更新日: 2018年11月15日

平成26年9月市川市議会建設経済委員会

開会

平成26年9月8日(月)
午後3時36分開議
○かつまた竜大委員長 ただいまから建設経済委員会を開会する。

議案第16号 市川市道路占用料条例の一部改正について

○かつまた竜大委員長 まず、昨年12月5日の議会運営委員会において、常任委員会における一問一答制の導入が決定されている。委員の皆様におかれては、質疑冒頭に私、委員長に対し発言方法、1、全て総括、2、初回総括2回目以降一問一答、3、質疑項目を全て述べてから一問一答のいずれかを申し出た上で質疑されるよう願いたい。
 それでは議案審査に入る。
 理事者の方々におかれては、説明または委員の皆さんの質疑に対する答弁の際は職名を名乗った上で発言願いたい。
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○かつまた竜大委員長 議案第16号市川市道路占用料条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○道路管理課長 本会議以上の説明はない。よろしく審査を願いたい。
○かつまた竜大委員長 次に本会議から、本市では、平成12年度以降道路占用料の改正を行っていないが、今回の改正により道路占用料を1.2倍引き上げることについてどう考えているのかとの申し送りがある。このことについて答弁願いたい。
○道路管理課長 1.2倍についてであるが、占用者の中には年間数千万円から1億円を超える占用料を納付している企業がある。日常生活に不可欠な公益事業者などに急激な負担増となることから、増額となる物件については道路法施行令の一部変更の通達で1.2倍を占用料金として定めていることから、本市もこれに倣った額とした。
○かつまた竜大委員長 質疑はないか。
○髙坂 進委員 初回総括、その後は一問一答で行う。
 1つは、今の1.2倍という話であるが、これは経過措置として1.2倍ということである。そうすると、経過措置であるから、いつかこの経過措置はなくなってまた上げることになるのか。それが、例えばいつごろになるのか。
 もう1つは、使用料率と答弁しているが、使用料率とは何なのか、もっと詳しく教えていただきたい。
 今度値上げをすると、近隣市との関係で言うと値段はどうなるのか。
 使用料や手数料の見直しを行っていることから、道路使用料についても今回見直しを行うという答弁がされたと思うが、今度の使用料手数料の見直しとこれはどう関係してくるのか。今回の使用料の見直しで言うと、総コストに対して何%というのが基本的な考え方とされているが、そういう考え方があるのか。
○道路管理課長 1問目のいつごろ見直しを行うかであるが、おおむね3年をめどに見直しを行っていきたいと考えている。
 使用料率については、一般の土地を借りる場合は賃料があるが、その何%かが使用料率になる。道路法の場合は、市川市の使用料条例にある行政財産の目的外使用許可に係る使用料があり、これが固定資産の月額で約0.3%となっている。月額0.3%であり、年額が占用料であるので、12カ月を掛けて、0.3掛ける12で3.6%、それはあくまで固定資産税であり、それを時価に変えなくてはならないとなると、国の算定式にあったように7分の10を掛けることになっている。そうすると、3.6掛ける7分の10で約5.1%である。基本的には賃料の土地の価格に関する割合と考えていただければ結構である。
 近隣市との関係であるが、第1種電柱では、私ども市川市は1本当たり2,240円という改正を行う。船橋市は1,250円である。船橋市は平成25年4月に改正している。松戸市は、3,200円である。松戸市は平成13年度に改正してこの価格を保っている。電話柱は、本市の場合は1,290円である。船橋市の場合は1,110円である。松戸市は1,280円である。松戸市の場合は近い額になっていると思う。
 続いて使用料の見直しは全庁的に行っている中で何を見直したかというと、本議会でも答弁したが、固定資産占用料の額は道路価格掛ける使用料率掛ける占用面積掛ける修正率の式で求められる。これが国の算定式である。使用料率は先ほど言った額である。占用面積とは、電柱で言えば断面積である。円の面積、占用面積であるから道路に占用する面積を出さなければならない。種類によっては違うが、これは一律国もどこも同じ電柱であるから、電柱の断面積と考えていただければいい。修正率は、地上にあるか、上空にあるか、地下にあるかで決まりがあり、上空の場合は半分の50%、地下の場合は30%となる。
 今回一番見直したのは、道路価格である。道路価格は固定資産税評価額から算出することになっている。本議会で答弁したが、今まで国の平均的な、全国を3区域に分けて、固定資産税も平均的なものを使用していた。それを、本市の占用料であるから、本市の固定資産税評価額を利用して算出した道路価格を使った。これが今回の一番の見直しである。
○髙坂 進委員 1つは、固定資産税の価格を本市の価格に変えたということである。これは、今までと比べると高くなったのか、低くなったのか。
○道路管理課長 今までより高くなっている。今年度改正に使った道路価格は、1㎡当たり8万9,801円を利用している。それに対して平成26年4月1日の国の価格は、最新の国の価格は1㎡当たり6万707円であるから、約2万8,000円以上高くなったということである。
○かつまた竜大委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第20号 平成26年度市川市一般会計補正予算(第1号)のうち、本委員会に付託された事項

○かつまた竜大委員長 議案第20号平成26年度市川市一般会計補正予算(第1号)のうち、本委員会に付託された事項を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔雇用労政担当室長、農政課長、道路安全課長、道路建設課長、河川・下水道整備課長、河川・下水道管理課長、外環道路推進・道の駅担当室長、都市計画道路課長、公園緑地課長、都市計画道路課長 説明〕
○かつまた竜大委員長 質疑はないか。
○浅野さち委員 一問一答でお願いしたい。
 27ページの17節公有財産購入費、道路用地購入費で、今年度見送りという理由で減額になっているということであったが、今年度予定で予算をこれだけ計上したのであるから、もう少し理由を詳しく教えてほしい。
○道路建設課長 この道路については、昨年国府台病院から了解を1度はいただいて予算計上した。その後、国府台病院として新宿の戸山病院の理事会に諮ったところ、今後の病院の資金計画をやり直すので、もう1度検討したいということが1点。
 2点目は、概要資料の12ページをお開き願いたい。国府台病院の位置図が載っているが、道路に接して職員用保育所が載っている。その職員用の保育所にも道路がかかることから、一部改築することで補償費を見ている。一部であるため、この際病院で資金を出して全部建て直すか、市から一部の補償費をもらって一部だけ改築するのか、そういったことも今後あわせて検討したいということで、申しわけないがことしの買収は見送らせてほしいといった申し出があったため減額した。
○竹内清海委員 一問一答で行う。細かく聞かせていただきたい。
 まず、24ページの労働費で、13節委託料、若年者就労支援推進事業委託料はニート、引きこもりの対策ということで予算計上されたようであるが、その効果は、何名ぐらいでどのような結果が出たのか。
○雇用労政担当室長 この事業は全く新規で始める事業である。ニート、引きこもりに関して、今まで1人50分ぐらいの相談はしていたが、ニートや引きこもりの人に50分ぐらいの相談で、すぐに元気を出して就職活動をするところまではなかなかいかない。ニート、引きこもりというのは学校でいじめに遭ったとか、家庭で虐待されて育って字も書けないとか、人と話すこともなかなかできない人たちが多いので、50分の相談では難しいということで、今、厚生労働省が委託して行っている事業で若者サポートステーションという事業がある。いちかわ・うらやす若者サポートステーションが行徳にあるが、そこで泊まり込みで、人と挨拶をすることや朝決められた時間に起きる練習から始めて、3カ月間ぐらいそういうことを訓練する。それに乗って、サポートステーションに喫茶店や簡単な作業の練習をする場があるが、それだけではなかなか自信を持って働いてもらえないので、市で予算を追加して、企業を開拓して職場体験に協力してもらうような企業を見つける。そこを紹介して練習してもらい、元気をつけてもらおうという新しい事業である。
 効果であるが、この1年半の間に20人ほどのニートに就職してもらいたいという目標を掲げている。できるかわからないが、できる限り頑張っていきたいと思っている。
○竹内清海委員 今の話では、サポートステーションが委託先で、20名ほど就職させたいとのことであったが、今は20名ぐらいいるのか。ただ、結果はまだ目的達成までは至っていないということか。見込みはどうか。
○雇用労政担当室長 新規で登録している方は毎年120人ぐらいいる。そのうち、今までの厚生労働省の事業だけで就職に成功している方が30人から40人は毎年いるが、なかなかそれ以上に伸びないため、さらにこちらで後押ししていきたいと考えて、この予算を計上した。
○竹内清海委員 この委託料の96万円は、想像以上に来ているということで補正を計上したと捉えていいか。
○雇用労政担当室長 そのとおりである。
○かつまた竜大委員長 最初に質疑項目を全て挙げて、個々に質疑していただきたい。
○竹内清海委員 25ページの19節負担金補助金及び交付金、27ページの工事請負費、改修工事費、こざと公園である。最後に公園費の土地購入費、公園用地購入費、稲越の公園用地の件である。
 被災農業者向け経営体育成支援事業補助金は、2月に大変な雪が降ったために農業ハウスが壊れたものに対しての補助金で、先ほど撤去と新しく建てるということであるが、数としてはどのくらい撤去して、幾らかかって、再建にどのぐらいの費用がかかったのか。
○農政課長 19節補助金に関する質疑にお答えする。撤去の件数は4件で、かかった費用は、対象事業費としては4件合計で107万4,542円である。再建の件数は3件である。同じく補助対象事業費は3件合計で859万5,596円である。
○竹内清海委員 4件撤去、3件再建とのことであった。かなりの金額であるが、かかった費用のうち何割を補助したのか。
○農政課長 この制度については、撤去費用の上限を国で設けられているが、一応撤去にかかった費用全額を補助するようになっている。なお、国、県、市がそれぞれ補助として支払うものであり、割合は、国が全体でかかった額の10分の5、5割である。県が10分の2.5、2割5分、そして残りの2割5分が市で、基本的に撤去にかかった費用の全額が補助される。
 一方、再建にかかる費用は、かかった費用の10分の5、半額は国が見る。この部分は撤去と同じである。なお、地方自治体の部分、県と市の部分はそれぞれ2割ずつである。差し引き1割部分をそれぞれの農業者が自己負担する。
○竹内清海委員 あのときの雪で、私は被害を受けた件数がかなりあったと聞いているが、この補助制度は全てにPRできたのか。もっとほかにいたとか、そういう状況はどうなのか。
○農政課長 市川市において、この被害状況の調査を行い、市川市農業協同組合から情報提供を受け、これによってまず1件把握した。また、全市的に全農家に対して調査を行うため、現在市内にある50の農家組合の組合長を通して実態調査もあわせて行っている。その結果、今回の雪による全壊あるいは一部倒壊も含めて、全てで9件被害を受けたという報告があった。ただ、その9件のうちの5件については、営農用、いわゆる自家消費や、あるいは倒壊した部分がごく一部であった。補助の申請は、自家消費では要件に満たないので申請ができない。また、自力撤去あるいは一部の被災ということで申請まで至らないケースが5件あったので、残りの4件が補助対象となった。
○竹内清海委員 私ももう少しあったのかなということで、周りの状況が耳に入っていたので確認した。そういう結果であれば、十分足りたということで理解した。
 こざと公園について、2,500万円という結構な金額を計上しているが、整備箇所の周りの柵は何年ぐらい前に整備しているか。私の記憶ではまだ余り年数が経っていないと認識している。
○河川・下水道整備課長 柵の設置年度は、平成3年、平成4年、平成5年と3カ年かけて整備しており、20年強経っている。
○竹内清海委員 大柏出張所前の柵は、以前は鉄の普通の柵であったが、木目調のコンクリートの柵で整備したと記憶しているが、それとは違う整備なのか。
○河川・下水道整備課長 こざと公園には南と北があり、南は平成6年、7年に鋼製、ステンレス系の鉄骨で柵をつくったが、今回の対象となる北公園においては周りと調和する木柵で、かなり長持ちするということであったが、浸水等自然環境もありかなり老朽化している。ここは当課でも相当な件数を直しているが、さきの議会でそういうちまちましたことをするよりも、思い切って予算を計上して直してほしいという要望をいただき、今回補正予算を計上するということになった。
○竹内清海委員 一気にきちんと整備するということで理解した。私もこざと公園は近いのでいつも気になっていたが、きれいになるということで了解した。
 最後に公園用地について、本会議でも質疑されていたが、市民からの要望ということで、595㎡であったと思う。これが一部購入ということであるが、全体ではどのぐらいの広さがあるのか教えていただきたい。
○公園緑地課長 全体で約1,100㎡である。
○竹内清海委員 実は、地元の方々からは、できれば全部購入できないかという話も聞いている。その辺は相手もあることであり難しいと思うが、今後、残りは買収できるのか。セットで公園となっているのか、半分だけでも足りるのか。全部購入は考えられなかったのか。
○公園緑地課長 今回買収する用地のほうに遊具等が集中している。資料23ページを見るとわかるが、今回返却する用地は一時期洪水があると浸水する区域であったため、一部分を調整池として使っていたところである。下水道のほうで雨水整備がされ、調整池としての機能は不要となったため、今は整地してある。公園として遊具がある部分が595㎡のほうになる。
○竹内清海委員 私も認識不足であった。全体では、これだけ今まで使っていたけれども、一部は調節池として利用し、それは返還せざるを得ないということで戻すのか。今回買収した用地で十分に公園として機能を果たせるということでの計画ということでいいか。
○公園緑地課長 今回買収する用地の中で、利用できるよう再整備する形で行っていく。
○竹内清海委員 最後に、先ほども質疑したが、返還する用地はもう買えないのか。できれば一体で整備してほしいという地元の意見もある。
○公園緑地課長 今回補正予算として約595㎡の買収を計上したが、残りの部分については地権者と協議しており、残地は民間への売却を進めているということであるので、今回は595㎡のほうだけの用地買収となる。
○竹内清海委員 地主は市川市ではなく民間に売りたいということでいいか。
○公園緑地課長 今は民間に売却するということで既に話を進めているとのことである。
○金子 正委員 1番目に7ページの債務負担行為補正の道の駅について。29ページにもある手数料のほうはいい。2番目に29ページ13節委託料、15節工事請負費の都市計画道路3・4・18号整備事業委託料と新設工事費の都市計画道路3・4・18号である。最後に、29ページ公園費の15節工事請負費の新設工事費のうち、青空こども広場整備工事費を伺いたい。
 1点目は、資料の4ページに道の駅計画地がある。道の駅計画地の全体のうち、市の用地買収予定地として、3億2,400万円の債務負担行為を設定することになるが、いずれにしても地主の了承を得ているのかが1つ。それから、道の駅計画用地については、防災機能その他国が求めるような用地が必要であるが、市の用地買収はこれで終わりなのか。買収予定地の他の用地についてどこが購入する予定なのか。
○外環道路推進・道の駅担当室長 道の駅の用地買収については、4ページの図面で囲っている部分が市が用地買収して整備する区域で、残りの区域については道路管理者である国で駐車場、トイレ等の施設を整備するということで協議を進めている。
 市の買収はこれで終わりかについては、市としては今回この予定地のみの買収になろうと考えている。
 地権者の対応は、これまで何回か私どもで地権者と話をしているが、おおむね事業に協力していただけるという感触を得ている。
○金子 正委員 そうすると、市の用地取得はこれで終わり、ほかは国が買う。地主もおおむね好意的に対応していただいている。29年度の外環道路完成と同時に完成すると見ていいか。
○外環道路推進・道の駅担当室長 道の駅の事業については、御質疑のとおり平成29年度予定の外環道路開通にあわせて道の駅の施設も開業を目指すスケジュールで今進めている。
○金子 正委員 29ページの3・4・18号整備事業委託料4,359万2,000円、これは2件の土地明け渡し期限を過ぎている占有家屋に対して行政代執行を行うために必要な準備一式額となっているが、今後のスケジュールというか、今これを申請して代執行がいつごろ行われてこの問題が解決するのか。あるいは、引き続きここまでいかないよう権利者と話し合いをしていくと本会議で聞いたが、どうしても占有者がどかない場合の代執行の日程はどうなるのか。また、話し合いはどうなっているのか。
 新設工事費は、この部分の周辺を工事するとここにも書いてあるが、そこには及ばないのか。代執行していこうとしている占有部分の工事ではなく、周辺を進めていくということか。ポケットパークなどもあるようであるが、概要をもう少し詳しく伺いたい。
○都市計画道路課長 13節委託料であるが、この事業は平成27年度末完成予定の中で、7月17日に代執行請求した後で、この2件について12月の更地での明け渡しが必要だという協議はしてきている。ただし、請求後の法的な期限は8月20日に法手続ではないが県の執行庁である用地課が2名に対して勧告、早期の明け渡しのお願いをしている。その後、法手続に入るが、戒告書が発せられる。この戒告書には、いつからいつまでに明け渡すようにという期限が入っている。その期限の中で明け渡しされない場合は、最後に代執行令書ということで、いつからいつまでに代執行するという手続に入る。
 いずれにしても、法手続については執行庁である千葉県がその期間の判断等をしていくので、市川市としてはそれに準じて進める形になる。現在、任意で2件に対して明け渡しの交渉をしているが、請求後、1回目の交渉では何とか代執行にならないように明け渡す方向で代替地を提示したり、探したりしているところである。
 工事の範囲であるが、現在八方橋、冨貴島小学校の交差点から、概要説明資料16ページの上の図で第3工区とあるが、その中の八方橋の交差点から第3工区のスタートのところについては、明け渡しされていない区間を除いて現在平成25年、26年の2カ年で道路築造工事を進めている。この明け渡しされない区間と前後の取りつけ部分を含めて約60m残っているが、そこの工事を代執行請求したことに伴い、今回補正をお願いするものである。
 また、16ページの平面図に矢印が4本ついているが、道路環境施設整備工事ということで、道路本体工事だけではなく、ここは風致地区の指定もされている。また、クロマツが群生しているところである。その残地を利用しながら、景観配慮のためのポケットパーク、緑地整備を行いたいと考えている。
○金子 正委員 そうすると、代執行の手続は進んでいて、実際に行うのはこちらであるが、県がそうした判断をするということであった。県の判断で、いわゆるタイムリミットは12月と判断していいか。
 今、2人の方の明け渡しの請求に伺っているが、反応はどうか。ここまで正式な手続を進めているので、占有者の対応も少しは変わってきているかと思うがどうか。
 この工事は、代執行にしても明け渡ししてくれたとしても、その場所の工事と、今占有されている部分の工事費を補正するということを確認したい。
○都市計画道路課長 12月の判断は、代執行請求する前の事前協議で、残りの事業期間を考えると、市としては12月末までに更地での明け渡しをお願いしたいという話であって、勧告という法手続に入っていない。県の法手続は戒告書で、その戒告期限がいつからいつまでかは市ではわからず、県の判断になっていく。であるから、必ずしも市の希望である12月末が戒告期限になるとは限らない。
 県の対応としては、勧告のときに2名の方とお会いしている。いろいろ対象者の病気の事情等があり、意見は伺っているが、2名とも何とか代替地に移転する方向で考えているという話は県も聞いている。県は、あくまでもそれが実際目に見える形になっているかの判断基準があるので、現時点では事務的に作業を進めていくと伺っている。
 工事範囲は、今言われたとおりあくまでも占有している家屋の土地及び前後の取りつけ部分ということで、今後代執行された後に工事着手できるように今準備を進めている。
○金子 正委員 そうすると、12月末がタイムリミットではなく、県の判断が重要なようである。市の直接交渉はもうやめて、県の担当者が直接占有者に会って協力を求めているということで、その判断によってまた延びる可能性もあると判断していいか。
○都市計画道路課長 最終的には、県は今後法手続に入れば事務的に進めるということがあり、市としてはそれが我々の要望した期間になるかは、今後県の判断を見ていかなければならない。しかし、任意の明け渡し交渉は現在も続いているので、代替地の提示等は適宜行い、速やかな明け渡しをお願いしていきたいと考えている。
○金子 正委員 代替地に移りたいという意向はあるようであるが、これから代替地を見つけて移るのは時間がかかりそうである。それの判断が県に委ねられるということで理解した。
 最後に、公園費の青空こども広場整備工事費は、昨年から検討していて候補地が見つかったということである。この青空こども広場という位置づけであるが、公園で行うから公園になるのか、あるいは公園の定義に当てはまるものなのか。きょう見ると非常に小さくて、お母さんたちが日だまりで井戸端会議をするような印象を持つ。前年から協議していたという内容で、この辺の用地が見つかったということであるが、もともとの青空こども広場の経緯と、公園の位置づけはどうなっているのか。本来の公園になるのか、それに準ずるものなのか、本件の青空こども広場の位置づけを教えていただきたい。
○公園緑地課長 まず、都市公園とはまた全然違う位置づけとなっている。もともと公園の少ない箇所で、小さなお子様がいるところを、公園がないのでその代替的に進めることになっている。また、小さい未就学のお子さんを対象としているので、余り大きくなくて、遊具も入れないで、安心して遊べるということで管理柵をしてすぐ飛び出さない形のものを計画している。
○金子 正委員 都市公園ではなくて、何というのか。正確な位置づけを教えていただきたい。
 これは今回の整備でもう完成なのか。これだけの金額では大したものはできない気がするが、今後さらに整備してそれなりのものにするのか。
○公園緑地課長 こちらは広場という位置づけになると思う。今要綱等を整備し、整備等の条件を協議している。
 今後は、今年度補正で対応する2カ所を整備することにより、利用者の御意見や市民ニーズを聞きながら、来年の工事にそれを反映させ、よりよいものにしていきたいと思っている。
○金子 正委員 そうすると、今回初めて市内でつくるということであるので、要綱や位置づけはこれから整備していくということである。さらにそうした用地が見つかれば、近隣に公園がないところでさらに拡大していくということでいいか。結構である。
○堀越 優委員 一問一答で2点質疑する。
 1点目は、28ページの公園費の工事請負費の新設工事費で、公園緑地施設整備工事費で、市道2038号のところに桜の植栽29本とあるが、桜の種類を教えていただきたい。
 28ページの工事請負費の改修工事費で、今話の出た公園施設改修工事費は、稲越児童遊園地595㎡に遊具等の整備をするということであるが、地元の方は、ここに簡易トイレでも何でもいいからトイレを設置してほしいとのことである。やはり公園にトイレがないと、周りにしてしまったりして環境衛生上好ましくないので、ぜひとも児童遊園地の中にトイレを設置してほしいとのことである。
 その2点の質疑であるが、まず最初に、公園緑地施設整備工事費の市道2038号の桜の植栽の桜の種類を教えていただきたい。
○公園緑地課長 桜の種類は、ソメイヨシノを29本計画している。
○堀越 優委員 それはわかった。東国分中学校の反対側の歩道には、結構防犯灯か道路照明灯かわからないが、結構明るい。あそこはジョギングや散策をしても夕方から夜にかけて結構明るいが、植栽するところは防犯灯や道路照明灯はつけないのか。これは公園ではないと思うが、結構夕方と夜、あそこは暗い。先日、少女が歩いていたら後ろから追いかけられたということがあったので、桜を植えると余計暗くなるので、ぜひとも防犯灯や道路照明灯などの明るいものを設置してもらいたい。
○公園緑地課長 道路の工事については、千葉県真間川改修事務所で進めているので、今後要望としてそういう意見があることを伝えて協議していきたい。
○堀越 優委員 よろしくお願いする。
 もう1点、稲越児童遊園地の整備を行うときにトイレを設置していただきたい。
○公園緑地課長 こちらの公園は約600㎡と余り大きくないので、簡易的なトイレが設置できるか、今後検討していきたい。
○かつまた竜大委員長 残りの質疑は明日行うことにする。
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○かつまた竜大委員長 以上で建設経済委員会を散会する。
午後4時55分散会

平成26年9月9日(火)
午前10時開議
○かつまた竜大委員長 ただいまから建設経済委員会を開会する。
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○かつまた竜大委員長 議案第20号平成26年度市川市一般会計補正予算(第1号)のうち、本委員会に付託された事項を議題とし、昨日の議事を継続する。
 引き続き質疑はないか。
○髙坂 進委員 1点だけ、29ページ、役務費、手数料の道の駅事業認定申請手数料について伺いたい。
 事業認定手数料ということは、この道の駅の事業計画ができたということなのか。もしできているとしたら、その内容について教えていただきたい。
○外環道路推進・道の駅担当室長 道の駅の事業計画については、今年度、現在発注している委託の中で作成する予定である。
○髙坂 進委員 そうすると、まだ事業計画ができたわけではないが、土地は買ってしまうことを決めたと理解していいか。
○外環道路推進・道の駅担当室長 事業計画については、平成25年度に施設の概略検討、設計を進め、今年度、7月7日から8月6日までパブリックコメントを実施している。このパブリックコメントでいただいた意見を反映させながら、今年度基本設計を行って施設の内容を確定させていきたいと考えている。外環道路の開通が平成29年度に予定されているので、今後3年半の間で道の駅を開業させなければいけないことから、並行して作業を行っている状況である。
○髙坂 進委員 実際に道の駅をつくって、採算がとれるという見通しも全く決まっていないけれども、事業だけは進めるということになったということか。要するに、この事業を進めていって採算がとれるのかどうかをきちんと行わないと、事業を始めた後は、採算がとれなければ市からお金を持ち出していかなければいけないのであろう。そういう採算性もまだ全く考えていないと理解していいか。
○外環道路推進・道の駅担当室長 道の駅の採算であるが、今、概略検討の中では市川の道の駅で年間の利用人数が約65万人と想定している。この数値は、近隣の八千代や沼南の利用人数が約70万人あるいは68万人という数字があるので、そのようなことからも決して少ない数字ではないと考えている。
 総事業費は、まだ市川市では確定していないが、近隣の施設では、例えば八千代では約14億円、八王子の滝山で約9億円、古河市のまくらがの里で約23億5,000万円という数字が出ている。採算的には、赤字施設にならないように民間の経営ノウハウを生かした設計を取り入れ行っていきたいと考えている。
○髙坂 進委員 私が言っているのは、民間のノウハウを使おうが何をしようが、そういう計画のめどが立って、六十何万人と言っているが、それで採算がとれるというめどが立ったのなら、その根拠をきちんと出すべきであるし、そうでなければ赤字にならないように行いたいと言っても、そうなるかどうかは私たちにはわからない。わからないうちにこういう事業がどんどん進められていくのか伺いたい。
○外環道路推進・道の駅担当室長 確かにまだ採算がとれるという確証はとれていない。
○佐藤義一委員 道の駅と都市計画道路3・4・18号の2点を一問一答で質疑する。
 髙坂委員の質疑を聞いていて、私はそもそもあそこに道の駅なるものができるという話を聞いたとき、あっと驚いた。何か違和感を感じた。だけれども、あそこに多数ある農家の方々などは非常に賛成したと思う。
 私どもはたしか去年、道の駅を視察した。地方の道の駅で民間の手法の、どちらかというと成功した例を私たちは視察したが、市川のこの場所で、視察で見たようなああいう品数がそろうか。つまり、市川ブランドの名産といったら梨ぐらいしかない。あとはネギとか、農産物といっても限られていて、市川はノリとかアサリがとれるからといって持ってきてもどうなのか。そもそも発想が、何もしないよりは、今沈滞した社会なので道の駅なるものをつくることによって夢が出てくるという発想であって、髙坂委員が危惧したように、私も初めは物珍しさで客が集まると思うが、例えば大洲に住んでいる私があそこに物を買いにいくなど考えられない。そのうちに閑古鳥が鳴いて、5年なら5年後に集客力が、民間に委託してもとても合わないで赤字になるのではないかと、今のやりとりを聞いて、あるいは視察して成功しているところと比較して非常に危惧している。
 こういうのは民間に任せないと、行政はこういうものは得意でないと思うが、業者の段取り等はどうなっているのか。経営のあり方について伺う。
○外環道路推進・道の駅担当室長 道の駅の実際の管理運営をどうするかという御質疑であろうかと思う。道の駅の施設の管理運営については、現在街づくり部としては指定管理者による民間事業者の管理を想定している。この管理者については、ほかの道の駅での経験がある方など、広く募集をして選んでいきたいと考えている。
○佐藤義一委員 今、全国的に、このたびGDPがまた下方修正で7.1など、消費が物すごく落ち込んでいる。その理由は、人口が減っているからである。少子・高齢化であるから、つまり道の駅は物を売る、1つの小売の商売である。であるから、よっぽど特徴がないとリピーターができない。あそこの外環を利用する人が、ここに道の駅があるからちょっと寄っていこうということが主であろう。市川の大洲に住んでいる私があそこに買い物に行くことはまずない。近くにヤオコーができているから、そちらのほうが物がたくさんあるし、安い。だとすると、要は、あそこに行くと何か珍しいものが買える、安いものが買える、安くていいものがなければまず売れない。であるから、たとえ民間のノウハウといっても、選定でよほど合った業者というか、発想のユニークな業者を選ばないと、これは非常に厳しい結果になると思う。
 今室長が答えてくれているが、室長が商売が得意とはとても思えないので、室長、ぜひいい民間の業者を選んでいただきたい。この件は結構である。
 次に、3・4・18号である。私も非常に関心がある。きのう金子正委員がいい質疑をしたので大体わかった。ここでわかったことは、今2軒立ち退かない方がおられて、代執行の行使がいよいよ行われるわけである。きのうの質疑では、今交渉しているとのことであったが、経過を教えていただきたい。安倍総理は北朝鮮に対話と圧力でと言っている。つまり、代執行という圧力の結果、交渉に応じてきたのか。私の認識だと、1件は市長みずからが乗り出してうまくいきそうだった時期があったのではなかったか。それが何かの手違いでまた硬化して、市の提案を拒否して、それで相変わらず2件残っているという認識である。
 まず1つ、交渉しているというが、どういう経過で交渉になったのか。金子委員も言っていたが、感触はどうか。1件は病人がいて、家族がどうこうとのことであるが、もう少し感触を細かく、雰囲気を答えていただきたい。
○都市計画道路課長 まず、2件についての交渉であるが、代執行請求をする前に市長がみずから2件へ出向いて、口頭で話をされている。通知文の中にも、代執行請求はするが代替地等の提示については可能な範囲で対応していく旨の文書が入っている。市の今の交渉は、代執行請求をして、このまま明け渡しがされなければ当然法手続では代執行に行くが、今戒告書がまだ出ていない状況の中では、これまでと同様に代替地の提示等をして、まず2件に言っているのは、今月中旬までに方向性を出してもらいたいという中で交渉している。
 その後、戒告書がいつ出るかは県の判断なので何とも言えないが、出た後はもう法手続に入っていくので、このままでは代執行という形になっていくと思う。今ぎりぎりの交渉をしており、1件は病人の方がいるが、市長みずから出向かれて話をされたことを重く受けとめていて、代替地を決めてそこに移転するという方向で進めたいということを伺っており、今その交渉をしているところである。
○佐藤義一委員 そうすると、今県からの戒告書なるものを待っている状況である。そうすると、相手側も代執行という行為に市が及んで強く交渉を進める気になってきたやに感じる。まさに安倍総理ではないが、圧力と対話の圧力ならぬ代執行がきいてきたと。実に本当は悲しいし、残念である。市長みずからが実は代執行の前に行動に及んでいるが、市のトップである市長が交渉するというのは最後通牒である。最後通牒でうまくいかないということは、すなわち代執行しかないと私は考えざるを得ない。現にそう行いある程度交渉が進んできたが、今県にボールが投げられてしまっているから県待ちである。
 12月までどうこうとのことであるが、これは確かに県であり県の次なる行為を待っているが、やはり当事者は市川市であり県と市は一心同体のような感じで情報交換しながら行っているはずであるから、これは例えば11月とか、そういう見通しはもう少し細かく発言できないのか。
○都市計画道路課長 交渉についての細部は、ぎりぎりのところで今月中旬に方向性を出してもらうことで詰めている。感触としては、2件とも市長が出向いて説明したことを重く受けとめており、まず代替地を決めて、そこへ移転するという方向で、確実にそういう方向性が出るのかどうか、もうすぐ中旬になるが、代替地となると売る側の交渉もあるので、今そこの詰めを両方進めている。具体的にどこでどうなっているかは言えないが、何とか戒告書が出る前に一定の方向性を出してもらうという詰めをしていきたいと思っている。
○佐藤義一委員 代替地は近くを望んでいるのであろう。あそこは市長名義の土地もある。そこを代替地と考えているのか。
 私が心配するのは、交渉に乗り気な姿勢を示されると、市も県も代執行はしばらく様子を見ようということになって、結局ずるずる行っておくれてしまうことになる心配がある。そもそもこれは27年度に完成が、外環ともども2年おくれている。そうなると、また29年度末に完成できるのか。27年度に完成なのか。27年度に完成できるわけはない。
○都市計画道路課長 現時点で大分工事が進んできている。今年度、12月を過ぎるとほとんど2件以外は工事完了もしくは着手という形で、補正予算もしかりであるが、代執行を前提に空白をあけずに工事を進めるということで補正を計上してきている。この事業は平成27年度末の完成を目標に、引き続き進めさせていただきたいと考えており、最終的に執行庁である県が例えば戒告書の期限、代執行令書にいつからいつまでに代執行するというものがまだ未確定なので、現時点では27年度末の完成を目指して事業は進めていくということで理解いただきたい。
○佐藤義一委員 勘違いしていた。27年度末は再来年の3月である。この2件さえ出れば、あとは進むであろう。
 3・4・18号は、必要以上に随分長引いてしまった。委員長が反対したから。委員長は最近理解してくれている。
○青山博一委員 質疑はやめようかと思ったが、あまり道の駅が責められているので。室長、道の駅の年間65万人という人数の想定をしているが、採算ベースに乗せるには1日当たり幾らぐらいの売上があればいいと目標を定めているのか。
○外環道路推進・道の駅担当室長 市川の道の駅の施設については、今年度基本設計を行い、施設の規模、内容等を確定させていくこととしている。市川の道の駅で幾ら採算がとれればペイできるかは、今年度検討したい。
○青山博一委員 目標を定めていかないといけないと思うが、年間65万人というと1日約1,500人弱の人が来て、客単価がどの程度でと細かく分析していかないとだめかと思う。聞いた話であるが、千葉県内の道の駅で結構今いいところは、香取市の佐原は道の駅の集客力がいいようである。それから富津のほうは魚介類があるので、やはり何か魅力あるものがある。僕はこの道の駅を市川の1つのシンボル、メーンにしていきたい。この間経済部に質問して、コロッケをつくって市コロなどと言っていたが、そういったものをつくっていったほうがいい。メーンになるブランドをつくったほうがいい。
 この間、松戸には矢切のネギコロというのを先につくられてしまって、今何か行っているようであるが、そういった突拍子もないようなことを考えていかないといけない。佐原がいいのは、生鮮とか野菜を売っている農家も競争相手がたくさんいて、物を安く売っていないとだめなようである。タコとかいろいろあるが、高いとお客さんが集まらないようである。そういった競争できるような道の駅にして、今佐藤委員が大洲のほうからは行かないと言っていたが、行徳からであれば10分少しで行けるので、何かいいものがあれば買いに行く。そういったものをつくって、行徳は余りアサリがとれないが、アサリをまいて行徳のアサリということで行えば売れるのであるから、余り悲観することなく、私はこの道の駅を応援する立場である。目標を持っていかないと、65万人来るといっても、ただ寄ってトイレで帰ってしまうのではしようがないので、寄った客単価1,000円でも2,000円でも買っていってもらう、そういうものを売れるようにしたらいい。
 余りここで言うことではないが、環境で行っているリサイクルショップは閉めてしまうが、ああいうところに市川の循環型社会のリサイクルショップを、大きなものは置いておいても売れるかわからないが、近場から来れば結構安い。僕も何回か利用して買っているが、ああいったものを道の駅でやっているところはないから、リサイクルショップのような循環型社会のものを販売するスペースにしたらいいのではないか。
 この間も建設経済委員会で道の駅を見に行ったが、それは地方で景色がいいところであるから人が集まるが、国分のあの辺では景色がよくない。あとは貝塚とつないで市川の文化とか遺跡を見てもらうような動線をつくる等考えていくと、また新しい道の駅のスタイルができるのではないか。私は道の駅をこれからも応援していきたいと思っている。市コロはつくったほうがいいのではないか。ひとつよろしくお願いしたい。
○かつまた竜大委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 討論の発言はあるか。
〔髙坂 進委員 反対討論〕
○かつまた竜大委員長 ほかに討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○かつまた竜大委員長 挙手多数。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第22号 平成26年度市川市地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)

○かつまた竜大委員長 議案第22号平成26年度市川市地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔農政課長 説明〕
○かつまた竜大委員長 質疑はないか。
○並木まき副委員長 49ページの行政財産目的外使用の用地使用料はどのような性質のものか。今回の金額の根拠を説明していただきたい。
○農政課長 歳入における土地使用料について説明する。土地使用料をいただく経緯について説明する。この外環道路工事は、平成24年4月より東日本高速道路株式会社(NEXCO東日本)で工事が進められたものである。なお、平成24年度、25年度においては、市場の4,245㎡をこの工事のために使用許可しているが、同等の面積を市場周辺に駐車場用地として事業者側が確保するということであったので使用料をいただいていなかった。しかしながら、25年度末になり工事が進むことにより、代替地として借りていた用地の一部分が使えなくなった。これにより事業者側と市で協議を進めた結果、この用地については特に市場としてすぐにほかの代替用地を求めなければいけない。例えば、これは多くは駐車場として使っているが、その駐車場が現状足りない状態ではないことがわかり、使えなくなった代替地が約2,701㎡であるので、先ほど述べた4,245㎡から2,701㎡が使えなくなったので、この部分について使用料を徴収することになったものである。
 この根拠は使用料条例に書かれている。2,701㎡に固定資産評価額11万5,356円を掛け合わせ、さらに使用料条例の中で決められている係数0.003を掛ける。これにより出てきた月額が93万4,729円である。これを年額に直したものが1,121万6,748円であり、市長が認めた目的外使用許可に対する使用料という位置づけである。
○並木まき副委員長 それでは、今回補正で使用料が歳入に計上されていて、今言ったのは年間分ということであるが、今後こういった使用の形を続けると、毎年この時期にこの使用料が計上されてくるという認識でいいか。
○農政課長 現在事業者側から説明を受けているのは、27年度中あるいは28年度のできるだけ早い段階でこの工事は終了したいと聞いている。そのため、現時点では来年度、27年度については同額の使用料をいただくということで担当者間での話し合いはできているが、28年度については何カ月分をいただくかは、今後の工事の進捗によってである。
○かつまた竜大委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第25号 都市計画道路3・4・18号道路築造工事第4-1工区請負契約について

○かつまた竜大委員長 議案第25号都市計画道路3・4・18号道路築造工事第4―1工区請負契約についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○都市計画道路課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査願いたい。
○かつまた竜大委員長 質疑はないか。
○佐藤義一委員 京成沿線の3・4・18号の工事で、京成線が走っている、本体は京成でないと、過去の説明で納得する。今回は少し離れているようであるが、やっぱり京成でまた決まると。上條建設、勝美建設と市内業者が一応応募していて、3社を比較すると京成建設でやむを得ないかなという決まり方であるが、市の方針である市内業者育成の観点からして、ちょっと腑に落ちないといえば腑に落ちない。この3社の金額が出ているのでしようがないといえばしようがないが、疑念はないのか。
○都市計画道路課長 この4―1工区については、総合評価一般競争入札で最終的に開札したところ、京成建設以外の市内業者2社、上條建設、勝美建設は予定価格を上回ったという結果で、結局1社となっている。
○佐藤義一委員 そういうことであるから、別に僕は談合と言っているわけではない。理解した。
○かつまた竜大委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第26号 国分第1排水区水路改良工事請負契約について

○かつまた竜大委員長 議案第26号国分第1排水区水路改良工事請負契約についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○河川・下水道整備課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査願いたい。
○かつまた竜大委員長 質疑はないか。
○宮田かつみ委員 一問一答で行う。
 これは早く行っていただかないと、地元では理由がはっきりしない道路冠水があり、待ちに待っている。ただ、あそこはバス通りで、もう1つは通学路がある。前に私が聞いた話では推進工事で行うと聞いているが、そうすると、工事中の立坑の安全管理や、バス通りに関係する通行どめとか、その辺の安全管理や学校の通学路を一時的に変更する必要があるのか。それとも、変えないで安全対策をしてもらって通学をするのか。その辺の対策を伺いたい。
○河川・下水道整備課長 今御指摘あったように、この通りはバス通りになっており、幅員もさほど広くないので、通常であれば工事延長が370m以上あるので途中に立坑を何個かつくり、長くても100mぐらいで推進していく形をとる。しかし、そうすると交通や歩行者に与える影響が大きいため、今回は立坑を上流と下流につくり、370m以上を一気に押してしまうという工法で、なるべく交通に支障がない、歩行者に支障がない形で行うように考えている。
○宮田かつみ委員 そうすると、交通にはほとんど支障がないということか。
○河川・下水道整備課長 1カ所、最上流の中国分自治会館があるあたりの、バス通りには影響ないように行うが、脇道のほうに少し立坑を振る関係もあって、そちらのほうが通行どめになってしまう。
○宮田かつみ委員 自治会等への説明が徹底されていれば結構である。
○かつまた竜大委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

請願第26-8号 南行徳駅周辺地区地区計画の建築物等用途制限の緩和に関する請願

○かつまた竜大委員長 請願第26-8号南行徳駅周辺地区地区計画の建築物等用途制限の緩和に関する請願を議題とする。
 書記に朗読いたさせる。
〔書記朗読〕
○かつまた竜大委員長 意見を求める。
○宮田かつみ委員 ここの地域は20年前ぐらいにも問題があった。当初は、ここに書かれているように地区計画で制限をした。結果として、自分で天につばを吐いて自分にかかっているような話である。実際は、あの辺でそういうマンションを持っている方は非常に苦慮している。ただ、自分たちでつくった地区計画があるから言えなかったが、それももう限界だということだと思う。全ての人を把握しているわけではないが、私の知っている方で苦慮されている人が四、五人いるが、一様にそのように言っている。
 では、実際に住宅ができるようになったからそこに100%入って、経営的にクリアできるのかというと問題もある。南行徳だけではなくて市川市が全体的に斜陽であるから、賃貸については店舗も含めて問題があるが、ただ、少しでも今の日本の景気を高揚させる1つの手だてにはなるかと思う。
 ただ、出されている方々は多少遠慮して、この人は自治会長であろうが、一番困っている人はそこにビルを所有していたり、貸し室を所有されている方々であると思う。非常に活気がなくなってきている。この地域だけではなく、ほかにもそういうところはあるが、この人たちは困ったときの神頼みでこういうところに頼んできていると思う。
 しかし、地区計画でそのように決まっているから、住宅とかほかの仕様で貸せないであろう。一部違反して行っているところもあるようであるが、やはりきちんとしたところに貸すにはきちんとした形でクリアしないと問題がある。これから都市計画審議会等の関門はあると思うが、できれば市議会としては採択していただきたい。私はこの方と全然関係ないが、たまたまそういうものもあったので申し上げる。
○金子 正委員 この願意は、地元住民間で新たな合意形成を図りたいから市に協力してほしいとのことである。これは当たり前のことである。採択でいいと思う。
○髙坂 進委員 市に協力していただきたいというのは、どうしてほしいのか。地域で合意形成を図るけれども、図って、市に何をしてほしいと言っているのか。
〔「その後制限緩和である、表題の用途制限の緩和である」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 休憩する。
午前10時58分休憩
午前11時開議
○かつまた竜大委員長 再開する。
 ほかになければ採決する。
本請願を採択すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 異議なしと認める。よって本請願は採択すべきものと決した。

請願第26-9号 市道0101号の歩道の安全確保に関する請願

○かつまた竜大委員長 請願第26-9号市道0101号の歩道の安全確保に関する請願を議題とする。
 書記に朗読いたさせる。
〔書記朗読〕
○かつまた竜大委員長 意見を求める。
○金子 正委員 紹介議員である。まさにこの道がそんな状況にあるとは思えないほどのメーンロードがこういう状態では、一刻も早くこうした願意をもとに歩道整備を実施すべきと考える。採択をお願いしたい。
○かつまた竜大委員長 休憩する。
午前11時1分休憩
午前11時3分開議
○かつまた竜大委員長 再開する。
 ほかになければ採決する。
 本請願を採択すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 異議なしと認める。よって本請願は採択すべきものと決した。

所管事務調査

○かつまた竜大委員長 所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
 また、委員長報告の作成については正副委員長に一任されたいと思うので、御了承願いたい。
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○かつまた竜大委員長 以上で建設経済委員会を散会する。
午前11時4分散会

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