更新日: 2019年9月19日

令和元年6月市川市議会環境文教委員会

開会

午前11時30分開議
○久保川隆志委員長 ただいまから環境文教委員会を開会する。
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○久保川隆志委員長 まず、審査に当たっては、一問一答制が導入されている。委員におかれては、質疑冒頭に私、委員長に対し発言方法、[1]総括、[2]初回総括2回目以降一問一答、[3]質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑願う。
 理事者におかれては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は、職名を名乗った上で発言するよう願う。

議案第10号 市川市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について

○久保川隆志委員長 議案第10号市川市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
〔青少年育成課長 説明〕
○久保川隆志委員長 質疑はないか。
○大場 諭委員 総括で2点伺いたい。
 1点目は、今回、国で決められたと伺ったが、国の子育て支援の審議会において、どのような課題があり、研修を実施することができる者に指定都市の長を加えるのか。
 2点目は、国の認識のもとに市川市が条例を変えることにより、市川市の放課後児童支援員は今後どのように変わるのか。国が認識することは同様に市川市も認識しているのか。また、この改正により支援員に対してどのように変わるのか、課題に対してどのような効果が出るのか伺いたい。
○青少年育成課長 まず、1点目の経緯であるが、国でも支援員の数が足りておらず、なかなかなり手がいないので、その裾野を広げるため、指定都市の長を加えるものである。
 また、条例を改正することで、今後、指定都市で研修を受けた支援員を指定管理者が採用できるメリットがあると考えている。
○大場 諭委員 確かに現状は支援員が足りない。指定都市の長に研修を委ねるまで拡大することで、支援員のなり手をふやすことにどのようにつながるのか伺いたい。
 2点目、採用しやすくなると伺ったが、どうして採用しやすくなるのか。
○青少年育成課長 これまでは研修の実施者が都道府県のみのため、研修の日程、人数が限られていたものが指定都市まで拡大することにより、さらに研修を受ける機会がふえ、支援員のなり手がふえると考えている。
 2点目の拡大の件であるが、これまで都道府県で研修を受け、市の指定管理者が採用していたものが、指定都市でも受けられることにより裾野が広がるので、より採用しやすくなると考えている。
○大場 諭委員 支援員のなり手が少ないのは、研修を受ける機会が少ないためか。市川市においても、研修の機会がふえることにより支援員がふえると理解してよいか。
○青少年育成課長 なり手が少ないことについては、研修が受けられないことも理由の1つとしてあるかもしれないが、もう1つは、処遇の問題も多分にあるのではないかと認識している。支援員の研修を受ける前段として、保育士の免許、学校の教員免許、社会福祉士の免許がある方が研修を受けているが、もともと保育士の免許がある方は、例えば保育園に勤務されてしまうため、なかなか放課後保育クラブの支援員のなり手が少ない現状がある。
○大場 諭委員 要するに、課題は今答弁されたように県でしか研修を受けられなかったこと以外にもある。なり手がなかなかいないのは、やはり処遇の問題等も含めて、指定都市、つまり市町村に責任がおりてきたと理解するべきだと述べて終わる。
○廣田德子(ひろたのりこ)委員 一問一答で1点伺いたい。
例えば千葉市長が行う研修を市川市民が受けて修了した場合、修了証は発行されるのか。
○青少年育成課長 認定研修が終わると修了証が発行される。
○廣田德子(ひろたのりこ)委員 修了証発行後、市川市で採用されることになると思うが、そういう認識でよいか。
○青少年育成課長 その修了証が資格を所持している要件になるので、それをもって採用となる。
○廣田德子(ひろたのりこ)委員 これは要望になるが、緩和されてきているが、できればきちんと資格のある人を市川市では採用していただきたい。
○久保川隆志委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○久保川隆志委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○久保川隆志委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○久保川隆志委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第15号 院内学級校舎新築工事請負契約について

○久保川隆志委員長 議案第15号院内学級校舎新築工事請負契約についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○教育施設課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○久保川隆志委員長 質疑はないか。
○長友正徳委員 初回総括2回目以降一問一答で3点伺いたい。
 入札で落札者が決定したが、入札に参加した業者は何者か。
○久保川隆志委員長 4者と記載がある。
○長友正徳委員 取り消す。
 改めて、千葉市の業者が入札にて決定しているが、2階建ての建物の教室をつくるだけの工事なので市川市の業者でもできるのではないかと思うが、市川市の業者に限定することはできなかったのか。
 千葉市の業者であるが、大和リース株式会社の下請で市川市の業者が入るのか伺いたい。
○教育施設課長 まず、市内業者のみに限定できなかったのかについて答弁する。今回、入札方式が一般競争入札で3億円を超える金額である。契約方式として、まず、入札に係る資格要件を満たす市内業者で15者あれば市内業者限定になるが、15者なければ準市内業者を含める。次に、準市内業者を含めて15者なければ県内、県内で15者なければ全国の入札参加資格となる。
 2点目、今回、大和リース株式会社が落札業者であるが、今現在本契約まで至っていないので、この業者の下請業者のリストまでは把握ができていない状況である。
○長友正徳委員 大体わかった。私の知識が足りないので伺いたいが、この入札方式は、例えば市内に限定する場合、市内に15者の候補業者がないと市内限定ができない。市内から15者の候補業者があれば、結果的に市内限定になる。市内に限定するとして、市内に15者あれば市内限定の入札ができるのか。15者ないときは県内か。
○設計監理課長 準市内である。
○長友正徳委員 そういう契約方式は千葉県でできているのか。
○設計監理課長 まず市の登録業者がいて、何者以上かがわかる。例えば建築一式や、とび・土工などで登録されて、ランクもある。この案件ではAランクになる。それが何者以上かが確認でき、全者入札してくるかはわからないが、何者以上入札可能な業者があるとの前提で、先ほど教育施設課長が答弁したカテゴリー順でどんどん広げていくことになる。
○大久保たかし委員 一問一答で1点伺いたい。
完成時期が令和2年9月25日であるが、稼働はいつごろを予定しているのか。
○教育施設課長 工事の完成が令和2年9月25日であるが、建物の完成は令和2年8月末までを想定している。7月ごろから外構工事が並行して行われ、最終的には9月25日までに供用開始できる予定である。
○大久保たかし委員 中が使えるようになり、実質利用可能になるのはいつごろなのか。
○教育施設課長 建物の工事が8月末までになる。その後、利用が可能である。ただ、外構工事も並行して行われるので、工事の進行状況、状態を比べて、使える状況を早期にできるように心がけていく。
○久保川隆志委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○久保川隆志委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○久保川隆志委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○久保川隆志委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 暫時休憩する。
午前11時50分休憩

請願第1-1号 「国における2020年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願

午前11時51分開議
○久保川隆志委員長 再開する。
 請願第1-1号「国における2020年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願を議題とする。
 書記に朗読させる。
〔書記朗読〕
○久保川隆志委員長 意見を求める。
 暫時休憩する。
午前11時55分休憩
午前11時56分開議
○久保川隆志委員長 再開する。
 意見を求める。
○長友正徳委員 賛成の立場で意見を述べる。
 教育予算を拡充していただきたいとの趣旨である。1項目から7項目は、まさに昨今の教育環境を取り巻く諸課題だと思う。きちんと対応するために教育予算は拡充すべきであると考える。それに加えて、日本の教育予算はOECD30数カ国の中で最低である。教育は国をつくるもとである。教育予算は拡充していかなければ日本の発展はないとも考えているので、賛成すべきものと考える。
○久保川隆志委員長 ほかに意見はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○久保川隆志委員長 採決する。
 本請願を採択すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○久保川隆志委員長 御異議なしと認める。よって本請願は採択すべきものと決した。

請願第1-2号 「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願

○久保川隆志委員長 請願第1-2号「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願を議題とする。
 書記に朗読させる。
〔書記朗読〕
○久保川隆志委員長 意見を求める。
 暫時休憩する。
正午休憩
午後0時1分開議
○久保川隆志委員長 再開する。
 意見を求める。
○荒木詩郎委員 義務教育費の国庫負担は、ナショナルミニマムを確保する意味でも大変重要なことであると思うので、この請願については採択すべきである。
○久保川隆志委員長 ほかに意見はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○久保川隆志委員長 採決する。
 本請願を採択すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○久保川隆志委員長 御異議なしと認める。よって本請願は採択すべきものと決した。

所管事務調査

○久保川隆志委員長 お諮りする。所管事務の調査については、お手元に配付の文書のとおり行いたいと思うが、これに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○久保川隆志委員長 御異議なしと認める。よってお手元に配付の文書のとおりに決した。
 続いてお諮りする。所管事務の調査については、閉会後も引き続き調査することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○久保川隆志委員長 御異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
 また、委員長報告の作成については正副委員長に一任されたいと思うので、御了承願いたい。
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○久保川隆志委員長 以上で環境文教委員会を散会する。
午後0時3分散会

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