更新日: 2018年11月15日
平成24年9月市川市議会建設経済委員会
開会
午後2時2分開議
○並木まき委員長 ただいまから建設経済委員会を開会する。
○並木まき委員長 ただいまから建設経済委員会を開会する。
現地視察について
○並木まき委員長 審査に入る前に、現地視察について、委員長としては、お配りした資料のように現地視察をしたいと考えているが、いかがか。意見を伺いたい。
〔「行きましょう、せっかくですから」と呼ぶ者あり〕
○並木まき委員長 現地視察を行うことに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○並木まき委員長 異議なしと認める。よって現地視察を行うことに決した。
これより現地視察を行う。2時10分までに市民課前にお集まり願いたい。よろしくお願いする。
○並木まき委員長 暫時休憩する。
午後2時4分休憩
〔休憩中 現地視察〕
〔「行きましょう、せっかくですから」と呼ぶ者あり〕
○並木まき委員長 現地視察を行うことに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○並木まき委員長 異議なしと認める。よって現地視察を行うことに決した。
これより現地視察を行う。2時10分までに市民課前にお集まり願いたい。よろしくお願いする。
○並木まき委員長 暫時休憩する。
午後2時4分休憩
〔休憩中 現地視察〕
議案第20号平成24年度市川市一般会計補正予算(第1号)のうち、本委員会に付託された事項
午後3時51分開議
○並木まき委員長 再開する。
理事者の方々におかれては、説明または委員の皆さんの質疑に対する答弁の際は、職名を名乗った上で発言願いたい。よろしくお願いする。
――――――――――――――――――――――――
○並木まき委員長 議案第20号平成24年度市川市一般会計補正予算(第1号)のうち、本委員会に付託された事項を議題とする。
提案理由の説明を求める。
〔臨海整備課長、道路安全課長、街づくり推進課長、都市計画道路課長 説明〕
○並木まき委員長 説明が終わった。
これより質疑に入るが、質疑に当たってはページ数、項目を明示してから質疑されるようお願いする。
質疑はないか。
○金子貞作委員 23ページの交通対策費で、通学路の安全対策を図るということで需用費と工事請負費で補正予算が組まれているが、本会議でも、39校すべて通学路の点検をしたという答弁があった。県道、市道を含めて市内にかなり要望が多いと思うが、どのぐらい要望が上がっているのか。
また、すべて一遍にやることはなかなか難しいと思うので、この辺の優先順位をどう考えているのか。
それから、市道は所管の道路であるので市がやるのであろうが、県道もかなり狭くて非常に危ない箇所が多いと思う。千葉県との連携や千葉県の工事予定などはどうなっているのか、その辺をまず伺う。
都市計画総務費の19節、木造住宅防災リフォームについて、本会議でもかなり議論があってわかったが、今、市民の意識が非常に高まっている。それはいいことであるが、この間、担当課としてはいろいろ努力されてきたと思う。パンフレットを発行したり、自治会への説明だとか、罹災証明を発行されている地域に対して、どういう活動をやってきたのか。
去年の決算の報告書を見ると、耐震診断、耐震改修はそれほど伸びていない。防災意識は同じように高まっていると思うが、防災リフォームが補正を組まざるを得ないぐらい利用がふえているという、この辺はどういうところに差があるのか。要するに今、耐震診断、耐震改修が進まない、防災リフォームは非常に関心が高いという、この辺で事業内容の見直しとか必要性が出てきていると判断しているのかどうか。この点も含めて教えてほしい。
○道路安全課長 まず1点目、要望の件数である。私どもは8月いっぱいまで現地を調査した結果、要対応箇所を118カ所確認している。
それから、優先の考え方であるが、安全対策はどこも優先だと考えている。118カ所のうち、簡単に済む場合もあるし、工事費を十分とらなければ整備できないものもある。可能なところから随時対応し、できるものはなるべく早く今年度中にやりたいと考えている。
県、あるいは関係機関との連携であるが、私どもも警察、あるいは千葉県、県道の管理者と一緒に立ち会っている。とにかく共有した情報をもとに随時、安全対策を講じ、今後も連絡を密にして対応していきたいと思っている。
○街づくり推進課長 防災リフォームに関する2点の質疑にお答えする。
まず、周知活動は基本的に全市的に行っており、メディアでは市ホームページ、市広報、駅の広報スタンド、市のメールマガジン等、また、イベントでは市民まつり、市川ふるさと祭り、いちかわ産フェスタ等である。そのほか、全自治会に制度チラシの配布、町会への個別説明を行っている。今後、周知の強化を図っていきたいと考えているが、特に総武線以南のいわゆる木密地域と言われているところについては自治会との連携を密にしていきたい。
2点目の耐震改修との差は何かとなると、耐震診断を受けて防災リフォームに回っている方もいると聞いているので、費用的な面で私どもの制度を利用される方が多いと考えている。
それから、耐震改修制度の見直しということか。(金子貞作委員「そういうことも含めて」と呼ぶ)耐震改修制度は建物の安全度を高める制度であるので、私どもとしては一番基本だと思っている。それを補完する形で防災リフォーム事業があり、議会からもさらなる緩和策とか、いろいろご指摘をいただいているので、その辺も踏まえて、より使いやすい制度にしてまいりたいと考えている。
○金子貞作委員 交通対策であるが、要望が118カ所あるということで、児童の安全上、交差点で事故になる確率が高い。その辺で要望の多い内容を教えてほしい。
それから、県道は歩道が非常に狭くて交通量も多いということで、お母さん方も心配の声が多いのではないかと思う。市川は118カ所を急いでやらなければいけないという姿勢だと思うが、この中で県道は何カ所ぐらい要望があって、千葉県は補正を組んで対応しようとしているのか。来年度に向けて何カ所やろうとか、そういう協議を具体的に市とやられているのかどうか。交差点の改良も含めて、その辺を教えてほしい。
次に、防災リフォーム。南海トラフの問題も含めて、今、耐震改修を急いでやると言われているわけである。防災リフォームで部分的に屋根がわらを軽量にすることも1つの補強にはなるが、今、担当課として、安くて、しかし、建物が倒れないようにすることが非常に重要だと思う。そういう点で耐震シェルターがある。これが軽量鉄骨でかなり安くできる。市川市は対象になっているが、要望があってやったというのはシェルターが2件だったか。具体的にどのぐらい費用がかかっているのか。
それから、相談の内容は屋根がわらの話が多い。確かに家に住んでいて工事ができ、工事費の半分助成を受けるとなると非常にいいが、建物が倒れないような耐震改修につなげていく相談活動というか、この点は連携をどういうふうに考えているのか。市民の関心が高いときほど一気に進めるぐらいの体制も含めた相談活動が求められていると思うが、担当課として答えづらければ、次長、部長あたり、その辺どう考えているのかお答え願いたい。
○道路安全課長 1点目の要望の多い内容であるが、結果的には、きょう見ていただいたような路肩のカラー舗装、あるいは、小さい交差点で交差点が明瞭化するためのカラー舗装があった。これについては、今回の補正予算をいただいた中で24年度中に行いたいと考えている。
次に2点目、県道について、調査結果は6件の要対応箇所があった。県としては、そのうち3件は24年度中に対応し、残りの3件は26年度以降になってしまうという現段階での考えを持っていると伺っている。
○街づくり推進課長 リフォーム制度の2点の質疑にお答えする。
まず、シェルターの費用は約25万円である。
2点目の件で、耐震改修制度との連携はなかなか難しい面があろうかと思うが、まず、あんしん住宅相談で建物の耐震診断をお勧めしている。診断結果によって、費用的な面、あるいは建てかえのことをお客様とご相談し、とりあえず当面の安全対策でいいということであれば私どもの制度をご案内し、委員のおっしゃるように、建物を倒壊させないようにしたいということであれば、防災リフォーム制度ではなかなか難しい面もあるので、耐震改修制度をご案内している。
○金子貞作委員 県は交通安全をやっていただける方向ということであるが、今、通学路をずっと見ていくと植栽帯がある。児童は背が小さいので、なかなか見えづらいため、植栽帯の定期的な維持管理を行ってほしいとの声が出ている。費用がかかるので年間やる回数が少なくなっているが、今の時期は伸びるのが相当早いし、その辺のところをひとつしっかりやっていただきたい。あとは、この対応を早くやっていただけるようにお願いする。
それから、防災リフォームであるが、今後も継続し、充実を図るという部長の答弁があったが、どう図っていくのか。この点、最後にお願いする。
○街づくり推進課長 拡充策という質疑であるが、現在、事例収集等を行って研究している段階である。具体的なものについては固まっていないが、本会議でもご答弁申し上げたように、政策目的を明確にし、現時点では例えば防火対策、バリアフリー対象を考えている。
○大場 諭委員 同じく23ページの19節、木造住宅防災リフォーム補助金についてであるが、今、課長から答弁があったように、福祉部、街づくり部と幾つかの部にまたがっている助成制度がある。例えば市民が、自分のところはこういうふうにやってほしいと担当課に行く。実際に庁内での助成制度はどれを受けたらいいと市民相談になるような、一元的に受けてもらうように窓口は連携しているのか。それが一本化できるのか。その点、確認したい。
○街づくり推進課長 既存の制度の中ではいろいろな条件があり、1つの窓口でご案内する窓口一本化はちょっと難しいと思っている。きょう手持ちがないが、庁内の助成制度のご案内ということで、福祉部も含めて、私どもの所管している補助制度を一覧にした冊子があるので、それでご案内している。
○大場 諭委員 私も街づくり部が所管で出している冊子は見て、市民からすると、さまざまなサービスがあると。しかし、実際にそれぞれの部署に行って一々聞かなければいけない。福祉と防災とそれぞれ効果は違うが、全体で助成するに当たって、市民サービスと費用対効果を両方考えていくべきだと思う。そういった意味で、やっぱり窓口一本化は必要ではないか。これは街づくり部だけの問題ではないので、今回予定している一般質問でさせていただく。
○鈴木啓一委員 交通対策費、需用費及び工事請負費。4月23日、小学生の列に車が突っ込んで10人が大変な思いをし、4月27日、館山でも小学生の列に車が突っ込む事故が発生した。緊急の通学路の安全点検を実施、8月29日、市は点検の対象が終わったということで、小学校39校、それから特別支援学校1校と、公立だけ通学路の安全対策ということで3,000万円。
今、現地視察した二俣は県道にすべきではないのか。うちのハイタウン塩浜のところは市道で金がかかる。産業道路で、ダンプがひっきりなしでわだちができて金食い道路と言う。あそこのところは県道にすべきだと思う。なぜかというと、今井橋から浦安に行くバイパスまでは県道で、その後、湾岸道までは市道である。おかしい。これは県にも早急に要請しなければならないし、私に言わせると、市会議員ばかり働かせて県会議員が働かない。田尻、高谷、原木を見に行ったが、あれもひどい。市道で金食い道路。あんなものは県道にしなければしようがない。ダンプ、大型車がひっきりなしで、道路の補修をやったって追いつかない。ガードレールの費用は幾らかかるのか。額としては大したことないと思う。200万もかからないのではないか。
それから、見に行った堀之内は道路が割れている。震災の市川塩浜駅のところを見に行ったって、記憶が定かではないが、1,000万ちょっとである。そうすると、見ただけでも大したことない。850万ぐらいか。それから、見に行った宮久保だって、カラー舗装をやったって、何㎝か広げるだけで、あそこは何でガードレールをやらないのか。片側だけでもガードレールをやらなかったら、児童なんて危なくてしようがない。何でそういう発想がないのか。さっき薬屋の駐車場にとまった。こっちから行くと、百合台に向かって左側だけでもガードレールを設置すべきではないのか。39校やって、私が点検すれば、もっと危ないところはいっぱいあると思う。
都市計画総務費、負担金補助及び交付金。昭和56年以前の木造住宅はあふれている。耐震とか何かをやったって、そんなものはどうするのか。まだ9月だというのに当初予算を使い切ってしまって増額補正をやる。少し甘いのではないか。
それから、罹災証明が発行された木造住宅の修復と言っていた。上限30万の補助で昭和56年以前のものをやるのか。申請が増加して、こうやって増額補正になる。市川市内はいっぱいあるのに、30万が20件で600万である。その考え方を教えてほしい。
○道路安全課長 まず、きょう二俣で見ていただいた現場については、現段階では安全対策としてガードレールを考えており、およそ150万円を要する。
2点目の堀之内については、交通安全を兼ねて舗装の補修で850万円前後を考えている。
宮久保については、百合台小学校の通学路ということで、現場でもご案内したが、およそ550万程度かかるのではなかろうかと概算で考えている。
また、あのような場所にガードレール設置は考えないのかというご指摘であるが、宮久保の商店街ということで、個々に店舗を構え、往来の多いところであるので、設置が非常に困難でできない状況にあることから、現場の状況を踏まえてカラー舗装での安全対策を考えた。
○街づくり推進課長 防災リフォームに関しての2点の質疑にお答えする。
まず、当初の見込みが甘かったのではないかという質疑かと思う。先ほどご答弁申し上げたとおり、震災以降、マスコミ等の影響が大きくて予想外の申請件数の増加につながったものと考えている。また、無料耐震相談会の希望者も多い状況と聞いているので、資金的な面から当制度を利用された市民の方が増加していることも要因の1つとして考えている。
それから、上限30万はどうしてかということであるが、他市の事例や既存の耐震改修制度の補助額約40万のバランスも考慮して設定させていただいた。
○鈴木啓一委員 案の定、ガードレールは150万で少ない。堀之内だって、道路舗装850万。増田三郎さんがまだ生きていたとき、ハイタウン塩浜は震災で、あれだって800万ぐらいであった。それは震災で国から半分出るので、市は半分である。百合台小のカラー舗装は今白いのをやっているが、ちょっと幅を広げてカラー舗装するだけで安全対策になるのか。ハイタウン塩浜のところは、歩道の内側に自転車道をつくらせた。買い物の人たちは自転車道のところには行かない。高校も、自転車が猛スピードで飛ばしてくるが、自転車道をカラー舗装したので接触事故はなくなった。あそこのところだって、あんな狭い商店街で、商店街のことを言っていたら児童を全然守れない。百合台小の通学路であるので、商店街のところは少しあけてやるように話し合って対策を考えないといけないと私は思う。どうなのか、もう1度。
市内の住宅の中には人が住んでないところもあるし、やっと空き家のあれで重い腰を上げて行政もやることになった。増額補正は20件で足りるのか。やっぱり足りる件数の補正をやらないと何もならない。積み残しは市民がまた困る。その点どうなのか。
○道路安全課長 子供の通学路の安全、子供だけではなく、お年寄りから一般の歩行者すべてを考えたときに、ご指摘のとおり、やはりガードレール、あるいはガードパイプが設置できるところは、この場所に限らず、可能な限り現場において工夫して考えていきたいと思っている。車優先の道路ではなく、これからは歩行者優先と考えたほうがいいのではないかと変わってきているので、ご指摘を踏まえて現場でも改善していきたい。
○街づくり推進課長 今回の補正で足りるのかという質疑であるが、罹災関係の申請が減少傾向にあることを踏まえて、現在の状況においては対応できるものと考えている。
○鈴木啓一委員 大塚さんの前向きな答弁であるので、ぜひ話し合って、できるところはそういうふうにやってほしい。
それから、リフォームは、当初予算でもこれだけのものが出てしまって、平成23年が38件、その後31件、885万8,000円に達している。そういう意味からすると、リフォームしたいという人が多いので、予算も十分とってもらいたい。部長にお願いする。
○街づくり部長 あと20件でというのは課長から説明があったとおりで、これは1月か2月ぐらいで締めるので、20件で足りると思う。もし万が一足らない場合においてはお願いする可能性があるかもしれない。そのときはよろしくお願いする。
○鈴木啓一委員 来年度の当初予算は補正を組まない程度に見込みをきちんと考えてやってほしい。よろしくお願いする。
○西村 敦委員 交通対策費、委託料、自転車対策関係業務委託料で1,223万8,000円の契約差金ということで、当初予算額が幾らで、入札が何社あって、幾らで決まって、結果、1,200万の差金になったのかを知りたい。大きな差金だと思うので、それによって業務サービスの質の低下を招かないのか。今、駅周辺の業務委託ということでご説明があったが、昨今、駅周辺の道路上ではない公園にも放置があったり、いろんな問題があって協議していただいている。そういったことも含めて業務サービスの向上が見込めるのか、その辺をお聞きしたい。
○自転車対策課長 まず、委託料の内訳を申し上げる。全部で4件の委託で、1つ目の行徳駅・南行徳駅及び妙典駅街頭指導業務委託は当初予算額6,131万1,740円、契約額6,076万3,710円、差額54万8,000円。2つ目の市川駅及び本八幡駅周辺街頭指導業務委託は当初予算額6,307万9,835円、契約額5,710万9,500円、差額597万円。3つ目の放置自転車等撤去移送業務委託は当初予算額1,189万4,750円、契約額710万3,250円、差額479万1,000円。4つ目の放置自転車等保管及び返還業務委託は当初予算額844万7,800円、契約額751万8,000円、差額92万9,000円。以上、不用額の合計が1,223万8,000円である。
こういった契約額で質の低下を招かないかという質疑であるが、私どもの仕様の中で労働基準法関連の法令遵守をうたっている。2つ目としては、事業者から提出される内訳書で時間単価、いわゆる賃金をしっかり確認させていただいている。
公園を含めた形のサービス云々という質疑であるが、業務委託の中で街頭指導の2本に関しては、私どもで駅周辺の放置禁止区域をある程度定めさせていただいており、放置禁止区域内に放置される自転車を撤去、移送という流れが1つある。あと、駅周辺に指導員を配置して、放置なさる方に対して市営駐輪場や民間駐輪場へのご案内も差し上げている。そういった形で街頭指導を進めているので、従前よりも放置は減ってきているという認識はある。
○西村 敦委員 大体わかった。決まった業者名を教えてほしい。
○自転車対策課長 参加業者数、業者名をお答えさせていただく。行徳駅、南行徳駅の街頭指導は3社で受託した事業者はサンエス警備保障株式会社、市川駅、本八幡駅は5社で株式会社三幸コミュニティマネジメント、撤去移送は2社で有限会社鈴木運送、保管、返還は4社で市川市ビル管理事業協同組合である。
○西村 敦委員 正規な入札をされているように感じるので結構だと思うが、今後とも指導、管理も含めてしっかり見ていってもらいたい。よろしくお願いする。
○稲葉健二委員 まず、交通対策費の自転車対策の中身はわかったが、基本的にこの数字で落札してしまうと、次の当初を組むときに落札基準でいくのか、それとも当初積算した根拠で出していくのかを教えてほしい。運送の入札率が6割ぐらいである。今度、当初をその6割で出すとなると、業者側がこれでやれるのかという問題にもなるのかと思う。
先ほど安全対策の商店街の部分で感じたのは、まず1点目は優先順位というか、危険度の判断をするときに、例えばPTA、学校、自治会からいろいろ要望が出る。通学路であるので、もちろん教育委員会とか、保健体育課とか、危険度の優先の判断みたいなものをいろいろやるのであろうが、どういうものが先にやらなければいけないものなのかの基準があったら教えてほしい。
先ほど商店街を見て思ったが、商品を路上に出したり、荷さばきを道路でやったり、ああいうことも同時にパトロール中にやっていかないと、明らかに道路にお店を出して、子供がそこを避けて道路に出ているようでは、マーカーをつけようが何しようが、モラルの問題が先かなというところもある。そういうところを今後継続的にやっていかないと、せっかく安全対策を講じても、結果に結びつかなかったりしてもつまらないと思うので、この辺どう考えるか教えてほしい。
○自転車対策課長 自転車対策関係の委託料の件で次年度の当初の積算というお尋ねであるが、私どもとしては、次年度も市の積算基準で計上させていただくことを考えている。
○道路安全課長 まず、安全対策の優先度であるが、交差点での事故が割合として多い。それから、県警本部のデータとして、過去5年ぐらいの人身事故の発生箇所を市に提供いただいている。そういったいろいろなことを踏まえて、人、あるいは車が交差する危険度が高いところを優先的に考えていくべきではないかと考えている。
それから、ご指摘のように、私ども道路管理者が物理的に何かをやるだけではなく、商店の指導は当然だと思うので、あわせて関係部署と連携を図ってやっていきたいと考えている。
○稲葉健二委員 確かに入札差金が出ることは市川市はうれしいのであろうが、基本的に業者を余りにもきゅうきゅうの状態で運営させて、先ほど言ったように、サービスレベルが低下したり、それがいい形で動いてなければ、それもまた、よかれではないというところも気をつけながら、あくまでも当初を見積もってほしいと思う。
それと、今、道路安全課長が言われたように、ごもっともであるが、危険度の判断は各自で違う。学校側から見たら、こっちが危ないとか、ここが優先だとか、自治会はこうだとか、そういういろんな形の意見が課長のところにはいっぱい来ると思う。そのときにわかりやすい優先順位というか、ここはこういう理由だから先にやろうとか、ここはお金がかかっても先にやろうとみんなが納得するものをもらわないと、私たちもよくお願いされる部分も含めて、声の大きい人のものが先と思われても困ってしまう。要するに、順番が次でも納得しなくてはいけないとか、こういうことで優先しなければいけないと行政側がはっきり示して、いい基準をつくってわかりやすくしてくれればありがたい。
街頭指導においても、パトロールのときだけ片づけて、わかったと言って、その後またすぐ戻すのが駅前でも結構あったりするので、その辺も含めて、しつこいようであるが、みんなが守っているものであれば、それをぜひお願いしたいと思う。
○並木まき委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○並木まき委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○並木まき委員長 採決する。
本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○並木まき委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
○並木まき委員長 再開する。
理事者の方々におかれては、説明または委員の皆さんの質疑に対する答弁の際は、職名を名乗った上で発言願いたい。よろしくお願いする。
――――――――――――――――――――――――
○並木まき委員長 議案第20号平成24年度市川市一般会計補正予算(第1号)のうち、本委員会に付託された事項を議題とする。
提案理由の説明を求める。
〔臨海整備課長、道路安全課長、街づくり推進課長、都市計画道路課長 説明〕
○並木まき委員長 説明が終わった。
これより質疑に入るが、質疑に当たってはページ数、項目を明示してから質疑されるようお願いする。
質疑はないか。
○金子貞作委員 23ページの交通対策費で、通学路の安全対策を図るということで需用費と工事請負費で補正予算が組まれているが、本会議でも、39校すべて通学路の点検をしたという答弁があった。県道、市道を含めて市内にかなり要望が多いと思うが、どのぐらい要望が上がっているのか。
また、すべて一遍にやることはなかなか難しいと思うので、この辺の優先順位をどう考えているのか。
それから、市道は所管の道路であるので市がやるのであろうが、県道もかなり狭くて非常に危ない箇所が多いと思う。千葉県との連携や千葉県の工事予定などはどうなっているのか、その辺をまず伺う。
都市計画総務費の19節、木造住宅防災リフォームについて、本会議でもかなり議論があってわかったが、今、市民の意識が非常に高まっている。それはいいことであるが、この間、担当課としてはいろいろ努力されてきたと思う。パンフレットを発行したり、自治会への説明だとか、罹災証明を発行されている地域に対して、どういう活動をやってきたのか。
去年の決算の報告書を見ると、耐震診断、耐震改修はそれほど伸びていない。防災意識は同じように高まっていると思うが、防災リフォームが補正を組まざるを得ないぐらい利用がふえているという、この辺はどういうところに差があるのか。要するに今、耐震診断、耐震改修が進まない、防災リフォームは非常に関心が高いという、この辺で事業内容の見直しとか必要性が出てきていると判断しているのかどうか。この点も含めて教えてほしい。
○道路安全課長 まず1点目、要望の件数である。私どもは8月いっぱいまで現地を調査した結果、要対応箇所を118カ所確認している。
それから、優先の考え方であるが、安全対策はどこも優先だと考えている。118カ所のうち、簡単に済む場合もあるし、工事費を十分とらなければ整備できないものもある。可能なところから随時対応し、できるものはなるべく早く今年度中にやりたいと考えている。
県、あるいは関係機関との連携であるが、私どもも警察、あるいは千葉県、県道の管理者と一緒に立ち会っている。とにかく共有した情報をもとに随時、安全対策を講じ、今後も連絡を密にして対応していきたいと思っている。
○街づくり推進課長 防災リフォームに関する2点の質疑にお答えする。
まず、周知活動は基本的に全市的に行っており、メディアでは市ホームページ、市広報、駅の広報スタンド、市のメールマガジン等、また、イベントでは市民まつり、市川ふるさと祭り、いちかわ産フェスタ等である。そのほか、全自治会に制度チラシの配布、町会への個別説明を行っている。今後、周知の強化を図っていきたいと考えているが、特に総武線以南のいわゆる木密地域と言われているところについては自治会との連携を密にしていきたい。
2点目の耐震改修との差は何かとなると、耐震診断を受けて防災リフォームに回っている方もいると聞いているので、費用的な面で私どもの制度を利用される方が多いと考えている。
それから、耐震改修制度の見直しということか。(金子貞作委員「そういうことも含めて」と呼ぶ)耐震改修制度は建物の安全度を高める制度であるので、私どもとしては一番基本だと思っている。それを補完する形で防災リフォーム事業があり、議会からもさらなる緩和策とか、いろいろご指摘をいただいているので、その辺も踏まえて、より使いやすい制度にしてまいりたいと考えている。
○金子貞作委員 交通対策であるが、要望が118カ所あるということで、児童の安全上、交差点で事故になる確率が高い。その辺で要望の多い内容を教えてほしい。
それから、県道は歩道が非常に狭くて交通量も多いということで、お母さん方も心配の声が多いのではないかと思う。市川は118カ所を急いでやらなければいけないという姿勢だと思うが、この中で県道は何カ所ぐらい要望があって、千葉県は補正を組んで対応しようとしているのか。来年度に向けて何カ所やろうとか、そういう協議を具体的に市とやられているのかどうか。交差点の改良も含めて、その辺を教えてほしい。
次に、防災リフォーム。南海トラフの問題も含めて、今、耐震改修を急いでやると言われているわけである。防災リフォームで部分的に屋根がわらを軽量にすることも1つの補強にはなるが、今、担当課として、安くて、しかし、建物が倒れないようにすることが非常に重要だと思う。そういう点で耐震シェルターがある。これが軽量鉄骨でかなり安くできる。市川市は対象になっているが、要望があってやったというのはシェルターが2件だったか。具体的にどのぐらい費用がかかっているのか。
それから、相談の内容は屋根がわらの話が多い。確かに家に住んでいて工事ができ、工事費の半分助成を受けるとなると非常にいいが、建物が倒れないような耐震改修につなげていく相談活動というか、この点は連携をどういうふうに考えているのか。市民の関心が高いときほど一気に進めるぐらいの体制も含めた相談活動が求められていると思うが、担当課として答えづらければ、次長、部長あたり、その辺どう考えているのかお答え願いたい。
○道路安全課長 1点目の要望の多い内容であるが、結果的には、きょう見ていただいたような路肩のカラー舗装、あるいは、小さい交差点で交差点が明瞭化するためのカラー舗装があった。これについては、今回の補正予算をいただいた中で24年度中に行いたいと考えている。
次に2点目、県道について、調査結果は6件の要対応箇所があった。県としては、そのうち3件は24年度中に対応し、残りの3件は26年度以降になってしまうという現段階での考えを持っていると伺っている。
○街づくり推進課長 リフォーム制度の2点の質疑にお答えする。
まず、シェルターの費用は約25万円である。
2点目の件で、耐震改修制度との連携はなかなか難しい面があろうかと思うが、まず、あんしん住宅相談で建物の耐震診断をお勧めしている。診断結果によって、費用的な面、あるいは建てかえのことをお客様とご相談し、とりあえず当面の安全対策でいいということであれば私どもの制度をご案内し、委員のおっしゃるように、建物を倒壊させないようにしたいということであれば、防災リフォーム制度ではなかなか難しい面もあるので、耐震改修制度をご案内している。
○金子貞作委員 県は交通安全をやっていただける方向ということであるが、今、通学路をずっと見ていくと植栽帯がある。児童は背が小さいので、なかなか見えづらいため、植栽帯の定期的な維持管理を行ってほしいとの声が出ている。費用がかかるので年間やる回数が少なくなっているが、今の時期は伸びるのが相当早いし、その辺のところをひとつしっかりやっていただきたい。あとは、この対応を早くやっていただけるようにお願いする。
それから、防災リフォームであるが、今後も継続し、充実を図るという部長の答弁があったが、どう図っていくのか。この点、最後にお願いする。
○街づくり推進課長 拡充策という質疑であるが、現在、事例収集等を行って研究している段階である。具体的なものについては固まっていないが、本会議でもご答弁申し上げたように、政策目的を明確にし、現時点では例えば防火対策、バリアフリー対象を考えている。
○大場 諭委員 同じく23ページの19節、木造住宅防災リフォーム補助金についてであるが、今、課長から答弁があったように、福祉部、街づくり部と幾つかの部にまたがっている助成制度がある。例えば市民が、自分のところはこういうふうにやってほしいと担当課に行く。実際に庁内での助成制度はどれを受けたらいいと市民相談になるような、一元的に受けてもらうように窓口は連携しているのか。それが一本化できるのか。その点、確認したい。
○街づくり推進課長 既存の制度の中ではいろいろな条件があり、1つの窓口でご案内する窓口一本化はちょっと難しいと思っている。きょう手持ちがないが、庁内の助成制度のご案内ということで、福祉部も含めて、私どもの所管している補助制度を一覧にした冊子があるので、それでご案内している。
○大場 諭委員 私も街づくり部が所管で出している冊子は見て、市民からすると、さまざまなサービスがあると。しかし、実際にそれぞれの部署に行って一々聞かなければいけない。福祉と防災とそれぞれ効果は違うが、全体で助成するに当たって、市民サービスと費用対効果を両方考えていくべきだと思う。そういった意味で、やっぱり窓口一本化は必要ではないか。これは街づくり部だけの問題ではないので、今回予定している一般質問でさせていただく。
○鈴木啓一委員 交通対策費、需用費及び工事請負費。4月23日、小学生の列に車が突っ込んで10人が大変な思いをし、4月27日、館山でも小学生の列に車が突っ込む事故が発生した。緊急の通学路の安全点検を実施、8月29日、市は点検の対象が終わったということで、小学校39校、それから特別支援学校1校と、公立だけ通学路の安全対策ということで3,000万円。
今、現地視察した二俣は県道にすべきではないのか。うちのハイタウン塩浜のところは市道で金がかかる。産業道路で、ダンプがひっきりなしでわだちができて金食い道路と言う。あそこのところは県道にすべきだと思う。なぜかというと、今井橋から浦安に行くバイパスまでは県道で、その後、湾岸道までは市道である。おかしい。これは県にも早急に要請しなければならないし、私に言わせると、市会議員ばかり働かせて県会議員が働かない。田尻、高谷、原木を見に行ったが、あれもひどい。市道で金食い道路。あんなものは県道にしなければしようがない。ダンプ、大型車がひっきりなしで、道路の補修をやったって追いつかない。ガードレールの費用は幾らかかるのか。額としては大したことないと思う。200万もかからないのではないか。
それから、見に行った堀之内は道路が割れている。震災の市川塩浜駅のところを見に行ったって、記憶が定かではないが、1,000万ちょっとである。そうすると、見ただけでも大したことない。850万ぐらいか。それから、見に行った宮久保だって、カラー舗装をやったって、何㎝か広げるだけで、あそこは何でガードレールをやらないのか。片側だけでもガードレールをやらなかったら、児童なんて危なくてしようがない。何でそういう発想がないのか。さっき薬屋の駐車場にとまった。こっちから行くと、百合台に向かって左側だけでもガードレールを設置すべきではないのか。39校やって、私が点検すれば、もっと危ないところはいっぱいあると思う。
都市計画総務費、負担金補助及び交付金。昭和56年以前の木造住宅はあふれている。耐震とか何かをやったって、そんなものはどうするのか。まだ9月だというのに当初予算を使い切ってしまって増額補正をやる。少し甘いのではないか。
それから、罹災証明が発行された木造住宅の修復と言っていた。上限30万の補助で昭和56年以前のものをやるのか。申請が増加して、こうやって増額補正になる。市川市内はいっぱいあるのに、30万が20件で600万である。その考え方を教えてほしい。
○道路安全課長 まず、きょう二俣で見ていただいた現場については、現段階では安全対策としてガードレールを考えており、およそ150万円を要する。
2点目の堀之内については、交通安全を兼ねて舗装の補修で850万円前後を考えている。
宮久保については、百合台小学校の通学路ということで、現場でもご案内したが、およそ550万程度かかるのではなかろうかと概算で考えている。
また、あのような場所にガードレール設置は考えないのかというご指摘であるが、宮久保の商店街ということで、個々に店舗を構え、往来の多いところであるので、設置が非常に困難でできない状況にあることから、現場の状況を踏まえてカラー舗装での安全対策を考えた。
○街づくり推進課長 防災リフォームに関しての2点の質疑にお答えする。
まず、当初の見込みが甘かったのではないかという質疑かと思う。先ほどご答弁申し上げたとおり、震災以降、マスコミ等の影響が大きくて予想外の申請件数の増加につながったものと考えている。また、無料耐震相談会の希望者も多い状況と聞いているので、資金的な面から当制度を利用された市民の方が増加していることも要因の1つとして考えている。
それから、上限30万はどうしてかということであるが、他市の事例や既存の耐震改修制度の補助額約40万のバランスも考慮して設定させていただいた。
○鈴木啓一委員 案の定、ガードレールは150万で少ない。堀之内だって、道路舗装850万。増田三郎さんがまだ生きていたとき、ハイタウン塩浜は震災で、あれだって800万ぐらいであった。それは震災で国から半分出るので、市は半分である。百合台小のカラー舗装は今白いのをやっているが、ちょっと幅を広げてカラー舗装するだけで安全対策になるのか。ハイタウン塩浜のところは、歩道の内側に自転車道をつくらせた。買い物の人たちは自転車道のところには行かない。高校も、自転車が猛スピードで飛ばしてくるが、自転車道をカラー舗装したので接触事故はなくなった。あそこのところだって、あんな狭い商店街で、商店街のことを言っていたら児童を全然守れない。百合台小の通学路であるので、商店街のところは少しあけてやるように話し合って対策を考えないといけないと私は思う。どうなのか、もう1度。
市内の住宅の中には人が住んでないところもあるし、やっと空き家のあれで重い腰を上げて行政もやることになった。増額補正は20件で足りるのか。やっぱり足りる件数の補正をやらないと何もならない。積み残しは市民がまた困る。その点どうなのか。
○道路安全課長 子供の通学路の安全、子供だけではなく、お年寄りから一般の歩行者すべてを考えたときに、ご指摘のとおり、やはりガードレール、あるいはガードパイプが設置できるところは、この場所に限らず、可能な限り現場において工夫して考えていきたいと思っている。車優先の道路ではなく、これからは歩行者優先と考えたほうがいいのではないかと変わってきているので、ご指摘を踏まえて現場でも改善していきたい。
○街づくり推進課長 今回の補正で足りるのかという質疑であるが、罹災関係の申請が減少傾向にあることを踏まえて、現在の状況においては対応できるものと考えている。
○鈴木啓一委員 大塚さんの前向きな答弁であるので、ぜひ話し合って、できるところはそういうふうにやってほしい。
それから、リフォームは、当初予算でもこれだけのものが出てしまって、平成23年が38件、その後31件、885万8,000円に達している。そういう意味からすると、リフォームしたいという人が多いので、予算も十分とってもらいたい。部長にお願いする。
○街づくり部長 あと20件でというのは課長から説明があったとおりで、これは1月か2月ぐらいで締めるので、20件で足りると思う。もし万が一足らない場合においてはお願いする可能性があるかもしれない。そのときはよろしくお願いする。
○鈴木啓一委員 来年度の当初予算は補正を組まない程度に見込みをきちんと考えてやってほしい。よろしくお願いする。
○西村 敦委員 交通対策費、委託料、自転車対策関係業務委託料で1,223万8,000円の契約差金ということで、当初予算額が幾らで、入札が何社あって、幾らで決まって、結果、1,200万の差金になったのかを知りたい。大きな差金だと思うので、それによって業務サービスの質の低下を招かないのか。今、駅周辺の業務委託ということでご説明があったが、昨今、駅周辺の道路上ではない公園にも放置があったり、いろんな問題があって協議していただいている。そういったことも含めて業務サービスの向上が見込めるのか、その辺をお聞きしたい。
○自転車対策課長 まず、委託料の内訳を申し上げる。全部で4件の委託で、1つ目の行徳駅・南行徳駅及び妙典駅街頭指導業務委託は当初予算額6,131万1,740円、契約額6,076万3,710円、差額54万8,000円。2つ目の市川駅及び本八幡駅周辺街頭指導業務委託は当初予算額6,307万9,835円、契約額5,710万9,500円、差額597万円。3つ目の放置自転車等撤去移送業務委託は当初予算額1,189万4,750円、契約額710万3,250円、差額479万1,000円。4つ目の放置自転車等保管及び返還業務委託は当初予算額844万7,800円、契約額751万8,000円、差額92万9,000円。以上、不用額の合計が1,223万8,000円である。
こういった契約額で質の低下を招かないかという質疑であるが、私どもの仕様の中で労働基準法関連の法令遵守をうたっている。2つ目としては、事業者から提出される内訳書で時間単価、いわゆる賃金をしっかり確認させていただいている。
公園を含めた形のサービス云々という質疑であるが、業務委託の中で街頭指導の2本に関しては、私どもで駅周辺の放置禁止区域をある程度定めさせていただいており、放置禁止区域内に放置される自転車を撤去、移送という流れが1つある。あと、駅周辺に指導員を配置して、放置なさる方に対して市営駐輪場や民間駐輪場へのご案内も差し上げている。そういった形で街頭指導を進めているので、従前よりも放置は減ってきているという認識はある。
○西村 敦委員 大体わかった。決まった業者名を教えてほしい。
○自転車対策課長 参加業者数、業者名をお答えさせていただく。行徳駅、南行徳駅の街頭指導は3社で受託した事業者はサンエス警備保障株式会社、市川駅、本八幡駅は5社で株式会社三幸コミュニティマネジメント、撤去移送は2社で有限会社鈴木運送、保管、返還は4社で市川市ビル管理事業協同組合である。
○西村 敦委員 正規な入札をされているように感じるので結構だと思うが、今後とも指導、管理も含めてしっかり見ていってもらいたい。よろしくお願いする。
○稲葉健二委員 まず、交通対策費の自転車対策の中身はわかったが、基本的にこの数字で落札してしまうと、次の当初を組むときに落札基準でいくのか、それとも当初積算した根拠で出していくのかを教えてほしい。運送の入札率が6割ぐらいである。今度、当初をその6割で出すとなると、業者側がこれでやれるのかという問題にもなるのかと思う。
先ほど安全対策の商店街の部分で感じたのは、まず1点目は優先順位というか、危険度の判断をするときに、例えばPTA、学校、自治会からいろいろ要望が出る。通学路であるので、もちろん教育委員会とか、保健体育課とか、危険度の優先の判断みたいなものをいろいろやるのであろうが、どういうものが先にやらなければいけないものなのかの基準があったら教えてほしい。
先ほど商店街を見て思ったが、商品を路上に出したり、荷さばきを道路でやったり、ああいうことも同時にパトロール中にやっていかないと、明らかに道路にお店を出して、子供がそこを避けて道路に出ているようでは、マーカーをつけようが何しようが、モラルの問題が先かなというところもある。そういうところを今後継続的にやっていかないと、せっかく安全対策を講じても、結果に結びつかなかったりしてもつまらないと思うので、この辺どう考えるか教えてほしい。
○自転車対策課長 自転車対策関係の委託料の件で次年度の当初の積算というお尋ねであるが、私どもとしては、次年度も市の積算基準で計上させていただくことを考えている。
○道路安全課長 まず、安全対策の優先度であるが、交差点での事故が割合として多い。それから、県警本部のデータとして、過去5年ぐらいの人身事故の発生箇所を市に提供いただいている。そういったいろいろなことを踏まえて、人、あるいは車が交差する危険度が高いところを優先的に考えていくべきではないかと考えている。
それから、ご指摘のように、私ども道路管理者が物理的に何かをやるだけではなく、商店の指導は当然だと思うので、あわせて関係部署と連携を図ってやっていきたいと考えている。
○稲葉健二委員 確かに入札差金が出ることは市川市はうれしいのであろうが、基本的に業者を余りにもきゅうきゅうの状態で運営させて、先ほど言ったように、サービスレベルが低下したり、それがいい形で動いてなければ、それもまた、よかれではないというところも気をつけながら、あくまでも当初を見積もってほしいと思う。
それと、今、道路安全課長が言われたように、ごもっともであるが、危険度の判断は各自で違う。学校側から見たら、こっちが危ないとか、ここが優先だとか、自治会はこうだとか、そういういろんな形の意見が課長のところにはいっぱい来ると思う。そのときにわかりやすい優先順位というか、ここはこういう理由だから先にやろうとか、ここはお金がかかっても先にやろうとみんなが納得するものをもらわないと、私たちもよくお願いされる部分も含めて、声の大きい人のものが先と思われても困ってしまう。要するに、順番が次でも納得しなくてはいけないとか、こういうことで優先しなければいけないと行政側がはっきり示して、いい基準をつくってわかりやすくしてくれればありがたい。
街頭指導においても、パトロールのときだけ片づけて、わかったと言って、その後またすぐ戻すのが駅前でも結構あったりするので、その辺も含めて、しつこいようであるが、みんなが守っているものであれば、それをぜひお願いしたいと思う。
○並木まき委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○並木まき委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○並木まき委員長 採決する。
本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○並木まき委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
請願第24-1号農道拡幅及び通学路整備に関する請願
○並木まき委員長 請願第24-1号農道拡幅及び通学路整備に関する請願を議題とする。
意見を求める。
○鈴木啓一委員 請願者の岡﨑光男は聞いたことがある。今、加藤さんだって、議長をやっている。こういうのは芳しくない。農道がどうなっているか、地元の人たちもよく知っている。紹介議員が田中幸太郎さんだけになっていたり、これはおかしい。これは農道や何かも調べて継続である。
○金子貞作委員 私も現場を再度見に行ったが、ここはいろいろ問題が多いところで、昔から境界の確定の問題でもめごとがあって、市もなかなかタッチできないという現状がある。請願というのは実現可能性がないと採択できない。この距離を見たって、これを今すぐやってほしいと言っても、実現性が極めて薄いということでは、私としては請願者に取り下げてもらうのが妥当かなということで、今議会は継続でお願いしたいと思う。
○並木まき委員長 ほかに意見はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○並木まき委員長 採決する。
本請願を閉会中継続審査事件とすることに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○並木まき委員長 異議なしと認める。よって本請願は閉会中継続審査事件とすることに決した。
――――――――――――――――――――――――
○並木まき委員長 休憩する。
午後4時53分休憩
意見を求める。
○鈴木啓一委員 請願者の岡﨑光男は聞いたことがある。今、加藤さんだって、議長をやっている。こういうのは芳しくない。農道がどうなっているか、地元の人たちもよく知っている。紹介議員が田中幸太郎さんだけになっていたり、これはおかしい。これは農道や何かも調べて継続である。
○金子貞作委員 私も現場を再度見に行ったが、ここはいろいろ問題が多いところで、昔から境界の確定の問題でもめごとがあって、市もなかなかタッチできないという現状がある。請願というのは実現可能性がないと採択できない。この距離を見たって、これを今すぐやってほしいと言っても、実現性が極めて薄いということでは、私としては請願者に取り下げてもらうのが妥当かなということで、今議会は継続でお願いしたいと思う。
○並木まき委員長 ほかに意見はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○並木まき委員長 採決する。
本請願を閉会中継続審査事件とすることに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○並木まき委員長 異議なしと認める。よって本請願は閉会中継続審査事件とすることに決した。
――――――――――――――――――――――――
○並木まき委員長 休憩する。
午後4時53分休憩
請願第24-4号市川市住宅リフォーム助成制度の実現を求める請願
午後4時54分開議
○並木まき委員長 再開する。
請願第24-4号市川市住宅リフォーム助成制度の実現を求める請願を議題とする。
この際、お諮りする。本請願について、湯浅止子議員から紹介議員の追加の申し出がある。これを承認することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○並木まき委員長 異議なしと認める。よって紹介議員の追加の申し出を承認することに決した。
本請願について意見を求める。
○鈴木啓一委員 リフォームはいいことである。行政が重い腰を上げない。船橋はやっているので、市内業者育成のためにもやるべきであると思う。
○西村 敦委員 リフォーム助成の請願であるが、昨今の経済情勢は少し上向きだと一部報道されているが、中小企業に至っては、まだまだ厳しい現実があると思う。市内業者の育成、市内産業の活性化では、今回、ぜひ採択したほうがいいのではないかと思うので、お計らいのほどよろしくお願いする。
○稲葉健二委員 言わんとしていることは理解するが、前回のときに、要するに提案として具体的な数字を出して、それと一緒にこれが出てきている部分がちょっとひっかかっている。例えば助成していこう、今後応援していこうというという意思の部分だけで追いかけていくならいいが、強行的というわけではないが、ああいう数字で出されるようなものに結びつけられてしまうと賛成できないものがあり、個人的にはもう少し様子を見たいので継続でお願いする。
○並木まき委員長 ほかに意見はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○並木まき委員長 採決する。
本請願を閉会中継続審査事件とすることに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○並木まき委員長 挙手少数。よって本請願を閉会中継続審査事件とすることは否決された。
続いてお諮りする。本請願を採択すべきものと決することに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○並木まき委員長 挙手多数。よって本請願は採択すべきものと決した。
○並木まき委員長 再開する。
請願第24-4号市川市住宅リフォーム助成制度の実現を求める請願を議題とする。
この際、お諮りする。本請願について、湯浅止子議員から紹介議員の追加の申し出がある。これを承認することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○並木まき委員長 異議なしと認める。よって紹介議員の追加の申し出を承認することに決した。
本請願について意見を求める。
○鈴木啓一委員 リフォームはいいことである。行政が重い腰を上げない。船橋はやっているので、市内業者育成のためにもやるべきであると思う。
○西村 敦委員 リフォーム助成の請願であるが、昨今の経済情勢は少し上向きだと一部報道されているが、中小企業に至っては、まだまだ厳しい現実があると思う。市内業者の育成、市内産業の活性化では、今回、ぜひ採択したほうがいいのではないかと思うので、お計らいのほどよろしくお願いする。
○稲葉健二委員 言わんとしていることは理解するが、前回のときに、要するに提案として具体的な数字を出して、それと一緒にこれが出てきている部分がちょっとひっかかっている。例えば助成していこう、今後応援していこうというという意思の部分だけで追いかけていくならいいが、強行的というわけではないが、ああいう数字で出されるようなものに結びつけられてしまうと賛成できないものがあり、個人的にはもう少し様子を見たいので継続でお願いする。
○並木まき委員長 ほかに意見はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○並木まき委員長 採決する。
本請願を閉会中継続審査事件とすることに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○並木まき委員長 挙手少数。よって本請願を閉会中継続審査事件とすることは否決された。
続いてお諮りする。本請願を採択すべきものと決することに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○並木まき委員長 挙手多数。よって本請願は採択すべきものと決した。
所管事務調査
○並木まき委員長 所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○並木まき委員長 異議なしと認める。よって所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することに決した。
また、委員長報告の作成については正副委員長に一任されたいと思うので、ご了承願いたい。
――――――――――――――――――――――――
○並木まき委員長 以上で建設経済委員会を散会する。
午後4時58分散会
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○並木まき委員長 異議なしと認める。よって所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することに決した。
また、委員長報告の作成については正副委員長に一任されたいと思うので、ご了承願いたい。
――――――――――――――――――――――――
○並木まき委員長 以上で建設経済委員会を散会する。
午後4時58分散会
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