはめさせていただいた。これに加えて一般財源も加えて当てはめさせていただいたということであり、今後ともこの形でいくかということでは、直接のお答えにならないと思う。
○かつまた竜大委員 最初がよく聞き取れなかったが、財団法人から、という、そこももう少し聞きたい。
○清掃事業課長 今かつまた委員からご質疑があった件については、公益財団法人日本容器包装リサイクル協会に、私どものプラスチックまたは色のついた瓶をお願いしているが、そちらについては各事業者、例えばペットボトルを利用しているコカ・コーラさんや、ペットボトルをつくっている業者でリサイクル料金を拠出している。事業費として出している。それの残額が、日本全国の処理をしたもののうちの残額が出てくる。その残額の2分の1の範囲の中で、それぞれの市町村に配分をしていくということが拠出金の意味である。その条件としては、量と質、品質管理、そういったものが条件になっており、今回私どもは約9,470万円あるが、例えば昨年では約3,990万円という形で評価されている。今回、23年度は、22年度分のプラスチックの評価に基づいて拠出金をいただいており、今回、私どもの23年度の評価は既に終わっているので、協会のほうの残額が出れば24年度もこの拠出金はいただける。しかし、金額についてはあちらの財布の中になるので、どれだけいただけるかはわからない。
○かつまた竜大委員 ということは、市川市の量、質、品質管理が非常によろしいという中でこの拠出金が出ているということで理解した。
○中村義雄委員 37ページの小中学校の放射線量低減対策作業委託料であるが、本会議での質疑の中でこの妥当性について全校のうち側溝とか雨どい等をフルに行った場合、7割弱程度できるという予算措置であると認識しているが、その妥当性について、もう少し詳しく教えていただきたい。
○教育施設課長 放射線量低減対策の委託料であるが、まず、対象とする場所である。本会議でも答弁したが、局所的に高い場所ということで、集水ます、雨どいにも側溝に落ちている雨どいと、場合によっては地面に直接雨水が流れている場所もある。遊具下等のくぼ地、また側溝、雨どいから水が落ちている付近の側溝、そういったところの土を上げるという作業である。参考に、単価を見ると集水ます等の措置については、大体1カ所あたり3,000円程度かかるのではないかと見込んでいる。それらを積算し、そのほかに土のう袋とか、それを一時保管するときには遮水シートを敷き、その上に土のうに入れた土砂を積み、また遮水シートをかぶせるが、そのための資材を含めて計算していくと、大体1校当たり小学校で50万円程度かかるのではないかと見込んでいる。また、中学校については対象箇所数も若干ふえているので約70万円、これらを予算額で積算していくと、大体70%弱ぐらいの学校がこの委託料で対応できるのではないかと考えている。そのほかについては、もう既に学校側で清掃して土砂を上げているところもあるので、またこれからやっていくところとそういうところを合わせて何とか2,000万円の予算でほぼ全校に対して局所的な部分の対応は可能ではないかと考えている。
○中村義雄委員 大体わかったが、その辺の単価の積算表などは後で見せてもらえるのか。
○教育施設課長 過去の実績等を参考にしているので、その辺は検討させてほしい。
○佐藤義一委員 本会議でよくわかったが、31ページの一般廃棄物の施設のつくりかえの1億円の積立金で、部長の答弁で400億円かかると言っていた。そのため、平成35年までに30億円の基金を積み立てると。国庫補助や県の補助が入ってくるらしいが、400億円もかかって、市川市が基金を30億円用意すると。そうすると、残りの370億円の内訳を聞きたい。
余談になるが、庁舎建てかえで180億円から200億円かかる。またこれが400億円かかると、実質公債費比率が市川市は今4%か5%である。しかし、千葉市は21.2%であり、25%になると再建団体である。市川市もそんなことをやっていると、庁舎建てかえで200億円、また清掃で400億円では、将来一遍に悪化するのではないか。まず、細かい400億円の内訳を聞きたい。
○清掃施設課長 まず、建設費について、400億円の内訳である。私どものクリーンセンターについては、ごみ焼却施設と不燃粗大ごみの破砕処理施設の2つの要素を持っており、ごみ焼却施設も3つの炉がある。1日600tの処理能力、それから不燃素材処理については1日5時間で75tの処理能力を持っている。これらについては、全国的なデータを割ったごく大ざっぱな概算で、ごみ焼却施設に関しては1t当たり5,300万円ほどかかっている。また、不燃素材のごみ処理施設については、1t当たり5,000万円ほどの費用がかかると概算で出ている。これを計算していくと、600t掛ける5,300万円がおおよそ320億円、次に、不燃粗大ごみに関しては75tで1t当たり5,000万円とすると、概算で約38億円。加えて、新たな清掃工場をつくるためには古い建物を壊さなければならない。あれだけの大きな施設を取り壊すに当たっては、おおよそ40億円の費用がかかると考えている。これらをすべて合わせると400億円ということで、まず建設費としてあらあらで400億円と考えている。
次の答えであるが、質疑にあったように、では国の交付金や市の起債の内訳としてはどのように考えられるかであるが、まず、建設費を400億円と見積もった上で、国の交付金が工事費の3分の1というところで132億円、次に、市の起債が認められる額は、400億円から132億円を引いた残りの268億円の90%までが認められると考えているので、そこで241億円が起債として認められる。残りの27億円は残ったお金が市の一般財源、これは先ほど述べたように基金を主体に支出することとなるので、大ざっぱに30億円の基金を積み立てることにした。
○佐藤義一委員 起債といっても借金であり、241億円の借金を新たにつくるわけである。本庁舎の建てかえも、3・11があったので行うようである。そうすると、市川は一遍に、今まで財政指数が優良な市であったのが、数年すると千葉市並みとは言わないが相当厳しくなる感じを持つが、了解した。以上である。
○金子 正委員 36ページの学校教育指導費の減額補正は、職員旅費と委託料、補助金と3つあるが、すべてこれは中学生の派遣の旅費の減額、それからドイツの受け入れの中止によるものでいいか。中身について確認したい。
○指導課長 ただいまの質疑であるが、第9節の旅費については職員旅費で、これは航空運賃の減額によるものである。第13節の委託料は、職員派遣に当たり通訳に同伴していただいたが、その通訳の委託料の減額である。第19節の負担金補助及び交付金については、中学生派遣の1人ずつの航空運賃、こちらもあわせて減額となったので、そういった部分についてトータルしてその額の減額補正となった。
○金子 正委員 そうすると、ことしも例年どおりドイツへの中学生の派遣が行われて、派遣のための費用が安くなったと、230万円はすべてそういうことでいいのか。
○指導課長 先ほど答弁が漏れた。本年度のドイツからの派遣事業については中止になった。その部分で100万円の予算計上をしていたので、そこの部分も合わせての減額補正である。
○金子 正委員 こちらから行くのは行って、向こうから来るのが中止になったというので、その後交流について前向きに取り組んでいるが、今回は3・11の影響でドイツからは来ない。あちらも非常に敏感な国であるということであるが、その後、何か交流についての話し合いは行われているか。
○指導課長 今後の交流について、第9節の職員旅費、ここの場面で教育次長と私、指導課長でローゼンハイムに出向いてきた。次年度でちょうど10回目の派遣となるので、ここを節目として今後両市においてどのように進めていくことが望ましいかについて、バウアー市長とケネーダ部長と、これまでの課題と今後の方向性について協議してきた。
○金子 正委員 協議の内容、今後の方向はどのようなものか。
○指導課長 これまで9回続けてきて、大変大きな成果が生まれた。生徒同士の国際感覚、国際交流における国際理解教育等々を進めていくことができ、大きな成果であったということはお互い理解した。今後について、大変価値のある交流であるので、このことについてはここでとまるということはなく今後もさらに続けていきたいし、さらに、ここは所管が違うが、さらに中学生から幅を広げた年齢層での交流も進めていきたいというようなお話、それからローゼンハイム市は木工などの技術関係で大変すぐれた技術の職人さんが大勢いらっしゃる町であるので、そういった部分の交流ができないかどうか、そういった多岐にわたる交流をこれから考えていきませんかということを市長から提言していただいた。
○金子 正委員 心配するのは、今回の3・11の放射能問題で、今まで積み上げてきた交流が、ことしはとにかく心配だからということで向こうからの派遣が中止されたけれども、その後、こちらから行った結果、今後の交流についても進めていこうという確認がなされたということでよろしいか。
○指導課長 次年度については、ぜひ進めていこうということである。ただ、国の情勢等々はローゼンハイム市のほうでも確認しながらとなるが、意向としては進めていこうということになった。
○堀越 優委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○堀越 優委員長 討論はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○堀越 優委員長 採決する。
本案を可決すべきものと決することにご異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○堀越 優委員長 ご異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
議案第37号及び議案第38号
○堀越 優委員長 議案第37号市川市立大洲小学校校舎耐震補強工事請負契約について及び議案第38号市川市立東国分中学校校舎耐震補強工事請負契約について、以上2件を一括議題とする。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○教育施設課長 本会議以上の説明はない。よろしくご審査願いたい。
○堀越 優委員長 質疑はないか。
○清水みな子委員 本会議で金子貞作議員が質疑をしたが、大洲小学校は熊谷組が入札をした。その後、下請の労働者も使うと思うが、その労働者の労働条件のチェックはきちんとできるのか。
○設計監理課長 本会議でも質疑があったが、私どもも市監督員が昨年12月定例会の指摘を受け、下請代金の設定、支払い条件、工期、そのときに見積もり条件の中にも工事名称、責任施工範囲、工期変更の取り扱いについて書面等の契約等を適正にチェックしていきたいと思っている。このようなことから、下請に対して支払いについても36協定、時間外、休日についても私どもはチェックしてまいりたいと思っているので、下請については適正に支払いができると考えている。
○清水みな子委員 それは熊谷組の相手方ときちんと協定をするということになるのか。
○設計監理課長 ご指摘のとおり、私どもが適正にチェックしていく。
○松永修巳委員 本会議でもあったように、議案第37号、38号ともに総合評価による入札である。答弁の中で、来年度以降は市内業者に優先して発注できるような話があった。数字ははっきりしないが28棟の確認と、37号については、結果についてとやかく言うものではないが、入札の金額は高いほうが総合評価でかち取った。当然、市内のAランクの業者であっても、他の大手のゼネコンと比べると差が出るのは当たり前である。その中で、採用されなかった岩堀建設株式会社は評価値が0.6732であるが、38号の上條建設株式会社についてはそれ以下でも1社の入札でとれたということで、非常にバランスがよくない。これについてとやかく言うものではないが、来年度以降、確か28棟市内業者あてに割り振るということである。その中で、設計施工一括方式というものを早くやめていただきたい。リスクが大き過ぎると私は考えているが、その辺の考え方、今後の方針を伺いたい。
○設計監理課長 本会議で市内向けの案件ということで、委員のおっしゃるとおり全部で28件、これはそのとおりである。設計施工に関しては、管財部長が申したとおり耐震設計ができる構造技術者が少ない。これについては平成20年度、不調もあり耐震工事に大きな影響があるということで設計施工を採用していただいているが、今後できるだけ市内向けということで考えているが、今年度発注する設計施工で今回は終わりとなり、今後、来年度以降は分離型ということで私ども考えているので、ご理解のほどよろしくお願いたい。
○松永修巳委員 今の話で安心したが、ぜひひとつそれは責任を持って守っていただきたいと考える。今までの総合評価一般競争入札を見ても、例えば信篤小などは海に近く塩害に遭う。そういうことも配慮して地元業者は入札しているが、大手の、たしか熊谷組であると思うが、全部市外業者、東京の一流業者に入札されてしまって非常にアンバランスが出ているので、今後の課題として皆さんもぜひ市内業者優先で発注できるように強く要望する。
○堀越 優委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○堀越 優委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○堀越 優委員長 採決する。
まず、議案第37号について採決する。
本案を可決すべきものと決することにご異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○堀越 優委員長 ご異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に、議案第38号について採決する。
本案を可決すべきものと決することにご異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○堀越 優委員長 ご異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○教育施設課長 本会議以上の説明はない。よろしくご審査願いたい。
○堀越 優委員長 質疑はないか。
○清水みな子委員 本会議で金子貞作議員が質疑をしたが、大洲小学校は熊谷組が入札をした。その後、下請の労働者も使うと思うが、その労働者の労働条件のチェックはきちんとできるのか。
○設計監理課長 本会議でも質疑があったが、私どもも市監督員が昨年12月定例会の指摘を受け、下請代金の設定、支払い条件、工期、そのときに見積もり条件の中にも工事名称、責任施工範囲、工期変更の取り扱いについて書面等の契約等を適正にチェックしていきたいと思っている。このようなことから、下請に対して支払いについても36協定、時間外、休日についても私どもはチェックしてまいりたいと思っているので、下請については適正に支払いができると考えている。
○清水みな子委員 それは熊谷組の相手方ときちんと協定をするということになるのか。
○設計監理課長 ご指摘のとおり、私どもが適正にチェックしていく。
○松永修巳委員 本会議でもあったように、議案第37号、38号ともに総合評価による入札である。答弁の中で、来年度以降は市内業者に優先して発注できるような話があった。数字ははっきりしないが28棟の確認と、37号については、結果についてとやかく言うものではないが、入札の金額は高いほうが総合評価でかち取った。当然、市内のAランクの業者であっても、他の大手のゼネコンと比べると差が出るのは当たり前である。その中で、採用されなかった岩堀建設株式会社は評価値が0.6732であるが、38号の上條建設株式会社についてはそれ以下でも1社の入札でとれたということで、非常にバランスがよくない。これについてとやかく言うものではないが、来年度以降、確か28棟市内業者あてに割り振るということである。その中で、設計施工一括方式というものを早くやめていただきたい。リスクが大き過ぎると私は考えているが、その辺の考え方、今後の方針を伺いたい。
○設計監理課長 本会議で市内向けの案件ということで、委員のおっしゃるとおり全部で28件、これはそのとおりである。設計施工に関しては、管財部長が申したとおり耐震設計ができる構造技術者が少ない。これについては平成20年度、不調もあり耐震工事に大きな影響があるということで設計施工を採用していただいているが、今後できるだけ市内向けということで考えているが、今年度発注する設計施工で今回は終わりとなり、今後、来年度以降は分離型ということで私ども考えているので、ご理解のほどよろしくお願いたい。
○松永修巳委員 今の話で安心したが、ぜひひとつそれは責任を持って守っていただきたいと考える。今までの総合評価一般競争入札を見ても、例えば信篤小などは海に近く塩害に遭う。そういうことも配慮して地元業者は入札しているが、大手の、たしか熊谷組であると思うが、全部市外業者、東京の一流業者に入札されてしまって非常にアンバランスが出ているので、今後の課題として皆さんもぜひ市内業者優先で発注できるように強く要望する。
○堀越 優委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○堀越 優委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○堀越 優委員長 採決する。
まず、議案第37号について採決する。
本案を可決すべきものと決することにご異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○堀越 優委員長 ご異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に、議案第38号について採決する。
本案を可決すべきものと決することにご異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○堀越 優委員長 ご異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
議案第39号指定管理者の指定について
○堀越 優委員長 議案第39号指定管理者の指定についてを議題とする。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○中央図書館長 本会議以上の説明はない。よろしくご審査願いたい。
○堀越 優委員長 質疑はないか。
○清水みな子委員 指定管理者制度の問題点は人材にあると言われている。本会議の質疑の中で5年とした理由として、長期的、安定的な人材の確保、そして地域の教育機関との協働を挙げていたが、実際に株式会社が利益を上げるには、図書館は利益を上げる場所ではないので、人件費の削減しかないと思う。そういうときに、先ほど小学校の耐震補強のところでも聞いたが、労働者の労働条件、賃金等のチェックをきちんとするのかどうか。株式会社と契約の中にそういうチェックをする、市としてチェックをすることができるのか。雇用契約、労働条件のチェックは市としてできるのか。
○中央図書館長 労働協約についてのチェックということではなく、モニタリングの中で適正かどうかのチェックをしている。指定管理者制度そのものがモニタリングという制度を通じて議会にも透明性を明らかにし、チェックをしていくという趣旨であるので、その制度の中で労働者の権利条項についてもチェックをしていく。
○清水みな子委員 今回の指定管理の候補者の中の、候補者の選考委員の意見の中に、指摘された部分があるが、これが1業者の得点、傾かないような評価、設定、1番と2番と公立図書館における指定管理者の観点、項目。
○堀越 優委員長 資料の種類、ページを言っていただきたい。
○清水みな子委員 指定管理者の候補者の一覧表の中の、評価表の裏側である。
○中央図書館長 評価表の裏面にある選考委員の主な意見の4項目目のことだと思う。そこにあるとおり、[1]として事業提案書の作成の仕方のみにたけている事業者に得点が傾かないような評価の判断基準の設定が望ましい、言っていることはまどろっこしいが、要は提案書をつくりなれていて、例えば地域の特性等が入っていないということではいけないということで、幅広く、手広く委託、指定管理等を各地で引き受けており、提案書のつくり方については大変うまいが、その地域の特性が無視されているような評価表ではよくないので、それが評価できるような判断基準の設定がよろしいかということを言われたということが1点目である。
2点目は、公立図書館における指定管理者という観点から、評価項目のつくり方も施設管理に関する項目よりも図書館サービスの質を問う項目に得点の傾斜配分をつけるということであり、2つの側面があり、施設の管理という面がある。それは、施設のメンテナンスや警備、そういった面である。それから、実際にそこで行われる人を使ってのサービスということで、これは後者のほう、市民サービスのほうに重点を置いた得点の傾斜配分のほうがよいのではないかという意見を伺った。
○清水みな子委員 今回のことでこういう意見が来て、それは次期以降にということか。そうではなくて、今回の選定の中でもそれが重点となったのかどうかということではないのか。
○中央図書館長 今回それがなかったということではなく、両者ともより強くその傾向を評価に反映させたほうがよいのではないかという意見である。
○かつまた竜大委員 議案質疑で同じ会派の湯浅止子議員が聞いたことと若干重複するというか、確認であるが、結局レファレンスサービスに関しては、中央図書館に業務をお願いして、市川市内の図書館のサービス網の中でレファレンスに要望があったら中央図書館で行って、それをまたフィードバックするような形で業務を遂行するという考え方でよろしいか。
○中央図書館長 本会議の答弁の中で、中央図書館でバックアップすると申し上げたと思う。レファレンスというのは職員のスキルもあるが、それ以上にバックにある本の数、種類をもとに回答していく業務であるので、5万冊の図書館と50万冊の図書館では回答できるレベルが違うのはご理解いただけると思う。そういった意味では、より大きな中央図書館がより小さな地域の図書館をバックアップしている。その小さな図書館の中に、指定管理者による運営を行っている市川駅南口図書館もあるということである。
○かつまた竜大委員 今そういう状況で行っていて、何か問題点等は生じていないか。
○中央図書館長 南口図書館は大変貸し出し等の利用が多い中で、それに比例してレファレンスの数も多くなるのが普通の傾向である。その数の中で、南口図書館の蔵書だけで回答して終了というのはレファレンスではなく、もっと奥深くを利用者から聞き出し、もっと深い回答や要望が得られれば、中央図書館に回していただくということが、少し足りなかったという評価はある。
○かつまた竜大委員 そうすると、そこを今後改善していく等のお考えはあるか。
○中央図書館長 その点についても、年2回行うモニタリング等で指摘をし、十分な回答、利用者の満足を得られるように中央図書館でもバックアップしていきたい。
○堀越 優委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○堀越 優委員長 討論の発言はないか。
〔清水みな子委員 反対討論〕
○堀越 優委員長 採決する。
本案を可決すべきものと決することに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○堀越 優委員長 挙手多数。よって本案は可決すべきものと決した。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○中央図書館長 本会議以上の説明はない。よろしくご審査願いたい。
○堀越 優委員長 質疑はないか。
○清水みな子委員 指定管理者制度の問題点は人材にあると言われている。本会議の質疑の中で5年とした理由として、長期的、安定的な人材の確保、そして地域の教育機関との協働を挙げていたが、実際に株式会社が利益を上げるには、図書館は利益を上げる場所ではないので、人件費の削減しかないと思う。そういうときに、先ほど小学校の耐震補強のところでも聞いたが、労働者の労働条件、賃金等のチェックをきちんとするのかどうか。株式会社と契約の中にそういうチェックをする、市としてチェックをすることができるのか。雇用契約、労働条件のチェックは市としてできるのか。
○中央図書館長 労働協約についてのチェックということではなく、モニタリングの中で適正かどうかのチェックをしている。指定管理者制度そのものがモニタリングという制度を通じて議会にも透明性を明らかにし、チェックをしていくという趣旨であるので、その制度の中で労働者の権利条項についてもチェックをしていく。
○清水みな子委員 今回の指定管理の候補者の中の、候補者の選考委員の意見の中に、指摘された部分があるが、これが1業者の得点、傾かないような評価、設定、1番と2番と公立図書館における指定管理者の観点、項目。
○堀越 優委員長 資料の種類、ページを言っていただきたい。
○清水みな子委員 指定管理者の候補者の一覧表の中の、評価表の裏側である。
○中央図書館長 評価表の裏面にある選考委員の主な意見の4項目目のことだと思う。そこにあるとおり、[1]として事業提案書の作成の仕方のみにたけている事業者に得点が傾かないような評価の判断基準の設定が望ましい、言っていることはまどろっこしいが、要は提案書をつくりなれていて、例えば地域の特性等が入っていないということではいけないということで、幅広く、手広く委託、指定管理等を各地で引き受けており、提案書のつくり方については大変うまいが、その地域の特性が無視されているような評価表ではよくないので、それが評価できるような判断基準の設定がよろしいかということを言われたということが1点目である。
2点目は、公立図書館における指定管理者という観点から、評価項目のつくり方も施設管理に関する項目よりも図書館サービスの質を問う項目に得点の傾斜配分をつけるということであり、2つの側面があり、施設の管理という面がある。それは、施設のメンテナンスや警備、そういった面である。それから、実際にそこで行われる人を使ってのサービスということで、これは後者のほう、市民サービスのほうに重点を置いた得点の傾斜配分のほうがよいのではないかという意見を伺った。
○清水みな子委員 今回のことでこういう意見が来て、それは次期以降にということか。そうではなくて、今回の選定の中でもそれが重点となったのかどうかということではないのか。
○中央図書館長 今回それがなかったということではなく、両者ともより強くその傾向を評価に反映させたほうがよいのではないかという意見である。
○かつまた竜大委員 議案質疑で同じ会派の湯浅止子議員が聞いたことと若干重複するというか、確認であるが、結局レファレンスサービスに関しては、中央図書館に業務をお願いして、市川市内の図書館のサービス網の中でレファレンスに要望があったら中央図書館で行って、それをまたフィードバックするような形で業務を遂行するという考え方でよろしいか。
○中央図書館長 本会議の答弁の中で、中央図書館でバックアップすると申し上げたと思う。レファレンスというのは職員のスキルもあるが、それ以上にバックにある本の数、種類をもとに回答していく業務であるので、5万冊の図書館と50万冊の図書館では回答できるレベルが違うのはご理解いただけると思う。そういった意味では、より大きな中央図書館がより小さな地域の図書館をバックアップしている。その小さな図書館の中に、指定管理者による運営を行っている市川駅南口図書館もあるということである。
○かつまた竜大委員 今そういう状況で行っていて、何か問題点等は生じていないか。
○中央図書館長 南口図書館は大変貸し出し等の利用が多い中で、それに比例してレファレンスの数も多くなるのが普通の傾向である。その数の中で、南口図書館の蔵書だけで回答して終了というのはレファレンスではなく、もっと奥深くを利用者から聞き出し、もっと深い回答や要望が得られれば、中央図書館に回していただくということが、少し足りなかったという評価はある。
○かつまた竜大委員 そうすると、そこを今後改善していく等のお考えはあるか。
○中央図書館長 その点についても、年2回行うモニタリング等で指摘をし、十分な回答、利用者の満足を得られるように中央図書館でもバックアップしていきたい。
○堀越 優委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○堀越 優委員長 討論の発言はないか。
〔清水みな子委員 反対討論〕
○堀越 優委員長 採決する。
本案を可決すべきものと決することに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○堀越 優委員長 挙手多数。よって本案は可決すべきものと決した。
議案第40号指定管理者の指定について
○堀越 優委員長 議案第40号指定管理者の指定についてを議題とする。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○青少年育成課長 本会議以上の説明はない。よろしくご審査願いたい。
○堀越 優委員長 質疑はないか。
○中村義雄委員 資料の市川市放課後保育クラブ指定管理者仕様書の中で、7、放課後保育クラブの開所時間等ということで、[1]の2行目、ただし、学校の休業日にあっては午前8時から午後6時30分までとする。なお、試行により必要に応じて保育時間を午後7時までとする。あと、[2]の市長は必要があると認めるときは前項の開所時間を変更することができるということで、この「なお」の試行の部分について、午後7時までとするという試行する妥当性というか必要性というか、あと実際に今どのような状況になっているのかということと、あと市長が必要であると認めるときはということで、今後それを変更するような、さらに延長するとかそういったような議論があるのかないのか、その辺を教えてほしい。
○青少年育成課長 今のご質疑の件であるが、現在、ことしの4月から、条例上は午後6時30分までのところを午後7時までということで試行を行っている。これに当たっては、延長することによって経費がどのぐらいかかるか、あるいは預ける方々のニーズがどの程度あるかということ。それから、1年を通して日の長いとき、日の短いときといろいろあるが、この辺の状況を見て今後これを条例化していくかどうかというところで試行を行い、検証を行っている。この延長に関しては、利用者の中の約3割の方が延長を希望されて現在利用されている。ただ、午後7時まででも迎えに来られないお母様方、お父様方もいらっしゃるが、近隣の状況を見ても、現在午後7時までというところが多い。これは全国的にも午後6時から午後7時の閉所時間が今一番多い。この辺の近隣の状況や保護者の方々のニーズを試行期間中においてさらに検証を進めながら、今後これを条例化していくか、あるいは現行どおりに戻すかを決めていきたいと考えている。
○中村義雄委員 利用者のニーズによってということであるが、その中でコストも問題があるのかということと、あと、教員というか保護する方々が、実際午後7時までになったということでなり手の問題、そういうことでその仕事を続けることができなくなる方も中にはいるのかと思うが、その辺はどうか。
○青少年育成課長 人件費に関しては、現在30分間の延長ということで試行を行っているので、出勤時間を30分おくらせていただき、人件費自体にはさほどの影響は出ていないと考えている。ただ、やはり指導員も同じお子さんを持つ保護者の方もいらっしゃる。また、ご家庭の時間もあるので、やはり午後6時30分から午後7時に延びる時間というのはかなり貴重な時間とは聞いている。現状の中では何とか指導員、補助指導員には対応していただいているが、その辺の実際に入られるお子さんとか保護者の方だけではなくて、現場で働いている方へのアンケートも今後とって、これからの施策に反映していきたい。
○中村義雄委員 時間を変更することができるということであるが、仮に時間を変更する場合のプロセスを教えてほしい。
○青少年育成課長 まず、平成24年度、ことしの4月から試行を行っており、まだ今の段階では半年過ぎたところである。それも、春から夏にということであるので、ここで秋から冬へと日の変わる時間帯の検証を進めながら、通常では翌年度の入所の募集が毎年12月の頭にある。今年度も来月早々にあるが、それに向けて広報等々で入所のPRをさせていただくので、その前の段階で、条例を変えるとすれば変えていかなければならない。そうすると、可能性としては9月に条例改正を行っていくというのが今のところ一番いいのかなと考えている。そして、その翌年度からその時間帯に変更していく。これは条例を改正する場合ということである。
○堀越 優委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○堀越 優委員長 討論はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○堀越 優委員長 採決する。
本案を可決すべきものと決することにご異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○堀越 優委員長 ご異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○青少年育成課長 本会議以上の説明はない。よろしくご審査願いたい。
○堀越 優委員長 質疑はないか。
○中村義雄委員 資料の市川市放課後保育クラブ指定管理者仕様書の中で、7、放課後保育クラブの開所時間等ということで、[1]の2行目、ただし、学校の休業日にあっては午前8時から午後6時30分までとする。なお、試行により必要に応じて保育時間を午後7時までとする。あと、[2]の市長は必要があると認めるときは前項の開所時間を変更することができるということで、この「なお」の試行の部分について、午後7時までとするという試行する妥当性というか必要性というか、あと実際に今どのような状況になっているのかということと、あと市長が必要であると認めるときはということで、今後それを変更するような、さらに延長するとかそういったような議論があるのかないのか、その辺を教えてほしい。
○青少年育成課長 今のご質疑の件であるが、現在、ことしの4月から、条例上は午後6時30分までのところを午後7時までということで試行を行っている。これに当たっては、延長することによって経費がどのぐらいかかるか、あるいは預ける方々のニーズがどの程度あるかということ。それから、1年を通して日の長いとき、日の短いときといろいろあるが、この辺の状況を見て今後これを条例化していくかどうかというところで試行を行い、検証を行っている。この延長に関しては、利用者の中の約3割の方が延長を希望されて現在利用されている。ただ、午後7時まででも迎えに来られないお母様方、お父様方もいらっしゃるが、近隣の状況を見ても、現在午後7時までというところが多い。これは全国的にも午後6時から午後7時の閉所時間が今一番多い。この辺の近隣の状況や保護者の方々のニーズを試行期間中においてさらに検証を進めながら、今後これを条例化していくか、あるいは現行どおりに戻すかを決めていきたいと考えている。
○中村義雄委員 利用者のニーズによってということであるが、その中でコストも問題があるのかということと、あと、教員というか保護する方々が、実際午後7時までになったということでなり手の問題、そういうことでその仕事を続けることができなくなる方も中にはいるのかと思うが、その辺はどうか。
○青少年育成課長 人件費に関しては、現在30分間の延長ということで試行を行っているので、出勤時間を30分おくらせていただき、人件費自体にはさほどの影響は出ていないと考えている。ただ、やはり指導員も同じお子さんを持つ保護者の方もいらっしゃる。また、ご家庭の時間もあるので、やはり午後6時30分から午後7時に延びる時間というのはかなり貴重な時間とは聞いている。現状の中では何とか指導員、補助指導員には対応していただいているが、その辺の実際に入られるお子さんとか保護者の方だけではなくて、現場で働いている方へのアンケートも今後とって、これからの施策に反映していきたい。
○中村義雄委員 時間を変更することができるということであるが、仮に時間を変更する場合のプロセスを教えてほしい。
○青少年育成課長 まず、平成24年度、ことしの4月から試行を行っており、まだ今の段階では半年過ぎたところである。それも、春から夏にということであるので、ここで秋から冬へと日の変わる時間帯の検証を進めながら、通常では翌年度の入所の募集が毎年12月の頭にある。今年度も来月早々にあるが、それに向けて広報等々で入所のPRをさせていただくので、その前の段階で、条例を変えるとすれば変えていかなければならない。そうすると、可能性としては9月に条例改正を行っていくというのが今のところ一番いいのかなと考えている。そして、その翌年度からその時間帯に変更していく。これは条例を改正する場合ということである。
○堀越 優委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○堀越 優委員長 討論はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○堀越 優委員長 採決する。
本案を可決すべきものと決することにご異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○堀越 優委員長 ご異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
所管事務の調査
○堀越 優委員長 所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することにご異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○堀越 優委員長 ご異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
また、委員長報告作成については正副委員長に一任されたいと思うので、ご了承願いたい。
――――――――――――――――――――
○堀越 優委員長 以上で環境文教委員会を散会する。
午後4時4分散会
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○堀越 優委員長 ご異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
また、委員長報告作成については正副委員長に一任されたいと思うので、ご了承願いたい。
――――――――――――――――――――
○堀越 優委員長 以上で環境文教委員会を散会する。
午後4時4分散会
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〒272-8501
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