更新日: 2018年11月15日

平成21年6月市川市議会民生委員会

開会について

平成21年6月9日(水)
午前10時46分
○議長 改選後、初めての委員会であるので私が招集した。
これから委員長の互選を行うが、委員会条例の規定により年長の委員が委員長の職務を行うことになっている。
出席委員中、寒川一郎委員が年長の委員であるので、ご紹介する。
○寒川一郎年長委員 ただいま紹介された寒川一郎である。
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午前10時47分開議
○寒川一郎年長委員 ただいまから民生委員会を開会する。

正副委員長の互選

平成21年6月9日(水)
○寒川一郎年長委員 本日は、改選後初めての委員会であるので、委員会条例第10条の規定により、年長委員の私が、委員長が互選されるまで委員長の職務を行う。
これより委員長の互選を行う。
委員長の互選は指名推選の方法により行うか、投票により行うか、ご意見を伺いたい。
○鈴木啓一委員 指名推選でお願いしたい。
○寒川一郎年長委員 休憩する。
午前10時48分休憩
午前10時49分開議
○寒川一郎年長委員 再開する。
委員長の互選は指名推選の方法により行いたい。
これに異議はないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○寒川一郎年長委員 異議なしと認める。よって、互選の方法は指名推選によることに決定した。
年長委員である私から指名することとしたい。
これに異議はないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○寒川一郎年長委員 異議なしと認める。よって、年長委員である私から指名することに決定した。
委員長に、加藤武央委員を指名する。
お諮りする。ただいま私が指名した、加藤武央委員を委員長の当選人とすることに異議はないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○寒川一郎年長委員 異議なしと認める。よって、ただいま指名した、加藤武央委員が委員長に当選された。
この際、委員長に当選した加藤武央委員を紹介する。
〔加藤武央委員長 当選あいさつ〕
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○委員長 これより副委員長の互選を行う。
副委員長の互選は指名推選の方法により行うか、投票により行うか、ご意見を伺いたい。
○並木まき委員 指名推選でお願いしたい。
○高橋亮平委員 投票でお願いしたい。
○委員長 副委員長の互選は投票により行いたい。
なお、投票の結果得票数が同数のときはくじで定める。
開票立会人は先例により2名とし、勝亦竜大委員及び堀越優委員にお願いする。
投票用紙を配付させる。
〔投票用紙配付〕
○委員長 配付漏れはないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長 投票箱を改めさせる。
〔投票箱点検〕
○委員長 念のため申し上げる。投票は単記無記名である。
投票箱を持ち回らせるので、順次投票願いたい。
〔投  票〕
○委員長 投票漏れはないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長 投票漏れなしと認める。投票を終了する。
開票を行うので、立会人の立会いを願いたい。
投票を計算させる。
〔開票・計算〕
○委員長 投票結果を報告する。
投票総数11票
これは、出席委員数に符合している。
有効投票11票
無効投票0票
有効投票中
石原美佐子委員 6票
勝亦竜大委員  4票
並木まき委員  1票
以上の結果、最多得票者であり、また会議規則第118条第3項の規定による有効投票の4分の1を超えている石原美佐子委員が副委員長に当選された。
この際、ただいま副委員長に当選された石原美佐子委員を紹介する。
〔石原美佐子副委員長 当選あいさつ〕
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○委員長 以上で散会する。
午前11時2分散会

議案第3号市川市国民健康保険税条例の一部改正について

平成21年6月10日(水)
午後2時30分開議
○加藤武央委員長 ただいまから民生委員会を開会する。
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○加藤武央委員長 議案第3号市川市国民健康保険税条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願う。
○国民健康保険課長 本会議以上の説明はない。よろしくご審査のほどお願いする。
○加藤武央委員長 質疑はないか。
○金子貞作委員 今回の改正理由は国の地方税法の改正であるが、まず、税方式で国保税を徴収している。船橋、松戸は保険料方式ということで、この税が改正されたことによってどういう違いが出るのか。また、基本的なこととして、税方式と保険料方式の違いも最初に説明いただきたいと思う。
 次長から対象人数は聞いたが、委員会なので、対象になる人数、4項目と、本市にとって税の影響額があるのかないのかを明確に教えていただきたいと思う。
 これは、県内でも6月議会で一斉に条例改正が出されているのか。施行日が来年の1月1日となっているが、もしわかったら県内の状況も教えてほしい。
 施行日は、1月1日が税の決定日になるので、何も6月に出す必要はないという気もするが、その辺も教えてほしい。
○国民健康保険課長 質疑が何点かあったので、順番が変わるかもしれない。
 まず、保険税と保険料の違いであるが、時効の問題で、料が2年、税が5年で、大きな違いはその点に尽きると思う。今回、税の改正で議案を提出しているところは、野田が保険税で6月に提出している、我孫子も税だが、5月に専決処分で提出しているという確認をとっている。近隣では、船橋や松戸は保険料、浦安は保険税で、浦安に確認したところ、9月議会で提出するという回答を得ている。
 それから、今回の改正に伴う影響についてであるが、今後の景気の動向に左右されて影響が出る場合もあるが、上場株式等の配当所得については、ほとんどが総合課税において源泉徴収されている。上場株式等の売却損金が生じた方で、繰越損失を確定申告する方が配当所得と損益通算できるものであり、現段階での対象者の把握は難しいと思われる。平成20年度において、株式の繰越損失に該当された方は約300人であるので、国民健康保険税に与える影響は少ないと考えている。
 次に、対象の人数であるが、条例の施行日が平成22年1月1日以降であり、20年度に申告された方で人数の把握をした。配当所得該当者が1,051人、先物取引に係る雑所得及び事業所得該当者が22人となっている。
 最後に、なぜ6月、この時期かという質疑に対しお答えする。平成20年4月の地方税法の一部改正を受け、改正案の提案があるが、上場株式等に係る配当所得の申告分離課税方式の新設に伴う課税の特例や損益通算について、総務省より県を通じて国民健康保険税条例の一部改正の準則通知が21年3月31日に市川市にあった関係で、今議会に提案したものである。
○金子貞作委員 今、我孫子市の例を出したが、我孫子市は専決でやっていたということで、我孫子も税方式か。専決でやっても構わないということはどういうことなのか。これは議案だから、これが可決されないと適用できないわけである。ところが、国は法律が決まってしまっている。これがもし否決となった場合に市川市はどう対応するのか、その辺を教えてほしい。
 それから、株式で20年度は300人対象になっている。今、株が非常に不安定で、被害者が大分出ている。20年度はかなりやっていたかもしれないが、今後影響は相当少なくなると思う。国保がどのぐらいいるかというのはなかなか言えないのかなと思うが、担当課としては、その辺の見通しはどう見ているのか、その点を教えてほしい。
 20年度の対象人数を聞いたが、税の全体の影響はほとんどないという答弁があった。これは課税限度額が56万円で、年収が幾ら高くても税は56万円しか徴収しないということから、市川市としては、先物をやったり、あるいは株をやったりという人たちは最高限度額を納めているということで、本市には影響がないということなのか。影響がないということであれば、どういう理由なのかはっきり教えてほしい。
 あとは、6月議会の時期についてはわかったので、結構である。
○国民健康保険課副参事 市川市が今回の臨時会で提案させていただいた税の一部改正案を我孫子市でも同様に臨時会で提案させていただいたということである。その中に、市川市が今回の6月議会に提案させていただいた国民健康保険税条例の一部改正案も、我孫子市は臨時会で提案したと聞いている。
○国民健康保険課長 影響であるが、上場株式等に係る配当所得については平成22年度より、長期譲渡所得については平成28年度から、先物取引に係る雑所得及び事業所得については平成24年度からになるので、国民健康保険税の所得割額を算定するに当たり影響が及ぶことになるが、現状での影響を考えると、余り受けないと考えている。
○倉橋保健スポーツ部次長 税法上の規定が、税法が変わっても、その中で国民健康保険税条例で定めるという規定があるので、議会で否決されればそのままの条例という形になるので、税が優先されるという形はない。あくまで議決がなされなければ前の文書が生きるので、そのままの課税という形になる。
 それと先ほどの影響額であるが、先ほども申し上げたとおり、1番、2番の株式の譲渡の相殺という形であるが、その影響額について、まず、個人については額を引き下げる、市民に対しては有益に働くという形である。市町村に対しては、先ほど出た限度額を超えた分については課税できないが、その中間に入った部分については譲渡所得としてみなすという形である。市に入る所得は減るが、それについては、先ほど申し上げた対象者が少ないという形であるので、影響が少ないと認識している。
○加藤武央委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤武央委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤武央委員長 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに異議はないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤武央委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
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○加藤武央委員長 休憩する。
午後2時50分休憩

陳情第20-4号、陳情第20-8号

平成21年6月10日(水)
午後2時51分開議
○加藤武央委員長 再開する。
 陳情に移る。
まず、陳情の取り下げについて。陳情第20-4号及び陳情第20-8号浦安市川市民病院は、小児科・産科・周産期医療・高齢者医療・緊急医療など不採算医療をこれまで以上に充実させ、必ず存続させることを求める陳情について、それぞれ陳情の取り下げの申し出があった。
 お諮りする。まず、陳情第20-4号の取り下げを申し出のとおり承認することに異議はないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤武央委員長 異議なしと認める。よって本陳情の取り下げは承認することに決した。
 次に、陳情第20-8号の取り下げを承認することに異議はないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤武央委員長 異議なしと認める。よって本陳情の取り下げは承認することに決した。

陳情第20-21-1号現行保育制度の堅持・拡充と保育・学童保育・子育て支援予算の大幅増額を求める意見書提出を求める陳情

平成21年6月10日(水)
○加藤武央委員長 陳情第20-21-1号現行保育制度の堅持・拡充と保育・学童保育・子育て支援予算の大幅増額を求める意見書提出を求める陳情を議題とする。
 それでは、陳情第20-21-1号について、書記に朗読させる。
〔書 記 朗 読〕
○加藤武央委員長 意見を求める。
○金子貞作委員 これはぜひ採択でお願いしたい。本文の中にもあるように、第170回臨時国会でこの請願が採択されている、しかし、国のやっていることがこれに逆行しているということである。市川もじゃんぐる保育園の問題もあったが、保育の責任を後退させる市場原理、保育の市場化で、契約方式に変えていこうということで、今度、うちの谷藤議員が一般質問で通告しているが、大変な影響が出てくる。ここは、国がしっかりと責任を持って、そのための必要な予算をしっかり確保してくださいという趣旨の陳情であるので、ぜひ採択でお願いする。
○高橋亮平委員 個人的な意見というよりは、これは継続になっているわけである。前回の委員会の中ではどういう議論になったのかということ、継続になった理由を含めて紹介していただければと思う。
○加藤武央委員長 休憩する。
午後2時58分休憩(休憩中 書記経過説明)
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午後3時開議
○加藤武央委員長 再開する。
 ほかに。
○鈴木啓一委員 今の保育の件であるが、これは出し方がどうなのか。私がいつもおかしいと思っているのは、下線の部分が所管委員会というのは、昔は違う。所管委員会は所管委員会で自分の方向性というか、自分の願意をきちっと出してくる。それを一括して線のところは所管委員会というのは、ほかのところは採択されて、こっちは不採択だから、継続だからとなる。感じとして、委員会の独自性ということからするとおかしいので、今度事務局で、この点についてはどうなのか。すごく違和感を感じるので、それは指摘しておく。
 保育制度は、少子化の面からすると、例えば意見書で国に上げても国に上げるだけだから、これは継続とか、ほうっておく問題ではない。こういうものは時代の趨勢に合わせてどんどん採択するべきである。こういう面でははっきりしないと、少子化といって婦人が大変な思いをしているときに、早急にできるものは国に上げてもらいたいと思う。
○寒川一郎委員 保育の充実は大切なことだと思うが、今上がってきたばかりなので、私どもはまだ研究して、9月でも遅くないのではないかなと思うので、できれば継続にしたい。
○戸村節子委員 子育て支援策には、お金をぜひ手厚くという思いはすごくある。目標としては、就学前の保育については、全面的にヨーロッパ並みに無料化をということも、うちの政策としてある。そうした中、国としては、今回の補正予算で子育て応援特別手当を創設した。先ほど鈴木委員がおっしゃったみたいに、入り口のところでちゃんと民生委員会、環境文教委員会と分けて提出することをお願いできればと思う。
○稲葉建二委員 環境文教でも同じ陳情が出ていた。そのときに環境文教委員会の中で言われていたのは、先ほど鈴木委員が言われたように、出すほうがわからないのかもしれないけれども、まず、入り口の段階で所管に対してもう少し詳しい形での陳情があったほうがいいのではないかということがあった。プラス、漠然と拡大という部分だけで追いかけるのではなくて、もう少しわかりやすく、こういう部分をこうしたいという形が陳情内容にあったほうがいいのではないかということで、もう少し勉強する時間があったほうがいいと思うので、私は継続が妥当だと思っている。
○高橋亮平委員 今、継続の話も出たが、継続する理由としてそうだなと思う部分と、本当に継続に値するのかと思う部分が個人的にはある。1つは、今出たように、これは民生と環境文教と2つに分かれているのだから、継続とはならない。そうやってもらわないと通せないということであれば、継続するのだったら、その旨を委員長からこの提出者に対して2つに分けてくださいときっちり提示して、そうでないと、うちの委員会ではちょっとという意見があったのでという話をしなければいけないかもしれない。
 それから、同じように大幅増額というのが抽象的過ぎるので、もう少し具体的にということであれば、2つ方法はあると思う。委員長が継続にして、その間に言っていただくという方法もあると思うし、また、継続するのだったら、自治法が改正されて、次回、委員会に直接この人たちを呼ぶこともできるようになっているので、実際に呼んで議論することだってできると思う。継続してそういうことをやるというなら継続する意味もあると思うが、そこまでするつもりはないが、とりあえず延ばすのであれば、きょうの時点できっちり判断したほうがいいのではないかと思う。
 私の結論としては、恐らくそこまでやらないであろうから、それであれば、きょうの時点で採決をしたほうがいいのではないかと思う。
○加藤武央委員長 ほかにないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤武央委員長 採決する。本陳情を閉会中継続審査事件と決することに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○加藤武央委員長 挙手多数。よって本陳情は閉会中継続審査事件とすることに決した。

所管事務調査

平成21年6月10日(水)
○加藤武央委員長 所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することに異議はないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤武央委員長 異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
 また、委員長報告の作成については、正副委員長に一任されたいと思うので、ご了承願う。
――――――――――――――――――――――
○加藤武央委員長 以上で民生委員会を散会する。
午後3時8分散会

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