更新日: 2016年12月27日

平成28年9月市川市議会環境文教委員会

開会

午前10時2分開議
○石原みさ子委員長 ただいまから環境文教委員会を開会する。

議案第19号 市川市生涯学習センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について

○石原みさ子委員長 まず、審査に当たっては一問一答制が導入されているので、委員の皆様におかれては、質疑冒頭に私、委員長に対し発言方法、[1]全て総括、[2]初回総括2回目以降一問一答、[3]質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑されるようお願いしたい。
 それでは、議案審査に入る。
 理事者の方々におかれては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は、職名を名乗った上で発言をお願いしたい。
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○石原みさ子委員長 議案第19号市川市生涯学習センターの設置及び管理に関する条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○文化振興課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○石原みさ子委員長 質疑はないか。
○金子貞作委員 全て総括で行う。
 今回の条例改正で、音楽スタジオ等について、市民等以外の者にも貸し出しが可能となり、また、今まで貸し出しを行っていない企画展示室が貸し出し可能になるが、その理由を伺いたい。
 音楽スタジオは、今までは市民等しか使えないが、利用率はどうなのか。また、企画展示室を貸し出す内容はどのように考えているのか。
○文化振興課長 まず、今回の条例改正の内容について、今まで文学ミュージアムの施設のうち文学研修室、映像メディア編集室、アナウンスブース、音楽スタジオについては、市民等に利用を限定していた。今回、使用料を上げることもあり、利用率を上げたいため、市民等以外の者に貸し出しを行いたいと考えている。
 企画展示室については、従来、文学ミュージアムの企画展でのみ使用していた。市内には、文化会館等にも展示室が幾つかあるが、そちらもかなり利用希望が多いので、企画展示室を市が使用していない期間、来年度ではおおむね2カ月程度を考えているが、その部分を貸し出ししようと考えて提案した。
 現在の2室ある音楽スタジオの平成27年度の利用率は90.3%と99.1%である。
 企画展示室は、市民等の活動を発表する場と考えている。市民等の活動を発表する場が必要との要望があり、対応したものである。
○金子貞作委員 音楽スタジオの稼働率は90.3%と99.1%でよろしいか。そうなると、市民等が9割以上利用していて、市民等以外の人に利用させるのは、市民等が利用できなくなる可能性はないのか。利用率を上げたいのではなくて、利用料金も上げるが、収入をふやしたいのではないのか。
○文化振興課長 市民等以外の者の利用を認めると市民等が利用できなくなるのではないかに関しては、音楽スタジオは予約制で、市民等以外の者については、市民等の予約よりも1カ月後からの予約となるので、市民等の利用がないところを市民等以外の者が使う想定である。
○金子貞作委員 市民等が優先的に利用できる。1割があいているから、それを埋めたいのか。
○文化振興課長 そのとおりである。
○金子貞作委員 市民等の使用料は150円から450円で、市民等以外の使用料は930円となり、一気に3倍である。文学や音楽は若い人が利用しているわけで、この辺の積算の考え方はどうなのか。
○文化振興課長 今回の使用料の改定は、施設の維持管理コストをもとに、他の公共施設と同様に面積と時間から算定したものである。使用料150円が450円とはなるが、周辺の民間の施設等も勘案すると、妥当な金額であると考えている。
○金子貞作委員 そうすると、今までが安過ぎたのか。
○文化振興課長 今回、ほかの文化会館等の使用料の見直しもしているが、一律同様の基準にしている。
○中村よしお委員 金子委員の質疑に関連するが、(2)から(8)までの項目について、これは市民等以外も利用できる。(8)についての利用率は今聞いたが、(2)から(7)までの利用率はどうか。実際あいているところが埋まるのかについての見立てと、3点目の8条の改正で(2)の企画展示室を使用することができるようになるが、今の条例だと、市は観覧料を取れるが、一般の方が企画展示室を使用した場合、観覧料は取れるのか。
○文化振興課長 そのほかの施設の利用率は、文学研修室が40.3%、映像メディア編集室が66.7%、アナウンスブースは1.9%であり、ここを市民等以外の者に貸し出すことにより利用率を上げることができると考えている。
 企画展示室を借り受けた者が観覧料を取れるかについては、この施設は営利を目的とする興行を禁じているが、基準があり、観覧料がおおむね1,500円以下であれば、営利の部分がないと判断をしているので、その金額の範囲であれば可能である。
 利用率がどの程度上がるかについては、これから市民等以外の者でも使えることを案内していき、利用率の底上げのために周知をしていきたいと考えている。
○中村よしお委員 今の利用率で、グリーンスタジオとベルホールは私が聞き漏らしたのか。文学研修室が40.3%で映像メディア編集室が66.7%、アナウンスブースは1.9%か。
 企画展示室で観覧料を1,500円ぐらいまでなら取れる。来年度、市が使用しない期間の見込みが2カ月ぐらいなので、この2カ月ぐらいを市以外の者の利用を見込んでいると思うが、具体的に観覧料を1,500円取れる企画はどのようなものをイメージしているのか。
○文化振興課長 グリーンスタジオの利用率は76.9%、ベルホールの利用率は50.1%になる。
 観覧料については、基本的には市民団体の貸し出しを想定している。あくまでも観覧料1,500円は最大の観覧料で、有料になると見に来る方が少なくなるので、想定としては、無料を考えている。
○中村よしお委員 わかった。特に利用率が低いところについては、この改正でなるべく利用率を上げていくことは大事だと思うので、その努力をしていただきたい。
 あと、企画展示室があいているところの使用をイメージしているのが市民団体の企画展示なのはわかった。
○湯浅止子委員 総括でお願いしたい。
 まず、企画展示室は大変広い。団体の申し込みによりスペースを分けて貸し出ししないのか。その場合の料金はどうなるのか。
 それから、文学ミュージアムは、今は市の文化振興で企画展をいろいろ行い、観覧料を取るときもあるし、取らないときもあり、市民が文化的な思いを深めるいい場所だと私は考えている。今2カ月間あいているから、もったいないから貸し出す発想は貧相だと思う。なぜならば、あの文学ミュージアムは市の文化振興のステータスのところである。もちろん本市にはたくさんの芸術家や文化人がいるので、逆にこの2カ月間、あけることなく市内の文化人、芸術家を市が発掘をして、より多くの市民に知らしめることが文化振興の役割だと思う。そのための文学ミュージアムだと思うが、そこを市民団体に文化交流のために貸すスタンスがよく理解できない。どこに理念があるのか。本市の文化をどう考えているのか、大変疑問に思うが、回答をいただきたい。市民が使いたいと言えば、どこでもお金を出して借りられる。本市はどこでも貸してくれる利便性を見せる場所なのか、文化振興としての気概を見せる場所なのか伺いたい。
 それから、音楽スタジオは90%以上の利用率があって、市外の方は1カ月おくれの予約となるが、結果的に市外の方が利用するとなると、市内で活動している若者たち、あるいは音楽愛好家の方々、四、五人でウクレレを楽しく弾いている方や、ギターを60歳過ぎてから爪弾き始めた方々が、市外の人が予約したため自分たちができない部分が出てくるのは明らかである。約10%の部分の料金が欲しいがために音楽スタジオを貸し出すことは、市民等に提供する場所であるため、その思いがどうあるのか伺いたい。
○文化振興課長 1点目の企画展示室については、企画展示室は2つあり、86.30㎡、78.6㎡で、これはそれぞれ別々に貸し出すことを想定している。文化会館の展示室については、面積がかなり広い部分があり、もう少し中規模の展示室が欲しいとの要望もあるので、今回、貸し出すことを提案した。
 2点目の文学ミュージアムの企画展示室について、本来市で使う部分を貸し出すことについての考えは、市の運営する企画展示は、年に何回か行っているが、展示がえの時期等、空白になる期間がある。そこが今まであいていた。その部分を使用していただき、新たな活動の場を提供して、これからの活動の推進を図るために貸し出しを決めた。
 音楽スタジオについては、確かに利用率は90%あるが、利用者のほとんどが既に最初から予約をしているため、特に今の利用者の時間が減ることはないと考えている。また、利用がない残りの10%についても、まずは市民等の予約が最優先となるので、利用方法について案内し、周知していきたいと考えている。
○湯浅止子委員 1点目と3点目は了解した。文学ミュージアムを使用していない期間を貸すことの利便性ではなく、市の文化振興として、文学ミュージアムをどのように運営していくつもりか、その理念を伺いたい。
○文化振興課長 文学ミュージアムは文学等の芸術の発信基点と考えており、私どもも企画展には力を入れている。一方で、展示の場が欲しいと要望もあり、あいている期間に、今回貸し出すことを提案した。市が企画展示室を専有することが市として文化振興を推進するわけでもないと考えている。
○湯浅止子委員 文化人、芸術家がたくさんいることは御存じだと思うが、みずから自分の作品を展示したい思いの方と、そうでない頑固な方もいる。そのような方々を発掘して、短い期間だけでも展示するならいいが、市民団体で使いたいので貸し出すことは私の考えと違いがあるので納得はいかないが、市民が使う場所ではなく、文化の振興をする本市の中心の場所としてきちんと運営していただきたいと要望をする。
○石原みさ子委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原みさ子委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原みさ子委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○石原みさ子委員長 挙手多数。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第26号 平成28年度市川市一般会計補正予算(第2号)のうち本委員会に付託された事項

○石原みさ子委員長 次に、議案第26号平成28年度市川市一般会計補正予算(第2号)のうち本委員会に付託された事項を議題とする。
 まず、理事者から資料が提出されているので、配付してよいか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石原みさ子委員長 書記に配付させる。
〔資料配付〕
○石原みさ子委員長 提案理由の説明を求める。
〔循環型社会推進課長、清掃事業課長 説明〕
○石原みさ子委員長 質疑はないか。
○金子貞作委員 全て総括で行う。
 当初予算で計上していなかったものを今回の補正予算で計上したのか。補正予算を計上する理由を説明いただきたい。
 説明会をもう何度も行ったと思うが、どのような説明をして、どのような住民の意見が出ているのか。それに対して、市として改善すべき点が出ているのか。
 第4表の債務負担行為補正、塵芥等収集運搬委託費が1年間で、来年の1月が契約満了になると思うが、どこに委託するのか。組合との委託を検討していると前回の答弁で伺ったが、その後の経過について伺いたい。
○循環型社会推進課長 補正の経緯については、清掃部では、昨年の7月から、さらなるごみの減量と資源化に向けて3つのプランの検討を開始した。家庭ごみの有料化と戸別収集の実施、ごみ収集回数の削減を検討して、市民説明会やアンケート等を通じ、また、廃棄物減量等推進審議会にも諮って答申をいただいた。これらの市民の意見には、有料化の前に広報啓発をきちんとすべきとの意見もあった。また、収集回数の削減については、アンケートでは7割程度が賛成であった。これらを踏まえ、本年5月に、さらなるごみの減量に向けた今後の進め方を定め、先行するプランとして平成29年4月1日からごみの収集回数の削減を実施するとともに、平成28年度から、ごみの減量・資源化に関する広報啓発の強化をしている。このごみの収集回数削減が決定したのが本年5月のため、必要な予算を当初予算で計上していなかったことから、今回、補正予算の計上をお願いするものである。
 2点目の、説明会の内容と意見と市の対応についてである。説明会については、「ごみ収集回数の削減とごみの減量・分別方法について」という資料をもとに市民に説明をしている。説明の内容は、1点目として、ごみ収集回数の削減に至った経緯と本市のごみ処理の問題点、それにより平成29年4月1日からごみの収集回数を削減すると説明をしている。2点目として、ごみ減量・分別方法について、今現在、燃やすごみの中には3割程度資源物として使える主にプラスチック製容器包装類や雑紙が混在しており、プラスチック製容器包装類や雑紙の分別について、実物を提示しながら市民に説明をしている。
 次に、説明会における意見とその対応について、ごみ収集回数の削減については、まずは回数を減らす目的は何か。それについては、本市の問題点として、継続的にごみ減量に取り組んでいく必要があることから、排出機会が減ることにより、その動機づけを図ることと答えている。そのほか、生ごみが週2回で大丈夫かとの意見については、説明会の中で生ごみのにおい対策は別紙資料を用意し、説明して対応をお願いしている。そのほか、今後どのように収集回数の削減を市民に周知していくのかとの質問も出ている。それについては、自治会ごとの説明会を開催するとともに、職員による早朝の駅前啓発活動や、本年10月からごみの分別アプリが運用開始されるので、その紹介や、そのほか、今回、補正予算で計上しているごみ分別リーフレットの中には新しい収集曜日が記載されているので、配布すると答えている。
○清掃事業課長 債務負担行為補正について答える。
 契約は1年間の随意契約となる。今の契約が1月末で切れるが、2月、3月は2カ月の随契で、契約は4月1日からとなる。経緯は、現在は63契約を30社で競争入札により契約をしている。これを今回、21社から成る清掃業協同組合と25社から成る資源回収協同組合との2契約となる。
○金子貞作委員 5月に収集回数削減が決定したのなら、補正予算の計上が9月では遅いのではないか。6月に補正予算を計上したほうがよかったのではないかと思う。来年4月からごみの収集回数を減らすのに周知は本当に大丈夫なのか。混乱するようなことはないのか。かなり急がないと周知が図れないように思う。特に外国人の方々への周知は急ぐ必要があると思うが、今の時期で補正予算が計上されたとして、どのような段取りで進めていくのか。
 市民説明会は今まで何回行い、何人が参加しているのか。
 説明の内容は、市の3つのプランのこと、来年4月から、まず収集回数を減らすこと、資源化をさらに推進することで、ごみの有料化の話はしていないのか。我々も市民説明会の資料をいただきたい。
 委託については理解した。4月1日から協同組合に委託するので、業者も喜ぶと思うが、この契約方法について、市川の特徴的なものは何かないのか。松戸も船橋も協同組合との契約だが、市川の契約方法の変更によるメリットはわかるが、特徴があれば教えていただきたい。
○循環型社会推進課長 まず1点目の補正予算の内容の中で、市民説明会の開催のペースを上げることについて、その段取りについて、今後の周知の内容についての質疑である。まず、7月から1月までの間に266自治会を対象にした説明会を開催したいと考えている。自治会へのお願いは4月、5月に行い、その中で職員が自治会長に直接連絡をし、説明会をいつ開催するかなどの相談をしている。自治会長からは、早すぎると忘れてしまう可能性があるから、少し日が経過した上で役員会に諮り決めるところが多く、この7月から8月にかけては若干回数が少な目だった。9月以降はかなりの回数が予定されており、例えば先日の土曜日、日曜日は十二、三回程度の自治会で説明会を開催している。なお、この説明会は、職員3名の8班体制で行っている。そのほかの周知方法としては、「広報いちかわ」に10月、1月、3月で、ごみ収集回数が削減されることについての記事を載せる予定である。ごみ分別リーフレットは、これから印刷をかける必要があるため、できれば、1月中旬から各世帯に配布をしていきたいと考えている。ごみ分別アプリは本年10月から運用を開始する見込みである。
 2点目として、説明会のこれまでの実績については、4月から8月の統計で答弁する。自治会説明会が38回、1,101人の参加があった。そのほか一般の方を対象とした説明会がアイ・リンクホールで開催したものが12名、そのほかの婦人会や障害者団体を対象にした説明会が10回、294名、合計49回、1,407人に説明している。そのほか、9月以降の自治会説明会は、現時点では119回の開催予定がある。説明会の開催が決定していない自治会については、職員が連絡をとり説明会を開催していただくようお願いしたい。
 最後に、説明会の資料の中で有料化をどのように説明しているかについては、3つのプランを去年は検討して、今年度、さらなるごみの減量・資源化に向けた今後の進め方についての計画の中で、ごみの有料化については、今後検討していくと位置づけている。さらなるごみの減量・資源化に向けた今後の進め方の中で、資料として掲示して説明をしている。
○清掃事業課長 今回の債務負担に至る契約方法の特徴について、現在、63契約を30社と契約しているが、今回、2つの清掃業協同組合、資源回収協同組合の2組合との2契約となるが、全てこの組合に加入している。組合との契約のメリットとしては、市民サービスの向上が図れることがある。今まで1社ごとに収集エリアを担当していたが、今回、個々の会社の収集地区がなくなることで、全市的により迅速な対応が可能となり、効率的な収集体制がとれる。また、それぞれがタブレット等を持ち収集エリアで苦情等に迅速に対応することになる。また、安定的、継続的な収集体制の向上が図られることで、従業員の安定的な雇用が図れることもメリットとしてある。また、今まで市で行っていた苦情対応等について、収集に関する苦情は組合で対応することとなるので、市民対応も迅速に対応できることになる。
○金子貞作委員 今まで38回プラス何回か開催し、1,400人の参加とあるが、1回当たり何人程度参加されているのか。参加されている層は、例えば平日の昼間だと働いている人は参加できない。土日だと働いている人も参加しやすい。自治会の役員だけが参加しているようなことはないか。一般の市民が参加するような時間設定はされているのか。
 それから、今後、説明会が集中するが、3人の8班体制で対応し切れるのか。全庁を挙げて行わないと間に合わないと思うが、いかがか。
 あと、広報について。「広報いちかわ」の折り込みについて、今、新聞を購読している人は何%いると考えているのか。広報を新聞に折り込むのか、みんなに配るのか確認する。
 委託については理解した。これまで5年継続契約で行っていたが、この金額の積算根拠を教えていただきたい。
○循環型社会推進課長 平均すると1回当たり約30人程度の参加だが、かなり幅がある。役員会で聞きたい場合には10人台で、多いところでは90人ほど集まったケースもある。
 働いている人については、基本的に説明会を開催するのは土曜、日曜、夜間である。実績では、平日の昼間よりは土曜、日曜、夜間のほうが参加者が多い状況である。
 清掃部の職員だけで対応できるのかについては、年度当初から計画を組んで行っているので、対応できるように進めていきたい。
 ごみ分別リーフレットの配布方法は、委託料で折り込み委託料を計上している。配布の仕方としては、地域で配られているちいき新聞に折り込み配ろうと考えている。金子委員の言われるとおり新聞の購読部数は年々減少している。ちいき新聞の場合は、かなりの市域のエリアをカバーしているので、そこに折り込み配布しようと考えている。ちいき新聞の対応していない地域は、職員がチームを組んで配布をしていきたい。
 先ほど金子委員から依頼された資料配付については、後日配る。
○石原みさ子委員長 資料については、後ほど私から皆さんに諮るのでお待ちいただきたい。
 積算根拠の答弁が漏れている。
○清掃事業課長 積算根拠については、今まで同様、積算費目の内訳は人件費、車両費、業務管理費、一般管理費である。また、労務単価は近々の28年4月の数字を使用して積算をしている。
○石原みさ子委員長 休憩する。
午前11時2分休憩
午後11時3分開議
○石原みさ子委員長 再開する。
 ごみ収集回数削減に関する説明会についての資料提出を求める。すぐに用意できるか。
○循環型社会推進課長 大変申しわけない。今手元にない。
○石原みさ子委員長 後ほど委員全員に配付をお願いしたい。
○かつまた竜大委員 一問一答で、分別のことに関して、2番目として、リーフレットの内容に関して伺いたい。
 まず、1点目は、分別をすることにより減らすことが一番大きな目的で、環境文教委員会でも仙台市に行きワケルくんを見てきたが、分別を市民がする場合、分別をすることによりメリットがないとなかなか取り組まないと思う。今回のことに関して、2番目の質疑とも関係するが、例えば今、自治会で説明会をしているが、本市の場合はマンションにお住まいの方が非常に多い。マンション自体が自治会の場合もあるが、自治会に入会しているが、マンションに住む住民は役員として積極的に本市に携わらないところも大規模なマンションではある。ただ、マンションは集積場所がしっかりしており、例えば紙の資源ごみはマンションの集積場所できちんと置きやすい。マンションで管理組合が資源ごみを資源回収すれば、それだけで分別が進む。そのマンションの管理組合には資源ごみの回収を行えばお金になるメリットがある。そのような働きかけをどのように考えているかを伺いたい。
 もう1点は、例えば仙台市でワケルくんのようなマスコットやキャラクターで、先ほど見たシールでもマスコットがあるが、市民に対してもう少し意識づけをするものがあるべきではないか。リーフレットの内容も、子供が興味を持つ内容にすべきではないかと思うが、どのように考えるか。
○循環型社会推進課長 まず、分別に対して、市民にとっては何かメリットがあるのかについては、本市の場合には、ごみをクリーンセンターで燃やした後に出る焼却灰の最終処分場がない。最終処分は焼却灰を埋め立てることになる。それは市外や、遠くは東北に処分していただくことになる。ごみの減量とともに資源化が進めば、それだけ焼却灰の量が減り、他の自治体に負担いただく量が減ることがメリットになる。あと、ごみの量自体が減れば予算を削減でき、ほかのところに財源充当できることもメリットとして考えられる。
 2点目のリーフレットについては、仙台市のマスコットを例に出しての質疑であるが、本市の場合には、以前からマスコットのキラリン、ピカリンがあり、それを活用していきたい。
 ごみのリーフレットはどのようなものを出すのか、その中で反映させてはどうかについて、ごみのリーフレットは、このようなものを配る。収集回数が変わるので内容が変わるが、この中で、見出しとして29年4月から変わると表記もしていきたいと考えている。そのほか、アプリの運用が始まるので、あいているスペースにアプリを携帯で読み取るマークを入れたいと考えている。委員からいただいた意見を参考に、リーフレットの編集を行いたい。
○清掃事業課長 集団資源回収について、今、各自治会等においては公共収集と集団資源回収という独自の回収をしている。集団回収の団体数は、24年度で263団体、25年度で269団体、26年度で275団体、現在289団体と自治会、団体はふえている。ふえる要素として、マンション建設に伴いマンション管理組合が24年度では105団体、25年度では116団体、26年度では122団体、今回が135団体とマンション管理組合がふえてきている。また、私どもも集団回収について適時説明会等を実施して、PRをしていきたいと考えている。
○鈴木雅斗副委員長 一問一答で2つ伺いたい。
 まず、この資料の[2]市民周知の役務費の広告料124万円は、どの部分、どの路線に掲示したのか。
○循環型社会推進課長 路線バスに掲示する車内広告については、本市内で運行している京成バス、京成トランジットバス、合計135台に広告を載せる。窓の上に2面、B3サイズの周知用のポスターを張りたい。広告の期間は2月、3月の2カ月間を見込んでいる。
○鈴木雅斗副委員長 広告料に関して、上の広告部分と聞いていたが、山手線では、最近はスマホや携帯、本を見る方がふえたことで上の広告をデジタルサイネージに変えるなど、余り重視していない方向であるので、広告を掲載する際には、違う手段、例えば最近だとスマホのアプリやグーグルのスポット広告もある。アプリだと、最近はGPSで測定をして、市内にいる人に対して市内の飲食店などの情報を発信するスポット広告があるので、アプリやインターネット上の広告も次回検討していただきたい。
 次に、リーフレットの印刷製本費に関して、B4のリーフレットを配るのか。
○循環型社会推進課長 配るのはこちらのリーフレットで、両面印刷、カラーで4色になる。A3のリーフレットを配りたい。
○鈴木雅斗副委員長 こちらの印刷製本費はデザイン料と印刷代が込みなのか。何部印刷するのか。
○循環型社会推進課長 印刷の部数は25万5,000部を刷りたい。全戸配布で、今、本市の世帯数が23万5,000世帯で、そのほか、各所に周知啓発用として2万部をプラスした。デザイン料込みである。
○鈴木雅斗副委員長 このデザインに関して、具体的に一部分だけ変えたのか、全面的に変えたのか。
○循環型社会推進課長 基本的には、これを冷蔵庫に張っていただき、分別が何曜日かはもう周知されていることであるので、このデザインを踏襲していきたい。
○鈴木雅斗副委員長 マイナーチェンジであれば、デザイン会社に頼むのではなく、イラストレーターなどのパソコンソフトを使える方が部課内にいれば、デザイン料の削減にもつながると思う。印刷も最近は大分安いので、業者の選定などで、20万部で1部当たりの単価が下がるかもしれないので、次回から自力での入稿とすればと思う。
○松永修巳委員 質疑の前にお礼を申し上げたい。クリーンセンターの手前の大型ごみが山のように捨てられていたのが、清掃事業課長の努力でようやくきれいになった。これはクリーンセンターに行く人、あそこを通る人にとっては環境美化が大変徹底して、地域としてもうれしく思っている。今後、またあそこへ捨てられないように、十分意を配していただきたい。よろしくお願いしたい。
 今までいろいろ伺ったが、実際に収集回数の削減等々は4月1日から実施でよいか確認したい。
○循環型社会推進課長 収集回数の削減は4月1日から実施する。
○松永修巳委員 うちのほうは市街化調整区域が多くあるが、市街化も調整も何ら区別することなく実施していくのか確認したい。
○循環型社会推進課長 市街化区域、調整区域にかかわらず実施をしていく。
○松永修巳委員 筆耕翻訳料で英語、中国語、韓国語等6カ国語が掲載されているが、これで大体クリアできそうなのか。
○循環型社会推進課長 本市内に約1万2,000人を超える外国人が住んでいると思うが、これで対応できると考えている。
○松永修巳委員 清掃行政にとっては大きな転換期である。この変換をスムーズに移行するには、行政の努力が求められる。ぜひ4月からスムーズな運営ができるようにお願いしたい。特に話のわからない人がところどころにいる。うちのほうにもいる。自分の行動が一番正しいと考え、非常に扱いにくい人がいるから、ぜひその辺も根気よく説得して、課長が対応していただきたい。よろしくお願いしたい。
○石原みさ子委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原みさ子委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原みさ子委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石原みさ子委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

所管事務調査

○石原みさ子委員長 お諮りする。所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石原みさ子委員長 異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
 また、委員長報告の作成については正副委員長に一任されたいと思うので、了承願いたい。
――――――――――――――――――――――――
○石原みさ子委員長 以上で環境文教委員会を散会する。
午前11時20分散会

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