更新日: 2016年12月27日

平成28年9月市川市議会建設経済委員会

開会

午前10時2分開議
○石原よしのり委員長 ただいまから建設経済委員会を開会する。

議案第23号 市川市ベンチャービジネス等支援資金融資及び利子補給条例の一部改正について

○石原よしのり委員長 まず、審査に当たっては一問一答制が導入されているので、委員の皆様におかれては、質疑冒頭に、私、委員長に対し発言方法、1、全て総括、2、初回総括2回目以降一問一答、3、質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑されるようお願いしたい。
 それでは、議案審査に入る。
 理事者の方々におかれては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は、職名を名乗った上で発言されるようお願いしたい。
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○石原よしのり委員長 議案第23号市川市ベンチャービジネス等支援資金融資及び利子補給条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
〔商工振興課長 説明〕
○石原よしのり委員長 説明は終わった。
質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第24号 市川市地域振興施設の設置及び管理に関する条例の制定について

○石原よしのり委員長 議案第24号市川市地域振興施設の設置及び管理に関する条例の制定についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○外環道路推進・道の駅担当室長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○石原よしのり委員長 質疑はないか。
○松葉雅浩委員 本会議の代表質問では大綱にとどめたので、細かいところを伺う。一問一答で第3条、第6条、及び施行期日の3点について伺う。
 まず第3条で、本市で生産された農産物及び水産物について、本市で生産されたものしか売れないのか。そうではなくて、最低限、本市で生産された農産物や水産物を売っていただき、それ以外のものも売っていいとの話もあった。この第3条(5)の「前各号に掲げるもののほか、市長が必要と認めること」との条文を見ると、市長が認めると言えば何でもできるように思えるが、市長が認めるものについては、こういうものを認めるなど、きちんと規則や要綱で決めないと、市長がいいと認めると何でもよくなる。その辺はどのように考えているのか。
○外環道路推進・道の駅担当室長 第3条(5)については、他市とのコラボなど他の道の駅との連携をとって道の駅に関連したものについて行うようにしていて、募集要項の中で、道の駅に合ったものとするとして定めている。
○松葉雅浩委員 ここでいう「市長が認める」とは、他の道の駅との連携に限るとのことでいいのか確認する。
○外環道路推進・道の駅担当室長 このことについての詳細な決まりは特に設けていないが、あくまでも事業者からの提案等によって認めるもの、認めないものは判断していきたい。
○松葉雅浩委員 市長が認めれば何でもできるとのことでいいか。
○外環道路推進・道の駅担当室長 地域振興施設に資する事業であれば認めていきたいと考えている。
○松葉雅浩委員 わかった。
 第6条は、指定管理者に行わせるとのことで、指定管理者の提案がどういうものか、これから期待されるが、(8)の「その他前各号に掲げる業務を行うに当たり必要な行為をすること」の考え方について伺う。
○外環道路推進・道の駅担当室長 第6条の2の(1)から(7)で行う業務以外のものを補完する意味で(8)に記述している。
○松葉雅浩委員 (8)には「その他前各号に掲げる業務を行うに当たり必要な行為をすること」と書いてあるので、(1)から(7)を行うに当たり必要な行為をするとのことで、(1)から(7)以外のことを行うとのことではないと思うが、どうか。
○外環道路推進・道の駅担当室長 第6条第2項の(1)から(7)に当たる業務の前の準備等についても、ここに含めている。
○松葉雅浩委員 わかった。
 施行期日について、「公布の日から起算して2年を超えない範囲内において規則で定める日から施行する」とのことで、この規則をいつ定めるのか。外環道路の開通にあわせて道の駅は整備するとのことで、2年を超えない範囲と設定した考え方について伺う。
○外環道路推進・道の駅担当室長 今回の地域振興施設は外環道路の開通にあわせて開業を予定していて、外環道路の開通が平成30年3月ごろとのことで、まだ明確な日程が示されていないので、平成30年3月まで1年6カ月以上あることから、公布の日から2年としたものである。
 外環道路の供用にあわせて開業するので、規則もそれを見込んだ期日を今後定めていきたい。
○松葉雅浩委員 具体的に何月に開通すると国から明確に示されるのは、市としてはいつごろと判断しているのか。
○外環道路推進・道の駅担当室長 外環道路の開通は、事業者からは29年度末との情報しか市は得ておらず、正確な日程はまだつかんでいない。
○松葉雅浩委員 まだつかんでいないとのことだが、市としては、明確な日程をいつごろ国から示されると認識しているのか。
○外環道路推進・道の駅担当室長 地域振興施設は外環道路にあわせて開業するもので、国から早く情報を得たいと考えているので、協議において早期に情報提供していただけるように働きかけていきたい。
○松葉雅浩委員 29年度末と国も言っているが、もちろんそれで進めてもらいたいが、市として道の駅がいつからオープンするかは大事なことなので、しっかりと情報交換して、情報を入手し、それによって規則も決めていかなければいけないので、よろしくお願いしたい。
○石原よしのり委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔桜井雅人委員 反対討論〕
○石原よしのり委員長 ほかに討論はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○石原よしのり委員長 挙手多数。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第25号 市川市自転車等駐車場の設置及び管理に関する条例の一部改正について

○石原よしのり委員長 議案第25号市川市自転車等駐車場の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○交通計画課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審議くださるようお願い申し上げる。
○石原よしのり委員長 質疑はないか。
○桜井雅人委員 総括で伺いたい。
 まず1点目、今回、新たに土地を借り受けた200台分と今ある500台分と合わせて700台としたのは、北総鉄道が最初につくろうとしていた台数が700台だったが、それができないから、放置自転車の数も勘案して、市が200台プラスして、そのような台数で整備することになったのか。
 今、自転車置き場は無料だが、無料でも500台分の駐車スペースに300台しかとまっていない。それを有料にしたら、さらに利用されなくなる心配はないのか。国分では有料にしたら120台分の駐輪場に30台から40台との話も聞いた。
○交通計画課長 まず、700台とした経緯は、既存の自転車置き場は300台弱が利用している。また、駅周辺の放置自転車が約400台程度あることから、合わせて700台として整備するものである。
 2点目の利用者数が減少する可能性があるのではないかとのことだが、駅周辺にある放置自転車については、平成26年度では230台、平成27年度で400台、平成28年度も400台と増加傾向にあることから、700台が妥当であると考えて提案したものである。
○桜井雅人委員 台数は整備しても、無料から有料になることで本当に利用してもらえるのか疑問に思ったので聞いた。
 700台の数字の根拠はわかったが、それは北総鉄道がつくろうとしたが、だめだったから市がつくるとのことなのか確認する。
○交通計画課長 北総鉄道が当初整備する予定だった台数は500台程度と記憶している。ただ、市としては、現状を踏まえて、今後、放置を禁止することも鑑みて700台全ての自転車が収容できるよう提案するものである。
 また、国分高校のバス停には、現状80台から90台程度の駐輪がある。こちらについても、当初、160台を駐輪できるよう整備しているので、若干減ったと考えているが、先ほども申し上げたとおり、北国分については、放置自転車もふえているので、700台が妥当であると考えている。
○桜井雅人委員 北総鉄道が当初つくろうとしたのが500台で、最初は、それをつくるからと北国分の駐輪場を廃止したわけであるが、市は500台で足りるとの認識だったのか。放置自転車対策を考えたら700台必要だとの判断が説明ではわからなかった。
○交通計画課長 先ほど放置自転車の台数を答えたが、平成26年度調査した時点では200台程度の放置自転車で、北国分の自転車置き場を合わせると500台程度と予測していたため、北総鉄道の予測していた500台については妥当であったとの認識でいた。
○松葉雅浩委員 総括で伺いたい。
 北総線の北国分駅の隣の秋山駅、東松戸駅は全部民間の駐輪場である。そもそも北国分はなぜ市が整備しなければいけないのか。近隣の松戸市は民間の駐輪場の業者が全部運営しているのに、市が運営する必要があるのか。その辺が疑問である。市が運営するのであれば、放置自転車をなくすためにどんどん広げて、台数を全部収容するものとして整備しなければいけないのだろうが、その辺の考えを伺いたい。
○交通計画課長 市が整備する必要性は、今の放置自転車の状況を改善しなくてはいけないとのことで、民間の事業者が行うことを待っていては、いつまでたっても改善できないものと考え、市で整備するものである。
○松葉雅浩委員 松戸市の秋山駅や東松戸駅の調査はしたのか。市で駐輪場をつくっているところはない。全部民間が運営して、放置自転車も余りないと思う。今回の北総鉄道は、歩道上に整備しようとしたわけで、別に歩道上でなくても、今、市が借りているところを民間で運営してもらうなど、いろいろ方法はあると思う。そういったことも含めて、もう少し何とかできなかったのか。
○交通計画課長 秋山駅については現地を調査したところ、歩道上の駐輪場と、厳密には調べていないが、一部鉄道の用地を借地したと思われるところで台数を確保しているようである。3つの民間事業者において整備されているが、それぞれ民間の業者が競い合って低価格の競争も行われているようである。市川市も歩道を使う計画であったが、歩道以外のところについては、北総鉄道がそこまで手を挙げてこなかったので、今回、市で提案することになった。
○松葉雅浩委員 条例を可決すると市で運営するようになるが、今後、民間で運営するところが出てきたら民間に任せるのも1つの方法だと思うが、どう考えているか。
○交通計画課長 今後、市でも適正な価格で収支が図れるようになると、民間でもできるのではないかと考えており、国府台などもそうだが、民間でできるところは民間に譲渡していきたいと考えている。
○松葉雅浩委員 民間でできるわけだから、いろいろなところにも声をかけながら、そういう方向に持っていったほうがいいのではないかとの感じがする。
○三浦一成委員 一問一答で2点伺いたい。
 今、松葉委員から、民間の駐輪場の話があったが、私の記憶では矢切駅の前に松戸市営の駐輪場があると思うが、そこと北国分に設置が予定される市川市営の駐輪場の価格は差異なく、合わせていくようになるのか。余りにも高額になり過ぎると、今まで無料で利用している方がびっくりしてしまうおそれがあると思うので、値段は近隣の駐輪場に合わせた価格設定にするのか伺う。
 もう1点は、北国分の放置自転車の数700台の計測方法について伺いたい。
○交通計画課長 矢切駅の松戸市営駐輪場は屋根なしとなっていて、1,020円である。市川市は今回、1,300円を予定しているが、この金額は、全市的に昨年有料化した基準にのっとって設定した金額となっている。
○三浦一成委員 金額についてはわかった。
 計測方法について、以前、私が伺った限りだと、今、自転車置き場として開放されている北国分の自転車置き場に利用されていない自転車や持ち主の不明の利用されていない不法駐輪が結構な数を占めている。あるいは駅の周りの歩道の上にも少なからずそういうものもあるとの話を伺っているが、そういう持ち主の不明なものや利用されていないもの、長期間利用されているものは別に数えて台数を出しているのか。
○交通計画課長 北国分駅周辺の自転車の放置台数は、26年6月に現地調査したときには400台で、駅の北側に300台、駅の南側に100台の状態であった。また、同時期に自転車置き場内の不法駐輪、長期間駐輪している台数もあわせて調査して、長く使用されていると見られる50台程度にラベルを張って、1週間ぐらい経過後にまだ残っていたのが20台から30台だったと記憶している。
○長友正徳副委員長 一問一答で、まず、市民への周知の方法、違反駐輪があった場合の指導をどうするか、松戸市民が利用する料金をどういうふうに分けるのかの3点について伺いたい。
 まず、周知の方法について、事前にどのように周知するのか伺いたい。
○交通計画課長 市民への周知は、条例案が議決された場合、11月から来年度の募集をかけたいと考えている。募集については、広報いちかわ、市公式ウエブサイト、また、無料駐輪場などでも行ったが、現地において自転車置き場にポスターを張ったり、各自転車に、今後有料化されること、不明な点は市まで問い合わせする旨のラベルを張って周知してきたが、今回も同じように考えている。
○長友正徳副委員長 それでも違反駐輪があった場合の指導について、今でも指導員はいるが、優しくて本当の指導はしていないと思う。これからはきちんと厳格に行われると思うが、違反駐輪があった場合の指導について、特に駐輪場の場所が駅から離れていて、裏道を通っていくようなところで、不便を感じて嫌だとの人もいるかもしれないので、きちんと指導しないといけないと思うが、指導の方法について伺いたい。
○交通計画課長 これからの指導については、条例に定める放置禁止区域を設定して、街頭指導も含めた、より厳しい指導をしていきたいと考えている。
○長友正徳副委員長 放置禁止区域は表示されるのか。
○交通計画課長 放置禁止区域については、一定のエリアに、こちらは放置禁止区域であるとの告示をする。今、市川や本八幡など7カ所行っているところについては、看板を設置して、放置禁止区域であることを周知している。
○長友正徳副委員長 2番目は了解した。
 3番目は、駅の北側はすぐ松戸市で、北側の歩道にとめている人は半分以上は松戸市民で、南のほうは市川市民だと思う。料金の使い分けで、市川市民には市川市の規定で設定するのだろうが、松戸市民に対しては高くするなど、別料金にするのか伺いたい。
○交通計画課長 料金については、昨年可決された条例改正の際に、松戸市、市川市とは別にしていない。一律の料金を設定している。
○長友正徳副委員長 松戸市民に対するサービスとなるのか。
○交通計画課長 松戸市民も利用はできるが、あくまでも駅周辺の景観や安全性を高めるための措置である。
○長友正徳副委員長 了解した。
○石原よしのり委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔桜井雅人委員 反対討論〕
○石原よしのり委員長 ほかに討論はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○石原よしのり委員長 挙手多数。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第26号 平成28年度市川市一般会計補正予算(第2号)のうち本委員会に付託された事項

○石原よしのり委員長 議案第26号平成28年度市川市一般会計補正予算(第2号)のうち本委員会に付託された事項を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔道路安全課長、道路建設課長、交通計画課長、都市計画道路課長、公園緑地課長、新庁舎建設課長 説明〕
○石原よしのり委員長 説明は終わった。
質疑はないか。
○大場 諭委員 一問一答で2項目、1つは、補正予算の21ページ、工事請負費で補修工事の予算を計上していることについて、もう1つは委託料の橋りょう改修等設計委託料、廃棄物収集運搬・処分委託料について伺いたい。
 補修工事で今回も予算がかなり計上されているが、特にアスファルトによる補修がどのぐらいもつのかという耐久年数と、これからオリンピックの工事などでコンクリートがいいと見直されているところもある。特に私がいろいろな補修跡を見ていて、経年劣化が激しいところと、同じころに補修したところでも補修が維持されているところの違いがあるが、業者によって材料が違うのか、施工方法が違うのか、その辺の品質管理、施工管理はどのように行っているのか。
○道路安全課長 アスファルト舗装の耐用年数について答える。アスファルト舗装の設計については、通常であれば10年間はどの程度の交通量があって、どのくらいの車両が通るかとのところから設計している。今、質疑のあったように、10年で壊れるかというと、そういうことではない。20年も30年も現存しているところもあるので、必ずしも10年なのか、20年なのか、30年なのかは言えない。ただ、今回、補正予算を計上した6カ所については、主に2級幹線以上の幹線道路で、説明したように大型車両の通行が多いところである。これが、わだち掘れが始まると、次には破損となる。アスファルトは1カ所破損すると急激に破損の度合いが広がってくるので、来年度以降と考えていたところを、今回、補正予算を計上させていただいた。
 コンクリートの舗装については、確かに強度的にはアスファルト舗装より強いのは間違いない。ただし、破損に対しては非常にもろく、壊れ始めると非常に短期間で破損するおそれもある。バス停等に使用されているとの話かと思うが、あのようなところで部分的に行うことはあるが、施工方法について、未供用であれば簡単であるが、供用している道路で行うのは、施工上も難があり、余り行っていない現状である。
○大場 諭委員 2点目は橋りょう改修等設計委託料、廃棄物収集運搬・処分委託料について、概要の9ページで、今回の増額補正は、PCBの舗装がされていて、それを?がすために必要な補修で、工法が変わったとのことと、廃棄物の処分費用とのことである。委託先が東日本高速道路株式会社で、設計委託の段階で、そもそもどのような塗装がされていたのかが事前にわかっていなかったのか。掘ってみたら何か埋まっていたとのことで補正予算を計上しているが、それとは違うのではないか。東日本高速道路株式会社は事前に塗装当時の情報を持っている、もしくは入手できるところではないのか。そういったところまで事前に設計の段階で確認できなかったのか。こういったことが続くと、年度の当初予算について、後にまた補正がつくのではないか、本当にわからなかったのかとの市民からの疑問も出るが、今回のことについてはいかがか。
○道路建設課長 この工事は、昨年度、東日本高速道路株式会社に委託した。その設計のときに、PCBが含まれているとの把握はしていなかった。その後、塗膜をとったときに調査する必要が生じ、検査したところ、発生したので、そのような工法に変えて行った。今回の状況を踏まえて、今後の工事においては、設計段階で事前に調査して、工事に支障が出ないように行っていきたいと考えている。
○大場 諭委員 わかった。これ以上は言ってもどうしようもないので、事前の設計段階、もしくは事前調査と分けるなど、今回のことを次の工事に生かしていただきたい。
○青山博一委員 概要の7ページ、塩浜3丁目27番から29番地の舗装工事で、橋梁の部分は市川市と浦安市の市境となるが、この橋梁はどこが管理するのか。
○道路安全課長 塩美橋は橋梁の真ん中、猫実川の真ん中で、浦安市と維持管理協定を結んでいる。
○青山博一委員 この橋梁もかなり傷んでいる。浦安市と協議しながら、早急に補修したほうがいいと思う。よろしくお願いいたしたい。
○松葉雅浩委員 21ページの道路補修工事費で、概要説明6ページに中国分2丁目から舗装350mが計上されている。ここは市で補修するとのことだが、先ほどの説明の中で、ここは雨水排水関係の工事によって道路ががたがたになったとのことである。普通は雨水排水や水道工事を行うと原状に復旧するのは工事業者が行うべきだと思うが、何でこれを市が行わないといけないのか。
○道路安全課長 中国分の舗装については、水と緑の部で雨水排水管路工事を昨年度で終了していると聞いている。その雨水排水工事は推進工法で交差点から交差点まで管渠を入れたもので、ところどころに、そこに取りつくますもついている。ただし、全線に雨水ますや掘削を行ったとの状況にはなく、かつ、以前より千葉商科大学前は非常に舗装が悪いとのことで、道路交通部にもそのような要望をたくさんいただいていた。その中で、今年度、水と緑の部と協議して、道路交通部で舗装補修を行うことになった。
○松葉雅浩委員 全体を工事したわけではないとのことだと思うが、私もこの道路に隣接するところに住んでいる市民から、それまではそれほど響かなかったが、工事を行ったことによって振動が物すごくひどくなった。これは明らかに工事によって道路ががたがたになり影響を及ぼしている。原因はどこかと考えれば、工事業者が普通は補修を行うと思う。市が全部、市の税金を使って行うことはどうなのか。業者にも少し負担を求めるなど、きちんと行わないとの、市民要望もあるので、何でも市が行えばいいとのことになるとおかしいと思う。この考え方についてはどうか。
○道路安全課長 先ほども申したように、あくまでも本管の工事と道路復旧工事を水と緑の部の工事内容についても別途で行っているので、業者が行うとのことではない。業者は一定の復旧までを行い、道路の全面復旧は改めて市で行っている。これはここに限らず、どこの下水工事の現場でも同様となっている。
○松葉雅浩委員 工事の復旧の仕方が悪いから振動がひどくなったとのことで、何が原因なのかでそこは違ってくるのではないか。例えば水道工事でも、業者に舗装を直してもらっている。そういう考え方からすると、少し負担してもらってもいいのではないか。
○道路安全課長 確かに掘削をすれば振動する原因にはなるかと思う。ただ、取りつけ管をつけるところで掘っているので、現在は部分的な補修で仮復旧の状態である。それを今回、本復旧で全面舗装するとのことである。水道やガス工事の仮舗装で四角く道路を区切られているところがあると思うが、この状態が今の状態で、最後はダイヤの形で本復旧することを占用工事においても行っており、下水工事においても、現在は仮復旧の状態である。これを今回全面復旧する。それにあわせて既存で補修していないところも道路部門で行いたかったので、協議した上で道路交通部において補正予算を計上させていただいたものである。
○松葉雅浩委員 これでわかったが、何でも市が全部行うのではなく、工事業者が舗装を壊して工事を行い、その復旧まで求めることが、普通は市が行うことではないかと思う。そういうことをよく考えて、今後に生かしていただきたい。
○桜井雅人委員 1点だけ伺いたい。
 23ページの工事請負費、新設工事費、公園緑地施設整備工事費について、概要の24ページを見ると、これだけではよくわからないが、街路樹でモミジバフウ70本、花壇がバラ1,600本でガーデンフェンスが530mの写真があるが、このガーデンフェンスが延々と530m続くのか。
○公園緑地課長 この工事について、バラ1,600本のところは、今現在、オオムラサキツツジ、ヒラドツツジなどいろいろな種類の低木が入っている。この低木を移植して、その後にバラを植えて、ガーデンフェンスは歩道側に設置をする予定としている。
○桜井雅人委員 ここはコルトン通りと呼ばれているところで、コルトンプラザ周辺とのことで、今も歩行者や車道の車の通りが多くてトラックなども走るので、自転車も歩道を走っており、その歩道が狭まることで安全対策としては大丈夫なのか心配であるがどうか。
○公園緑地課長 今回の植栽については、新たに植栽ますをつけるものではない。既存の植栽ますの中で移植、植栽等を行うものである。歩道の幅員は既存のままで変わらない。
○田中幸太郎委員 私も1点、今の公園緑地課の市道0117号について伺いたい。
 市庁舎のシンボル道路とするために新しくリニューアルするとのことだと思うが、街路樹の景観整備についてのパブリックコメントを見ながら質疑する。街路樹のモミジバフウは市川市の中でも余り見ない品種だと思う。メーン道路にバラの植栽はわかるが、この木を選んだ理由は何か。メーンロードになると思うので、きれいになるのはわかるが、なぜこの木を選んだのか教えてほしい。
○公園緑地課長 モミジバフウは、今、市内では真間銀座通りに植わっている。ここの通りにも、現在、モミジバフウが植わっていて、今回はその補植である。この木を選んだ理由は、落葉樹で関東地方でも紅葉するとのことで、秋から冬にかけて紅葉が楽しめることから選んだものである。
○田中幸太郎委員 わかった。では、これから市川市にとってもモミジバフウのロードを景観上もメーンロードとしていきたいとの考えでいいのか。
○公園緑地課長 市川市内のメーンとなるシンボルとなる道路全てがモミジバフウかとのことではない。全体的な計画については、これから詰めていきたい。
○田中幸太郎委員 専門家の所見はどのようなものであったのか。
○公園緑地課長 先ほど委員の言われたパブリックコメントは公園緑地課で行ったものではないので、後で調べさせていただきたい。
○田中幸太郎委員 今の答弁ではおさめ切れない。木の本数やどんなロードを期待しているかと非常に親切に市民に投げかけをしてまとめていると思うが、それを参考にせずに木を選んだことになるが、どうなのか。
○公園緑地課長 ガーデニングを行っているまち並み景観整備課と調整をとって樹種は選定している。パブリックコメント等もまち並み景観整備課で行ったものである。
○田中幸太郎委員 市川市で既存のモミジバフウの並木も私は見ていて、秋の紅葉もきれいだと思うし、メーンロードにもふさわしいものだと思うので、これを非常に楽しみにしているが、まち並み景観整備課で街路樹などのパブリックコメントも行っているので、しっかりと横断連携してまちづくり整備をしていただきたいと要望する。
○長友正徳副委員長 今の田中委員の質疑の趣旨と似ているが、街路樹ではなくて花壇のほうで、ツツジを抜いてバラに植えかえるとのことで、ツツジがまばらで余りよくないから、この際、バラをきれいに植えるのかと思ったが、写真を見るとツツジの花壇はきれいである。何でこれを抜いてバラに置きかえなければいけないのか。3,500万円かけるに当たり、シンボルロードとしてのコンセプトがあるのか。いろいろな検討の結果、シンボルロードはバラで埋め尽くすとなっているとしたらやむを得ないと思うが、そうではなくて、単なる思いつきで、きれいに生えているツツジを抜いてバラに置きかえるとしたら必然性がどこにあるのか疑問である。
○公園緑地課長 24ページの写真のところはツツジで形は整っているが、これ以外のところで違う樹種や高さがばらばらのものがあり、路線全体として見た場合には統一的な景観がとれていないとのことで、今回、整備を計画した。
○長友正徳副委員長 これはきれいなところの写真で、全部がこうではないとの答弁だが、何%ぐらいがきれいではないのか。汚いところにツツジを植えたほうが安いのではないか。
○公園緑地課長 ツツジでもいいのではないかとの意見であるが、市川市として、今、ガーデニング・シティいちかわ事業で市の花であるバラの整備を推進している。こちらの市道0117号のほかに、現在、国道14号の中央分離帯も県が整備を進めているが、こちらもバラの植栽をお願いしている。
○長友正徳副委員長 バラを中心にとの考えだと思うが、市川市のシンボルロードや主な道路はバラを植えるとの方針が出ているのか。
○公園緑地課長 今回、補正予算を計上したこの路線に、まずバラを植栽して、次年度以降、都市計画道路3・4・18号の北側も農協の前からバラの計画を進めているところである。
○長友正徳副委員長 いろいろ計画しているのはわかった。市としてもそのような方針が策定されていて、それに沿ってバラをどんどん植えていくとのことなのか。その方針を先ほど伺った。
○公園緑地課長 現在、この通りはそのような計画を具体的に行っている。今後、市内の街路樹の計画については、現在、協議を進めているところである。
○長友正徳副委員長 特に市としての方針は定まっていないように感じた。
 先ほど、このツツジは何%ぐらいかとの質疑をしたが、割合はどうか。むしろツツジを植えたほうが安上がりではないか。バラを植えていくとのコンセプトに反するのかもしれないが、大きな方針があるわけでもなさそうなので、安上がりに仕上げようと思ったら、ツツジがまばらなところにツツジを植えればいいのではないかと思うが、違うのか。
○公園緑地課長 概要説明書の写真にあるように、ツツジがある程度形が整っているのが、今回計画している路線の約3分の1で、それ以外の区間についてはいろいろな種類で大きさもばらばらである。確かにツツジを植えたほうが安上がりではないかとの話もあるが、私どもとしては、この路線はバラで整備を進めたいと考えている。
○長友正徳副委員長 強要するわけにもいかないので、いろいろ考えた末でバラを選択されたのだと思うが、きちんと説明していただかないと、何でバラなのだとのことになるので、市としての取り組みをきちんと説明できるようにしておいていただきたい。
○石原よしのり委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第28号 平成28年度市川市下水道事業特別会計補正予算(第1号)

○石原よしのり委員長 議案第28号平成28年度市川市下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
〔河川・下水道管理課長、河川・下水道整備課長 説明〕
○石原よしのり委員長 説明は終わった。
質疑はないか。
○長友正徳副委員長 工事の内容と事業債について伺いたい。
 この補足資料の図を説明していただきたい。完成形、暫定形とあるが、今度はこの完成形を工事するのか。それから、四角やグレーの部分があるが、これは何をあらわしているのか。
○河川・下水道整備課長 補足資料26ページの図について説明する。工事発注の施工分担から説明する。まず、高谷排水樋管と四角で黒く囲っているのが市川市が施工するもので、昨年度完成しているものである。それプラス、この高谷排水樋管の両サイドの護岸整備が市川市の分担になる。高谷川の護岸整備はNEXCO東日本の分担となる。外環道路下の高谷排水樋管に続いている雨水管渠の線が国土交通省の分担である。先ほど申したように、高谷排水樋管は市の施工により平成27年度に完成している。現在は国交省により雨水管渠を工事しているが、この流末が高谷川になる。高谷川への接続部が、現在、暫定形で破線部分に流出している。この形はあくまで暫定形で、現在ここの護岸は土のうなどで囲っている仮設の状態である。昨今のゲリラ豪雨や台風に備えるためには、この取りつけ状況では不安な要素があることから、雨水管渠を今整備中である国交省からも、既に完成している樋管を早く使用して不安を解消したいとの強い要望があった。そのために、今回、雨水管渠を樋管に早く接続することで、より安全な治水対策を実施するとのことでNEXCOに委託するものである。
○長友正徳副委員長 今の説明でよくわかった。
 歳入の41ページ、市債4,500万円で賄われるが、下水道事業特別会計において市債の残高はどれくらいあるのか。
○河川・下水道管理課長 27年度末で市債の残高は335億円になる。
○長友正徳副委員長 結構あるが、今、市債がふえているのか、減っているのか、あるいは横ばいなのか、どのような傾向か。
○河川・下水道管理課長 今即答はできないので、後ほど調べて皆様に報告したいが、よろしいか。
○長友正徳副委員長 それで結構である。
○石原よしのり委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第29号 平成28年度市川市地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)

○石原よしのり委員長 議案第29号平成28年度市川市地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)を議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
〔農政課長 説明〕
○石原よしのり委員長 説明は終わった。
質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
――――――――――――――――――――――――
○石原よしのり委員長 暫時休憩する。
午前11時53分休憩
 

議案第32号 東京外かく環状道路事業に関連する市川市江戸川左岸流域関連公共下水道市川南排水区雨水排水施設建設事業に関する施行協定の変更について

午前11時54分開議
○石原よしのり委員長 再開する。
 議案第32号東京外かく環状道路事業に関連する市川市江戸川左岸流域関連公共下水道市川南排水区雨水排水施設建設事業に関する施行協定の変更についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○河川・下水道整備課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○石原よしのり委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

所管事務調査

○石原よしのり委員長 所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 御異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
 また、委員長報告の作成については、正副委員長に一任されたいと思うので、御了承願いたい。
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○石原よしのり委員長 以上で建設経済委員会を散会する。
午前11時56分散会

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