更新日: 2019年9月19日

令和元年6月市川市議会健康福祉委員会

開会

午前11時30分開会
○増田好秀委員長 ただいまから健康福祉委員会を開く。
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○増田好秀委員長 まず、審査に当たっては一問一答制が導入されているので、委員の皆様におかれては、質疑冒頭に私、委員長に対し発言方法、[1]総括、[2]初回総括2回目以降一問一答、[3]質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑されるよう願う。
 理事者の方々におかれては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は職名を名乗った上で発言されるよう願う。

議案第6号 市川市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について

○増田好秀委員長 議案第6号市川市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願う。
○生活支援課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○増田好秀委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○増田好秀委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○増田好秀委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○増田好秀委員長 御異議なしと認める。よって、本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。

議案第7号 市川市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について

○増田好秀委員長 議案第7号市川市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願う。
○こども施設計画課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○増田好秀委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○増田好秀委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○増田好秀委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○増田好秀委員長 御異議なしと認める。よって、本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。

議案第8号 市川市介護保険条例の一部改正について

○増田好秀委員長 議案第8号市川市介護保険条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願う。
○介護福祉課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○増田好秀委員長 質疑はないか。
○金子貞作委員 一問一答で行う。
 本会議でも質疑されているが、第1段階から第3段階までの保険料の減額について、減額の理由、根拠はどうなっているのか伺いたい。
○介護福祉課長 国から示された減額幅の上限いっぱいで設定している。第1段階が0.125を超えない範囲内、第2段階も0.125を超えない範囲内、第3段階が0.025を超えない範囲内で市町村が定めることとされている。
○金子貞作委員 保険料は年金から天引きになるが、普通徴収の人数は第1段階から第3段階の中でどのぐらいいるのか。
○介護福祉課長 普通徴収は、第1段階が4,746人、第2段階が約200人、第3段階が約240人、合計約5,000人である。
○金子貞作委員 普通徴収の収納率はどのぐらいか。
○介護福祉課長 30年度の決算見込みになるが、普通徴収は87%を見込んでいる。
○金子貞作委員 滞納者でサービスを停止している人数は何人いるか。
○介護福祉課長 サービスの停止はないが、給付制限はある。1割で使えるものが2割、3割となってしまう者は、平成30年時点で10名ほどいる。
○金子貞作委員 理解した。終わる。
○増田好秀委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○増田好秀委員長 質疑を終結する。
 討論はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○増田好秀委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○増田好秀委員長 御異議なしと認める。よって、本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。

議案第12号 令和元年度市川市一般会計補正予算(第1号)のうち本委員会に付託された事項

○増田好秀委員長 休憩する。
午前11時39分休憩
午前11時40分開議
○増田好秀委員長 再開する。
 議案第12号令和元年度市川市一般会計補正予算(第1号)のうち本委員会に付託された事項を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔地域支えあい課長、福祉政策課長、子育て支援課長、こども施設入園課長 説明〕
○増田好秀委員長 質疑はないか。
○石原みさ子委員 総括で行う。
 15ページの19節補助金、介護施設整備事業補助金のグループホームについて伺う。4月オープンに向け今準備をしていると思うが、場所と定員を教えていただきたい。
 同じく15ページ、賃金の非常勤職員等雇上料について、児童虐待対応で市と学校のとのことであったが、こちらも弁護士なのか。実際の身分、仕事の内容について教えていただきたい。
○福祉政策課長 グループホームの開設場所は、市川市北方1の3の4、定員は18名である。
○虐待対策担当室長 賃金について、児童虐待相談に校長経験者のOBを採用する件であるが、具体的な仕事の内容は、週4日から5日、7時間勤務で、児童虐待の相談において学校と連携を強化するため、学校との連絡について中心的に動いてもらうことを予定している。弁護士は月1回、4時間の勤務を予定している。具体的には、親権の問題や、外国人のケースでの滞在に関する資格や、いろいろ民事的な件で相談したいケースがあり、4時間の中で個別ケースの相談、あとは要保護児童に関して情報共有している実務者会議に参加してもらって、ケースの対応にアドバイスをもらう予定である。
○石原みさ子委員 グループホームのことはわかったので結構である。
 非常勤職員等雇上料については、校長先生のOBを1名との理解でよろしいか。その方は、ふだんどこにいて学校と市をつなぐ役目をするのか。
○虐待対策担当室長 人数は、校長OB1名の採用を予定している。勤務場所は子育て支援課内である。現在、アクス本八幡となる。
○石原みさ子委員 結構である。
○金子貞作委員 総括で行う。
 社会福祉費の19節、地域福祉フォーラム負担金と、今の虐待の問題で伺う。
 地域福祉フォーラム負担金は、全体が幾らで、どういう点で不足が生じたのか。内容を教えていただきたい。
 虐待の問題は、市長が非常に力を入れている施策であるが、この補正によってどの程度の効果が見込まれるのか教えていただきたい。
○地域支えあい課長 地域福祉フォーラムについて説明する。これは本来であれば当初予算で計上して審査していただくところであるが、講演者の日程調整等が難航し、調整がつかないまま当初予算の計上を見送った。新年度に入って講演者との日程調整がとれて、市社会福祉協議会との共催で実施することが可能となったことから、当該事業を実施する経費を急遽補正予算で計上し、審議をお願いしているものである。この補正の300万円については、メーンの特別講演を実施する方に講演料としてお支払いする分と、多くの市民の方に特別講演を聞いていただきたいので、集客力を高めるための手段として、現在手話などでコンサートを実施している芸能人の方に出演交渉をしたいと考えている。これらの方々の出演料として合計で200万円、その他ポスター、チラシ、啓発資料等の費用として100万円を予定している。
○虐待対策担当室長 今回の補正予算による効果について説明する。
 まず、校長OBの採用については、現在も学校現場との連携は虐待対策担当室が進めているが、野田市の事件等もあり、今後もさらに協力していくよう国等からも通知が来ている。校長OBの参加により、子どもを支援する上で市と学校の役割分担について、いろいろ意見を聞くことができると思っており、より連携が進むと考えている。さらに、弁護士については、基本的に児童虐待の対応は子どもの人権を守ることが原点で業務をしているので、組織の論理や、既成の状況にこだわらず、専ら子どもの最善の利益についてアドバイスをしていただけるという根本のところからも、これまでにはなかった意見を弁護士から聞けるのではないかと期待している。
○金子貞作委員 地域福祉フォーラムについては、講演者との調整がつかなくて当初予算に乗せなかったとのことで理解した。結構である。
 虐待の問題であるが、学校との連携もさらに強めていく必要があると思うし、弁護士の支援をお借りすることも必要であるが、虐待件数の中で、市民からの通報による件数はどのぐらいあるのか。
○虐待対策担当室長 平成30年度の子育て支援課における児童虐待に関する相談受け付けは、昨年度実人数で550人のお子さんについて支援している。そのうち、近隣通報でその状況が発覚したお子さんは41人である。
○金子貞作委員 虐待について、防止法か何かで市民からの通報も義務となっていたのではないか。やはり、おかしいと近隣の方が感じてもらうことが非常に大事だと考える。市民が虐待と感じたら通報することが義務化されたと思うが、それについてもっと市民に周知していくために、どのようにしているのか。
○虐待対策担当室長 児童虐待の周知については、経年的に実施している。市民に向けた周知は、「広報いちかわ」を通じて行っている。さらに、家族の日等のイベントを通じてチラシを配る等の周知をしている。
○金子貞作委員 法律の趣旨をもっと市民に広く周知して、みんなで子どもを守るようにしていかないといけない。市民が虐待だと感じたら通報することが義務になっていると思うが、なかなか通報しない。550件の中で41件は少ないと考える。その点で、子どもをみんなで守るという連携を市民も学校も広めていかないと、本当の意味でこの問題は解決に向かっていかないと申し上げて、私の質疑を終わる。
○増田好秀委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○増田好秀委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○増田好秀委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○増田好秀委員長 御異議なしと認める。よって、本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。

議案第13号 令和元年度市川市介護保険特別会計補正予算(第1号)

○増田好秀委員長 休憩する。
午前11時58分休憩
午前11時59分開議
○増田好秀委員長 再開する。
 議案第13号令和元年度市川市介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔介護福祉課長 説明〕
○増田好秀委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○増田好秀委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○増田好秀委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○増田好秀委員長 御異議なしと認める。よって、本案は可決すべきものと決した。

請願第1-4号 「幼児教育無償化」で幼稚園類似施設にも何らかの救済を求める請願

○増田好秀委員長 次に、請願に移る。
 請願第1-4号「幼児教育無償化」で幼稚園類似施設にも何らかの救済を求める請願を議題とする。
 休憩する。
午後0時3分休憩
午後0時6分開議
○増田好秀委員長 再開する。
 お諮りする。
 本請願について、お手元に配付の請願の紹介追加申出書のとおり紹介議員の追加の申し出がある。これを承認することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○増田好秀委員長 御異議なしと認める。よって紹介議員の追加の申し出を承認することに決した。
 本請願を書記に朗読させる。
〔書記朗読〕
○増田好秀委員長 意見を求める。
○やなぎ美智子委員 この請願に賛成し採択していただくよう、紹介議員の一人としてもお願いしたい。多くの皆さんに紹介議員になっていただいているので趣旨は御存じと思うが、少し説明する。
 請願を出された延命寺学園の保護者有志、幼稚園類似施設の救済を求める保護者有志@千葉県市川市の皆さんが、幼児教育無償化の対象にならないかもしれないこのような類似施設について、何とか救済してほしいという働きかけを県や国に対しこの間行ってきた。3月に県に訪問した際には、県は国からおりてきたことをするだけで、今訴えられても何もできないと突っぱねられたとのことである。
 それで、一番身近な自治体である市として、市川市は未公認の幼稚園であっても幼稚園に準ずる施設、いわゆる幼稚園類似施設として4つの施設を指定して一定の援助をしている。その中の1つが延命寺学園である。ちなみに、行徳にあるいずみ学園、幸のアース学園、基礎的自治体を挟んでであるが江戸川区にある幼児教育きのみを市川市が類似施設として認可している状況の中で、何としても市議会の皆さんにも理解をいただき、市として何らかの救済をお願いしたいとのことである。
 この間、国も全国からのさまざまな質問、要望を受けており、市当局も知っていると思うが、幼児教育・保育の無償化に関する自治体向けFAQを出している。最新が5月30日版であると思うが、今日の段階においてこれから変更があり得るとのことで、まだまだいろいろはっきりしていない。当初は消費税増税分を財源とするとのことであったが、増税してもしなくても無償化する、無償化については決定とのことなので、なおのこといろいろあると考える。この請願にあるように、国としても地域に必要な子どもの教育、そして幼稚園としての認定ではないとしても地域における幼児教育の受け皿としての実績、実情に応じて発展してきたものをしっかりと踏まえなければいけないと。そのことについては、地域や保護者のニーズに応える幼児教育類似施設であって、自治体が積極的に支援を行うようなものについては、国としても地方と協力してどのような支援ができるか検討していくというのが今日的な答弁である。
 そういうことで、何ができるかできないかではなく、まずは求めている救済について市ができることを行って、そして県や国に対して要望してほしいという切なる請願になっているので、全員の賛成をいただけるとありがたい。よろしくお願いしたい。
○稲葉健二委員 反対、賛成の議論の前に紹介議員に質問する。
 まず、何らかの救済とは、具体的にどういうことを救済として求めていくのか。それを明らかにして、それならばと応援できるものもあるが、漠然と救済といっても、何を求めているのかがこの請願内容からはわかりづらい。例えば県、国に対して上記実施についての要望ももちろんそのとおり、しかし、これも具体的にどういう部分を救済してほしいのか。例えば、新制度に移行して、私立幼稚園、認可幼稚園も施設給付型を選択したり、私学助成のままでいくとか、その中で迷ったり、新しい制度に応じて動いている。
 逆に言うと、こちらの幼稚園は今まで新制度に向かって、例えば自分たちも新制度にそろえられるような努力を考えなかったのか。もちろん今までもこの幼稚園を全く応援していないわけではなくて、所得に応じて市からの助成金、補助金が出ている。ただ、修学奨励費とか一般の私立幼稚園並みには出ていないことは間違いない。年間で多くても9万5,000円から10万円弱だったと思う。であるから、新制度になるとこうなりそうであるから、そこに対して園側が変わっていこうという努力は今までしていなかったのか。
○やなぎ美智子委員 私の知り得る範囲であり、他の3施設は詳しく知らないが、延命寺幼稚園はお寺が直接的に運営している。さまざまなニーズに応えたいが、夏場、お盆の時期は忙しくニーズに全部応え切れない。しかし、こぼれたり転入してくる子どもたちを少しでも救いたいとのことで、さまざまな工夫をして運営しており、いわゆる基準に照らしてしっかりととはいけない事情もある。だからこそ、地域の中ではさまざまな、フレキシブルな対応で受けてもらえる園として、大変ありがたがられている。この園の経営者としても、どこかしらの形にはまる幼稚園や保育園には、なかなかなり得ない実情があると聞いている。
 何らかの救済については、今全国で声が上がっているのは、いろいろ通う施設によって子どもたちの格差というか、区別、差別をするな、どの子も同じようにがメーンスローガンではあるので、大変遠慮深い、制度にはないかもしれないけれども何らかのとはそういうことである。思いとしては、どの施設であっても、どの年齢であっても、子どもたちの教育を無償化してほしいというのが本音のところだと思う。
○稲葉健二委員 言っていることは理解する。反対しているわけでもない。しかし、市や国が補助金を出すことは、ある一定のルール、基準があって支出するのが原則である。行っていることがいいことであるから何でも補助金を出していいということではない。例えば、私立幼稚園もその基準に沿って運営しているから補助金の対象になっている。そういう中で、例えば一律に幾らあげたらいいかとか、園に対してどうしたらいいか、例えば保護者に国からお金が2万5,700円出ないから1万円だけあげようとか、そういう具体的なものが示されないと、僕らが応援したり請願を採択する上でも、これがどういう理由でこうなのかがわかりづらい請願になっているように感じる。
 応援したい気持ちは100%同じであるが、現実的に言うと、どの基準のどういうことで支出していいかを決める上においても、類似施設であり幼稚園の基準に合わせるとしたらここがだめであり、それを改善するなら補助金を出すとか、それはもらう側も努力をするのか。
○やなぎ美智子委員 私見も含めてお答えできる範囲でお答えする。全国からのさまざまな要望があり、質問されている国会でのやりとりがある。例えば昨年11月に、これはたまたま共産党の宮本議員であるが、仮にこのことで廃園に追い込まれる幼稚園類似施設が生じた場合及び通う先がなくなる子どもが生じた場合、国はいかなる責任を負うのか、国の基本的見解を具体的に明らかにされたいとの質問に対して、答弁は、仮定の質問でありお答えするのは差し控えたいと言っている。仮定でなくなってきているのが、例えばこの延命寺学園である。無償化の対象にならず、入園を希望する保護者がいなくなり廃園に追い込まれそうな状況になっているのであれば、何らかの救済があるから大丈夫だよというのが必要なので、切羽詰まった請願になっていると考える。
○稲葉健二委員 私が言っているのは、少し基準に沿って園側も努力をし、こういう部分は直していくから対象にしてほしいというのであれば、応援のルールとか方向性は出る。しかし、今のままでは、廃園になったら困るから、ただ欲しいとなってしまっている。私たちも税金を使って応援していく、請願に対して応えていくのであるから、園側も変わる努力をする意思はあるのかと聞いているので、答えが違う。
○やなぎ美智子委員 そこは私もわからない。請願はあくまで利用する保護者からのものであり、わからない。
○加藤武央委員 私も賛成の立場から話をする。今、やなぎ委員のところに一本で入ってしまったのは大変申しわけなかった。紹介議員がまだおり、各紹介議員の意見を聞かないといけないと思うが、大変申しわけなかった。
 私がこれを立場上表に出さなかったのは、今言われたのは、経営者が有限会社の延命寺ですよね。残りの170名から180名の子どもを預かっている、いずみとアースの2園が声を上げず、5月現在で78名のお寺の延命寺さんだけがこういうものを出してきて、このままでいってしまうと募集が来ないのではないか、これも基本的には仮定である。実際にまだなっているわけではない。なってしまうのではないか、経営が苦しくなるのではないかという言い方をするのか、この1枚だけではこのように読めてしまう。
 であるから、今稲葉委員が言ったように、延命寺もいずみもアースも同じようなものを出していれば、行徳地区は大変なんだなと私たちは思う。しかし、なぜ多く預かっている園が出さないで、一番少ない園がこの声を上げるのか。タッグを組んで、市川市の税金をこのようにしてくれないと、子どもに色をつけてはだめだ、全員同じ支援をくださいとなれば、初めて自分たちは頑張ろうと思う。しかし、1園だけに色をつけてしまうと、この園に通っている子どもだけの支援を私たちが支持して、残り300名近くの子どもは無償化しなくていいと聞こえてしまう。
 今回、もしこの流れでよければ、紹介議員になった方はその内容も知って、その方たちとも話をして、では僕たちは頑張りますと言っていると思うので、その辺まで私たちは請願文書を読み取ってそう思うという言葉であれば、書くのは難しいと思ってもらったほうが…。それほど貴重な市民の税金をかけての支援であるので。この請願に関して私は賛成するが、国、県、市と、先ほど3月に県に出したと言ったが、何も言ってこないのであろう。言い方を変えればだめだということであろう。私どもが出しても、市もそうであると思う。立場上、国、県を飛ばして市だけが支援するのは難しいと思うが、この委員会としては、皆さん方の希望を出して行ったことは無にしないようにしようということで、私どもは賛成してもいいと思っている。私どもは紹介議員になっていないが、もう少し深く入ったほうが、賛成する紹介議員であればなおさら、もう一歩二歩、中を調べてから紹介議員になったほうがいいのではないかというのが苦言である。賛成の中に入るが、もしよければこういう意見もあったことは言っていただきたい。
○やなぎ美智子委員 答弁ではないが、正確にはこの請願者は経営者の延命寺ではなく保護者有志である。請願内容についても、市から幼稚園に準ずる施設として認可されている学園に対してとのことであるので、延命寺さんだけではなく、いずみ、アース、きのみをくくって私としては読み取って、ほかでどのようなことがあるのか私は直接的には聞いていないが、同じような保護者の方たちの思いも自分たちの中で受けとめながらの今回の請願になったと私は解釈している。今いろいろと指摘があったことについては、経営者ではない保護者の思い、そして延命寺だけではない4つのことをくくっていると私は解釈できるのではないかと思って紹介議員になった。
○石原みさ子委員 紹介議員に質問する。
 私の持っている情報の中では、類似施設で無償化の対象にならないのは、市内では延命寺学園唯一と聞いている。アースやいずみは、これまでは類似施設であったけれども、これからはそうではなくなるので対象になるとの情報もあったが、正確にはどうなのかを紹介議員に伺う。
○つかこしたかのり委員 正確でない部分も含まれているかもしれないが、自分が聞いた範囲で答える。先ほど石原委員が述べたように、自分も市内で延命寺学園のみと聞いている。また、基準については、これも正確でないので答えるのを差し控えていたが、園内に基準を満たす園庭がないが、土地に関することであり、周りの地権者との関係であったり、そういった部分でどうしても広げることが難しいとのことである。いたし方ない状況もある中で、基準に満たないので、こういった請願でお願いしていると聞いている。ただ、私自身も紹介議員から聞いている話であり直接聞いていない部分もあるので、正確性を欠いたときには容赦願いたい。
○堀越 優委員 今いろいろ聞いたが、加藤委員が言ったとおり、今聞いていると延命寺だけと限定された内容、保護者になっているので、ほかのアースやいずみ学園、幼児教育きのみに関しては、延命寺と同じ考え方ではないと捉えられる。であるから、延命寺だけではなくほかの3園の保護者も含めた4園で共同していただいて、延命寺だけに限らず4つの園をまとめて出されたほうが効力があるのではないかと考える。
 中身に関しては、先ほど園庭の話があったが、園庭がなければ最低基準で近くの公園だとか、今は公園に連れていくときに事故に巻き込まれる可能性もあるが、それで補完できるので、しっかりとした内容も踏まえて、延命寺だけではなくて、ほかの3園も一致団結、協力して出されたほうがいいのではないか。意見である。反対ではなく賛成の立場から意見を述べた。
○つちや正順委員 一言発言する。請願している方が保護者であり、私も子育て世代として、これだけのお子さんを受け入れているところから、私は賛成したい。
 ただ、その上で、やはり保護者有志という名前であるので、中身はよくわからないが、それはやはり行政や国、県と交渉していく上では、ある程度の知恵というかやり方、手続があると考える。先ほど稲葉委員が言われたが、そのあたりもしっかりと含めて、市が寄り添って、これをとっかかりにしていただきたい。保護者は忙しく、請願の仕方や国、県、市と交渉するならこうだというのは、わかるわけがないのが現実であると思う。私も賛成するので、ぜひ粘り強く、どうか市の方にも寄り添っていただいて、何とか存続できるように、子どもたちのために、親たちのために存続できるように一汗かいていただきたい。
○金子貞作委員 私も紹介議員になっているが、先ほどから園庭の問題や、ここだけが外されるのではないかとの話も出ている。しかし、実際10月からこれは実施される。
 委員長にお願いであるが、延命寺だけが対象にならないのか、ほかもどうなのか、担当課に来てもらい正確な情報を共有した上で賛否をしたほうがいいのではないかと考える。委員長の意見を伺う。
○増田好秀委員長 休憩する。
午後0時33分休憩
午後0時51分開議
○増田好秀委員長 再開する。
 金子委員に回答する。担当課を呼ばない形で行う。有限会社延命寺学園は認可保育園になれないとのことで回答できていると考えるので、それでお願いする。
○稲葉健二委員 まず、この請願の内容に戻るが、何らかの救済を求めるとのことである。その救済内容であるが、現実的に言うと、認可幼稚園になれる要素がそこに備わっていないことによって認可幼稚園になれていない。それが新しい制度においてその対象にならないので今回来ている。それに対して、現状でも認可幼稚園になれる手法を市がどのように考えて、市が応援できる形で、この請願の内容がそれであると確認したいが、紹介議員、それでいいか。
○やなぎ美智子委員 そのとおりである。
○稲葉健二委員 それでは、改めて確認するが、請願の内容は何らかの救済を求めるとのことであるが、実は現在は認可幼稚園になれていない。今後、新しい制度に向けて認可幼稚園になれる要素を園側も考えていくと。それに対して市は応援していくことを私たちは請願内容として確認して、この請願の内容を理解したということでよろしいか。
○増田好秀委員長 よろしいか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○増田好秀委員長 ほかに意見はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○増田好秀委員長 採決する。
 本請願を採択すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○増田好秀委員長 御異議なしと認める。よって、本請願は採択すべきものと決した。

所管事務調査

○増田好秀委員長 所管事務の調査については、お手元に配付の文書のとおり行いたいと思うが、これに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○増田好秀委員長 御異議なしと認める。よって、お手元に配付の文書のとおり決した。
 所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○増田好秀委員長 御異議なしと認める。よって、所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することに決した。
 委員長報告の作成については、正副委員長に一任されたい。了承願う。
 ―――――――――――――――――――――――――――
○増田好秀委員長 以上で健康福祉委員会を散会する。
午後0時54分散会

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