更新日: 2018年11月15日
平成25年9月市川市議会建設経済委員会
開会
午前10時1分開議
○かつまた竜大委員長 ただいまから建設経済委員会を開く。
○かつまた竜大委員長 ただいまから建設経済委員会を開く。
現地視察
○かつまた竜大委員長 審査に入る前に、現地視察についてであるが、委員長としては配付資料のように現地視察を考えているがいかがか。行き先は3カ所である。外環道路推進・道の駅担当室で、今回の補正予算22ページ、道の駅用地測量委託料及び道の駅物件調査委託料に関係して国分6丁目が1件目。2件目は河川・下水道整備課で、下水道事業特別会計30ページ、市川南ポンプ場実施設計業務委託に関係して市川南3丁目のポンプ場である。1件目、2件目はバスをおりて視察する。3件目は道路建設課で、3ページの道路改良工事の関係で、場所は市道0217号、新田3丁目7番から16番地先である。ここはマイクロバスに乗ったまま視察する。午前中で終了する予定である。意見を求める。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 現地視察を行うことに異議はないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 御異議なしと認める。よって現地視察を行うことに決した。10時15分までに市民課前に集合願いたい。
暫時休憩する。
午前10時5分休憩
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 現地視察を行うことに異議はないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 御異議なしと認める。よって現地視察を行うことに決した。10時15分までに市民課前に集合願いたい。
暫時休憩する。
午前10時5分休憩
議案第20号 市川市中小企業融資及び利子補給条例の一部改正について
午前11時34分開議
○かつまた竜大委員長 再開する。
まず、理事者においては、説明または委員の質疑に対する答弁は職名を名乗った上で発言願いたい。
議案第20号市川市中小企業融資及び利子補給条例の一部改正についてを議題とする。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○商工振興課長 本会議以外の説明はない。よろしく審査願いたい。
○かつまた竜大委員長 質疑はあるか。
○髙坂 進委員 本会議以上の説明はないとのことであるが、本会議の説明を聞いても全くわからない。1つは制度融資の対象になる部分が広がると理解しているが、どういう業種が広がって、対象がどれぐらいになるのか。予想される資金としてはどれぐらいを考えているのか。
○商工振興課長 この条例の一部改正であるが、小規模企業の事業活動の活性化のために、国で小規模企業活性化法を制定し、その中に中小企業信用保険法がある。その中の定義規定が改正になり、それに伴い私ども持っている融資及び利子補給条例の一部改正ということである。
具体的な内容は、これまでの小規模企業者は、常時使用する従業員が20名以下、サービス業、商業、中には5名のものもあるが、そういう規定であったが、今後はそれを政令で細かい業種については定めると変わったものである。私どもの条例でもその規定を引用する形で小規模企業者の融資を可能としていきたい。
実際どのぐらいの数を見込むかであるが、今、市内に約1万3,000の事業所があると言われている。センサス等でもそのような結果が出ている。その中で、小規模企業者は全体の約7割、8,800余りと推定している。今後、この条例が施行されるようになると、政令がまだ出ていないので、政令が出てきたところで残りの3割のどのぐらいの数がふえるかわからないが、全体の7割ということで、市川の場合は小規模事業者がほとんどであると認識している。したがって、この政令が出た後、直ちに普及等に努めるが、そのときどのぐらいの規模かというと、すぐに規模拡大するとは予想できないので、政令を見た後で至急整備したい。
○髙坂 進委員 どれぐらいの規模というのは、今、制度融資をやるのに預託金を積んで、それの7倍となると、それがふえるとなると、預託金が今のままで足りるのかという問題が出てくるのではないか。例えば、どういうものがふえて、その対象者がどれぐらいいるか、今は全くわからないということか。
○商工振興課長 政令の内容について、小規模中小企業の定義であるが、国のほうが考えているのが例えばホテル、旅館、ガソリンスタンドとか、そういった小規模ではあるが、5名以下という規定のために今までの小規模企業の優遇を受けられなかった業者が今後受けられるように定義に弾力性を持たせようという条例である。数が出てみないとどのぐらいの数になるかわからないが、今の段階で約7割の方が小規模企業で抑えているので、政令が出た後に至急用意していきたい。
○髙坂 進委員 反対するわけではなく、中身がこれだけでは全くわからない。商店は5人以下で、対象者が広がるということであろう。今預託金積み立てが9億円ぐらいか。それで間に合えばいいが、間に合わない場合はまた補正を組む等でやっていくことになるのか。
○商工振興課長 預託金が間に合うかという問題は確かにある。今のところある程度の余裕はあるが、それは預託金をふやすのか、また協調倍率をふやすのかいろいろ方法があるので、それは事態が近づいたときに随時検討したい。
○かつまた竜大委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 採決する。
本案を可決すべきものと決することに異議はないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
○かつまた竜大委員長 再開する。
まず、理事者においては、説明または委員の質疑に対する答弁は職名を名乗った上で発言願いたい。
議案第20号市川市中小企業融資及び利子補給条例の一部改正についてを議題とする。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○商工振興課長 本会議以外の説明はない。よろしく審査願いたい。
○かつまた竜大委員長 質疑はあるか。
○髙坂 進委員 本会議以上の説明はないとのことであるが、本会議の説明を聞いても全くわからない。1つは制度融資の対象になる部分が広がると理解しているが、どういう業種が広がって、対象がどれぐらいになるのか。予想される資金としてはどれぐらいを考えているのか。
○商工振興課長 この条例の一部改正であるが、小規模企業の事業活動の活性化のために、国で小規模企業活性化法を制定し、その中に中小企業信用保険法がある。その中の定義規定が改正になり、それに伴い私ども持っている融資及び利子補給条例の一部改正ということである。
具体的な内容は、これまでの小規模企業者は、常時使用する従業員が20名以下、サービス業、商業、中には5名のものもあるが、そういう規定であったが、今後はそれを政令で細かい業種については定めると変わったものである。私どもの条例でもその規定を引用する形で小規模企業者の融資を可能としていきたい。
実際どのぐらいの数を見込むかであるが、今、市内に約1万3,000の事業所があると言われている。センサス等でもそのような結果が出ている。その中で、小規模企業者は全体の約7割、8,800余りと推定している。今後、この条例が施行されるようになると、政令がまだ出ていないので、政令が出てきたところで残りの3割のどのぐらいの数がふえるかわからないが、全体の7割ということで、市川の場合は小規模事業者がほとんどであると認識している。したがって、この政令が出た後、直ちに普及等に努めるが、そのときどのぐらいの規模かというと、すぐに規模拡大するとは予想できないので、政令を見た後で至急整備したい。
○髙坂 進委員 どれぐらいの規模というのは、今、制度融資をやるのに預託金を積んで、それの7倍となると、それがふえるとなると、預託金が今のままで足りるのかという問題が出てくるのではないか。例えば、どういうものがふえて、その対象者がどれぐらいいるか、今は全くわからないということか。
○商工振興課長 政令の内容について、小規模中小企業の定義であるが、国のほうが考えているのが例えばホテル、旅館、ガソリンスタンドとか、そういった小規模ではあるが、5名以下という規定のために今までの小規模企業の優遇を受けられなかった業者が今後受けられるように定義に弾力性を持たせようという条例である。数が出てみないとどのぐらいの数になるかわからないが、今の段階で約7割の方が小規模企業で抑えているので、政令が出た後に至急用意していきたい。
○髙坂 進委員 反対するわけではなく、中身がこれだけでは全くわからない。商店は5人以下で、対象者が広がるということであろう。今預託金積み立てが9億円ぐらいか。それで間に合えばいいが、間に合わない場合はまた補正を組む等でやっていくことになるのか。
○商工振興課長 預託金が間に合うかという問題は確かにある。今のところある程度の余裕はあるが、それは預託金をふやすのか、また協調倍率をふやすのかいろいろ方法があるので、それは事態が近づいたときに随時検討したい。
○かつまた竜大委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 採決する。
本案を可決すべきものと決することに異議はないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
議案第22号 平成25年度市川市一般会計補正予算(第2号)のうち、本委員会に付託された事項
○かつまた竜大委員長 議案第22号平成25年度市川市一般会計補正予算(第2号)のうち、本委員会に付託された事項を議題とする。
提案理由の説明を求める。
〔建築指導課長、道路管理課長、道路安全課長、道路建設課長、道路安全課長、河川・下水道管理課長、住環境整備課長、街づくり推進課長、都市計画道路課長、みどり整備課長、河川・下水道整備課長 説明〕
○かつまた竜大委員長 休憩する。
午後0時1分休憩
午後1時1分開議
○かつまた竜大委員長 再開する。
議案第22号平成25年度市川市一般会計補正予算(第2号)のうち、本委員会に付託された事項を議題とする。
質疑はあるか。
○浅野さち委員 21ページの耐震改修費補助金で、当初予算がもう終わるため補正を組んだとのことであるが、現在まで何件の申請があり、この補正予算で何件予定しているのか。また、その理由は何か。
25ページの補償金、家屋等損傷補償金517万4,000円で、4軒のお宅で水の枯渇があったとのことであるが、そもそも4軒のお宅の井戸の使用状況はわかっていたのか。また、工事前にそういうことは把握していないのか。また、517万4,000円の内訳を伺う。
○建築指導課長 20ページの耐震改修費補助金について説明する。当初予算では木造の耐震設計費補助金を10件予定していたが、希望者が3件多く13件であった。耐震改修費補助金が、当初5件であったものが9件になる。また、リフォーム工事費の補助金も、5件であったものが9件になる。
○都市計画道路課長 25ページの補償金の関係で、使用者4軒から井戸の枯渇の申し出があった。事前にわからなかったのかとのことであるが、環境清掃部に井戸の登録をしている方としていない方がおり、この工事箇所近隣の井戸については環境清掃部に登録がなかったため事前把握ができなかった。
この4件の補償費は、過年度の補償事例を参考に4件分の必要補償費を算出し増額補正したものである。
○浅野さち委員 耐震改修費補助金の件はわかった。
25ページで、担当課に登録がなくわからなかったとのことであるが、そもそも工事前にそういう把握はするのか。また、もしわかっていたら違う方法があるのか。
○都市計画道路課長 事前に井戸の調査はしていない。申し出により調査した。そもそも井戸の枯渇が発生するかどうかも不明確であり、事前に井戸の調査をする考えではなかった。
○髙坂 進委員 23ページの工事請負費、改良工事費6,000万円は先ほど見てきたものである。これは国の補助が幾らで市の負担が幾らなのか。
その下の委託料、自転車対策関係業務委託料、これはもともと予算は幾らで計上して、これだけ減額になるのか。なぜこのような減額になるのか。
25ページ、委託料の排水路等点検調査委託料について、これも国の補助があるのか。あるならばどれだけあるのか。
○道路建設課長 23ページの道路改良等工事で6,000万円の補正をお願いし、4カ所である。補助率は55%で、補助対象基本額があり、今6,000万円要望しているが、補助対象基本額を今計算しているので後ほどお答えする。
○自転車対策課長 23ページの委託料、自転車対策関係業務委託料の中身は、街頭指導が2本、放置自転車の退去、移送が1本、保管、返還が1本、合わせて4本分の委託である。4本分の合算額は、当初予算額が1億5,165万9,340円、今回の補正額が1,579万4,000円である。こちらの4本とも一般競争入札を実施して、契約の差金となる。
○河川・下水道管理課長 排水路等点検調査委託料に伴う国の交付金の額である。この調査に関しては、全体事業費5,000万円のうち4,000万円が国の交付金の基本額となる。補助率は55%であるので、2,200万円が国の交付金となる。
○道路建設課長 6,000万円のうち、国費2,593万9,000円である。
○髙坂 進委員 6,000万のほうは、もっとふやそうと思えばふやせたのか。それとも、国との関係ではこれぐらいの額なのか。
自転車対策で、10分の1ぐらい減ったのか。労働者にきちんと給料が普通に行くのかの点検はしているのか。安くなって労働者の給料が減らされるのでは困る。
排水路等については理解した。
○道路建設課長 去年の12月に、国から25年度でできるのはあるかという調査が来た。その中で、継続的にやっていけるところが補助対象ということで県から話があったため、継続的にやっていくところはどこかということで、今回4カ所、先ほど言った2カ所と行徳2カ所を整備したものである。年度内にできるのかという話もあるので、我々は継続的にやっていくところを4カ所お願いした。
○自転車対策課長 自転車対策関係の委託料では、まず、契約の仕様書の中に、業務の履行に当たって労働基準法その他関係法令を遵守しなければならないという1項目を入れているので、そういう意味では人件費も含めた労働条件が保障されていると考えている。
○髙坂 進委員 自転車対策について、例えば最低賃金は守っているという話になるのか。最低賃金を守っていればいいということではない。労働者がきちんと暮らせるかの点検はどうするのか。それがきちんと払われているかという点検もきちんとされるのか。
○自転車対策課長 最低賃金を守っていればいいのかとのことである。私どもは最低賃金を守ればいいということではなく、1円でも多い給料を実際働いている方に支出してもらいたいという希望はある。しかし、あくまでも私どもの事業、業務を請け負った受託者、事業者、会社側の責任の中で、その辺についてはきちんと履行していただくことを考えている。また、私ども必要に応じて雇用契約も含めた形で事業者からの聞き取りも含めて確認している。
○髙坂 進委員 いろいろな公共事業で一番問題になるのは、契約のときにはきちんと払っているという見積もりもやっているが、それが本当に労働者に払われているかという確認をどこでしていくのかがやられないといけない。そういう点では、市はそこまで責任を持ってやるべきだと思うがどうか。
○自転車対策課長 市が責任を持つ形でその辺をしっかり確認していけというお話かと思うが、今契約を含めた形で公契約の検討を進めているので、その中で市の方向性、考え方を整理していただけるかと思っている。
○金子 正委員 髙坂委員の続きになる。視察に行った新田2丁目と3丁目の歩道整備は延長が長い。そして、継続事業であるが、場所によっては短期で2期ぐらいに分かれている。例えば、大和田の反対側の、産業道路から増田さんの言った道の歩道整備は、増田さんがいたからか非常にテンポが早い。それに比べて新田2、3丁目は細かく継続しており、市民からこの先はいつできるのかとよく言われる。そういう意味では、継続という全長があって、それを何期に分けているという基準があって、そのような予定でやっているのか。あるいは、今回そういったところがないかと調査があったから、市川市では4カ所あるからそれを出して、予算がつくからということで延長して何百メートルになったのだろうと。例えば、2丁目と3丁目の歩道整備をあんな調子でやっていたら、全部終わったころには、最初のころやったところもおかしくなってしまう。もう少ししっかりとした一貫性のあるものにしてほしい。八幡の行徳街道から入って1つの道になっている。それはせいぜい3分割か4分割ぐらいで、何年かぐらいで全体が完成しないと、本当に老朽化してひどいのに、道路によっては随分長期に渡るものもあるし、短期でやってきたものもあるということで、不公平感を感じる。
例えば、2丁目の歩道整備と3丁目の歩道整備は、全線の整備はこれからどのくらいかかる予定なのか。
○道路建設課長 まず、きょう最初に見ていただいた二番堀は継続的にずっとやっており、我々毎年予算要望している。しかし、財政の関係でやらない年があった記憶もある。延長については、街区で予算要望するので、また民地の途中でやめないで街区から街区を1街区という延長で申請していく。それを1街区にするか2街区にするかという問題はあるが、今回二番堀は柵渠のところがかなりがたついているので、ずっと行徳街道からやってきて、柵渠の部分はことしで終わる。二番堀はことしで終了する計画である。
三番堀も、今回かなり我々としては延長が長くて220mで、最初に見ていただいた起点の交差点で終わりである。そこから先はまた外環が絡んでくるので、今回は通っていただいた右側の歩道は終わりである。
これは申請してからの話になるが、三番堀の左側の歩道をまた来年継続的に進めていきたい。それをやれば三番堀も来年で終わるということで今考えている。
○金子 正委員 そうすると、先ほどのような国の補助があるかないか関係なく、そういう制度に乗らなくても単独で市でやると受けとめていいのか。
○道路建設課長 当初単費でやってきて、アベノミクスということなのか、維持管理、補修に補助金がつくようにことしぐらいからなった。現状の交差点補修も今回補助対象でやっていいと、国から交付金が出るということであるのでやってきた。また、来年度もできればそれでお願いしようと思っている。まだそれは申請してどうなるかわからない。単費で進めてきて、ことしだけ補助金となっている。
○金子 正委員 今、新年度と今年度で終わる感じで、あれだけの整備を全線で完成するという認識にならないが、ここはもう現状のままでいいという判断か。ずっと整備してきて色が変わり、整備された。そして全庁的にその区間の完了とは、これで終わりにしてしまうと見えないが、その辺はどうなるのか。
○道路建設課長 今の段階の計画では、ことしまでとか来年までであるが、もし要望があればまた現場調査し検討したい。
○金子 正委員 歩道の一定区間はある程度連続性があって、小さな道の1区画というよりは、行徳街道から南のところまでという印象をみんな持っている中で、途中で終わってしまい、さらに整備が必要ということもある。その辺はよく調査しながら、きちんとされたという印象を持てるような計画を立ててほしい。
○佐藤義一委員 国府台緑地に関する2,300万円について。27ページの17、公有財産購入費、資料の28、29ページ、国府台緑地案内図を見て、ここに行ってみると本当に自然が残っていて、市川で大町自然公園、あるいは北東部に広がっているキャンプ場とか、非常に少ない中でここの国府台緑地は貴重な緑地が保全されている。このたび3筆の未買収地、案内図のここを買ったとのことである。そうすると、残りは財務省千葉財務事務所の借地である。これによって完成されたのか。
つまり、この案内図を見ると、まだ真ん中に家のようなものがあるが、それはどうなのか。これで全て終わりなのか。それによってこれは全部トータルの面積は何haになるのか。
○みどり整備課長 29ページの図面で、未買収地が4筆、財務省の土地が1筆ある。今回、3筆のうち2筆だけを購入できることになり、1筆はまだ残った状態のままである。これは相手の方に売っていただく了承がまだいただけない。今後も用地買収を進めるように交渉を進めていきたい。
事業面積は、全体で約5.1haとなる。
○佐藤義一委員 この3筆のうち1筆が残るということ。それから、借地、財務省千葉財務事務所の借地もいずれ購入するということか。そして、全部完成すると5.1ha、大洲防災公園が2.8haであるから、その倍ぐらいであり結構広い。この中にはタヌキもおり、市川の貴重な自然である。
問題はこの管理である。今はボランティアの人たちに委ねられている。私どもが住む首都圏にある緑地は、手を加えないと荒れて機能を失ってしまう。しかし、手を加え過ぎて剪定し過ぎても味も素っ気もなくなり、兼ね合いが難しい。遊歩道があって、そこを歩いた人が自然を感じられるよう、余り手を加えて人工的になってもいけないので、手心が非常に難しい。であるから、ボランティアに任せるだけでなく、市なりが専門家の意見を聞いて、あるいは市民の意見も取り入れながら管理を任せないといけない。市川南のビオトープは草ぼうぼうになって、10年たったら何もいなくなってしまった。その辺はどう考えるか。
○みどり整備課長 初めに、3筆のうち残りは1筆となる。財務省の土地については、今は借地であるが、いずれは買ってほしいという意向があると思うので、そのときが来たら買うと思われる。
管理について、平成18年度に開催した市民ワークショップの提言やパブリックコメントの意見を参考にし、国府台緑地の整備方針を定めている。その整備方針に基づき、国府台ふれあい再生の里山という位置づけをしている。その中でボランティアに今までやっていただいたところもあり、協力して地域ボランティアの方に維持管理をしていただいてきたが、その整備方針策定から6年経過し周りの状況も変わってきた。近隣や自治会等の意見もあるので、今年度はボランティアの維持管理は行わず、市のほうで管理している。これから用地が手に入ったということもあり、今後整備を進めていくに当たり、近隣の自治会や地域のボランティアの意見を伺いながら進めていきたい。
○佐藤義一委員 今ボランティアの方が手を引いて市主導でやっているようであるが、いずれ市の歳入等を考えると、こういうのはボランティアに任せざるを得ない。ニューヨークは街路樹の管理までボランティアに任せている。であるから、これはいずれそういう方々にお願いせざるを得なくなる。それはいいが、ボランティアの中には非常に癖のある個性派がいて、多くの人たちとのギャップが出ることが往々にしてある。自然環境にかかわる人は専門的であるが、ある面視野が狭く、自然であるから指一本触れるなとなる。例えば、三番瀬のヘドロの中にも生物がいるから動かすなとか、そういう人たちも自然保護派の中にはいる。将来ボランティアに任せる場合は、ぜひ市がうまくコントロールしてほしい。
○かつまた竜大委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 討論はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 採決する。
本案を可決すべきものと決することに異議はないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
提案理由の説明を求める。
〔建築指導課長、道路管理課長、道路安全課長、道路建設課長、道路安全課長、河川・下水道管理課長、住環境整備課長、街づくり推進課長、都市計画道路課長、みどり整備課長、河川・下水道整備課長 説明〕
○かつまた竜大委員長 休憩する。
午後0時1分休憩
午後1時1分開議
○かつまた竜大委員長 再開する。
議案第22号平成25年度市川市一般会計補正予算(第2号)のうち、本委員会に付託された事項を議題とする。
質疑はあるか。
○浅野さち委員 21ページの耐震改修費補助金で、当初予算がもう終わるため補正を組んだとのことであるが、現在まで何件の申請があり、この補正予算で何件予定しているのか。また、その理由は何か。
25ページの補償金、家屋等損傷補償金517万4,000円で、4軒のお宅で水の枯渇があったとのことであるが、そもそも4軒のお宅の井戸の使用状況はわかっていたのか。また、工事前にそういうことは把握していないのか。また、517万4,000円の内訳を伺う。
○建築指導課長 20ページの耐震改修費補助金について説明する。当初予算では木造の耐震設計費補助金を10件予定していたが、希望者が3件多く13件であった。耐震改修費補助金が、当初5件であったものが9件になる。また、リフォーム工事費の補助金も、5件であったものが9件になる。
○都市計画道路課長 25ページの補償金の関係で、使用者4軒から井戸の枯渇の申し出があった。事前にわからなかったのかとのことであるが、環境清掃部に井戸の登録をしている方としていない方がおり、この工事箇所近隣の井戸については環境清掃部に登録がなかったため事前把握ができなかった。
この4件の補償費は、過年度の補償事例を参考に4件分の必要補償費を算出し増額補正したものである。
○浅野さち委員 耐震改修費補助金の件はわかった。
25ページで、担当課に登録がなくわからなかったとのことであるが、そもそも工事前にそういう把握はするのか。また、もしわかっていたら違う方法があるのか。
○都市計画道路課長 事前に井戸の調査はしていない。申し出により調査した。そもそも井戸の枯渇が発生するかどうかも不明確であり、事前に井戸の調査をする考えではなかった。
○髙坂 進委員 23ページの工事請負費、改良工事費6,000万円は先ほど見てきたものである。これは国の補助が幾らで市の負担が幾らなのか。
その下の委託料、自転車対策関係業務委託料、これはもともと予算は幾らで計上して、これだけ減額になるのか。なぜこのような減額になるのか。
25ページ、委託料の排水路等点検調査委託料について、これも国の補助があるのか。あるならばどれだけあるのか。
○道路建設課長 23ページの道路改良等工事で6,000万円の補正をお願いし、4カ所である。補助率は55%で、補助対象基本額があり、今6,000万円要望しているが、補助対象基本額を今計算しているので後ほどお答えする。
○自転車対策課長 23ページの委託料、自転車対策関係業務委託料の中身は、街頭指導が2本、放置自転車の退去、移送が1本、保管、返還が1本、合わせて4本分の委託である。4本分の合算額は、当初予算額が1億5,165万9,340円、今回の補正額が1,579万4,000円である。こちらの4本とも一般競争入札を実施して、契約の差金となる。
○河川・下水道管理課長 排水路等点検調査委託料に伴う国の交付金の額である。この調査に関しては、全体事業費5,000万円のうち4,000万円が国の交付金の基本額となる。補助率は55%であるので、2,200万円が国の交付金となる。
○道路建設課長 6,000万円のうち、国費2,593万9,000円である。
○髙坂 進委員 6,000万のほうは、もっとふやそうと思えばふやせたのか。それとも、国との関係ではこれぐらいの額なのか。
自転車対策で、10分の1ぐらい減ったのか。労働者にきちんと給料が普通に行くのかの点検はしているのか。安くなって労働者の給料が減らされるのでは困る。
排水路等については理解した。
○道路建設課長 去年の12月に、国から25年度でできるのはあるかという調査が来た。その中で、継続的にやっていけるところが補助対象ということで県から話があったため、継続的にやっていくところはどこかということで、今回4カ所、先ほど言った2カ所と行徳2カ所を整備したものである。年度内にできるのかという話もあるので、我々は継続的にやっていくところを4カ所お願いした。
○自転車対策課長 自転車対策関係の委託料では、まず、契約の仕様書の中に、業務の履行に当たって労働基準法その他関係法令を遵守しなければならないという1項目を入れているので、そういう意味では人件費も含めた労働条件が保障されていると考えている。
○髙坂 進委員 自転車対策について、例えば最低賃金は守っているという話になるのか。最低賃金を守っていればいいということではない。労働者がきちんと暮らせるかの点検はどうするのか。それがきちんと払われているかという点検もきちんとされるのか。
○自転車対策課長 最低賃金を守っていればいいのかとのことである。私どもは最低賃金を守ればいいということではなく、1円でも多い給料を実際働いている方に支出してもらいたいという希望はある。しかし、あくまでも私どもの事業、業務を請け負った受託者、事業者、会社側の責任の中で、その辺についてはきちんと履行していただくことを考えている。また、私ども必要に応じて雇用契約も含めた形で事業者からの聞き取りも含めて確認している。
○髙坂 進委員 いろいろな公共事業で一番問題になるのは、契約のときにはきちんと払っているという見積もりもやっているが、それが本当に労働者に払われているかという確認をどこでしていくのかがやられないといけない。そういう点では、市はそこまで責任を持ってやるべきだと思うがどうか。
○自転車対策課長 市が責任を持つ形でその辺をしっかり確認していけというお話かと思うが、今契約を含めた形で公契約の検討を進めているので、その中で市の方向性、考え方を整理していただけるかと思っている。
○金子 正委員 髙坂委員の続きになる。視察に行った新田2丁目と3丁目の歩道整備は延長が長い。そして、継続事業であるが、場所によっては短期で2期ぐらいに分かれている。例えば、大和田の反対側の、産業道路から増田さんの言った道の歩道整備は、増田さんがいたからか非常にテンポが早い。それに比べて新田2、3丁目は細かく継続しており、市民からこの先はいつできるのかとよく言われる。そういう意味では、継続という全長があって、それを何期に分けているという基準があって、そのような予定でやっているのか。あるいは、今回そういったところがないかと調査があったから、市川市では4カ所あるからそれを出して、予算がつくからということで延長して何百メートルになったのだろうと。例えば、2丁目と3丁目の歩道整備をあんな調子でやっていたら、全部終わったころには、最初のころやったところもおかしくなってしまう。もう少ししっかりとした一貫性のあるものにしてほしい。八幡の行徳街道から入って1つの道になっている。それはせいぜい3分割か4分割ぐらいで、何年かぐらいで全体が完成しないと、本当に老朽化してひどいのに、道路によっては随分長期に渡るものもあるし、短期でやってきたものもあるということで、不公平感を感じる。
例えば、2丁目の歩道整備と3丁目の歩道整備は、全線の整備はこれからどのくらいかかる予定なのか。
○道路建設課長 まず、きょう最初に見ていただいた二番堀は継続的にずっとやっており、我々毎年予算要望している。しかし、財政の関係でやらない年があった記憶もある。延長については、街区で予算要望するので、また民地の途中でやめないで街区から街区を1街区という延長で申請していく。それを1街区にするか2街区にするかという問題はあるが、今回二番堀は柵渠のところがかなりがたついているので、ずっと行徳街道からやってきて、柵渠の部分はことしで終わる。二番堀はことしで終了する計画である。
三番堀も、今回かなり我々としては延長が長くて220mで、最初に見ていただいた起点の交差点で終わりである。そこから先はまた外環が絡んでくるので、今回は通っていただいた右側の歩道は終わりである。
これは申請してからの話になるが、三番堀の左側の歩道をまた来年継続的に進めていきたい。それをやれば三番堀も来年で終わるということで今考えている。
○金子 正委員 そうすると、先ほどのような国の補助があるかないか関係なく、そういう制度に乗らなくても単独で市でやると受けとめていいのか。
○道路建設課長 当初単費でやってきて、アベノミクスということなのか、維持管理、補修に補助金がつくようにことしぐらいからなった。現状の交差点補修も今回補助対象でやっていいと、国から交付金が出るということであるのでやってきた。また、来年度もできればそれでお願いしようと思っている。まだそれは申請してどうなるかわからない。単費で進めてきて、ことしだけ補助金となっている。
○金子 正委員 今、新年度と今年度で終わる感じで、あれだけの整備を全線で完成するという認識にならないが、ここはもう現状のままでいいという判断か。ずっと整備してきて色が変わり、整備された。そして全庁的にその区間の完了とは、これで終わりにしてしまうと見えないが、その辺はどうなるのか。
○道路建設課長 今の段階の計画では、ことしまでとか来年までであるが、もし要望があればまた現場調査し検討したい。
○金子 正委員 歩道の一定区間はある程度連続性があって、小さな道の1区画というよりは、行徳街道から南のところまでという印象をみんな持っている中で、途中で終わってしまい、さらに整備が必要ということもある。その辺はよく調査しながら、きちんとされたという印象を持てるような計画を立ててほしい。
○佐藤義一委員 国府台緑地に関する2,300万円について。27ページの17、公有財産購入費、資料の28、29ページ、国府台緑地案内図を見て、ここに行ってみると本当に自然が残っていて、市川で大町自然公園、あるいは北東部に広がっているキャンプ場とか、非常に少ない中でここの国府台緑地は貴重な緑地が保全されている。このたび3筆の未買収地、案内図のここを買ったとのことである。そうすると、残りは財務省千葉財務事務所の借地である。これによって完成されたのか。
つまり、この案内図を見ると、まだ真ん中に家のようなものがあるが、それはどうなのか。これで全て終わりなのか。それによってこれは全部トータルの面積は何haになるのか。
○みどり整備課長 29ページの図面で、未買収地が4筆、財務省の土地が1筆ある。今回、3筆のうち2筆だけを購入できることになり、1筆はまだ残った状態のままである。これは相手の方に売っていただく了承がまだいただけない。今後も用地買収を進めるように交渉を進めていきたい。
事業面積は、全体で約5.1haとなる。
○佐藤義一委員 この3筆のうち1筆が残るということ。それから、借地、財務省千葉財務事務所の借地もいずれ購入するということか。そして、全部完成すると5.1ha、大洲防災公園が2.8haであるから、その倍ぐらいであり結構広い。この中にはタヌキもおり、市川の貴重な自然である。
問題はこの管理である。今はボランティアの人たちに委ねられている。私どもが住む首都圏にある緑地は、手を加えないと荒れて機能を失ってしまう。しかし、手を加え過ぎて剪定し過ぎても味も素っ気もなくなり、兼ね合いが難しい。遊歩道があって、そこを歩いた人が自然を感じられるよう、余り手を加えて人工的になってもいけないので、手心が非常に難しい。であるから、ボランティアに任せるだけでなく、市なりが専門家の意見を聞いて、あるいは市民の意見も取り入れながら管理を任せないといけない。市川南のビオトープは草ぼうぼうになって、10年たったら何もいなくなってしまった。その辺はどう考えるか。
○みどり整備課長 初めに、3筆のうち残りは1筆となる。財務省の土地については、今は借地であるが、いずれは買ってほしいという意向があると思うので、そのときが来たら買うと思われる。
管理について、平成18年度に開催した市民ワークショップの提言やパブリックコメントの意見を参考にし、国府台緑地の整備方針を定めている。その整備方針に基づき、国府台ふれあい再生の里山という位置づけをしている。その中でボランティアに今までやっていただいたところもあり、協力して地域ボランティアの方に維持管理をしていただいてきたが、その整備方針策定から6年経過し周りの状況も変わってきた。近隣や自治会等の意見もあるので、今年度はボランティアの維持管理は行わず、市のほうで管理している。これから用地が手に入ったということもあり、今後整備を進めていくに当たり、近隣の自治会や地域のボランティアの意見を伺いながら進めていきたい。
○佐藤義一委員 今ボランティアの方が手を引いて市主導でやっているようであるが、いずれ市の歳入等を考えると、こういうのはボランティアに任せざるを得ない。ニューヨークは街路樹の管理までボランティアに任せている。であるから、これはいずれそういう方々にお願いせざるを得なくなる。それはいいが、ボランティアの中には非常に癖のある個性派がいて、多くの人たちとのギャップが出ることが往々にしてある。自然環境にかかわる人は専門的であるが、ある面視野が狭く、自然であるから指一本触れるなとなる。例えば、三番瀬のヘドロの中にも生物がいるから動かすなとか、そういう人たちも自然保護派の中にはいる。将来ボランティアに任せる場合は、ぜひ市がうまくコントロールしてほしい。
○かつまた竜大委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 討論はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 採決する。
本案を可決すべきものと決することに異議はないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
議案第24号 平成25年度市川市下水道事業特別会計補正予算(第1号)
○かつまた竜大委員長 議案第24号平成25年度市川市下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題とする。
提案理由の説明を求める。
〔河川・下水道計画課長 説明〕
○かつまた竜大委員長 質疑はあるか。
○金子 正委員 南のほうはよく見させていただき様子がわかった。菅野のほうは、ちょうど外環道路が通って接続点があって、そういう設計が行われる。要は、菅野は今単独でやっている。それは改良していろいろな事業をやった予算があった。これとの関連はよくわからないが、この菅野処理区はあそこで一括して全てが市の処理上で行われるのか。江戸川左岸流域下水道への早期編入となっているが、この辺のすみ分けは、市単の処理場での部分と左岸流域への編入の区分けについて説明願いたい。
○河川・下水道計画課長 菅野処理区は、市の単独公共下水道として菅野処理場で処理されている。その処理区は、最終的に県の下水道の全体計画としては、今は外環事業と一緒にやっている江戸川左岸流域下水道の松戸幹線ができたらそちらの流域下水道に将来的には編入する計画になっている。いつの時期に編入できるかとなると、もちろん松戸幹線ができないと編入できない。また、福栄の第二終末処理場がもうすぐいっぱいになるので、今行徳で江戸川第一終末処理場の建設に取りかかっており、平成29年度に一部供用となる。そうすると、今菅野処理場でやっている下水を最終的には流域下水道に編入して、第一終末処理場で処理していく将来計画になっている。今回の委託に関しては、編入させる方法について検討するための委託ということで計上している。
○金子 正委員 そうすると、外環が完全にできて第一が完璧にできてからということで、そのための準備というと気の長い話である。しかし、菅野処理場はこの前からいろいろな事業をやっている。時期的にはそれをやらないと、左岸流域までは今の菅野処理場をきちんとやらないと間に合わないと捉えて、最終的には菅野処理場は要らなくなるということでよいか。
○河川・下水道計画課長 最終的には編入されるが、菅野処理区は合流式下水道で雨水と汚水を一緒に流しているので、最終的に編入したからといって全部なくなるということではなく、なくなるのは汚水を処理するための水処理施設の部分である。その後は、ある程度汚水だけは編入するが雨水が残るので、雨水はポンプ場としてあそこの部分を使っていくため、菅野処理場が全てなくなるわけではなく、そこの水処理施設の部分が将来的には廃止される。今の処理場自体は築40年以上経過しているので、今後老朽化対策をしていかなければならない状況になっており、極力早目に編入することにより水処理施設を早く廃止していくことにはなっていく。
○金子 正委員 汚水処理場はなくして外環のほうに入るということで、あそこは雨水だけになる。相当縮小されて新たなまちづくりの展開が考えられる。了解した。
○かつまた竜大委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 討論はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 採決する。
本案を可決すべきものと決することに異議はないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
提案理由の説明を求める。
〔河川・下水道計画課長 説明〕
○かつまた竜大委員長 質疑はあるか。
○金子 正委員 南のほうはよく見させていただき様子がわかった。菅野のほうは、ちょうど外環道路が通って接続点があって、そういう設計が行われる。要は、菅野は今単独でやっている。それは改良していろいろな事業をやった予算があった。これとの関連はよくわからないが、この菅野処理区はあそこで一括して全てが市の処理上で行われるのか。江戸川左岸流域下水道への早期編入となっているが、この辺のすみ分けは、市単の処理場での部分と左岸流域への編入の区分けについて説明願いたい。
○河川・下水道計画課長 菅野処理区は、市の単独公共下水道として菅野処理場で処理されている。その処理区は、最終的に県の下水道の全体計画としては、今は外環事業と一緒にやっている江戸川左岸流域下水道の松戸幹線ができたらそちらの流域下水道に将来的には編入する計画になっている。いつの時期に編入できるかとなると、もちろん松戸幹線ができないと編入できない。また、福栄の第二終末処理場がもうすぐいっぱいになるので、今行徳で江戸川第一終末処理場の建設に取りかかっており、平成29年度に一部供用となる。そうすると、今菅野処理場でやっている下水を最終的には流域下水道に編入して、第一終末処理場で処理していく将来計画になっている。今回の委託に関しては、編入させる方法について検討するための委託ということで計上している。
○金子 正委員 そうすると、外環が完全にできて第一が完璧にできてからということで、そのための準備というと気の長い話である。しかし、菅野処理場はこの前からいろいろな事業をやっている。時期的にはそれをやらないと、左岸流域までは今の菅野処理場をきちんとやらないと間に合わないと捉えて、最終的には菅野処理場は要らなくなるということでよいか。
○河川・下水道計画課長 最終的には編入されるが、菅野処理区は合流式下水道で雨水と汚水を一緒に流しているので、最終的に編入したからといって全部なくなるということではなく、なくなるのは汚水を処理するための水処理施設の部分である。その後は、ある程度汚水だけは編入するが雨水が残るので、雨水はポンプ場としてあそこの部分を使っていくため、菅野処理場が全てなくなるわけではなく、そこの水処理施設の部分が将来的には廃止される。今の処理場自体は築40年以上経過しているので、今後老朽化対策をしていかなければならない状況になっており、極力早目に編入することにより水処理施設を早く廃止していくことにはなっていく。
○金子 正委員 汚水処理場はなくして外環のほうに入るということで、あそこは雨水だけになる。相当縮小されて新たなまちづくりの展開が考えられる。了解した。
○かつまた竜大委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 討論はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 採決する。
本案を可決すべきものと決することに異議はないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
所管事務調査
○かつまた竜大委員長 所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することに異議はないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 御異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
また、委員長報告の作成については、正副委員長に一任されたいと思うので、御了承願いたい。
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○かつまた竜大委員長 以上で、建設経済委員会を散会する。
午後1時41分散会
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