更新日: 2019年7月11日
平成31年2月市川市議会建設経済委員会
開会
平成31年3月1日(金)
午後3時11分開議
○田中幸太郎委員長 ただいまから建設経済委員会を開会する。
―――――――――――――――――――――――――
○田中幸太郎委員長 まず、審査に当たっては一問一答制が導入されているので、委員の皆様におかれては、質疑冒頭に私、委員長に対し発言方法、[1]全て総括、[2]初回総括2回目以降一問一答、[3]質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑されるよう願いたい。
―――――――――――――――――――――――――
○田中幸太郎委員長 それでは、議案審査に入る。
理事者の方々におかれては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は職名を名乗った上で発言されるよう願いたい。
午後3時11分開議
○田中幸太郎委員長 ただいまから建設経済委員会を開会する。
―――――――――――――――――――――――――
○田中幸太郎委員長 まず、審査に当たっては一問一答制が導入されているので、委員の皆様におかれては、質疑冒頭に私、委員長に対し発言方法、[1]全て総括、[2]初回総括2回目以降一問一答、[3]質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑されるよう願いたい。
―――――――――――――――――――――――――
○田中幸太郎委員長 それでは、議案審査に入る。
理事者の方々におかれては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は職名を名乗った上で発言されるよう願いたい。
議案第57号 市川市宅地開発事業に係る手続及び基準等に関する条例及び市川市工業地域等における大型マンション等建築事業の施行に係る事前協議の手続等の特例に関する条例の一部改正について
○田中幸太郎委員長 議案第57号市川市宅地開発事業に係る手続及び基準等に関する条例及び市川市工業地域等における大型マンション等建築事業の施行に係る事前協議の手続等の特例に関する条例の一部改正についてを議題とする。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○開発指導課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査願いたい。
○田中幸太郎委員長 質疑はないか。
○西村 敦委員 初回総括2回目以降一問一答で3点伺いたい。
まず、条文を追加するとのことで、「整備すること」の次に「ただし、規則で定める駅から1キロメートルの範囲内の工業地域等において大型マンション建築事業を施行するときは、この限りではない」ということであるが、1kmの範囲とした理由、経緯を伺いたい。
2点目、「施行日前に相談があった条例適用事業については、なお従前の例による」ということで、この条例が施行される前に相談があった案件は、前のルールのままであると読み取れるが、それは理由があるのか。施行日以降に相談があった場合は駐車場なしで、施行日前は駐車場ありという分かれ目がよくわからないので伺いたい。
3点目、提案理由にあるが、「集合住宅における自動車駐車場の利用実態等を踏まえ、自動車駐車場の整備基準を見直す」とあるが、利用実態とは何をもって利用実態なのか伺いたい。
○開発指導課長 まず、1kmの範囲の根拠は、市川市総合交通計画の中で駅を利用できる範囲を1kmと示しているので、そちらに準じたものである。
2点目の従前の例によるということについては、施行日よりも前の相談については現行の整備基準で対応するということである。
○交通計画課長 私からは3点目の利用実態調査とは何かについてお答えする。
経緯は、平成28年9月定例会において、共同住宅の駐車場の利用について基準が少し厳しいのではないか、現在の基準が実態に即していないのではないかとの指摘を受け、平成29年度に実態調査を行った。その対象は、平成23年度から27年度までの間に宅地開発条例の協議を行い既に工事が完了しているものとし、対象物件が196件、回答が113件あった。その中で、特に専有面積が35㎡未満の住戸については、現在の基準と駐車場の利用台数がかなり乖離している状況がわかったので、今回緩和する方向になった。
○西村 敦委員 1点目と2点目は字面どおりの説明であったが、それで納得することとする。
3点目の利用実態については、ワンルームは単身で車を持ちたい人が少ないのもわかるのでいいと思うが、工業地帯の大型マンションの利用実態はどうなのか。
○開発指導課長 大型マンションは全ての地域において住戸数の100%の駐車場整備を義務づけていたが、現行で大型マンション条例の対象となる案件の実績がこれまでなかった。私どもが把握しているのは、計画人口200人以上の比較的大規模なマンションに関して駐車場需要を調べてみたところ、1km圏内においては50%以内で、1km以上、圏外となると少しふえて50%以上になっていくのが現状である。
○西村 敦委員 そういうことであるならば理解した。
○田中幸太郎委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 質疑を終結する。
討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 討論を終結する。
採決する。
本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に移る。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○開発指導課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査願いたい。
○田中幸太郎委員長 質疑はないか。
○西村 敦委員 初回総括2回目以降一問一答で3点伺いたい。
まず、条文を追加するとのことで、「整備すること」の次に「ただし、規則で定める駅から1キロメートルの範囲内の工業地域等において大型マンション建築事業を施行するときは、この限りではない」ということであるが、1kmの範囲とした理由、経緯を伺いたい。
2点目、「施行日前に相談があった条例適用事業については、なお従前の例による」ということで、この条例が施行される前に相談があった案件は、前のルールのままであると読み取れるが、それは理由があるのか。施行日以降に相談があった場合は駐車場なしで、施行日前は駐車場ありという分かれ目がよくわからないので伺いたい。
3点目、提案理由にあるが、「集合住宅における自動車駐車場の利用実態等を踏まえ、自動車駐車場の整備基準を見直す」とあるが、利用実態とは何をもって利用実態なのか伺いたい。
○開発指導課長 まず、1kmの範囲の根拠は、市川市総合交通計画の中で駅を利用できる範囲を1kmと示しているので、そちらに準じたものである。
2点目の従前の例によるということについては、施行日よりも前の相談については現行の整備基準で対応するということである。
○交通計画課長 私からは3点目の利用実態調査とは何かについてお答えする。
経緯は、平成28年9月定例会において、共同住宅の駐車場の利用について基準が少し厳しいのではないか、現在の基準が実態に即していないのではないかとの指摘を受け、平成29年度に実態調査を行った。その対象は、平成23年度から27年度までの間に宅地開発条例の協議を行い既に工事が完了しているものとし、対象物件が196件、回答が113件あった。その中で、特に専有面積が35㎡未満の住戸については、現在の基準と駐車場の利用台数がかなり乖離している状況がわかったので、今回緩和する方向になった。
○西村 敦委員 1点目と2点目は字面どおりの説明であったが、それで納得することとする。
3点目の利用実態については、ワンルームは単身で車を持ちたい人が少ないのもわかるのでいいと思うが、工業地帯の大型マンションの利用実態はどうなのか。
○開発指導課長 大型マンションは全ての地域において住戸数の100%の駐車場整備を義務づけていたが、現行で大型マンション条例の対象となる案件の実績がこれまでなかった。私どもが把握しているのは、計画人口200人以上の比較的大規模なマンションに関して駐車場需要を調べてみたところ、1km圏内においては50%以内で、1km以上、圏外となると少しふえて50%以上になっていくのが現状である。
○西村 敦委員 そういうことであるならば理解した。
○田中幸太郎委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 質疑を終結する。
討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 討論を終結する。
採決する。
本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に移る。
議案第58号及び議案第74号のうち本委員会に付託された事項
○田中幸太郎委員長 議案第58号平成30年度市川市一般会計補正予算(第4号)及び議案第74号平成30年度市川市一般会計補正予算(第5号)のうち本委員会に付託された事項を一括議題とする。
提案理由の説明を求める。
〔商工振興課長、農政課長、設計監理課長、建築指導課長、道路管理課長、新庁舎建設課長、道路建設課長、道路安全課長、河川・下水道建設課長、河川・下水道管理課長、まち並み景観整備課長、公園緑地課長、交通計画課長 説明〕
○田中幸太郎委員長 質疑はないか。
○越川雅史委員 1点伺いたい。
春木川の改修について、第8款第1項第3目土木総務費の春木川橋りょう改築工事負担金及び春木川左岸道路負担金について、工事の概要は理解したが、この春木川改修工事はずっと行っていて、曽谷橋の改修は課題が多いが、今後の見通しとして、工事があとどのぐらい残っていて、何年かけてどのようにしていくのか今わかる範囲で伺いたい。
○道路建設課長 今後の見通しであるが、現在行われている工事の南側の曽谷橋については、用地の取得がまだできておらず、工事の見通しは立っていない。
○越川雅史委員 そうなると、今回の補正予算を受けて工事を行うが、その後、曽谷橋のところは見通しが立っていないにしても、新年度以降どこを工事するとか、あるいはしばらくとまってしまうのか伺いたい。
○道路建設課長 今年度の負担金の箇所まででほぼ終わっており、残っている箇所が曽谷橋の前後の区間であるので、当面、用地取得ができない限り工事はないと考えている。
○越川雅史委員 ここは竹内議長にとっても私にとっても重要な場所であり、この横の都市計画道路3・5・28号にも関係するところなので聞いている。おそば屋さんのところと、その向こう側のマンションのところの用地取得をしないと橋のかけかえもできないし、延長してくるところもできず、工事はしばらくとまるとの理解で、地元の人に聞かれたら説明して間違いないか。
○道路建設課長 こちらの事業については県事業となっているので、市のほうから直接現時点で答えられるのは、今年度はここまで工事を行うということである。
○越川雅史委員 理解した。とにかく大事なところであるので、県にも強く働きかけていただき、一日でも早く都市計画道路3・5・28号と曽谷橋のかけかえを実現するよう要望する。
○金子貞作委員 36ページの農業振興費第19節負担金補助及び交付金の台風24号の被害の発生による補助金であるが、どのようなものに、県が幾ら、市が幾ら補助するのか、この補助金の内容を伺いたい。
○農政課長 被災農業者向け経営体育成支援事業補助金について、総額は事業費として1,157万1,000円、うち自己負担額が355万円で約30%、市の負担額は231万9,000円で約20%、国、県の負担金として570万2,000円で約50%となる。主な被害は市川市内で約33件あり、そのうち、防鳥網施設が24件、ハウス等が4件、その他の施設等が4件である。
○金子貞作委員 6月から10月であるから、梨農家が被害を受けていると思うが、農産物被害について補償はあったのか。
○農政課長 農産物等については、梨等に塩害があったが、その後回復している。今回の台風に関する補助は施設に限定している。
○金子貞作委員 台風がくるということで事前の準備ができ、梨の被害は余り出なくて済んだとの理解でいいか。
○農政課長 時期的なものもあるが、梨の被害は約1割にも満たない程度と梨農家からの報告を受けている。
○西村 敦委員 1点伺いたい。
補正予算書の40、41ページ、第3項河川費第2目水路改良費第19節負担金補助及び交付金で、紙敷川改修事業負担金337万8,000円がある。平成20年度の協定に基づき、松戸と鎌ケ谷と市川の3市で負担して、松戸が工事をしているとのことであるが、この3市の負担割合は、市川と松戸が半々なのか、一律3分の1ずつ等の決まりをつくっているのか。これは東のほうにずっと伸びていっていると思うが、最終の目標年度は決まっているのか。あと何年かかるのか、わかればその点も伺いたい。
○河川・下水道建設課長 紙敷川改修工事について、紙敷川が流れているのが市川市、松戸市、鎌ケ谷市の3市で、負担割合は市川市が約17%、松戸市が約77%、鎌ケ谷市が5.8%となっている。これは、面積によって比率で決められている。
目標年度は特に設定しておらず、協定では延長が約2,100mで、現在整備済みが約1,700m、進捗率80%である。
○田中幸太郎委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 質疑を終結する。
討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 討論を終結する。
まず、議案第58号より採決する。
議案第58号のうち本委員会に付託された事項について、本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に、議案第74号のうち本委員会に付託された事項について、本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
―――――――――――――――――――――――――
○田中幸太郎委員長 暫時休憩する。
午後4時5分休憩
提案理由の説明を求める。
〔商工振興課長、農政課長、設計監理課長、建築指導課長、道路管理課長、新庁舎建設課長、道路建設課長、道路安全課長、河川・下水道建設課長、河川・下水道管理課長、まち並み景観整備課長、公園緑地課長、交通計画課長 説明〕
○田中幸太郎委員長 質疑はないか。
○越川雅史委員 1点伺いたい。
春木川の改修について、第8款第1項第3目土木総務費の春木川橋りょう改築工事負担金及び春木川左岸道路負担金について、工事の概要は理解したが、この春木川改修工事はずっと行っていて、曽谷橋の改修は課題が多いが、今後の見通しとして、工事があとどのぐらい残っていて、何年かけてどのようにしていくのか今わかる範囲で伺いたい。
○道路建設課長 今後の見通しであるが、現在行われている工事の南側の曽谷橋については、用地の取得がまだできておらず、工事の見通しは立っていない。
○越川雅史委員 そうなると、今回の補正予算を受けて工事を行うが、その後、曽谷橋のところは見通しが立っていないにしても、新年度以降どこを工事するとか、あるいはしばらくとまってしまうのか伺いたい。
○道路建設課長 今年度の負担金の箇所まででほぼ終わっており、残っている箇所が曽谷橋の前後の区間であるので、当面、用地取得ができない限り工事はないと考えている。
○越川雅史委員 ここは竹内議長にとっても私にとっても重要な場所であり、この横の都市計画道路3・5・28号にも関係するところなので聞いている。おそば屋さんのところと、その向こう側のマンションのところの用地取得をしないと橋のかけかえもできないし、延長してくるところもできず、工事はしばらくとまるとの理解で、地元の人に聞かれたら説明して間違いないか。
○道路建設課長 こちらの事業については県事業となっているので、市のほうから直接現時点で答えられるのは、今年度はここまで工事を行うということである。
○越川雅史委員 理解した。とにかく大事なところであるので、県にも強く働きかけていただき、一日でも早く都市計画道路3・5・28号と曽谷橋のかけかえを実現するよう要望する。
○金子貞作委員 36ページの農業振興費第19節負担金補助及び交付金の台風24号の被害の発生による補助金であるが、どのようなものに、県が幾ら、市が幾ら補助するのか、この補助金の内容を伺いたい。
○農政課長 被災農業者向け経営体育成支援事業補助金について、総額は事業費として1,157万1,000円、うち自己負担額が355万円で約30%、市の負担額は231万9,000円で約20%、国、県の負担金として570万2,000円で約50%となる。主な被害は市川市内で約33件あり、そのうち、防鳥網施設が24件、ハウス等が4件、その他の施設等が4件である。
○金子貞作委員 6月から10月であるから、梨農家が被害を受けていると思うが、農産物被害について補償はあったのか。
○農政課長 農産物等については、梨等に塩害があったが、その後回復している。今回の台風に関する補助は施設に限定している。
○金子貞作委員 台風がくるということで事前の準備ができ、梨の被害は余り出なくて済んだとの理解でいいか。
○農政課長 時期的なものもあるが、梨の被害は約1割にも満たない程度と梨農家からの報告を受けている。
○西村 敦委員 1点伺いたい。
補正予算書の40、41ページ、第3項河川費第2目水路改良費第19節負担金補助及び交付金で、紙敷川改修事業負担金337万8,000円がある。平成20年度の協定に基づき、松戸と鎌ケ谷と市川の3市で負担して、松戸が工事をしているとのことであるが、この3市の負担割合は、市川と松戸が半々なのか、一律3分の1ずつ等の決まりをつくっているのか。これは東のほうにずっと伸びていっていると思うが、最終の目標年度は決まっているのか。あと何年かかるのか、わかればその点も伺いたい。
○河川・下水道建設課長 紙敷川改修工事について、紙敷川が流れているのが市川市、松戸市、鎌ケ谷市の3市で、負担割合は市川市が約17%、松戸市が約77%、鎌ケ谷市が5.8%となっている。これは、面積によって比率で決められている。
目標年度は特に設定しておらず、協定では延長が約2,100mで、現在整備済みが約1,700m、進捗率80%である。
○田中幸太郎委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 質疑を終結する。
討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 討論を終結する。
まず、議案第58号より採決する。
議案第58号のうち本委員会に付託された事項について、本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に、議案第74号のうち本委員会に付託された事項について、本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
―――――――――――――――――――――――――
○田中幸太郎委員長 暫時休憩する。
午後4時5分休憩
議案第62号 平成30年度市川市下水道事業会計補正予算(第3号)
午後4時8分開議
○田中幸太郎委員長 再開する。
議案第62号平成30年度市川市下水道事業会計補正予算(第3号)を議題とする。
提案理由の説明を求める。
〔河川・下水道建設課長 説明〕
○田中幸太郎委員長 質疑はないか。
○越川雅史委員 2点総括で伺いたい。
市川南排水樋管建設事業で、事業の進捗がおくれたとの話が1つ。
もう1つは、市川南ポンプ場建設事業のほうでも事業の進捗がおくれたような話があったと思うが、市川南排水樋管建設事業と市川南ポンプ場建設事業について、全体の工期に影響を与えるのか伺いたい。
○河川・下水道建設課長 排水樋管建設事業においては、当初9月に国交省で入札をしたが不調となり、我々としてもその時点で何とか再入札等を検討してほしいと要望したところで、今、国交省で入札手続を進めている。したがって、当初の予定どおり9月に落札していれば11月ぐらいから着工していたところだが、今後の入札でうまくいけばことし着工できる予定であるので、おくれは数カ月程度であると見込んでいる。
これが市川南ポンプ場建設事業に対して影響するかであるが、現在のところは影響せず当初の予定どおりと考えている。
○田中幸太郎委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 質疑を終結する。
討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 討論を終結する。
採決する。
本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
―――――――――――――――――――――――――
○田中幸太郎委員長 暫時休憩する。
午後4時16分休憩
○田中幸太郎委員長 再開する。
議案第62号平成30年度市川市下水道事業会計補正予算(第3号)を議題とする。
提案理由の説明を求める。
〔河川・下水道建設課長 説明〕
○田中幸太郎委員長 質疑はないか。
○越川雅史委員 2点総括で伺いたい。
市川南排水樋管建設事業で、事業の進捗がおくれたとの話が1つ。
もう1つは、市川南ポンプ場建設事業のほうでも事業の進捗がおくれたような話があったと思うが、市川南排水樋管建設事業と市川南ポンプ場建設事業について、全体の工期に影響を与えるのか伺いたい。
○河川・下水道建設課長 排水樋管建設事業においては、当初9月に国交省で入札をしたが不調となり、我々としてもその時点で何とか再入札等を検討してほしいと要望したところで、今、国交省で入札手続を進めている。したがって、当初の予定どおり9月に落札していれば11月ぐらいから着工していたところだが、今後の入札でうまくいけばことし着工できる予定であるので、おくれは数カ月程度であると見込んでいる。
これが市川南ポンプ場建設事業に対して影響するかであるが、現在のところは影響せず当初の予定どおりと考えている。
○田中幸太郎委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 質疑を終結する。
討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 討論を終結する。
採決する。
本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
―――――――――――――――――――――――――
○田中幸太郎委員長 暫時休憩する。
午後4時16分休憩
議案第63号 平成31年度市川市一般会計予算のうち本委員会に付託された事項
午後4時17分開議
○田中幸太郎委員長 再開する。
議案第63号平成31年度市川市一般会計予算のうち、本委員会に付託された事項を議題とする。
審査に当たっては、お手元に配付の審査順序のとおり進めるので御了承願いたい。
まず、歳出第5款労働費、第6款農林水産業費及び第7款商工費について一括して説明を求めるが、説明に当たっては特に新規事業のもの、前年度と比較して大幅に変わった点について説明願いたい。
なお、債務負担行為については、歳出予算の説明が全て終了してから説明願いたい。
〔商工振興課長、農業委員会事務局次長、農政課長、地域整備課長 説明〕
○田中幸太郎委員長 質疑に入るが、質疑に当たってはページ数、項目を明示してから質疑するよう願いたい。
質疑はないか。
○越川雅史委員 3点、質疑項目を全て述べてから一問一答で伺いたい。
280、281ページ、第5款第1項第1目第13節委託料の若年者等就労支援事業委託料が1つ目。2つ目、298、299ページの第2目商工業振興費の第11節需用費で、記載はないがいちかわふらりまち歩き事業。302、303ページの第19節負担金補助及び交付金の市民まつり負担金について。
まず、若年者等就労支援事業委託料で、中身が若者の相談と職場体験とのことである。就労していない若者、就労できない背景で、もちろん相談すればいい、職場体験を積めばいいという側面はあると思うが、私の知る限りは、やはり基礎学習や生活習慣において、基礎学習能力が足りないとか、生活習慣の乱れがあるといった背景がある。今シニア層のパートがすごく余っていて、即戦力になる人と、やはり計算、読み書きにも難がある、基礎的なコミュニケーションに難がある人を比較するとなると、どちらをとるかというとシニア層を採用する。そういうことが多い中で、やはり基礎学習や生活習慣指導等を行っていかないと就労に結びつかない、あるいは結びついたとしても継続しないのではないかと思われるが、このあたり、新年度においてどのような検討をなされたか伺いたい。
○商工振興課長 281ページ、第13節委託料、若年者等就労支援事業委託料についてお答えする。
若年者等就労支援事業については、ニート、ひきこもりの方を対象とした就労支援事業、相談体験事業を行っている。シニアパート層との競合というか、高齢者の活躍が目立つ中、実際には相談事業も29年度で90名の方に相談をいただいており、職場体験事業にも77名参加している。課題は幾つかあると思うが、引き続きこの事業は来年度も継続していきたい。
○越川雅史委員 課題の中で、私が指摘したのは的外れなのか、今後基礎学力や、生活習慣、コミュニケーションなどを取り入れていくのか。結局、1回採用となったとしても、ミスをしたりして言われてやめてしまうようなケースが多いのではないかと懸念している。今抽象的には答えてもらったが、このあたりはどう課題として認識しているのか、あるいはしていないのか。もう少し認識を伺いたい。
○商工振興課長 委員言われるとおり、私が現場に行っても、39歳未満の方で、これまで社会経験がない、もしくは1度社会に出たが失敗してしまいひきこもっている方がたくさんいると思っている。認識としては、そのような方々が社会に出ていくための第一歩が相談事業であり、体験事業であるというのは十二分に認識している。具体的な部分に関しては、再度我々も現場を確認して、コミュニケーション不足という原因追求をさらに深めていきたいと考えている。
○越川雅史委員 とにかく、高校を中退した方の就業がかつてなく厳しい状況にあるので、とにかく早い段階で就業して継続してもらわない限りは、福祉のお世話になってしまう。それは調査結果に出ていて、高校を中退して結局40歳時点では4人に1人が福祉のお世話になるというのが東京財団政策研究所から発表されている。なので、相談と職場体験に加えて、さらなる施策の拡充を求める。
次に、299ページのいちかわふらりまち歩き事業について、予算の概要の50ページを見ると、30年度の実績はよくなっていて、お金も大してかかっていない。しかし、多くの人が参加していて市川市の観光資源を活用して回っていただける事業はすばらしいと思う。30年度において実績がふえた要因、また新年度において予算が少なく計上されているのは、恐らくスタンプラリーも前年に印刷したものがあり新たに印刷しなくても使えるから要らないのではないか、などと背景を察するが、新年度においてはどのぐらいの応募者を見込んで、どのようなことを行っていこうと思っているのか伺いたい。
○観光交流推進課長 いちかわふらりまち歩きについて、まず30年度のふえた要因は、もともと本事業は28年度に、コミュニティバスの1日乗車券を使って、そこにスタンプを設置する形でスタートした。その形だけではなかなか町歩きにつながらないことが29年度に実施してわかったので、30年度については無料のリーフレットをつくり、そちらでもスタンプラリーをできるように、併用した形で運用したところ、かなり増となった。
31年度の予算は少なく計上しているが、今までの1日乗車券プラス無料のリーフレットでのスタンプラリーは継続する。31年度の新たな取り組みとしては、今までは紙媒体を中心にPRの広告を出していたが、電子媒体、ウエブサイトやSNSでの広報活動に力を入れることで経費を落としている。
○越川雅史委員 わかった。例えば、行徳に新しく休憩所ができたとか、これから国府台の球場を改修していくとか、北市川のスポーツパークもできているとか、動植物園等いろいろある。例えば行徳の休憩所等は新年度において誘導できるようになっているのか。
○観光交流推進課長 行徳地域については、昨年度神輿ミュージアムが開設され休憩所ができたので、そちらを両方回る形を想定しており、神輿ミュージアムにスタンプを設置する予定である。
○越川雅史委員 妙典橋も開通するなど、とにかく新しい市の取り組みなりトピックと連動して、ここが変わるとか新しくなると紹介する仕組みと、SNSを使うのであれば、写真コンテストではないが、回ったら写真を投稿してもらい市のフェイスブックや広報で紹介するなど、参加者がその後でも楽しめる仕掛けもつくってほしい。
303ページの市民まつり負担金、予算の概要49ページで、事業を拡大していくということで200万円ふやすとのことである。私も8年か9年毎年市民まつりに行っているが、市役所祭りというか、市役所の人たちが私服で休日にたまたま来たような感じでいっぱい来ている感じがして、本当に役所の人が多い。200万円ふやすことにより、市民参加がふえるようなお金の使われ方になるのか、あるいは役所がまたいろいろブースをふやしていく形になるのか。どのような拡大を図っていくのか伺いたい。
○観光交流推進課長 市民まつりにおけるイベントの拡大についてである。
まず、イベントをどのような形で拡大するかであるが、オープニングのパレードの実施等において、今までと実施方法を変えて広く行う。また、模擬店やPRブース、出店エリア、飲食スペースなど来た方にくつろいでいただけるスペースを拡大するといった市民まつり自体の会場の拡大と、市内の既存のイベント等を同時期に開催して、市内全体で盛り上がる雰囲気の創出を検討している。具体的な内容は今後関係機関と協議しながら実行委員会で決定していく。
○越川雅史委員 バスを走らせていると思うが、私は乗ったことも見たこともない。乗車率も含めて、バスのあり方の改善は図られるのか。あるいはこれまでどおりなのか。現状と今後について説明願いたい。
○観光交流推進課長 バスのあり方についてお答えする。現状は、会場と行徳方面、本八幡駅周辺及び大柏出張所をそれぞれ結んでバスが走っている。本数がそれほど多くないので、乗車率は高くなっているが、新年度は拡大に合わせて、よりアクセスしやすい形を想定しており、バスの本数を多くすること、またもし同じ日にほかのイベントを行うことが可能であれば、そちらともバスでつなぐことも検討している。
○金子貞作委員 全て総括で3点伺いたい。
概要の46ページ、施設園芸支援事業が31年度は新規拡大2件、改修2件とのことであるが、新規拡大とはどのような内容の拡大なのか、改修内容について。
2点目、都市農業振興支援事業、ちばの園芸産地整備支援事業補助金が1,000万円増額計上されているが、この目的と期待する効果について伺いたい。
303ページの商工費、商工業振興費の地域にやさしい商店街推進事業補助金450万円は、本会議でも店舗のリニューアルを支援するとのことで答弁があったが、シャッター通りの実態として、今商店街でシャッターを閉めている店舗は何軒ぐらいあるのか。
例えば、シャッターが閉まっている店舗を若い人が借りる場合、リニューアルせず居抜きでそのまま使うことも考えられる。その場合、家賃補助できないかと考えるが、その辺は検討しなかったのか。
○農政課長 施設園芸支援事業についてお答えする。
31年度の新規拡大2件であるが、イチゴハウスの拡大が1件、トマト農家の施設園芸のハウスの拡大が1件である。改修事業については、省エネルギーを目標として機材の導入が2件である。
ちばの園芸産地整備支援事業補助金は、梨畑に農薬を散布するスピードスプレーヤーについて、4台の購入希望があったので予算を計上した。スピードスプレーヤーは、1台の大きなタンクの中に農薬を1,000?から2,000?入れて、広い農地でも一遍に散布でき、非常に短時間で広範囲に散布できることからかなり効果があるものである。圧力を変えて道路近辺では柔らかく、農地の中心では強くまいて全体に拡散するなどの機能もついている。また、散布する農業者はカッパを着て作業したりしていたが、車内にいながらまけるようになっているので、そのようなものを着用せずに安全性も確保されている、非常に合理的な機械である。
○商工振興課長 303ページ、第19節の地域にやさしい商店街推進事業補助金についてお答えする。
1点目のシャッターが閉まっている商店であるが、市内で約10%弱が閉まっていると確認している。
2点目の家賃補助であるが、今のところ商店街の方とお話しすると、自宅兼用であったり、第三者に貸すのが不安であるとの意見が幾つか出ているのは認識している。その点も含めて、家賃補助については今後検討を進めていきたい。
○金子貞作委員 施設園芸支援事業について、イチゴ農家は今1軒だと思うが、新規拡大とは別の人がイチゴ農家をやるのか、トマト農家も別の人がやるのか、この辺はどうか。
都市農業振興支援事業、ちばの園芸産地整備支援事業補助金について、内容はわかった。これは何軒ぐらいの農家がこのような機械購入を申し込んでいて、補助率はどのぐらいか。
それから、地域にやさしい商店街推進事業について、商店街の方々もシャッターが閉まっているとお客さんが来ないということから、いろいろ問題はあると思うが、やはりお客さんが通るようにみんなで力を合わせてシャッターをあける努力をしていく、そのような話し合いが必要ではないか。最初に商売を始めようと思うと、なかなか資金がないので、居抜きでその場所を借りて、せめて家賃補助があれば始めてみようという若い人が商店街で出てくるのではないかと思う。その点はどうか。
○農政課長 施設園芸支援事業について、既存のイチゴ農家を想定している。新規に関しては、新たな農家の希望がないので、既存の農家で1軒を想定している。
ちばの園芸産地整備支援事業補助金であるが、補助率は2分の1相当額、そのうち県の補助が4分の1である。スピードスプレーヤーは約10年以上使えるが、更新あるいは新規で、梨農家全体で約200軒ある中から、その都度毎年希望者を募って、そのうち実質的に必要である方をJA、関係機関と調整しながら補助を進めている。
○商工振興課長 お客様にシャッターが閉まっている商店街に来てもらうための施策については、やはり起業を志す方、特に若い方々を中心に、実際には今若い方々が商店街を引っ張っているところも徐々に見られているので、そのような方々が、セミナー等を含めてさらに連携を深める施策を進めていきたいと考えている。
○西村 敦委員 全て総括で2点伺いたい。
290、291ページの第3目農業振興費第8節報償費の買上金、有害鳥獣捕獲買上金が4万円あるが、有害鳥獣とは何なのか。誰にこの買上金を払うのか。
303ページの第19節、補助金の2番目、商店街共同施設設置等補助金300万円について、予算の概要の48ページに若干内訳があり、商店街灯の設置補助金だと思うが、LED商店街灯新設が23基、商店街灯修繕が30基で、商店街灯撤去82基ということで、活性化事業でありながら、実際には撤去するための費用という感じで、このまま続けていくと永遠に商店街灯が減っていく。全体で商店街灯が何灯あって、どのような活性化の補助事業なのか、その辺を踏まえて答弁願いたい。
○農政課長 有害鳥獣は、畑に出没するハクビシン、タヌキ、アライグマ等を指しており、農家自身が仕掛けた箱わなに入ると1匹2,000円で買い上げている。
○商工振興課長 全商店街の街灯数は、29年度末で1,852基である。
2点目の共同施設の活性化に対する考え方については、やはりこちらも商店街灯の撤去が商店会等の解散に向けての話としてもいただいていることから、商店街全体を活性化する施策全体で考えていきたい。
○西村 敦委員 捕獲して1匹2,000円とのことであるが、それを買い上げて、その後の処理はどうするのか。
商店街灯は、しようがないかなというのは確かにわかるが、減っている。これは理解した。できれば違う角度で有効な施策を今後検討することを要望する。
○農政課長 農家が捕獲したハクビシンその他については、まずは写真を撮ってこちらに申請してもらう。その後、委託業者に渡して袋に入れて炭酸ガスで殺処分する。その後は焼却という手順を踏んでいる。タヌキもである。これは有害鳥獣として指定されているものである。
○田中幸太郎委員長 他に質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 次に移る。
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○田中幸太郎委員長 以上で建設経済委員会を散会する。
午後4時54分散会
平成31年3月4日(月)
午前10時開議
○田中幸太郎委員長 ただいまから建設経済委員会を開会する。
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○田中幸太郎委員長 平成31年度市川市一般会計予算のうち、本委員会に付託された事項を議題とし、3月1日の議事を継続する。歳出第8款土木費第1項土木管理費及び第2項道路橋りょう費について一括して説明を求めるが、説明に当たっては特に新規事業のもの、前年度と比較して大幅に変わった点について説明願いたい。
〔設計監理課長、建築指導課長、道路管理課長、新庁舎建設課長、道路管理課長、道路安全課長、道路建設課長、交通計画課長 説明〕
○田中幸太郎委員長 質疑はないか。
○越川雅史委員 質疑項目を全て述べてから一問一答で4問、参考資料に基づき伺いたい。
1点目が26ページの人にやさしい道づくり工事、市道0119号と、2点目が33ページの道路拡幅整備事業、3点目が35ページの道路拡幅整備事業、最後が予算書の329ページ、負担金補助及び交付金の鉄道駅エレベーター等整備事業補助金、この4点について。
まず、26ページの人にやさしい道づくり工事で、具体的な内容の詳細と、工事の想定している施工期間、日程を伺いたい。
○道路建設課長 まず、工事の内容であるが、現在UR前の歩道は既設の水路を利用した歩道形態となっており、この水路表面が老朽化により水たまりや凹凸があるので、その上に樹脂モルタルというコンクリート系のモルタルを塗って平坦性を確保する工事を行う。場所は、案内図のとおり日立金属商事の前から県道までの区間を予定している。
○越川雅史委員 工期はどうか。あわせて、例えば26ページの写真では真ん中に電柱のようなものもある。これを移設する等も行うのか。
○道路建設課長 工期は、準備を含めて6カ月程度を予定している。
○越川雅史委員 日程を聞いている。
○道路建設課長 発注時期は、第1・四半期の中で予定している。
電柱については、現況のままで考えている。
○越川雅史委員 日立金属商事の敷地に移すとか、反対側は大洲小学校の中に入れるとか、一遍にできるか、今回行うか、行わないかはともかくとして、将来的なことを考えてもこのような機会に交渉していかないと永遠にこのままとなってしまう。なので、どこまでできるかという問題はあるが、そのようなことも含めて検討してほしい。答弁は結構である。
2点目、道路拡幅整備事業で、稲越町の市道0232号であるが、用地取得の時期について、もう見通しが立っているならばいつごろになるのか、工事はいつごろから行うのか、その辺を伺いたい。
○道路建設課長 用地取得の見通しであるが、全権利者の意向については確認しており、事業については協力いただけるとの意向をいただいている。ただ、今後家屋調査や補償調査に入り、それから交渉を進めていくので、現時点での取得時期については未定となっている。工事については、用地取得が完了次第進めたいと考えており、31年度に用地取得ができれば32年度から工事を進めていきたいと考えている。
○越川雅史委員 気になるのはその先で、これを拡幅するとスムーズな相互通行ができることになると思うが、概要33ページの図で言うと、下のほうをまた削っていくとか、上のほうも拡幅していくとか、そのあたりの総合的なビジョン、全体像があるのか、とりあえずここだけ工事を行うのか。全体計画がもしあるなら伺いたい。
○道路建設課長 稲越町のこの箇所については、現在カーブで崖になっている状況であるから、この部分については先行的に安全確保をする予定である。国分高校方面は、現在2車線の対面通行となっており拡幅の予定はない。松戸方面についても崖や道路の危険性はないので、現時点では拡幅は考えていない。
○越川雅史委員 3点目、同じく道路拡幅整備事業の市道0233号、国府台病院のところである。これも、前からここが相互通行になるようにこのような計画になったことは承知しているが、まず工期はいつか。また、じゅんさい池に向かっていくほうは片側しかないので、じゅんさい池のほうから相互通行にしていくため、角の家は立ち退くのではないかとも伺っているが、このあたりの全体的なことを聞きたい。
○道路建設課長 先行的に埋蔵文化財の調査を病院跡地で行うので、工期については5カ月から6カ月程度かかる見込みとなっている。その後工事発注となるので、工期としては第2・四半期から第3・四半期の発注となる予定である。
用地については、病院も含めて全9軒が道路用地に含まれる計画となっており、角のお宅も含まれる予定となっている。こちらは現在家屋等調査を進めており、補償金等を算出し、今後用地交渉を進める予定である。
○越川雅史委員 若干答弁漏れで、第2・四半期、第3・四半期に発注したとして、工期としてどのくらいかかるのか。来年度に組み込むのか。発注してから何カ月工事に要するのかと、ここの相互通行を実現するまでの全体的な期間として何年ぐらいかかるのか。
○道路建設課長 工期は6カ月程度はかかると考えている。先行して行う埋蔵物調査の結果、その中でまた何か出てくると当然工事ができないので、その時点で工期が延びるかどうかを判断する。全体の事業計画としては、31年度中に工事着手し、32年度末完了、33年4月の供用を目指して事業を進めている。
○越川雅史委員 理解した。
次に、最後の329ページの負担金補助及び交付金の鉄道駅エレベーター等整備事業補助金について、京成菅野駅北口のほうはロータリーのようなところからエレベーターを上がって、南側に回らないと改札にたどり着けない構造である。去年の代表質問で質問して、そうすると雨に濡れてしまうので、何か雨よけのようなものをつくれないのかと質問したら、構造物はもうつくれないといったような答弁で、そうなると車椅子の方でも外に出たらびしょ濡れになりながら傘を差していくことになる。そうすると、すれ違うのも難しいと思う。
このあたりは法律が変わらなければ答弁も変わらないと言われるかもしれないが、その後、全く創意工夫がなされる計画もなく、今言ったとおりなのか、何らかの改善できる余地があるのか伺いたい。
○交通計画課長 今、歩道橋についてはNEXCOが施工しているが、その中での計画変更は聞いていないので、そのときの答弁のとおりの構造に変更はない。
○越川雅史委員 今言ったとおり車椅子で上がってきた人が、雨が降っていて、そのまま傘を差して濡れるところを南側まで行って改札に入ること自体、市民から苦情が来ても法律だからしようがないと答えるとのことで、市川市としてそれ以上の回答も準備もないのか。
○交通計画課長 今回は道路の附属物の接続点からのバリアフリーが対象となっており、道路の附属物の改修はこの計画は見ていない状況である。
○西村 敦委員 3点、一問一答で伺いたい。
323ページの道路新設改良費の委託料で、概要説明の地図でいくと21ページの妙典から塩焼のところの道路の件である。2点目が325ページ、上から2つ目、負担金補助及び交付金の私道整備補助金について。3点目が327ページの一番下、自転車等駐車場改修工事費、この3点について。
まず、概要説明の21ページ、妙典橋が開通した最初の信号のところから妙典中学校前を通って、ガーデナ通りまで行く通りだと思う。裏道で使う車も確かにいるが、ここは昔から非常に問題がある場所で、水路があって非常に環境衛生上よくない。第一終末処理場の改修に合わせて道路拡幅されるとのことであり、今回の予算の内容が予備設計及び地形測量とのことであるが、まずどのようなスケジュールで、それが終わった後どのような工事をしていくのか。
それと、ここは終末処理場の県の土地を使わないと拡幅工事ができないが、県との調整ぐあいはどうなっているのか。最終的に、1件残っていたところが立ち退くと思うが、その辺の概要や経緯も含めて詳しく伺いたい。
○道路建設課長 まず、スケジュールであるが、今年度予備設計を行い、32年度に予備設計に基づき詳細設計を実施する予定である。工事はその詳細設計完了後の33年度以降に行う予定である。
県との調整であるが、まだ道路の設計にも着手していないので、今後検討協議を進めていく予定である。
○西村 敦委員 スケジュールはわかった。県の土地、コミュニティゾーンは当然市の部分で工事も市負担なのはわかるが、その先のガーデナ通りまでの間は県の土地を使う。県としても最終的にここの北側の工事は念頭に入っていると思うが、丸々市の負担で行うのか。県の負担はゼロでいいのか。設計業務を含めて全て市が負担するのか。県との比率や負担割合についてはどうなのか。
○道路管理課長 今、第一終末処理場のほうは建設が進んでいるが、一部外周りの道路で地元からの要望もあり、12mに拡幅して計画するところである。第一終末処理場用地内にも法定外公共物ということで市の道路用地があるため、それと相殺したりして道路の拡幅用地は手当てする予定であるが、まだこれから詳細は詰めていく予定である。
委託については、それも含めて今後の協議になると思う。
○西村 敦委員 市道だから市で行う工事とのことで、今回の設計委託料も含めて全部市の負担ということでいいか。
○道路建設課長 今回の予備設計については全て市の負担で行う。
○西村 敦委員 わかった。今後また協議をお願いする。
2点目の325ページ、私道の整備補助金であるが、普通私道は土地所有者が自己責任で整備をするとの認識があったが、どのような場合にこの補助金が使えるのか伺いたい。
○道路安全課長 私道整備補助金については、当然通常の維持管理については所有者が行っているが、その道路全体の整備工事を行うときに補助するものである。舗装と排水溝等の工事がメニューとなっているが、行きどまりの道路であれば工事費の60%、通り抜けであれば工事費の75%を市で補助する制度である。
○西村 敦委員 制度自体はわかった。500万円という予算は、過去の実績に基づいて計上されていると思うが、大体この500万円で何件ぐらいの整備ができるのか。
○道路安全課長 この500万円の根拠は、件数を見積もっているわけではなく、私道整備補助金の限度額を500万円と定めており、もし大口の申請が来たときに500万円まで出すと要綱で定めているので、最低金額として予算計上している。工事については大小あり、数十万円から100万円、200万円とケースによって違うので、一律に幾らという数字はない。
○西村 敦委員 その点は了解した。
最後に自転車駐輪場の改修であるが、これは行徳の第1駐輪場だと思う。スケジュールも聞きたいが、現在当然利用されている。あそこは多分いっぱいになっていて、置けない人もいるのではないかと思うが、使いながら利用者に迷惑をかけずに工事ができるものなのか、その辺の工事の概要を、利用者との調整を伺いたい。
○交通計画課長 来年度は2階部分の防水工事を予定しており、多少端に寄る等は途中で必要かと思うが、今利用している方は利用できる形で進めていきたいと考えている。
○西村 敦委員 わかった。東側にあった無料駐輪場が今更地になっているが、そこをあえて使わなくても大丈夫なのか、確認したい。
○交通計画課長 今の第1駐輪場の中でおさめられるよう改修していきたいと考えている。
○金子貞作委員 一問一答で3点伺いたい。参考資料の34ページ、道路拡幅整備事業、それから当初予算案の概要の56ページ、コミュニティバス運行事業、予算書の324ページ、交通対策費について。
最初に、宮久保3丁目558番地の3、道路拡幅整備事業であるが、ここを私もよく通るが、この道路拡幅はどのような目的で、またどのような経緯で予算化に至ったのか伺いたい。
○道路建設課長 まず、参考資料34ページ、派川大柏川両岸道路であるが、この事業については千葉県が施工している派川大柏川改修事業と共同で、派川大柏川の両岸に市道を整備するものである。千葉県では河川管理用通路として3mの道路をつくる予定であるので、市では1m分を拡幅して4mの道路に整備する計画である。
○金子貞作委員 河川管理用通路とのことであるが、内容がよくわからないので伺いたい。河川管理用通路とはどのようなもので、今までなかったものを今回新たにつくる目的は何か。
○道路建設課長 河川管理用通路は、河川を管理するために必要な道路で、河川を管理するための車両が通る道路となる。基本的には、河川を管理する通路の幅は3mと決まっている。しかしながら、沿道に張りつく建物としては4mの接道要件が出てくるので、市としても道路としての利用を考えて4mまで拡幅するため、1m分を市が負担して4m道路にするものである。
○金子貞作委員 わかった。
次に、当初予算案の概要の56ページ、コミュニティバス運行事業の拡大ということで、今回新たに北国分ルートが実証実験運行になる。これの経路はわかるが、1日何便ぐらい走るのか。北東部ルートについては、この間利用者が減っていて廃止されるのではないかとの話があった。廃止されては困るが、利用者はふえつつあるのか。そして、PRの効果が出ているのかどうか。さらに、大町から乗るのは1日6便しかないので市民からもう少しあってもいいのではないかとの声がある。例えば、南部ルートは土日がふえている。北東部ルートは土日祝日の増便は検討できないのか伺いたい。
○交通計画課長 まず、北国分ルートは北国分駅から矢切駅を結ぶルートで、北国分駅発が5便、矢切駅発が5便の計10便を予定している。
次に、北東部ルートの利用者が減っているので廃止されるのではないかとのことであるが、今年度は昨年度よりも毎月約10%利用者がふえているので、今のところ採算率を確保できると見込んでいる。また、PRについては地元の実行委員会の方々が地元の自治会にコミュニティバスのPR活動をしていただいたり、市職員もいろいろなイベントのポスターを作成して自治会に掲示してもらうなどしたことも効果があったかと考えている。
また、北東部ルートの増便については、採算率が厳しいところもあり、また、増便すると運行経費がその分上がるため、今のところ増便は難しいと考えている。また、日曜日の増便についても、北東部ルートは日曜日の利用者が極端に低い状況があり、実行委員会でも採算率が悪ければ日曜日の便はさらに減らさなければいけないとの議論が出ているぐらいであり、日曜日はかなり利用者が少ない状況が見受けられる。
○金子貞作委員 北東部は利用者が若干上向いているとのことでほっとしたが、南部ルートでコルトンプラザまで行き、それから北東部ルートに乗って大町自然公園、動植物園に300円で行ける。だから、土日は動植物園に行きたいという方がいると思う。南部ルートから北東部ルートに乗って動植物園に行くことになると非常に利便性もいい。循環ルートと往復ルートの利用状況はどうなっているのか。それから、往復ルートをもっと南部ルートに合わせた増便ができないのか。
○交通計画課長 南部ルートから北東部ルートへの接続については、利用状況を確認しながら北東部ルート、南部ルートのそれぞれの実行委員会の方とも話し合いを進めて、できる限り利用しやすい形で進めていきたいと考えている。
○金子貞作委員 わかった。その接続をもう少し、南部ルートに乗ってコルトンプラザへ行ったら、今度は北東部ルートに乗れるようにして動植物園に行ったり、逆に行徳の野鳥観察舎に行きたいなど、それはやはりお互いが見たことのないようなところに行けるようそれぞれの実行委員会で調整していただいて、ぜひ検討していただければと思う。
次に、交通対策費の自転車対策関係委託料なのかわからないが、雨の日にまだ傘を差して自転車に乗っている人が見受けられる。傘を差すのは違反行為であると思うが、その辺の指導はどのようにしているのか。
当然カッパを着て乗ることはできるが、屋根がない駐輪場で言われるのは、カッパを脱ぐ場所がないとのことである。全部屋根をつけろとは言わないが、雨の日、駐輪場に行ったときにカッパを脱ぐことができるように一部でもいいから屋根をつけられないのか。交通安全指導について、その2点伺いたい。
○交通計画課長 自転車の傘差し運転についての御意見は市民メールでもある。毎月10日に自転車の安全利用の関係の啓発を行っており、それについての取り締まりとなると警察にも協力して一緒に啓発活動を行っている。取り締まりは警察のほうにお願いしていくしかないので、余りにもひどいなどの意見が市民メール等であると、それは警察には情報提供している。
また、駐輪場の屋根については、建築確認上必要なことがあったりするとなかなか難しい部分があるのと、駐輪場を民間から借りているところも多いので、そのようなところは地主とも話をしていかなければならない状況であるので、しばらく御不便をかけるかもしれないが、すぐに対応は難しい状況である。
○金子貞作委員 屋根のない駐輪場は結構あり、雨の日は自転車に乗っていけない。市川大野駅の場合は駅まで行ってそこで脱いでいくという状況もある。利用者の利便性を考えれば、一部でいいので屋根があって、そこで脱いで駅に行くことができるようにぜひ改善してもらいたい。そんなに難しい話ではないと思うが、建築上できない問題があるのか。
○交通計画課長 建築確認上も含め、どのような手続があるのかというところから調査研究していかなければいけないと考えているので、今の段階では詳細な答えができず申しわけない。今すぐに屋根をつけるのは難しい状況である。
○金子貞作委員 利用者の立場に立って、どのような方法でできるかぜひ研究検討してほしい。
○久保川隆志副委員長 参考資料2から3点、一問一答で伺いたい。
参考資料2の12ページ、道路調査委託料。次が15ページ、北方町の関連の拡幅整備の内容に関して。3点目が16ページ、派川大柏川両岸道路について、先ほど金子委員からも質疑があったが、両岸であるが今宮久保側だけなのか、私も本会議で質問しているが、両岸で4m道路をつくって、さらに派川大柏川を拡幅していく、そのような事業かと認識しているが、この辺の内容に関してである。
まず1点目、一番上の道路調査の空洞調査とFWD調査の違いと、あわせてこれはそれぞれ700万円や500万円で委託しているが、同じ業者で委託していくのか、それともそれぞれで行っていくのか。1つの業者で両方できる業者があるのかも含めて、その辺の委託方法、内訳を伺いたい。
○道路安全課長 参考資料の12ページ、道路調査の内容についてである。まず、道路の空洞調査業務700万円を計上している。これは、レーダーを搭載した特殊車両において、地中1.5mまでの範囲にある空洞を発見する機械で計測する。走らせたまま調査できる特殊な車両で、それを3路線行っていきたいと考えている。
道路調査のFWD調査は、既存の舗装の残存強度を調べる機械で、道路に4tの振動をかけて、その時点でどの程度舗装がたわむのかをはかる機械を搭載した車両で調査する。かつ、試掘や断面調査も行い、それによって今後舗装していく舗装構成を決めていくものである。
同一の業者でできるかとのことであるが、車両が全く違うものであり、現在リース等もあると聞いているが、自社で所有しているかリースできるような業者から一般競争入札を行う。
○久保川隆志副委員長 業者は同一で選定をかけるとのことで理解した。
2点目の北方町の道路拡幅整備事業の関係である。拡幅して、当初計画していた部分とは少し道路の形が変わっていると思うが、その経過について。また、昨年視察に行った場所でもあるが、用地の取得状況、今後の日程、最終的に31年度中で整備が完了するのかどうか、またこの土地には結構瓦れきもあるかと思うので、その辺の工程も予測しながらのスケジュールになっているかも含めて、あわせて伺いたい。
○道路建設課長 現在の交差点形状であると、市川学園のほうから東側に直進すると、信号機の交差点の中で食い違いが生じることになる。その食い違いが生じることにより車両通行の危険性が増すので、交通管理者との協議により道路の線形を北側に曲げて整備するものである。
用地の取得状況については、1月末現在で全24件のうち21件取得している。面積ベースで取得率としては89%となっている。こちらについても交渉は順調であるので、間もなく――年度内もしくは年度を少し越えた時点で、用地取得が完了する見込みとなっている。整備時期は、31年度から道路工事に着手していく予定で、32年4月の供用開始を目標として整備を進めるものである。
○久保川隆志副委員長 内容は理解した。用地取得があと残り3件、これも年度内で完了して、31年度末までで整備が終わるとの流れである。当初、市川学園から一本道で突き当たる予定であったものが、最後の部分で斜めにカットして道路の安全性を確保したとのことで理解した。
最後に、3点目の16ページ、派川大柏川両岸道路について、金子委員からも質疑があったが、両岸道路の整備とのことであったが、宮久保側が先行して用地の取得ができそうなので行うのか。またこの取得後、さらに34ページの地図で言う左側、西側の方向の用地も今後可能な範囲で取得していくと思うが、これは宮久保側で一連の拡幅をしていくのか、東菅野側も同じように道路を可能な範囲で用地を取得しながら進めていくのか、その辺も含めて、今回のこの予算に関しては両岸とありながら、派川大柏川に対して宮久保側だけの片側の道路用地を取得するイメージでいいのか。
○道路建設課長 こちらの事業は千葉県の河川改修事業に合わせて行っている。千葉県では、地権者より買い取りの希望があったところを優先的に買い取っており、今回予算計上した箇所についても地権者より千葉県に要望があった箇所である。市川市としては、千葉県に合わせて用地を取得していることから、今回宮久保側の用地取得に至った。
○久保川隆志副委員長 整備に関しては県3m、市1mであるが、取得、整備のお金も全部同じような割合ということでいいのか。
○道路建設課長 同じ割合である。
○田中幸太郎委員長 次に移る。
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○田中幸太郎委員長 歳出第8款土木費第3項河川費の説明を求めるが、説明に当たっては特に新規事業のもの、前年度と比較して大幅に変わった点について説明願いたい。
なお、継続費については歳出予算の説明が全て終了してから説明願いたい。
〔河川・下水道管理課長、河川・下水道建設課長 説明〕
○田中幸太郎委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 質疑がないので、質疑を終結する。
次に移る。
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○田中幸太郎委員長 歳出第8款土木費第4項都市計画費の説明を求めるが、説明に当たっては新規事業のもの、前年度と比較して大幅に変わった点について説明願いたい。
なお、継続費及び債務負担行為については歳出予算の説明が全て終了してから説明願いたい。
〔都市計画課長、街づくり推進課長、道路建設課長、下水道経営課長、公園緑地課長、動植物園長、開発指導課長 説明〕
○田中幸太郎委員長 質疑はないか。
○越川雅史委員 一問一答で3点伺いたい。
最初が、339ページ、第2目都市整備費第13節委託料、まち並み景観整備委託料。2つ目が、341ページ、第3目街路事業費第13節委託料、都市計画道路3・4・12号整備事業委託料。3点目が353ページの第7目宅地費第13節委託料の3点についてである。
まず、まち並み景観整備委託料としてこれまで実施してきて、私の認識では国から地方創生か何かの交付金が出るということで、この事業を始めた。当初、3カ年か何かで、市内6駅、市川と妙典と南行徳と本八幡、その後北国分と行徳がふえた。まず、その効果と、今後どうしていくのか説明してほしい。
○まち並み景観整備課長 夜間景観の意識の醸成ということで市が始めたが、効果としては、地域住民が積極的に景観活動に参加するようになったり、点灯式を行ったり、また商店のほうに自発的な広がりが出てきたことである。市民満足度調査等でも、引き続き行ってほしい、今後も続けてほしいとの意見が7割近くとなっている。今後については、このままずっと市が2,000万円の予算を計上して実施するのも厳しいところがあると思うので、今後は委員会なり地域の商店会等への働きかけを市としても積極的に行い、移行できるものは移行していきたいと考えている。
○越川雅史委員 具体的に5カ所、このまま継続ということで、イルミネーションの設備はたしか3年ぐらいの寿命であり、設置してつけたままで3年経過したから北国分は撤去したと聞いたが、撤去したところも含めてまた継続ということでいいか。
○まち並み景観整備課長 今、6カ所イルミネーションを設置している。3年の寿命というのは、イルミネーション自体の寿命が3年で線が切れたりするということで、また新規で買っている。イルミネーションは今まで設置したままにしていたが、毎年つけ外しすることを今年度から行っている。現状では引き続き6駅は実施していく予定である。
○越川雅史委員 色味は、当初市川駅の南口は真っ青で、運転する人からは目ざわりとの苦情もあり、今回はほかの色も入り大分見た目もよくなったかと思う。今後、地域の人や商店街を巻き込むことになると、どのような色味がいいのか。今、北国分駅と市川駅の南口では全然色が違っていて、あえて違いを出しているのだと思うが、地域の愛着という意味では好きな色を選んでもらったり、その地域に合う色を選んでもらうほうが満足度が高まるのではないかと思うが、色の選択はどのような考えに基づいているのか伺いたい。
○まち並み景観整備課長 色味についてはいろいろ意見があり、イルミネーション自体、ある程度色が限られた中での設置になるので難しいが、自治会なり商店会等、地元の意見をなるべく聞きながら色の選定をしていきたい。
○越川雅史委員 わかった。将来的にこのまま市の2,000万円の持ち出しを続けられないから形態を変えてくれというのはわかるが、今設備投資して、とりあえず来年度までなのか再来年度までなのか、今の設備がいつまでもつのか。北国分駅と市川駅南口だけでいいので、確実にここまで続けられるという今の時点のものを教えてほしい。
○まち並み景観整備課長 今の設備がどのぐらいもつかということであれば、設備面からすれば、今回新規で変えたので機械自体は最低3年もつ。イルミネーションの今後については、第3次実施計画でも32年度まで位置づけられているので、32年度以降はまた協議していきたい。
○越川雅史委員 次に進む。341ページ、都市計画道路3・4・12号整備事業委託料で、参考資料2の66ページの交差点改良であるが、この図だけだとわからないので工事概要を詳細に伺いたい。
○道路建設課長 今回の交差点改良については、都市計画道路3・4・12号が接続する区画整理地側の東側の交差点で、Tの字に黒く塗っている箇所がある。こちらの交差点の距離が近いということで、交通管理者からこちらの交差点も含めて供用前に協議、また交差点を改良するように指導を受けている。こちらの交差点と区画整理地側については、現在自転車走行空間がないので、今回新たに3・4・12号の整備で自転車・歩行者道を整備する予定となっていることに合わせ、連続して自転車走行空間の検討を行うために委託するものである。
○越川雅史委員 T字路のところは具体的に何を行うのかがよくわからない。交差点が近接しているから改良ということしか聞いていない。
○道路建設課長 現在の信号機が新しい交差点、都市計画道路3・4・12号が接続する道路のほうに移設となる。交差点の距離が近いとのことで、この信号の処理を委託の中でどうするか、現在ついているものを撤去するのか、あるいは交差点の形状を少し変えてそのまま残すのかといった検討を行うものである。
○越川雅史委員 改良というのは信号だけの話なのか。信号が撤去になる、または動くなど、形状は一切変わらないのか。
○道路建設課長 形状についても、今後の警察との協議の中で形をどのようなものにするのかを検討していく。
○越川雅史委員 まず検討を始めるとのことで、どうなるかはまだ全然わかっていないとのことで理解した。
最後に、353ページ、参考資料2の89ページ、急傾斜地崩壊対策委託料について、まずシンプルにこの国分3丁目の場所を聞くが、ここが選ばれた経緯、どのような理由でここが選定されたのか伺いたい。
○開発指導課長 国分3丁目の崖は、昭和60年9月に千葉県から急傾斜地崩壊危険区域として指定されていた。その翌年、61年度には地権者の同意のもと、一部崩壊対策工事を済ませている。今回は残りの部分について、平成30年度に入って地権者から対策工事の同意を得られたので、今回工事の準備として地質調査や測量、実施設計といった業務を委託するものである。
○越川雅史委員 30年あいたのは、その間所有者がかわったのか、同意が得られず宙に浮いていたものがようやくここに来て進展したとの理解でいいか。
○開発指導課長 崖地の地権者については言われたとおりであるが、代がかわったり等の事情も含めて、なかなか了解がとれないところである。
○越川雅史委員 このような急傾斜地は市内に幾つもある気がしていて、曽谷5丁目と4丁目の境あたりにも結構な傾斜地がある。民地なので、例えばそのような急傾斜地でそれ自体も危なかったり、そこから木が道路のほうに出ていたりしても、民法的にはその人に言って切ってもらわないといけないといったように、対応してくれないとどうにもならないのかなという感覚で、相談を受けて対応してくれる地主もいるが、そうでない場合は困っていた。急傾斜地の定義はわからないが、市内に結構たくさんあると思う。県が認定すれば動くのかもしれないが、認定していないところでも市は独自の対策を行う余地というか、制度は何かあるのか。
○開発指導課長 まず、市川市内においては、市川市防災計画で位置づけている危険区域の崖地として、88カ所指定している。そちらの崖地については、さまざま苦情が入ることもあるが、やはり地権者が措置を施していただくのが前提であるので、私どものほうで地権者を当たってお願い申し上げているところである。
そのほかの傾斜地に関する苦情に関しては、その都度地権者を探してお願いするが、傾斜地の対策工事はかなりの費用がかかるので、それに関しては本市の助成制度がある。新規の崖だと限度額450万円、既に大谷石の擁壁を過去に設置したものは限度額250万円の補助制度を設けている。
○越川雅史委員 意地悪な質疑をする気はないが、今言った88カ所、防災計画で危ないところがあると思うが、これが解消する見通しは立っていないと思う。88カ所の今後はどうなるのか。例えば何カ所については話が進んでいて、何年以内に解消できそうなのか、先ほどの30年放置になってしまったように、全然見通しが立たないのか。なぜ質疑しているかというと、防災計画がそこまではっきりしているなら一刻も早くお金を投じてでも安全対策を行わないといけない中で、別に課が悪いと言っているのではなくて、予算や人の配置の仕方が不十分なのか今の取り組みについて検証したいので、率直なところ、88カ所について現在どのような見通しを持っているのか伺いたい。
○開発指導課長 今の危険区域として位置づけている88カ所の中で、これまでに急傾斜地14カ所については対策工事を完了させた。ほかにまだ多く残っているところに関しては、地権者からの対策の要望があったところから順次、対策工事に向けて準備を進める。なかなか88カ所もある中で同意を得るのが難しく、一遍にはできないし、今後も根気よく地権者に説明して対策工事につなげていければと思っている。
○越川雅史委員 地権者が都内の人であったり地方にいたりで連絡のとれない人もいると思うが、残り74カ所の地権者には全部当たれているのか。当たれずにどうにもならない箇所がどのぐらいあるのか。地権者と話をして今後対応していけそうなところと、交渉困難箇所ではないが、そこの内訳がわかれば伺いたい。
○開発指導課長 土砂災害防止法の区域指定に必要な住民説明会を実施している崖地がある。その対象の58カ所のうち41カ所で説明会を既に実施している。これは県主催であるが、市も一緒に協力して実施している。ただ、この説明会の参加者全てが地権者と限らないので、地権者を探して交渉していくのは難航している。その辺は今後どのようにしていくか研究していかないといけないと思っている。
○越川雅史委員 地権者は一応誰が土地を所有しているのか登記簿等でわかるから、基本的にそこは当たるであろう。その土地に住んでいる人なのか、違うところに住んでいるのかで、違うところに住んでいたとして、手紙等で連絡をとれるのか。空き家対策でも同じような感じであるが、説明会の話は違う話で、地権者に当たることは、行っていなければこれから行ってほしいとの話であると思う。例えば説明会に来てくれた地権者がいたとして、話が少しずつ始まっているとか、全くどこの誰かわからないからそこから始めないといけないとか、手紙を送っても返事がないとか、現在、地権者にどの程度当たれていて、どんな感じなのか伺いたい。
○開発指導課長 当面の話をすると、現在三中の裏の崖地に関して対策工事に向けて住民、地権者と協議を進めている。それ以外の崖については、現在全ての地権者に当たることはしていない。
○越川雅史委員 当たっていないので当たっていこうと思う、などと言ってもらえればよかったが、これ以上の答弁は結構である。
○田中幸太郎委員長 暫時休憩する。
午前11時51分休憩
午後1時開議
○田中幸太郎委員長 再開する。
質疑はないか。
○金子貞作委員 一問一答で3点伺いたい。
1つは、337ページの13節委託料、震災復興マニュアル等策定委託料。次に、その下の都市計画道路指導図更新委託料。それから345ページの公園費13節委託料、実施設計等委託料の3点について。
まず、震災復興マニュアル等策定委託料の内容と、なぜこれを実施するのか伺いたい。
○都市計画課長 1点目、震災復興マニュアル等策定委託料について説明する。本事業は、今後首都圏でも起こり得る大震災発生後の速やかな都市復興を実現するため、事前復興準備に必要な事項を検証し、職員の行動マニュアル、また市民啓発用のパンフレットを作成するものである。災害復旧については原形に復旧することを言うが、都市復興については土地区画整理事業の手法などを用いて脆弱なインフラ等を改善していくものとなる。そのためには、職員の意識向上と市民の理解が必要不可欠であることから、近年の復興事例などを参考にしながら、本市の特性に合った職員の行動マニュアルを作成することによって、有事の際、迅速に対応できるものとしていきたいと考えている。
○金子貞作委員 1,200万円の金額の根拠を伺いたい。災害が起きてからの迅速な対応となると、今危機管理課のほうで防災マップ等をつくっている。この委託料を見ると、震災があってどのように復興していこうかと読み取れるが、危機管理課との違いはどのようなものか。
それから、職員の行動マニュアルとパンフレットの発行とのことであるが、この辺の内容ももう少し伺いたい。
○都市計画課長 委託の内訳であるが、まずは、震災が起きたときにどのような災害が起きるかの基礎調査、また震災復興のマニュアルについてはどのような形で復興するのかなどを全国の事例などを参考にしながら作成していくものである。危機管理の防災計画との違いは、復興計画を実際策定することになるが、こちらは地域防災計画の中に位置づけられている。ただ、地域防災計画の位置づけにあるものについては、その作業の概要しか記載されていないことから、来年度の委託をもって詳細にどのような形で、どのような災害に対してどのような手法を用いて復興していくかを詳細に定めていきたいと考えている。
最後のパンフレットについては市民啓発のパンフレットを考えており、実際復興する際は区画整理等が必要となり地域の合意形成が必要である。復興とは原形復旧するのではなく、狭い道を広くしたり、公園を設けたりするなど、そのようなことが大事であると市民の方々にもわかってもらえるパンフレットをつくっていきたいと考えている。
○金子貞作委員 次に、同じく337ページ、都市計画道路指導図更新委託料の金額の根拠と内容、そして目的について伺いたい。
○都市計画課長 都市計画道路指導図についてであるが、都市計画決定された区域内については建築制限があり、将来的に事業をする際に容易に除却できるものということで、階数を2階以下にしたり、構造についても木造や鉄骨造にしなければならないとしている。その区域のラインを、これから建築を計画する方々に見ていただき、なるべくそこを避ける形で建築するようお願いする指導図面になっている。現在の指導図面は昭和50年代に作成されたものであり、現状と様相が変わっていることから、適切な指導が難しくなってきている。このため、現在未着手となっている路線の都市計画道路指導図面を更新するものである。
作業としては、飛行機を飛ばして空中写真測量を行う。その写真から図面を作図することになるが、数値図化といって精度の高い作図となることから、写真から図を落とすための費用と時間を大変要するものであり、5,000万円という金額になっている。
○金子貞作委員 昭和50年代に作成して、今は大きく変わっている。この都市計画道路そのものを見直すこともあり得るのではないかと思うが、国交省も30年間動かない道路はつくらないとの方向も出しているが、50年代に線を引いて、それを守らない人もかなりいると思う。違反行為というか、その辺も市として対応はどうしているのか。
○都市計画課長 昭和50年代の作図から40年以上経過しているので、見直しは必要と考えている。違反については今のところ把握していない。
○金子貞作委員 昭和50年代につくって、やはり現実的ではない、これから車もどんどん減っていく。道路を広げることだけが課題ではないと思う。その点ではぜひ思い切った見直しも含めて検討してほしい。
次に、345ページ、公園費の委託料についてである。参考資料の71ページに3つある中の3番、梨風緑地実施設計業務委託は1,000万円計上されている。ここは私もよく見ている地域であるが、1,000万円の根拠と、かなり危険な崖地になっていると思うが、この調査、そしてその次はどのような対策をとっていくのか伺いたい。
○公園緑地課長 梨風緑地については、現状で斜面の中の表土がかなり雨で流されており、木の根が露出している状況となっている。これについては崖上に住む方々からも対策の要望をいただいており、今回ここの緑地の現況測量と地質調査と実施設計を行い、今斜面がどのような状態であるのか、それに対してどのような対策をとったらいいのかを検討する委託を発注する予定としている。この積算根拠については、積算基準に基づいて積算している。
○金子貞作委員 この施行理由の中に、斜面緑地崩壊対策事業として測量調査を行っていくという内容になっているが、今後この事業に位置づけていくということでいいのか確認したい。
○公園緑地課長 今回実施する測量調査等によって、危険である、対策工事が必要ということになれば、斜面緑地崩壊対策事業に位置づけて整備を進めていく計画になるかと思う。
○金子貞作委員 ここは私が見ても根が露出したり木に民家が覆われていたりして、伐採もしていかないと危険度がさらに増すと思うので、その点での維持管理はしっかり行っていただきたいことを要望して終わる。
○西村 敦委員 一問一答で4項目、主に公園費である。
委託料のうち下妙典公園施設計画検討業務委託。それと工事請負費の広尾防災公園と常夜灯公園、あとは市道0107号の街路樹の植樹の件。以上4点、簡単に伺う。
まず、下妙典のところで、参考資料2の74ページに図面が載っている。61ページにコミュニティゾーンの図面も載っていて、内容は測量や地質調査で同じような気がするが、違いがどうなのか伺いたい。
○公園緑地課長 下妙典の測量等については、このコミュニティゾーンの中に一部公園が配置される予定であるので、公園に係る部分を公園緑地課で発注するという役割分担をしている。
○西村 敦委員 61ページの地域コミュニティゾーンの測量と地質調査は、この公園部分を除いた南側施設の調査と認識していいのか。
○公園緑地課長 そのとおりである。
○西村 敦委員 同じではないとのことで理解した。
2点目、82ページ、広尾防災公園整備工事について、以前いただいた行徳臨海部特別委員会の資料には、サッカー場と括弧で記載されていて、サッカーだけではないと思っていたが、この参考資料では、人工芝にラインを引いて、サッカー、フットサル、野球仕様とさまざまなスポーツがあるとのことであるが、ほかにはどのような種目を考えているのか、できる限り列挙してほしい。
○公園緑地課長 広尾防災公園については人工芝を張るが、人工芝に野球、フットベースボール、サッカー、こういった競技のラインを色を変えて引き、さまざまな競技に対応するよう整備を予定している。また、これ以外のスポーツは、自由使用の日もあるので、そういったときは利用者がそれぞれ好きなスポーツを楽しめると考えている。
○西村 敦委員 一応確認するが、これは平日、土日も含めて利用申請をして、従来どおり予約して利用する形になるかと思うが、それは例えばサッカーに専用特権を与える等はなく、先着順など公平だと考えていいのか。使用の仕方を教えてほしい。
○公園緑地課長 予約については、現在では土曜日が団体利用する日ということで予約制とし、それ以外の日は自由使用とすることを想定している。予約については、スポーツ課の予約システムに乗せてもらう形で検討は進めている。
○西村 敦委員 わかった。
次に、参考資料2の73ページ、常夜灯公園の街灯を2基設置するとのことであるが、今まで何基あって、それで2基設置して計何基になるのか教えてほしい。
○公園緑地課長 常夜灯については、今2基ライトアップする街灯がついているが、さらにもう2基追加する整備を考えている。
○西村 敦委員 ライトアップ用で、普通の街灯ではないということか。用途だけ教えてほしい。
○公園緑地課長 この地域のシンボルとなる常夜灯の魅力をさらに高めるということで、常夜灯自体をライトアップする計画で進めている。
○西村 敦委員 わかった。
最後に街路樹であるが、参考資料2の86ページ、街路樹等整備工事の駅前通りからカーデナ通り、これはカリフォルニア通りなので、多分アメリカのカリフォルニアで生えているハナミズキ60本ということであるが、写真を見てもわかるが、それほど歩道部分は広くない。外側線もカリフォルニア通りはそれほど広く設定していないので、基本的に自転車が歩道を通るケースが多いが、このような道路を塞ぐ形で街路樹を60本も植えると交通安全上どうなのか。道路に街路樹を植えることが概念としてどうかと思うが、予算をつけなければいけないので行うのか、逆にないほうが交通安全上いいような気がするが、その辺の市の基本方針、歩道上の安全対策と街路樹を植栽することの考え方を伺いたい。
○公園緑地課長 街路樹については、都市化の進んだ市川市の中で緑が少ない町に潤いをもたらす意味で街路樹の整備が必要と考えている。86ページの市道0107号は、写真を見ると、今何も植わっていない植栽升が歩道の真ん中にある状態になっている。このようなところは何カ所もあるが、このような何も植わっていない植栽升を車道側に寄せて木を植える予定である。歩行空間はできるだけ確保していくとの考えのもとに進めていきたいと思っている。
○西村 敦委員 考え方はわかるが、やはりそこの部分だけ避けていくと、自転車同士はすれ違えない感じがする。もっと車道と歩道の縁石に沿った形で、余り交通の邪魔にならない形を考えてほしい。その辺だけ設計のときになるべく交通上安全が確保できるやり方でお願いしたいので要望しておく。
○久保川隆志副委員長 1点伺いたい。
339ページ、都市整備費の委託料、LINEスタンプ作成委託料が企画費ではなくここに計上されている理由と、詳細を教えてほしい。
○まち並み景観整備課長 LINEスタンプについて説明する。今回つくる目的は、ガーデニング・シティいちかわ事業のオリジナルキャラクターとなっているクロロとバララが、まち並み景観整備課で担当するガーデニング事業のキャラクターとなっている。今回35万円ということで、クロロとバララを作成した坂崎先生は市川市にゆかりがあり、クロロとバララをつくっていただいたほかに、啓発事業の1つとして協力をいただいている。この坂崎先生はJRのスイカやチーバくんをつくった方で、ぜひということで市川市に協力していただき、今回16種類のLINEスタンプをつくる予定である。
また、歳入としても、これを販売するが、実際35%がグーグル、アップルの手数料、LINEの手数料としてLINE株式会社に30%、市川市は35%入る予定である。1個120円で、市の歳入としては1個売ることで42円の歳入を見越している。近隣では茂原、白井でオリジナルキャラクターでLINEスタンプを売っているが、おおむねことしは1,000件売れることを前提に取り組んでいる。
○久保川隆志副委員長 有料で120円ということで理解した。
○公園緑地課長 先ほどの西村委員のコミュニティゾーンの測量に関する質疑に対する答弁で、地域整備課では測量は3.3haを実施する。公園部分も含めて高さの設定は全体で地域整備課で行う。さらに、公園は中の池部分の詳細の測量を行うということに訂正願いたい。
○田中幸太郎委員長 ただいまのとおり、発言の訂正を許可する。
○松永鉄兵委員 1点伺いたい。
先ほど越川委員の質疑の中で、国分3丁目の崖地整備の質疑があったが、参考資料2の90ページを見ると、崖地があるところの一部分だけが対象になっていると思うが、その前後、左右は現状として工事が終わっているという位置づけなのか。
○開発指導課長 委員言われるとおり、この崖は総延長約178mあるが、このうち約134mを昭和61年度に対策工事完了済みである。今回は残りの部分の委託料を計上するものである。
○松永鉄兵委員 そうなると、30mと40mで、178mのうち残りの100mは残っているということか。
○開発指導課長 総延長が178mある、国分3丁目、幅で言うと178mである。そのうちの今回は40mほどが未施工だったので、こちらを考えている。
○田中幸太郎委員長 以上で質疑を終結する。
暫時休憩する。
午後1時29分休憩
午後1時31分開議
○田中幸太郎委員長 再開する。
討論の発言はないか。
〔越川雅史委員 賛成討論〕
○田中幸太郎委員長 ほかになければ討論を終結する。
採決する。
本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に移る。
○田中幸太郎委員長 再開する。
議案第63号平成31年度市川市一般会計予算のうち、本委員会に付託された事項を議題とする。
審査に当たっては、お手元に配付の審査順序のとおり進めるので御了承願いたい。
まず、歳出第5款労働費、第6款農林水産業費及び第7款商工費について一括して説明を求めるが、説明に当たっては特に新規事業のもの、前年度と比較して大幅に変わった点について説明願いたい。
なお、債務負担行為については、歳出予算の説明が全て終了してから説明願いたい。
〔商工振興課長、農業委員会事務局次長、農政課長、地域整備課長 説明〕
○田中幸太郎委員長 質疑に入るが、質疑に当たってはページ数、項目を明示してから質疑するよう願いたい。
質疑はないか。
○越川雅史委員 3点、質疑項目を全て述べてから一問一答で伺いたい。
280、281ページ、第5款第1項第1目第13節委託料の若年者等就労支援事業委託料が1つ目。2つ目、298、299ページの第2目商工業振興費の第11節需用費で、記載はないがいちかわふらりまち歩き事業。302、303ページの第19節負担金補助及び交付金の市民まつり負担金について。
まず、若年者等就労支援事業委託料で、中身が若者の相談と職場体験とのことである。就労していない若者、就労できない背景で、もちろん相談すればいい、職場体験を積めばいいという側面はあると思うが、私の知る限りは、やはり基礎学習や生活習慣において、基礎学習能力が足りないとか、生活習慣の乱れがあるといった背景がある。今シニア層のパートがすごく余っていて、即戦力になる人と、やはり計算、読み書きにも難がある、基礎的なコミュニケーションに難がある人を比較するとなると、どちらをとるかというとシニア層を採用する。そういうことが多い中で、やはり基礎学習や生活習慣指導等を行っていかないと就労に結びつかない、あるいは結びついたとしても継続しないのではないかと思われるが、このあたり、新年度においてどのような検討をなされたか伺いたい。
○商工振興課長 281ページ、第13節委託料、若年者等就労支援事業委託料についてお答えする。
若年者等就労支援事業については、ニート、ひきこもりの方を対象とした就労支援事業、相談体験事業を行っている。シニアパート層との競合というか、高齢者の活躍が目立つ中、実際には相談事業も29年度で90名の方に相談をいただいており、職場体験事業にも77名参加している。課題は幾つかあると思うが、引き続きこの事業は来年度も継続していきたい。
○越川雅史委員 課題の中で、私が指摘したのは的外れなのか、今後基礎学力や、生活習慣、コミュニケーションなどを取り入れていくのか。結局、1回採用となったとしても、ミスをしたりして言われてやめてしまうようなケースが多いのではないかと懸念している。今抽象的には答えてもらったが、このあたりはどう課題として認識しているのか、あるいはしていないのか。もう少し認識を伺いたい。
○商工振興課長 委員言われるとおり、私が現場に行っても、39歳未満の方で、これまで社会経験がない、もしくは1度社会に出たが失敗してしまいひきこもっている方がたくさんいると思っている。認識としては、そのような方々が社会に出ていくための第一歩が相談事業であり、体験事業であるというのは十二分に認識している。具体的な部分に関しては、再度我々も現場を確認して、コミュニケーション不足という原因追求をさらに深めていきたいと考えている。
○越川雅史委員 とにかく、高校を中退した方の就業がかつてなく厳しい状況にあるので、とにかく早い段階で就業して継続してもらわない限りは、福祉のお世話になってしまう。それは調査結果に出ていて、高校を中退して結局40歳時点では4人に1人が福祉のお世話になるというのが東京財団政策研究所から発表されている。なので、相談と職場体験に加えて、さらなる施策の拡充を求める。
次に、299ページのいちかわふらりまち歩き事業について、予算の概要の50ページを見ると、30年度の実績はよくなっていて、お金も大してかかっていない。しかし、多くの人が参加していて市川市の観光資源を活用して回っていただける事業はすばらしいと思う。30年度において実績がふえた要因、また新年度において予算が少なく計上されているのは、恐らくスタンプラリーも前年に印刷したものがあり新たに印刷しなくても使えるから要らないのではないか、などと背景を察するが、新年度においてはどのぐらいの応募者を見込んで、どのようなことを行っていこうと思っているのか伺いたい。
○観光交流推進課長 いちかわふらりまち歩きについて、まず30年度のふえた要因は、もともと本事業は28年度に、コミュニティバスの1日乗車券を使って、そこにスタンプを設置する形でスタートした。その形だけではなかなか町歩きにつながらないことが29年度に実施してわかったので、30年度については無料のリーフレットをつくり、そちらでもスタンプラリーをできるように、併用した形で運用したところ、かなり増となった。
31年度の予算は少なく計上しているが、今までの1日乗車券プラス無料のリーフレットでのスタンプラリーは継続する。31年度の新たな取り組みとしては、今までは紙媒体を中心にPRの広告を出していたが、電子媒体、ウエブサイトやSNSでの広報活動に力を入れることで経費を落としている。
○越川雅史委員 わかった。例えば、行徳に新しく休憩所ができたとか、これから国府台の球場を改修していくとか、北市川のスポーツパークもできているとか、動植物園等いろいろある。例えば行徳の休憩所等は新年度において誘導できるようになっているのか。
○観光交流推進課長 行徳地域については、昨年度神輿ミュージアムが開設され休憩所ができたので、そちらを両方回る形を想定しており、神輿ミュージアムにスタンプを設置する予定である。
○越川雅史委員 妙典橋も開通するなど、とにかく新しい市の取り組みなりトピックと連動して、ここが変わるとか新しくなると紹介する仕組みと、SNSを使うのであれば、写真コンテストではないが、回ったら写真を投稿してもらい市のフェイスブックや広報で紹介するなど、参加者がその後でも楽しめる仕掛けもつくってほしい。
303ページの市民まつり負担金、予算の概要49ページで、事業を拡大していくということで200万円ふやすとのことである。私も8年か9年毎年市民まつりに行っているが、市役所祭りというか、市役所の人たちが私服で休日にたまたま来たような感じでいっぱい来ている感じがして、本当に役所の人が多い。200万円ふやすことにより、市民参加がふえるようなお金の使われ方になるのか、あるいは役所がまたいろいろブースをふやしていく形になるのか。どのような拡大を図っていくのか伺いたい。
○観光交流推進課長 市民まつりにおけるイベントの拡大についてである。
まず、イベントをどのような形で拡大するかであるが、オープニングのパレードの実施等において、今までと実施方法を変えて広く行う。また、模擬店やPRブース、出店エリア、飲食スペースなど来た方にくつろいでいただけるスペースを拡大するといった市民まつり自体の会場の拡大と、市内の既存のイベント等を同時期に開催して、市内全体で盛り上がる雰囲気の創出を検討している。具体的な内容は今後関係機関と協議しながら実行委員会で決定していく。
○越川雅史委員 バスを走らせていると思うが、私は乗ったことも見たこともない。乗車率も含めて、バスのあり方の改善は図られるのか。あるいはこれまでどおりなのか。現状と今後について説明願いたい。
○観光交流推進課長 バスのあり方についてお答えする。現状は、会場と行徳方面、本八幡駅周辺及び大柏出張所をそれぞれ結んでバスが走っている。本数がそれほど多くないので、乗車率は高くなっているが、新年度は拡大に合わせて、よりアクセスしやすい形を想定しており、バスの本数を多くすること、またもし同じ日にほかのイベントを行うことが可能であれば、そちらともバスでつなぐことも検討している。
○金子貞作委員 全て総括で3点伺いたい。
概要の46ページ、施設園芸支援事業が31年度は新規拡大2件、改修2件とのことであるが、新規拡大とはどのような内容の拡大なのか、改修内容について。
2点目、都市農業振興支援事業、ちばの園芸産地整備支援事業補助金が1,000万円増額計上されているが、この目的と期待する効果について伺いたい。
303ページの商工費、商工業振興費の地域にやさしい商店街推進事業補助金450万円は、本会議でも店舗のリニューアルを支援するとのことで答弁があったが、シャッター通りの実態として、今商店街でシャッターを閉めている店舗は何軒ぐらいあるのか。
例えば、シャッターが閉まっている店舗を若い人が借りる場合、リニューアルせず居抜きでそのまま使うことも考えられる。その場合、家賃補助できないかと考えるが、その辺は検討しなかったのか。
○農政課長 施設園芸支援事業についてお答えする。
31年度の新規拡大2件であるが、イチゴハウスの拡大が1件、トマト農家の施設園芸のハウスの拡大が1件である。改修事業については、省エネルギーを目標として機材の導入が2件である。
ちばの園芸産地整備支援事業補助金は、梨畑に農薬を散布するスピードスプレーヤーについて、4台の購入希望があったので予算を計上した。スピードスプレーヤーは、1台の大きなタンクの中に農薬を1,000?から2,000?入れて、広い農地でも一遍に散布でき、非常に短時間で広範囲に散布できることからかなり効果があるものである。圧力を変えて道路近辺では柔らかく、農地の中心では強くまいて全体に拡散するなどの機能もついている。また、散布する農業者はカッパを着て作業したりしていたが、車内にいながらまけるようになっているので、そのようなものを着用せずに安全性も確保されている、非常に合理的な機械である。
○商工振興課長 303ページ、第19節の地域にやさしい商店街推進事業補助金についてお答えする。
1点目のシャッターが閉まっている商店であるが、市内で約10%弱が閉まっていると確認している。
2点目の家賃補助であるが、今のところ商店街の方とお話しすると、自宅兼用であったり、第三者に貸すのが不安であるとの意見が幾つか出ているのは認識している。その点も含めて、家賃補助については今後検討を進めていきたい。
○金子貞作委員 施設園芸支援事業について、イチゴ農家は今1軒だと思うが、新規拡大とは別の人がイチゴ農家をやるのか、トマト農家も別の人がやるのか、この辺はどうか。
都市農業振興支援事業、ちばの園芸産地整備支援事業補助金について、内容はわかった。これは何軒ぐらいの農家がこのような機械購入を申し込んでいて、補助率はどのぐらいか。
それから、地域にやさしい商店街推進事業について、商店街の方々もシャッターが閉まっているとお客さんが来ないということから、いろいろ問題はあると思うが、やはりお客さんが通るようにみんなで力を合わせてシャッターをあける努力をしていく、そのような話し合いが必要ではないか。最初に商売を始めようと思うと、なかなか資金がないので、居抜きでその場所を借りて、せめて家賃補助があれば始めてみようという若い人が商店街で出てくるのではないかと思う。その点はどうか。
○農政課長 施設園芸支援事業について、既存のイチゴ農家を想定している。新規に関しては、新たな農家の希望がないので、既存の農家で1軒を想定している。
ちばの園芸産地整備支援事業補助金であるが、補助率は2分の1相当額、そのうち県の補助が4分の1である。スピードスプレーヤーは約10年以上使えるが、更新あるいは新規で、梨農家全体で約200軒ある中から、その都度毎年希望者を募って、そのうち実質的に必要である方をJA、関係機関と調整しながら補助を進めている。
○商工振興課長 お客様にシャッターが閉まっている商店街に来てもらうための施策については、やはり起業を志す方、特に若い方々を中心に、実際には今若い方々が商店街を引っ張っているところも徐々に見られているので、そのような方々が、セミナー等を含めてさらに連携を深める施策を進めていきたいと考えている。
○西村 敦委員 全て総括で2点伺いたい。
290、291ページの第3目農業振興費第8節報償費の買上金、有害鳥獣捕獲買上金が4万円あるが、有害鳥獣とは何なのか。誰にこの買上金を払うのか。
303ページの第19節、補助金の2番目、商店街共同施設設置等補助金300万円について、予算の概要の48ページに若干内訳があり、商店街灯の設置補助金だと思うが、LED商店街灯新設が23基、商店街灯修繕が30基で、商店街灯撤去82基ということで、活性化事業でありながら、実際には撤去するための費用という感じで、このまま続けていくと永遠に商店街灯が減っていく。全体で商店街灯が何灯あって、どのような活性化の補助事業なのか、その辺を踏まえて答弁願いたい。
○農政課長 有害鳥獣は、畑に出没するハクビシン、タヌキ、アライグマ等を指しており、農家自身が仕掛けた箱わなに入ると1匹2,000円で買い上げている。
○商工振興課長 全商店街の街灯数は、29年度末で1,852基である。
2点目の共同施設の活性化に対する考え方については、やはりこちらも商店街灯の撤去が商店会等の解散に向けての話としてもいただいていることから、商店街全体を活性化する施策全体で考えていきたい。
○西村 敦委員 捕獲して1匹2,000円とのことであるが、それを買い上げて、その後の処理はどうするのか。
商店街灯は、しようがないかなというのは確かにわかるが、減っている。これは理解した。できれば違う角度で有効な施策を今後検討することを要望する。
○農政課長 農家が捕獲したハクビシンその他については、まずは写真を撮ってこちらに申請してもらう。その後、委託業者に渡して袋に入れて炭酸ガスで殺処分する。その後は焼却という手順を踏んでいる。タヌキもである。これは有害鳥獣として指定されているものである。
○田中幸太郎委員長 他に質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 次に移る。
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○田中幸太郎委員長 以上で建設経済委員会を散会する。
午後4時54分散会
平成31年3月4日(月)
午前10時開議
○田中幸太郎委員長 ただいまから建設経済委員会を開会する。
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○田中幸太郎委員長 平成31年度市川市一般会計予算のうち、本委員会に付託された事項を議題とし、3月1日の議事を継続する。歳出第8款土木費第1項土木管理費及び第2項道路橋りょう費について一括して説明を求めるが、説明に当たっては特に新規事業のもの、前年度と比較して大幅に変わった点について説明願いたい。
〔設計監理課長、建築指導課長、道路管理課長、新庁舎建設課長、道路管理課長、道路安全課長、道路建設課長、交通計画課長 説明〕
○田中幸太郎委員長 質疑はないか。
○越川雅史委員 質疑項目を全て述べてから一問一答で4問、参考資料に基づき伺いたい。
1点目が26ページの人にやさしい道づくり工事、市道0119号と、2点目が33ページの道路拡幅整備事業、3点目が35ページの道路拡幅整備事業、最後が予算書の329ページ、負担金補助及び交付金の鉄道駅エレベーター等整備事業補助金、この4点について。
まず、26ページの人にやさしい道づくり工事で、具体的な内容の詳細と、工事の想定している施工期間、日程を伺いたい。
○道路建設課長 まず、工事の内容であるが、現在UR前の歩道は既設の水路を利用した歩道形態となっており、この水路表面が老朽化により水たまりや凹凸があるので、その上に樹脂モルタルというコンクリート系のモルタルを塗って平坦性を確保する工事を行う。場所は、案内図のとおり日立金属商事の前から県道までの区間を予定している。
○越川雅史委員 工期はどうか。あわせて、例えば26ページの写真では真ん中に電柱のようなものもある。これを移設する等も行うのか。
○道路建設課長 工期は、準備を含めて6カ月程度を予定している。
○越川雅史委員 日程を聞いている。
○道路建設課長 発注時期は、第1・四半期の中で予定している。
電柱については、現況のままで考えている。
○越川雅史委員 日立金属商事の敷地に移すとか、反対側は大洲小学校の中に入れるとか、一遍にできるか、今回行うか、行わないかはともかくとして、将来的なことを考えてもこのような機会に交渉していかないと永遠にこのままとなってしまう。なので、どこまでできるかという問題はあるが、そのようなことも含めて検討してほしい。答弁は結構である。
2点目、道路拡幅整備事業で、稲越町の市道0232号であるが、用地取得の時期について、もう見通しが立っているならばいつごろになるのか、工事はいつごろから行うのか、その辺を伺いたい。
○道路建設課長 用地取得の見通しであるが、全権利者の意向については確認しており、事業については協力いただけるとの意向をいただいている。ただ、今後家屋調査や補償調査に入り、それから交渉を進めていくので、現時点での取得時期については未定となっている。工事については、用地取得が完了次第進めたいと考えており、31年度に用地取得ができれば32年度から工事を進めていきたいと考えている。
○越川雅史委員 気になるのはその先で、これを拡幅するとスムーズな相互通行ができることになると思うが、概要33ページの図で言うと、下のほうをまた削っていくとか、上のほうも拡幅していくとか、そのあたりの総合的なビジョン、全体像があるのか、とりあえずここだけ工事を行うのか。全体計画がもしあるなら伺いたい。
○道路建設課長 稲越町のこの箇所については、現在カーブで崖になっている状況であるから、この部分については先行的に安全確保をする予定である。国分高校方面は、現在2車線の対面通行となっており拡幅の予定はない。松戸方面についても崖や道路の危険性はないので、現時点では拡幅は考えていない。
○越川雅史委員 3点目、同じく道路拡幅整備事業の市道0233号、国府台病院のところである。これも、前からここが相互通行になるようにこのような計画になったことは承知しているが、まず工期はいつか。また、じゅんさい池に向かっていくほうは片側しかないので、じゅんさい池のほうから相互通行にしていくため、角の家は立ち退くのではないかとも伺っているが、このあたりの全体的なことを聞きたい。
○道路建設課長 先行的に埋蔵文化財の調査を病院跡地で行うので、工期については5カ月から6カ月程度かかる見込みとなっている。その後工事発注となるので、工期としては第2・四半期から第3・四半期の発注となる予定である。
用地については、病院も含めて全9軒が道路用地に含まれる計画となっており、角のお宅も含まれる予定となっている。こちらは現在家屋等調査を進めており、補償金等を算出し、今後用地交渉を進める予定である。
○越川雅史委員 若干答弁漏れで、第2・四半期、第3・四半期に発注したとして、工期としてどのくらいかかるのか。来年度に組み込むのか。発注してから何カ月工事に要するのかと、ここの相互通行を実現するまでの全体的な期間として何年ぐらいかかるのか。
○道路建設課長 工期は6カ月程度はかかると考えている。先行して行う埋蔵物調査の結果、その中でまた何か出てくると当然工事ができないので、その時点で工期が延びるかどうかを判断する。全体の事業計画としては、31年度中に工事着手し、32年度末完了、33年4月の供用を目指して事業を進めている。
○越川雅史委員 理解した。
次に、最後の329ページの負担金補助及び交付金の鉄道駅エレベーター等整備事業補助金について、京成菅野駅北口のほうはロータリーのようなところからエレベーターを上がって、南側に回らないと改札にたどり着けない構造である。去年の代表質問で質問して、そうすると雨に濡れてしまうので、何か雨よけのようなものをつくれないのかと質問したら、構造物はもうつくれないといったような答弁で、そうなると車椅子の方でも外に出たらびしょ濡れになりながら傘を差していくことになる。そうすると、すれ違うのも難しいと思う。
このあたりは法律が変わらなければ答弁も変わらないと言われるかもしれないが、その後、全く創意工夫がなされる計画もなく、今言ったとおりなのか、何らかの改善できる余地があるのか伺いたい。
○交通計画課長 今、歩道橋についてはNEXCOが施工しているが、その中での計画変更は聞いていないので、そのときの答弁のとおりの構造に変更はない。
○越川雅史委員 今言ったとおり車椅子で上がってきた人が、雨が降っていて、そのまま傘を差して濡れるところを南側まで行って改札に入ること自体、市民から苦情が来ても法律だからしようがないと答えるとのことで、市川市としてそれ以上の回答も準備もないのか。
○交通計画課長 今回は道路の附属物の接続点からのバリアフリーが対象となっており、道路の附属物の改修はこの計画は見ていない状況である。
○西村 敦委員 3点、一問一答で伺いたい。
323ページの道路新設改良費の委託料で、概要説明の地図でいくと21ページの妙典から塩焼のところの道路の件である。2点目が325ページ、上から2つ目、負担金補助及び交付金の私道整備補助金について。3点目が327ページの一番下、自転車等駐車場改修工事費、この3点について。
まず、概要説明の21ページ、妙典橋が開通した最初の信号のところから妙典中学校前を通って、ガーデナ通りまで行く通りだと思う。裏道で使う車も確かにいるが、ここは昔から非常に問題がある場所で、水路があって非常に環境衛生上よくない。第一終末処理場の改修に合わせて道路拡幅されるとのことであり、今回の予算の内容が予備設計及び地形測量とのことであるが、まずどのようなスケジュールで、それが終わった後どのような工事をしていくのか。
それと、ここは終末処理場の県の土地を使わないと拡幅工事ができないが、県との調整ぐあいはどうなっているのか。最終的に、1件残っていたところが立ち退くと思うが、その辺の概要や経緯も含めて詳しく伺いたい。
○道路建設課長 まず、スケジュールであるが、今年度予備設計を行い、32年度に予備設計に基づき詳細設計を実施する予定である。工事はその詳細設計完了後の33年度以降に行う予定である。
県との調整であるが、まだ道路の設計にも着手していないので、今後検討協議を進めていく予定である。
○西村 敦委員 スケジュールはわかった。県の土地、コミュニティゾーンは当然市の部分で工事も市負担なのはわかるが、その先のガーデナ通りまでの間は県の土地を使う。県としても最終的にここの北側の工事は念頭に入っていると思うが、丸々市の負担で行うのか。県の負担はゼロでいいのか。設計業務を含めて全て市が負担するのか。県との比率や負担割合についてはどうなのか。
○道路管理課長 今、第一終末処理場のほうは建設が進んでいるが、一部外周りの道路で地元からの要望もあり、12mに拡幅して計画するところである。第一終末処理場用地内にも法定外公共物ということで市の道路用地があるため、それと相殺したりして道路の拡幅用地は手当てする予定であるが、まだこれから詳細は詰めていく予定である。
委託については、それも含めて今後の協議になると思う。
○西村 敦委員 市道だから市で行う工事とのことで、今回の設計委託料も含めて全部市の負担ということでいいか。
○道路建設課長 今回の予備設計については全て市の負担で行う。
○西村 敦委員 わかった。今後また協議をお願いする。
2点目の325ページ、私道の整備補助金であるが、普通私道は土地所有者が自己責任で整備をするとの認識があったが、どのような場合にこの補助金が使えるのか伺いたい。
○道路安全課長 私道整備補助金については、当然通常の維持管理については所有者が行っているが、その道路全体の整備工事を行うときに補助するものである。舗装と排水溝等の工事がメニューとなっているが、行きどまりの道路であれば工事費の60%、通り抜けであれば工事費の75%を市で補助する制度である。
○西村 敦委員 制度自体はわかった。500万円という予算は、過去の実績に基づいて計上されていると思うが、大体この500万円で何件ぐらいの整備ができるのか。
○道路安全課長 この500万円の根拠は、件数を見積もっているわけではなく、私道整備補助金の限度額を500万円と定めており、もし大口の申請が来たときに500万円まで出すと要綱で定めているので、最低金額として予算計上している。工事については大小あり、数十万円から100万円、200万円とケースによって違うので、一律に幾らという数字はない。
○西村 敦委員 その点は了解した。
最後に自転車駐輪場の改修であるが、これは行徳の第1駐輪場だと思う。スケジュールも聞きたいが、現在当然利用されている。あそこは多分いっぱいになっていて、置けない人もいるのではないかと思うが、使いながら利用者に迷惑をかけずに工事ができるものなのか、その辺の工事の概要を、利用者との調整を伺いたい。
○交通計画課長 来年度は2階部分の防水工事を予定しており、多少端に寄る等は途中で必要かと思うが、今利用している方は利用できる形で進めていきたいと考えている。
○西村 敦委員 わかった。東側にあった無料駐輪場が今更地になっているが、そこをあえて使わなくても大丈夫なのか、確認したい。
○交通計画課長 今の第1駐輪場の中でおさめられるよう改修していきたいと考えている。
○金子貞作委員 一問一答で3点伺いたい。参考資料の34ページ、道路拡幅整備事業、それから当初予算案の概要の56ページ、コミュニティバス運行事業、予算書の324ページ、交通対策費について。
最初に、宮久保3丁目558番地の3、道路拡幅整備事業であるが、ここを私もよく通るが、この道路拡幅はどのような目的で、またどのような経緯で予算化に至ったのか伺いたい。
○道路建設課長 まず、参考資料34ページ、派川大柏川両岸道路であるが、この事業については千葉県が施工している派川大柏川改修事業と共同で、派川大柏川の両岸に市道を整備するものである。千葉県では河川管理用通路として3mの道路をつくる予定であるので、市では1m分を拡幅して4mの道路に整備する計画である。
○金子貞作委員 河川管理用通路とのことであるが、内容がよくわからないので伺いたい。河川管理用通路とはどのようなもので、今までなかったものを今回新たにつくる目的は何か。
○道路建設課長 河川管理用通路は、河川を管理するために必要な道路で、河川を管理するための車両が通る道路となる。基本的には、河川を管理する通路の幅は3mと決まっている。しかしながら、沿道に張りつく建物としては4mの接道要件が出てくるので、市としても道路としての利用を考えて4mまで拡幅するため、1m分を市が負担して4m道路にするものである。
○金子貞作委員 わかった。
次に、当初予算案の概要の56ページ、コミュニティバス運行事業の拡大ということで、今回新たに北国分ルートが実証実験運行になる。これの経路はわかるが、1日何便ぐらい走るのか。北東部ルートについては、この間利用者が減っていて廃止されるのではないかとの話があった。廃止されては困るが、利用者はふえつつあるのか。そして、PRの効果が出ているのかどうか。さらに、大町から乗るのは1日6便しかないので市民からもう少しあってもいいのではないかとの声がある。例えば、南部ルートは土日がふえている。北東部ルートは土日祝日の増便は検討できないのか伺いたい。
○交通計画課長 まず、北国分ルートは北国分駅から矢切駅を結ぶルートで、北国分駅発が5便、矢切駅発が5便の計10便を予定している。
次に、北東部ルートの利用者が減っているので廃止されるのではないかとのことであるが、今年度は昨年度よりも毎月約10%利用者がふえているので、今のところ採算率を確保できると見込んでいる。また、PRについては地元の実行委員会の方々が地元の自治会にコミュニティバスのPR活動をしていただいたり、市職員もいろいろなイベントのポスターを作成して自治会に掲示してもらうなどしたことも効果があったかと考えている。
また、北東部ルートの増便については、採算率が厳しいところもあり、また、増便すると運行経費がその分上がるため、今のところ増便は難しいと考えている。また、日曜日の増便についても、北東部ルートは日曜日の利用者が極端に低い状況があり、実行委員会でも採算率が悪ければ日曜日の便はさらに減らさなければいけないとの議論が出ているぐらいであり、日曜日はかなり利用者が少ない状況が見受けられる。
○金子貞作委員 北東部は利用者が若干上向いているとのことでほっとしたが、南部ルートでコルトンプラザまで行き、それから北東部ルートに乗って大町自然公園、動植物園に300円で行ける。だから、土日は動植物園に行きたいという方がいると思う。南部ルートから北東部ルートに乗って動植物園に行くことになると非常に利便性もいい。循環ルートと往復ルートの利用状況はどうなっているのか。それから、往復ルートをもっと南部ルートに合わせた増便ができないのか。
○交通計画課長 南部ルートから北東部ルートへの接続については、利用状況を確認しながら北東部ルート、南部ルートのそれぞれの実行委員会の方とも話し合いを進めて、できる限り利用しやすい形で進めていきたいと考えている。
○金子貞作委員 わかった。その接続をもう少し、南部ルートに乗ってコルトンプラザへ行ったら、今度は北東部ルートに乗れるようにして動植物園に行ったり、逆に行徳の野鳥観察舎に行きたいなど、それはやはりお互いが見たことのないようなところに行けるようそれぞれの実行委員会で調整していただいて、ぜひ検討していただければと思う。
次に、交通対策費の自転車対策関係委託料なのかわからないが、雨の日にまだ傘を差して自転車に乗っている人が見受けられる。傘を差すのは違反行為であると思うが、その辺の指導はどのようにしているのか。
当然カッパを着て乗ることはできるが、屋根がない駐輪場で言われるのは、カッパを脱ぐ場所がないとのことである。全部屋根をつけろとは言わないが、雨の日、駐輪場に行ったときにカッパを脱ぐことができるように一部でもいいから屋根をつけられないのか。交通安全指導について、その2点伺いたい。
○交通計画課長 自転車の傘差し運転についての御意見は市民メールでもある。毎月10日に自転車の安全利用の関係の啓発を行っており、それについての取り締まりとなると警察にも協力して一緒に啓発活動を行っている。取り締まりは警察のほうにお願いしていくしかないので、余りにもひどいなどの意見が市民メール等であると、それは警察には情報提供している。
また、駐輪場の屋根については、建築確認上必要なことがあったりするとなかなか難しい部分があるのと、駐輪場を民間から借りているところも多いので、そのようなところは地主とも話をしていかなければならない状況であるので、しばらく御不便をかけるかもしれないが、すぐに対応は難しい状況である。
○金子貞作委員 屋根のない駐輪場は結構あり、雨の日は自転車に乗っていけない。市川大野駅の場合は駅まで行ってそこで脱いでいくという状況もある。利用者の利便性を考えれば、一部でいいので屋根があって、そこで脱いで駅に行くことができるようにぜひ改善してもらいたい。そんなに難しい話ではないと思うが、建築上できない問題があるのか。
○交通計画課長 建築確認上も含め、どのような手続があるのかというところから調査研究していかなければいけないと考えているので、今の段階では詳細な答えができず申しわけない。今すぐに屋根をつけるのは難しい状況である。
○金子貞作委員 利用者の立場に立って、どのような方法でできるかぜひ研究検討してほしい。
○久保川隆志副委員長 参考資料2から3点、一問一答で伺いたい。
参考資料2の12ページ、道路調査委託料。次が15ページ、北方町の関連の拡幅整備の内容に関して。3点目が16ページ、派川大柏川両岸道路について、先ほど金子委員からも質疑があったが、両岸であるが今宮久保側だけなのか、私も本会議で質問しているが、両岸で4m道路をつくって、さらに派川大柏川を拡幅していく、そのような事業かと認識しているが、この辺の内容に関してである。
まず1点目、一番上の道路調査の空洞調査とFWD調査の違いと、あわせてこれはそれぞれ700万円や500万円で委託しているが、同じ業者で委託していくのか、それともそれぞれで行っていくのか。1つの業者で両方できる業者があるのかも含めて、その辺の委託方法、内訳を伺いたい。
○道路安全課長 参考資料の12ページ、道路調査の内容についてである。まず、道路の空洞調査業務700万円を計上している。これは、レーダーを搭載した特殊車両において、地中1.5mまでの範囲にある空洞を発見する機械で計測する。走らせたまま調査できる特殊な車両で、それを3路線行っていきたいと考えている。
道路調査のFWD調査は、既存の舗装の残存強度を調べる機械で、道路に4tの振動をかけて、その時点でどの程度舗装がたわむのかをはかる機械を搭載した車両で調査する。かつ、試掘や断面調査も行い、それによって今後舗装していく舗装構成を決めていくものである。
同一の業者でできるかとのことであるが、車両が全く違うものであり、現在リース等もあると聞いているが、自社で所有しているかリースできるような業者から一般競争入札を行う。
○久保川隆志副委員長 業者は同一で選定をかけるとのことで理解した。
2点目の北方町の道路拡幅整備事業の関係である。拡幅して、当初計画していた部分とは少し道路の形が変わっていると思うが、その経過について。また、昨年視察に行った場所でもあるが、用地の取得状況、今後の日程、最終的に31年度中で整備が完了するのかどうか、またこの土地には結構瓦れきもあるかと思うので、その辺の工程も予測しながらのスケジュールになっているかも含めて、あわせて伺いたい。
○道路建設課長 現在の交差点形状であると、市川学園のほうから東側に直進すると、信号機の交差点の中で食い違いが生じることになる。その食い違いが生じることにより車両通行の危険性が増すので、交通管理者との協議により道路の線形を北側に曲げて整備するものである。
用地の取得状況については、1月末現在で全24件のうち21件取得している。面積ベースで取得率としては89%となっている。こちらについても交渉は順調であるので、間もなく――年度内もしくは年度を少し越えた時点で、用地取得が完了する見込みとなっている。整備時期は、31年度から道路工事に着手していく予定で、32年4月の供用開始を目標として整備を進めるものである。
○久保川隆志副委員長 内容は理解した。用地取得があと残り3件、これも年度内で完了して、31年度末までで整備が終わるとの流れである。当初、市川学園から一本道で突き当たる予定であったものが、最後の部分で斜めにカットして道路の安全性を確保したとのことで理解した。
最後に、3点目の16ページ、派川大柏川両岸道路について、金子委員からも質疑があったが、両岸道路の整備とのことであったが、宮久保側が先行して用地の取得ができそうなので行うのか。またこの取得後、さらに34ページの地図で言う左側、西側の方向の用地も今後可能な範囲で取得していくと思うが、これは宮久保側で一連の拡幅をしていくのか、東菅野側も同じように道路を可能な範囲で用地を取得しながら進めていくのか、その辺も含めて、今回のこの予算に関しては両岸とありながら、派川大柏川に対して宮久保側だけの片側の道路用地を取得するイメージでいいのか。
○道路建設課長 こちらの事業は千葉県の河川改修事業に合わせて行っている。千葉県では、地権者より買い取りの希望があったところを優先的に買い取っており、今回予算計上した箇所についても地権者より千葉県に要望があった箇所である。市川市としては、千葉県に合わせて用地を取得していることから、今回宮久保側の用地取得に至った。
○久保川隆志副委員長 整備に関しては県3m、市1mであるが、取得、整備のお金も全部同じような割合ということでいいのか。
○道路建設課長 同じ割合である。
○田中幸太郎委員長 次に移る。
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○田中幸太郎委員長 歳出第8款土木費第3項河川費の説明を求めるが、説明に当たっては特に新規事業のもの、前年度と比較して大幅に変わった点について説明願いたい。
なお、継続費については歳出予算の説明が全て終了してから説明願いたい。
〔河川・下水道管理課長、河川・下水道建設課長 説明〕
○田中幸太郎委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 質疑がないので、質疑を終結する。
次に移る。
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○田中幸太郎委員長 歳出第8款土木費第4項都市計画費の説明を求めるが、説明に当たっては新規事業のもの、前年度と比較して大幅に変わった点について説明願いたい。
なお、継続費及び債務負担行為については歳出予算の説明が全て終了してから説明願いたい。
〔都市計画課長、街づくり推進課長、道路建設課長、下水道経営課長、公園緑地課長、動植物園長、開発指導課長 説明〕
○田中幸太郎委員長 質疑はないか。
○越川雅史委員 一問一答で3点伺いたい。
最初が、339ページ、第2目都市整備費第13節委託料、まち並み景観整備委託料。2つ目が、341ページ、第3目街路事業費第13節委託料、都市計画道路3・4・12号整備事業委託料。3点目が353ページの第7目宅地費第13節委託料の3点についてである。
まず、まち並み景観整備委託料としてこれまで実施してきて、私の認識では国から地方創生か何かの交付金が出るということで、この事業を始めた。当初、3カ年か何かで、市内6駅、市川と妙典と南行徳と本八幡、その後北国分と行徳がふえた。まず、その効果と、今後どうしていくのか説明してほしい。
○まち並み景観整備課長 夜間景観の意識の醸成ということで市が始めたが、効果としては、地域住民が積極的に景観活動に参加するようになったり、点灯式を行ったり、また商店のほうに自発的な広がりが出てきたことである。市民満足度調査等でも、引き続き行ってほしい、今後も続けてほしいとの意見が7割近くとなっている。今後については、このままずっと市が2,000万円の予算を計上して実施するのも厳しいところがあると思うので、今後は委員会なり地域の商店会等への働きかけを市としても積極的に行い、移行できるものは移行していきたいと考えている。
○越川雅史委員 具体的に5カ所、このまま継続ということで、イルミネーションの設備はたしか3年ぐらいの寿命であり、設置してつけたままで3年経過したから北国分は撤去したと聞いたが、撤去したところも含めてまた継続ということでいいか。
○まち並み景観整備課長 今、6カ所イルミネーションを設置している。3年の寿命というのは、イルミネーション自体の寿命が3年で線が切れたりするということで、また新規で買っている。イルミネーションは今まで設置したままにしていたが、毎年つけ外しすることを今年度から行っている。現状では引き続き6駅は実施していく予定である。
○越川雅史委員 色味は、当初市川駅の南口は真っ青で、運転する人からは目ざわりとの苦情もあり、今回はほかの色も入り大分見た目もよくなったかと思う。今後、地域の人や商店街を巻き込むことになると、どのような色味がいいのか。今、北国分駅と市川駅の南口では全然色が違っていて、あえて違いを出しているのだと思うが、地域の愛着という意味では好きな色を選んでもらったり、その地域に合う色を選んでもらうほうが満足度が高まるのではないかと思うが、色の選択はどのような考えに基づいているのか伺いたい。
○まち並み景観整備課長 色味についてはいろいろ意見があり、イルミネーション自体、ある程度色が限られた中での設置になるので難しいが、自治会なり商店会等、地元の意見をなるべく聞きながら色の選定をしていきたい。
○越川雅史委員 わかった。将来的にこのまま市の2,000万円の持ち出しを続けられないから形態を変えてくれというのはわかるが、今設備投資して、とりあえず来年度までなのか再来年度までなのか、今の設備がいつまでもつのか。北国分駅と市川駅南口だけでいいので、確実にここまで続けられるという今の時点のものを教えてほしい。
○まち並み景観整備課長 今の設備がどのぐらいもつかということであれば、設備面からすれば、今回新規で変えたので機械自体は最低3年もつ。イルミネーションの今後については、第3次実施計画でも32年度まで位置づけられているので、32年度以降はまた協議していきたい。
○越川雅史委員 次に進む。341ページ、都市計画道路3・4・12号整備事業委託料で、参考資料2の66ページの交差点改良であるが、この図だけだとわからないので工事概要を詳細に伺いたい。
○道路建設課長 今回の交差点改良については、都市計画道路3・4・12号が接続する区画整理地側の東側の交差点で、Tの字に黒く塗っている箇所がある。こちらの交差点の距離が近いということで、交通管理者からこちらの交差点も含めて供用前に協議、また交差点を改良するように指導を受けている。こちらの交差点と区画整理地側については、現在自転車走行空間がないので、今回新たに3・4・12号の整備で自転車・歩行者道を整備する予定となっていることに合わせ、連続して自転車走行空間の検討を行うために委託するものである。
○越川雅史委員 T字路のところは具体的に何を行うのかがよくわからない。交差点が近接しているから改良ということしか聞いていない。
○道路建設課長 現在の信号機が新しい交差点、都市計画道路3・4・12号が接続する道路のほうに移設となる。交差点の距離が近いとのことで、この信号の処理を委託の中でどうするか、現在ついているものを撤去するのか、あるいは交差点の形状を少し変えてそのまま残すのかといった検討を行うものである。
○越川雅史委員 改良というのは信号だけの話なのか。信号が撤去になる、または動くなど、形状は一切変わらないのか。
○道路建設課長 形状についても、今後の警察との協議の中で形をどのようなものにするのかを検討していく。
○越川雅史委員 まず検討を始めるとのことで、どうなるかはまだ全然わかっていないとのことで理解した。
最後に、353ページ、参考資料2の89ページ、急傾斜地崩壊対策委託料について、まずシンプルにこの国分3丁目の場所を聞くが、ここが選ばれた経緯、どのような理由でここが選定されたのか伺いたい。
○開発指導課長 国分3丁目の崖は、昭和60年9月に千葉県から急傾斜地崩壊危険区域として指定されていた。その翌年、61年度には地権者の同意のもと、一部崩壊対策工事を済ませている。今回は残りの部分について、平成30年度に入って地権者から対策工事の同意を得られたので、今回工事の準備として地質調査や測量、実施設計といった業務を委託するものである。
○越川雅史委員 30年あいたのは、その間所有者がかわったのか、同意が得られず宙に浮いていたものがようやくここに来て進展したとの理解でいいか。
○開発指導課長 崖地の地権者については言われたとおりであるが、代がかわったり等の事情も含めて、なかなか了解がとれないところである。
○越川雅史委員 このような急傾斜地は市内に幾つもある気がしていて、曽谷5丁目と4丁目の境あたりにも結構な傾斜地がある。民地なので、例えばそのような急傾斜地でそれ自体も危なかったり、そこから木が道路のほうに出ていたりしても、民法的にはその人に言って切ってもらわないといけないといったように、対応してくれないとどうにもならないのかなという感覚で、相談を受けて対応してくれる地主もいるが、そうでない場合は困っていた。急傾斜地の定義はわからないが、市内に結構たくさんあると思う。県が認定すれば動くのかもしれないが、認定していないところでも市は独自の対策を行う余地というか、制度は何かあるのか。
○開発指導課長 まず、市川市内においては、市川市防災計画で位置づけている危険区域の崖地として、88カ所指定している。そちらの崖地については、さまざま苦情が入ることもあるが、やはり地権者が措置を施していただくのが前提であるので、私どものほうで地権者を当たってお願い申し上げているところである。
そのほかの傾斜地に関する苦情に関しては、その都度地権者を探してお願いするが、傾斜地の対策工事はかなりの費用がかかるので、それに関しては本市の助成制度がある。新規の崖だと限度額450万円、既に大谷石の擁壁を過去に設置したものは限度額250万円の補助制度を設けている。
○越川雅史委員 意地悪な質疑をする気はないが、今言った88カ所、防災計画で危ないところがあると思うが、これが解消する見通しは立っていないと思う。88カ所の今後はどうなるのか。例えば何カ所については話が進んでいて、何年以内に解消できそうなのか、先ほどの30年放置になってしまったように、全然見通しが立たないのか。なぜ質疑しているかというと、防災計画がそこまではっきりしているなら一刻も早くお金を投じてでも安全対策を行わないといけない中で、別に課が悪いと言っているのではなくて、予算や人の配置の仕方が不十分なのか今の取り組みについて検証したいので、率直なところ、88カ所について現在どのような見通しを持っているのか伺いたい。
○開発指導課長 今の危険区域として位置づけている88カ所の中で、これまでに急傾斜地14カ所については対策工事を完了させた。ほかにまだ多く残っているところに関しては、地権者からの対策の要望があったところから順次、対策工事に向けて準備を進める。なかなか88カ所もある中で同意を得るのが難しく、一遍にはできないし、今後も根気よく地権者に説明して対策工事につなげていければと思っている。
○越川雅史委員 地権者が都内の人であったり地方にいたりで連絡のとれない人もいると思うが、残り74カ所の地権者には全部当たれているのか。当たれずにどうにもならない箇所がどのぐらいあるのか。地権者と話をして今後対応していけそうなところと、交渉困難箇所ではないが、そこの内訳がわかれば伺いたい。
○開発指導課長 土砂災害防止法の区域指定に必要な住民説明会を実施している崖地がある。その対象の58カ所のうち41カ所で説明会を既に実施している。これは県主催であるが、市も一緒に協力して実施している。ただ、この説明会の参加者全てが地権者と限らないので、地権者を探して交渉していくのは難航している。その辺は今後どのようにしていくか研究していかないといけないと思っている。
○越川雅史委員 地権者は一応誰が土地を所有しているのか登記簿等でわかるから、基本的にそこは当たるであろう。その土地に住んでいる人なのか、違うところに住んでいるのかで、違うところに住んでいたとして、手紙等で連絡をとれるのか。空き家対策でも同じような感じであるが、説明会の話は違う話で、地権者に当たることは、行っていなければこれから行ってほしいとの話であると思う。例えば説明会に来てくれた地権者がいたとして、話が少しずつ始まっているとか、全くどこの誰かわからないからそこから始めないといけないとか、手紙を送っても返事がないとか、現在、地権者にどの程度当たれていて、どんな感じなのか伺いたい。
○開発指導課長 当面の話をすると、現在三中の裏の崖地に関して対策工事に向けて住民、地権者と協議を進めている。それ以外の崖については、現在全ての地権者に当たることはしていない。
○越川雅史委員 当たっていないので当たっていこうと思う、などと言ってもらえればよかったが、これ以上の答弁は結構である。
○田中幸太郎委員長 暫時休憩する。
午前11時51分休憩
午後1時開議
○田中幸太郎委員長 再開する。
質疑はないか。
○金子貞作委員 一問一答で3点伺いたい。
1つは、337ページの13節委託料、震災復興マニュアル等策定委託料。次に、その下の都市計画道路指導図更新委託料。それから345ページの公園費13節委託料、実施設計等委託料の3点について。
まず、震災復興マニュアル等策定委託料の内容と、なぜこれを実施するのか伺いたい。
○都市計画課長 1点目、震災復興マニュアル等策定委託料について説明する。本事業は、今後首都圏でも起こり得る大震災発生後の速やかな都市復興を実現するため、事前復興準備に必要な事項を検証し、職員の行動マニュアル、また市民啓発用のパンフレットを作成するものである。災害復旧については原形に復旧することを言うが、都市復興については土地区画整理事業の手法などを用いて脆弱なインフラ等を改善していくものとなる。そのためには、職員の意識向上と市民の理解が必要不可欠であることから、近年の復興事例などを参考にしながら、本市の特性に合った職員の行動マニュアルを作成することによって、有事の際、迅速に対応できるものとしていきたいと考えている。
○金子貞作委員 1,200万円の金額の根拠を伺いたい。災害が起きてからの迅速な対応となると、今危機管理課のほうで防災マップ等をつくっている。この委託料を見ると、震災があってどのように復興していこうかと読み取れるが、危機管理課との違いはどのようなものか。
それから、職員の行動マニュアルとパンフレットの発行とのことであるが、この辺の内容ももう少し伺いたい。
○都市計画課長 委託の内訳であるが、まずは、震災が起きたときにどのような災害が起きるかの基礎調査、また震災復興のマニュアルについてはどのような形で復興するのかなどを全国の事例などを参考にしながら作成していくものである。危機管理の防災計画との違いは、復興計画を実際策定することになるが、こちらは地域防災計画の中に位置づけられている。ただ、地域防災計画の位置づけにあるものについては、その作業の概要しか記載されていないことから、来年度の委託をもって詳細にどのような形で、どのような災害に対してどのような手法を用いて復興していくかを詳細に定めていきたいと考えている。
最後のパンフレットについては市民啓発のパンフレットを考えており、実際復興する際は区画整理等が必要となり地域の合意形成が必要である。復興とは原形復旧するのではなく、狭い道を広くしたり、公園を設けたりするなど、そのようなことが大事であると市民の方々にもわかってもらえるパンフレットをつくっていきたいと考えている。
○金子貞作委員 次に、同じく337ページ、都市計画道路指導図更新委託料の金額の根拠と内容、そして目的について伺いたい。
○都市計画課長 都市計画道路指導図についてであるが、都市計画決定された区域内については建築制限があり、将来的に事業をする際に容易に除却できるものということで、階数を2階以下にしたり、構造についても木造や鉄骨造にしなければならないとしている。その区域のラインを、これから建築を計画する方々に見ていただき、なるべくそこを避ける形で建築するようお願いする指導図面になっている。現在の指導図面は昭和50年代に作成されたものであり、現状と様相が変わっていることから、適切な指導が難しくなってきている。このため、現在未着手となっている路線の都市計画道路指導図面を更新するものである。
作業としては、飛行機を飛ばして空中写真測量を行う。その写真から図面を作図することになるが、数値図化といって精度の高い作図となることから、写真から図を落とすための費用と時間を大変要するものであり、5,000万円という金額になっている。
○金子貞作委員 昭和50年代に作成して、今は大きく変わっている。この都市計画道路そのものを見直すこともあり得るのではないかと思うが、国交省も30年間動かない道路はつくらないとの方向も出しているが、50年代に線を引いて、それを守らない人もかなりいると思う。違反行為というか、その辺も市として対応はどうしているのか。
○都市計画課長 昭和50年代の作図から40年以上経過しているので、見直しは必要と考えている。違反については今のところ把握していない。
○金子貞作委員 昭和50年代につくって、やはり現実的ではない、これから車もどんどん減っていく。道路を広げることだけが課題ではないと思う。その点ではぜひ思い切った見直しも含めて検討してほしい。
次に、345ページ、公園費の委託料についてである。参考資料の71ページに3つある中の3番、梨風緑地実施設計業務委託は1,000万円計上されている。ここは私もよく見ている地域であるが、1,000万円の根拠と、かなり危険な崖地になっていると思うが、この調査、そしてその次はどのような対策をとっていくのか伺いたい。
○公園緑地課長 梨風緑地については、現状で斜面の中の表土がかなり雨で流されており、木の根が露出している状況となっている。これについては崖上に住む方々からも対策の要望をいただいており、今回ここの緑地の現況測量と地質調査と実施設計を行い、今斜面がどのような状態であるのか、それに対してどのような対策をとったらいいのかを検討する委託を発注する予定としている。この積算根拠については、積算基準に基づいて積算している。
○金子貞作委員 この施行理由の中に、斜面緑地崩壊対策事業として測量調査を行っていくという内容になっているが、今後この事業に位置づけていくということでいいのか確認したい。
○公園緑地課長 今回実施する測量調査等によって、危険である、対策工事が必要ということになれば、斜面緑地崩壊対策事業に位置づけて整備を進めていく計画になるかと思う。
○金子貞作委員 ここは私が見ても根が露出したり木に民家が覆われていたりして、伐採もしていかないと危険度がさらに増すと思うので、その点での維持管理はしっかり行っていただきたいことを要望して終わる。
○西村 敦委員 一問一答で4項目、主に公園費である。
委託料のうち下妙典公園施設計画検討業務委託。それと工事請負費の広尾防災公園と常夜灯公園、あとは市道0107号の街路樹の植樹の件。以上4点、簡単に伺う。
まず、下妙典のところで、参考資料2の74ページに図面が載っている。61ページにコミュニティゾーンの図面も載っていて、内容は測量や地質調査で同じような気がするが、違いがどうなのか伺いたい。
○公園緑地課長 下妙典の測量等については、このコミュニティゾーンの中に一部公園が配置される予定であるので、公園に係る部分を公園緑地課で発注するという役割分担をしている。
○西村 敦委員 61ページの地域コミュニティゾーンの測量と地質調査は、この公園部分を除いた南側施設の調査と認識していいのか。
○公園緑地課長 そのとおりである。
○西村 敦委員 同じではないとのことで理解した。
2点目、82ページ、広尾防災公園整備工事について、以前いただいた行徳臨海部特別委員会の資料には、サッカー場と括弧で記載されていて、サッカーだけではないと思っていたが、この参考資料では、人工芝にラインを引いて、サッカー、フットサル、野球仕様とさまざまなスポーツがあるとのことであるが、ほかにはどのような種目を考えているのか、できる限り列挙してほしい。
○公園緑地課長 広尾防災公園については人工芝を張るが、人工芝に野球、フットベースボール、サッカー、こういった競技のラインを色を変えて引き、さまざまな競技に対応するよう整備を予定している。また、これ以外のスポーツは、自由使用の日もあるので、そういったときは利用者がそれぞれ好きなスポーツを楽しめると考えている。
○西村 敦委員 一応確認するが、これは平日、土日も含めて利用申請をして、従来どおり予約して利用する形になるかと思うが、それは例えばサッカーに専用特権を与える等はなく、先着順など公平だと考えていいのか。使用の仕方を教えてほしい。
○公園緑地課長 予約については、現在では土曜日が団体利用する日ということで予約制とし、それ以外の日は自由使用とすることを想定している。予約については、スポーツ課の予約システムに乗せてもらう形で検討は進めている。
○西村 敦委員 わかった。
次に、参考資料2の73ページ、常夜灯公園の街灯を2基設置するとのことであるが、今まで何基あって、それで2基設置して計何基になるのか教えてほしい。
○公園緑地課長 常夜灯については、今2基ライトアップする街灯がついているが、さらにもう2基追加する整備を考えている。
○西村 敦委員 ライトアップ用で、普通の街灯ではないということか。用途だけ教えてほしい。
○公園緑地課長 この地域のシンボルとなる常夜灯の魅力をさらに高めるということで、常夜灯自体をライトアップする計画で進めている。
○西村 敦委員 わかった。
最後に街路樹であるが、参考資料2の86ページ、街路樹等整備工事の駅前通りからカーデナ通り、これはカリフォルニア通りなので、多分アメリカのカリフォルニアで生えているハナミズキ60本ということであるが、写真を見てもわかるが、それほど歩道部分は広くない。外側線もカリフォルニア通りはそれほど広く設定していないので、基本的に自転車が歩道を通るケースが多いが、このような道路を塞ぐ形で街路樹を60本も植えると交通安全上どうなのか。道路に街路樹を植えることが概念としてどうかと思うが、予算をつけなければいけないので行うのか、逆にないほうが交通安全上いいような気がするが、その辺の市の基本方針、歩道上の安全対策と街路樹を植栽することの考え方を伺いたい。
○公園緑地課長 街路樹については、都市化の進んだ市川市の中で緑が少ない町に潤いをもたらす意味で街路樹の整備が必要と考えている。86ページの市道0107号は、写真を見ると、今何も植わっていない植栽升が歩道の真ん中にある状態になっている。このようなところは何カ所もあるが、このような何も植わっていない植栽升を車道側に寄せて木を植える予定である。歩行空間はできるだけ確保していくとの考えのもとに進めていきたいと思っている。
○西村 敦委員 考え方はわかるが、やはりそこの部分だけ避けていくと、自転車同士はすれ違えない感じがする。もっと車道と歩道の縁石に沿った形で、余り交通の邪魔にならない形を考えてほしい。その辺だけ設計のときになるべく交通上安全が確保できるやり方でお願いしたいので要望しておく。
○久保川隆志副委員長 1点伺いたい。
339ページ、都市整備費の委託料、LINEスタンプ作成委託料が企画費ではなくここに計上されている理由と、詳細を教えてほしい。
○まち並み景観整備課長 LINEスタンプについて説明する。今回つくる目的は、ガーデニング・シティいちかわ事業のオリジナルキャラクターとなっているクロロとバララが、まち並み景観整備課で担当するガーデニング事業のキャラクターとなっている。今回35万円ということで、クロロとバララを作成した坂崎先生は市川市にゆかりがあり、クロロとバララをつくっていただいたほかに、啓発事業の1つとして協力をいただいている。この坂崎先生はJRのスイカやチーバくんをつくった方で、ぜひということで市川市に協力していただき、今回16種類のLINEスタンプをつくる予定である。
また、歳入としても、これを販売するが、実際35%がグーグル、アップルの手数料、LINEの手数料としてLINE株式会社に30%、市川市は35%入る予定である。1個120円で、市の歳入としては1個売ることで42円の歳入を見越している。近隣では茂原、白井でオリジナルキャラクターでLINEスタンプを売っているが、おおむねことしは1,000件売れることを前提に取り組んでいる。
○久保川隆志副委員長 有料で120円ということで理解した。
○公園緑地課長 先ほどの西村委員のコミュニティゾーンの測量に関する質疑に対する答弁で、地域整備課では測量は3.3haを実施する。公園部分も含めて高さの設定は全体で地域整備課で行う。さらに、公園は中の池部分の詳細の測量を行うということに訂正願いたい。
○田中幸太郎委員長 ただいまのとおり、発言の訂正を許可する。
○松永鉄兵委員 1点伺いたい。
先ほど越川委員の質疑の中で、国分3丁目の崖地整備の質疑があったが、参考資料2の90ページを見ると、崖地があるところの一部分だけが対象になっていると思うが、その前後、左右は現状として工事が終わっているという位置づけなのか。
○開発指導課長 委員言われるとおり、この崖は総延長約178mあるが、このうち約134mを昭和61年度に対策工事完了済みである。今回は残りの部分の委託料を計上するものである。
○松永鉄兵委員 そうなると、30mと40mで、178mのうち残りの100mは残っているということか。
○開発指導課長 総延長が178mある、国分3丁目、幅で言うと178mである。そのうちの今回は40mほどが未施工だったので、こちらを考えている。
○田中幸太郎委員長 以上で質疑を終結する。
暫時休憩する。
午後1時29分休憩
午後1時31分開議
○田中幸太郎委員長 再開する。
討論の発言はないか。
〔越川雅史委員 賛成討論〕
○田中幸太郎委員長 ほかになければ討論を終結する。
採決する。
本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に移る。
議案第67号 平成31年度市川市下水道事業会計予算
○田中幸太郎委員長 議案第67号平成31年度市川市下水道事業会計予算を議題とする。
提案理由の説明を求める。
〔下水道経営課長 説明〕
○田中幸太郎委員長 質疑はないか。
○西村 敦委員 1点伺いたい。
参考資料2で、図面でいくと103ページ、マンホールトイレが大洲小ほか3校、120ページにも新浜小のマンホールトイレ設置云々と出てくる。いずれも総合地震対策系の設計業務委託と工事費と分けているが、工事委託に入っているところまで含めると、今市内のマンホールトイレの設置状況は、何校中何校が対象になって、残り何校をこのような予定で設置していくのか。地震はすぐに来てもおかしくない状況なので、非常にこのマンホールトイレは有効かと考える。このマンホールトイレ設置事業の概要について伺いたい。
○河川・下水道建設課長 平成31年度は、工事については1件、設計業務委託は4校実施予定である。
○西村 敦委員 全体観を教えてほしい。わからなければ後日資料でもいい。全小学校39校のうち、これで何校に着手したのか。15校ぐらいだと思うが、残りは年何校ぐらいのペースで設置していくのか、概算でいいので伺いたい。
○河川・下水道建設課長 全体で現在10校程度の予定がある。
○西村 敦委員 きょうでなくてもいいが、進捗状況の資料をいただきたい。
○髙久利明水と緑の部次長 進捗状況から言うと、総合地震対策計画に位置づけてマンホールトイレをこれから設置していこうとしている。それは、下水道の入っているエリアの小学校の緊急避難所にこれから順次設置していこうとしていて、今までの実績としては、大洲防災公園と広尾防災公園に既に当時の公園整備の中で設置してきた経緯がある。実際、設置しているのはそれだけで、これから10校に対して順次つけていく計画である。
○越川雅史委員 1点伺いたい。617ページ、第1款第1項第1目下水道使用料で、下水道普及率が3月末時点でどのくらいになるのか。そして、31年度でそれがどのくらいになるのか。
あと、普及率の考え方は、接続まで終わっているのか、接続できる状況になっているということなのか。その普及率の定義も含めて説明願いたい。
○河川・下水道建設課長 普及率は人口ベースであり、供用している人口である。普及率のパーセンテージは、30年度末の予定では約73.8%、31年度末になると74.5%で約0.7%の増と見込んでいる。
○越川雅史委員 下水道の普及計画は5年ぐらいあると思うので、32年度末、33年度末から5年分ぐらいわかれば伺いたい。
○河川・下水道建設課長 今0.7%増ぐらいで来ているが、今のところ大体毎年そのぐらいだと思っている。
○田中幸太郎委員長 他に質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 以上で質疑を終結する。
討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 以上で討論を終結する。
採決する。
本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に移る。
提案理由の説明を求める。
〔下水道経営課長 説明〕
○田中幸太郎委員長 質疑はないか。
○西村 敦委員 1点伺いたい。
参考資料2で、図面でいくと103ページ、マンホールトイレが大洲小ほか3校、120ページにも新浜小のマンホールトイレ設置云々と出てくる。いずれも総合地震対策系の設計業務委託と工事費と分けているが、工事委託に入っているところまで含めると、今市内のマンホールトイレの設置状況は、何校中何校が対象になって、残り何校をこのような予定で設置していくのか。地震はすぐに来てもおかしくない状況なので、非常にこのマンホールトイレは有効かと考える。このマンホールトイレ設置事業の概要について伺いたい。
○河川・下水道建設課長 平成31年度は、工事については1件、設計業務委託は4校実施予定である。
○西村 敦委員 全体観を教えてほしい。わからなければ後日資料でもいい。全小学校39校のうち、これで何校に着手したのか。15校ぐらいだと思うが、残りは年何校ぐらいのペースで設置していくのか、概算でいいので伺いたい。
○河川・下水道建設課長 全体で現在10校程度の予定がある。
○西村 敦委員 きょうでなくてもいいが、進捗状況の資料をいただきたい。
○髙久利明水と緑の部次長 進捗状況から言うと、総合地震対策計画に位置づけてマンホールトイレをこれから設置していこうとしている。それは、下水道の入っているエリアの小学校の緊急避難所にこれから順次設置していこうとしていて、今までの実績としては、大洲防災公園と広尾防災公園に既に当時の公園整備の中で設置してきた経緯がある。実際、設置しているのはそれだけで、これから10校に対して順次つけていく計画である。
○越川雅史委員 1点伺いたい。617ページ、第1款第1項第1目下水道使用料で、下水道普及率が3月末時点でどのくらいになるのか。そして、31年度でそれがどのくらいになるのか。
あと、普及率の考え方は、接続まで終わっているのか、接続できる状況になっているということなのか。その普及率の定義も含めて説明願いたい。
○河川・下水道建設課長 普及率は人口ベースであり、供用している人口である。普及率のパーセンテージは、30年度末の予定では約73.8%、31年度末になると74.5%で約0.7%の増と見込んでいる。
○越川雅史委員 下水道の普及計画は5年ぐらいあると思うので、32年度末、33年度末から5年分ぐらいわかれば伺いたい。
○河川・下水道建設課長 今0.7%増ぐらいで来ているが、今のところ大体毎年そのぐらいだと思っている。
○田中幸太郎委員長 他に質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 以上で質疑を終結する。
討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 以上で討論を終結する。
採決する。
本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に移る。
議案第68号 (仮称)市川市新第1庁舎新築工事請負変更契約について
○田中幸太郎委員長 議案第68号(仮称)市川市新第1庁舎新築工事請負変更契約についてを議題とする。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○新庁舎建設課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査願いたい。
○田中幸太郎委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 質疑を終結する。
討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 討論を終結する。
採決する。
本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に移る。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○新庁舎建設課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査願いたい。
○田中幸太郎委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 質疑を終結する。
討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 討論を終結する。
採決する。
本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に移る。
議案第69号 市川漁港外郭施設工事請負変更契約について
○田中幸太郎委員長 議案第69号市川漁港外郭施設工事請負変更契約についてを議題とする。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○地域整備課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査願いたい。
○田中幸太郎委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 質疑を終結する。
討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 討論を終結する。
採決する。
本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に移る。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○地域整備課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査願いたい。
○田中幸太郎委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 質疑を終結する。
討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 討論を終結する。
採決する。
本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に移る。
議案第71号及び議案第72号
田中幸太郎委員長 議案第71号市道路線の廃止について及び議案第72号市道路線の認定についてを一括議題とする。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○道路管理課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査願いたい。
○田中幸太郎委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 質疑を終結する。
討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 討論を終結する。
採決する。
まず、議案第71号について、本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に、議案第72号について、本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に移る。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○道路管理課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査願いたい。
○田中幸太郎委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 質疑を終結する。
討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 討論を終結する。
採決する。
まず、議案第71号について、本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に、議案第72号について、本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に移る。
議案第73号 市道路線の認定について
○田中幸太郎委員長 議案第73号市道路線の認定についてを議題とする。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○道路管理課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査願いたい。
○田中幸太郎委員長 質疑はないか。
○西村 敦委員 妙典橋ができて3月26日に開通する。それに伴ってだと思うが、いつから市川市の市道認定になるのか。
それから、妙典橋は工事したばかりでいろいろ不都合やふぐあいが出てきた場合、市道認定されると市川市が全て補修等を負担しなければいけないのか。
最後に、議案書68ページの図面を見ると、妙典側におりてきてグレーの線が消えるところが信号だと思う。この信号からもう1本先の信号、マリンロードまでがもともと県道のはずであるが、そこは県道のままなのか。3点全て総括で確認したい。
○道路管理課長 開通はことしの3月26日、市主催で開通式を予定しており、同時に市道部分も開放して供用開始する。
それまでにもし事故等があった場合は、責任等は全て県の扱いとなる。認定の後、供用開始した暁には市道の管理となる。
今までの県道もそのまま、高谷側から妙典橋へおりていき、そのまま県道につながる。
○西村 敦委員 3月26日の午後4時を境に市道に認定するとの認識でいいか。
それ以降に何かあった場合は、橋も含めて市で道路を直さなければいけないということか。そんなことができるのか。橋からおりて信号までが県道のままで、そこはいつ市道認定に変わるのか。実は、この道路も非常に狭くて課題がある道路である。どこにどう話をしていいのか教えてほしい。
○道路管理課長 本会議での議決後に告示行為をして、おおむね1か月後の認定になる。
○田中幸太郎委員長 市道認定するのは橋ではなくて側道であろう。
○道路管理課長 勘違いしており申しわけない。図の矢印部分のところが県道区域外である。
○田中幸太郎委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 質疑を終結する。
討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 討論を終結する。
採決する。
本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
―――――――――――――――――――――――――
○田中幸太郎委員長 慎重な審査に感謝する。
委員長報告の作成については正副委員長に一任されたいと思うので、御了承願いたい。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○道路管理課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査願いたい。
○田中幸太郎委員長 質疑はないか。
○西村 敦委員 妙典橋ができて3月26日に開通する。それに伴ってだと思うが、いつから市川市の市道認定になるのか。
それから、妙典橋は工事したばかりでいろいろ不都合やふぐあいが出てきた場合、市道認定されると市川市が全て補修等を負担しなければいけないのか。
最後に、議案書68ページの図面を見ると、妙典側におりてきてグレーの線が消えるところが信号だと思う。この信号からもう1本先の信号、マリンロードまでがもともと県道のはずであるが、そこは県道のままなのか。3点全て総括で確認したい。
○道路管理課長 開通はことしの3月26日、市主催で開通式を予定しており、同時に市道部分も開放して供用開始する。
それまでにもし事故等があった場合は、責任等は全て県の扱いとなる。認定の後、供用開始した暁には市道の管理となる。
今までの県道もそのまま、高谷側から妙典橋へおりていき、そのまま県道につながる。
○西村 敦委員 3月26日の午後4時を境に市道に認定するとの認識でいいか。
それ以降に何かあった場合は、橋も含めて市で道路を直さなければいけないということか。そんなことができるのか。橋からおりて信号までが県道のままで、そこはいつ市道認定に変わるのか。実は、この道路も非常に狭くて課題がある道路である。どこにどう話をしていいのか教えてほしい。
○道路管理課長 本会議での議決後に告示行為をして、おおむね1か月後の認定になる。
○田中幸太郎委員長 市道認定するのは橋ではなくて側道であろう。
○道路管理課長 勘違いしており申しわけない。図の矢印部分のところが県道区域外である。
○田中幸太郎委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 質疑を終結する。
討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 討論を終結する。
採決する。
本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
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○田中幸太郎委員長 慎重な審査に感謝する。
委員長報告の作成については正副委員長に一任されたいと思うので、御了承願いたい。
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