更新日: 2018年11月15日
平成22年12月市川市議会建設委員会
開会
午前10時開議
○増田三郎委員長 ただいまから建設委員会を開く。
――――――――――――――――――――――――
○増田三郎委員長 まず、現地視察についてであるが、議案第34号市川市都市公園条例の一部改正についての国府台公園内の野球場等の施設の現地視察を行いたいと考えている。
いかがか。
〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 ご意見を伺う。
それでは、現地視察を行う。10時15分に市民課前の玄関にお集まりいただきたい。
暫時休憩する。
午前10時5分休憩
○増田三郎委員長 ただいまから建設委員会を開く。
――――――――――――――――――――――――
○増田三郎委員長 まず、現地視察についてであるが、議案第34号市川市都市公園条例の一部改正についての国府台公園内の野球場等の施設の現地視察を行いたいと考えている。
いかがか。
〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 ご意見を伺う。
それでは、現地視察を行う。10時15分に市民課前の玄関にお集まりいただきたい。
暫時休憩する。
午前10時5分休憩
議案第34号市川市都市公園条例の一部改正について
午前11時29分開議
○増田三郎委員長 再開する。
理事者の方々においては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は、職名を名乗って発言願う。よろしくお願いする。
議案第34号市川市都市公園条例の一部改正についてを議題とする。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願う。
○みどり管理課長 本会議以上の説明はない。
○増田三郎委員長 質疑はないか。
○桜井雅人委員 2点聞く。
1つが、以前、ネーミングライツの話が出たときは、対象と考えられる企業、事業所に事前のアンケートをされていたと伺っているが、この広告についてもそうしたアンケート調査がされているのかどうか。
もう1つが、この広告は6カ月ということであるが、もし掲載しているときに、そうした企業、事業所が何らかの社会的な信用を失う問題を起こしたときは途中で契約を解除することはできるのかどうかの2点をお聞かせ願う。
○スポーツ課長 広告事業を計画しているスポーツ課から説明する。
1点目の、企業の広告は今回アンケートを実施したかということであるが、今回についてはアンケート実施は行っていない。そのほか、他市町村の実施計画、実施状況については調査している。
続いて2点目であるが、社会的な要因で契約を解除することはあるのかということであるが、そういう状況になったら要綱の中で解除できるよう、または新たに契約事項の中に盛り込んでいきたいと思っている。
○桜井雅人委員 事前のアンケートはしていない。では、例えば今回の金額はどうやって設定したのか。
○スポーツ課長 今回の広告料の金額であるが、この取り組みは千葉県下でやっているところもなかった。他市の状況を調べて、多くの金額を求めている市町村もあるし、また安い状況もあって、なかなか広告料の設定ができなかった。今回は、市川市道路占用料条例の別表の規定を基準として広告料の額を算定させていただいている。いろいろな広告料を規定しているものがないので、道路占用料条例の中で幕などをつけた場合の金額を平米単価を基礎にして算出したものである。
ちなみに、野球場については6カ月10万4,000円、体育館については6カ月2万6,000円で広告料を計画している。
○桜井雅人委員 もし仮に、この金額で全然応募がなかった場合、さらに何とかして財源をつくろうということで、金額を下げるなどは考えられるのか。
○スポーツ課長 もちろん、今回、初めての取り組みであるので、そういうこともあろうかと思う。状況においては金額を下げる場合も考えられるし、逆に上げる場合も想定はしている。そのときに、実際の応募状況に基づき、また改めて金額等についても考え直す時期が来るのではないかと思っている。
○松葉雅浩委員 この広告は野球場及び体育館の維持管理に充てるということであるが、そもそも維持管理がどれくらいかかっていて、その広告収入によって維持管理をどのぐらい賄うことができるのか。それが本当にこの維持管理に充てられるのかどうかという疑問があるから、その辺についてまず伺いたい。
それと、内容的なもので、こういう内容ならいいが、こういう広告はだめであるといった内容の制約は明確にしているのか。どこかの金融業者でも、広告収入が得られれば何でもいいのか、その辺はどうなっているのか伺いたい。
考え方であるが、広告というのは、広告を出す側にとっては、広告を見る人が大勢いるところに出してみたいと、普通、企業として考えるわけである。きょう見た中で、野球場のスタンドも観客は1人もいない。プレーしている人だけである。プレーしている人がその広告を見ることを目的にしているのか、それともスタンドに来られた方に見てもらおうとしているのか、どういうふうに考えているのか。これは体育館も同じであるが、その点について伺いたい。
○スポーツ課長 先ほどの1点目であるが、維持管理費について、野球場は約500万円かかっている。市民体育館の全体の維持管理費に約4,000万円かかっている。先ほど賄えるのかということであったが、予算をいただくのに非常に苦労している。少しの修繕等についても、これが財源になれば、今後の事業の1つの進展になると考えている。
先ほどの内容の制約等、制限等があるのかということであるが、もちろん全体でいけば、公の秩序や善良な風俗に反するものとか、野球場、体育館であると青少年が使うので、特に青少年の保護、健全育成の観点から適切でないもの、あとさまざま景観的なものもあるが、こちらは要綱の中でしっかり規定して、規制をさせていただきたいと考えている。
あと、今回、観客が少なかったが、野球場については、高校野球が春、夏、秋と開催されている。こちらには多くの観客がお見えになっているし、少年野球の大会等についても多くの方がお見えになっている。体育館については、小中学生から高齢者までの各種競技の大会がある。特に、市民大会については多くの観客が来ているので、プレーする方、または観客の方を対象に今回は事業を計画したものである。
○松葉雅浩委員 大体わかった。維持管理はかなりかかっている中のほんのわずかであるが、少しでも収入が得られればいいことで、初めての取り組みで、募集して、企業が来るのかどうかわからないが、試しにやってみるのも1つじゃないかと私も感じたところである。
きょうは平日だから観客も少なかったということもあるので、観客が多いときもあるだろから、今回、こういう新しい取り組みをすることを期待して、終わる。
○金子正委員 今、広告代が10万4,000円と2万6,000円、これは掲出料だろうと思う。看板代は結構高い。だから、あそこにペイントで書いてしまうのか。さっきも聞いたが、我々が何か行事をするときに横幕をつくると結構高い。二、三万円する。そういう意味では、材質だとか、それを制作する費用はどういうふうに考えているのか。6カ月というが、その程度のものなのか。更新を前提に立派な材質にするとか、簡単なものにするのも、あるいは統一性の問題を考えると、あそこに書いてしまうのか、それとも特別なものをつくって、それの制作費、そういう判定をだれがするのかを聞きたい。
○スポーツ課長 今回、計画しているのは、野球場についてはシールをそのところに張っていく方法と、あと、上から薄いシートで覆っていって安全を保ちながら、外すのも結構簡単に外せるような形にしたいと思っている。広告主の経費をなるべく削減する方法を考えている。体育館についても、アルミの合板で、競技場にはもちろん影響のない範囲で、経費についてもなるべくかからないような状況で指定をさせていただきたいと思っている。
○金子正委員 その負担はどちらがするのか。
○スポーツ課長 負担については、私どもの設置する、例えば体育館の受け入れのところに穴をあけておくというのはやるが、設置、撤去についてはすべて広告主に予定している。もちろん、同様に野球場もそのように計画している。
制作費の負担についても、広告主のほうでお願いする予定である。
○金子正委員 ということは10万円ではできない。結構な制作費がかかる。今の簡易なものといっても結構高い。それらを含めて広告主の負担、そして、材質その他についてはある程度指定していくと理解していいか。
○スポーツ課長 それで結構である。
○増田三郎委員長 観衆も少ない、何もいないということで今の質疑の中であったけれども、だから、スポーツ用品の会社だったら効果はある。選手も見るから、例えばスポーツシャツだとかいろいろな会社がある。そういうところがやれば効果的である。
○守屋貴子副委員長 1点だけ伺う。
今の話で、広告の料金とかは全部向こうであるが、一方で景観とかについては、市の規定に余りそぐわないものはだめというような話が今あったが、それをチェックするのはどこの時点でするのか。事前に打ち合わせがあって、いいという話になるのか。
○スポーツ課長 応募する際に、希望の方について、内容的に細かくなるので、こういう材質でと理解いただいた中で申し込みをしていただくということで、できれば事前に説明はさせていただきたいと考えている。
○守屋貴子副委員長 どれくらい前からやるのか。
○スポーツ課長 来年の1月以降に募集をかけて、3月にできれば設置をして、4月1日からオープンできる形で今現在考えている。
○二瓶忠良委員 これは半年契約で、利用状況は季節によってかなり違ってくると思うが、その辺の料金的な配慮は何か考えているのか。
○スポーツ課長 確かに、4月の段階が一番多いかと思うが、スポーツセンターは1年間の間に、土日についてはほとんど大会で利用されて、なかなかあかない状況にある。いろんな競技が大会をやっているので、そのようなことはないと思っている。
○二瓶忠良委員 野球場のほうは同じ考えで進めていくということか。
○スポーツ課長 野球場も同じような状況で実施していきたいと思っている。また、実施状況によっては検証して、見直しをする予定である。
○増田三郎委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 採決する。
本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
○増田三郎委員長 再開する。
理事者の方々においては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は、職名を名乗って発言願う。よろしくお願いする。
議案第34号市川市都市公園条例の一部改正についてを議題とする。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願う。
○みどり管理課長 本会議以上の説明はない。
○増田三郎委員長 質疑はないか。
○桜井雅人委員 2点聞く。
1つが、以前、ネーミングライツの話が出たときは、対象と考えられる企業、事業所に事前のアンケートをされていたと伺っているが、この広告についてもそうしたアンケート調査がされているのかどうか。
もう1つが、この広告は6カ月ということであるが、もし掲載しているときに、そうした企業、事業所が何らかの社会的な信用を失う問題を起こしたときは途中で契約を解除することはできるのかどうかの2点をお聞かせ願う。
○スポーツ課長 広告事業を計画しているスポーツ課から説明する。
1点目の、企業の広告は今回アンケートを実施したかということであるが、今回についてはアンケート実施は行っていない。そのほか、他市町村の実施計画、実施状況については調査している。
続いて2点目であるが、社会的な要因で契約を解除することはあるのかということであるが、そういう状況になったら要綱の中で解除できるよう、または新たに契約事項の中に盛り込んでいきたいと思っている。
○桜井雅人委員 事前のアンケートはしていない。では、例えば今回の金額はどうやって設定したのか。
○スポーツ課長 今回の広告料の金額であるが、この取り組みは千葉県下でやっているところもなかった。他市の状況を調べて、多くの金額を求めている市町村もあるし、また安い状況もあって、なかなか広告料の設定ができなかった。今回は、市川市道路占用料条例の別表の規定を基準として広告料の額を算定させていただいている。いろいろな広告料を規定しているものがないので、道路占用料条例の中で幕などをつけた場合の金額を平米単価を基礎にして算出したものである。
ちなみに、野球場については6カ月10万4,000円、体育館については6カ月2万6,000円で広告料を計画している。
○桜井雅人委員 もし仮に、この金額で全然応募がなかった場合、さらに何とかして財源をつくろうということで、金額を下げるなどは考えられるのか。
○スポーツ課長 もちろん、今回、初めての取り組みであるので、そういうこともあろうかと思う。状況においては金額を下げる場合も考えられるし、逆に上げる場合も想定はしている。そのときに、実際の応募状況に基づき、また改めて金額等についても考え直す時期が来るのではないかと思っている。
○松葉雅浩委員 この広告は野球場及び体育館の維持管理に充てるということであるが、そもそも維持管理がどれくらいかかっていて、その広告収入によって維持管理をどのぐらい賄うことができるのか。それが本当にこの維持管理に充てられるのかどうかという疑問があるから、その辺についてまず伺いたい。
それと、内容的なもので、こういう内容ならいいが、こういう広告はだめであるといった内容の制約は明確にしているのか。どこかの金融業者でも、広告収入が得られれば何でもいいのか、その辺はどうなっているのか伺いたい。
考え方であるが、広告というのは、広告を出す側にとっては、広告を見る人が大勢いるところに出してみたいと、普通、企業として考えるわけである。きょう見た中で、野球場のスタンドも観客は1人もいない。プレーしている人だけである。プレーしている人がその広告を見ることを目的にしているのか、それともスタンドに来られた方に見てもらおうとしているのか、どういうふうに考えているのか。これは体育館も同じであるが、その点について伺いたい。
○スポーツ課長 先ほどの1点目であるが、維持管理費について、野球場は約500万円かかっている。市民体育館の全体の維持管理費に約4,000万円かかっている。先ほど賄えるのかということであったが、予算をいただくのに非常に苦労している。少しの修繕等についても、これが財源になれば、今後の事業の1つの進展になると考えている。
先ほどの内容の制約等、制限等があるのかということであるが、もちろん全体でいけば、公の秩序や善良な風俗に反するものとか、野球場、体育館であると青少年が使うので、特に青少年の保護、健全育成の観点から適切でないもの、あとさまざま景観的なものもあるが、こちらは要綱の中でしっかり規定して、規制をさせていただきたいと考えている。
あと、今回、観客が少なかったが、野球場については、高校野球が春、夏、秋と開催されている。こちらには多くの観客がお見えになっているし、少年野球の大会等についても多くの方がお見えになっている。体育館については、小中学生から高齢者までの各種競技の大会がある。特に、市民大会については多くの観客が来ているので、プレーする方、または観客の方を対象に今回は事業を計画したものである。
○松葉雅浩委員 大体わかった。維持管理はかなりかかっている中のほんのわずかであるが、少しでも収入が得られればいいことで、初めての取り組みで、募集して、企業が来るのかどうかわからないが、試しにやってみるのも1つじゃないかと私も感じたところである。
きょうは平日だから観客も少なかったということもあるので、観客が多いときもあるだろから、今回、こういう新しい取り組みをすることを期待して、終わる。
○金子正委員 今、広告代が10万4,000円と2万6,000円、これは掲出料だろうと思う。看板代は結構高い。だから、あそこにペイントで書いてしまうのか。さっきも聞いたが、我々が何か行事をするときに横幕をつくると結構高い。二、三万円する。そういう意味では、材質だとか、それを制作する費用はどういうふうに考えているのか。6カ月というが、その程度のものなのか。更新を前提に立派な材質にするとか、簡単なものにするのも、あるいは統一性の問題を考えると、あそこに書いてしまうのか、それとも特別なものをつくって、それの制作費、そういう判定をだれがするのかを聞きたい。
○スポーツ課長 今回、計画しているのは、野球場についてはシールをそのところに張っていく方法と、あと、上から薄いシートで覆っていって安全を保ちながら、外すのも結構簡単に外せるような形にしたいと思っている。広告主の経費をなるべく削減する方法を考えている。体育館についても、アルミの合板で、競技場にはもちろん影響のない範囲で、経費についてもなるべくかからないような状況で指定をさせていただきたいと思っている。
○金子正委員 その負担はどちらがするのか。
○スポーツ課長 負担については、私どもの設置する、例えば体育館の受け入れのところに穴をあけておくというのはやるが、設置、撤去についてはすべて広告主に予定している。もちろん、同様に野球場もそのように計画している。
制作費の負担についても、広告主のほうでお願いする予定である。
○金子正委員 ということは10万円ではできない。結構な制作費がかかる。今の簡易なものといっても結構高い。それらを含めて広告主の負担、そして、材質その他についてはある程度指定していくと理解していいか。
○スポーツ課長 それで結構である。
○増田三郎委員長 観衆も少ない、何もいないということで今の質疑の中であったけれども、だから、スポーツ用品の会社だったら効果はある。選手も見るから、例えばスポーツシャツだとかいろいろな会社がある。そういうところがやれば効果的である。
○守屋貴子副委員長 1点だけ伺う。
今の話で、広告の料金とかは全部向こうであるが、一方で景観とかについては、市の規定に余りそぐわないものはだめというような話が今あったが、それをチェックするのはどこの時点でするのか。事前に打ち合わせがあって、いいという話になるのか。
○スポーツ課長 応募する際に、希望の方について、内容的に細かくなるので、こういう材質でと理解いただいた中で申し込みをしていただくということで、できれば事前に説明はさせていただきたいと考えている。
○守屋貴子副委員長 どれくらい前からやるのか。
○スポーツ課長 来年の1月以降に募集をかけて、3月にできれば設置をして、4月1日からオープンできる形で今現在考えている。
○二瓶忠良委員 これは半年契約で、利用状況は季節によってかなり違ってくると思うが、その辺の料金的な配慮は何か考えているのか。
○スポーツ課長 確かに、4月の段階が一番多いかと思うが、スポーツセンターは1年間の間に、土日についてはほとんど大会で利用されて、なかなかあかない状況にある。いろんな競技が大会をやっているので、そのようなことはないと思っている。
○二瓶忠良委員 野球場のほうは同じ考えで進めていくということか。
○スポーツ課長 野球場も同じような状況で実施していきたいと思っている。また、実施状況によっては検証して、見直しをする予定である。
○増田三郎委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 採決する。
本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
議案第37号平成22年度市川市一般会計補正予算(第6号)のうち本委員会に付託された事項
○増田三郎委員長 議案第37号平成22年度市川市一般会計補正予算(第6号)のうち本委員会に付託された事項を議題とする。
提案理由の説明を求める。
〔道路安全課長、河川・下水道管理課長、都市計画道路課長 説明〕
○増田三郎委員長 暫時休憩する。
午前11時48分休憩
――――――――――――――――――――――――
午後1時2分開議
○増田三郎委員長 再開する。
説明が終わった。質疑に入る前に、ページ数、項目を明示されて質疑願う。
質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 討論はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 採決する。
本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
提案理由の説明を求める。
〔道路安全課長、河川・下水道管理課長、都市計画道路課長 説明〕
○増田三郎委員長 暫時休憩する。
午前11時48分休憩
――――――――――――――――――――――――
午後1時2分開議
○増田三郎委員長 再開する。
説明が終わった。質疑に入る前に、ページ数、項目を明示されて質疑願う。
質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 討論はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 採決する。
本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
議案第39号平成22年度市川市下水道事業特別会計補正予算(第3号)
○増田三郎委員長 議案第39号平成22年度市川市下水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題とする。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願う。
○河川・下水道整備課長 本会議以上の説明はない。
○増田三郎委員長 質疑に入るが、質疑に当たっては、ページ数、項目を明示されながら質疑されるようお願いする。
質疑はないか。
○松葉雅浩委員 下水道管理費の合流式下水道改善事業は、本会議で何か説明があったか。これは菅野下水処理場雨水滞水池等実施設計業務委託で設計をするというが、この補正理由は資料に「菅野処理区の事業計画変更協議に不測の日数を要し、年度内の完成が見込めなくなった、菅野下水処理整備に係る設計業務委託料を翌年度に繰越す」と書いてあるが、これはどういう内容か。整備をすることによって、これがどういうふうになるのか。あと、不測の日数は、何でそういうことになったのか、その辺の理由についても伺いたい。
○河川・下水道整備課長 2点の質疑について答える。
まず、合流改善については、ご存じのように平成15年の下水道法施行令の改正に伴い、分流式の下水道汚水処理場並みの汚濁物除去を義務づけられた。ついては、菅野処理場は合流式であるので、雨が強く降ると汚物が未処理のまま出ていってしまうので、それをカットしなさいという計画を平成17年当時立てたが、事業費が約30億円規模の事業計画だったので、コスト縮減で19年、20年に見直しを行ってきて、国の関東地方整備局の下水道部長の同意は昨年度末にいただいたが、実際、コストを縮減した事業計画変更認可を取得しなければいけないということで、県との協議を行ってきた。ついては、前年度の話であると、国の同意を得ているので、4月当初から補助金の交付申請をしても構わないという話だったが、実際、新年度になったら、事業認可変更の内容について、再度、県で審査するということで、事業認可変更内容の審査の協議に時間を要してしまい、それが11月に交付申請ができたということである。
内容としては、整備するものとしては、当初、菅野処理場で1万4,000立方メートルの雨水滞水池を考えていたが、それを2,830立方メートルの規模に縮減した。これはなぜできたかというと、当初は降雨の最初の汚水の濃い水を全量ためて、時間をかけて沈殿等の除去をしようとしていたが、下水が流れ来たところにスポンジのかたいようなものがあるが、それに付着させて沈殿させて除去する高速ろ過装置を入れることによって滞水池の容量を縮減した。反対に高速ろ過施設のコストはかかるが、それで、分流式の汚水の処理場並みの汚濁物の除去を達成しようということである。
○松葉雅浩委員 国との同意はできていたが、その後、県との協議が時間がかかったということである。
大雨が降ったときに汚物が流れ出る、これは議会でも何とかならないのかと前から言われていた。今回、この整備をすることで、大雨が降ったときに汚物が流れ出るとか、そういったことはもうないのか。さっきの雨水滞水池の広さも1万4,000立方メートルから2,800立方メートル、これは規模がかなり違う。半分どころではなくて、物すごく大きさが違うわけだけれども、大雨が降ったときにこれで十分その機能を果たせるのか。その辺についてはどうか。
○河川・下水道整備課長 先ほど説明で一部漏れた点があって、訂正させていただきたい。処理場としてはそういったものであるが、ポンプ場においても、ポンプ場で排水する前に、下水を1度網の目状のところを通して、例えばトイレットペーパーであるとかごみとか固形物をスクリーンのところで除去するものは、目幅が50ミリメートルが従前のものであった。それを25ミリメートルに幅を狭めたスクリーンを設置することもあわせてある。これをやったから完全に分流式の汚水の下水道と同じになるかというと、やはり分流式とイコールというほどにはならないが、年間の越流する回数を減らしていこう、未処理の下水道が川から出るものを減らしていこうということである。
○松葉雅浩委員 要するにどういうことか。これは合流式だから、汚水もそこへ一緒に入っているわけである。この改善事業を行っても、汚水はあそこの真間川に流れ出るということなのか。その割合はどうなのか。完全にはできないものなのか。
○河川・下水道整備課長 かなり高い除去率はあるが、分流式下水道でも、マンホールのかぎ穴とか、汚水ますのかぎ穴は昔のコンクリート製のふたのところもあるので、そういったものも若干入るが、合流式の下水道というと、通常、汚水処理できるのは時間降雨量にして1ミリメートル弱ぐらいのものまでしか処理できない。そうすると、その分、最初に降雨して処理場に到達するものは濃度が濃いので、濃いやつをまず1日12万立方メートルのろ過能力がある高速ろ過をやりながら、確かに最初に来た処理能力を超えたものについては、今回、2,830立方メートルをとりあえずためておいて、それ以上降ったものについてはある程度希釈されているものとなるので、簡易処理して、塩素滅菌して放流しようということである。
○松葉雅浩委員 私もよくわからないが、下水道の処理は、要するに合流式と分流式とある。菅野地区だけ合流式でやっているわけであるが、全部市内を分流式でやるほうがいいのではないかと思うが、そういうものにはできないものなのか。今から変えるとか、その辺はどうか。
○河川・下水道整備課長 当初、日本の下水道は、昭和45年の公害国会が起こるまでは、すべて合流式下水道で整備してきた。その一番大きい要因は、日本の道路は幅員が狭いということで、分流式になると、雨水管みたいな大きなボックスカルバートなり幹線管渠を入れながら、汚水の管を入れるスペースは、当然、そこにはガス、水道、電気等のほかのライフラインも入っているので、2本入れることはなかなか難しいということで、当初、昭和45年ぐらいまでは合流式の下水道で進んできた。その後、いろいろなばい煙であるとか振動とか、そういった大気の公害のほかに水質汚濁が旧江戸川でもかなり問題となった件は皆さんもご存じだと思う。
それから、分流式下水道を国の施策として強く進めるようになった。市川市も、ご存じのように、47年に江戸川左岸流域下水道に組み込まれ、菅野処理区は真間地区が昭和36年、菅野地区は39年で、処理場の認可は40年であるので、今は5万人規模であるが、当初10万人規模で計画していたが、流域下水道ができたときに、すべて江戸川左岸に編入することになった。現在でも合流式が残っているのが道路幅員等が狭い真間、菅野、これは事業が先に着手した箇所である。もう1つあるのは、船橋地区もかなり道路が狭いところがあり、そこに隣接している中山地区も合流式の下水道である。菅野が282haに対して、今、船橋の西浦処理場に持っていくものが126ha、これについては合流式で、将来もそれで対応していくとなっている。
○増田三郎委員長 今、課長から説明があったように、当時、今の菅野地区は、今、課長が説明あったようにした。道路が狭いこともあったけれども、当時の技術としては、それで了としてやってしまった。だから、船橋の処理区は合併槽だから、台風が来たりかすると、そういうものがマンホールから外へ出てしまったりする。若宮とかあの辺はあっちへ入れてもらっているから、そういうことがある。だから、今の分流式のやつは、東京外郭環状道路ができれば、それで全部解消するのではないか。江戸川幹線じゃなくて松戸幹線が通るから、今言った施設も将来そういうふうにいくのではないか。
○河川・下水道整備課長 先ほど、明確なご説明ができなくて済みませんでした。
合流式で現在残っているところは、将来松戸幹線ができても残るようになる。確かに、今、簡易処理しているものについては、流域下水道のほうに流入は可能な計画となっているが、ただ、それについては、日平均の3倍水量までしか入らないので、それ以上のものについては、やはり将来も何か除去するものが必要ではないかと考えているところである。
○増田三郎委員長 僕は、松戸幹線ができたら、今の菅野の周りは解消するのかと思っていた。真間とか根本の周りは、国府台の消防署のところまでポンプアップして江戸川幹線を入れているのではないか。確認する。
○小林妙子委員 下水道築造費、公共下水道整備雨水事業について質疑させていただく。
これは9月議会でも、担当部から市川南地区の雨水対策ということで、2カ所でポンプ設置をやるという話も伺っていた。今回は市川南地区の大和田のほうであるが、用地交渉とか、施工範囲の関係者協議に不測の日数をということであるけれども、9月議会ではやると答弁をしていただいているが、用地交渉がまだ完全にされていなかったということがここでわかった。この辺の用地交渉の状況はどのように時間がかかっているのか。
そして、委託の内容が、今度はこれが繰越明許費になって、新年度になって、外環道路事業とあわせてポンプの新設に伴う設計業務を行う、この辺の整合性というか、用地交渉ができなければ外環道路事業とあわせてやれるかどうかもわからないという現状であるが、どのように思っているのか。
○河川・下水道整備課長 2点のお尋ねについて答える。
用地交渉の経過ということである。確かに、今、市川南排水区については、外環道路が半地下構造に入って、あと、都市化の進行ということで、現在、事業認可変更をすべく都市計画変更手続中である。それについて、排水区の分割とか、あるいは統合とかということを9月議会で、二瓶議員のご質問でお答えさせていただいたという経過がある。
確かに、用地交渉して土地は取得不可能ではない。ただ、都市計画変更と事業認可変更をしないと補助金がつかないので、それを今、年度内に終わらすべく手続を行いたいというところで進捗中である。この認可がおりると、地権者の方にも譲渡税の特例ということで5,000万円控除などの特典が生じることになるので、事業認可後に補助金の手当てと地権者の方にもメリットのある事業の収用の手続の税控除を適用したいと考えている。
委託の内容であるが、当然、今回も都市計画決定をするのはポンプ場の敷地だけであるが、今、本八幡駅の南側の南八幡の244haが外環道路の北側になるので、そこの幹線を京葉ジャンクションの上で、大和田地先のポンプ場まで持っていく幹線の詳細な横断協議を、ネクスコと首都国道事務所の了解を得ながら進めないといけないということで、その事業認可手続とあわせて今行っていて、それがかなり日数がかかってしまったという状況である。
○小林妙子委員 このポンプ設置は、これから設計をしてということであるが、完成時期はいつごろになるのか。
○河川・下水道整備課長 事業用地の提供者の方にもいろいろ意向があって、出されている要件の中で、まず事業認可を取得して、それから初めて税控除ができるので、価格提示も正式にできるわけであるが、今のところ、事業用地の協力の時期については今後調整したいという話を受けていて、とりあえず事業認可を得てから具体的な交渉に入りたいと考えている。
また、委託の内容であるが、ポンプ場については、ご存じのように、まず地下を掘り、砂を沈降させる沈砂池を設けて、その上にポンプを据えつけられる土台をつくり、建物の建築工事と電気設備工事とかいろいろな工事が入るので、最短でやっても3年ぐらいかかると言われている。また、江戸川の堤防に樋管と導水管を入れる工事については、市ではだめで、江戸川河川事務所の直轄工事でないと許可されないと伺っているので、それに約1年かかると考えている。
○増田三郎委員長 暫時休憩する。
午後1時24分休憩
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願う。
○河川・下水道整備課長 本会議以上の説明はない。
○増田三郎委員長 質疑に入るが、質疑に当たっては、ページ数、項目を明示されながら質疑されるようお願いする。
質疑はないか。
○松葉雅浩委員 下水道管理費の合流式下水道改善事業は、本会議で何か説明があったか。これは菅野下水処理場雨水滞水池等実施設計業務委託で設計をするというが、この補正理由は資料に「菅野処理区の事業計画変更協議に不測の日数を要し、年度内の完成が見込めなくなった、菅野下水処理整備に係る設計業務委託料を翌年度に繰越す」と書いてあるが、これはどういう内容か。整備をすることによって、これがどういうふうになるのか。あと、不測の日数は、何でそういうことになったのか、その辺の理由についても伺いたい。
○河川・下水道整備課長 2点の質疑について答える。
まず、合流改善については、ご存じのように平成15年の下水道法施行令の改正に伴い、分流式の下水道汚水処理場並みの汚濁物除去を義務づけられた。ついては、菅野処理場は合流式であるので、雨が強く降ると汚物が未処理のまま出ていってしまうので、それをカットしなさいという計画を平成17年当時立てたが、事業費が約30億円規模の事業計画だったので、コスト縮減で19年、20年に見直しを行ってきて、国の関東地方整備局の下水道部長の同意は昨年度末にいただいたが、実際、コストを縮減した事業計画変更認可を取得しなければいけないということで、県との協議を行ってきた。ついては、前年度の話であると、国の同意を得ているので、4月当初から補助金の交付申請をしても構わないという話だったが、実際、新年度になったら、事業認可変更の内容について、再度、県で審査するということで、事業認可変更内容の審査の協議に時間を要してしまい、それが11月に交付申請ができたということである。
内容としては、整備するものとしては、当初、菅野処理場で1万4,000立方メートルの雨水滞水池を考えていたが、それを2,830立方メートルの規模に縮減した。これはなぜできたかというと、当初は降雨の最初の汚水の濃い水を全量ためて、時間をかけて沈殿等の除去をしようとしていたが、下水が流れ来たところにスポンジのかたいようなものがあるが、それに付着させて沈殿させて除去する高速ろ過装置を入れることによって滞水池の容量を縮減した。反対に高速ろ過施設のコストはかかるが、それで、分流式の汚水の処理場並みの汚濁物の除去を達成しようということである。
○松葉雅浩委員 国との同意はできていたが、その後、県との協議が時間がかかったということである。
大雨が降ったときに汚物が流れ出る、これは議会でも何とかならないのかと前から言われていた。今回、この整備をすることで、大雨が降ったときに汚物が流れ出るとか、そういったことはもうないのか。さっきの雨水滞水池の広さも1万4,000立方メートルから2,800立方メートル、これは規模がかなり違う。半分どころではなくて、物すごく大きさが違うわけだけれども、大雨が降ったときにこれで十分その機能を果たせるのか。その辺についてはどうか。
○河川・下水道整備課長 先ほど説明で一部漏れた点があって、訂正させていただきたい。処理場としてはそういったものであるが、ポンプ場においても、ポンプ場で排水する前に、下水を1度網の目状のところを通して、例えばトイレットペーパーであるとかごみとか固形物をスクリーンのところで除去するものは、目幅が50ミリメートルが従前のものであった。それを25ミリメートルに幅を狭めたスクリーンを設置することもあわせてある。これをやったから完全に分流式の汚水の下水道と同じになるかというと、やはり分流式とイコールというほどにはならないが、年間の越流する回数を減らしていこう、未処理の下水道が川から出るものを減らしていこうということである。
○松葉雅浩委員 要するにどういうことか。これは合流式だから、汚水もそこへ一緒に入っているわけである。この改善事業を行っても、汚水はあそこの真間川に流れ出るということなのか。その割合はどうなのか。完全にはできないものなのか。
○河川・下水道整備課長 かなり高い除去率はあるが、分流式下水道でも、マンホールのかぎ穴とか、汚水ますのかぎ穴は昔のコンクリート製のふたのところもあるので、そういったものも若干入るが、合流式の下水道というと、通常、汚水処理できるのは時間降雨量にして1ミリメートル弱ぐらいのものまでしか処理できない。そうすると、その分、最初に降雨して処理場に到達するものは濃度が濃いので、濃いやつをまず1日12万立方メートルのろ過能力がある高速ろ過をやりながら、確かに最初に来た処理能力を超えたものについては、今回、2,830立方メートルをとりあえずためておいて、それ以上降ったものについてはある程度希釈されているものとなるので、簡易処理して、塩素滅菌して放流しようということである。
○松葉雅浩委員 私もよくわからないが、下水道の処理は、要するに合流式と分流式とある。菅野地区だけ合流式でやっているわけであるが、全部市内を分流式でやるほうがいいのではないかと思うが、そういうものにはできないものなのか。今から変えるとか、その辺はどうか。
○河川・下水道整備課長 当初、日本の下水道は、昭和45年の公害国会が起こるまでは、すべて合流式下水道で整備してきた。その一番大きい要因は、日本の道路は幅員が狭いということで、分流式になると、雨水管みたいな大きなボックスカルバートなり幹線管渠を入れながら、汚水の管を入れるスペースは、当然、そこにはガス、水道、電気等のほかのライフラインも入っているので、2本入れることはなかなか難しいということで、当初、昭和45年ぐらいまでは合流式の下水道で進んできた。その後、いろいろなばい煙であるとか振動とか、そういった大気の公害のほかに水質汚濁が旧江戸川でもかなり問題となった件は皆さんもご存じだと思う。
それから、分流式下水道を国の施策として強く進めるようになった。市川市も、ご存じのように、47年に江戸川左岸流域下水道に組み込まれ、菅野処理区は真間地区が昭和36年、菅野地区は39年で、処理場の認可は40年であるので、今は5万人規模であるが、当初10万人規模で計画していたが、流域下水道ができたときに、すべて江戸川左岸に編入することになった。現在でも合流式が残っているのが道路幅員等が狭い真間、菅野、これは事業が先に着手した箇所である。もう1つあるのは、船橋地区もかなり道路が狭いところがあり、そこに隣接している中山地区も合流式の下水道である。菅野が282haに対して、今、船橋の西浦処理場に持っていくものが126ha、これについては合流式で、将来もそれで対応していくとなっている。
○増田三郎委員長 今、課長から説明があったように、当時、今の菅野地区は、今、課長が説明あったようにした。道路が狭いこともあったけれども、当時の技術としては、それで了としてやってしまった。だから、船橋の処理区は合併槽だから、台風が来たりかすると、そういうものがマンホールから外へ出てしまったりする。若宮とかあの辺はあっちへ入れてもらっているから、そういうことがある。だから、今の分流式のやつは、東京外郭環状道路ができれば、それで全部解消するのではないか。江戸川幹線じゃなくて松戸幹線が通るから、今言った施設も将来そういうふうにいくのではないか。
○河川・下水道整備課長 先ほど、明確なご説明ができなくて済みませんでした。
合流式で現在残っているところは、将来松戸幹線ができても残るようになる。確かに、今、簡易処理しているものについては、流域下水道のほうに流入は可能な計画となっているが、ただ、それについては、日平均の3倍水量までしか入らないので、それ以上のものについては、やはり将来も何か除去するものが必要ではないかと考えているところである。
○増田三郎委員長 僕は、松戸幹線ができたら、今の菅野の周りは解消するのかと思っていた。真間とか根本の周りは、国府台の消防署のところまでポンプアップして江戸川幹線を入れているのではないか。確認する。
○小林妙子委員 下水道築造費、公共下水道整備雨水事業について質疑させていただく。
これは9月議会でも、担当部から市川南地区の雨水対策ということで、2カ所でポンプ設置をやるという話も伺っていた。今回は市川南地区の大和田のほうであるが、用地交渉とか、施工範囲の関係者協議に不測の日数をということであるけれども、9月議会ではやると答弁をしていただいているが、用地交渉がまだ完全にされていなかったということがここでわかった。この辺の用地交渉の状況はどのように時間がかかっているのか。
そして、委託の内容が、今度はこれが繰越明許費になって、新年度になって、外環道路事業とあわせてポンプの新設に伴う設計業務を行う、この辺の整合性というか、用地交渉ができなければ外環道路事業とあわせてやれるかどうかもわからないという現状であるが、どのように思っているのか。
○河川・下水道整備課長 2点のお尋ねについて答える。
用地交渉の経過ということである。確かに、今、市川南排水区については、外環道路が半地下構造に入って、あと、都市化の進行ということで、現在、事業認可変更をすべく都市計画変更手続中である。それについて、排水区の分割とか、あるいは統合とかということを9月議会で、二瓶議員のご質問でお答えさせていただいたという経過がある。
確かに、用地交渉して土地は取得不可能ではない。ただ、都市計画変更と事業認可変更をしないと補助金がつかないので、それを今、年度内に終わらすべく手続を行いたいというところで進捗中である。この認可がおりると、地権者の方にも譲渡税の特例ということで5,000万円控除などの特典が生じることになるので、事業認可後に補助金の手当てと地権者の方にもメリットのある事業の収用の手続の税控除を適用したいと考えている。
委託の内容であるが、当然、今回も都市計画決定をするのはポンプ場の敷地だけであるが、今、本八幡駅の南側の南八幡の244haが外環道路の北側になるので、そこの幹線を京葉ジャンクションの上で、大和田地先のポンプ場まで持っていく幹線の詳細な横断協議を、ネクスコと首都国道事務所の了解を得ながら進めないといけないということで、その事業認可手続とあわせて今行っていて、それがかなり日数がかかってしまったという状況である。
○小林妙子委員 このポンプ設置は、これから設計をしてということであるが、完成時期はいつごろになるのか。
○河川・下水道整備課長 事業用地の提供者の方にもいろいろ意向があって、出されている要件の中で、まず事業認可を取得して、それから初めて税控除ができるので、価格提示も正式にできるわけであるが、今のところ、事業用地の協力の時期については今後調整したいという話を受けていて、とりあえず事業認可を得てから具体的な交渉に入りたいと考えている。
また、委託の内容であるが、ポンプ場については、ご存じのように、まず地下を掘り、砂を沈降させる沈砂池を設けて、その上にポンプを据えつけられる土台をつくり、建物の建築工事と電気設備工事とかいろいろな工事が入るので、最短でやっても3年ぐらいかかると言われている。また、江戸川の堤防に樋管と導水管を入れる工事については、市ではだめで、江戸川河川事務所の直轄工事でないと許可されないと伺っているので、それに約1年かかると考えている。
○増田三郎委員長 暫時休憩する。
午後1時24分休憩
――――――――――――――――――――――――
午後1時25分開議
○増田三郎委員長 再開する。
○宮田かつみ委員 それでは、松葉委員の質疑の関連であるが、菅野処理区の件で、質疑をする前に再度確認をしたいが、日数を余計要している部分で日にちが延びているという不測のことの内容を確認させてほしい。
菅野処理区は、処理能力の問題で、例えば市川3丁目とか真間とか、近隣に冠水が過去において出ている。それは、菅野処理場の能力の問題で流せないということだったわけだが、その辺は今回の工事で解決するのかどうかをお答えいただきたい。
○河川・下水道整備課長 何点かのお尋ねにお答えさせていただく。
まず、協議の日数にかかった項目である。菅野処理場については、先ほど説明したように、滞水池の規模を小さくするということを、国に説明させていただいたのと同じように県に説明させていただいているという項目と、大柏川とか春木川とか国分川も全部含めて、市内全体の真間川流域のポンプ場の排水の比流量協議を、例えば、1ヘクタール当たり何t出しているかというようなものが、河川がそこの稼働断面で能力を超えていないかという審査を市内全域で再度チェックするという指導を受けたので、それに相当日数がかかってしまったということである。
あと、能力は、あくまでもこの合流改善で、汚濁物除去ということであるので、浸水解消には直接寄与しないということである。
○宮田かつみ委員 そうすると、今の規模の変更ということで、比流量の容積というか面積を算出して、これは国と協議をしているのか、県と協議をしているのか。要は、各ポンプ場の能力を確認しているわけである。それを確認した上で、この合流式の改善をするということにつながっているのか、それとも今課長が答弁されたように冠水の状況については改善されなくて、汚物等の処理をする能力を上げるためだけなのか、その辺をお答えいただけるか。
○河川・下水道整備課長 1点目の協議先であるが、これは真間川改修事務所を初めとする県である。結局、そこから葛南地域整備センターを経て県の河川整備課とか、そういった県の本庁のほうまでの協議ということである。
排水については、汚濁物の除去の事業計画であるので、菅野地区の道路冠水の解消としては管渠の能力増強ということで、別途また進めていく必要があると考えている。
○宮田かつみ委員 そうすると、市のほうは、たしか私も四、五年前に市川3丁目あたりの冠水で、床下浸水、床上浸水ということで、いろいろ質問をさせていただいて、今、母里次長がいるが、そのときは立場が違っていたと思うけれども、たしか母里次長のところへお願いして、応急処置はしていただいている。その応急処置をしていただいた以降は無事に過ごせているわけであるが、市民からしてみれば、確かに汚濁物の除去ももちろん大切なことはわかるが、やはり都市化が進展する中で、かなり冠水あるいは床下浸水、床上浸水、その点で、課長のところが直接担当なのかどうかという問題はあるが、ただ、今までの当局の答弁を聞いていると、菅野処理場の能力が変わらない限り、その辺の解決はしないんだという答弁だった。
それで、今、母里次長いるからご存じだと思うが、そのときに江戸川の国の管理者、それから県の管理者にも、トイレが使えなくなってしまうから、江戸川左岸の流域に入れさせてほしいと私のほうで直接訴えた。それこそ、今の汚濁物の除去もあるけれども、家庭内での汚濁物が逆流してしまって、ふろとか家にみんな入ってきてしまう。それは、そういう質問でさせていただいているが、そういうような状況を強いられている地域が今、計算をされているということで、多分、課長のほうは、どれだけ能力が足らなくて、冠水あるいは浸水がされているかということはわかっている。
だから、その辺の優先順序の問題なのであろうけれども、ただ、今聞いていると、国からの補助金があったり、国、県の指導があって、そっちを優先していて、事の解決になるのか。もちろん、東京湾が汚れる、河川が汚れるということはあるから、ここでの処理は非常に大切なのはわかる。だけれども、それ以上に、冠水その他の問題もあるわけであるから、その辺、今のことを含めて、どういうふうに解決されていこうとするのか、それとも、国は全然認めないのか。市川市が先行してその地域だけ先にやってしまったのが悪いと言っているのか。あるいは今の江戸川左岸、東京外郭環状道路の中に入れる部分に施工していかなければ、この地域の浸水問題は多分解決しない。その辺はどういうふうにお考えか。
○河川・下水道整備課長 菅野の地区も、今回の都市計画変更の市川南排水区と同じように都市化がかなり進んでいるという認識は持っている。一遍には全部できないという苦しい事情もいろいろ理解いただきたいところだが、流出件数自体は、真間も昭和36年、菅野も39年の宅地化よりもかなり進んでいると認識しているので、長期的には、基本計画として幹線なりポンプなりの能力は上げなければいけないという認識には立っている。それには、大深度という表現が適切かどうかわからないが、貯留幹線を入れて、降雨時のすごい雨を一時貯留しなければならないという長期計画は策定している。
○宮田かつみ委員 これで最後にするが、今言われたように、昭和三十六、七年ぐらいから、この市川3丁目、真間あたりは低いから、腰上とか胸下ぐらいまで水がたまるわけである。その付近の第一中学校とか真間小学校とか、休校にしたことも過去にはある。そのぐらいの時期から困っているわけである。
そうすると、今の課長の答弁の中で、長期計画というのは何年ぐらいのことを言うのか。昭和40年からといっても、今、もう40数年たっているわけである。そうすると、あと50年ぐらいすれば解決するのかということに地域とすればなるではないか。であるから、そういう問題は、文化都市であるから、今回のことも含めて、国とよく折衝していただきたい。副市長も立場的には国じゃないのかもしれない。そうすると、いても余り意味がないのか。冗談はともかく、地域とすると本当に真剣な、大切な問題である。だって、道路を歩けない。京成電車があっても船のほうが役立つと言っている。道路が歩けないから船に乗って駅まで行くとか、今はそんな時代ではない。私も歩いてみると、京成の線路敷のところなんか、このぐらいまでたまってしまう。前にもいろいろお世話になったわけであるから、母里次長はよくご存じである。優先順序は、市の立場の優先順序なのか、国の立場の優先順序なのか、市民の立場の優先順序なのか、その辺は一層真剣に検討いただきたい。
○増田三郎委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 採決する。
本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
午後1時25分開議
○増田三郎委員長 再開する。
○宮田かつみ委員 それでは、松葉委員の質疑の関連であるが、菅野処理区の件で、質疑をする前に再度確認をしたいが、日数を余計要している部分で日にちが延びているという不測のことの内容を確認させてほしい。
菅野処理区は、処理能力の問題で、例えば市川3丁目とか真間とか、近隣に冠水が過去において出ている。それは、菅野処理場の能力の問題で流せないということだったわけだが、その辺は今回の工事で解決するのかどうかをお答えいただきたい。
○河川・下水道整備課長 何点かのお尋ねにお答えさせていただく。
まず、協議の日数にかかった項目である。菅野処理場については、先ほど説明したように、滞水池の規模を小さくするということを、国に説明させていただいたのと同じように県に説明させていただいているという項目と、大柏川とか春木川とか国分川も全部含めて、市内全体の真間川流域のポンプ場の排水の比流量協議を、例えば、1ヘクタール当たり何t出しているかというようなものが、河川がそこの稼働断面で能力を超えていないかという審査を市内全域で再度チェックするという指導を受けたので、それに相当日数がかかってしまったということである。
あと、能力は、あくまでもこの合流改善で、汚濁物除去ということであるので、浸水解消には直接寄与しないということである。
○宮田かつみ委員 そうすると、今の規模の変更ということで、比流量の容積というか面積を算出して、これは国と協議をしているのか、県と協議をしているのか。要は、各ポンプ場の能力を確認しているわけである。それを確認した上で、この合流式の改善をするということにつながっているのか、それとも今課長が答弁されたように冠水の状況については改善されなくて、汚物等の処理をする能力を上げるためだけなのか、その辺をお答えいただけるか。
○河川・下水道整備課長 1点目の協議先であるが、これは真間川改修事務所を初めとする県である。結局、そこから葛南地域整備センターを経て県の河川整備課とか、そういった県の本庁のほうまでの協議ということである。
排水については、汚濁物の除去の事業計画であるので、菅野地区の道路冠水の解消としては管渠の能力増強ということで、別途また進めていく必要があると考えている。
○宮田かつみ委員 そうすると、市のほうは、たしか私も四、五年前に市川3丁目あたりの冠水で、床下浸水、床上浸水ということで、いろいろ質問をさせていただいて、今、母里次長がいるが、そのときは立場が違っていたと思うけれども、たしか母里次長のところへお願いして、応急処置はしていただいている。その応急処置をしていただいた以降は無事に過ごせているわけであるが、市民からしてみれば、確かに汚濁物の除去ももちろん大切なことはわかるが、やはり都市化が進展する中で、かなり冠水あるいは床下浸水、床上浸水、その点で、課長のところが直接担当なのかどうかという問題はあるが、ただ、今までの当局の答弁を聞いていると、菅野処理場の能力が変わらない限り、その辺の解決はしないんだという答弁だった。
それで、今、母里次長いるからご存じだと思うが、そのときに江戸川の国の管理者、それから県の管理者にも、トイレが使えなくなってしまうから、江戸川左岸の流域に入れさせてほしいと私のほうで直接訴えた。それこそ、今の汚濁物の除去もあるけれども、家庭内での汚濁物が逆流してしまって、ふろとか家にみんな入ってきてしまう。それは、そういう質問でさせていただいているが、そういうような状況を強いられている地域が今、計算をされているということで、多分、課長のほうは、どれだけ能力が足らなくて、冠水あるいは浸水がされているかということはわかっている。
だから、その辺の優先順序の問題なのであろうけれども、ただ、今聞いていると、国からの補助金があったり、国、県の指導があって、そっちを優先していて、事の解決になるのか。もちろん、東京湾が汚れる、河川が汚れるということはあるから、ここでの処理は非常に大切なのはわかる。だけれども、それ以上に、冠水その他の問題もあるわけであるから、その辺、今のことを含めて、どういうふうに解決されていこうとするのか、それとも、国は全然認めないのか。市川市が先行してその地域だけ先にやってしまったのが悪いと言っているのか。あるいは今の江戸川左岸、東京外郭環状道路の中に入れる部分に施工していかなければ、この地域の浸水問題は多分解決しない。その辺はどういうふうにお考えか。
○河川・下水道整備課長 菅野の地区も、今回の都市計画変更の市川南排水区と同じように都市化がかなり進んでいるという認識は持っている。一遍には全部できないという苦しい事情もいろいろ理解いただきたいところだが、流出件数自体は、真間も昭和36年、菅野も39年の宅地化よりもかなり進んでいると認識しているので、長期的には、基本計画として幹線なりポンプなりの能力は上げなければいけないという認識には立っている。それには、大深度という表現が適切かどうかわからないが、貯留幹線を入れて、降雨時のすごい雨を一時貯留しなければならないという長期計画は策定している。
○宮田かつみ委員 これで最後にするが、今言われたように、昭和三十六、七年ぐらいから、この市川3丁目、真間あたりは低いから、腰上とか胸下ぐらいまで水がたまるわけである。その付近の第一中学校とか真間小学校とか、休校にしたことも過去にはある。そのぐらいの時期から困っているわけである。
そうすると、今の課長の答弁の中で、長期計画というのは何年ぐらいのことを言うのか。昭和40年からといっても、今、もう40数年たっているわけである。そうすると、あと50年ぐらいすれば解決するのかということに地域とすればなるではないか。であるから、そういう問題は、文化都市であるから、今回のことも含めて、国とよく折衝していただきたい。副市長も立場的には国じゃないのかもしれない。そうすると、いても余り意味がないのか。冗談はともかく、地域とすると本当に真剣な、大切な問題である。だって、道路を歩けない。京成電車があっても船のほうが役立つと言っている。道路が歩けないから船に乗って駅まで行くとか、今はそんな時代ではない。私も歩いてみると、京成の線路敷のところなんか、このぐらいまでたまってしまう。前にもいろいろお世話になったわけであるから、母里次長はよくご存じである。優先順序は、市の立場の優先順序なのか、国の立場の優先順序なのか、市民の立場の優先順序なのか、その辺は一層真剣に検討いただきたい。
○増田三郎委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 採決する。
本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
議案第41号平成22年度市川市市川駅南口地区市街地再開発事業特別会計補正予算(第2号)
○増田三郎委員長 議案第41号平成22年度市川市市川駅南口地区市街地再開発事業特別会計補正予算(第2号)を議題とする。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があるか。
○市川駅南口再開発事務所長 本会議以上の説明はない。
○増田三郎委員長 これより質疑に入るが、質疑に当たってはページ数、項目を明示されてから質疑されるようお願いする。
質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 採決する。
本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があるか。
○市川駅南口再開発事務所長 本会議以上の説明はない。
○増田三郎委員長 これより質疑に入るが、質疑に当たってはページ数、項目を明示されてから質疑されるようお願いする。
質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 採決する。
本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
議案第53号市道路線の廃止について及び議案第54号市道路線の認定について
○増田三郎委員長 議案第53号市道路線の廃止について及び議案第54号市道路線の認定についてを一括議題とする。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があるか。
○道路管理課長 本会議以上の説明はない。
○増田三郎委員長 質疑に入る。
質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 まず、議案第53号を採決する。
本案を可決すべきものと決するに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に、議案第54号を採決する。
本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があるか。
○道路管理課長 本会議以上の説明はない。
○増田三郎委員長 質疑に入る。
質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 まず、議案第53号を採決する。
本案を可決すべきものと決するに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に、議案第54号を採決する。
本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
議案第55号市道路線の認定について
○増田三郎委員長 次に、議案第55号市道路線の認定についてを議題とする。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があればお願いする。
○道路管理課長 本会議以上の説明はない。
○増田三郎委員長 質疑に入る。
質疑はないか。
○二瓶忠良委員 この郵便局前からずっと南側に入ってくる道路は突き当たっているが、東西に走っている道は狭い道である。そうすると、これは市道認定で6mである。そうすると、車が入ってきた場合に、東西に走っている道路にくいが打ってあるのか。進入できないようにするとか、何かあるのか。
○道路管理課長 今、二瓶委員ご指摘のとおり、東西の道路が、6mに比べると狭い状況がある。今のところ拡幅計画はない。
○二瓶忠良委員 このまま車が進入することはないとは思うが、この新しい認定道路から、旧の東西に走っている道路に進入できるようにしているのか、それともとめてしまうのか、その辺はどうか。
○道路管理課長 84ページの図面で説明する。
北のほうからは一方通行ではないので入ってこられる。東西の道路はご指摘のように狭い。車が入ってきて、下のほうの東西とぶつかるところに隅切りを設けてある。ここの東西の道路はもともと車は通行できるので、隅切りがあるので、曲がることは可能となる。
○二瓶忠良委員 そうすると、これは広い道から狭い道に入ってくるということで危険性もあると思うが、その辺の安全対策については何か考えているのか。
○道路建設課長 私どもが今ここの整備を担当しているので、私のほうから説明させていただく。
ただいまのここの交通に関する質疑であるが、ここに関しては、警察との協議の中で、地元警察署では、この細い道路は今時間帯によって通学路となっており、また、地域の方の生活用道路ともなっている。そういったことで、ここの道路に関しては、今のところ交通管理者としては、ここに対しての規制をすることは考えていない。私どもの協議の中ではそうであるが、なるべく地元に入ってくる車を排除しようということで、入り口部分に案内板の整備を考えている。
○二瓶忠良委員 入り口のところに規制する案内板をつくるということであるが、東西のほうから出て行く車はまだいいと思うが、この道路から狭いほうに入ってきてしまうとすごく危険性があるが、この辺は余り正確な協議をしていないということであるが、これは要望になる。そういう状況だということで、これは安全対策をきちんととる必要があると思う。特に、通学路になっていて、こっちのほうに学校もあるので、そのことを指摘して終わる。
○松葉雅浩委員 これは6mの幅ということであるが、まず、歩道が整備されるのかどうかということと、歩道は両側にあるのかということと、歩道の幅はどのぐらい確保されるのかについて伺いたい。
○道路建設課長 ただいまの質疑の歩道については、通常の路肩部分として50センチメートルの白線を入れるということで交差協議の中ではなっているので、歩道としての整備は考えていない。
○松葉雅浩委員 この道路は、ここに日出学園とか学校がある。子供たちは、ここをかなり通るような形になるのか。せっかく新しく6m道路を整備するのに、歩道もない道路をわざわざ整備する必要はないわけで、どうせ道路をつくるのであれば、きちんと歩道を整備することで車との事故を防ぐことは大事なことだと思うが、整備する見込みはないというようなことを市道として認定することはどうなのか。その辺については、ただ単に白線で終わらせることは決定しているのか。
○道路建設課長 交通管理者との間の協議の中では50センチメートルの路肩を設けるという協議で終わっているが、子供たちが通るということで安全施設等を設けて、車道部と歩道部を分けて整備するというような附帯施設のガードレール、ガードパイプとかで仕切ることは可能であるので、今後、検討させていただきたいと思う。
○松葉雅浩委員 おっしゃるとおり、交通事故等の対策は大事なことなので、そういったガードパイプとかをきちんと整備して、せっかく新しくつくる道路であるから、安全な道路にしてもらいたいことを要望しておく。
○竹内清海委員 ちょっと確認させていただきたいが、今の道路の矢印が突き当たっている下側の道路は何mぐらい幅があるのか。
○道路管理課長 現況の正確な数字は申しわけないが、大体4mと把握している。平田学園の開発がまだあるので、その関係で4から6mに広がる計画がある。
○竹内清海委員 今、話したように、多分、これは矢印の下から左のほうへ行くと、これから国府大女子学院がかなり学校をまた整備するので、恐らく広がるのかと今聞こうと思ったが、また、あわせて右のほうのちょっとクランクになっている日出学園も校舎を建てかえた。ここは、当然6mぐらいに広がったということでいいのか。
○道路管理課長 こちらのほうも、日出学園の計画で将来6mに広がる計画がある。
○道路建設課長 バスの中でも説明させていただいたが、この裏のほうの整備で、まだ日出学園の部分は一部整備が残っていて、平田学園の外構工事が終わった段階で、私どもは裏の通りの整備に入るので、今もう用地としては確保されているので、そのときにその部分を拡幅整備していく。
○竹内清海委員 ということは、当然、広げなくてはいけないという約束の中でそうなったわけである。さっき言ったように、図面を見させてもらって、矢印の左側も広がるということでいいのか。ただ、右側のほうは、普通、こういう建築をするときには、当然、当初から広げるというのが前提ではないか。後から広げる約束というのはいいのか。
○道路管理課長 日出学園側の用地は確保されている状況にある。これは、国府台女子のほうをやる際に、一緒に広げるという計画である。
○竹内清海委員 既にセットバックしてあるということか。これから広げる約束なのか、それとも今からセットバックして、ただ、工事は、国府台女子側と一緒に整備をするという認識でいいのか。
○道路管理課長 日出学園側は用地確保されているので、国府台女子がやるときにあわせて整備することになっている。
○竹内清海委員 整備は市川市か、それとも地権者か。
○道路建設課長 ちょうどお尋ねの箇所が公民館の用地に面するところだと思う。そういったことで、公民館が面している部分と日出学園の裏手の部分については市川市が整備していく。
○竹内清海委員 そうすると、市の公民館の部分は、当然市川市で広げるのはわかるが、あわせて日出学園と接している部分も市川市でやるのはおかしいと思う。
○道路建設課長 日出学園の裏手の用地は、市川市の用地と日出学園の用地を交換してここの用地を生み出してきているので、市川市が整備するという整理がついている。
○守屋貴子副委員長 要望というか、1つだけ考えをお聞かせいただきたい。今、ガードレールの話が出たが、この地域はすごくクロマツが多くて、今まで緑がたくさんあった。だけれども、これができることによって、少し緑が少なく感じてしまう部分になってしまい、都市計画審議会でも、ここの話が出たときに、ここに木を植えたらどうだとかいろいろな話が出ていたので、もしそのガードレールにかわるような、例えばそこに緑を植えて仕切るとか、そういうお考えがあるかどうか確認する。
○道路建設課長 緑でそういった仕切りができるかどうか、公民館の中にも緑を植栽できることになっているので、そこら辺で検討させていただきたいと思う。
○守屋貴子副委員長 ぜひ検討していただきたい。別に木でなくても、例えばツツジみたいなものとかで仕切られることができれば、低木でもいいが、そういうのでやっていただければと思う。よろしくお願いする。
○道路建設課長 公民館側で植栽の検討をしていて、公民館側での植栽はできるが、今お尋ねなのは、歩道と車道を仕切ったところの部分でできるかどうかということで、それを検討させていただく。
○増田三郎委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 採決する。
本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があればお願いする。
○道路管理課長 本会議以上の説明はない。
○増田三郎委員長 質疑に入る。
質疑はないか。
○二瓶忠良委員 この郵便局前からずっと南側に入ってくる道路は突き当たっているが、東西に走っている道は狭い道である。そうすると、これは市道認定で6mである。そうすると、車が入ってきた場合に、東西に走っている道路にくいが打ってあるのか。進入できないようにするとか、何かあるのか。
○道路管理課長 今、二瓶委員ご指摘のとおり、東西の道路が、6mに比べると狭い状況がある。今のところ拡幅計画はない。
○二瓶忠良委員 このまま車が進入することはないとは思うが、この新しい認定道路から、旧の東西に走っている道路に進入できるようにしているのか、それともとめてしまうのか、その辺はどうか。
○道路管理課長 84ページの図面で説明する。
北のほうからは一方通行ではないので入ってこられる。東西の道路はご指摘のように狭い。車が入ってきて、下のほうの東西とぶつかるところに隅切りを設けてある。ここの東西の道路はもともと車は通行できるので、隅切りがあるので、曲がることは可能となる。
○二瓶忠良委員 そうすると、これは広い道から狭い道に入ってくるということで危険性もあると思うが、その辺の安全対策については何か考えているのか。
○道路建設課長 私どもが今ここの整備を担当しているので、私のほうから説明させていただく。
ただいまのここの交通に関する質疑であるが、ここに関しては、警察との協議の中で、地元警察署では、この細い道路は今時間帯によって通学路となっており、また、地域の方の生活用道路ともなっている。そういったことで、ここの道路に関しては、今のところ交通管理者としては、ここに対しての規制をすることは考えていない。私どもの協議の中ではそうであるが、なるべく地元に入ってくる車を排除しようということで、入り口部分に案内板の整備を考えている。
○二瓶忠良委員 入り口のところに規制する案内板をつくるということであるが、東西のほうから出て行く車はまだいいと思うが、この道路から狭いほうに入ってきてしまうとすごく危険性があるが、この辺は余り正確な協議をしていないということであるが、これは要望になる。そういう状況だということで、これは安全対策をきちんととる必要があると思う。特に、通学路になっていて、こっちのほうに学校もあるので、そのことを指摘して終わる。
○松葉雅浩委員 これは6mの幅ということであるが、まず、歩道が整備されるのかどうかということと、歩道は両側にあるのかということと、歩道の幅はどのぐらい確保されるのかについて伺いたい。
○道路建設課長 ただいまの質疑の歩道については、通常の路肩部分として50センチメートルの白線を入れるということで交差協議の中ではなっているので、歩道としての整備は考えていない。
○松葉雅浩委員 この道路は、ここに日出学園とか学校がある。子供たちは、ここをかなり通るような形になるのか。せっかく新しく6m道路を整備するのに、歩道もない道路をわざわざ整備する必要はないわけで、どうせ道路をつくるのであれば、きちんと歩道を整備することで車との事故を防ぐことは大事なことだと思うが、整備する見込みはないというようなことを市道として認定することはどうなのか。その辺については、ただ単に白線で終わらせることは決定しているのか。
○道路建設課長 交通管理者との間の協議の中では50センチメートルの路肩を設けるという協議で終わっているが、子供たちが通るということで安全施設等を設けて、車道部と歩道部を分けて整備するというような附帯施設のガードレール、ガードパイプとかで仕切ることは可能であるので、今後、検討させていただきたいと思う。
○松葉雅浩委員 おっしゃるとおり、交通事故等の対策は大事なことなので、そういったガードパイプとかをきちんと整備して、せっかく新しくつくる道路であるから、安全な道路にしてもらいたいことを要望しておく。
○竹内清海委員 ちょっと確認させていただきたいが、今の道路の矢印が突き当たっている下側の道路は何mぐらい幅があるのか。
○道路管理課長 現況の正確な数字は申しわけないが、大体4mと把握している。平田学園の開発がまだあるので、その関係で4から6mに広がる計画がある。
○竹内清海委員 今、話したように、多分、これは矢印の下から左のほうへ行くと、これから国府大女子学院がかなり学校をまた整備するので、恐らく広がるのかと今聞こうと思ったが、また、あわせて右のほうのちょっとクランクになっている日出学園も校舎を建てかえた。ここは、当然6mぐらいに広がったということでいいのか。
○道路管理課長 こちらのほうも、日出学園の計画で将来6mに広がる計画がある。
○道路建設課長 バスの中でも説明させていただいたが、この裏のほうの整備で、まだ日出学園の部分は一部整備が残っていて、平田学園の外構工事が終わった段階で、私どもは裏の通りの整備に入るので、今もう用地としては確保されているので、そのときにその部分を拡幅整備していく。
○竹内清海委員 ということは、当然、広げなくてはいけないという約束の中でそうなったわけである。さっき言ったように、図面を見させてもらって、矢印の左側も広がるということでいいのか。ただ、右側のほうは、普通、こういう建築をするときには、当然、当初から広げるというのが前提ではないか。後から広げる約束というのはいいのか。
○道路管理課長 日出学園側の用地は確保されている状況にある。これは、国府台女子のほうをやる際に、一緒に広げるという計画である。
○竹内清海委員 既にセットバックしてあるということか。これから広げる約束なのか、それとも今からセットバックして、ただ、工事は、国府台女子側と一緒に整備をするという認識でいいのか。
○道路管理課長 日出学園側は用地確保されているので、国府台女子がやるときにあわせて整備することになっている。
○竹内清海委員 整備は市川市か、それとも地権者か。
○道路建設課長 ちょうどお尋ねの箇所が公民館の用地に面するところだと思う。そういったことで、公民館が面している部分と日出学園の裏手の部分については市川市が整備していく。
○竹内清海委員 そうすると、市の公民館の部分は、当然市川市で広げるのはわかるが、あわせて日出学園と接している部分も市川市でやるのはおかしいと思う。
○道路建設課長 日出学園の裏手の用地は、市川市の用地と日出学園の用地を交換してここの用地を生み出してきているので、市川市が整備するという整理がついている。
○守屋貴子副委員長 要望というか、1つだけ考えをお聞かせいただきたい。今、ガードレールの話が出たが、この地域はすごくクロマツが多くて、今まで緑がたくさんあった。だけれども、これができることによって、少し緑が少なく感じてしまう部分になってしまい、都市計画審議会でも、ここの話が出たときに、ここに木を植えたらどうだとかいろいろな話が出ていたので、もしそのガードレールにかわるような、例えばそこに緑を植えて仕切るとか、そういうお考えがあるかどうか確認する。
○道路建設課長 緑でそういった仕切りができるかどうか、公民館の中にも緑を植栽できることになっているので、そこら辺で検討させていただきたいと思う。
○守屋貴子副委員長 ぜひ検討していただきたい。別に木でなくても、例えばツツジみたいなものとかで仕切られることができれば、低木でもいいが、そういうのでやっていただければと思う。よろしくお願いする。
○道路建設課長 公民館側で植栽の検討をしていて、公民館側での植栽はできるが、今お尋ねなのは、歩道と車道を仕切ったところの部分でできるかどうかということで、それを検討させていただく。
○増田三郎委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 採決する。
本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
所管事務調査
○増田三郎委員長 所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
また、委員長報告の作成については正副委員長に一任されたいと思うので、了承願う。
――――――――――――――――――――――――
○増田三郎委員長 以上で建設委員会を散会する。
午後2時散会
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○増田三郎委員長 異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
また、委員長報告の作成については正副委員長に一任されたいと思うので、了承願う。
――――――――――――――――――――――――
○増田三郎委員長 以上で建設委員会を散会する。
午後2時散会
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