更新日: 2020年2月10日

令和元年12月市川市議会建設経済委員会

開会

会  議  概  要
午後3時30分開議
○青山ひろかず委員長 ただいまより建設経済委員会を開会する。
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○青山ひろかず委員長 まず、審査に当たっては一問一答制が導入されているので、委員の皆様におかれては、質疑冒頭に私、委員長に対し発言方法、[1]総括、[2]初回総括2回目以降一問一答、[3]質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑されるよう願いたい。

議案第37号 市川市景観条例の一部改正について

○青山ひろかず委員長 それでは、議案審査に入る。
 理事者の方々におかれては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は、職名を名乗った上で発言を願いたい。
 議案第37号市川市景観条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○まち並み景観整備課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査願いたい。
○青山ひろかず委員長 質疑はないか。
○清水みな子委員 1点伺いたい。
 景観重点地区として今指定を予定している具体的な地区はあるのか。
○まち並み景観整備課長 現在、中山参道地区を重点地区として考えている。
○中村よしお委員 1点伺いたい。
 今の関連で、説明のときには令和2年10月に景観重点地区として認定されるとの答弁があったと思うが、その認定までの流れと、その後どのような形で進んでいくのか。
○まち並み景観整備課長 この施行は3段階になる。まず、重点地区の位置づけを景観計画に定められる条例は、今回可決していただければ1月1日施行を予定している。もう1つの改正で勧告に従わない者の氏名等の公表が位置づけられたが、それは、1月からおおむね3カ月の周知期間を置いて4月1日施行を予定している。また、重点地区での事前協議の必要性を位置づけていて、規則改正と同時に、景観審議会で景観計画の審議を7月に予定しているので、おおむね10月1日を最終的に施行とする。なぜ3段階になるかというと、まず、景観計画に位置づけされないと、景観計画では動けない。最終的に景観計画に位置づけされた10月1日以降、このルールが中山参道地区で動き出すことになる。
○青山ひろかず委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。

議案第38号 市川市生産緑地地区の区域の規模に関する条件を定める条例の制定について

○青山ひろかず委員長 議案第38号市川市生産緑地地区の区域の規模に関する条件を定める条例の制定についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○公園緑地課長 本会議以上の説明はない。御審査のほどよろしく願いたい。
○青山ひろかず委員長 質疑はないか。
○竹内清海委員 1点伺いたい。
 私はこの件を9月定例会で若干質問したが、これは生産緑地法の改正で面積要件の下限が500㎡から300㎡になるとのことである。各自治体の状況に合わせて条例で定めることができると聞いているが、いろいろ調査したとのことで、意向調査の結果と、これを下げることによる効果について、私もある程度想像はつくが、改めて伺いたい。
○公園緑地課長 昨年12月に、現在、生産緑地を所有している265軒について、市でアンケート調査を実施した。今回、条例化した面積の引き下げをして、500㎡未満の土地を所有している所有者からの意向調査としては、31名の方から、約1万9,000㎡を生産緑地として指定を受けたいとの結果である。
 この面積要件の下限を500㎡以上から300㎡以上に引き下げる効果については、300㎡というと、農地としては比較的狭小な土地となると思うが、通常の農地として使うことに加え、生産緑地法の改正で、市民農園や作物の直売所、農業体験の場や災害時の一時避難地などさまざまな活用が見込まれ、都市農地の宅地化を抑制することに対して大きく貢献し、また、緑地保全の観点からも大変有効であり、面積要件の下限の引き下げにより多くの市街化区域内の農地を持つ方が生産緑地地区として指定を受けていただけると考えている。
○竹内清海委員 今お答えいただいたように、かなりいい効果があると理解した。農地を残したい思いを持つ議員の1人として、2022年問題で都市部の農地がかなり減ってしまうと心配したが、このような形で面積を減らした中で、また新たに生産緑地地区として認めていただける。効果について答弁されたが、農地も緑地としてカウントできると聞いているので、意外とまた大事に農地として残していってくれる農家が安心してふえる効果を期待している。これはいい形であると思う。
○青山ひろかず委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 討論を終結する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。

議案第39号 令和元年度市川市一般会計補正予算(第4号)のうち本委員会に付託された事項

○青山ひろかず委員長 議案第39号令和元年度市川市一般会計補正予算(第4号)のうち本委員会に付託された事項を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔農業振興課長、地域整備課長、交通計画課長、河川・下水道管理課長、街づくり推進課長、道路建設課長、公園緑地課長、動植物園長、臨海整備課長 説明〕
○青山ひろかず委員長 質疑はないか。
○宮本 均委員 総括で2点伺いたい。
 補正予算書29ページ、交通公園改修工事費、参考資料を見るとミストシャワーを3カ所設置で800万円というのは高くないか。それぞれT型ミスト、アーチ型ミスト、ノズルの数は公園によって違うが、その内訳は幾らかかって合計800万円なのか伺いたい。
 同じく29ページ、土地購入費、都市計画道路3・6・32号用地取得は、土地開発公社からの分で、これで全体の用地取得のうち、残りはどれぐらいになっているのか。
○交通計画課長 ミストシャワーについては、東菅野の交通公園で門型のものとT型のものを1カ所ずつ設置する。南沖児童交通公園も同じように門型のものと管理棟の近くにミストシャワーを設置するが、どちらも約400万円ずつで合計800万円となる。
○道路建設課長 現在の都市計画道路3・6・32号の用地の取得率は、令和元年10月末時点で約85%となっている。
○宮本 均委員 3・6・32号のほうは85%で了解した。
 ミストシャワーについては、単純計算で1ノズル当たり32万円ぐらいになる。これはほとんど水道工事なのか。
○交通計画課長 今、委員のおっしゃられたとおり、掘削して地中に水道管を埋設し、その埋め戻しもあるので、残土運搬や残土処理費等もかかって、そのような金額になってしまったものである。
○石原よしのり委員 質疑項目を全て述べてから一問一答で2点伺いたい。
 1つ目は、宮本委員と同じ29ページ、交通公園のミストシャワー800万円の件、2つ目が、27ページ、台風での被災農業者向け経営体育成支援事業補助金と、同時に29ページ、被災住宅修繕支援補助金について伺いたい。
 まず、交通公園について、なぜこれを今回設置することになったのか。当初予算で計上したわけではなく、今回、暑さ対策がどうしても必要になった理由を聞きたい。
 このミストシャワーは都心に行くといろいろなところにあるが、市川市内で過去にどこかに設置しているのか。駅前や公園で、どんなふうに今まで設置していたのか。
○交通計画課長 ミストシャワーを設置する理由は、ことしの夏も昨年の夏も猛暑だったということもあり、市民から、何か暑さをしのげるものを設置してほしいとの要望があって検討した結果、ミストシャワーであれば見た目も涼しげで、実際も2度から3度は気温が下がると言われているので、採用した。
 他の公園で使われているかということについては、交通計画課では把握していない。
○公園緑地課長 私が知り得る限りでは、J:COM北市川スポーツパークのテニスコートにはミストシャワーの施設があると聞いている。
○動植物園長 動植物園では、お客様向けのミストシャワーが、券売所のゲートのところに1カ所、長さ2mのものが常時ついている。動物用として、動物獣舎にミスト施設を3カ所設置しているが、お客様向けのものとしては、効果が余り上がっていない。
○石原よしのり委員 これだけそろうといろいろな情報が入ってくるのでいい。去年は記録的暑さで、ことしではないが、そのときは予算を計上できなかったのだろうとのことで理解した。結構である。
 次の質疑で、今回、台風関連の農業の補助金と住宅の補助金が両方出ているが、このうち国や県から出ている交付金はどのぐらいになっていて、市の負担はそれぞれどのぐらいか。
○街づくり推進課長 29ページの被災住宅修繕支援補助金については、840万円のうち、国の支出は295万円、県の支出が377万円である。
○農業振興課長 被災農業者向け経営体育成支援事業補助金は、国が10分の3、県が10分の4の補助を出し、合わせて6,163万5,000円が県支出金として市の歳入になる。残りの一般財源となるのが市の負担で1,761万円となる。
○石原よしのり委員 補正予算書の13ページを見て、大体これだなと思ったが、農業補助金は合わせて約6,100万円となっていて、国と県が分かれていなかったので聞かせていただいた。
 住宅のほうは、確かに295万円と377万円が出ているのはわかったが、何分の何という率はどのようになっているのか。
○街づくり推進課長 今回の支援については、国の社会資本交付金を使える事業、また、国の補助対象外のものを県独自で単独費で県が立ち上げた事業がある。それぞれ率が異なり、細かく内訳があるので、何分の何との形ではなく、この額になっている。
○中村よしお委員 総括で7点伺いたい。
 参考資料6ページ、繰越明許費補正の土木費、小塚山公園整備事業で、補正理由によると「災害用マンホールトイレ等の施設を整備に加えたこと」とあるが、加えることになった理由について伺いたい。
 補正予算書27ページ、水産業費、水産業振興費、工事請負費、新設工事費の市川漁港護岸整備事業費本年度支出額について、参考資料5ページの図面で見る限りだとよくわからないので、詳しく説明いただきたい。
 同じく27ページ、商工業振興費の新設工事費、市場内雨水貯留施設等整備事業費本年度支出額について、説明では隣のマンションのたたきのところにひび割れが発生したとのことであるが、賠償問題は生じていないのか。心配なので確認したい。
 29ページ、交通公園改修工事費のミストシャワーについて、涼しさを感じたいとの要望はいろいろあるが、今後、このミストシャワーは要望があれば設置していくのか。何か一定のルールがあるのか。
 29ページ、河川費、排水施設管理費の施設修繕料1,000万円の金額の感覚がわかっていないところはあるが、大きい修繕箇所が出たような印象を受けたので、どの程度のものか具体的に伺いたい。
 同じく29ページ、都市整備費、工事請負費、新設工事費、塩浜市有地管理施設整備工事費の駐車場は一時的なものなのか、このまま公園の駐車場として使っていくものなのか伺いたい。
 31ページ、大町動植物公園費、施設修繕料は台風の被害があったとのことで、被災の状況について詳しく伺いたい。台風から今まで時間がたっているので、見学において何か支障が生じているのかどうか。安全を確保するような養生をされているのか。実際これが復旧するのはいつごろになるのか見通しを伺いたい。
○公園緑地課長 小塚山公園整備事業について、繰り越しの理由は、先ほど説明したように、今年度になって未買収地の地権者からの買い取り協議が調ったためである。質疑のマンホールトイレを新しくつくることになった理由は、かなり大きな公園で、将来的には防災上、一時避難所になる可能性もある。また、参考資料10ページの図面ではよくわからないが、現況で民間の井戸がある。それが活用できるとわかったので、それを使って防災公園等にあるマンホールトイレを今年度になってから設置することがよいと考え、修正等の設計に時間を要したところである。
 参考資料の10ページ、11ページがわかりづらいという指摘について、大変申しわけない。図は全く同じものなので非常にわかりづらいが、10ページは本体の土木工事、建築工事、電気工事の位置を示している。範囲は全域にわたるが、その3種の工事がある。11ページについても、この1.2haの中に行う植栽が全域にわたっていて、左下の概要が違うだけで、図面自体は同じものを添付している。これは、本体の工事、電気工事、建築工事の3工種プラス植栽の工事と4つの工事を行う予定である。
○地域整備課長 市川漁港護岸整備事業費本年度支出額について、増額の内訳は、既存の老朽化した護岸が海側に倒れている状況で、この矢板の背面を掘削して状況を調べたところ、矢板の根元が陸地側に起き上がってきている。当初、もともとの護岸の脇に新しい護岸矢板を打つことを予定していたが、もともとの矢板が手前側に起き上がってきているので、約60cm、陸側に矢板をずらして打ち込む形に変更した。このため、矢板の上部のコンクリートがそのままだと60cm下がるので、今年度行っている係留・輸送施設の工事との接続で、矢板の上部コンクリートを打ち増しして厚く打ったために費用がかさんだことが1点。それから、矢板を60cm下げて打ち込んだため、掘削した後、埋め戻す予定だった土が、その分埋め戻しができなくなり、その分の残土処分が発生した状況である。
○農業振興課長 市場内雨水貯留施設等整備事業費本年度支出額について、市場内のマンションのたたき部分のひび割れについては、施工業者が補償して直す。
○交通計画課長 交通公園内のミストシャワーについては、設置等に関する基準等は特にないが、今回については、自転車やゴーカートを利用している子どもが多く通る箇所と、公園に連れてきていただく親御さんたちが待っている近くで、少しでも涼しさや快適さを感じてもらえればと思うところに設置している。
 また、今後の設置については、交通公園は市内にはこの2カ所で、今後、交通公園の中で設置することは、今のところ考えていない。
○河川・下水道管理課長 河川費の修繕料1,000万円の内訳について、初めに、台風の影響の復旧費用で400万円を計上している。この内訳の主なものは、二俣2丁目の京葉道路を横断する排水管の上流側、下流側にある大きな集水ますに土砂の堆積等が生じたため、清掃等の復旧費用である。そのほか600万円分として、通常の緊急修繕として当初予算でも計上していたが、今年度の水路の破損やしゅんせつ等の業務が予想を超えて発生したため、対策費用が不足した。これは1件、約50万円の修繕を12件程度と想定している。
○街づくり推進課長 塩浜市有地管理施設整備工事費、塩浜の駐車場について、現在、市有地の全体の活用は未定であり、今回の駐車場整備は必要最低限の整備としている。今後の市有地活用が決定し、大幅に計画が変わらない限りはずっと利用可能な駐車場となる。
○動植物園長 動物園の被災状況について御心配いただき感謝する。まず、修繕料にかかわる大きなものとして、家畜舎という家畜を入れている大きな木造の建物の屋根が、経年劣化も含めて風による一部?離、それによる漏水と漏電が発生している。あとは、オランウータンのおりの屋根の波板が風で吹き飛ばされている。その他、倒木等によってフェンス等が押しつぶされているなどの被害があるが、幸いにも当日中にお客様にかかわる部分は復旧し、翌火曜日から通常に営業をしている。また、動物についても被害はなかった。見学への影響については、当日からの影響はないが、修繕について、動物及び動物を見るための不都合がないように業者と打ち合わせをした上で施工を進めていくとの考え方で、特に不都合を生じていない。
 また、完成の時期は、既存の施設修繕料に余裕があったので、財政課と相談の上、緊急にそちらの費用を先に充当して施工をしていて、今年中、あるいは1月中旬までには家畜舎の修繕も終了する見込みである。修繕料等については、補正増額をお認めいただいた分を既存の予算に合わせて使わせていただくことで御理解いただきたい。
○中村よしお委員 小塚山公園のトイレは何基設置するのか。
○公園緑地課長 現在、5基を予定している。
○中村よしお委員 漁港のほうは、埋めるのと土砂の処分でこれぐらいかかるとのことで理解した。
 市場についても、業者のほうで補償するとのことで理解した。
 ミストシャワーについて、交通公園については、それ以上ふやすことはないということは、確かにそうだと思うが、ある程度の規模の公園で、このミストシャワーを設置してほしいと言われたときは、どう対応するのか。交通公園の質疑だったので交通計画課長が答えられたが、これはこれで理解する。
 河川費の排水施設修繕料については、大きいのが二俣のほうで400万円あって、この大雨や台風の被害が大きかったと理解した。
 塩浜の駐車場についても理解した。
 大町動植物公園費については、動物にも被害がなかったとのことで何よりだと思う。また、予算も財政課と相談して、もう工事に取りかかっているとのことで、年内中には木造建物の屋根も修繕が完了するだろうとのことなので、努力に敬意を表する。
 私からは以上で結構である。
○清水みな子委員 総括で3点伺いたい。
 27ページ、市川漁港の整備事業費について、護岸整備などで毎定例会ごとに補正予算が計上されているような気がするが、これまで幾らぐらいかかって、最終的にこの事業は何年かかり、幾らぐらいかかるのか。
 繰越明許費の小塚山公園整備事業について、外環特別委員会で公園事業が不調になったと答弁があったような気がするが、そういうわけではないのか。
 27ページ、農林水産業費の被災農業者向け経営体育成支援事業補助金は、ハウスやトラクターなどと言っていたが、何世帯で何件の補助を行うのか。
○地域整備課長 市川漁港整備については、現在、平成28年度から令和2年度までの5カ年事業で進めている。事業費全体で約36億円を予定していて、今年度の執行予定は約28億6,800万円であり、来年度工事を発注する予定である。
○公園緑地課長 前回の外環特別委員会で答弁した不調になったという言葉は、国が発注する環境施設帯等の緑地等を含めた工事が不調だということで、そのような答弁をしていたが、それは市からは答弁していない。
○農業振興課長 27ページの被災農業者向けの補助金の内訳は、被害額8,805万円のうち、ビニールハウスのビニールが破れたり、パイプがゆがんだりした農業用ハウス施設のものが14件で2,160万円、梨の施設については、鳥をよける防鳥網が破れたり、梨棚がゆがんだりする被害が33件で6,645万円の被害の届け出がある。合わせて8,805万円で、それに補助率の10分の9を掛けたものが補正予算額の7,924万5,000円である。
○清水みな子委員 市川漁港は、今回のように突然矢板が傾斜して、プラスして残土の処分費用がかかったということで、今年度までに28億円を使って、最終は36億円ぐらいで、あと12億円でおさまるようになるのか。プラスアルファでそのときの状況によって変わるのか。令和2年度までには完成させるということでいいのか。
○地域整備課長 漁港整備については、現在の予定では令和2年度末には完成できる見込みで進んでいる。事業費についても、全体事業費は約36億円を予定しているが、発注状況等により、もう少し安くなることも考えられる。
 矢板については、もともとの護岸矢板は海側に傾斜しているというのは目に見えてわかるが、今回、工事を施工していく中で、裏面を掘って地中部分を確認したところ、陸側にずれてきているというのが判明した状況である。
○清水みな子委員 了解した。
 小塚山公園はこれからの事業で、入札等はこれからということでいいのか。
○公園緑地課長 本補正予算が可決されれば工事を発注する予定である。
○清水みな子委員 わかった。
 被災農業者向けの分も理解した。
○かつまた竜大委員 1点だけ伺いたい。
 28ページ、都市整備費、工事請負費、新設工事費の塩浜市有地管理施設整備工事費で、先ほど中村委員も質疑されたが、ここの現場はわかるが、参考資料17ページの地図とは違っていて、18ページの地図のように何もない更地になっていて、市がつくっている道路だけが今ある状況である。ロータリーあたりまで車で行けたと思うが、700万円という金額で、来年3月に引き継ぎがあるということなので、仕方がないのかもしれないが、ここに「本市有地の維持管理のため駐車場を設けるもの」となっているが、この駐車場をどんなふうに利用するのか。アスファルトで舗装して何に使うのか。しばらくそのままになるのではないかと気になるので伺いたい。
○街づくり推進課長 今回整備する駐車場は基本的に市管理護岸の草刈り、ごみ拾い等々のためである。しかし、道路も一部開放し、公園も来年開放予定であることから、市民も活用できる駐車場と考えている。
○かつまた竜大委員 市民も使える駐車場ということか。
○街づくり推進課長 おっしゃるとおりである。
○石原よしのり委員 質疑ではないが、お願いがある。先ほどから何回も小塚山公園の整備事業の設計変更やマンホールトイレの新設とかの変更があったと聞いたので、その設計計画図を我々委員に配っていただきたい。委員長としてお願いしてほしい。
○青山ひろかず委員長 委員からの請求資料については、委員の過半数の同意を得て要求することになるので、出してもらってよいか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 御異議がないので、出していただきたい。
 時間的に準備できるか。――後日お願いする。
 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 以上で質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 以上で討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。

議案第42号 令和元年度市川市下水道事業会計補正予算(第1号)

○青山ひろかず委員長 議案第42号令和元年度市川市下水道事業会計補正予算(第1号)を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔下水道経営課長 説明〕
○青山ひろかず委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 以上で質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 以上で討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。

議案第46号 千葉県と市川市との間における公共下水道の使用料等の徴収等に関する事務の委託に関する規約の制定に関する協議について

○青山ひろかず委員長 議案第46号千葉県と市川市との間における公共下水道の使用料等の徴収等に関する事務の委託に関する規約の制定に関する協議についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○下水道経営課長 本会議以上の説明はない。御審査のほど、よろしく願いたい。
○青山ひろかず委員長 質疑はないか。
○中村よしお委員 1点伺いたい。
 当該規約の第2条に「管理及び執行を県に委託する。」ということで(1)から(6)まである。次に2条の2項で、「千葉県知事と市川市長の協議により、市が行うこととされた事務については、市が管理し、及び執行するものとする。」、第4条で「委託事務の管理及び執行に要する経費は、市の負担とする。」ということで、この話し合いによって項目がふえれば、市の負担する経費がふえると思うが、答えられればでよいが、他市、他県のことでもいいので、県と市の話し合いでこの(1)から(6)が市の管理及び執行になったケースはあるのか。
○下水道経営課長 下水道使用料の徴収一元化については、既に平成30年1月から第1期として千葉市、成田市、市原市、鎌ケ谷市の4市が先行して行っている。本市を含む残り7市のうち習志野市は今回参加していないが、本市と船橋市、松戸市、浦安市、白井市、印西市が第2期として令和3年1月から徴収一元化に参加する。この規約等については、第1期の規約の中身をたたき台としており、その第1期でも現在ふえていないので、このとおり協議の中で決めていくようになると思う。
○中村よしお委員 第1期については、この(1)から(6)は県のほうで管理、執行しているとの理解でよいか。
○下水道経営課長 そのとおりである。
○青山ひろかず委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。

議案第45号 公の施設の区域外設置に関する協議について

○青山ひろかず委員長 議案第45号公の施設の区域外設置に関する協議についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○道路管理課長 本会議以上の説明はない。御審査のほど、よろしく願いたい。
○青山ひろかず委員長 質疑はないか。
○石原よしのり委員 よくわからないので説明いただきたい。今までは道路を挟んでこっちが船橋市、こっちが市川市という市境の道路があり、この道路を、ここは市川市道だと市川市は思って設定している、船橋市もここを設定しているということで、本案はこれを明確に区別して、こっちは市川市の道路、こっちは船橋市の道路にしようとのことだと私は理解している。それが正しいかどうか。
 今まではこれは市道だと両方の市が重複していたことで不都合はあったのか。
 また、今回の整理はどのような効果があるのか。
○道路管理課長 本議案を提出するに至った経緯から説明する。
 これまでは、船橋市とは行政界にまたがる道路について、管理者の明確化等維持管理の取り決めを定めておらず、問題が発生した場合に、その都度協議して対応していた。その結果、問題解決に時間を要していたことや、担当者間によって対応に違いがあるなど課題があったことから、管理者を定めた維持管理に関する管理協定について協議を進めてきた。ここで、本議案の協議路線である行政界を越えて道路認定している路線は16路線ある。このうち本市と船橋市が重複して市道認定している路線が9路線ある。このように、行政界を越えて道路認定する場合、道路法の規定では、関係自治体である船橋市の議会の承認を得る必要があった。しかしながら、本件に係る道路については、両市の道路認定が昭和30年以前であること、また、行政界の確認が始まったのが昭和40年以降となっている。このことから、道路認定時には行政界を越えていることが明確ではなかったため、両市ともに道路法に規定された議会の承認は得ておらず、今日に至っている。
 先般、船橋市と管理等に関する方針が調ったことから、今回の課題であった両市間の協議及び議会の承認について検討した結果、道路法に基づく認定手続は既に済んでいるため、地方自治法において、普通地方公共団体は、その区域外においても普通地方公共団体との協議により、公の施設――この場合は道路――を設けることができるとの規定があることから、これに基づく手続を行うことが妥当であると判断し、市川市と船橋市両市議会に今回、本議案を提出したものである。
 今後については、本議案を御審査いただいた後、両市において各市域を道路として使用することに伴う協議書を取り交わす予定である。また、質疑のあった両市が重複して認定している9路線については、管理者を明確にするため、それぞれ単独の管理者を定め、一方が認定路線を廃止する予定で、来年の2月定例会に議案を提出することを考えている。
 今回の議案の中身は、ほとんどがおおむね道路の真ん中に行政界があり、これが公図上、市川市の法務局にも、船橋市の法務局にも道路が存在している。お互いに認定していたり、片方が認定、もしくはその反対のところで、認定しているときには、相手方の船橋市の議会の承認を得なければならない。また、船橋市は市川市の議会の承認を得なければならないというところで、市川市側で受け持つ予定の10路線と船橋市側の6路線が、今回の協議の路線として出ているところである。
〔発言する者あり〕
○道路管理課長 道路境界も決まっていないところがある。
〔発言する者あり〕
○道路管理課長 道路全幅として市川市が認定している道路、もしくは船橋市が認定している道路である。
○石原よしのり委員 今の説明はちゃんと用意していたみたいで、聞いて正解だと思うが、行政界は変わらないが、今度は市川市道となったところについては、船橋市の部分まで市川市道だから、穴があいたときなどは、船橋市のほうも含めて穴を掘って工事ができる。そのときに船橋市の了解などをとらなくても市川市が勝手にここの修繕を行う。逆に船橋市の市道になったものは船橋市に穴があいたから直せと言ったら、向こうがちゃんと修繕してくれる。これがスムーズにできるようになるとの効果があるから、今回このようにしようとのことでよいのか。境界自体は変わらないとの理解でよいか。
○道路管理課長 そのとおりである。
○青山ひろかず委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。

議案第48号 市道路線の廃止について及び議案第49号 市道路線の認定について

○青山ひろかず委員長 議案第48号市道路線の廃止について及び議案第49号市道路線の認定についてを一括議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○道路管理課長 本会議以上の説明はない。御審査をよろしく願いたい。
○青山ひろかず委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 討論を終結する。
 採決は1件ずつ行う。
 まず、議案第48号を採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に、議案第49号を採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。

所管事務調査

○青山ひろかず委員長 所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 御異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
 また、委員長報告の作成については、正副委員長に一任されたいと思うので、御了承願いたい。
―――――――――――――――――――――――――――
○青山ひろかず委員長 以上で建設経済委員会を散会する。
午後4時50分散会

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