更新日: 2018年11月15日

平成25年6月市川市議会環境文教委員会

開会

平成25年6月11日(火)
午前11時12分
○岩井清郎議長 改選後、初めての委員会であるので、私が招集した。
 これから委員長の互選を行うわけであるが、委員会条例第10条第2項の規定により、年長の委員が委員長の職務を行うこととなっている。
出席委員中、松永修巳委員が年長の委員であるので、御紹介する。
午前11時14分開議
○松永修巳年長委員 ただいま紹介された松永修巳である。
 ただいまから環境文教委員会を開会する。

正副委員長の互選

○松永修巳年長委員 これより委員長の互選を行う。
委員長の互選は、指名推選の方法により行うか、投票により行うか、御意見を伺いたい。
〔「投票」と呼ぶ者あり〕
○松永修巳年長委員 それでは、委員長の互選は投票により行う。
 なお、投票の結果、得票数が同数のときは、くじで定める。
 開票立会人は、先例により2名とし、増田好秀委員、桜井雅人委員にお願いする。
 投票用紙を配付させる。
〔投票用紙配付〕
○松永修巳年長委員 配付漏れはないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○松永修巳年長委員 投票箱を改めさせる。
〔投票箱点検〕
○松永修巳年長委員 念のため申し上げる。投票は単記無記名である。
投票箱を持ち回らせるので、順次投票願いたい。
〔投 票〕
○松永修巳年長委員 投票漏れはないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○松永修巳年長委員 投票を終了する。
 開票を行うので、立ち会い人の方の、立ち会いをお願いする。
〔立ち会い人参集〕
○松永修巳年長委員 投票を計算させる。
〔開票・計算〕
○松永修巳年長委員 投票結果をご報告する。
  投票総数 10票 
これは、出席委員数に符合している。
  有効投票 10票
  無効投票  0票
有効投票中
 田中幸太郎委員 6票
 湯浅 止子委員 4票
以上の結果、最多得票者であり、また、会議規則第125条第3項の規定による、有効投票の4分の1を超えている田中幸太郎委員が委員長に当選された。
この際、ただいま委員長に当選された田中幸太郎委員を御紹介する。
〔田中幸太郎委員長 就任あいさつ〕
―――――――――――――――――――――
○田中幸太郎委員長 これより副委員長の互選を行う。
副委員長の互選は、指名推選の方法により行うか、投票により行うか、御意見を伺いたい。
〔「投票」と呼ぶ者あり〕
 それでは、副委員長の互選は投票により行う。
 なお、投票の結果、投票数が同数のときは、くじで定める。
 開票立会人は、先ほどの2名の方にお願いする。
 投票用紙を配付させる。
〔投票用紙配付〕
○田中幸太郎委員長 配付漏れはないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○田中幸太郎委員長 投票箱を改めさせる。
〔投票箱点検〕
○田中幸太郎委員長 念のため申し上げる。投票は単記無記名である。
投票箱を持ち回らせるので、順次投票願いたい。
〔投 票〕
○田中幸太郎委員長 投票漏れはないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 投票を終了する。
 開票を行うので、立ち会い人の方の、立ち会いをお願いする。
〔立ち会い人参集〕
○田中幸太郎委員長 投票を計算させる。
〔開票・計算〕
○田中幸太郎委員長 投票結果をご報告する。
  投票総数 10票 
これは、出席委員数に符合している。
  有効投票 10票
  無効投票  0票
有効投票中
 西村 敦委員 6票
 増田好秀委員 4票
以上の結果、最多得票者であり、また、会議規則第125条3項の規定による、有効投票の4分の1を超えている西村敦委員が副委員長に当選された。
この際、ただいま副委員長に当選された西村敦委員をご紹介する。
〔西村敦副委員長 就任あいさつ〕
―――――――――――――――――――――
○田中幸太郎委員長 以上で環境文教委員会を散会する。
午前11時20分散会

議案第5号平成25年度市川市一般会計補正予算(第1号)のうち、本委員会に付託された事項

平成25月6日12日(水)
午後1時4分開議
○田中幸太郎委員長 ただいまから環境文教委員会を開会する。
――――――――――――――――――――――――
○田中幸太郎委員長 理事者の方々におかれては、説明または委員の皆さんの質疑に対する答弁の際は、職名を名乗った上で発言願いたい。
 議案第5号平成25年度市川市一般会計補正予算(第1号)のうち、本委員会に付託された事項を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔環境保全課長 説明〕
○田中幸太郎委員長 質疑はないか。
○松永修巳委員 確認の意味で伺う。74万5,000円の積算の基礎を教えていただきたい。
○環境保全課長 当市指定弁護士の伴弁護士は第二東京弁護士会に所属しており、第二弁護士会報酬会規を基準として報酬を算出した。
○松永修巳委員 その程度の説明しかできないのか。今の説明では何もわからない。
○田中幸太郎委員長 もう少し詳細をお答えいただきたい。
○環境保全課長 和解金額529万5,150円を基準として算出することになっている。300万円以下については16%、300万円を超えて3,000万円以下については10%という計算式があり、300万円以下については300万円掛ける16%で48万円、300万円を超え3,000万円以下については229万5,150円掛ける10%で22万9,515円、計70万9,515円、これに消費税を加えて74万4,990円ということである。
○松永修巳委員 それらの基準にのっとってここで清算すると理解した。
○田中幸太郎委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第6号市川市立国分小学校校舎等新設工事請負契約について

○田中幸太郎委員長 議案第6号市川市立国分小学校校舎等新設工事請負契約についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○教育施設課長 議案第6号市川市立国分小学校校舎等新築工事請負契約について、本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○田中幸太郎委員長 質疑はないか。
○湯浅止子委員 いろいろ御説明いただいた中で、議案書の24ページに図面があり、少人数指導室も仕切れるようにするという御説明があったと思うが、少人数指導室というのは3階に1つで2階にはない。ということは、今少人数指導は教科によって、子供たちを少人数で勉強させる場合、教室を2つに仕切ることはできないのか。まず、少人数指導室の仕切りはどうなっているのか。また、教室はどのようになっているのか。
○教育施設課長 少人数指導室については、仕切れるようにはなっていない。
○湯浅止子委員 教室についてはどうか。
○教育施設課長 教室についても、仕切れるようにはなっていない。
○湯浅止子委員 これからの少人数指導は、多分英語が入ってきたりいろいろな教科が変わってくる中で、少人数教室が1つふえただけのようであるが、せっかくつくるのになぜパーテーション等で仕切ったりすることは考えなかったのか。教室は仕方がないとしても、その辺が納得いかない。少人数指導室はどういう目的でつくられているのかということを考えれば、仕切れることのほうが当然だと思うが、いかがか。
○教育施設課長 少人数学級、それから少人数学習など、対応できる教室数の確保はされている。
○田中幸太郎委員長 教育施設課はハードの部分を管理している部署だと思うが、湯浅委員が言われるのはソフトの内容だと思う。その内容を答えられる理事者は出席しているか。
○教育総務部長 学校の要望の中で小分けにという話がなかった関係で、こういう形の1つの箱、広い部屋ということで用意、設計したものである。
○かいづ 勉委員 国分小学校の総合評価一般競争入札が大城組と上條建設の2社の参加とのことであるが、私は2社というのは少ないような気がしている。それは何か原因があるのか、どうして2社しか参加しなかったのか、御所見を伺いたい。
○設計監理課長 あくまでも想定であるが、他工事、民間も受注しているため、時期的に受注する余力がなかったことや、久々の大型物件ではあるのが、ほかの物件の見積もりをしていて、この案件を見積もりする職員を配置できないこと、また、今回総合評価で管理技術者の配置予定者の評価もしているので、当該工事に管理技術者を配置させることができないこと等が考えられる。他にも、総合評価一般競争入札での評価事項に地域精通度も入っているので、対象となる市外の業者もその部分で見送られたのではないかと考えている。
○かいづ 勉委員 聞き逃したが、地域の業者を対象にして行ったのか。
○設計監理課長 今回の案件は久々の大型案件であり、市川市内に本店を有する者、入札及び契約締結の権限を年間委任された支店もしくは営業所を有する者。あと、過去15年間に市内の1,000㎡以上の学校法第1条に規定する学校の校舎の新築または増改築工事を元請で施工した実績を有する者ということで、例えば市川学園、和洋、日出、昭和学院、国府台女子学院、県立高校など市内の学校を施工した市外業者についても参加を認めている。
○かいづ 勉委員 御答弁の中で大型物件と言っていたが、その中で市内業者と市内に支店を設けている業者ということであった。大型物件と言われるなら市外からも参加しそうなものであるが、それもないのか。
○設計監理課長 先ほど後段に言った過去15年間に市内の学校での実績があるということで、例えば、私立であれば市川学園、和洋国府台、日出学園、昭和学院、国府台女子学院と、私立学校であれば市外の業者も施工している。それに県立高校も含まれるので、かなりの市外の業者が参加できる状況を今回予定していた。しかし、総合評価の中にできるだけ市内の業者が落札できる形で地域要件、地域精通度をつけているおり、議会の中でも、市内業者と市外業者が同等に戦える条件ということで考えているので、その辺で市外の業者も遠慮されたかと思っている。
○かいづ 勉委員 それなら最初からそのように答弁していただければ何回も質疑をしなくてよかった。大型物件との答弁がありながら、この2社しか参加しなかったことに理解できなかったが、地域要件をつけたゆえに大型物件であっても市外から入札に参加しにくいと言っていただければ、なるほどと思う。地域の業者を優先するのはわかる。契約の中に1項目あったゆえに参加が2社だったというなら理解する。そういう理解でよいか。
○設計監理課長 そのとおりである。
○守屋貴子委員 確認するが、議案第6号の工事概要を見ると、鉄筋コンクリート造地上3階建てとある。これは、これから建設する建物だけの請負ということで、参考図の仮設校舎等々はこの契約とは別なのか。
○設計監理課長 議案書21ページの下段、位置図をごらんいただきたい。今回建てる建物は、黒枠で太くなっている計画建物となっている。その南側については、昨年度給食室ができ上がり、東側に今仮設校舎があるが、今回建てるに当たって仮設校舎を先行して給食室と同時に建てている。北側の建物については第二校舎、屋内体育館については既存建物となっている。
○田中幸太郎委員長 守屋委員が聞きたいのは、新築するに当たってのスキームはどうなっているかということである。
○設計監理課長 まず、この校舎を建てるに当たって、今ここに既存校舎が描かれていないが、第二校舎、屋内体育館の南側に、現在取り壊し中の校舎が東西向きに建っていた。そのため、給食をとめないという前提で給食室を先行して建てる。それと合わせて、校舎を取り壊す前に仮設校舎を建てなければいけないということで、昨年度この仮設校舎ができ上がり、現在この仮設校舎の中で生徒の皆さんは授業を行っている。既存校舎についてはほぼ基礎を残して取り壊しが終わり、今月末には全て完了する予定となっている。
 今定例会で議決後、本契約となり、続いてこの計画建物に着工するという段階となっている。
○守屋貴子委員 では、完成が26年8月29日とあるが、完成は仮設校舎を取り払うところまでか。それとも、校舎の建設だけで完成か。
○設計監理課長 今回の計画建物ができ上がり、仮設校舎から本校舎に移ってから仮設校舎を壊していく。補足であるが、その後仮設校舎の跡地をグラウンドとして整備し、来年度末に外構を含めて全て終わる計画となっている。
○松永修巳委員 何点か伺う。
 今、国分小学校の生徒は300人未満であるが、クラス数は幾つあるのか。
○教育施設課長 普通教室が12教室である。12クラス、約305名である。
○松永修巳委員 12クラスであると、今回の計画では普通教室はぴったり12教室である。
 新築の場合、トイレの洋式と和式の数は違うのか、傾向を教えていただきたい。
 先ほども質疑が出ていた少人数指導室の脇に準備室があるが、これはどちらの準備室か。
 音楽室は当然防音装置が入っていると思うが確認したい。
○教育施設課長 まず、トイレについては、洋式便器が基本でついており、和式便器が男女1カ所ずつついている。
 準備室については、図工室の準備室等、各特別教室に準備室を配置している。
 音楽室については防音対策をしている。
○松永修巳委員 私が聞いたのは音楽室の隣の準備室はどの教科の準備室かである。防音はどこまで入っているのか、準備室まで防音になっているのか。
○教育施設課長 準備室については防音設備ない。また、音楽室の準備室となる。
○松永修巳委員 そうすると、今は12クラスであるが、将来この国分小学校の生徒増は余り見込めないのか。その見込みをわかる範囲で教えていただきたい。
 1階のトイレについて、教職員はどちらのトイレを使うのか。表示がなく、ただ女子トイレ、男子トイレとなっている。当然来賓のトイレも今は各学校設置しているが、この辺の考え方がわかったら教えていただきたい。1階のトイレはどちらが大人用でどちらが子供用か。
○教育総務部次長 生徒数は、ほとんど横ばいと見込んでいる。
○設計監理課長 トイレは生徒と職員が兼用のトイレとなっている。
○松永修巳委員 今までいろいろな学校を見させてもらったが、子供と大人が一緒などあり得ない。職員トイレ、来賓トイレという表示になっている。今の答弁は現実がわかっていないのか。わからなければわからないでいいが、共用はあり得ないであろう。小学校1年生がここへ来たら使えない。
○設計監理課長 22ページにある職員室の目の前のトイレが、今お話したとおりであるが、教室群については特別教室棟となっており、ふだんは生徒がいない部分であるので、基本的には職員が使うトイレと考えている。
○田中幸太郎委員長 児童は1階のトイレは基本的に使わない構造ということでいいか。
○設計監理課長 一番北側にもトイレが配置されているので、基本的に1階の生徒は北側のここの特別支援教室棟の北側にあるトイレを使用する形となっている。
○松永修巳委員 トイレについて我々は直接関係ないが、先ほどの説明はそれでいいのか。職員室の前のトイレは先生方と子供が共用、一緒に使うということであるが、便器の大きさから全て違ってくるのではないか。はっきりしなければ後でもいい。先ほどの答弁ではそれが記録に残ってしまう。
○教育総務部長 当初は、ここの位置にトイレがなかったところ、ここに教職員あるいは来賓応接室等々があるので、後からここにトイレを設置した経緯がある。当然、御質疑者が言われたように、まず教職員あるいは来訪者が使えるトイレという形で、後から設計して入れている部分である。ただ、特別教室、図工室、ゆとろぎ等があるので、この図面の一番上に子供たちが使えるトイレがあるが、場合によっては子供たちも使うことがあるのではないかと思う。基本的にはここは教職員用のトイレと考えていただいて結構である。また、表示については学校とも相談して、来賓あるいは職員用トイレという表示はこれからつけるので、そういう扱いも当然可能であるので、考えさせていただきたい。
○松永修巳委員 今の説明を了とする。いずれにしても、大人と子供は分けるのが原則だと申し上げて終わる。
○湯浅止子委員 今の22ページ、23ページに階段があるが、階段に手すりを用意しているのか。
 いろいろな子供たちがこれから入学あるいは転入等があると思うが、バリアフリーの部分でそのたびにスロープを設置したり、そういう子が入ってきたから設置するというような後づけの準備ではなく、特別支援のほうにスロープとか車椅子の子供さんがいらしたときにスムーズに入れるような配慮はあるのか。
 先ほどのトイレのことで、そこに働く教職員にとっても、子供と共用というのは考えられないので、厚生の意味でも教職員に対して大変それは問題であるので、きちんと女性、あるいは男性のトイレを用意していただきたい。
 浦安の話であるが、新しく学校ができると大変いろいろなところを改良して、窓を下げたほうが採光の面で子供にいいとか、蛍光灯を昼間から授業のときにつけていなくても廊下の面と窓側の高さを下げることによって採光がいいので電気を使わなくてもいいとか、いろいろな工夫をされている学校を見てきた。またトイレも、そこまでやれとは言わないが、浦安の新しい学校だとトイレへ入るとセンサーで自動的に電気がつくところもあった。便座が温かい等は他の学校との差異が出てしまうので言わないが、新しく建てることに関して、既存のものと一緒にすればいいというスタンスではなくて、よい面を取り入れて、お金がかからなくて済むような工夫とかはどこかにあるか。
○設計監理課長 階段に手すりは当然ついている。また、本会議でも部長が答弁したが、真ん中にエレベーターがついており、当然校舎に入るためにもスロープがついているということで、バリアフリーを前面に打ち出した答弁をさせていただいた。
○湯浅止子委員 給食のエレベーターではないのか。
○設計監理課長 違う。給食のエレベーターは配膳室の中にある。
 トイレの関係でセンサーというお話があったが、今改修しているトイレについては、人が入ると電気がつく人感センサーつきのタイプにしている。今回、トイレ等についても省エネを考えてLEDを使っている。教室については、LEDはちらつきという点が改善されていないのでまだ全面的には使っていないが、支障ないところについてはLEDを採用したり、省エネに大分配慮した設計をしている。
○湯浅止子委員 先ほど最後に申し上げた教室の窓の高さを下げる等の工夫は今回あるのか。
○設計監理課長 今の下げるという話が私もよく理解できないが、窓が高いところにあるほうが明るいので、下げたから明るいというのはおっしゃっている意味がよくわからない。もう1度お願いしたい。
○湯浅止子委員 普段でも、教室では全面的に蛍光灯をつけて授業をしている。この場合、南側に教室があり、北側が廊下になる。廊下側の子供は暗いから蛍光灯がないと机の上が見えないが、廊下側の窓は、教室は上のほうに窓がある。あるいはない場合がある。なので、もしできるならば、窓があるならば、窓を少し下げたほうが、北側なので明かりが入ってきたり開放性がある。教室には閉鎖的な感じを私はいつも持っていたので、そういう工夫は今回なさったのかという質疑である。
○設計監理課長 廊下については、一般の学校と同様に窓はある。ただ、余り低いと落下する危険がある。
○湯浅止子委員 教室と廊下の間の壁である。
○設計監理課長 窓については、高いところに窓がある、今おっしゃるように下についてはいろいろな危険防止も兼ねて、市川市の場合は基本的に下にガラスはついていないので、御指摘についてはこれから研究していきたい。
○湯浅止子委員 ぜひ他市の校舎等も御研究いただいて、よいものはやはり取り入れていただきたい。そして、子供の気持ちを優しくするということでわざわざ木目調のものを入れたり等いろいろな工夫があるので、他の学校と余り違わないようにというスタンスがあるのはわかっているが、せっかく新しくお金をかけてつくるならば、モデル校までいかなくとも、あれを採用して国分小がやったから、次にやるときはこうしたほうがいいとスキルアップするような形で今回の工事ができるといいと思う。
○増田好秀委員 配膳室の隣のDWは配膳用のエレベーターの機能があるのか、どういう略なのか。間違っていたら、どのような機能があるものか。
○設計監理課長 DWはダムウェーターということで、給食のワゴンを上下させるための昇降機である。
○田中幸太郎委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 討論はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

請願第25-1号「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願

○田中幸太郎委員長 請願第25-1号「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願を議題とする。
 書記に朗読させる。
〔書記朗読〕
○田中幸太郎委員長 意見を求める。
○湯浅止子委員 賛成の立場である。国が国庫負担の制度、全面的であったものが今3分の1になってしまった。その3分の2の部分は県と市にかかってきている。国と県と市で3分の1ずつ担うということであるが、子供は国の宝というぐらいであるから、やはり国が2分の1なり全面的に義務教育に関しては、あるいは今高校も無償化ということが出てきているが、そんな意味で、教育にお金をかけるということがとても大事な時期だと思う。その意味で、この請願には賛成である。
○かいづ 勉委員 湯浅委員が言われたように、教育は国づくりと言われる。その国づくりの基本は学校なので、学校に一番力を入れるべきであるし、国がそういう基本的な考えを持って学校教育に全力投球をすべきだと思うので、賛成である。
○田中幸太郎委員長 紹介議員のお2人から意見をいただいた。
 ほかに意見はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 採決する。
 本請願を採択すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 異議なしと認める。よって本請願は採択すべきものと決した。

請願第25-2号「国における平成26(2014)年度教育予算拡充に関する意見書」提出に関する請願

○田中幸太郎委員長 請願第25-2号「国における平成26(2014)年度教育予算拡充に関する意見書」提出に関する請願を議題とする。
 書記に朗読させる。
〔書記朗読〕
○田中幸太郎委員長 先ほどの請願と同じく紹介議員がお2人いらっしゃる。意見を求める。
○湯浅止子委員 賛成の立場で発言する。今、子供の貧困ということでいろいろ話題が出ている。格差社会の中で子供たちが学校へ行きたくてもいけなかったり、あるいは親のエゴによっていろいろな悲しい事件も、先日も殺されたことがあった。また、ここには触れていないが未就学児の問題もあり、子供が本当に大事だということを社会全体で思わなければいけない時代なのかと思っている。
 教育予算を十分にとっていかないと、子供にはあまねく行かない。市川市で例を挙げると、石井秋藏基金ということで5億8,000万円の基金が子供たちの図書費に使われていたが、22年度をもって終わりになった。学校の図書費が幾らになったかというと、それまで年間80万円強のお金が配られていたものが、今は平均すると27万円から28万円になった。年間80万円使えたお金が大ざっぱに言うと3分の1になってしまい、そこで働く図書館員などは、新しい本がなかなか買えなくなったということで、子供たちに提供する本をただ修理している。読書教育の市川、文教都市市川という中で、そういうある意味の小さな貧困も生まれてきているので、教育費の拡充は本当に喫緊の課題であると思うし、国が豊かに子供に予算をいただければありがたいということで、請願をぜひ採択していただきたい。
○かいづ 勉委員 湯浅委員が言われたとおりで、1の「震災からの復興教育支援事業の拡充を十分にはかること」は、約2年前の3月11日の東日本大震災における悲惨な出来事から早く立ち直るために、こういう復興教育支援事業をうたっていると思うし、あとのことは市川市もほとんどやっているので、それを引き続きもっともっと行っていこうと。
 お聞きしたいが、洋式トイレの設置はまだ行き渡っていないのか。
○湯浅止子委員 まだである。ここはできたがここはできないという状態である。
○かいづ 勉委員 これも格差があってはいけないことであるし、これにうたっていることを積極的に行って、いい教育のもと、いい青年を育てていこうということで、この請願に賛成である。
○田中幸太郎委員長 ほかに意見はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 採決する。
 本請願を採択すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 異議なしと認める。よって本請願は採択すべきものと決した。

所管事務調査

○田中幸太郎委員長 お諮りする。
 所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
 また、委員長報告の作成については正副委員長に一任されたいと思うので、御了承願いたい。
――――――――――――――――――――――――
○田中幸太郎委員長 以上で環境文教委員会を散会する。
午後2時1分散会

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