更新日: 2016年11月12日

いちかわ市議会だより平成28年11月12日号

代表質問

創生市川第2

松永修巳(総括質問者)、鈴木雅斗、金子正

待機児童対策

 市は待機児童対策緊急対応プランを進めているが、私立幼稚園での預かり保育の拡大に関する現状と今後の見通しはどうか。また、市内の企業内保育所の活用について、市の考えを問う。
 私立幼稚園での預かり保育は、平成28年度で11園が実施し、年間延べ約2万9千人の利用を見込んでいる。29年度は新たに4園で実施が予定され、80人の定員拡大が期待される。今後も引き続き私立幼稚園へ協力を依頼していく。また、企業内保育については、対象が従業員の子どものみであれば法律上の届出は任意であり、県や市は実態を把握できていない。企業内保育で地域の子どもの預かり保育を行う場合、事業所内保育事業又は企業主導型保育事業として運営が可能であり、待機児童対策として期待できると考えている。


私立保育園補助金返還請求

 私立保育園補助金の過大支出問題については、返還請求訴訟を経て今回和解に至ったとのことである。提訴後の経緯及び市が和解を決断した要点を問う。
 本件については、平成26年9月に議会の議決を経て訴えを提起したが、28年2月に裁判所から当事者双方に和解が勧告された。市としては、訴訟の早期終結や債権回収の実現が図れることの他、当該法人による保育行政への協力が引き続き見込まれること等を考慮し、和解を決断した。補助金制度は26年度より委託料制度に改めたところであり、今後も私立保育園と連携・協力し、信頼関係を維持していきたいと考えている。

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