更新日: 2018年11月15日

平成26年12月市川市議会建設経済委員会

開会

午前10時22分開議
○かつまた竜大委員長 ただいまから建設経済委員会を開会する。

議案第50号 平成26年度市川市一般会計補正予算(第3号)のうち、本委員会に付託された事項

○かつまた竜大委員長 まず、審査に当たっては一問一答制が導入されているので、委員の皆様におかれては、質疑冒頭に私、委員長に対し発言方法、[1]全て総括、[2]初回総括2回目以降一問一答、[3]質疑項目を全て述べてから一問一答、いずれかを申し出た上で質疑されるようお願いしたい。
 また、理事者の方々におかれては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は職名を名乗った上で発言するようお願いしたい。
――――――――――――――――――――――――
○かつまた竜大委員長 議案第50号平成26年度市川市一般会計補正予算(第3号)のうち、本委員会に付託された事項を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔雇用労政担当室長、農政課長、商工振興課長、建築指導課長、道路安全課長、道路建設課長、都市計画課長、街づくり推進課長、河川・下水道管理課長、公園緑地課長 説明〕
○かつまた竜大委員長 質疑はないか。
○浅野さち委員 一問一答でお願いしたい。1項目だけである。
 27ページの19節負担金補助及び交付金の雇用促進奨励金で、先ほど件数がふえたとの説明であったが、この額とした根拠は何か。
○雇用労政担当室長 27ページの第19節負担金補助及び交付金に関する質疑にお答えする。
 金額が大分ふえているが、この奨励金は高齢者、障害者、母子家庭の母及び、重度障害者を雇用していただいた事業主に支給している。高齢者では、昨年度150人雇用していただいたが、今年度は176人となる見込みである。障害者も、昨年度は26人雇用していただいたが、今年度は50人を見込んでいる。母子家庭の母については、昨年度28人が今年度は13人に減る見込みである。重度障害者は、昨年度30人が今年度36人にふえる見込みである。母子家庭の母を除いて大分雇用がふえており、これに対応する交付金額が約3,300万円と見込まれるため、今回増額補正を計上した。
○浅野さち委員 雇用先の業種はわかるか。
○雇用労政担当室長 高齢者や障害者を雇用している会社は、警備会社やタクシー会社、マンション管理会社、駐車場管理会社、ビル清掃会社といった業種で雇用がふえている。
○浅野さち委員 今の答弁は高齢者が多いと思うが、障害者や母子家庭の母はどうか。
○雇用労政担当室長 重度障害者を雇用している会社は、例えばリサイクル関係の会社で補助作業や軽作業、ビル管理会社で日常清掃や事務アシスタント等で雇用されている。
 母子家庭の母は、一般事務、紙製品の作成作業、警備事務、営業事務、サービス提供責任者といった業種で採用されている。
○浅野さち委員 雇用がふえている部分では高齢者や障害者、母子家庭の母がふえているのはいいことだと思う。
○宮田かつみ委員 28ページ、29ページで、商工費と土木費の交通対策費の2点について、初回総括2回目以降一問一答でお願いしたい。
 まず商工費について、市場の耐震補強である。本会議で何人か質疑していたが、市場を運営しながら補強していくとのことである。あれだけがらんとした構造では、よほどしっかりしないと非常に強度的には弱くなる。しかし、余り強度を上げようとすると、日常の市場運営がしづらいのではないか。その辺、市場の運営上配慮されていることは何か。それから、問題はないのか。あるいは市場の地元業者の組合との打ち合わせ状況はどうか。たまたまきのう、市場を見てきたところ、営業しながら補強していくのは大変だというのが第一印象である。どのような対応をするのか。
 道路橋りょう費の交通対策費であるが、先ほど道路安全課長の消耗品費の説明では、標識のふぐあいがあるものを点検し、それを交換する費用と受けとめた。私は1カ月から2カ月に1回標識を見て歩いているが、色が退色しているものがある。一番困るのは、三、四年前に取りかえていただいた進入禁止の赤い丸の真ん中に横一本線が引かれている標識が、あっという間に真っ白くなってしまう。あの標識は一方通行の進入禁止に使うものであるから、例えば一方通行の市道が国道あるいは県道へ合流する出口のところによくある。特に西向きのところは塗料の関係なのか、色が退色しやすい。先日、市川警察署の交通管理官と打ち合わせしているときに聞いたところ、あの色は変化しやすいとのことである。変化しやすいのであれば、変化しにくい塗料にかえてはどうかと言ったが、それは難しいようである。
 随分前の課長のときにお願いしたが、変えるまでには1カ月ぐらいかかった。進入禁止の標識をきちんとしないと危ないから早くしてくれと言っているのに、時間がかかる。これは市の問題だけではなくて、警察と協議等をいろいろされている。その辺、今道路安全課のほうは今回見直して変えようということであると思うが、そういうことを含めていのるか答弁していただきたい。
○農政課長 市場に関する今回の補強工事、それに対する配慮並びに関係者への説明等についてという2点の質疑にお答えする。
 今回の補強工事であるが、工事の施工に関しては、市場機能への影響を最小限に抑えることを第1に考えている。具体的な配慮としては、まず、今回補強する箇所を細かく分けて、それぞれエリアで養生を徹底する。細かいエリアに分けても、それを同時にするとかなり卸売場の面積をとってしまうので、工事についてもスケジュールをずらす形で最大限配慮したいと考えている。
 関係者への説明であるが、まず、ことしの8月29日、平成26年度の第1回地方卸売市場運営審議会が開催された。この席で、今回の工事を行うための設計業務を補正予算として計上した経緯と、また、今後について委員の皆様に御説明した。
 また、その後9月以降に市場関係者の集まりにおいて同様の趣旨を説明させていただき、9月中旬には、特に今回の卸売場に関係する卸売業者、仲卸業者を個別に訪問して意向を確認させていただいた。皆様からは、先ほど述べたようなスケジューリングに配慮する、また、具体的に細かい工事内容が決まったら改めて説明し、皆様の意向に配慮したいと説明したところ、おおむね了承を得ている。
○道路安全課長 交通対策費についてお答えする。
 今年度点検しているのは道路警戒標識といって、道路幅員やカーブの箇所、急な坂のところにスリップ注意といった道路の注意を喚起する警戒標識である。この点検は、一昨年の中央自動車道のトンネル崩落事故を受けて、そういった道路施設の安全点検、老朽度の点検を主目的としたもので、昨年はカーブミラーと道路照明灯の点検を行い、今年度は警戒標識の点検を行う。その点検は主に、老朽化により支柱が倒れたり、電柱等に取りつけた警戒標識が落下しないかがメーンであるが、点検の中では委員の指摘があったように、本来の表示が適切に行われているかも含めて設置、撤去をしたい。そのための予算の補正を計上している。
 また、進入禁止の標識については規制標識であり公安委員会の所管になるので、そういったところがあれば伝えたい。
○宮田かつみ委員 商工費について伺う。本会議の答弁から概略がわかるが、垂直の補強と水平部分の補強があると思う。問題は水平のところで、この間市場の代表が地元の人なので意見を聞いたが、余りよくわかっていない。説明は詳しくされているようであるが、工事の内容がよくわからない。実際に足場を組んだり、上からいろいろな作業がどのように行われるかはよくわからない。縦の部分は部分的にやっていくので素人でもわかりやすいが、天井部分については、多分部分的ではなく全面的に足場を組み、下の部分に影響がないように上だけ行うのかよくわからないが、要は働いている方々は余りそういうものに影響されないで市場の仕事をしたいとのことである。
 ただ、あれだけの作業をするのであるから、もちろん影響はあると思う。その辺を、例えば技術者みたいな方々に説明していただくなど、理解できる形でお願いしたい。
 行ってみないとわからないという言い方もしているが、始めてしまってからどうこう言われても、行うほうも大変である。そのようなことがないよう配慮をお願いしたい。
 道路標識について、どこまでどのように行うかわからないが、進入禁止のところは代表的なところである。あと、降雨後や霧が出たときなどにカーブミラー自体が曇ってしまって見えない。近所の方が何かしようとしても高いところでできない。市がたまに掃除されているようであるが、その辺の用が足らないときはどう対応しているのか。また、先ほど言ったようなことはきちんと見ていただきたい。
○道路安全課長 カーブミラーについて、降雨後や朝もやの霧がかかるとき、温度変化により表面に水滴がついて見えづらいときがある。メーカーから曇りにくいカーブミラーということで、表面が二重の断熱構造になっていて曇らないものも試験的に設置したが、余り効果がなかった。朝もやで曇って見えないときは、しばらく時間はかかるが日が差してくると解消する。車を進めるとき、あるいは道路に出る際は注意をさらに増していただきたいと考えている。
 また、老朽化により鏡面が見えづらくなっているものについては、通報を受ければ逐次交換できるようになっている。
○髙坂 進委員 29ページの道路橋りょう維持費13節委託料は、事業への協力が得られないということでやめるということなのか。協力が得られないということでそのままにして、危険性はないのか。これからどうしようとしているのか。
○道路安全課長 参考資料の4ページにあるとおり、ここは7mから8mの落差がある非常に急なのり面である。ここについては下に住宅が2棟あり、人命の観点からも事業をぜひとも進めたいと考え予算を計上し、さらに、工事の着手可能な詳細設計の予算も計上したものである。
 この事業については、事業用地の無償提供をしていただくことによりのり面下の住宅の方の経済的な負担を少なくすることを考えて進めているが、1地権者は44㎡で西側のバス通り側で、こちらは土地だけでお住まいではないということで提供の意思は既に確認しているが、さらに東側のところはのり面下に住宅があり、そちらの方は73㎡の提供で、敷地総面積約211㎡のうちの73㎡、約3分の1の提供となる。この方は当初南側の住宅を建てるときに追加して北側の斜面を買ったという経緯があるので、とても納得できないということである。
 作業としては、やめるということではなくて、これからも協力と御理解がいただけないかと要請をしていきたいと考えている。また、その承諾が得られ次第、安全な道路保護の擁壁をつくりたい。
○金子 正委員 あの辺は危険であり、まさに崖地対策である。地元の安全のために行うのになぜ反対するのかと思ったが、それとあわせて買ったから納得できないとのことであった。安全対策であるからよく説得していただきたい。ぜひあの対策を行ってほしい。
 1点、タイヤ公園についてである。31ページ、手数料、不動産鑑定手数料。新田南公園の一部が民間の用地であり、今回、相続が発生し買ってほしいということで、用地の鑑定をするという説明であった。あのタイヤ公園は、将来外環道路ができて都市計画道路が前を走り、外環との接続道路としてタイヤ公園がほとんど使えなくなることで、当時本会議で質問がされた。タイヤ公園は地域住民が活用している、これがなくなったら困る必要だという議論があり、宮田議員も私も質問を行った覚えがある。そういう方向づけをされている中で、相続が発生したので市に買ってほしいという要望があった。この関連をどう考えているのか。将来都市計画道路の整備が進む中で、もちろん買っておいたほうがやりやすいのであろうが、その関連は全く考えていないのか。将来をどう考えているのか、そこだけ確認したい。
○公園緑地課長 都市計画道路がかかっているので、今回公園緑地課として購入する用地としては、公園用地のうち、市が所有していない土地の一部を購入することになる。実際にこの都市計画道路ができた場合、この地区でこれだけ大きい公園はここ以外にないので、代替等を考えなければいけないと思っている。道路事業が絡んでくるが、公園緑地課としては今の段階では公園用地を購入するということしか言えない。
○金子 正委員 外環がこれから3年後に完成する。都市計画道路整備はそこから5年先、10年先であろう。地元の人も、外環ができるとすぐにタイヤ公園が使えなくなると大騒ぎになったが、外環は外環で、都市計画道路整備はその先であり10年以上は問題ないということで理解してもらった。今回は要望に応えるということで市のものにしておけば、いろいろな形で活用できるし、将来にも対応できると理解した。
○竹内清海委員 1点だけ、本当は宮久保4丁目の崖地について聞きたかったが、あの辺はいつも頓挫してしまってなかなか進まない。これから進めるということであり、再度お願いしたい。
 27ページの施設修繕料300万円についてである。これは国分7丁目の井戸のポンプを修理するものか。これは何年使ったのか。また、何件ぐらいの農家が使っているのか、教えていただきたい。
○農政課長 27ページの農業振興費の中の施設修繕料に関する質疑にお答えする。
 まず、今回の壊れてしまった井戸が設置されたのが昭和61年度と聞いている。また、この井戸を使っている農家組合は、北国分野菜組合の組合員が所有する畑が22haあり、使っている農家数は約30である。市川市では季節野菜並びに露地野菜のこれだけまとまった農地は非常に少ないと考えており、市川市の野菜生産を支えている重要な井戸と考えている。
○竹内清海委員 本当に広い、22haで30件の農家がまだ頑張っているとのことである。あそこは市境であるが、松戸は入り込んでいないか。市川市だけか。
○農政課長 北国分野菜組合の会員の中には、市川に圃場を持って自宅は松戸市という方もいるとは聞いているが、大方市川市内に住んでいる方が使っていると聞いている。
○竹内清海委員 300万円で、新たに掘るのではなく修繕ということである。25年使った井戸であるので、新たに掘るとどれぐらいの予算になるのか。その辺調査したのか確認したい。
○農政課長 今回の修繕は、地下約90mにある地下の水中ポンプの交換と、それに付随する設備等の交換である。井戸の状態は、最初に水が出なくなった際に井戸水がかれたのではないかという心配もあったので、専門業者に地下水位等を含めて調査させた。その結果、井戸の水は非常にしっかりとあるが、ポンプがかなり老朽化してほとんどくみ上げる能力がないということで、今回は修繕となり修繕費を計上した。
 なお、今回のものと同等の井戸を掘った場合幾らかかるかは、試算していない。
○竹内清海委員 私が心配したのは、外環道路の大工事の影響で水脈が変わったのかと感じた。
 県の補助金等は出ているのか。比率がわかれば教えてほしい。
○農政課長 補助金に関しては、今回特に充当できる補助金はないと認識している。なお、今回のこの補正には計上していないが、使っている北国分野菜組合から、自分たちが使っている井戸であるので、自分たちからもある程度のお金は用立てたいという意向が示されている。組合と私どもで、どういう形であればお金をいただくことが可能か検討したところ、目的を指定して寄附金で申し出てもらってはどうかとなり、組合からは寄附金ということでぜひお金を出したいという意向は伺っている。
○竹内清海委員 今、寄附金という話であったが、寄附金はどういう扱いにするのか。修繕料の事業に充てるのか。
○農政課長 今回、寄附金をいただくに当たっては、北国分野菜組合もこのために使っていただく寄附であると言われているので、目的指定ということで、このお金に充当することで考えている。
○竹内清海委員 市川の農家はあの辺に一団の農地があり、協力していただけるということで、結構である。
○佐藤義一委員 まず、農林水産業費がこのたびの補正397万2,000円で、2億6,630万1,000円という予算になった。今竹内委員も言われたが、私は先日、中国分に行ったら、どんどん農地が宅地化しており、北部は著しく農地が宅地化されている。この1年ほどでどんどん進んでいる。後継者不足などいろいろ理由があるからよくわかる。それにしても、一般会計1,318億円中、補正が仮にされても農林水産業費は2.6億円である。一般会計1,318億円あっても、2.6億円しか市川市の農林水産業費はない。
 去年も質疑したと思うが、市川市の総予算は2,200億円から2,300億円ある。その中のたった2.6億円では、農業関係予算は0.1%である。これは余りに少な過ぎる。時間があるから偉い人に答弁もらいたいが、松戸市とか船橋市の予算に対する額と比較して、市川市は相当低いのではないか。市川市という47万人の町に対し農業の貢献する役割はすごく大きいと思う。環境問題や癒やしである。北部に行くと、それがどんどん宅地化されている。市川市はもっと農業に熱を入れるべきである。農業に対する援助、バックアップをするべきである。
 それから、職員の異動等に伴う給与費が、建築総務費7,100万円、31ページの都市計画総務費が5,900万円プラスになっているが、これはどういうことなのか。一問一答で行う。
○農政課長 農業予算に関する何点かの質疑にお答えする。
 まず、経営耕地面積、いわゆる営農をしている農地の面積である。最新のデータはなく少し前になるが、例えば平成12年は約508haあった。これが5年後の平成17年には416ha、最新の平成22年には407haに減少している状況であり、年々減少している状況である。
 こうしたものに対しての予算は十分なのかという趣旨の御質疑かと思うが、まず、他市との比較について、データを持っていないので私の記憶で恐縮であるが、例えば隣の船橋市に比べ、また松戸市と比べても、市川市の農業関係予算は低い。特に、船橋市と比べるとかなり低いと認識している。ただ、この農業予算はそれぞれの農家数や農家規模などの状況が違うので、必ずしも市の規模が同等であるから農業予算もということでは比較できないと思うが、農業関係者からは補助金も含めて市に要望があるのも事実である。
 そうした中で、私どもも限られた予算をどういう形で今後農業振興に生かしていくかである。今までは個々の農家に対してある程度補助金支援を中心に考えてきたが、今後は、ブランド化等もそうであるが、市川の野菜あるいは梨を初め果樹全体の付加価値を上げるような施策にお金を振り分けていく。それによって、限られた予算でも今まで以上の効果を上げられるのではないかと考えている。予算規模ということもあるが、そういった予算の使途によってより効果の高い執行をしていきたいと考えている。
○建築指導課長 28ページの建築総務費、職員の異動に伴う給与費7,100万円についてお答えする。
 今回の補正の要因は、大きく3点ある。1点は、年度当初の職員の異動等に伴う人件費の増額である。2点目は、9月定例会で議決された人事給与制度の改正に伴う増額である。3点目は、今定例会で提案している人事院勧告を受けた給与条例改正に係る部分の増額、この3点で7,100万円となった。
○佐藤義一委員 異動は何人か。
○建築指導課長 この中は全職員で59名であり、59名分である。
○佐藤義一委員 59人異動したのではないであろう。
○建築指導課長 当初と異動は変わっていない。人件費である。
○佐藤義一委員 異動ではなく給与アップか。
○都市計画課長 31ページ、同じく都市計画総務費、給与についてお答えする。
 こちらも建築総務費と同様の理由によるものである。
○佐藤義一委員 まず農業であるが、平成12年で508haが10年後の平成22年で407ha、この10年間に100ha減っている。100町歩減っている。これは相当減っている。80周年記念で写真集をもらったが、また二、三日前に職員が写真を撮ってきたというきれいな写真集をもらった。この両方の写真集を見て、特に最近の、職員が帰りがけに撮ったというものは非常にきれいである。その中で、北国分に農地がある。市川市の特徴は、東京に近くて便利であるのと、もう1つは郊外に行くとああいう農地が広がっていることである。それにもかかわらず、中国分はすごく宅地化が進んでいて、1年後に行ってみたらネギをつくっていたところにもう家が建っている。それがこの10年間、すさまじい。中国分などはすさまじい勢いで宅地化されている。これは、後継者不足などいろいろな問題で根が深いと思う。
 しかし、市川市にとって南に行くと海があり、北に行くと梨の花が咲くという環境面もブランドであろう。この市川全体のブランドが崩されていく。そういう意味から、環境面を考えて、もっと農業問題に力を入れるべきだと私は思う。
 私は農業委員を去年やらせていただいて、いろいろなところに行くと、またここが宅地になっている、またここは何とか連檐で、またここは墓地だと、本当にがっかりすることばかりである。であるから、自信を持って農業委員会あるいは農業、水産担当の皆さんには頑張って予算要求してほしい。
 職員の異動等に伴う給与で、異動というから3人ぐらいふえたのかと思ったが、要は給料が上がったということであろう。私は喜ばしいと思う。今選挙になって、維新の会がまず身を切るべき、国会議員の3割カットとできもしないことを言って、公務員の人件費2割カットと言っている。皆さんは15年間給料が減り続けて、私たちが議員になったときは公務員のボーナスは年間4.5であった。それがいつの間にか3.9になり、やっと0.1、人事院が勧告してもまだ4.0幾つではないか。だから、民間から比べたら、15年前と比べて下がっている。やっと安倍総理が、日本がデフレから立ち直るためには、全国津々浦々、それにはやはり国民の消費が高まらなければいけないと。ということは、給料が実質的に上がっていかなくてはいけないと、やっとそこに気がついて、官製春闘がまた来年改めて行われる。
 だから、公務員はバッシングされながら、給料は下がり過ぎであるので、今回やっと政府が気がつき出したわけであるから、皆さん自信を持ってほしい。給料が高いとかと先日日経に出て、千葉県で3番とか全国で3番などと出たが、仕事量と賃金は比例するので、皆さんは物すごい仕事を行っているので、給料に関しては自信を持ってほしい。維新の党のような公務員2割カットという政党は絶対問題である。私個人の考えを表明して終わる。
○かつまた竜大委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第42号 平成26年度市川市下水道事業特別会計補正予算(第1号)

○かつまた竜大委員長 議案第42号平成26年度市川市下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔河川・下水道管理課長 説明〕
○かつまた竜大委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第43号 平成26年度市川市地方卸売市場事業特別会計補正予算(第2号)

○かつまた竜大委員長 議案第43号平成26年度市川市地方卸売市場事業特別会計補正予算(第2号)を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔農政課長 説明〕
○かつまた竜大委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

所管事務調査

○かつまた竜大委員長 所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○かつまた竜大委員長 異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
 また、委員長報告の作成については正副委員長に一任されたいと思うので、御了承願いたい。
――――――――――――――――――――――――
○かつまた竜大委員長 以上で建設経済委員会を散会する。
午前11時32分散会

このページに掲載されている
情報の問い合わせ

市川市 議会事務局 議事課

〒272-8501
千葉県市川市八幡1丁目1番1号

議事グループ
電話 047-334-3759 FAX 047-712-8794
調査グループ
電話 047-712-8673 FAX 047-712-8794