更新日: 2018年11月15日

平成26年9月市川市議会環境文教委員会

開会

午後3時38分開議
○田中幸太郎委員長 ただいまから環境文教委員会を開会する。

議案第18号 市川市立幼稚園の設置及び管理に関する条例の一部改正について

○田中幸太郎委員長 まず、昨年12月5日の議会運営委員会において、常任委員会における一問一答制の導入が決定されている。委員の皆様におかれては冒頭、私に対し発言方法、1番目、全て総括、2番目、初回総括2回目以降一問一答、3番目、質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑されるようお願い申し上げる。
 それでは議案審査に入る。理事者の方々におかれては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は職名を名乗った上で発言をお願いする。よろしくお願い申し上げる。
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○田中幸太郎委員長 議案第18号市川市立幼稚園の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○就学支援課長 本会議以上の説明はない。御審査のほどよろしくお願い申し上げる。
○田中幸太郎委員長 質疑はないか。
○守屋貴子委員 1点確認というかお願いする。
 平成27年度、5歳児に限りということであるが、こちらの状況を事前に手紙でいただいていると思うが、2年保育が1年だけになるわけなので、その前の園児が、あの地域にはもういないと思っていいのか。
 あと、稲荷木幼稚園のときは1学年しかいなくなってしまうということで、近隣の小学校といろいろな合同のことをやったりとか、そういった交流等々を行っていたように思うが、そういった配慮はここではどのようになっているのか、そのあたりを少し伺いたい。
○教育政策課長 まず1点目、現在の状況というか今後の見通しである。平成27年度については4月当初に単学年になるので、4月には大体28名程度で、それ以降は27年9月末で官舎の方々が最終退去になるので、官舎のお子さんは大体5割程度いるので、今申し上げた28名から十四、五名程度になろうかと考えている。
 2点目の単学年になるということであるが、確かにお尋ねのとおり、今回の改正については、このような状況を踏まえて、教育面の大きな課題として、一定の規模の人数が必要と考えていたので、それを維持できないということで、今回休園という措置をとることを提案させていただいている。実際にはお子さんは減っていくが、この部分については現場の幼稚園とも十分に相談をして、例えば小学校であったり、近くの信篤幼稚園と交流を図って、できるだけ多くのお子さんとかかわり合いが持てるように取り組みたいと考えている。
○守屋貴子委員 わかった。要望になってしまうが、稲荷木幼稚園のときもあったように、単学年で寂しい思いをしてしまうという意見がお母さん方から多くあったように私は思っている。そういったところをしっかりと配慮していただいて、これから計画をいろいろ考えてくれるということなので、ぜひその園児たちが卒園するときに、いい思い出だったという形に持っていけるような休園の仕方をきちんと検討していただきたいと思う。
○松永修巳委員 初回総括2問目以降一問一答で3点お願いする。
 今回の条例改正で、「当分の間」という文言があるが、どのくらいを想定しているか。
 次に、職員の配置見込みについて、現状と1学年になった場合の数の見込み、それから、定員200人としたことについて、以前から多過ぎる400名というのを全然直してくれなかったのが、なぜここで出したのか、その3点である。
 本件については、現地の説明会を2回にわたり平日と土曜日の午前中開かれて、それぞれいろいろ意見を伺って、担当課長初め、苦労されたことについては深く敬意を表する。以上を背景に、その3点だけ伺いたい。
○教育政策課長 3点の質疑である。まず1点、当分の間ということの見通しである。防衛省の官舎については、平成29年3月が売却期限と伺っているので、その時点ではある程度跡地利用の方向性が出てくると思うので、そういったものがはっきりした段階で対応等を考えたいということで当分の間とした。
 また、2点目の職員の配置見込みであるが、26年度は6名で、来年度、27年度はお子さんは減るが、もともとここの園については職員が少ないということが1つある。お子さんの安全配慮ということも踏まえて、今のところ本年度と同じ6名の体制にしたいと考えている。
 あと3点目の定員の質疑であるが、今回については2年保育のところを単学年でやるということで、形上も明確にするために半分の200名にさせていただいたと理解いただければと思う。
○松永修巳委員 当分の間とは誰にもわからないわけで、答弁のとおりだと思う。これについては了解した。
 職員の配置についても、そういう考えであればやむを得ないと考えるので、結構である。
 定員については、200名もまだまだ多いが、今後、この跡地利用がどうなるか見込みが立たないので、この程度でやむを得ないと考えている。私も今度の一般質問で、また二俣官舎の問題を伺っていくので、その中でいろいろ出てくるかと思うが、先行きが不透明な中であるので、慎重に対応していただきたいと考える。
 あと希望であるが、来年度年少組に入れようとした保護者の方々が説明会の席上でもいろいろ言っていたが、例えば新たに信篤幼稚園に行った場合のいろいろな配慮については、利用者の利便に極力供するよう強くお願いして、私は終わる。
○田中幸太郎委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第19号 市川市放課後保育クラブの設置及び管理に関する条例の一部改正について

○田中幸太郎委員長 議案第19号市川市放課後保育クラブの設置及び管理に関する条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○青少年育成課長 本会議以上の説明はない。御審査のほどよろしくお願い申し上げる。
○戸村節子委員 一問一答でお願い申し上げる。
 議場でもお2人の質疑者がいたので大体わかってきたが、少しだけ伺いたい。この議案は文言の整理ということであるが、まず初めに、特別支援学級と特別支援学校というところで少し違ってきているやの印象があるが、これについては新たに何か変わってくるものがあるのかということを最初に確認させていただきたい。
○青少年育成課長 これまで特別支援学校については、条例第3条本文のただし書き、市長が必要であると認める者に該当する者として入所の対象としていたが、今回条例を改正するに当たり、学校教育法において小学校と特別支援学校が明確に区分されていることを踏まえ、「特別支援学校の小学部」と明記する条文整理をしたものである。今回の条例改正により、障害を持つ児童への対応について従来と変わることはない。
○戸村節子委員 従来と変わらないという答弁をいただいた。大変ありがたいことだと思う。私は、鶴指小学校、市川小学校などを見せていただき、大変丁寧にやっていただいているのをよく承知している。今、何校で何人のお子さんを受け入れているのか、そしてまた、稲越小学校はどのような対応になっているのか伺いたい。
○青少年育成課長 学校数においては、今手元にある資料だと、92クラブのうち27クラブに障害を持つお子さんが入所している。あわせて、7月の段階で38名が利用している。稲越小学校ということであるが、併設されている特別支援学校のお子さんも合わせて3名利用されている。そのうち2人が稲越小学校の放課後保育クラブ、そしてもう1人が大柏小学校の放課後保育クラブに通っている。
○戸村節子委員 普通の放課後保育クラブの中で障害のあるお子さんも一緒に見ていただいていると伺って、よくわかった。私が見せていただいたときも、ほとんど動けないような障害のお子さんを抱きかかえるようにしてやっていて、指導員の方も大変苦労があると見受けた。この指導員の方たちの体制をぜひ十分にやっていただきたい、そしてまた資質向上のための研修もやっていただきたいと思うが、そのあたりについて教えてほしい。
○青少年育成課長 指導員等の体制については、障害を持つお子様の必要に応じて指導員、あるいは補助指導員の加配を行っている。あわせて、研修については指定管理者である社会福祉協議会と協議して、適切な研修体制をとっている。
○戸村節子委員 この放課後保育クラブについては、市川市の歴史は非常に長くて、他市において民間でやっていたりするような中、公がしっかりと対応していてありがたいとずっと思っていたが、随分早い段階で障害者にもきちんと手を差し伸べていただいて、今ここまでできているというのは、本当に市川市の子育ての体制はありがたいと思っている。新しい支援法もできる中で、遺漏のないように、ぜひお願いしたい。
○湯浅止子委員 今の戸村委員の質疑に乗らせていただいて、指導員の体制のところだけ。一問一答で行う。
 障害者の指導員も社協で頑張ってという答弁があった。ありがたいと思っているが、私の知っている範囲ではなかなか指導員になる方が厳しい、そして、実際に障害者の福祉を勉強していない方にもお願いしないと間に合わないというのが現状だと私は理解をしている。その辺、市川市は障害を持ったお子さんをせっかく受け入れているので、指導員の方々への研修だけではなくて、門戸を広げて福祉大学だとかそういうところにいる方々を招聘するような手だてを社協にばかり任せないで、市としても何か手だてをお考えか、その1点だけ伺いたい。
○青少年育成課長 具体的な研修の案というところまでは今持っていないが、そういう障害を持つ方、あるいは多様な年齢に対応できる研修が必要だと思うので、今後その研修の機会に、適切な研修になるように、私どものほうからも社会福祉協議会と連携をとり、進めていきたいと考えている。
○松永修巳委員 一問一答でお願いする。
 今、92クラブある。本会議でも出ていたが、現在ある施設で今度は6年生まで入所範囲を拡大するのはいかがか心配する面もあるが、その辺の考え方をまず聞きたい。
○青少年育成課長 確かに、今現在の放課後保育クラブにおいても年々利用がふえている中で高学年もということで、これに当たって事前に市民アンケートを行った。この市民アンケートと過去の実績等からどれぐらいふえるかという見込みを今立てており、それにあわせて学校の余裕教室等を活用しながら増設に努めていきたいと考えている。
○松永修巳委員 今の答弁だと心配する必要はないか、大丈夫か。
 今も話題に出ていたが、指導員の処遇について説明いただきたい。月の勤務時間は平均的なことで結構である。あと賃金と現在何人おられるか、男女の比率を聞きたい。
○青少年育成課長 まず、人数であるが、平成26年4月現在で指導員として195名、そのうち男性が9名、女性が186名となっている。また、補助指導員は299名おり、そのうち男性が48名、女性が251名、合わせて494名。男性の比率としては、指導員と補助指導員を合わせると1割を超える数字になっている。
 あと賃金であるが、雇用等については社会福祉協議会で対応しているが、今現在の賃金については、正規の指導員で平均約15万円になっている。このほかに賞与が出ている。
○松永修巳委員 内容についてはよくわかった。今伺っただけでも正規の指導員は、男の方は本当に一握り、9人ということであるが、補助員はそれなりに48人という数字であるから、どうしてこれだけの差が出るのか、何か理由があるのか、その辺説明してほしい。
○青少年育成課長 これは想定になるが、正規指導員となると常時勤務するという形になるので、男性、女性という言い方をすると少し語弊があるかもわからないが、1日約6時間の勤務をしている中で、単価ということではそれなりの単価になっていると思うが、先ほど15万円と申したが、これにボーナスと合わせて約250万円程度で、男性が家族を養っていくには少いというようなところも一因としてはあるかと思う。
○松永修巳委員 わかった。今度、6年生までになると、指導員もまたふやさざるを得ないかと思うが、その辺の見通しはどうか。
○青少年育成課長 今後についてはクラスの増設を考えているので、それにあわせて指導員もふやす必要があると考えている。社会福祉協議会と協議して、今後連携をとりながら増員を目指していきたいと考えている。
○松永修巳委員 今度、4年生から6年生まで対象になると、よく伺うが非常に子供たちは活発であるから、指導員へ後ろから馬乗りになったり、飛びかかったり、そういう職業的な突発的な事故とまではいかないが、非常に危険性があるので、その辺について職業病として対応は社協のほうでされているのか、その辺では心配がある。
○青少年育成課長 確かにそこら辺は心配されるところである。まず、安全を確保するということが一番大きなところであるし、指導法の中でも、今まで以上に子供たちの行動に対して目配りは必要になってくると思う。また、あわせて高学年向けの研修等を重ねて、大きな子供たちの指導ができるような体制をとっていきたいと考えている。
○松永修巳委員 先ほどの答弁の確認であるが、指導員の人たちの年収は約250万円ぐらいと言われたが、細かい点はいいので大体250万円ぐらいなのか。
○青少年育成課長 指導員ということでは、今出している数字になると250万円と言ったが、1年目だと約230万円ちょっと、年間で少しずつふえていくので、平均で大体5年間くらい皆さん勤務実績があることになるが、約240万円弱ぐらいの賃金になっている。
○松永修巳委員 最後に、現在待機者が出ているクラブはあるか。
○青少年育成課長 ことしの4月の段階では1カ所だけあった。過去の状況を言うと、平成21年度は6名いた。22年度に解消され、また23年度に2名、その後、2年間は待機者はいなかったが、26年度の4月では1名出ていた。
○松永修巳委員 わかった。今度、6年生までとすると、若干また待機者が出ることが予想されるが、しっかりと対応していただきたいと思う。特にこの辺では八幡小学校が非常に施設も厳しいし、希望者も多いということなので、事前にしっかりと対応していただきたいことを要望して終わる。
○田中幸太郎委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第20号 平成26年度市川市一般会計補正予算(第1号)のうち、本委員会に付託された事項

○田中幸太郎委員長 議案第20号平成26年度市川市一般会計補正予算(第1号)のうち、本委員会に付託された事項を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔クリーンセンター所長、環境保全課長、環境政策課長、教育政策課長、教育センター所長、教育施設課長、就学支援課長、生涯学習振興課長 説明〕
○田中幸太郎委員長 質疑はないか。
○増田好秀委員 全て総括で行う。2点質疑させていただく。
 23ページ、3目環境管理費8節報償費、講師謝礼金30万円の背景は伺ったと思うが、内容は何をやるか、あと方向性が決まっていれば聞かせてほしい。
 そして2点目、聞き漏らしがあったら恥ずかしいが、その下の11節需用費、消耗品費の2万円は何を購入しようと思っているのか伺う。
○環境政策課長 講師謝礼金の30万円の内容であるが、地球温暖化問題を市民の皆様に身近な問題として関心を持っていただくために、今、ある程度問題となっているゲリラ豪雨など、異常気象が地球温暖化に関係していると考えているので、気象予報士を招いて、その部分の詳しい内容を聞く予定になっている。1月を予定している。
 次に、需用費、消耗品については、ポスター、チラシなどをつくり、皆様方に周知するような形にしたいと考えている。
○湯浅止子委員 一問一答である。23ページの13節委託料の水質関係調査委託料1,300万円が不用額という説明があったが、水質関係調査とあるので、この内容について教えていただきたい。
○環境保全課長 今回、委託については、内容としては個別に申し上げるが、市内の河川など海域の調査の公共用水域環境分析業務委託、工場・事業場排水分析業務委託、水質分析業務委託、4点目が新たに入ってきた項目である1.4-ジオキサン分析業務委託の4件になる。
○湯浅止子委員 専門的でよくわからないが、ともかく必要なことであるが、不用額が1,300万円も出たということは、当初の委託料は幾らだったのか教えていただきたい。
○環境保全課長 委託料についてそれぞれ4点あるが、まず工場・事業場排水分析委託については、予算額が158万円が45万3,600円、公共用水域環境分析業務委託については1,463万円が371万5,200円、水質分析業務委託については197万円が69万1,200円、1.4-ジオキサンについては当初予定していなかった部分であるが、減額が出たということで追加部分で契約したが、この部分については1万6,200円となっている。
○湯浅止子委員 この数字の差異がよくわからない。不用額が出るべくして出たと思うが、最初の設計の段階で随分と予算よりも違うので疑問に思った。専門的なところなのでよくわからないが、ともかく市民税が滞りなく使われていることを願っているので、水質検査もしっかりとよろしくお願いする。
○守屋貴子委員 総括で1問だけ、31ページの報償金で、塩浜小中一貫校検討委員会委員報償金10万円のところでもう少し具体的に伺いたいが、この検討委員会の委員構成等々を詳しく聞きたい。先ほどちらっと制服をつくるといったようなことを答弁いただいていたようであるが、そういったことも含めて、どういったことをこれから何回、どういった方たちで話し合うのか伺いたい。
○教育政策課長 まず、塩浜小中一貫校検討委員会の内容である。委員の方は全部で16名いる。内訳は、まず学識経験者ということで1名、学校評議員の方が2名、保護者の方は4名、こちらはPTAの役員である。地域ということで地元の自治会から3名、あとは学校職員で小中それぞれから6名である。実際の取り組みであるが、今のところ、この検討委員会が2つのワーキンググループに分かれて検討を始めている。大きく分けると学校名と校章を検討するグループが1つ。もう1つは、制服や体操服について検討するグループが1つである。このほかに検討委員会では、今後学校の行事も地域との関係が非常に多いので、そういったものについて検討する予定となっている。回数等については、先ほど申し上げた今回補正をお願いしている10万円については、今年度残り半年の金額と考えているので、回数払いではなくて半年の期間で総括でお願いしている。
○守屋貴子委員 学校名とか校章の部分についてはよくわかったが、制服、体操服もおそろいになり、小学生にも制服ということで今検討されているということか。そのあたりを詳しく伺いたい。小中で共通の新しいものにしていくことを考えているのか。
○教育政策課長 まず、制服と体操服の質疑である。あくまでも検討中ということでお願いしたいと思うが、現在のお話の中では、新たに極端に大きな負担を保護者の方に負わせることになってしまうので、小学校での制服は考えていないというような結論におさまりそうな予定である。ただ、せっかく一貫校ということで、一体感を何とか出したいというところでどういったものがいいか、例えば今質疑に出ていた体操服だとか、Tシャツだとか、そういったところで今グループのほうでは工夫をして話し合いをしている状況である。
○守屋貴子委員 わかった。今答弁があったように、当然この検討委員会のほうでお話が進むことだと思うが、私もやっぱり共通のところで保護者の方々が、いろいろな家庭状況の方々がいると思うので、この検討委員会で意見があったと伺ってちょっと安心したが、そういったことを考慮して、制服とか新たなものに関してはしっかりと議論していただけるようになればいいなと要望しておく。
○戸村節子委員 一問一答でお願いする。
 初めに、クリーンセンター費であるが、ボイラーの水管が危険な状態にあるので取りかえるんだということであるが、何かが爆発して同じぐらいの金額がかかったりとかというようなことも、補正でこのぐらいの金額で出てきたりすることが結構あるが、このボイラーの水管は定期的に取りかえているものなのか伺いたい。
○クリーンセンター所長 ボイラー水管は肉厚を測定しており、肉厚が減って危険な状態になったら交換する。この部位については今まで交換したことはない。
○戸村節子委員 わかった。平成6年からかえていないが、今回初めてかえた。
 その次に、公害対策費で4件と伺った。差金の金額が大変大きいので、なぜこういう大きな金額で出てきたのかを伺いたい。
○環境保全課長 今回の大きな差額が出たことについては、受託業者が最新の機器を導入したことによって、一度に幾つもの項目を分析できるようになった。それに伴い、人件費とかコスト削減ができたと聞いている。
○戸村節子委員 わかった。最新の機器だということであるが、河川など海域とこの4件の中の1件で伺ったが、河川、海域については、特に底質の泥の放射能の心配が市民の間にあったかと思うが、そのあたりを調査されたのか伺いたい。
○環境保全課長 放射能の委託についても含まれているが、先ほどのなぜ安くなったかという話の続きの中では、金属関係を複合的に同時にできる。例えば水銀とか鉛とかいろいろなものを一度にできるということで安くなった。放射能についてもこの委託の中には含まれている。
○戸村節子委員 放射能の調査の結果をあらあらで結構であるが、披露していただけないか。
○環境保全課長 市内の江戸川、真間川、大柏川等調査をやっているが、項目としてはセシウムということで、代表的な値で申し上げると、例えば真間川の須和田橋近辺でセシウム134が33ベクレル、それから、セシウム137が633ベクレルというような値で推移している。特に大きな変動はなく、漸次減っているような傾向が見られる状況である。
○戸村節子委員 わかった。また詳しくは別のところで聞ければと思う。
 あともう1つだけ、最後に33ページの菅平高原いちかわ村の施設について、先ほど平成26年6月に売却が決まったと伺った。長く気になっていたし、あそこが売れるのだろうかという話もあったりしたが、これについてもう少し詳しく伺いたい。
○生涯学習振興課長 売却の動きについては、施設自体はことしの3月いっぱいまでやっていたが、売却についてはその前からで、実際の入札は去年の10月15日から1カ月ちょっとかけて公募にかけていた。ただ、そのときは全く誰も手を挙げる方がいなくて、その後、先着順ということで引き続き公募は行っていた。今回購入された方が東京の一法人の方で、年をあけて2月に購入したいという話があり、その時点ではまだ営業をやっていて行政財産なので正式な契約はできないので、実際の正式な契約は6月10日に成立した。即日金額が入り、引き渡しも即日終わった。
○戸村節子委員 いかほどの金額で売却をされたのか。
○生涯学習振興課長 ちょっと言葉が足りなくて、申し訳ない。金額は632万円である。
○戸村節子委員 あんなにいい場所が632万円で、建物はそのままということか。
○生涯学習振興課長 もう少し詳しく説明すると、出し惜しみみたいな感じで申しわけない。当初は1,970万円で売却価格を決め、土地、建物つきということでやったが、だれも手を挙げる方がいなかった。要はあそこ自体は下水道が本管は来ているが、実際の接続工事はやっていない。本当は法的には義務があるが、建物も廃止することになっていたのでやっていないということで、今回買われる方に、接続工事でトイレ改修を含めると3,000万円以上かかるということがまず1点ある。あともう1点が、その用途によっては建物も要らなくて更地にして利用する場合もあるが、壊した場合は3,000万円以上かかる。いずれの運用にしても、下水道を接続しても、建物を壊しても3,000万円以上かかるということで、あと建物自体はもうかなり老朽化しているので、その辺のことを考慮して、古家つきで売る形で建物は残置物の扱いで、先ほど言った632万円というのは土地の価格で売却した。その金額で公募をかけ、それで2月に手を挙げる方がいたという経緯である。
○戸村節子委員 わかった。法人と言ったが、およそどういうような法人か。また、何に使われようとしているのか。
○生涯学習振興課長 業務としては、建築設計、都市計画の設計、不動産の売買仲介などもやっている。まず会社の保養所として使って、将来的にはいちかわ村と同じように保養施設ということで、広く一般の方も入れたいということで準備は今進めているという話は聞いている。
○松永修巳委員 一問一答でお願いする。
 現況は更地になっていないのか、今のまま建物はあるのか。
 それと、村長の処遇は今どうされているか。
 それから、解体費はさっき3,000万円ぐらいかかると言ったが、その確認。3点お願いする。
○生涯学習振興課長 今現在はまだ建物は残っている。先ほど言ったように、そこの法人の保養施設として使う、もしくは一般の方も入れるということで建物は残っている。
 あと、村長の件であるが、村長はこちらの生涯学習振興課に毎日勤務で来ている。
 金額は、取り壊し工事費が3,301万2,000円で今回予算計上している。
○松永修巳委員 その件についてはわかった。今、前の村長はこちらへ勤務しているということで、こちらで住まいでも借りたのか、向こうから通っているのか、その点だけ。参考までに伺いたい。
○生涯学習振興課長 今、元気に向こうから通って来ている。始発の新幹線で向こうを出て、こちらのほうに通っている。
○松永修巳委員 参考までに伺うが、彼はあと定年まで2年ぐらいあるのか教えてほしい。
○生涯学習振興課長 今年度を含めて2年なので、来年度いっぱいということになる。
○松永修巳委員 その件は終わる。
 あと2点伺うが、まず教育費であるが、一貫校関係で、今回の補正でもあちらこちらに結構入っているが、総額で今年度どのぐらいかかるのか。
 また、来年度は発足するまでにどのぐらいかかるのか、トータルの資料はつくってあるか。これを見ても、あちらこちらに細かく、あるいは大きくあるので、その辺を説明していただけるとつかみいいが、中身はお任せするが、その辺いかがか。
○教育政策課長 まず、今年度の経費であるが、今回の補正で小中一貫校整備事業で、総額1,303万2,000円の増額補正をお願いしている。
 あともう1点は、今回私どもの部長が本会議で答弁させていただいているが、年度内にもさらに必要なもの等々について精査をして、また改めて対応をとってまいりたい。今後の予定であるが、先日私どもで塩浜小中一貫校の基本計画を策定し、議員の皆様には議案説明会の日に届けさせていただいたと思うが、その中に、施設としては今後一体化を目指していくということを目標として挙げている。あそこは御存じのとおり、小学校と中学校がちょうど敷地の端と端にあるような状況なので、今後一体化を進めていく中で、どちらの校舎をベースにしていくべきか現在検討しているところである。そういったところであるので、まだ総額はお示しできない状況である。申しわけない。
○松永修巳委員 当該校は小学校も中学校も小規模校である。これが今度、中規模、あるいはマンモス校というのか、大きい学校にどのように反映させるのか非常に疑問があるが、きょうそれを言っても始まらないので、早く今後の予算はどのくらいかかるのかを明らかにしていただきたい。
 先ほども質疑が出ていたが、報償金の10万円も16人の委員でやると1回しかできないのではないかと考えるが、その程度のものなのか。
○教育政策課長 報償金の質疑でよいか。こちらについては会議1回で全体で10万円ということではなくて、何回も皆さん集まっていただく予定である。これから10月以降、今年度について1万円ずつ支払いをさせていただく。16人のうち6名は学校の教職員であるので、こちらには支給しないので、先ほど申し上げたPTAの方、保護者の方、学識経験者、こういった方々に対してのみの支払いである。
○松永修巳委員 今の話であるが、1人1万円で、費用弁償というのか、そうしたら10人で10万円で1回しかできないのではないか。中途半端で、これで難しい体操服とか制服の問題まで議論が進むのか、その辺の見解を伺う。
○教育政策課長 説明が悪くて申しわけない。1回で1万円ではなくて、10月から3月までの間、何回集まっても1万円でお集まりいただくということである。
○松永修巳委員 そう言ってくれればすぐわかるが、1万円というから、費用弁償でも1人1回9,100円であるから随分出すなと思っていた。わかった。
 もう1点、施設修繕料、小学校2,800万円、中学校1,800万円という多額の金額が出ているが、その内容は、さっき概算説明があったが、この金額は学校配分もあり得るのか。今学校配分予算については十分間に合っていると理解してよろしいか、この点だけ答弁してほしい。
○教育施設課長 学校配当については、当初予算で1校50万円を配当している。当初予算分としてはゼロである。
○松永修巳委員 この予算は学校配分ではなくて、所管課のほうで全部手配する予算か確認する。
○教育施設課長 そのとおりである。各項目を積み上げて積算したものである。
○松永修巳委員 以上で私は終わる。
○桜井雅人委員 聞くのは1点だけ。22、23ページ、一番下のところ、19節負担金補助及び交付金、省エネルギーの補助金の件であるが、先ほど議場でも詳しく聞かせていただいたが、当初予算にさらに補正を組んで、昨年の実績も聞いたが、それをさらに上回る申請に応えられる件数ということなのかと思うが、何件の申請を見込んで補正を組んだのか。エネファーム、リチウムイオン電池、たしか4つあったと思うが、内訳で教えてもらいたい。
 それともう1つ、昨年度実績は聞いたが、今年度で言うと今現在でどのくらいの申請が来ているのか、それも参考のために聞かせてほしい。
○環境政策課長 省エネ設備の内訳であるが、家庭用燃料電池システム、これはエネファームという機種であるが、本年度は130台を予定している。定置用リチウムイオン蓄電池システムについては30件、エネルギー管理システム(HEMS)については70件、電気自動車充給電設備については2件を予定している。
 あと、本年度のこれまでの経緯であるが、去年は太陽光発電システムと省エネルギー設備補助金を別々で行っていたが、利便性を考え、今年度からあわせて住宅用省エネルギー設備設置費補助金にしているところである。その中で、まことに申しわけないが、要綱の一本化に時間がかかり7月1日からやっているので、エネファーム、定置用リチウムイオン蓄電池システム、エネルギー管理システム(HEMS)、おのおの4件ずつとなっている。今後はこういう形でどんどん周知したいと考えている。
○桜井雅人委員 わかった。7月からということで、受け付けがおくれたのでそういう数ということであるが、例えばエネファームが130件に対して4件と、去年並みでいけばこれからどんどん来ると理解していいのか。ちょっとその辺、よくわからない。
○環境政策課長 説明が足りなくて申しわけない。エネファームについては、本市に置いているガス会社が中心となって販売するものが多くあり、平成25年度は販売目標が88台だったが、今年度は事業者に確認すると、目標台数が約130台となっているので、その部分はある程度応募があると予想して、この台数としている。
○湯浅止子委員 衛生費と教育費別だと思って勝手に解釈して済みません。2点だけ教育関係で聞かせてほしい。
 小中一貫校で、初めてのことなのでいろいろ疑問もあるが、理数に限ってということで、まず備品とかそういうインフラの部分は1,300万円もの予算の中で準備をしているが、そこに行く陣容は、今も学級数は少ないから県から行っている教員の数は少ないわけである。そこで、また理数に特化するということで、人の手だては大丈夫なのかということが1点。
 それから、先ほどの小中学校費の修繕費の中にエアコンの修理が入っているのかどうか、この2点だけよろしくお願いする。
○田中幸太郎委員長 エアコンの件を答弁願いたい。
○教育施設課長 まず、小学校費では項目に上がっていない。中学校費もエアコンについては上がっていない。幼稚園費もなしである。
○湯浅止子委員 今のところ修理するところはないということで、上がってきていないということか。
○教育施設課長 今のところ上がってきていない。緊急で動作が不良になるときは対応している。
○湯浅止子委員 わかった。今後のことは今後聞くということで、教材については答えていただきたい。
○田中幸太郎委員長 理数に関することについてお願いする。
○就学支援課長 購入する教材備品の内訳であるが、小学校の理科においては、顕微鏡、デジタル気体チェッカー、電気の利用セット、電源装置などである。小学校の算数の教材は、デジタル式時計模型、面積の求め方説明器などである。中学校は、同じく顕微鏡、地震説明器、心臓の構造模型などである。
○環境保全課長 1点、訂正をお願い申し上げる。
 先ほど、放射性物質濃度の測定について委託でという誤解を招くような発言をしたが、こちらについては市で保有している機器で直営で分析しているので、委託ではなく直営ということで訂正をお願い申し上げる。
○田中幸太郎委員長 訂正を許可する。
 人数配置については検討委員会の方々と意見交換をしてほしい。
 ほかにないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 討論に移る。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

請願第26-11-2号 「子ども・子育て支援新制度」における保育・学童保育の充実を求める請願

○田中幸太郎委員長 請願第26-11-2号「子ども・子育て支援新制度」における保育・学童保育の充実を求める請願を議題とする。
 書記に朗読させる。
〔書記朗読〕
○田中幸太郎委員長 意見を求める。
 その前に紹介議員がいるので、一言あれば伺いたい。
○湯浅止子委員 子供の子育てに関して格差がないようにという部分、それから、これで学童保育の拡充があるわけで、そこの部分で格差を持ち込まないでほしいということである。それで、新しく新制度の支援事業計画が出てくるが、保育の認可の部分が、今まで認可していなかったものを待機児童解消のために認可するような部分で、その辺が甘くならないようにきっちり質を確保してほしい、担保してほしいという要求だと理解したので、賛成の立場で意見を言った。
○守屋貴子委員 内容はよくわかっているが、そもそものところで「学童保育の児童は保育に欠ける子どもなので」とあるが、ここは保育を必要とする子供にかわっている法律であるので、そもそもこれを採択するということは本委員会としてはいかがなものなのかと思う。今度の法律で保育に欠ける子供が保育を必要とする子供になったことによって、今言っていたように学童保育に入れられる幅が小学校6年生までに広がったので、そういう場合はどうなるのか。保育を必要とする子供になっているはずなので、学童保育は保育に欠ける子供ではない。委員長、御判断を、これは修正というか差し戻しにしたほうがよいのではないかと私は思う。皆さんいかがか。
○田中幸太郎委員長 意見をいただいた。
○戸村節子委員 子育てしている親御さんにとってはそうであろうと思いながら、今度はこれを受ける市の側に立つと、本委員会の所管でない部分は非常にハードルが高いと思っていて、大変悩ましい内容であると思っている。ただ、今、守屋委員の指摘もあったので、一度これを提出された方に戻していただいて、少なくともその文言の整理をされるように、委員長のほうからまた話をしていただいてはいかがかと思う。
○田中幸太郎委員長 今の皆さん方の御意見どおり、今の状況が変わっているということもあるので、この文言を変えたほうがよろしいのではないかということを委員長として請願者の方にお話をしたいと思う。
 休憩する。
午後5時休憩
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午後5時4分開議
○田中幸太郎委員長 再開する。
 本請願を閉会中継続審査事件とすることに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 異議なしと認める。よって本請願は閉会中継続審査事件とすることに決した。

所管事務調査

○田中幸太郎委員長 お諮りする。所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 異議なしと認める。よって所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することに決した。また、委員長報告の作成については正副委員長に一任されたいと思うので、了承願いたい。
――――――――――――――――――――――――
○田中幸太郎委員長 以上で環境文教委員会を散会する。
午後5時5分散会

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