更新日: 2024年3月13日
平成30年9月市川市議会環境文教委員会
開会
午後3時40分開議
○金子 正委員長 ただいまから環境文教委員会を開会する。
――――――――――――――――――――――――
○金子 正委員長 まず、審査に当たっては一問一答制が導入されているので、委員の皆様におかれては、質疑冒頭に私、委員長に対し発言方法、1、全て総括、2、初回総括2回目以降一問一答、3、質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑されるようお願いしたい。
それでは、議案質疑に入る。
理事者の方々におかれては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は職名を名乗った上で発言されるようお願いしたい。
○金子 正委員長 ただいまから環境文教委員会を開会する。
――――――――――――――――――――――――
○金子 正委員長 まず、審査に当たっては一問一答制が導入されているので、委員の皆様におかれては、質疑冒頭に私、委員長に対し発言方法、1、全て総括、2、初回総括2回目以降一問一答、3、質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑されるようお願いしたい。
それでは、議案質疑に入る。
理事者の方々におかれては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は職名を名乗った上で発言されるようお願いしたい。
議案第26号 平成30年度市川市一般会計補正予算(第2号)
○金子 正委員長 議案第26号平成30年度市川市一般会計補正予算(第2号)のうち、本委員会に付託された事項を議題とする。
提案理由の説明を求める。
〔自然環境課長、指導課長、教育センター所長、教育施設課長、就学支援課長、社会教育課長、青少年育成課長 説明〕
○金子 正委員長 質疑はないか。
○ほそだ伸一委員 2点、総括で伺う。
21ページ、13節委託料で行徳野鳥観察舎設計等委託料であるが、これは本会議においても松井議員が質問していた。聞き漏らし等もあるかもしれないので、確認のために伺いたい。この委託料に含まれるものは、建物も含んだ委託料なのか。あるいは、設計費も含んだものなのか。内訳を伺いたい。
31ページ、13節委託料で成人式運営委託料300万円。先ほど説明の中で、より意義深い成人式が可能になると。これまで成人式実行委員会で、若い当事者がそれぞれ主体になり手づくりのようなものを開催し、あれはあれで私はいいなと考えているが、より意義深いとはどのようなものなのか。
この2点を伺いたい。
○自然環境課長 21ページ、13節委託料、行徳野鳥観察舎設計等委託料1,400万円の内容であるが、こちらは新たに整備する行徳野鳥観察舎の基本設計、実施設計に加え、計画通知の手続、各種法令手続及び申請、届け出、許可等を含めたものである。
○社会教育課長 行政の職員では毎回同じようなものになる。技量が足りないので委託するため、今回、委託料の増額補正をお願いするものであるが、内容については、企画自体を委託するので、今の時点では具体的なものは決定していない。新成人の知識やこれまでの経験よりも、今後、専門業者の企画により、心に残るような内容のものにしたいのでよろしくお願いしたい。
○ほそだ伸一委員 まず、最初の行徳野鳥観察舎の内容はわかった。実は先日、釧路湿原の野鳥観察舎を視察してきた。その際に、建物はそれほど複雑なものではないが、中にある設備で、湿原にいる野生動物を観察するカメラが7キロメートル先の物体まではっきりわかる。購入したときは少し値段が高いもののようだが、この1,400万円の中にそういうものが含まれているのか。性能のあまりよくないカメラか何かが設置されるのではないだろうかと思った。もし設置するのであれば、一般市民の方が楽しめる、野鳥なりがはっきり観測できるものを設置していただきたいと思ったので伺った。
31ページの成人式であるが、よくわからない。これからいろいろと試行錯誤するのであろうが、企画自体が決定していない段階で300万円計上し、あと4カ月もない、3カ月ぐらいで開催するわけである。今、何を行うかも皆目わからないのか。
○社会教育課長 今回は開催まで期間が短い。コンセプトについては、平成最後の成人式であるため、ファッションを切り口にして、新成人が生まれ育った時代を振り返り、世代の特徴などを共有することで連帯感などを持てるような内容にしたいと考えている。
○ほそだ伸一委員 それは恐らくどの成人式にしても、そうだろうと思う。前回の成人式は、たしか市長選のさなかであった。市長不在の中で行われて、今回は市長が誕生している。私が少し気にするのは、プロに頼むのは大いに結構であるが、あくまでも主役は成人する皆さんだと思うので、プロ意識が出過ぎることにより主客転倒してしまわないようにしていただきたい。この300万円は、プロのコンサートからすれば決して高い金額ではないが、主客転倒しない、あくまでも主役は成人の皆さんだと念頭に据えて、より意義深いものにしていただきたい。
○石原よしのり委員 質疑項目を全て述べてから一問一答で、21ページ、カラス生息調査委託料、29ページ、中学校夜間学級調査の内容、次が今のほそだ委員への答弁がまだ不満であるので、31ページ、成人式運営委託料について3つ伺いたい。
1つ目、カラス生息調査委託料はどんなことを行うのか伺いたい。その背景に、今回、6月定例会で条例案が成立して、このために、どこの部がどんなことを担当するのか割り振りを行った。何部が何を担当してと決める中で委託調査を行わなければいけないことや生息調査など、いろいろなことが決定したと思う。この辺の事情が、多分、環境文教委員会の委員もしっかり理解しているわけではないので、ここを行うまでに、どの部がどのような分担になり、どんなことを誰が担当し、その中の1つがこれで、これは何を行うのかなど、その背景を伺いたい。
○自然環境課長 21ページ、13節委託料、カラス生息調査委託料400万円の中身について答弁する。カラスの生息調査は、カラスのライフサイクルに合わせて本来2年をかけて実施するものである。今回は冬ねぐらの利用状況及び冬期の分布状況を調査する。具体的には、カラスの総生息数を把握するため、ねぐらに集まるカラスを数えるなどのねぐら調査と、カラスの行動を把握するため、市内10カ所に2キロメートルの調査コースを設定し、早朝のカラスの位置、個体数を記録する分布状況調査及び各調査コースのごみ集積所の数と、ごみが荒らされた集積所の数を記録するなどの調査を行うものである。
次に、今回、自然環境課において、カラス生息調査をするに至ったこれまでの経緯であるが、6月にこの条例が制定され、庁内関係課で、どの部署が何を担当するか役割分担の打ち合わせを行った。その中で、清掃部で広報関係、周知を分担する。市民部では、総合市民相談課が窓口となり苦情相談等を受け付ける。また、自然環境課はカラス生息調査を実施していくとした経緯がある。
○石原よしのり委員 よくわかった。ただ、継続費ではないが、今、2年かけてと答弁したがどうなのか。
○自然環境課長 今回、カラス生息調査委託料については冬ねぐら、冬の行動についての調査であるので、来年度に予定している調査項目は、繁殖期における営巣状況及び分布状況や、繁殖終了期にカラスの数が一番ふえるが、その時期のねぐらの利用状況などで、そのような調査をすることにより、カラスの生息の状況、全体像を把握できる。そちらについては来年度実施することになる。
○石原よしのり委員 結構である。
29ページ、中学校夜間学級調査について。これは協力者報償金と講師謝礼金であるが、大体どのようなことを行うのか伺いたい。
○指導課長 調査研究員の協力者の役割であるが、大洲中学校夜間学級は外国籍の生徒が非常に多く在籍しており、日本語の理解力や学力にかなりばらつきがある。このため、日本語の習得レベルや学力に応じた効果的な授業を進めるために支援を行う役割で、担当教員もいるが、担当教員と生徒のパイプ役を務めるのが大きな役割である。
○石原よしのり委員 つまり授業で横にいることや、通訳や、教える補助をできる方なのか。そうならば、講師が何人かも含めて伺いたい。
○指導課長 基本的には教員免許があり、実際に教育現場にかかわった者で、英語の会話ができる2名程度を採用する予定である。
○石原よしのり委員 当初予算に計上されていたのかわからないが、多分幾らか計上されていて、足らなくなり、補正予算で計上したとの理解でよろしいか。
○指導課長 当初予算には計上されていない。
○石原よしのり委員 今まで計上していないのに必要になり、計上したのか。
○指導課長 文部科学省の事業に参加したためである。
○石原よしのり委員 今までは夜間中学担当の大洲中学校の教師だけで教えていたのを、国の補助メニューで新しい事業の募集があり、それに参加した。これからは人員を厚くできると説明を受けたが、それでよろしいか。これは単年度の話なのか、来年度もこのままの充実した体制で継続していけるのか。
○指導課長 委託事業であるので、協力員の増員に伴う効果について検証するもので、次年度については未定である。
○石原よしのり委員 またもとに戻り、そういう支援ができないこともあり得るのか。
○指導課長 これまで教員で行っている部分を少し手厚くカバーするために依頼したもので、次年度については未定の状況である。
○石原よしのり委員 わかった。
次の3つ目で成人式運営委託料。ほそだ委員も質疑しており、議員は過去何回も出席していると思う。堀越委員の娘さんも実行委員をしていたので、そのときも見ていた。
思い返せば、何年か前に成人と19歳の子たちだけで行うようになり縮小したと私は理解している。それまではコンサートを行うなど、かなり派手に開催していたのをやめた。そのころは費用が幾らかかり、実行委員会と司会者だけを雇い開催する場合の費用は幾らで、それで今度、プロに依頼するとプラス300万円で幾らになるのか、金額について伺いたい。
○社会教育課長 過去の成人式の費用について答弁する。
平成24年度、ZONEの公演のときは総額が488万6,000円、翌年、清水良太郎氏の公演のときは400万7,500円。その後は芸能人は呼んでいない。平成26年度は353万5,000円、今年度当初予算は396万円である。今回の補正予算で芸能人を呼ぶなど、そういうものは決定していない。
○石原よしのり委員 芸能人を呼んでいたら、さらに費用がかかる、やめたら何分の1に減額されると理解していたら、どうもそうでもない。四百何十万円で芸能人を呼んでいて、呼ばない場合でも300万円台かかるとなると、それほど差がないように感じる。今回、396万円の当初予算に300万円なので700万円であるが、芸能人を呼んで割と派手に開催していた時代よりもはるかに高額であると思うが、イメージは、それほど大がかりなものになる見込みなのか。
○社会教育課長 芸能人を呼ぶための費用は、市のほうから直接お金を支払いしているわけではないが、高いときでも70万円程度と伺っている。これまでの成人式は、式典に重みを置いてきたので、決して楽しい催しであるとは言えないものであった。楽しいものがいいわけではないが、新成人は、その後の同窓会の打ち合わせのために来ている、成人式に何かを求めてないなどの意見を何人かから伺っている。新成人にとっては一生に一度の成人式であるので、成人式そのものに目を向けていただきたい、心に残るものにしたいとの思いがある。そのため、若者に寄り添う市川市と理解していただければ、今後、市川市にも協力していただけるのかなと考えている。
300万円でどういうものかは、先ほどのコンセプトの中で、行政では企画力が乏しいこともあるが、私どものほうで考えられるものは、これまでのファッションの推移で、2000年前後の服装を展示することや、ファッションショーみたいなもので出てきてもらうことなど。それで、時代の流れ、今の新成人の感覚を新成人同士で共有すれば連帯感を感じていただけるのではないかと考えている。
○石原よしのり委員 考えはよくわかった。この質疑を通して、それなりにいろんなことがわかったので有意義だったと考えている。
○湯浅止子委員 一問一答で4つである。29ページ、役務費の南新浜小のタブレットの説明の中で通信運搬費とあった。私も6月に議場でもタブレットの質問をしているが、このタブレットは子ども用なのか。2番目が、29ページ一番下、備品購入費の学校用備品費650万円は大型トランポリンと説明を受けた。31ページの18節備品購入費のトランポリン250万円について伺いたい。3番目が同じ31ページの13節委託料、放課後保育クラブ指定管理料で、先ほど賃金と説明を受けたが、約2,300万円について詳しく伺いたい。4番目が成人式について。
では、1番目を伺いたい。南新浜小でよろしいのか確認と、このタブレットは子ども用なのか。
○教育センター所長 この検証事業は市川市立南新浜小学校で実施する。タブレットを用いた授業やICT機器の活用を検証するものであるので、タブレットは、子どもたちが使う40台をこのプロジェクトで借りる。
○湯浅止子委員 わかった。教員用は自分で用意するのか。
○教育センター所長 40台のうち、例えば子どもたちが入力した情報を集められるような機能を持つタブレットを教員用として1台、そういう機能を持たない、子どもたちだけが活用するものが39台の合計40台である。
○湯浅止子委員 わかった。先生方の分もあるならばよいと思う。
次、2番目の質疑について。先ほど伺った小学校、中学校の大型トランポリン、プラス何かと説明していたが、詳しく伺いたい。
○就学支援課長 備品についての質疑であるが、説明したのは主な購入予定備品であり、例えば大型トランポリンのほか、積み木やバランスボール、個人用の学習ブースなどである。視界を遮り集中できるような形を考えている。それから、生徒用ロッカーは、通常学級で置いているようなロッカーではなくて、大き目につくられている、子どもたちが使いやすいようなロッカーを予定している。
また、中学校については、先ほど説明した大型トランポリンや和太鼓のほか、個人用の学習ブースの購入を予定している。いずれにしても、2学期が開始しているので、予算案が可決されたら、子どもたちに本当にふさわしいものを再度各学校に確認し、購入していきたいと考えている。
○湯浅止子委員 わかった。大人の心配であるが、トランポリンはけががあるのではないかと思う。下手なところに置いて、子どもたちが遊んでけがをしてもいけないと思い質疑した。もしトランポリンを小学校、中学校に置くとしたら、どこへ置く予定なのか伺いたい。
○就学支援課長 もちろん学校内には置くが、特別支援学級用に購入する備品であるので、特別支援学級の中に置く。
○湯浅止子委員 了解した。
次の3番目、放課後保育クラブの賃金について伺いたい。
○青少年育成課長 放課後保育クラブの賃金の内訳について答弁する。今回は社会福祉協議会に勤めている放課後児童支援員の給料のベースアップであり、1年目から5年目までの職員については月額約1万円、5年以上の支援員については月額約2万円のアップを予定している。
○湯浅止子委員 給料が上がることはいいことだと思うので、よくわかった。
4番目、成人式のことであるが、先ほど謙遜していたが、行政の方でも、それから子どもたちでも、プロでお金を払うのでいいアイデアが出るとは思わない。1つは、言葉はとても悪いが、19歳、20歳の子どもたちの資質である。どういう人たちを募集して、彼らの中からいいアイデアをもらうことも1つのコンセプトであり、何の目的もなく集められた人たちではなく、こういうことをするので考えていただきたいと募集すれば、大人が考えないようなアイデアがある子はたくさんいると思うので、そういう人が集まるのではないかとの案もある。
みんな外で待機しており、なかなか中に入らず、旧交を温めて、夜どこで会おうなどの待ち合わせの会場であることは確かであるが、あそこへ行かないと会えないことも事実なので、そのような場所が設定されることはとても大事なことだと思う。中で行ったことが一つでも心に残ればいい。ビデオレターなど、いろいろなことをしているので、市川の成人式はこういうものだなでよいのではないかと思う。前田何とかや、有名な俳優、さだまさしなどが無料で来ていただけるならばそれにこしたことはないが、そういうカリスマ的なことはしなくてもよいのではないかと思った。
もう1つ考えたのは、先ほどファッションの答弁をされたが、市川の歴史とまで言うとかた苦しいが、市川にはこんな人物たちがいたなどの紹介はいかがか。別にファッションの歴史は不二女子や和洋があるので、そのようなものでなくてもいいのかなと一瞬思った。
○社会教育課長 成人式の実行委員の募集については、募集する際に成人式の企画などを考えてもらう案内をした上で募集しており、大体応募してくる方は学級委員経験者などで、一生懸命考える人たちが参加している。
その中で進め方の問題もあるかと思うが、テーマや記念品を決めているが、今の成人式の進め方の中では、成人式全体の企画まで話し合えていない。今回は全体の企画について、施設全部を使用した案を提案してもらえるよう予算を計上している。実行委員も、今年度8人いるが、引き続きプロの方が提案してきた企画内容について、我々も具体的なところは一緒に検討していきたいと考えている。
それと、有名な方や活躍された方がいるので、そのような市川の人物の紹介はよいと思う。毎年ファッションショーをやろうとは考えていないが、成人式は今後も毎年続いていくものと考えているので、いろいろ企画案を変えていき成人式を進めていきたいと考えている。
○湯浅止子委員 大変だと思うが、行政もしっかり自信を持ちながら開催していただきたい。
○大久保たかし委員 総括で2項目である。
カラスであるが、1者委託なのか。先ほど調査箇所が10カ所で2キロメートルと伺ったが、2キロメートルの意味がわからないので、調査方法をもう少し具体的に伺いたい。また、人が数えるのか、それとも、ほかに何か数える方法があるのか伺いたい。
あとブロック塀であるが、これはブロック塀で控え壁のないところに控え壁をつける修繕方法をとる箇所はないのか。あと、ブロック塀を撤去してフェンスに改修する場合は下に何段かブロック塀をつけて、その上にフェンスを積む方法だと思うが、高さはどれぐらいになるのか伺いたい。
○自然環境課長 21ページ、13節委託料、カラス生息調査委託料400万円の内容である。まず、委託の発注については一般競争入札で行う。また、先ほど私は10カ所、2キロメートルと説明したが、今回の調査は平成19年度に実施した市川市都市鳥生息調査と比較可能なデータを収集して、今回、カラス被害対策指針策定の基礎資料とすることを目的としており、この2キロメートル、10カ所については平成19年度に実施した調査設定コースである。市内全域だが、具体的に市川市内で申し上げると、大町、中国分、曽谷、柏井町、真間、八幡、北方でそれぞれ1か所、新田、平田、大和田にまたがり1カ所、田尻で1か所、行徳駅前、福栄にまたがり1カ所、計10カ所を調査コースとしている。これは平成19年度に実施した調査と比較するために同様の調査コース設定を考えている。
それとカラスの数え方であるが、今回の調査については、仕様書の中で調査実績のあることを要件に入れようと考えている。具体的には、先ほどカラスのねぐら調査と答弁したが、調査はねぐら1カ所に対して5カ所の定点調査があり、調査員がそのねぐらの周辺5カ所で数える方法で数を把握するものである。
○教育施設課長 ブロック塀については、控え壁をつくらずに全て除却、撤去となる。高さに関しては1.2から1.8m。コンクリートの基礎で、その上にフェンスを設置し、現状の建築基準法に合うもので施工した。
○大場 諭委員 質疑項目を全て述べてから一問一答で2項目行う。29ページ、先ほど湯浅委員も質疑したが、パーソナルコンピューター関係について、それからもう1つが、ブロック塀の施設修繕料について。
まず、パーソナルコンピューターについて、補正予算の主なポイントで、学校情報化研究事業、ほか5事業とあるが、これのことか。これは40台のタブレットを借りると思うが、今回、どんな内容の事業になるのか。これは今年度だけなのか。
○教育センター所長 実証実験であるが、全国ICT教育首長協議会が事務局を置く一般社団法人日本視聴覚教育協会が実施しているステップモデル校プロジェクトに応募したので今年度だけになる。実際に運用するのは10月から2月の間。このステップモデル校プロジェクトから40台借り、2月以降は返却するもので、今年度新たに取り組むプロジェクトである。
○大場 諭委員 ことしの10月から年度内となると、実証実験は5カ月間でどのようなことを行うのか。
○教育センター所長 教育センターでは、今後、学校ICT環境の再整備を行う計画をしている。その中で、将来、タブレット端末を学校に導入することを考えているが、その導入を進めていく上で、この5カ月間、先生方がどのように活用したか、どのような使い勝手がよかったか、悪かったかなどの成果や課題を今後の導入に生かしていくため、このプロジェクトを活用していきたいと考えている。実際には5カ月間で子どもたちにどのような効果がもたらされたのかも今後の導入に生かしていきたいと考えている。
○大場 諭委員 わかった。非常に短期間で成果を上げることは難しいと思う。今後の導入に当たり問題点の洗い出しなどを行うのか。
○教育施設課長 それが中心となる。
○大場 諭委員 わかった。これはこれで結構である。
次のブロック塀について2点ほど伺いたい。
1つは、今回11カ所で、その対象が2.2m以上のところと先ほど説明を受けた。この2.2mは国が出した基準なのか。2.2m以下で危険なところはないのか。それに対する予算計上、それでなくても今回補正予算で計上したが、どのように考えているのか。
それから、今回は通学路も点検していると思う。通学路の途中に危険な箇所がないことはないと思うが、その調査の結果と、その結果により通学路の変更を考えたのか。
○教育施設課長 まず、2.2m以上のものと、高さが1.2mを超えて控え壁がないものに関しては緊急対応する必要なブロック塀と先ほど答弁した。また、それ以外のものとなると、今、大場委員が質疑されたように、31校44カ所でブロック塀があるが、これに関しては、今後、内部の鉄筋の有無などの詳細な調査を行い、危険性や劣化度などを考慮して順次撤去していきたい。施設修繕でできるものに関しては随時行いたいと考えており、かなり大きいものになると、どうしても工事請負費となるので、それに関しては来年度当初予算で計上し随時行っていきたいと考えている。
通学路に関しては、申しわけないが、私たちの課の所管ではないので学校教育部から答弁する。
○学校教育部次長 通学路のブロック塀点検については、まず、学校が1回行った。その後、街づくり部と教育委員会で今現在進行中である。学校が点検した結果であるが、現在のところ、通学路の変更が必要となるような箇所はまだない。今後も結果を見ながら検討していきたい。
○大場 諭委員 31校44カ所については、関東地方にもいつ地震が来るかわからないので、優先順位をつけて早急な対応をお願いしたい。
通学路についてはわかった。引き続きよろしくお願いしたい。
○増田好秀副委員長 1点だけ総括で伺う。
危険コンクリートの3,000万円について、まず11校の名前を伺いたい。
また、今、11校で11カ所と伺ったが、代表質問で12カ所と伺ったような記憶がある。11カ所なのか、12カ所なのか、伺いたい。今回、補正予算で3,000万円を計上しているが、3,000万円で11カ所か12カ所を新設するのか。それとも、また3000万円は上乗せで、総額は幾らとなるのか。その点を伺いたい。
今回、11カ所か12カ所のうち、道路に隣接したプールを撤去して新しくフェンスをつくるところがあるのかを伺いたい。
○教育施設課長 まず、11校の内訳は市川小学校、大柏小学校、行徳小学校、曽谷小学校、鶴指小学校、稲荷木小学校、中国分小学校、中山小学校、平田小学校、二俣小学校、宮久保小学校の11校になる。
あと、代表質問で12校と答弁したが、それは中学校の1校を加えた12校のことである。中学校は第一中学校になる。
3,000万円が総額なのかとの質疑であるが、こちらは緊急で行ったので、概算で3,000万円ぐらいであろうと考え計上した。実際は、3,000万円では少し足らないようであるが、それは既定予算内でおさめようと考えている。
○増田好秀副委員長 プールについて、例えば目隠し壁として高くしているイメージがあるので、そういう箇所があるのか伺いたい。
○教育施設課長 既存で目隠し壁のところもあるので、そこに関しては、改めてもう一度目隠し壁として設置し直した。
○金子 正委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○金子 正委員長 以上で質疑を終結する。
討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○金子 正委員長 討論を終結する。
採決する。
本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○金子 正委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に移る。
提案理由の説明を求める。
〔自然環境課長、指導課長、教育センター所長、教育施設課長、就学支援課長、社会教育課長、青少年育成課長 説明〕
○金子 正委員長 質疑はないか。
○ほそだ伸一委員 2点、総括で伺う。
21ページ、13節委託料で行徳野鳥観察舎設計等委託料であるが、これは本会議においても松井議員が質問していた。聞き漏らし等もあるかもしれないので、確認のために伺いたい。この委託料に含まれるものは、建物も含んだ委託料なのか。あるいは、設計費も含んだものなのか。内訳を伺いたい。
31ページ、13節委託料で成人式運営委託料300万円。先ほど説明の中で、より意義深い成人式が可能になると。これまで成人式実行委員会で、若い当事者がそれぞれ主体になり手づくりのようなものを開催し、あれはあれで私はいいなと考えているが、より意義深いとはどのようなものなのか。
この2点を伺いたい。
○自然環境課長 21ページ、13節委託料、行徳野鳥観察舎設計等委託料1,400万円の内容であるが、こちらは新たに整備する行徳野鳥観察舎の基本設計、実施設計に加え、計画通知の手続、各種法令手続及び申請、届け出、許可等を含めたものである。
○社会教育課長 行政の職員では毎回同じようなものになる。技量が足りないので委託するため、今回、委託料の増額補正をお願いするものであるが、内容については、企画自体を委託するので、今の時点では具体的なものは決定していない。新成人の知識やこれまでの経験よりも、今後、専門業者の企画により、心に残るような内容のものにしたいのでよろしくお願いしたい。
○ほそだ伸一委員 まず、最初の行徳野鳥観察舎の内容はわかった。実は先日、釧路湿原の野鳥観察舎を視察してきた。その際に、建物はそれほど複雑なものではないが、中にある設備で、湿原にいる野生動物を観察するカメラが7キロメートル先の物体まではっきりわかる。購入したときは少し値段が高いもののようだが、この1,400万円の中にそういうものが含まれているのか。性能のあまりよくないカメラか何かが設置されるのではないだろうかと思った。もし設置するのであれば、一般市民の方が楽しめる、野鳥なりがはっきり観測できるものを設置していただきたいと思ったので伺った。
31ページの成人式であるが、よくわからない。これからいろいろと試行錯誤するのであろうが、企画自体が決定していない段階で300万円計上し、あと4カ月もない、3カ月ぐらいで開催するわけである。今、何を行うかも皆目わからないのか。
○社会教育課長 今回は開催まで期間が短い。コンセプトについては、平成最後の成人式であるため、ファッションを切り口にして、新成人が生まれ育った時代を振り返り、世代の特徴などを共有することで連帯感などを持てるような内容にしたいと考えている。
○ほそだ伸一委員 それは恐らくどの成人式にしても、そうだろうと思う。前回の成人式は、たしか市長選のさなかであった。市長不在の中で行われて、今回は市長が誕生している。私が少し気にするのは、プロに頼むのは大いに結構であるが、あくまでも主役は成人する皆さんだと思うので、プロ意識が出過ぎることにより主客転倒してしまわないようにしていただきたい。この300万円は、プロのコンサートからすれば決して高い金額ではないが、主客転倒しない、あくまでも主役は成人の皆さんだと念頭に据えて、より意義深いものにしていただきたい。
○石原よしのり委員 質疑項目を全て述べてから一問一答で、21ページ、カラス生息調査委託料、29ページ、中学校夜間学級調査の内容、次が今のほそだ委員への答弁がまだ不満であるので、31ページ、成人式運営委託料について3つ伺いたい。
1つ目、カラス生息調査委託料はどんなことを行うのか伺いたい。その背景に、今回、6月定例会で条例案が成立して、このために、どこの部がどんなことを担当するのか割り振りを行った。何部が何を担当してと決める中で委託調査を行わなければいけないことや生息調査など、いろいろなことが決定したと思う。この辺の事情が、多分、環境文教委員会の委員もしっかり理解しているわけではないので、ここを行うまでに、どの部がどのような分担になり、どんなことを誰が担当し、その中の1つがこれで、これは何を行うのかなど、その背景を伺いたい。
○自然環境課長 21ページ、13節委託料、カラス生息調査委託料400万円の中身について答弁する。カラスの生息調査は、カラスのライフサイクルに合わせて本来2年をかけて実施するものである。今回は冬ねぐらの利用状況及び冬期の分布状況を調査する。具体的には、カラスの総生息数を把握するため、ねぐらに集まるカラスを数えるなどのねぐら調査と、カラスの行動を把握するため、市内10カ所に2キロメートルの調査コースを設定し、早朝のカラスの位置、個体数を記録する分布状況調査及び各調査コースのごみ集積所の数と、ごみが荒らされた集積所の数を記録するなどの調査を行うものである。
次に、今回、自然環境課において、カラス生息調査をするに至ったこれまでの経緯であるが、6月にこの条例が制定され、庁内関係課で、どの部署が何を担当するか役割分担の打ち合わせを行った。その中で、清掃部で広報関係、周知を分担する。市民部では、総合市民相談課が窓口となり苦情相談等を受け付ける。また、自然環境課はカラス生息調査を実施していくとした経緯がある。
○石原よしのり委員 よくわかった。ただ、継続費ではないが、今、2年かけてと答弁したがどうなのか。
○自然環境課長 今回、カラス生息調査委託料については冬ねぐら、冬の行動についての調査であるので、来年度に予定している調査項目は、繁殖期における営巣状況及び分布状況や、繁殖終了期にカラスの数が一番ふえるが、その時期のねぐらの利用状況などで、そのような調査をすることにより、カラスの生息の状況、全体像を把握できる。そちらについては来年度実施することになる。
○石原よしのり委員 結構である。
29ページ、中学校夜間学級調査について。これは協力者報償金と講師謝礼金であるが、大体どのようなことを行うのか伺いたい。
○指導課長 調査研究員の協力者の役割であるが、大洲中学校夜間学級は外国籍の生徒が非常に多く在籍しており、日本語の理解力や学力にかなりばらつきがある。このため、日本語の習得レベルや学力に応じた効果的な授業を進めるために支援を行う役割で、担当教員もいるが、担当教員と生徒のパイプ役を務めるのが大きな役割である。
○石原よしのり委員 つまり授業で横にいることや、通訳や、教える補助をできる方なのか。そうならば、講師が何人かも含めて伺いたい。
○指導課長 基本的には教員免許があり、実際に教育現場にかかわった者で、英語の会話ができる2名程度を採用する予定である。
○石原よしのり委員 当初予算に計上されていたのかわからないが、多分幾らか計上されていて、足らなくなり、補正予算で計上したとの理解でよろしいか。
○指導課長 当初予算には計上されていない。
○石原よしのり委員 今まで計上していないのに必要になり、計上したのか。
○指導課長 文部科学省の事業に参加したためである。
○石原よしのり委員 今までは夜間中学担当の大洲中学校の教師だけで教えていたのを、国の補助メニューで新しい事業の募集があり、それに参加した。これからは人員を厚くできると説明を受けたが、それでよろしいか。これは単年度の話なのか、来年度もこのままの充実した体制で継続していけるのか。
○指導課長 委託事業であるので、協力員の増員に伴う効果について検証するもので、次年度については未定である。
○石原よしのり委員 またもとに戻り、そういう支援ができないこともあり得るのか。
○指導課長 これまで教員で行っている部分を少し手厚くカバーするために依頼したもので、次年度については未定の状況である。
○石原よしのり委員 わかった。
次の3つ目で成人式運営委託料。ほそだ委員も質疑しており、議員は過去何回も出席していると思う。堀越委員の娘さんも実行委員をしていたので、そのときも見ていた。
思い返せば、何年か前に成人と19歳の子たちだけで行うようになり縮小したと私は理解している。それまではコンサートを行うなど、かなり派手に開催していたのをやめた。そのころは費用が幾らかかり、実行委員会と司会者だけを雇い開催する場合の費用は幾らで、それで今度、プロに依頼するとプラス300万円で幾らになるのか、金額について伺いたい。
○社会教育課長 過去の成人式の費用について答弁する。
平成24年度、ZONEの公演のときは総額が488万6,000円、翌年、清水良太郎氏の公演のときは400万7,500円。その後は芸能人は呼んでいない。平成26年度は353万5,000円、今年度当初予算は396万円である。今回の補正予算で芸能人を呼ぶなど、そういうものは決定していない。
○石原よしのり委員 芸能人を呼んでいたら、さらに費用がかかる、やめたら何分の1に減額されると理解していたら、どうもそうでもない。四百何十万円で芸能人を呼んでいて、呼ばない場合でも300万円台かかるとなると、それほど差がないように感じる。今回、396万円の当初予算に300万円なので700万円であるが、芸能人を呼んで割と派手に開催していた時代よりもはるかに高額であると思うが、イメージは、それほど大がかりなものになる見込みなのか。
○社会教育課長 芸能人を呼ぶための費用は、市のほうから直接お金を支払いしているわけではないが、高いときでも70万円程度と伺っている。これまでの成人式は、式典に重みを置いてきたので、決して楽しい催しであるとは言えないものであった。楽しいものがいいわけではないが、新成人は、その後の同窓会の打ち合わせのために来ている、成人式に何かを求めてないなどの意見を何人かから伺っている。新成人にとっては一生に一度の成人式であるので、成人式そのものに目を向けていただきたい、心に残るものにしたいとの思いがある。そのため、若者に寄り添う市川市と理解していただければ、今後、市川市にも協力していただけるのかなと考えている。
300万円でどういうものかは、先ほどのコンセプトの中で、行政では企画力が乏しいこともあるが、私どものほうで考えられるものは、これまでのファッションの推移で、2000年前後の服装を展示することや、ファッションショーみたいなもので出てきてもらうことなど。それで、時代の流れ、今の新成人の感覚を新成人同士で共有すれば連帯感を感じていただけるのではないかと考えている。
○石原よしのり委員 考えはよくわかった。この質疑を通して、それなりにいろんなことがわかったので有意義だったと考えている。
○湯浅止子委員 一問一答で4つである。29ページ、役務費の南新浜小のタブレットの説明の中で通信運搬費とあった。私も6月に議場でもタブレットの質問をしているが、このタブレットは子ども用なのか。2番目が、29ページ一番下、備品購入費の学校用備品費650万円は大型トランポリンと説明を受けた。31ページの18節備品購入費のトランポリン250万円について伺いたい。3番目が同じ31ページの13節委託料、放課後保育クラブ指定管理料で、先ほど賃金と説明を受けたが、約2,300万円について詳しく伺いたい。4番目が成人式について。
では、1番目を伺いたい。南新浜小でよろしいのか確認と、このタブレットは子ども用なのか。
○教育センター所長 この検証事業は市川市立南新浜小学校で実施する。タブレットを用いた授業やICT機器の活用を検証するものであるので、タブレットは、子どもたちが使う40台をこのプロジェクトで借りる。
○湯浅止子委員 わかった。教員用は自分で用意するのか。
○教育センター所長 40台のうち、例えば子どもたちが入力した情報を集められるような機能を持つタブレットを教員用として1台、そういう機能を持たない、子どもたちだけが活用するものが39台の合計40台である。
○湯浅止子委員 わかった。先生方の分もあるならばよいと思う。
次、2番目の質疑について。先ほど伺った小学校、中学校の大型トランポリン、プラス何かと説明していたが、詳しく伺いたい。
○就学支援課長 備品についての質疑であるが、説明したのは主な購入予定備品であり、例えば大型トランポリンのほか、積み木やバランスボール、個人用の学習ブースなどである。視界を遮り集中できるような形を考えている。それから、生徒用ロッカーは、通常学級で置いているようなロッカーではなくて、大き目につくられている、子どもたちが使いやすいようなロッカーを予定している。
また、中学校については、先ほど説明した大型トランポリンや和太鼓のほか、個人用の学習ブースの購入を予定している。いずれにしても、2学期が開始しているので、予算案が可決されたら、子どもたちに本当にふさわしいものを再度各学校に確認し、購入していきたいと考えている。
○湯浅止子委員 わかった。大人の心配であるが、トランポリンはけががあるのではないかと思う。下手なところに置いて、子どもたちが遊んでけがをしてもいけないと思い質疑した。もしトランポリンを小学校、中学校に置くとしたら、どこへ置く予定なのか伺いたい。
○就学支援課長 もちろん学校内には置くが、特別支援学級用に購入する備品であるので、特別支援学級の中に置く。
○湯浅止子委員 了解した。
次の3番目、放課後保育クラブの賃金について伺いたい。
○青少年育成課長 放課後保育クラブの賃金の内訳について答弁する。今回は社会福祉協議会に勤めている放課後児童支援員の給料のベースアップであり、1年目から5年目までの職員については月額約1万円、5年以上の支援員については月額約2万円のアップを予定している。
○湯浅止子委員 給料が上がることはいいことだと思うので、よくわかった。
4番目、成人式のことであるが、先ほど謙遜していたが、行政の方でも、それから子どもたちでも、プロでお金を払うのでいいアイデアが出るとは思わない。1つは、言葉はとても悪いが、19歳、20歳の子どもたちの資質である。どういう人たちを募集して、彼らの中からいいアイデアをもらうことも1つのコンセプトであり、何の目的もなく集められた人たちではなく、こういうことをするので考えていただきたいと募集すれば、大人が考えないようなアイデアがある子はたくさんいると思うので、そういう人が集まるのではないかとの案もある。
みんな外で待機しており、なかなか中に入らず、旧交を温めて、夜どこで会おうなどの待ち合わせの会場であることは確かであるが、あそこへ行かないと会えないことも事実なので、そのような場所が設定されることはとても大事なことだと思う。中で行ったことが一つでも心に残ればいい。ビデオレターなど、いろいろなことをしているので、市川の成人式はこういうものだなでよいのではないかと思う。前田何とかや、有名な俳優、さだまさしなどが無料で来ていただけるならばそれにこしたことはないが、そういうカリスマ的なことはしなくてもよいのではないかと思った。
もう1つ考えたのは、先ほどファッションの答弁をされたが、市川の歴史とまで言うとかた苦しいが、市川にはこんな人物たちがいたなどの紹介はいかがか。別にファッションの歴史は不二女子や和洋があるので、そのようなものでなくてもいいのかなと一瞬思った。
○社会教育課長 成人式の実行委員の募集については、募集する際に成人式の企画などを考えてもらう案内をした上で募集しており、大体応募してくる方は学級委員経験者などで、一生懸命考える人たちが参加している。
その中で進め方の問題もあるかと思うが、テーマや記念品を決めているが、今の成人式の進め方の中では、成人式全体の企画まで話し合えていない。今回は全体の企画について、施設全部を使用した案を提案してもらえるよう予算を計上している。実行委員も、今年度8人いるが、引き続きプロの方が提案してきた企画内容について、我々も具体的なところは一緒に検討していきたいと考えている。
それと、有名な方や活躍された方がいるので、そのような市川の人物の紹介はよいと思う。毎年ファッションショーをやろうとは考えていないが、成人式は今後も毎年続いていくものと考えているので、いろいろ企画案を変えていき成人式を進めていきたいと考えている。
○湯浅止子委員 大変だと思うが、行政もしっかり自信を持ちながら開催していただきたい。
○大久保たかし委員 総括で2項目である。
カラスであるが、1者委託なのか。先ほど調査箇所が10カ所で2キロメートルと伺ったが、2キロメートルの意味がわからないので、調査方法をもう少し具体的に伺いたい。また、人が数えるのか、それとも、ほかに何か数える方法があるのか伺いたい。
あとブロック塀であるが、これはブロック塀で控え壁のないところに控え壁をつける修繕方法をとる箇所はないのか。あと、ブロック塀を撤去してフェンスに改修する場合は下に何段かブロック塀をつけて、その上にフェンスを積む方法だと思うが、高さはどれぐらいになるのか伺いたい。
○自然環境課長 21ページ、13節委託料、カラス生息調査委託料400万円の内容である。まず、委託の発注については一般競争入札で行う。また、先ほど私は10カ所、2キロメートルと説明したが、今回の調査は平成19年度に実施した市川市都市鳥生息調査と比較可能なデータを収集して、今回、カラス被害対策指針策定の基礎資料とすることを目的としており、この2キロメートル、10カ所については平成19年度に実施した調査設定コースである。市内全域だが、具体的に市川市内で申し上げると、大町、中国分、曽谷、柏井町、真間、八幡、北方でそれぞれ1か所、新田、平田、大和田にまたがり1カ所、田尻で1か所、行徳駅前、福栄にまたがり1カ所、計10カ所を調査コースとしている。これは平成19年度に実施した調査と比較するために同様の調査コース設定を考えている。
それとカラスの数え方であるが、今回の調査については、仕様書の中で調査実績のあることを要件に入れようと考えている。具体的には、先ほどカラスのねぐら調査と答弁したが、調査はねぐら1カ所に対して5カ所の定点調査があり、調査員がそのねぐらの周辺5カ所で数える方法で数を把握するものである。
○教育施設課長 ブロック塀については、控え壁をつくらずに全て除却、撤去となる。高さに関しては1.2から1.8m。コンクリートの基礎で、その上にフェンスを設置し、現状の建築基準法に合うもので施工した。
○大場 諭委員 質疑項目を全て述べてから一問一答で2項目行う。29ページ、先ほど湯浅委員も質疑したが、パーソナルコンピューター関係について、それからもう1つが、ブロック塀の施設修繕料について。
まず、パーソナルコンピューターについて、補正予算の主なポイントで、学校情報化研究事業、ほか5事業とあるが、これのことか。これは40台のタブレットを借りると思うが、今回、どんな内容の事業になるのか。これは今年度だけなのか。
○教育センター所長 実証実験であるが、全国ICT教育首長協議会が事務局を置く一般社団法人日本視聴覚教育協会が実施しているステップモデル校プロジェクトに応募したので今年度だけになる。実際に運用するのは10月から2月の間。このステップモデル校プロジェクトから40台借り、2月以降は返却するもので、今年度新たに取り組むプロジェクトである。
○大場 諭委員 ことしの10月から年度内となると、実証実験は5カ月間でどのようなことを行うのか。
○教育センター所長 教育センターでは、今後、学校ICT環境の再整備を行う計画をしている。その中で、将来、タブレット端末を学校に導入することを考えているが、その導入を進めていく上で、この5カ月間、先生方がどのように活用したか、どのような使い勝手がよかったか、悪かったかなどの成果や課題を今後の導入に生かしていくため、このプロジェクトを活用していきたいと考えている。実際には5カ月間で子どもたちにどのような効果がもたらされたのかも今後の導入に生かしていきたいと考えている。
○大場 諭委員 わかった。非常に短期間で成果を上げることは難しいと思う。今後の導入に当たり問題点の洗い出しなどを行うのか。
○教育施設課長 それが中心となる。
○大場 諭委員 わかった。これはこれで結構である。
次のブロック塀について2点ほど伺いたい。
1つは、今回11カ所で、その対象が2.2m以上のところと先ほど説明を受けた。この2.2mは国が出した基準なのか。2.2m以下で危険なところはないのか。それに対する予算計上、それでなくても今回補正予算で計上したが、どのように考えているのか。
それから、今回は通学路も点検していると思う。通学路の途中に危険な箇所がないことはないと思うが、その調査の結果と、その結果により通学路の変更を考えたのか。
○教育施設課長 まず、2.2m以上のものと、高さが1.2mを超えて控え壁がないものに関しては緊急対応する必要なブロック塀と先ほど答弁した。また、それ以外のものとなると、今、大場委員が質疑されたように、31校44カ所でブロック塀があるが、これに関しては、今後、内部の鉄筋の有無などの詳細な調査を行い、危険性や劣化度などを考慮して順次撤去していきたい。施設修繕でできるものに関しては随時行いたいと考えており、かなり大きいものになると、どうしても工事請負費となるので、それに関しては来年度当初予算で計上し随時行っていきたいと考えている。
通学路に関しては、申しわけないが、私たちの課の所管ではないので学校教育部から答弁する。
○学校教育部次長 通学路のブロック塀点検については、まず、学校が1回行った。その後、街づくり部と教育委員会で今現在進行中である。学校が点検した結果であるが、現在のところ、通学路の変更が必要となるような箇所はまだない。今後も結果を見ながら検討していきたい。
○大場 諭委員 31校44カ所については、関東地方にもいつ地震が来るかわからないので、優先順位をつけて早急な対応をお願いしたい。
通学路についてはわかった。引き続きよろしくお願いしたい。
○増田好秀副委員長 1点だけ総括で伺う。
危険コンクリートの3,000万円について、まず11校の名前を伺いたい。
また、今、11校で11カ所と伺ったが、代表質問で12カ所と伺ったような記憶がある。11カ所なのか、12カ所なのか、伺いたい。今回、補正予算で3,000万円を計上しているが、3,000万円で11カ所か12カ所を新設するのか。それとも、また3000万円は上乗せで、総額は幾らとなるのか。その点を伺いたい。
今回、11カ所か12カ所のうち、道路に隣接したプールを撤去して新しくフェンスをつくるところがあるのかを伺いたい。
○教育施設課長 まず、11校の内訳は市川小学校、大柏小学校、行徳小学校、曽谷小学校、鶴指小学校、稲荷木小学校、中国分小学校、中山小学校、平田小学校、二俣小学校、宮久保小学校の11校になる。
あと、代表質問で12校と答弁したが、それは中学校の1校を加えた12校のことである。中学校は第一中学校になる。
3,000万円が総額なのかとの質疑であるが、こちらは緊急で行ったので、概算で3,000万円ぐらいであろうと考え計上した。実際は、3,000万円では少し足らないようであるが、それは既定予算内でおさめようと考えている。
○増田好秀副委員長 プールについて、例えば目隠し壁として高くしているイメージがあるので、そういう箇所があるのか伺いたい。
○教育施設課長 既存で目隠し壁のところもあるので、そこに関しては、改めてもう一度目隠し壁として設置し直した。
○金子 正委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○金子 正委員長 以上で質疑を終結する。
討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○金子 正委員長 討論を終結する。
採決する。
本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○金子 正委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に移る。
議案第32号、議案第33号、議案第34号について
○金子 正委員長 議案第32号市川市立塩浜学園新築工事請負契約について及び議案第33号市川市立塩浜学園新築機械設備工事請負契約について並びに議案第34号市川市立塩浜学園新築電気設備工事請負契約についてを一括議題とする。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○教育施設課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○金子 正委員長 質疑はないか。
○石原よしのり委員 総括で2つ伺う。
1つは建物の内容を伺いたいが、校舎は普通教室が2階、3階、4階で合わせて12室で、小学校は各学年1クラス、中学校は2クラスとの理解でよろしいか。
それから、ここは越境入学も含めていろいろ考えているが、将来、例えば小学校が2クラスになるなどは考えていないのか。それとも、そのときは対応ができるように特別教室改装も考えているのか伺いたい。
もう1つは議案説明会でも伺ったが、請負金額がどうしても気になる。議案第32号が建物の建設工事、議案第33号が空調設備、全棟エアコン、議案第34号が全棟LED照明設備である。請負金額で議案第33号の空調設備が3億3,800万円、電気設備2億7,700万円、ともに落札率が99.9%である。分けて入札した理由は、設備費が含まれているもの、要するにエアコンの機器代、LEDの照明代は一般競争入札させると差があるだろうから、分けて一般競争入札していると思う。落札率の結果が99.9%は仕方がないとして、大変なことは想像しないとしても、こんなに器具費が高どまりした理由は、後からでもよいが、検証して、どう理解しているのか、伺いたい。
○教育施設課長 まず普通教室に関しては、前期課程と後期課程になるが、前期課程が1クラス、後期課程が2クラスと想定している。ただ、現在のクラスで、小学校、中学校とあえて答弁するが、今、337名いる。1年生、2年生、3年生、4年生がS学年になるが、そこが1クラスずつで4クラス、M学年が5年生、6年生、中学校1年生で、5年生、6年生がそれぞれ1クラスずつ、中学校1年生が3クラス分ある。L学年が中学校2年生と中学校3年生になるが、それぞれ2クラスずつで合計13クラスである。先ほど質疑されたように、将来2クラスになる想定はしているかについては想定している。そのために、今、多目的教室があるが、クラスがふえた場合にはそこを普通教室に変える想定をしている。仮にそれ以上ふえて対応できない場合は、増築できるスペースも確保している。
○設計監理課長 建築工事、機械設備工事、電気設備工事、それぞれ高どまりについての検証であるが、建築工事は3者の入札、機械設備工事は4者の入札、電気設備工事も4者の入札があり、それぞれ入札において競争性が発揮されているので特段検証はしていない。
○石原よしのり委員 教室の配置について。今、普通教室は南東向きである。多目的室は北西向きで反対側である。苦肉の策で、そこと考えているのか。南側には確保できないと。それこそコンピューター室、音楽室、理科室、特別教室などを北側にして多目的室を南にすればうまくできたと思うが、これがベストだったのか。
伺ったのは、建物はいいとして、電気設備と空調設備が高どまりしたことに少し違和感を感じた。4者が入札したからと答弁されたが、2回目を辞退した方もいて、もう少し社会情勢や物価、その聞き取りでも何でも本来すべきではないのかと思うが、いかがか。
○教育施設課長 配置については、日当たりのいいほうに普通教室を設けた。今質疑されたように、反対側にその学年で使うであろう特別教室を配置した。多目的室に関しては、従来、普通教室が増設する場合を想定しているので、言い方はよくないが、仮のため、そこはあえて特別教室にする配置を考えている状態である。
○設計監理課長 社会情勢などを見据えて、高どまりした検証をするのはなかなか難しいと考えている。ただ、積算については積算基準が今ある程度公にされており、我々の設計の基準が明らかになることにより、設計のゼネコンにおいては非常に近い積算ができるものと考えており、このような基準についても特段積算できる範疇だと考えている。
○石原よしのり委員 基本的にはよくわかった。ただ、確かに多目的室、残念ながら日当たりが悪く、仮で、もしかしたらこれが完成したときには、12クラスならば使わなくて済むとの感覚なのではないかと思うが、北側のクラスの人は少しかわいそうであるので、そこの配慮はまた別途してあげていただきたい。
設計監理課長、責めてない。あなた方が不正をしたとは考えていない。今、いろいろなところで工事発注しても、競争が働かず、すごい高くなることを調べておいたほうがいいと思う。今後のためにもぜひ調査をよろしくお願いしたい。
○増田好秀副委員長 総括で2点伺う。
1点目、73ページで、体育館に屋上があるが、これはどのような活用を想定しているのか伺いたい。
2点目、75ページの校舎の屋上開放スペースがあるが、これは本当に開放して利用するのか。その点伺いたい。
○設計監理課長 体育館の屋上について答弁する。体育館については、1階部分に保育クラブやビーイングの施設が入る。グラウンドまで少し距離があるので、屋上を開放することにより、少し小さい遊び場で、子どもたちが気軽に遊べ、すぐまたビーイングの部屋に戻れるとの想定でこのような場所を設けた。
○教育施設課長 校舎の屋上に関しては、理科の観察、実験において屋上を利用することを想定している。1クラスぐらいの児童が屋上を利用して観察や実験を行うことができる最小限のスペースを確保した。
○増田好秀副委員長 わかった。体育館の屋上であるが、74ページを見ると、バルコニーではなくて屋根がない。ここは屋根をつければ、仮に雨が降っても外遊びができると思う。その点についてどのように考えているか伺いたい。
2点目は、こちらの屋上スペースは理科の実験のときだけ使用するので、基本は鍵をかけており、理科で使用するときに先生があけて利用するとの理解でよいのか伺いたい。
○設計監理課長 屋根をかければ雨でも使用できると思うが、今回はその想定はしていない。この屋上については、晴れたときに先ほど答弁したような用途で活用していただければと考えている。
○教育施設課長 先ほどの理科の授業については例であり、ほかのことで使用しても構わないが、その運用に関しては、屋上のため危険も伴うので、そこは学校の先生方を含めて運用で決めていただければと思う。
○湯浅止子委員 1点だけ。設計にプールがない。今現在、塩浜学園は、小学校はスパへ行っているが、最初からそれが想定で、中学校は多分プールがあった。今度はプールがない生活になるが、先のことであるが、小中学生のプール授業はどうなるのか。
○教育施設課長 今質疑されたように、前期課程はスパを利用しているので、そのまま続けることを想定している。そのために設計していない。後期課程に関しても、学校教育部と相談になると思うが、前期課程だけスパを利用するので、後期課程に関しても、その辺に関しては相談をし、どうするか決めていきたいと考えている。
○金子 正委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○金子 正委員長 質疑を終結する。
討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○金子 正委員長 討論を終結する。
まず、議案第32号について採決する。
本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○金子 正委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に、議案第33号について採決する。
本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○金子 正委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に、議案第34号について採決する。
本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○金子 正委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に移る。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○教育施設課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○金子 正委員長 質疑はないか。
○石原よしのり委員 総括で2つ伺う。
1つは建物の内容を伺いたいが、校舎は普通教室が2階、3階、4階で合わせて12室で、小学校は各学年1クラス、中学校は2クラスとの理解でよろしいか。
それから、ここは越境入学も含めていろいろ考えているが、将来、例えば小学校が2クラスになるなどは考えていないのか。それとも、そのときは対応ができるように特別教室改装も考えているのか伺いたい。
もう1つは議案説明会でも伺ったが、請負金額がどうしても気になる。議案第32号が建物の建設工事、議案第33号が空調設備、全棟エアコン、議案第34号が全棟LED照明設備である。請負金額で議案第33号の空調設備が3億3,800万円、電気設備2億7,700万円、ともに落札率が99.9%である。分けて入札した理由は、設備費が含まれているもの、要するにエアコンの機器代、LEDの照明代は一般競争入札させると差があるだろうから、分けて一般競争入札していると思う。落札率の結果が99.9%は仕方がないとして、大変なことは想像しないとしても、こんなに器具費が高どまりした理由は、後からでもよいが、検証して、どう理解しているのか、伺いたい。
○教育施設課長 まず普通教室に関しては、前期課程と後期課程になるが、前期課程が1クラス、後期課程が2クラスと想定している。ただ、現在のクラスで、小学校、中学校とあえて答弁するが、今、337名いる。1年生、2年生、3年生、4年生がS学年になるが、そこが1クラスずつで4クラス、M学年が5年生、6年生、中学校1年生で、5年生、6年生がそれぞれ1クラスずつ、中学校1年生が3クラス分ある。L学年が中学校2年生と中学校3年生になるが、それぞれ2クラスずつで合計13クラスである。先ほど質疑されたように、将来2クラスになる想定はしているかについては想定している。そのために、今、多目的教室があるが、クラスがふえた場合にはそこを普通教室に変える想定をしている。仮にそれ以上ふえて対応できない場合は、増築できるスペースも確保している。
○設計監理課長 建築工事、機械設備工事、電気設備工事、それぞれ高どまりについての検証であるが、建築工事は3者の入札、機械設備工事は4者の入札、電気設備工事も4者の入札があり、それぞれ入札において競争性が発揮されているので特段検証はしていない。
○石原よしのり委員 教室の配置について。今、普通教室は南東向きである。多目的室は北西向きで反対側である。苦肉の策で、そこと考えているのか。南側には確保できないと。それこそコンピューター室、音楽室、理科室、特別教室などを北側にして多目的室を南にすればうまくできたと思うが、これがベストだったのか。
伺ったのは、建物はいいとして、電気設備と空調設備が高どまりしたことに少し違和感を感じた。4者が入札したからと答弁されたが、2回目を辞退した方もいて、もう少し社会情勢や物価、その聞き取りでも何でも本来すべきではないのかと思うが、いかがか。
○教育施設課長 配置については、日当たりのいいほうに普通教室を設けた。今質疑されたように、反対側にその学年で使うであろう特別教室を配置した。多目的室に関しては、従来、普通教室が増設する場合を想定しているので、言い方はよくないが、仮のため、そこはあえて特別教室にする配置を考えている状態である。
○設計監理課長 社会情勢などを見据えて、高どまりした検証をするのはなかなか難しいと考えている。ただ、積算については積算基準が今ある程度公にされており、我々の設計の基準が明らかになることにより、設計のゼネコンにおいては非常に近い積算ができるものと考えており、このような基準についても特段積算できる範疇だと考えている。
○石原よしのり委員 基本的にはよくわかった。ただ、確かに多目的室、残念ながら日当たりが悪く、仮で、もしかしたらこれが完成したときには、12クラスならば使わなくて済むとの感覚なのではないかと思うが、北側のクラスの人は少しかわいそうであるので、そこの配慮はまた別途してあげていただきたい。
設計監理課長、責めてない。あなた方が不正をしたとは考えていない。今、いろいろなところで工事発注しても、競争が働かず、すごい高くなることを調べておいたほうがいいと思う。今後のためにもぜひ調査をよろしくお願いしたい。
○増田好秀副委員長 総括で2点伺う。
1点目、73ページで、体育館に屋上があるが、これはどのような活用を想定しているのか伺いたい。
2点目、75ページの校舎の屋上開放スペースがあるが、これは本当に開放して利用するのか。その点伺いたい。
○設計監理課長 体育館の屋上について答弁する。体育館については、1階部分に保育クラブやビーイングの施設が入る。グラウンドまで少し距離があるので、屋上を開放することにより、少し小さい遊び場で、子どもたちが気軽に遊べ、すぐまたビーイングの部屋に戻れるとの想定でこのような場所を設けた。
○教育施設課長 校舎の屋上に関しては、理科の観察、実験において屋上を利用することを想定している。1クラスぐらいの児童が屋上を利用して観察や実験を行うことができる最小限のスペースを確保した。
○増田好秀副委員長 わかった。体育館の屋上であるが、74ページを見ると、バルコニーではなくて屋根がない。ここは屋根をつければ、仮に雨が降っても外遊びができると思う。その点についてどのように考えているか伺いたい。
2点目は、こちらの屋上スペースは理科の実験のときだけ使用するので、基本は鍵をかけており、理科で使用するときに先生があけて利用するとの理解でよいのか伺いたい。
○設計監理課長 屋根をかければ雨でも使用できると思うが、今回はその想定はしていない。この屋上については、晴れたときに先ほど答弁したような用途で活用していただければと考えている。
○教育施設課長 先ほどの理科の授業については例であり、ほかのことで使用しても構わないが、その運用に関しては、屋上のため危険も伴うので、そこは学校の先生方を含めて運用で決めていただければと思う。
○湯浅止子委員 1点だけ。設計にプールがない。今現在、塩浜学園は、小学校はスパへ行っているが、最初からそれが想定で、中学校は多分プールがあった。今度はプールがない生活になるが、先のことであるが、小中学生のプール授業はどうなるのか。
○教育施設課長 今質疑されたように、前期課程はスパを利用しているので、そのまま続けることを想定している。そのために設計していない。後期課程に関しても、学校教育部と相談になると思うが、前期課程だけスパを利用するので、後期課程に関しても、その辺に関しては相談をし、どうするか決めていきたいと考えている。
○金子 正委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○金子 正委員長 質疑を終結する。
討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○金子 正委員長 討論を終結する。
まず、議案第32号について採決する。
本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○金子 正委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に、議案第33号について採決する。
本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○金子 正委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に、議案第34号について採決する。
本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○金子 正委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に移る。
請願第30-5号 「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願
○金子 正委員長 請願第30-5号「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願を議題とする。
書記に朗読させる。
〔書記朗読〕
○金子 正委員長 御意見を求める。
○湯浅止子委員 子どもは国の宝であるが、現在、千葉県全体で教員が不足している。その理由は、団塊の世代の退職に当たり、若い先生方が採用された。そして、若い先生なので出産、育児、また介護があり、産休をとる方がいるが、産休補助の先生すら足りないのが現状である。国が豊かに予算を計上すれば、それこそ介護士の問題、保育士の問題ではないが、教員免許を所持している方々が就業できるかもしれない。教育が大変厳しい状況になり、そして教員試験を受ける人が激減している。特に小学校。いろいろクレーマーの保護者がいることもあり、ブラック企業だと言われる弊害もあり、子どもが豊かに育つための大事なベースが壊されないためにも、せめて今、国が3分の1負担しているこの予算だけは計上してもらいたいと考えている。
○金子 正委員長 ほかにないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○金子 正委員長 採決する。
本請願を採択すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○金子 正委員長 御異議なしと認める。よって本請願は採択すべきものと決した。
書記に朗読させる。
〔書記朗読〕
○金子 正委員長 御意見を求める。
○湯浅止子委員 子どもは国の宝であるが、現在、千葉県全体で教員が不足している。その理由は、団塊の世代の退職に当たり、若い先生方が採用された。そして、若い先生なので出産、育児、また介護があり、産休をとる方がいるが、産休補助の先生すら足りないのが現状である。国が豊かに予算を計上すれば、それこそ介護士の問題、保育士の問題ではないが、教員免許を所持している方々が就業できるかもしれない。教育が大変厳しい状況になり、そして教員試験を受ける人が激減している。特に小学校。いろいろクレーマーの保護者がいることもあり、ブラック企業だと言われる弊害もあり、子どもが豊かに育つための大事なベースが壊されないためにも、せめて今、国が3分の1負担しているこの予算だけは計上してもらいたいと考えている。
○金子 正委員長 ほかにないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○金子 正委員長 採決する。
本請願を採択すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○金子 正委員長 御異議なしと認める。よって本請願は採択すべきものと決した。
請願第30-6号 「国における平成31(2019)年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願
○金子 正委員長 次に、請願第30-6号「国における平成31(2019)年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願を議題とする。
書記に朗読させる。
〔書記朗読〕
○金子 正委員長 御意見を求める。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○金子 正委員長 採決する。
本請願を採択すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○金子 正委員長 御異議なしと認める。よって本請願は採択すべきものと決した。
書記に朗読させる。
〔書記朗読〕
○金子 正委員長 御意見を求める。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○金子 正委員長 採決する。
本請願を採択すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○金子 正委員長 御異議なしと認める。よって本請願は採択すべきものと決した。
所管事務調査
○金子 正委員長 お諮りする。所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○金子 正委員長 御異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
また、委員長報告の作成については正副委員長に一任されたいと思うので、御了承願いたい。
――――――――――――――――――――――――
○金子 正委員長 以上で環境文教委員会を散会する。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○金子 正委員長 御異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
また、委員長報告の作成については正副委員長に一任されたいと思うので、御了承願いたい。
――――――――――――――――――――――――
○金子 正委員長 以上で環境文教委員会を散会する。
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