更新日: 2018年11月15日

平成23年12月市川市議会建設経済委員会

開会

午後2時53分開議
○並木まき委員長 ただいまから建設経済委員会を開く。

議案第31号平成23年度市川市一般会計補正予算(第3号)のうち本委員会に付託された事項

○並木まき委員長 議案第31号平成23年度市川市一般会計補正予算(第3号)のうち、本委員会に付託された事項を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔雇用労政課長、農業委員会事務局次長、道路管理課長、道路建設課長、
河川・下水道整備課長、河川・下水道管理課長、地域街づくり推進課長、
都市計画道路課長、みどり管理課長 説明〕
○並木まき委員長 質疑はないか。
○金子貞作委員 32ページの労働諸費、19節の雇用促進奨励金は対象者が増加したとの理由であるが、内訳を教えてほしい。当初予算と比べてかなり補正額が大きいが、何か特別な手だてを講じてきたのか。増額の理由を教えてほしい。
 32ページの土木総務費、馬主協会の中山競馬場から、全体で幾ら寄附金があったのか。それから配分の仕方について、船橋とかそのほかでどのぐらい、金額の積算の理由を教えてほしいのと、この活用についてはどういう経過で車の購入が決まったのか。
 13節委託料の基準点維持管理委託料は、3・11の影響でできなくなり全額減額になったとの説明があったが、これはいつごろできるようになるのか。この点を教えてほしい。
 35ページの道路新設改良費の土地購入費、信号機をつけるという大和田交差点の信号機の改良は、いつごろから要望してきたのか。それから、この信号機の設置の要望はかなり市民から多く寄せられていると思うが、今、市は県に何カ所ぐらい要望を出しているのか。それから、この信号機を設置する場合に市の負担がどういう形で発生するのか。例えばここは公道である。県道の場合に信号をつけるとか、そういう場合とか、国道に信号をつける場合とか、いろいろ信号機をつける場合には歩行者の退避場所が必要になる等いろいろあると思うが、信号機の要望を出して設置できるまでの内容をもう少しわかりやすく教えてほしい。この大和田の土地の購入は、たまたまこのように購入できたから、協議が調ってからこういう提案をされたと思うが、購入がなかなか進まない箇所は何カ所ぐらいあるのか参考までに教えてほしい。
○雇用労政課長 まず、雇用促進奨励金の対象が増となった内訳である。当初予算では対象者138人と見込んでいる。その内訳は、まず対象が高年齢者、障害者、母子家庭の母、重度障害者と4つの対象があり、それぞれ高年齢者で当初96名、障害者で13名、母子家庭の母で7名、重度障害者で22名、合計138名を見込んでいたが、9月末時点で既に対象が123名まで行ったため、改めて見積もった結果、それぞれ高年齢者が122名、障害者が20名、母子家庭の母が6名、重度障害者が29名、合計177名の対象となることが見込まれたもので、今回の補正ということで計上したものである。
 補正が大きかった理由であるが、リーマンショックが平成20年にあったが、その翌年の21年度から補正を毎年お願いしている。就職が困難な対象者、高年齢者、障害者等を雇用していただいた事業者に奨励金を支給するという制度であるので、やはり景気が悪くなったことによる申請の増が1つの要因と思われる。それから、県の緊急雇用創出事業を基金事業の一環として、雇用労政課で市内の各事業所を1軒1軒回って事業のPRを行ってきたので、その成果もあったかと考えている。
○道路安全課長 2点目の道路パトロールカーの購入の件である。全体で450万円計上したうちの300万円が寄附金としていただくことになっている。
 2点目の積算等の理由は私どものほうからはお答えするのが難しいので、財政課のほうでお願いしたい。
 3点目の活用について、この車に決まった理由であるが、最近、道路の維持管理については非常に皆さんの市民サービスということで緊急を要する事案もある。そして、3月11日に発生した大震災のときも、実際に緊急で現場に赴く際、交通渋滞に巻き込まれて初動が非常に遅れたことがあり、かねてより私ども道路安全課のほうから緊急車両の購入をお願いしていた。そこで、このような形になった。この車は6人乗りで、後ろに荷物が乗せられるようなトラック型の車両で、サイレンと黄色い回転灯をつけて現場に直行できるように体制を整える形で配備する予定である。
○道路管理課長 32ページ、土木総務費の第13節委託料、基準点維持管理委託料が全額減額になっているが、いつから開始できるのかという質疑である。基準点には、国が管理している1等、2等といった基準点、その下には1級、2級といった市で管理している基準点がある。この地震により、国の1等、2等といった広い範囲をカバーする基準点がずれたということで、国のほうでこれまでどのぐらいずれたのか検証してきた。そういった数値が各自治体におりてきているので、今度は市のほうでそれをもとに市内にある1級、2級、3級といった基準点が2,500点ほどあるが、それが国の基準点をもとにしてどれほどずれているのかといった補正作業をまずしなければならない。これがことしと来年度の作業で、2カ年ぐらいかかると見込んでいる。したがって、基準点が工事等によって撤去されたものを道路管理課が一元で復元しているが、こういった委託作業を開始するのは、ことし、来年の補正作業が終わる再来年、25年度ぐらいを見込んでいる。
○道路建設課長 信号機、35ページの土地購入費1,300万円のことである。信号機の要望は、平成18年10月に地元自治会から1回出ている。次に、平成19年7月に再度自治会から要望書が出ている。次に、23年1月に児童の交通事故防止のためということで、市の教育委員会から市川警察署に直接出ている。以上、ここの現場では信号機の要望が3回出ている。
 次に、信号の負担についてであるが、ここの信号機については市川警察、公安委員会で設置費用は出す。負担金はない。基本的に、信号設置に新設、ないところに信号をつけるときは警察、公安委員会。ただ、既設の信号があり、それを道路改良等で移設しなければならない場合は市のほうで負担する原則である。
 次に、要望件数であるが、直接市川警察署に出される団体もあるし、我々自治会からもらったのを市川警察にお願いするというのもあるが、申しわけないが今はすべての件数を把握していない。
 それと、進まない箇所はどのぐらいあるのかであるが、私どもの課で申しわけないが、皆様ご存じと思うが、大町の464号の駒形の交差点はまだ買収の話が進んでいないので、それがまず1点。私どもの課でもう1つ、柏井で信号機をつけるということで、来年度買収していきたいところが1件。私どもの課では今とりあえず2件把握している。
○金子貞作委員 労働諸費の雇用促進奨励金について、緊急雇用でPRしてきたことも非常に大きいかなという説明があったが、ぜひこれは定着するように企業のほうに働きかけていただきたいし、さらに促進されるように、この点は要望しておく。
 馬主協会の件はわかった。パトロールカーの購入も、今の震災から考えれば非常に重要なことだと思うので、了解した。
 13節の委託料、基準点維持管理委託料がずれているというのがほぼ明らかである。山のほうで測量してみると、かなりずれているというのがテレビ報道などで出ている。これが、今後市のほうでずれているということになってくると、全部修正しなければいけないということなのか。今までやったものが、これも全部修正しなければいけないということになるとすると、大変な手間暇、今後また費用がかかるが、今現在どのぐらいまで位置指定は進んでいるのか。参考までに教えていただきたい。
 また、これがずれていると大変だと思うが、この辺の費用については、市がやるべきところは全部市が負担しなければいけないということなのか。費用負担も市だけでは大変だと思うが、この費用負担の補助制度も国の方は考えているのか、その点教えてほしい。
 35ページの大和田交差点の信号機についてはわかった。我々も町中を見ていて、セットバックすると信号機が歩道の真ん中に取り残されている例がある。私の住んでいる大野3丁目の信号も、お寺がセットバックしたが、ちょうど歩道の真ん中になってしまう。そのほかでも、いろいろ信号機が取り残されていることがあるが、この辺はセットバックと同時に電柱や信号機の移設はどういう経過で修正しているのか。参考までに教えてほしい。
○道路管理課長 33ページの委託料、基準点のことであるが、まず1点目、その補正がどのぐらい進んでいるかである。国から示された補正値、基準点というのはXY座標で示されており、国からどのぐらいずれているのか、変換値といった数値が来るので、一々現場でそれを引き抜いてまた埋める等の作業ではなく、数字上で変換、補正をしていく作業がこれからの作業である。これから2年間に渡って委託で作業を行うが、まずは2点目の費用になるが、費用は国から補助金をいただいて行っている地籍事業といったものがある。この地籍事業というのは、筆界と筆界をはっきり明確にしようという国策であるが、そのうち道路と民有地を優先してやってきた経緯がある。それによって、その道路境界を決めるような事業であるが、この事業が、その基準点がずれたことによって一時ストップしている。できない状態になっている。であるので、国のほうからこの補助金事業を使って補正の委託をしてよろしいといったことが出ているので、2年間で補正の委託をするが、それは国の補助金が75%出るが、それを使ってやっていきたいと考えている。
○道路安全課長 信号機の件であるが、先ほど説明があったように、市の、あるいは道路管理者の道路改良によって形状が変われば、その工事のときに当然施工する。しかしながら、個々の家のセットバック等でたまたま信号が、従前は安全なところにあったけれども、歩行者空間のちょうど真ん中に残ってしまったというケースだと思うが、このような場合は市のほうというよりも、千葉県警察本部のほうで、必要性があれば移動する形になる。いずれにしても、もし現在の位置が非常に危険だとかいう状況であれば教えていただいて、私どもから要望していく。県の費用の中で、予算の範囲の中で必要があれば対応するというふうになろうかと思う。
○金子貞作委員 基準点についてはわかった。
 信号機の移設の問題は、その電柱があることによって歩行者の安全を図っている場合も市川ではあるので何とも言えないが、やはり見た目で明らかに真ん中にあって、歩行者の通行を妨げていると感じられるところもあるので、それは後でまたお話しするが、そういう状況も出ているので、しっかり今後もその改良とあわせて支障のないようにやっていただきたいと要望して終わる。
○鈴木啓一委員 まず、大和田5丁目4277番地の持ち主はだれか教えてほしい。
 35ページの施設修繕料、真間の件で、この間随契でとったものとどういう関係があるのか教えてほしい。
 その下の被災分譲マンション支援事業補助金で、液状化云々と言っていたが、555のところが8つが居所不明で547、そのうち部長がちょっと間違えたが回答が193。市川市マンション管理組合連絡協議会は、市と一緒に立ち上げたのではないのか。最初にそちらに話があってしかるべきではないのか。行政はその点どう考えているのか。19だけやって補助金は3分の1かかった。あなたたちが市川市マンション管理組合連絡協議会を一緒になって立ち上げたのであろう。そうすると、失礼ではないのか。先にきちんとやるべきではないのか。その点。
 それから、今金子委員も言ったが、馬主協会、市川も相当迷惑がかかっている。船橋が3分の2、市川が3分の1か。前々からこれは課題である。こういうものを寄贈されるのは、私は当たり前だと思っている。なおかつ、言わせてもらえば常任委員会だからだれかわかる人はいるか。議員にも、開催日にずっと来ていた。それはやはり競馬が好きな支持者もいるから、それが突然打ち切られたが、何か通知があってしかるべきではないのか。これは非常に不愉快きわまりない。みんな催促される。その点、わかる人がいたら教えてほしい。
○道路建設課長 35ページの土地購入費1,300万円、大和田の件である。土地所有者は、新田3丁目にお住まいの小山さんである。
○河川・下水道管理課長 35ページの修繕費で、真間の随契という件については1件もなく、建設業協同組合への随契ということで随契している。水路の修繕費であるので、50万円以下の地方自治法施行令167条の2第1項第1号に基づく随意契約のみである。
○地域街づくり推進課長 35ページの負担金補助及び交付金の被災分譲マンション支援事業補助金の質疑であるが、市管協と市のかかわりということか。
 浦安市も同じようなことをやっているが、今回幅広く地盤被害に対して補助しようということを私ども独自に考えたので、市管協には今後この制度を議決いただいたら、周知という観点でご協力いただきたいと考えている。
○道路安全課長 4点目の馬主協会からの話であるが、開催日の通知の件については、大変申しわけないが資料を持ち合わせていない。お答えできず申しわけないが、馬主協会には私どもかねてより要望していたこの車両が今回の300万円の寄附金で買うことができて大変感謝している。
○鈴木啓一委員 きちんと聞いていないといけない。迷惑を受けて、入場券はたった200円であるが、開催日ごとに我々のところに来ていた。支持者にも好きな人がいて、その人たちが行って投票するのだから、要するに売上に寄与している。その点、今来ている道路交通部長に強く言っておきたい。言っている意味はわかるか。お願いする。これは結構である。
 信号機の件は、私が見たら道路から入っている。何平米買収したのか。金額は幾らか。相当高いのではないか。その点はどうなのか教えてほしい。
 それから、法律がどうこうで随契でやって、天下りのところに随契が行って、きちんと入札しないとだめではないか。だから、私は契約のときには承認しない。押さない。それでまたこういうのが出てくる。これはどうなっているのか。こういうのを簡単に認めてしまうのか。その点教えてほしい。
 市管協の件は、決まってからあれするなら市管協なんて立ち上げなければいい。かわいそうだと思わないか。皆さんと、マンションの先頭に立ってやってくださいといって立ち上げていながら、決まってから後から通知するなら、裏切り行為である。もっときちんとした対応をしてくれないといけない。その点もう1回お願いする。
○道路建設課長 大和田の件は、平米27万4,000円で積算している。
○河川・下水道管理課長 この随契は、緊急随契という形で水路の改修を早急に行わなくてはならないといったことから随契を行っている。水路のわきがどうしても、水路が壊れると上部に陥没を起こしてそこに足を突っ込んでけがをするといった事故が発生するので、そういったことを避けるために早急に直すということでお願いしている。
○地域街づくり推進課長 被災分譲マンション支援事業補助金についてお答えする。今回の調査については、アンケートの配布、分析、他市の事例、制度設計ということで、それなりに人件費もかかっている。その部分も含めて職員で行ったので、その後も、この制度をつくる自体の予算は職員で賄ったが、そういうことを考えると、よそにお願いするにはそれなりのお金もかかるので、予算の削減という意味で職員だけでやらせていただいた。今後は、先ほどの繰り返しになるが、市管協にはこの制度の周知ということでご協力いただくようお願いしてまいりたい。
○鈴木啓一委員 市管協の件は、討論が全然かみ合っていない。そういうマンションの被災云々は、市でやっても別によい。全体にやるときに、先にこういうのをやりますよというのが、一緒になって立ち上げた市管協の皆さんに対する礼儀ではないかと言っているのである。言っている意味はわかるか。被災の中に首を突っ込んで、市がやったとか、自分たちがやったとか、そんなことは言っていない。全体的にやるときに、こういうのを市はやるということをやってほしいというだけのことであるので、簡単なことだと思う。立ち上げた市管協の人たちだって、何だと思う。行政はいいことをやっている。一緒にマンションの協議会をつくって、一緒になってやっているのであるから、それも先にそういうことぐらい流してもいいだろうということである。ぜひお願いしたい。それはそれで構わない。
 それから、ここしかできないからといって、国交省から天下りしているようなところと随契をするのは余り芳しくない。詳細にわたってあれすると、今度また出てくるとか、そういうことのないように。また見守っておく。
 買収金額の坪単価は幾らか。
○道路建設課長 平米当たり27万4,000円であるので、1坪3.3平米とすると、90万4,200円である。
○鈴木啓一委員 これは高い。県道若宮西船線から外れて中に入っている。不動産屋でも、あんなところは75万円から、どう高くても80万円かそこらである。増田議員がいないから何とも言えないが、これは本当である。この積算はだれが行うのか。
○道路建設課長 実際、買うのは不動産鑑定を2社とるので、不動産鑑定をもとに地主さんと交渉していく。今回のはあくまで概算であるが、一応これは不動産鑑定士と相談し、正式ではないが大体このぐらいの値段だということで相談して行っている。正式には不動産鑑定をとり決定する。
○鈴木啓一委員 そうすると、不動産鑑定は、2社とったら幾らと出たのか。
○道路建設課長 2社はこれから、今回これが決まったら2社とるが、まだ正式な金額は出てきていない。
○鈴木啓一委員 私はびっくりしてしまうが、そんないい加減なのか。土地開発公社理事を私は長くやっているが、不動産鑑定士から、2社からとったと言ったのではないか。これからとるのか。そのように聞こえた。
○道路建設課長 2社正式に不動産鑑定をとるのはこれからである。ただ、予算化する前に一応内報ということで不動産鑑定士からいただいているものが、内報という形で我々に来ている。
○鈴木啓一委員 そうすると、これは下がることもあり得るのか。
○道路建設課長 ぴったりこの価格ではないかもしれない。今、27万4,000円と言ったが、正式にとれば27万3,000円になるかもしれない。それはまだとってみないとわからない。
○鈴木啓一委員 それはちょっといい加減なのではないか。補正で出してきて、一応は自分たちで2社鑑定をするときに、あなたたちは高いとか安いとかを自分たちで判断できないのか。
○道路建設課長 その判断基準として、不動産鑑定士から内報をいただいているということであり、工事価格等を見ても妥当かなと私たちは思っている。
○鈴木啓一委員 だれが聞いても妥当だと思っていない。では、あそこの前の不動産屋さんに入って、どのくらいするか聞いてみてほしい。90万円もしない。若宮西船線のところならまだしも、中に入っている場所である。そういうことを平気で言うから困る。それでは不動産鑑定士など要らない。2社の不動産鑑定士はどこか。
○道路建設課長 まだこれから鑑定に出すので、どこの不動産鑑定士を使うかは決まっていない。
○並木まき委員長 この金額を出した業者はどこかという質疑である。
○道路建設課長 株式会社都市開発不動産鑑定所と、梶ノ葉不動産鑑定所の2社から内報をとっている。
○鈴木啓一委員 あなたたちは小出しである。今言った2社の所在地はどこか。
○道路建設課長 名前しか把握しておらず住所は今わからないので、調べるお時間をいただきたい。
○鈴木啓一委員 これはいい加減だと思わないか。内報で知らせてきたところの住所もわからないのか。後でなんて、そんなのおかしいのではないか。
○道路建設課長 都市開発不動産鑑定所が市川市八幡2の1の2である。梶ノ葉不動産鑑定所が市川市南八幡1の6の6である。
○鈴木啓一委員 中に入る人は、きちんと鑑定士と話し合って近くの不動産屋にも聞いてほしい。これは税金である。妥当な金額ならいいが、これは妥当ではなく高過ぎる。下げる方向でやってほしい。
○並木まき委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○並木まき委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○並木まき委員長 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○並木まき委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第32号平成23年度市川市下水道事業特別会計補正予算(第2号)

○並木まき委員長 議案第32号平成23年度市川市下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○河川・下水道管理課長 本会議以上の説明はない。
○並木まき委員長 質疑はないか。
○大場 諭委員 本会議で当会派の宮本議員からも質疑しているが、今回民主党の事業仕分けで一たんストップしたものが、新しい機械で見積もりが変わったとのことである。新しい機械で増額になっているが、この決定した人の基準と、新しい機械にすることによって今後ランニングコストとか、要するに市の財政にとってどういう効果があるのか。
○河川・下水道整備課長 今回の合流改善事業の見直しについては、まず、もともとのスクリーンの目幅が5cm幅であったものを、2.5cmの目幅のものにして、ポンプ場から排水される下水の中の木の枝や葉っぱ、ビニール等の固形物を多く除去しようということで見直しがされて、改善事業ということで行ったものである。ランニングコストの増減は基本的にはない。
○大場 諭委員 新しい機械にすることにより目幅が細かくなって、より細かいごみを吸い上げることができるようになったということか。ランニングコストは特に大きくは変わらないということか。
○河川・下水道整備課長 ご指摘のとおり、今まで5cmの幅からすり抜けるものを2.5cmにして、ビニールのごみや固形ごみを除去するということで、ランニングコストとしては多少ごみが多く回収されるので、その分程度の増である。
○並木まき委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○並木まき委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○並木まき委員長 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○並木まき委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第34号平成23年度市川市市川駅南口地区市街地再開発事業特別会計補正予算(第1号)

○並木まき委員長 議案第34号平成23年度市川市市川駅南口地区市街地再開発事業特別会計補正予算(第1号)を議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○市川駅南口再開発事務所長 本会議以上の説明はない。
○並木まき委員長 質疑はないか。
○金子貞作委員 歳出の19節負担金補助及び交付金で、施設管理等負担金の66万1,000円の負担の根拠は何か。市がビルに所有している床の売却が進まないということで、新たな負担が市に発生したということであるが、今どのぐらい床面積を持っているのか。また、売れないことによって負担額が生じているが、その辺の仕組みも含めて教えてほしい。それから、今後の売却の見通しはどうなのか。売れなければ毎年これが続くということになっていくが、その辺についてはどのように努力されているのか伺う。
○市川駅南口再開発事務所長 今回、当初で見込んで、今委員お話しのとおり、前年度に売却を見込んでいた区画についてまだ売れない部分があり、結果的にその分が不足を生じたということである。区画が、これは施工者が持っている保留床が2通りあり、市が大家となって借家人に貸している床、賃借権設定床が4区画ある。あと、結果的に賃借人がいなくなって空になった床が2区画あり、合わせて6区画ある。面積で言うと、その2つを合わせて654平米ぐらいの床を市が持っている。
 今後については、当然売れる床については今年度中に売却の手続をとっていこうと思っている。ただ、何分今厳しい経済情勢があるので、その辺で売るというほかにも賃貸で回せば共益費という形で管理費相当額が入ってくる形になるので、売却と並行して賃貸についても今後考えていきたいと思っている。
○金子貞作委員 そうすると、この66万1,000円の負担の根拠については、売れなくて市が持っている分については負担を払ってきたのであろう。そうすると、床を貸し出している面積が、借りる人がいなくなってしまったことによって発生した金額なのか、その点教えてほしい。
 6区画、654平米あるので、高い。金額にしてどのぐらいで売る予定なのか。
○市川駅南口再開発事務所長 当初との比較で申し上げると、当初、予算時は5区画ということで見込んでおり、結果的に6区画持っているということで、結果的にその1区画分が、プラスマイナスあるが、その分が結果的に足りなくなっている。
 どのくらいで売るかであるが、当然売るに当たっては不動産鑑定をかけて幾らかということでやっていくが、あいている区画については不動産鑑定をやってすぐに売るという作業ができるが、賃借人がついている区画については売るのが難しい。その部分については、不動産鑑定はまだ今後ということになるので、当面今売ろうと思っている区画については2区画あるので、不動産鑑定をやっているのとやっていないのがあるが、大体価値として1億円ぐらいにはなるかと思っている。
○金子貞作委員 そうすると、当初の予定が狂ってきたわけである。2区画で1億円は現在の金額か。最初のころはどのぐらいで売却を考えていたのか。今、だんだん下がってきている。また下げて売ることにはならないか。その辺市の負担が今後ふえない、大丈夫であるという答弁をいただきたい。
○市川駅南口再開発事務所長 先ほど述べたように、すべての区画について不動産鑑定を行っていないので、当初から比べるのに難しい面もあるが、当然これを整備するのにかかった費用との比較はできるので、最低限整備費用以上ということで、要は損をしない形で考えているので、これから残った区画についてもそういった形で考えていきたいと思っている。
○金子貞作委員 かかった費用以上では売るということは約束できるか。確認したい。
○市川駅南口再開発事務所長 今後の情勢があるが、今現在はそう考えている。
○鈴木啓一委員 申しわけないが、4区画と2区画がどこだかわからない。どこが余っているのか知らないので、雲をつかむような話である。後ほど図面と場所を教えてほしい。
○市川駅南口再開発事務所長 後ほど提出する。
○並木まき委員長 その図面を委員全員に配付してほしい。
○市川駅南口再開発事務所長 了解した。
○並木まき委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○並木まき委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○並木まき委員長 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○並木まき委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第41号損害賠償請求事件の和解について

○並木まき委員長 議案第41号損害賠償請求事件の和解についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○道路安全課長 本会議以上の説明はない。よろしくご審査願いたい。
○並木まき委員長 質疑はないか。
○金子貞作委員 鉄板が外れて立ち上がって臀部に当たったことによる負傷とのことである。例えば、自転車で急ブレーキをかけてずれたというならわかる。普通に歩いていたら外れてしまったとのことである。何か特別なことをしたのではないのであろう。その辺は管理がどうだったのかというのは問われてしまう。今まででも、ここはいつもがたがたしていて外れやすいという苦情とか、地元から要望などはあったのか。それと、たまたま臀部で、これはしようがないが、かなりの費用がかかった。この点、やはり今後こういった鉄板のものは市内にかなりあると思うが、その辺の管理について、一斉点検するなり、その辺は考えているのか。その辺の今後の問題についてもしっかり対応するということなのか。2点伺う。
○道路安全課長 これまでに当該箇所での苦情があったかということに関しては、我々のほうにはこれまでなかった。確知していなかった。
 鉄板のこのような場所が市内にあるのではないか、今後の点検はということであるが、強化してまいりたいと考えている。車両でパトロールしていてもなかなか気がつかないところもあるので、その辺は反省として今後見る目を持っていきたい。
○鈴木啓一委員 気がつかないのはたくさんあるが、どういう状態なのか。鉄板が、それが刺さったというが、あんな丸いものが刺さるのか。よく理解できない。そこの部分を詳しくお願いしたい。
○道路安全課長 普通の幅24cmのU字溝にかかっていた長方形の茶色い鉄板があり、その下には4カ所ずれどめが設置された形跡があったが、そのうち2カ所がとれてなくなっている状態であった。したがって、長い間ずれていて、わずかの振動で落ちる寸前であったと考えられる。通常24cm幅の側溝であれば深さも24cmであるが、この現場は水路のすぐ近くであり深さが1mあった。この方が体ごと落ちたのが1mのところである。その関係で、鉄板がずれていて落ち、本人も落ち、ここにおしりが刺さってしまったという状況である。
○佐藤幸則委員 今事故の内容はわかったが、側溝の上には大体コンクリートのふたがかかっている。鉄板というのは余り見ないが、それは市の所有で施工したものであれば、大体枚数と箇所は把握できると思うが、いかがか。
○道路安全課長 枚数とどこに置いてあるかに関しては、大変申しわけないが把握していない。長い間、行徳管内で区画整理ができて、そしてコンクリートのふたのところもあり、場合によっては鉄板のところもあると思う。今後、パトロールでその辺はチェックしていきたい。
○並木まき委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○並木まき委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○並木まき委員長 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○並木まき委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

所管事務の調査

○並木まき委員長 所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○並木まき委員長 異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
 また、委員長報告の作成については正副委員長に一任されたいと思うので、ご了承願いたい。
――――――――――――――――――――――――
○並木まき委員長 以上で建設経済委員会を散会する。
午後4時12分散会

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