更新日: 2020年11月20日

令和2年9月市川市議会環境文教委員会

開会

午後4時20分開議
○久保川隆志委員長 ただいまから環境文教委員会を開く。
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○久保川隆志委員長 まず、審査に当たっては、一問一答制が導入されている。委員におかれては、質疑冒頭に私、委員長に対し発言方法、[1]総括、[2]初回総括2回目以降一問一答、[3]質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑されるよう願う。
 理事者におかれては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は、職名を名乗った上で発言をするよう願う。

議案第32号 市川市学校給食の実施及び学校給食費の管理に関する条例の制定について

○久保川隆志委員長 議案第32号市川市学校給食の実施及び学校給食費の管理に関する条例の制定についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
〔保健体育課長 説明〕
○久保川隆志委員長 質疑はないか。
○廣田德子(ひろたのりこ)委員 一問一答で伺いたい。学校給食費のことであるが、代表質問の続きになるが、やはり規則が決められていない中で議案を採決するのはどうなのか。第7条の第3項で必要あると認められるときとあるが、今現在その基準は考えられているのか、その基準について誰でも納得できるものになるのかを伺いたい。
○保健体育課長 第7条の市長が必要と認められるとあるのは、本会議でも部長が答弁したが、基本的にやむを得ないと本当に認められる場合の病気、災害と、その都度教育的な見地から審査したい。
○廣田德子(ひろたのりこ)委員 例えば、今回のコロナ禍で減収になった場合も適用になるのか。
○保健体育課長 その都度審査して対応したいと考えている。
○廣田德子(ひろたのりこ)委員 規則はいつ頃できるのか。
○保健体育課長 今ある程度の骨子をつくっており、最終的には12月から1月のあたりにかけて何とか完成させたいと思っている。
○廣田德子(ひろたのりこ)委員 議員のほうに提示はあるか。
○保健体育課長 そのような形で提示したい。
○長友正徳委員 3つあるので、初回総括2回目以降一問一答で伺いたい。
 条例ができれば給食費を納付する根拠になるが、現在は一体何を根拠に給食費を払うのか。
 条例を制定するタイミングで給食費は条例制定前と後で変わらないのか。
 減免や遅延損害金について、規則は後で決めることについて、基本的な考え方として本会議でも代表質問であったが、給食費は基本的には無料にすべきであるので、そういう精神をベースに規則をつくられることを希望する。なかなか答弁しにくいかもしれないが、一応そういう見解を持っているので、その点について伺いたい。
○保健体育課長 まず、条例制定前の現段階で何を根拠とするかについては、学校給食法で給食の食材は食べている子どもの保護者が支払うと明記されているので、その法を根拠に給食費は徴収している。
 給食費であるが、現在のところ、牛乳の金額がまだ来年度が確定していないので明確ではないが、今のところ、給食費は現在と後では同じ形の徴収を予定している。
 一番最後の質疑の遅延損害金、それから給食費無償の話であるが、先ほど答弁したように学校給食法で食材費については保護者が支払うので、今のところは方向として徴収を考えている。
○長友正徳委員 1番目、2番目は分かった。
 3番目は、法律にそう書いてあるからそのとおり行う。そのとおり行わなくてもよいのか、そこは僕も分からないが、それは地方自治、基礎自治体の自由が全然ない。規定なのか、そこのところは分からないが、もしある程度基礎自治体の裁量が可能なのであればと思った。無料にする規則をつくることができないのか。法律でどこまで縛られているのか。そのとおり実施しないと罰則があるのかは分かるか。
○保健体育課長 市川市でも第3子無料化をしている。それから、他の自治体では、その自治体が払うことで無償化しているところもあるので、最終的にそこまで縛られるのではなく、自治体の判断でできる部分はあると思うが、現段階で市川市としては第3子の無料化はしているが、それ以上について今はまだ考えに入っていない。
○大久保たかし委員 大きく分けて5点、初回総括2回目以降一問一答で伺いたい。
 たしか自動引き落としと伺ったが、その確認をしたい。
 銀行はどこでもよいのか。
 何件ぐらいを想定しているのか。
 手数料は総額で幾らぐらいになる想定をしているのか。
 前月末までに引き落としをする形なのか伺いたい。
○保健体育課長 基本的に、ほとんどの保護者から自動引き落としをお願いできればと思っている。口座振替をお願いするが、その登録がない御家庭に関しては、コンビニなどで支払える納付書を届けるし、LINE Pay、PayPayでの支払いも対応可能にさせていただく。新たに口座をつくることなく、今保護者が使っている口座から引き落としが可能なので、銀行何社との限定ではない。
 手数料については全部で1,265万円である。
 先ほどの銀行の部分であるが、全てではなく市内にある銀行16行で対応が可能である。
 支払いは月末までに対応をさせていただく。(大久保たかし委員「想定件数を伺いたい。1,265万は手数料か。要は、生徒の数と考えると何件くらいを想定しているのか」と呼ぶ)生徒の数と考えると3万1,000件の11回払いである。
○大久保たかし委員 銀行の件であるが、銀行は市内に支店があるところでよいか。要は銀行引き落としとは別で、LINE Pay、PayPayなども使えるようにする予定でよいか。
○保健体育課長 一応、最初に申込みを出していただくときに、口座振替の登録は全ての家庭にお願いする。振替をした家庭は引き落としが可能になる。ただし、全ての家庭から振替が出るのはなかなか考えられないので、そういう申込みがない家庭に関しては、こちらから納付書を送付して対応することになる。
○久保川隆志委員長 ほかに質疑はないか。
○保健体育課長 訂正をお願いしたい。LINE Payは大丈夫だがPayPayは対応できない。訂正をお願いする。
○久保川隆志委員長 訂正を許可する。
○荒木詩郎委員 1問だけ尋ねる。学校給食費を滞納していた場合、これまでは担任の教諭や管理職が滞納者のところに当たり支払いを催促していたと思うが、それはこれからどうなるのか。
○保健体育課長 質疑のとおり、今までは担任、管理職と各学校で対応してもらったが、来年度からは保健体育課の中に公会計担当の職員を配置して、教育委員会の職員がその対応もしていくことになる。
○松永修巳委員 3点である。一問一答で伺いたい。
 現状における対応の状況は一時より大分減少したと思うが、現状はどうなのか。
○保健体育課長 市川市は納付率が約99.87%ととても高いが、滞納額は約200万円である。
○松永修巳委員 現状における小学校と中学校の給食費を人数と併せて参考までに伺いたい。
○保健体育課長 まず単価が、小学校が263円、中学校が339円としている。人数が、小学校が約2万2,000人、中学校が約9,500人である。
○松永修巳委員 最後に、規則が後ほどできることについて、納付期限までに納付しなかった遅延損害金は、滞納後、幾日あたりをめどにしているのか。この辺は猶予を持って、幾ら公金とはいえあまりにも言葉もよくないし、受けるほうも気分がよくないので、どのぐらいの日数になるのか分かったら伺いたい。
○保健体育課長 今のところ、民法によると、一応滞納の割合は3%である。納付期限の翌日からそれがかかるが、基本的に端数切捨てで、今のところ案であるが、500円に達しなければ全て切捨てはいかがかと考えている。それならば5か月滞納してもかからないぐらいの利率として今考えている。
○松永修巳委員 今、民法の3%と言うが、政府等の契約の遅延延滞金だともう少し高い。それはどちらを採用するのか、民法でよいのか。あくまでそちらの考えであろうが、役所の給食費まで延滞金を取るのは、あまりにも市民向けではないと大きな不安を感じる。ここは早く規則をつくってくれないと、我々も判断しにくい状況であると申し添えておく。
○久保川隆志委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○久保川隆志委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○久保川隆志委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○久保川隆志委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
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○久保川隆志委員長 暫時休憩する。
午後4時40分休憩

議案第33号 令和2年度市川市一般会計補正予算(第7号)のうち本委員会に付託された事項

午後4時42分再開
○久保川隆志委員長 再開する。
 議案第33号令和2年度市川市一般会計補正予算(第7号)のうち本委員会に付託された事項を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔スポーツ課長、生活環境整備課長、清掃事業課長、指導課長、教育センター所長、教育施設課長、保健体育課長、学校地域連携推進課長、青少年育成課長 説明〕
○久保川隆志委員長 質疑はないか。
○長友正徳委員 一問一答で2点伺いたい。
 項目は、31ページの12節委託料の中の塵芥収集等委託料、それから、39ページ、41ページのタブレット端末等、パーソナルコンピューターに関することである。GIGAスクールと塵芥で2点である。
 まず、塵芥収集等委託料であるが、コロナウイルス感染症の関係でごみの量が増えたが、どの程度増えたのか。週2回だったのが週3回になり、収集能力としては5割増えている。本当に家庭からの排出量が5割増えているのか伺いたい。
○循環型社会推進課長 家庭から出る燃やすごみの収集量について、昨年度との比較で申し上げる。また、カレンダーが違うので単純比較はできないが、速報値で4月については燃やすごみの収集量が昨年度比較して約20%の増、5月についてはほぼ同じ、6月については約14%の増、7月についてはほぼ同じ、8月については約2.3%の増である。
○長友正徳委員 5割は増えていないから週2回を週3回じゃなくて、追加分の回収は隔週に行うなど、そういうやり方だと混乱するかもしれないが検討はされたのか。
○循環型社会推進課長 ごみの収集日については、市民にとって分かりやすいカレンダーである必要があると考えている。臨時収集については、1週間の中で日曜日を除いて、ごみや資源物の収集日のない曜日を活用して行ったものである。また、今後見直しを行うに当たっても、やはり市民にとって分かりやすいようなカレンダーにすることが重要であると考えている。
○長友正徳委員 この補正予算で今年度の収集費用の委託料を全部カバーするのか。
○清掃事業課長 今回補正に計上する部分については、塵芥収集委託料で、臨時収集分として新たに設定している。これについては現在、収集した後に、週3回の臨時収集を行っているので、そこの部分についての経費、主に人件費と車両経費で新たに計上している。
○長友正徳委員 臨時収集の費用だと思うが、来年3月までの費用を計上しているのか。
○清掃事業課長 今回については、来年の3月末までの6か月分の計上をしている。
○長友正徳委員 ごみの排出量が増えているのは分かったが、排出量の増加はいずれ収まるのではないか。従来週2回で、世の中全般でどの自治体も週2回が多い。市川市の場合は週3回を希望している方もいるが、ごみの量を減らすことがもともとの狙いでもある。全国の自治体が週3回を週2回に減らしている。ところが、コロナをきっかけに臨時で週2回が週3回になり、それが定常化してしまい、来年度もごみは増えていないのに、週3回に慣れたから週3回でいくと、なし崩し的に週3回になるのではないかとの恐れをなしているが、どういうつもりでいるのか。週3回をどこまで続ける見通しなのか。
○循環型社会推進課長 今回の補正予算案に計上したごみの収集体制の見直しの準備費用については、来年の4月からの見直しを想定し計画して計上している。その後については、コロナの影響が仮に収まった場合ごみの量がどうなるかがあるが、ごみの収集体制については、そのときそのときの様々な状況に応じて最適な体制を検討していく必要があると考えている。コロナの影響が仮に収まった場合についても、またそのときの様々な状況を勘案して、どのような体制が好ましいのかを考える必要があると考えている。
○長友正徳委員 何だか分からない。もともと週3回だったのを週2回に市の提案で減らした。それを根拠もなく週3回にして、来年度どう収集するか検討、何かやり方がずるずるではないか。週3回を2回に減らしたが、それではどうにもならないので、うまくいかないので、また週2回を3回に戻すと。コロナで臨時回収を1回増やして週3回にする。それをずるずると延長するのはおかしいと思う。ちゃんと節目、区切りをつけていただきたい。今回の予算には来年度の検討も含まれている。来年度の回収計画をどうするかなど。だから来年度のことまで言わなくてはいけなくなる。
○清掃事業課長 新収集体制、現在この委託料の中には、先ほど答弁したように臨時収集の来年3月末までの費用と来年度の週3回の新体制に向けた準備費用として委託料を計上している。その内容については、週3回に当たって、収集ルート、エリア、効率的な収集体制を整えるための再構築での準備費用として計上している。
○長友正徳委員 時間がかかって申し訳ない。来年度、3回収集の前提条件で検討されているのか。
○清掃事業課長 今現在、臨時収集で行っているものについては、6エリアある中の1エリア以外、5エリアが連続日の収集であり、時間を要している部分があった。それをバランスよく効率的にできないか、新たな見直しを図る意味での再設定の委託料を計上している。
○長友正徳委員 来年度、コロナにより家庭からのごみの排出量が増える前提で最適な収集スケジュールをつくるのか。
○清掃事業課長 今現在の収集体制、臨時収集に対する部分についての見直しで、バランスよく再設定する。
○長友正徳委員 それは分かった。コロナの影響で、家庭からのごみの排出量が増えることが来年度も続く前提で、最適な回収スケジュールをつくる、それならよい。
○清掃事業課長 家庭内保管、今はコロナの関係があるので、できる限り感染リスクを防ぐ意味で排出機会を増やすことと、公衆衛生の確保の意味も含めて週3回の設定で、このまま進めていく考えである。
○長友正徳委員 GIGAスクールに関して、項目として、委託料にタブレット端末等構築委託料が大きい。ソフトウエアの開発などが行われていると思うが、それから関連した項目として、パーソナルコンピューター等賃借料があり、何かタブレット端末とパーソナルコンピューターと両方導入されるのかと混乱してしまうが、タブレットは児童生徒1人に1台、パーソナルコンピューターはどういう使い方になるのか。
○教育センター所長 タブレット端末等構築委託料とパーソナルコンピューター等賃借料については、項目の名前としては別の名前がついているが、内容としてはタブレットの賃借と委託である。また、賃借の中には、タブレット以外のものも入っているので、令和2年度当初予算等の項目から引き継いでいるので、内容としては同じものである。
○長友正徳委員 パーソナルコンピューターと書いてあるが、内容としてはタブレットであると。
 それから、タブレット関連が3か所に出てくるが、教育センター費と小学校費、中学校費、これはどういうすみ分けをしているのか。
○教育センター所長 そもそも校内LANのシステムの内容が多岐にわたっており、各費目の用途に対応した予算を組むよう指示がある。それにより、それぞれの内容に応じた規模ごとに小学校費、中学校費、教育センター費で案分して分けている。内容としては同じものである。予算の項目として3つに分けている。
○長友正徳委員 ちょっと分からないが、児童生徒がいるのは小学校、中学校だから、小学校、中学校で経費を計上すればよいのではないか。教育センターは誰に対してこれを設置するのか。
○教育センター所長 内容としては同じものである。その規模ごとに3つの予算に分けているだけである。
○長友正徳委員 分かった。予算の編成の事務ルールである。
 それから、GIGAスクール関係で、GIGAスクールは急に前倒しになった。これで全部カバーしているのか。
○教育センター所長 全体分としては、令和2年度の当初予算で約3,000台、今回の補正で2万1,000台、これで全児童生徒3万2,000人分のうち2万5,000台は確保している。また、緊急経済対策として6,000台を調達したので、これも次年度以降、GIGAスクール用に再設定して児童生徒用にする。
○廣田德子(ひろたのりこ)委員 大きく3つ、一問一答で伺いたい。
 31ページ、一番上の委託料、ごみ分別リーフレット作成委託料と折込委託料があるが、何かに折り込むと思うが、これは何部つくるのか、いつ頃どのように配布するのか伺いたい。
○生活環境整備課長 今チラシの配布部数としては24万部、全世帯を考えている。リーフレット折込委託料であるが、特に何に折り込むわけではなく、個別に委託に出して、全世帯に行き届くように委託するものである。時期に関しては、今予定では3月頃をめどに準備を進めたいと考えている。
○廣田德子(ひろたのりこ)委員 今作成中だと思うが、大まかな内容を伺いたい。
○生活環境整備課長 まだ作成はしていない。この予算の議決後、準備に取りかかる予定である。内容的には、現状の分別のリーフレットの内容に、市民の方がより分かりやすくするために、裏面に地区ごとにカレンダーを作成して、月曜日は燃やすごみ、水曜日は燃やすごみと、目で分かるような、易しい分かりやすいリーフレットを考えている。
○廣田德子(ひろたのりこ)委員 外国籍の方もたくさんいると思うが、そのような方にも対応できるのか。
○生活環境整備課長 外国語のリーフレットも準備を整えて、全戸配布のときには、まず日本語で対応しようと思っている。外国の方は住んでいるエリアがはっきり分からないこともあるので、追ってそれぞれの啓発に努めてまいりたい。
○廣田德子(ひろたのりこ)委員 来年4月から収集体制も曜日が変わっていくことも周知すると思うが、4月から行うのに3月の配布では周知の時期が短いのではないか。
○生活環境整備課長 その前に、順を追って、広報などを通じて周知できるところから徐々に準備は整えていきたいと考えている。今回の定例会の中でも、来年の4月からバランスの取れた週3回と答弁しているので、その辺のところから順次認知度を広めていきたい。いろいろな媒体を使って周知に努めたいと考えている。
○廣田德子(ひろたのりこ)委員 分かった。
 41ページの小学校と中学校の改修工事費があるが、今年度予定していたものを一部取りやめているが、両方とも当初予算とは差額があるので緊急性を必要としているものは着手しているから、今年度工事するのだと思うが、来年も予定しているものはどうするのか。やはり、今年予定したものは来年の早い時期に工事するのか、どのようになるのか伺いたい。
○教育施設課長 今年度コロナ対策として、小学校費及び中学校費で予定していた工事請負費について、先送り、もしくは見直しした内容については、来年の当初予算に計上する予定である。ただ、委員が言うように、来年にも予定している工事があった部分がある。当然、来年度も財源としては収入減との見込みの中で、どれだけ工事請負費が確保できるかにもよるが、なるべくその中においても緊急性、安全性、衛生面を考慮しながら、徐々に工事していきたい。今年度先送りしたもの、見直したものは、当然学校との工事時期の調整を図りながら、なるべく早期に実行したいと思っている。
○廣田德子(ひろたのりこ)委員 この件については結構である。
 次に、43ページの報償費と委託料、軒並み検診が今年はされない。小児生活習慣病二次検診について、当初予算と差額があるので一部行ったのかと思う。委託料のプールについては了解している。上の3つ、検診委託料が予算と同額でゼロになるので、これは市のほうからやめたのか、それとも委託先から中止と言われたのか。
○保健体育課長 検診は医師会、それから歯科医師会に大変お世話になっている。そちらと相談の上、やはり今年度はコロナ禍で感染拡大防止のために、やむなく中止の決断をした。
○廣田德子(ひろたのりこ)委員 近隣の市町村はどのようにされているか分かるか。
○保健体育課長 この検診に関しては本当に市川市独自のもので、あまり他市では行っていない検診である。なので、他市の参考はない状況である。
○廣田德子(ひろたのりこ)委員 これ以外の健康診断などついては実施しているのか。
○保健体育課長 例年、普通の健康診断は6月30日までの実施だが、やはり今年度は前半の部分は余計に感染拡大が心配だったので、一応国から12月末までの実施と変更があった。なので、8月末から9月に徐々に健診をスタートしていて、基本的な健診は全て実施する予定である。
○大場 諭委員 1問だけである。補正予算書43ページ、今も質疑があったが、今回学校保健費の中で減額があるが、コロナの中で夏休みが短くなり、暑い中で児童生徒が学校に通っている。私も6月定例会の中で、特に児童生徒の心の問題、それから来る体の変調、体調不良やストレス、そのようなことをどのように捉えていて、補正予算の中で、もしくは今後についてどう考えているのか、この点を伺いたい。
○指導課長 心の問題については、大変重要な問題であると私どもも捉えている。特に人間関係が希薄になりがちであるので、その部分でお互いにコミュニケーションを取ることの大切さ、あるいはコロナいじめに気をつけながら、お互いの関わり合いを大事にしていくことで指導を徹底している。
○大場 諭委員 それに対する専門員、要するに心のケアが実際にできるカウンセリングの配置も含めると、特に今回の国の2次補正などを含めて――2次補正で具体的にそこへ触れているのかは分からないが、そういう人の配置まで含めて今回予算には組まれていないように見えるが、大丈夫なのか。
○指導課長 新たに人を配置することは今回考えていないが、従来よりライフカウンセラーとして、小学校、中学校にそれぞれ心の相談員を配置している。その相談員と養護教諭、また担任等で対応している。
○大久保たかし委員 一問一答で1問だけ、手短に伺いたい。塵芥収集等委託料の内訳を伺いたい。
○清掃事業課長 塵芥収集等委託料について答弁する。人件費にかかる費用で6か月分の人件費となる。6か月分の日数と運転手、作業員等の単価を掛けて約7,000万円。車両経費はダンプが37台あり、その走行距離等を含めて約810万円、その他業務管理費等を含めて1億998万4,000円である。
○大久保たかし委員 来年度のごみの収集の看板の張り替えは、この中に計上されていないのか。
○清掃事業課長 今御質疑のあったごみの看板等については、印刷製本費として計上している。この中身については、事前の周知シール、新しい曜日に関するシールで1万1,000枚で計60万円を計上している。
○松永修巳委員 時間も大分過ぎてきたので端的に伺いたいので、端的な明快な答弁をお願いしたい。一問一答で3点あるが簡単に伺いたい。
 まず最初、31ページのごみ収集、先ほど来、長友委員も質疑していたが、週3回が2回になり、また臨時的に3回になった。今、うちの地域は今までが月、金だったが、今度は木曜が入ったから連続になる。どうせ行うなら日曜日か土曜日に実施していただきたい。考えを伺いたい。
 2点目が、タブレット関係、39から41ページ、多額の予算が計上されているが、タブレットは間に合うのか。簡単で結構である。答弁を伺いたい。
 3点目が、43ページ、塩浜学園の屋内運動場の入札不調、不用額が出ている。あわせて、今、塩浜学園の今後の計画の中でまだ終わらない工事、予定している工事はどういうものがあるのか参考までに伺いたい。
○循環型社会推進課長 ごみの臨時収集を日曜日に行うことであるが、日曜日にごみの収集を行うことについては考えていない。
○松永修巳委員 そういう答弁がされると考えていたが、どうするのか。2日連続で収集しても、昨日出せば、明日出せるものはない。少し考えていただきたい。せめて1日は空けないとお金を投ずる価値がない。それはいいとして、年末の関係であるが、大みそかに業者任せで市川は収集させる。本当に大みそかぐらい従業員も休ませていただきたい。これは私の強い要望で答弁は要らない。収集業者は泣いている。お金にはなるが日曜日ぐらい家族と一緒に過ごしていただきたい、このような気持ちが強いので、ぜひ庁内で検討していただきたい。これは要望しておく。また今年もかと思い心配している。
 次に行く。タブレットは間に合うか。
○教育センター所長 年度内3月末までを目標に準備を進めている。
○松永修巳委員 準備は分かったが、入るか。その辺の自信度を伺いたい。
○教育センター所長 学校に配付できるよう進めている。
○松永修巳委員 間に合うのか間に合わないのか、入らないのか入るのか、その辺はっきりしてもらわないと、我々も学校で余計なことは言えないし、子どもたちにも言えない。ぜひ一つはっきりした答弁をいただきたい。よろしくお願いしたい。それはそれでよい。
 次に行く。43ページの塩浜学園の関係を伺いたい。
○教育施設課長 今現在、塩浜学園については旧校舎の解体工事を行っている。これは12月下旬までで終わる。今後の予定の工事についてであるが、テニスコートや運動場の整備を行う校庭外構整備工事、それと旧校舎の配管の撤去、新しく排水管を埋設する工事を予定している。それとともに外構の電気工事が……。(松永修巳委員「細かいことはいい。大きいので」と呼ぶ)あともう一つは、植栽工事がまだこれからの予定である。
○松永修巳委員 なぜ伺うかと言えば、我々の地元も義務教育学校の設立に向かって今盛んに協議される。ぜひ、すばらしい塩浜学園の校舎全体を関係者に見せたい。それができないので、まだ途中で終わってもあの学校はすばらしい設計である。ちょうどこの庁舎と同じ時期にオープンしたが、庁舎と比べたら雲泥の差である。塩浜学園はすばらしい学校である。早くきれいにしてくれないと、地元の検討メンバーを連れて現場を見に行けない。ぜひ、早めに対応願いたい。グラウンドも整備されていないところに行っても、何だこれはと言われたら、逆に頓挫してしまう。それを心配しているので、高谷中学校ブロックの義務教育学校のためにも、ぜひお願いして終わる。
○保健体育課長 訂正をお願いしたい。廣田委員の質疑に対する答弁で、普通の健康診断は12月末までの実施と答弁したが、本年度中までの実施に訂正をお願したい。
○久保川隆志委員長 訂正を許可する。
ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○久保川隆志委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○久保川隆志委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○久保川隆志委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
――――――――――――――――――――――――
○久保川隆志委員長 暫時休憩する。
午後5時37分休憩

請願第2-3号 「国における2021年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願

午後5時39分再開
○久保川隆志委員長 再開する。
 請願第2-3号「国における2021年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願を議題とする。
 書記に朗読させる。
〔書記朗読〕
○久保川隆志委員長 意見を求める。
○松永修巳委員 2件は関連性があるので審査を一緒に行ってはいかがか。
○久保川隆志委員長 一つ一つでお願いしたい。
○松永修巳委員 本件については、教職員組合から毎年のように同じように出てきている。また、反対する理由もないので、このまま皆さんとともに国のほうへ申し入れていきたいと考え、採択に賛成である。
○久保川隆志委員長 ほかに意見はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○久保川隆志委員長 採決する。
 本請願を採択すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○久保川隆志委員長 御異議なしと認める。よって本請願は採択すべきものと決した。

請願第2-4号 「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願

○久保川隆志委員長 続いて、請願第2-4号「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願を議題とする。
 書記に朗読させる。
〔書記朗読〕
○久保川隆志委員長 意見を求める。
○小泉文人委員 先ほどの3号同様に採択でお願いしたい。
○久保川隆志委員長 ほかに意見はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○久保川隆志委員長 採決する。
 本請願を採択すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○久保川隆志委員長 御異議なしと認める。よって本請願は採択すべきものと決した。

所管事務調査

○久保川隆志委員長 お諮りする。所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○久保川隆志委員長 御異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
 また、委員長報告の作成については正副委員長に一任されたいと思うので、御了承願いたい。
――――――――――――――――――――――――
○久保川隆志委員長 以上で環境文教委員会を散会する。
午後5時44分散会

開会

令和2年9月30日(水)
午後1時2分開議
○久保川隆志委員長 ただいまから環境文教委員会を開く。
――――――――――――――――――――――――
○久保川隆志委員長 なお、お手元に配付のA3サイズの用紙であるが、理事者から資料として提供いただいたので報告する。
 まず、審査に当たっては、一問一答制が導入されている。委員におかれては、質疑冒頭に私、委員長に対し発言方法、[1]総括、[2]初回総括2回目以降一問一答、[3]質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑されるよう願う。
 理事者におかれては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は、職名を名乗った上で発言するよう願う。

議案第39号、議案第40号及び議案第41号

○久保川隆志委員長 議案第39号市川市文化会館大規模改修工事請負契約について、及び議案第40号市川市文化会館大規模改修機械設備工事請負契約について、並びに議案第41号市川市文化会館大規模改修電気設備工事請負契約についてを一括議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願う。
○文化施設課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○久保川隆志委員長 質疑はないか。
○長友正徳委員 初回総括2回目以降一問一答で伺いたい。
 3つ質疑がある。1つは、今回追加議案として、当初から遅れて上程されたが、どういういきさつで遅れたのか。市長は契約事務に手間取ったとだけ説明されたが、もう少し詳しい話があれば伺いたい。
 2つ目、この工事の予算そのものは前年度、去年の夏頃から準備されたと思うが、その後、今年に入ってコロナが感染拡大したが、当初の予算の計画に対して何かコロナ感染症対策で変更があるのか伺いたい。
 3つ目、契約者や落札者、その他の応札者は一応書いてあるが、どうも市川市をベースにした業者が応札しなかったのではないかと感じるが、工事の要求、内容として、市川市の業者ではとてもこなせないような工事の要求なのか、もし分かれば伺いたい。本来ならば、40億円も税金を使い工事を発注するわけであるから、できれば市川市をベースにした業者があればよいと思っているので、なぜいないのか、分かる範囲で結構である。
○文化施設課長 まず、1つ目の追加議案になった理由について、工事に係る入札の参加申請期間を7月22日から8月5日まで実施し、その後、開札を8月下旬に実施した。当該開札の結果、電気設備工事に係る入札が低入札となり、履行確認等を実施することになった。令和2年9月市川市議会定例会の開会日後に落札者が決定したことから、追加議案として提出したものである。なお、6月定例会で補正予算を可決いただいた舞台関係の工事については、今後、12月定例会での契約議案上程を予定して準備を進めているところである。1点目は以上である。
 続いて、2点目の新型コロナウイルス感染症拡大防止のための改修である。今回の改修工事としては、水道の蛇口に触らなくてよいように、トイレの手洗い器の部分を自動水洗化すること、それから、清掃や消毒がやりやすいようにホールの楽屋の床、カーペットの部分などをフローリング化すること、来館者の検温のために建物の入り口付近へサーモグラフィー機器を設置することなどを予定している。また、休館明けもコロナの状況が続いているようだったら、施設の運営として、消毒や換気等の感染防止対策の取組を引き続き実施していく。2点目は以上になる。
○設計監理課長 3点目に関しては、私のほうから回答する。今回の3本で市内業者は入札されたのかの質疑に対してであるが、入札参加要件が厳しかったこともあり、今回、議案第39号から第41号までの建築、機械設備、電気設備工事、全てにおいて市内業者の入札はなかった。
○長友正徳委員 入札条件が厳しかったと答弁されたが、ほかの契約と比べて厳しくされた背景はどのようなことからか。普通の建物とは違って大きなホールなどがあるので難しい点もあるかと想像しているが、入札条件を厳しくされた事情を伺いたい。
○設計監理課長 今回の案件に関しては、ホール等の施工を伴い工事の難易度が高いことと、金額的に大きな工事であったことから入札要件のレベルを上げ、その結果、市内業者が参入する機会は相当少なくなった。
○廣田德子委員 1問だけ、一問一答で伺いたい。1者入札については、競争ではなくて1者に決まっていると思うが、これは特にやり直しなどは考えなかったのか。
○設計監理課長 公告に当たっては、当然複数の方が参加できる条件を確認した上で公告しており、参加できる機会はあったので、あくまでそれは結果として1者であったと思う。特に入札自体に問題があったわけではない。
○廣田德子委員 結果としてはそうだったとしても、例えば1者だけならもう1回やり直しなど、東京だと認められなくて、またその入札自体をやり直すことがあるようだが、そのようなことはないのか。
○設計監理課長 やり直すことはない。その予定もない。
○小泉文人委員 一問一答で2問伺いたい。
 まず最初に、この文化会館は建て直すと約120億、130億円かかるそうである。今回、総予算が約67億3,000万円となり、かなり金額が上昇している。当初予定していた金額よりも随分上がっており、私たちのところにも補正予算が随時計上されているが、そのうち67億円の約半分が今回の契約案件で大幅に上がってきた経緯、なぜ上がってきていて――当局の上がってきた見解を伺いたい。
○設計監理課長 総額については、当初工事と舞台に関しては賃貸借を予定していて、その合計金額に関しては当初と変わっていない。6月定例会において賃貸借のものを工事費に代えさせていただいた。総額は当初の計画から変わっていない。
○小泉文人委員 考え方によってであるが、仮に100億円でできるのだったら、70億円ぐらい使う案件になるし、本当に建て替えたら120億円となれば、70億円では建て替えられないので、大規模な改修工事、修繕工事になると思う。我々はそれを考えながら、今日は採決していくことになる。この質疑は大丈夫である。
 次に、今回67億円かかるうちの約50億円が市債発行かと思う。その件については、どのように当局は考えているのか伺いたい。
○財政課長 今回市債を50億円ほど活用しているが、やはりこれを一般財源で計上すると相当な財政負担が生じるので、今後の財政負担の軽減と、文化財団については長期間にわたり使用できるので、使う人の世代間の公平を考えた中で市債を活用するようにしている。
○小泉文人委員 市債発行の返還の年数を伺いたい。
○財政課長 償還年数については民間資金を活用するので、銀行からの借入れになるので、おおむね10年から15年で考えている。
○小泉文人委員 10年から15年、10年だとすると、年間ざっくりで5億円になる。5億円を返していかなければいけないが、これは民間の考えではないから皆さんに質疑はしないが、文化会館は1年間の収益の金額が1億から1億5,000万円程度らしいので、あとの残りは市民の税金で払っていかなければいけないとの考え方になるが、それでよいか。
○財政課長 建物そのものが市の所有物となるので、その点については市で財政負担するのは致し方ないと考えている。
○小泉文人委員 文化施設課長に答弁求めることになると思うが、文化芸術、芸能などは、今、市のほうで払っていかなければいけないと財政課長から答弁があったので、今伺ったように、文化芸能、芸術はお金がかかるものだと当局として考えているのか。
○文化施設課長 先ほど小泉委員から質疑いただいた金額は1億5,000万円程度であるが、これは施設の貸館の使用料である。そのほか、文化財団が文化事業などを行うと、その他のチケット収入や興行収入があるが、それでもやはり文化事業が黒字になるまではいかない認識である。
○大久保たかし委員 質疑ではないが、委員長から事前に図面が見づらいので大きくと指摘を受けて、多分大きくされたと思うが、まだ非常に見づらいので、できれば階ごとに1ページにまとめていただいて、もうちょっと解像度を上げていただかないと文字が小さくて読めないので、どこに何があるか分かるところまで広げていただきたい。
 以上である。
○松永修巳委員 一問一答で2点である。
 1つは、改修が1年半以上の長期間にわたるが、その間の代替施設をどのように考えているか伺いたい。
○文化施設課長 質疑のあった文化会館の大ホールのような大規模ホールは市内にほかにないので、利用者の皆様には休館中には御不便をかけざるを得ない実情である。しかし、貸館としてイベントの代替施設としては、八幡市民会館全日警ホールや行徳文化ホールI&I、生涯学習センター内のグリーンスタジオなどを提案している。また、施設主催の文化事業については、学校や商業施設等に出向いてミニコンサートやワークショップを行うアウトリーチ事業を充実させるように、市川市文化振興財団と協議している。
○松永修巳委員 内容は分かったが、文化会館のほうで便宜を図っていくような手段はあるか。
○文化施設課長 現時点で補助金のような案は出ていないので、今後何かできることがあれば検討課題としたい。
○松永修巳委員 2点目、この建物は昭和60年に建てられたので、築30年を経過している。さきの東日本大震災のときも天井が落下したような事故もあった。そのようなことを考えると、この3つの大工事、設計業者は設計はどのように考えているか。やはり、使い勝手が一番問題になる。今までも何回となく改修工事をしてきたが、設計がしっかりしていないと、また利用者に使い勝手が悪いとなることもあるので、その辺を一番心配している。その点の考え方と、業者はどこへ発注してあるのか、金額ももし分かれば伺いたい。
○文化施設課長 設計業者については、市川市文化会館大規模改修工事、機械設備工事、電気設備工事共にまとめて委託件名、債務負担行為、市川市文化会館大規模改修工事設計業務委託として実施した。期間は平成31年2月22日から令和2年3月16日まで、委託先は株式会社佐藤総合計画である。こちらの設計事務所は文化会館を建築したときの設計事務所で、音響にこだわっていることや、中に文化人ゆかりの作品を飾るコンセプトも理解しており、施設の構造も理解しているので、こちらに委託している。
○松永修巳委員 分かった。いずれにしても、建設当時の設計業者であるから、今までの経緯やいろいろな問題点は把握していると思うので、その辺、利用する方の立場に立って異論のないような手配を徹底して指導して、問題のないようにしていただきたい。
 あと1点。事務所も当然使えなくなると思うが、代替の施設はどちらに求めるのか。
○文化施設課長 文化会館大規模改修工事期間中における文化会館の仮事務所は、所在地として市川市南八幡3-12-21、MC本八幡ビル5階である。10月からこちらで文化会館に関する問合せや使用予約などを受け付けることになるが、電話番号やファクス番号に変更はない。
○松永修巳委員 感謝する。いずれにしてもこれだけの工事であるから、一つ異論のないように設計監理、現場監督もしっかり対応していただきたい。
○久保川隆志委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○久保川隆志委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○久保川隆志委員長 討論を終結する。
 まず、議案第39号について採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○久保川隆志委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に、議案第40号について採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○久保川隆志委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に、議案第41号について採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○久保川隆志委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 委員長報告の作成については、正副委員長に一任されたいと思うので、御了承願う。
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○久保川隆志委員長 以上で環境文教委員会を散会する。
午後1時24分散会

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