更新日: 2020年6月10日

令和2年2月市川市議会建設経済委員会

開会

午前10時開議
○青山ひろかず委員長 ただいまから建設経済委員会を開く。
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○青山ひろかず委員長 今、コロナウイルスが最盛期であるので、委員の皆様におかれてもスムーズな審査をよろしくお願いする。
 審査に入る前に、常任委員会で本来ならば現地視察を行いたいと考えていたが、今回は現地視察を中止とするので、委員の皆様におかれては御了承願いたい。
 議案審査に入る。
 まず、審査に当たっては一問一答制を導入しているので、委員の皆様におかれては、質疑冒頭に私、委員長に対して発言方法、[1]総括、[2]初回総括2回目以降一問一答、[3]質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑されるよう願う。
 また、理事者の方におかれても、説明または委員の質疑に対する答弁の際は職名を名乗った上で発言するよう願う。

議案第65号 令和元年度市川市一般会計補正予算(第5号)のうち本委員会に付託された事項

○青山ひろかず委員長 議案第65号令和元年度市川市一般会計補正予算(第5号)のうち本委員会に付託された事項を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔産業振興課長、農業振興課長、街づくり部次長、道路管理課長、新庁舎建設課長、道路安全課長、道路建設課長、河川・下水道建設課長、臨海整備課長、下水道経営課長、街づくり推進課長、交通計画課長、公園緑地課長 説明〕
○青山ひろかず委員長 質疑はないか。
○石原よしのり委員 3点伺う。質疑項目を全て述べてから一問一答である。
 繰越明許が今回いろいろと出ているが、2点、新規の内容だけ聞かせていただきたい。1つは、補正予算書の43ページに道路改良等工事費1億8,000万円とある。一応箇所は説明していただいたと思うが、どのような工事をするのか、何を改良するのかを簡単に説明していただきたい。
 質疑する前に項目を言う。2つ目は、47ページの工事請負費の都市計画道路3・4・12号整備工事費6,000万円の件、3つ目が、47ページ、下水道費4億3,482万5,000円の負担金を減額して出資金に変えている件である。
 1点目から、一問一答で答弁をお願いする。
○道路建設課長 まず、道路改良工事について御説明する。市道0101号については、現在片側3車線あり、そのうちの1車線を潰して自転車レーンの整備を行う。また、南側については現在歩道がない状況であるが、あわせて歩道整備を行う。
 次の市道0106号新浜通りについても自転車レーンの整備、また、片側がふたかけ歩道となっているので、あわせて改修整備を行う。
 都市計画道路3・4・12号についても、現在、堀之内土地区画整理事業地内の道路については、自転車レーンがない状況なので自転車レーンの整備を、また、現在事業を進めている3・4・12号の整備にあわせた道路改良工事を行うものである。
○石原よしのり委員 行徳の2件はわかった。堀之内であるが、自転車レーンを片側1車線に、広いから両側につけるのだと思う。そこは理解した。それと同時に、今度は市道が外環道路まで延長するのに伴って改良するとの答弁であったが、どんな改良をするのか伺いたい。
○道路建設課長 現在、既存区間については中央分離帯等があるので、そちらをまず撤去し、自転車レーンや既存の交差点のある区間については右折レーンの設置を行う。この整備によって、外環から県道までの区間については、自転車の走行区間を連続してつくれる状況となる。
○石原よしのり委員 理解した。
 次に、3番目に質疑した下水道費である。伺いたいのは、皆さんも多分同じように疑問に思っていると思うが、負担金として支出するはずだったものを、出資金に変える理由を伺いたい。
○下水道経営課長 まず、一般会計の負担金の減の理由であるが、こちらは主に一般会計が負担することとされている経費のうち、分流式下水道などに要する経費については、使用料の実質単価が有収水量1立方メートル当たり150円以上になっていることとの国の決算統計の作成要領に基づく要件を満たしていたことから、令和元年度の予算においても、これまでと同様の方法で算出している。この金額、約5億1,700万円を計上させていただいたが、公営企業会計移行後初となる平成30年度決算において、公営企業会計はこの算出基準を税抜きとすることとなったので、これまでの150円税込みとの要件を満たすことができなくなり、同負担金の一般会計からの繰入金を今回見送ることにしたものである。また、それに伴い下水道事業会計において資金不足額が生じることから、同額を出資金として増額したものである。
○石原よしのり委員 なかなか難しい説明だったと思うが、結局、下水道料金が変わったわけではないが、税抜きで計算しなければならないので税込みで150円以上との条件に当てはまらなくなった。一般会計からの繰入補?が認められていたものが認められなくなり、下水道会計が赤字で、どこかに補?する必要が生じ、仕方がないので出資金とした、こういう理解か。
○下水道経営課長 そのとおりである。
○石原よしのり委員 これがよいのか悪いのかは私にはよくわからないが、説明は了解した。結構である。
○宮本 均委員 総括で同じ項目を聞く。
 繰越明許費の部分であるが、特に河川費と都市計画費のところで、河川費は2つの事業、都市計画費は公園の整備事業で入札不調とのことで説明があった。その後、条件が同じだったら、引き続き入札不調となるのも当然考えられると思うが、繰り越しをして本当に解消できるのか、どのような対応をとっていくのか伺いたい。
○河川・下水道建設課長 今回、河川・下水道建設課で入札不調になり繰越明許費を計上しているが、これは住民との調整等で発注時期が少し遅くなり、9月、10月になった経緯がある。そのころになると、各業者はもういろいろ手持ちがあり、また、ヒアリングをした結果、受注する意思はあるが、昨年の豪雨の関係でいわゆる下請、作業員の確保ができないと聞いている。したがって、来年早々行うが、恐らく4月は、まだ余り入札を行っていないので、今回は確定できるのではないかと考えている。
○公園緑地課長 下妙典公園の実施設計の不調の原因は、市の積算した歩掛かりと、協会等が積算する歩掛かりがあり、恐らく、応札した業者はその歩掛かりに基づいた見積もりをしたので異差があったと考えている。入札が8月と11月で、2度目も歩掛かりについては見直したが、資格要件等にかなり厳格な条件をつけており、その負担により落札に至らなかった。繰り越しの入札を行う理由であるが、下妙典地域コミュニティゾーン整備は、子どもの施設、公園施設、水路施設、周辺の道路、いろいろな項目の事業がまざっており、今回繰り越す委託のスケジュールは、雨水管渠の実施設計で来年着工したいと考えており、すぐにでも成果品を上げなければならないので、繰り越しをお願いするものである。
○中村よしお委員 1問だけである。
 参考資料の1の31ページの農業振興費、負担金補助及び交付金で台風第15号の農業被害に関するものである。12月補正時の被害報告よりも、件数ベースで言うと大分ふえている。ただ、人数で言うと、プラス17人である。これだけ差が開いたとのことで、9月20日時点と、その後で、当然そういうこともあるとは思うが、1件当たりの補助額の平均を伺いたい。あとは、被害額でも補助額でもどちらでも結構であるが、最小と最大、どのぐらいの差があるのか。この補助金はとりあえず自分が立てかえて、後で補助金が申請人の手元に届くのか、それが届くのはいつなのか伺いたい。
○農業振興課長 順番が前後するが、補助金が届くのは、全ての農家の再建事業が終了した後に県で検査を行うので、全て終わらないと基本的には県からの補助金が入ってこない。農家に今業者が足りないような状況であるので、終わるのは来年度の後半になってしまうかと考えている。
 補助金の最大最小、平均であるが、今後、国、県とこの金額が果たして妥当か、妥当性協議を行う。それが終わったときに額がある程度決まるが、今の段階では申しわけないが、最大と最小、平均は出していない。
○中村よしお委員 理解した。当然これが成立している前提にはなるが、申請人には来年度後半になるとのことで、まずは農家が自分で支払って整備をすると。これは農家の経済的な負担がかなり大きいので、制度上のことではあるが、ここは1つの課題なのかとの印象を受けた。
 あと、金額についても、要するに妥当性協議会でその妥当性を協議することによって、補助額そのものも多少の増減があるとの理解でよいか、1点だけ再質疑である。
○農業振興課長 妥当性協議で、この部分は対象に入れられないだろうとなれば、金額は減らされることもあるので、金額が変更になる可能性はある。
○中村よしお委員 わかった。まずは、申請件数とのことで、それに対する補正予算であると理解した。これで結構である。
○かつまた竜大委員 1点だけ伺いたい。
 7ページ繰越明許費補正の都市計画費の都市計画道路3・6・32号整備事業である。この補正理由が、用地取得に伴い権利者からの引き渡しに不測の日数を要し、繰り越すものとのことで、今、工事はどんどん進んでいる状況かと思う。ただ、用地取得とのことであるが、地権者も中途半端な形で削られることが多いような事情もあるかと思うが、この件に関しては何件あるのかわからないが、それこそ入札不調と同じで、この後うまくまとまりそうなのか伺いたい。
○道路建設課長 現在、鋭意交渉は進めており、事業自体に反対している者はいない。ただ、引っ越し先や個人のいろいろな諸事情もあるので、今用地取得率も85%までは来ているが、ここから先がなかなかスムーズにいかないところもある。今後とも交渉は重ねて、100%になるまで頑張りたいと考えている。用地取得で、特に共有建物については、いろいろその中の話し合いもあり、なかなか円滑に進まなかったことがあったが、現在はおおむねまとまっていると伺っているので、今後円滑な用地取得が進むと考えている。
○青山ひろかず委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 以上で質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 以上で討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。

議案第68号 令和元年度市川市下水道事業会計補正予算(第2号)

○青山ひろかず委員長 議案第68号令和元年度市川市下水道事業会計補正予算(第2号)を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔下水道経営課長 説明〕
○青山ひろかず委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 以上で質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 以上で討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。

議案第69号 令和2年度市川市一般会計予算のうち本委員会に付託された事項

○青山ひろかず委員長 議案第69号令和2年度市川市一般会計予算のうち本委員会に付託された事項を議題とする。
 審査に当たっては、手元に配付の審査順序のとおり進めさせていただくので御了承願う。
 まず、歳出第5款労働費、第6款農林水産業費、第7款商工費及び第8款観光費について一括して説明を求めるが、説明に当たっては、特に新規事業のもの、前年度と比較して大幅に変わった点について説明願う。
〔産業振興課長、農業委員会事務局次長、農業振興課長、地域整備課長、観光プロモーション課長 説明〕
○青山ひろかず委員長 説明は終わった。これより質疑に入るが、質疑に当たっては、ページ数、項目を明示されてから質疑されるようお願いする。
 質疑はないか。
○清水みな子委員 予算案の概要でお願いする。初回総括2回目以降一問一答である。
 まず、52ページの都市農業振興支援事業である。そこに主な補助金及び事業と書いてあり、防鳥網等設置事業補助金は前年度と比べると90万円が210万円とのことで、この増額理由、ちばの園芸産地整備支援事業補助金が1,300万円から550万円、市民農園開設等支援事業補助金が30万円から15万円、それから、スマート農業推進事業補助金が新規とのことで、草刈りロボットが幾らぐらいで、その補助額は幾らなのかも含めて伺いたい。
 それから、56ページの1番観光振興ビジョン策定事業、2番電動アシスト付き自転車等活用事業、3番水辺の観光推進事業の説明をいただきたい。
○農業振興課長 予算案の概要の資料の52ページ、都市農業振興支援事業の主な補助金の増減理由及び新規事業について答弁する。初めに、防鳥網等設置事業補助金の増額理由は、防鳥網の単価を1平方メートル当たり800円で昨年度は算出していたが、多目的防災網を推奨する意味合いから1,500円にしている。面積も、昨年度の2,250㎡から、令和2年度は2,800㎡としたことから増額となっている。
 次に、ちばの園芸産地整備支援事業補助金の減額理由は、令和元年度は、スピードスプレーヤーという農薬などを散布する車のような機械であるが、4台の要望があり、1,300万円を計上していた。令和2年度は同じくスピードスプレーヤーの要望が2台あり、これは合わせて1,100万円なので、2分の1の補助事業であることから550万円となった。要望件数が減になったことが減額の理由である。
 次に、市民農園開設等支援事業補助金は、農地所有者が市民農園を開園する場合の整備費用や維持管理に必要な費用を補助するものである。令和元年度は30万円の予算であったが、農家からの要望がなく実績がなかったので、令和2年度は15万円を計上している。
 最後に、スマート農業推進事業補助金であるが、業者の説明では、導入費用は本体と農地で使えるようにするための設置費用、合わせて49万5,000円と聞いていた。これを10台分で495万円、2分の1補助事業として247万5,000円としている。10台分であるが、補助の限度額は50万円にしようと考えている。
○観光プロモーション課長 令和2年度当初予算案の概要56ページをお願いする。
 1つ目、観光振興ビジョン策定については、価値観の多様化や情報化の進展に伴い、観光自体も以前のパッケージ型、例えば温泉や大型のレジャー施設にバスで乗りつけるものも残っているが、そのようなものから大きく変化してきていると捉えている。また、今後はインバウンド、訪日外国人を意識した観光政策を進めていく必要があると考えている。しかし、現在本市の観光のあるべき姿を示すものがない。都市によっては、例えばカジノを含む複合型リゾートの開発や、ドラマやアニメの聖地にしていく、そのような手法をとっているところもあるが、その中で市川市はどのようなビジョンを持って進んでいくのか、これには正確な現状認識と高い危機意識を持って観光事業にかかわるさまざまな主体、皆さんと市民全体が共有する明確な将来像、あるべき姿を観光振興ビジョンとして策定していく、つくっていくものである。策定に当たっては、市民の意見、関係者の意見、第三者の意見などを積極的に取り入れるとともに、きめ細かな情報発信をしながら策定を進めていきたいと考えている。
 2つ目の電動アシスト付き自転車等活用事業については、都市型観光を推進するに当たって環境負荷の少ない移動手段、例えば自転車や先端技術が生かされているもの、またはシェア、共有するといった経済面からの提案、そのような観点から、都内では多く見かける電動アシストつき自転車等を、都市観光を推進するに当たって活用することを考えた。令和2年度は実証実験を行う予定である。配備する場所、台数、貸し出しの価格などを検証するとともに、利用者の方の属性やニーズ、もしくは運用上の課題、改善点の洗い出しを行っていきたいと考えている。
 最後に、3つ目の水辺の観光推進事業についてである。市川市はその歴史においても、市川に川の字が入っていることもあるが、江戸川、真間の入り江、東京湾などといった水辺が重要な役割を果たしてきたと考えている。しかし、水辺をうまく利用できていない、活用できていないとの市民の声を私も聞くことがある。その声の裏には、あんなにすばらしい観光資源なのにとの気持ちがあると思う。現段階でどのようなイベントを開催するかについては委託料であるので、民間事業者の発想やノウハウなども十分活用しながら挑戦的に行いたいと考えている。ただ、ハゼ釣りなどは大人から子どもまで楽しめるものであって、市民にも根づいたものであることから、また、江戸川の生態系や環境学習などへの広がりも期待できることから、そのようなところは注目している。
○清水みな子委員 52ページの都市農業について伺う。3番目のちばの園芸産地整備支援事業補助金の農薬散布の4台は別々の方が申請するのか。
○農業振興課長 令和元年度のスピードスプレーヤー4台、また、令和2年度の2台は、全て異なる者からの要望である。
○清水みな子委員 昨年は4台で、ことしは2台、ふえれば増額の補正予算を計上するのか。
○農業振興課長 予算がどこまで通るかがある。また、この事業は市からの補助金の半分が県から補助をもらえるような補助事業である。それもあるので県の補助金の予算が通るかもかかわってくるが、なるべく購入の要望があったら農家のために要求していきたいと考えている。
○清水みな子委員 理解した。
 次に、スマート農業は10台の見込みとのことであるが、例えばデモンストレーションではないが、こういうものであると農家の方々にお知らせする形で募集を募ることになるのか。
○農業振興課長 こちらはメーカーや販売店等に協力を要請して、協力していただける市内の農家で複数の機種を稼働させ、自分の農地に合ったものなのか、どういう機能があるのかを農業者に見ていただき、これはよいとなれば購入していただいて、2分の1を市から補助するものである。
○清水みな子委員 大きさがどのぐらいかはわからないが、小さい農業を営んでいる方、大きな農業を営んでいる方でも使えるものなのか。
○農業振興課長 今現在この対象になる機種は2台ほどあるが、大きさは家庭用のルンバと比べればはるかに大きいが、電気で動くもので環境に配慮している。ルンバのような形で、圃場の中を自動で動き回って草を刈るようなものなので、狭い圃場でも広い圃場でも対応できる。1週間かけて全部をきれいにするイメージで考えている。
○清水みな子委員 わかった。イメージが、ロボットのようにこのように切ったりするのかと思ったらそうではなくて、ルンバのように歩き回る形で草を取るとのことで理解した。これも例えば要望が多ければ補正予算を計上するのか。
○農業振興課長 要望が多ければ財政課と相談して、補正予算を要求していくことも考えている。
○清水みな子委員 理解した。
 次に、56ページであるが、全てが委託なので観光振興ビジョンの策定は、例えばどのようなところに委託をするかは、もう決めているのか。
○観光プロモーション課長 委託先については現段階では未定であるが、コンサルタントにお願いすることを考えている。またその中には、必要とあれば、例えば市民に周知を図るための講演会なども委託していきたいと考えている。
○清水みな子委員 市がこのようなことを行いたいと丸投げするのではなく、市とコンタクトをとりながら、また市民の意見も取り入れながら行うのか。
○観光プロモーション課長 市で指揮をとりながら進めていく考えである。
○清水みな子委員 理解した。
 電動アシストつき自転車の活用も委託であるが、実際に何台か買って、それをどこかに置いて実験を行う形になるのか。それとも、道の駅のシェアのような形にしていくのか、どのように考えているのか伺いたい。
○観光プロモーション課長 電動アシストつき自転車の活用についてであるが、事業スキームについてはさまざまあると考えている。1つは、サイクルポートを設置して自転車を置き、アプリを開発して自転車を管理しようとする民間事業者が1つある。それと、例えば公共施設や大型の商業施設、それを置く配置場所の所有者も1つの主体になると思うし、もちろん使う利用者、市民もあると思う。今回は、その3者がどのような思いを持って行うか実証実験をしていきたいと思っており、市川市が自転車を買い上げて、サイクルポートを設置する考え方よりは、むしろ民間事業者にどこに置くとどういう効果が出るのか、どこに置くのが一番効果的なのかを一緒に考えていただいて、配置場所の実証実験を行っていく事業スキームで考えている。
○清水みな子委員 電動自転車も今はだんだん安くなったが、結構高いから持っていかれることもやはり心配するが、そのような点も含めてどうか。
○観光プロモーション課長 レンタサイクルの自転車については、レンタサイクルを行う事業者が自分たちの責任において、それが盗まれたり、乗り捨てられたりしないように管理する話になると考える。もちろんGISも進展しているので、どこの自転車がどこにあるのか、そのようなことも恐らく把握できるのかと思っている。
○清水みな子委員 次に、水辺の観光推進事業も委託であるが、ここには釣りなどのレジャーや案内、それからアンケートの実施と書いてあるが、具体的にアンケートをどのようなところでとろうとしているのか。ハゼ釣りに来ている親子などに話を聞くのか、どのような形でこれを進めようとしているのかが見えないが、その点はどう考えているか。
○観光プロモーション課長 水辺の観光、特にアンケートの実施について答える。アンケートの実施に当たっては、まずは水辺の実際の利用者、例えば釣りに来た者、そこで絵を描いている者、そのような者にはアンケートをとりたいと考えている。それは課題や、ここがよいと思っている、だから来ているんだといったことがアンケートでとれればと思っている。ただ一方で、水辺を楽しんでいる者以外の者にもしっかりとアンケートをとる必要があると考えている。それは一般の市民、無作為抽出になるのかまだわからないが、そのような者にも、市川市の水辺を皆さんはどのように利用したいと考えているのか、なぜ活用されていないのかといったことも聞いて、双方から検討していき、活性化につなげていきたいと考えている。
○清水みな子委員 理解した。観光政策課でなくても、観光プロモーション課でしっかりできそうなので、別に部をつくらなくてもよいのではないかと私は考えるが、了解した。
○岩井清郎委員 総括で今の質疑と全く同じ部分である。
 今のビジョンをつくる委託の話であるが、先ほど委託先はコンサルタントとの話が出たが、数社なのか、また、公募でそのようなコンサルタントの会社を新たに募集するのか。
○観光プロモーション課長 選定の仕方については、基本的には地方自治法、財務規則等々にのっとり入札になると考える。ただ、決め方として、プロポーザルなり、ほかにもさまざまな手法があると思うので、今回の事業の内容をしっかりと実現できる業者の選び方を検討していきたいと考えている。
○岩井清郎委員 その辺が心配なので、せっかく実施する以上は、いろいろ楽しく行っていただきたい。あと、水辺は質問しない。理解した。提案もしていく。
○石原よしのり委員 私からは3つ、2つは少し重複している。1つは、予算書292ページの商工費の減額、前年度比の大きな減の話を伺いたい。2つ目が観光振興ビジョン、3つ目が電動アシスト自転車の事業である。質疑項目を全て述べてから一問一答である。
 292ページの商工費が前年度に比べて6億4,200万円減額となった理由は、観光部ができたからとの説明をされたが、観光部の予算が3億4,400万円であるので、6億4,200万円減った理由の3億円分を再度説明していただきたい。
○農業振興課長 予算書の297ページをお願いする。14節工事請負費において、市場内雨水貯留施設等整備事業が令和元年度は4億4,400万円あった。こちらは工期延長で令和2年度まで工事を行うが、こちらが1,000万円になったことから、4億円以上の減額になっている。
○石原よしのり委員 了解した。結局、そのようなことをきちんと説明してくれないと中途半端だと思う。
 次に、観光振興ビジョンの話は今お二方からもあったように、これから我々はどう観光をプロモーションしなければいけないかを、庁内あるいは議会との議論や市民との議論の中で出して、そこから、どのような計画にするのかを観光ビジョンの体裁として、計画の形でつくっていくのが筋だと思うが、これを逆にコンサルタントに頼んで行うとのことなので、少しここのところに疑問を感じる。その中で、まずコンサルタントに委託するが、2,000万円がコンサルに払う委託料と考えてよろしいか。
○観光プロモーション課長 2,000万円全てをコンサルタントに丸投げすると私は考えていない。大きくは観光振興ビジョンの策定委託料となっているが、その中には細かく仕様ができるものだと考える。例えば、先ほど言った講演会、ポスターやチラシ、市川市の四季をあらわすポスターを公民館にばっと張ってキャンペーンを行うであるとか、外国人用のガイドブックが今はないのでつくろうといったものが、観光振興ビジョンを進めていく中で話が出てくれば、それに対しても迅速に対応できる形をとっていきたいと考えている。本をつくるためだけに2,000万円を使うのではない。
○石原よしのり委員 観光振興ビジョンのつくり方であるが、結局、今はプロポーザルか一般入札かはわからないが、業者を起用する。この業者が、恐らく市川市にこのようなことを専門にしている業者はいないから、要するに東京にいるか、どこかわからないところにいる者に行ってもらう。我々は今までの反省の中に、やはりでき上がってきたものが、よそでつくったような計画のほとんど焼き直しで、同じようなものができてくるのを非常に心配している。だからこそ、今、課長も言ったようにいろいろな工夫をしなければいけないと僕も思う。その工夫を、コンサルタントを入れて、コンサルタントに例えば市民との意見交換会をさせたり、やはりコンサルタント頼みではないところが必要だと僕は思っている。さっき答弁で言った、コンサルタントにさせようと思っているのと、みずから行ってコンサルタントはこちらからの指示で動く、その区別はどのように考えているか。
○観光プロモーション課長 御質疑の内容であれば、市川市が観光部を新たにつくった。今回、観光費という款も議案ではあるがいただいたところである。観光部の使命として、市が主導してつくっていくものである。コンサルタントはあくまでも、それの手助けや細かい作業をお願いするのみと考えている。基本方針は市でつくる。
○石原よしのり委員 それは議事録にも残るし、しっかりそれを行ってもらわなければ困る。さっき言ったように、コンサルタントへの委託料の中で、少なくとも観光振興ビジョン作成の委託料は2,000万円の中の一部と考えて、あとは例えばあなたたちが講演会を行うための、別のところへの委託料も入っていると考えてよろしいか。
○観光プロモーション課長 そのとおりである。
○石原よしのり委員 あとは、選定の仕方が不透明だと非常に困る。そこだけはしっかりと行ってもらわなければいけないが、さっき課長の答弁の中に、一般競争入札が原則であるが、プロポーザルで云々といったときに、やはり疑い始めたら、もう決まっていたり何かがあって、少なくとも腹案があって、それでプロポーザルが出てくる可能性を否定できない。そこは公正に行えるという目安、何かここで言えるものがあるか。
○観光プロモーション課長 地方自治法、地方財政法、財務規則にのっとって進めていく。
○石原よしのり委員 そこはしっかり約束だと私は理解している。また建設経済委員会は定期的に開かれるので、ここの進捗を我々はしっかりチェックしていくことを頭に置いておいていただきたい。ここはしっかり市川の独自性を考えてもらいたいし、やはり市民は何を考えているのかもしっかり考えなければいけないと思う。何よりも市民が望んでいないものを出してきては絶対にだめである。先ほど市民との意見交換会などと言っていたが、ほかに市民の意見を集めるためのアイデアは今持っているのか。
○観光プロモーション課長 まずは、制度として成り立っているパブリックコメントは活用していきたいと考えている。それと折々に触れて、イベント等々においてアンケートを実施し、市民から広く意見を伺いたいと考えている。
○石原よしのり委員 パブリックコメントは、いつものとおり本当に数件しか出てこなかったりする制度で、イベントのときに行うのは言ってはなんだが偏った、例えば花火に出たら、花火は楽しい、花火をどんどんやろうとの話になってしまう。やはり、ワークショップをしたり、公募市民で云々や説明会、検討会を広く行わなければいけないだろうと思うので、これは答弁になかったから、今考えていないならば考えていただきたい。それを要望してこれは終わる。ぜひお願いする。
 次の項目に行く。電動アシストつき自転車の話であるが、数年前まで街かど回遊レンタサイクルを市川は行っていた。これは維持費が大変だかわからないが、廃止してしまった。あのときの趣旨も、よそから市川をめぐりにとか、水辺をめぐりたい者、あるいは郭沫若記念館に行こうという者に駅前で無料で貸してあげる事業だったと思う。まさにこれに似ているような話をした。では、何で廃止したかと考えると、あれを行った理由、やめてしまった根拠から考えて、今回実施しようとしていることとの整合性は何なのかをまず伺いたい。
○観光プロモーション課長 もう既に事業として廃止にはなっているが、レンタサイクル事業があったことは認識している。前回の部分もいろいろな機能、役割を果たさせようと考えていたと思う。それは市民の交通手段として、もしくは観光に来た方の足としてレンタカーのようにレンタサイクルと、いろいろな機能を入れたのだと思う。今回、私たちが行いたい電動アシストつき自転車については、市民にはどういうニーズがあるのか、例えば市民が観光地に行きたい場合には、わざわざ駅前に出ないで一番近くにある公民館から出発するほうがよい、もしくは市外から観光に来る方は駅近くにレンタサイクルの場所があったほうがよいような気がする。それらをしっかりと整理して、自転車があれば皆さんが自由に、自分たちの使いたいように使うのではなくて、全て考えた上で研究して、システム化できればと考えている。その辺が今までのレンタサイクル、自転車の貸し出しとは違うところになる。
 あとは、電動アシストつき自転車の実証実験をするに当たって、乗り終わった後に、この人はあそこの場所に行った、その後こちらに行ったなど、ビッグデータまではいかないがいろいろな情報がとれると考える。その情報をもとに、さらに電動アシストつき自転車や観光政策につなげていくことができる。これも最新の今までにない技術を用いたことができるので行いたいと考えている。
○石原よしのり委員 街かど回遊レンタサイクルは、確かに駅前の駐輪場にしかなかったのは私も十分わかっている。今の話だったら、それこそ公民館などに街かど回遊レンタサイクルのサイクルを置けばよいだけの話であって、何かちょっとと思うのが1点。もともとレンタサイクルの自転車は放置自転車で、市川市が回収していったものの中から使えそうなものを整備して行っていたから、ある意味、廃品の活用でもあり、今まさに村越市長が言われるシェアリングエコノミー、エコシステム、そういう環境も考えていくのもあったはずである。考えたら、わざわざこんな高い電動自転車をばんばん使って、それも電子云々で何かIT、ICT技術を使った業者とかかわって云々と、どうも少し違う意図というか、そういう事業になっているような気がするが、本当に観光と言っているのか。
○観光プロモーション課長 電動アシストつき自転車の事業スキームについては、いろいろな方法があると考えている。今考えているのは、実は東京で既にレンタサイクルがお台場や、さまざまな駅の近くにドコモなどが整備をしている。既に民間でその事業は成り立つものになっていると考える。ただ、民間の方が一番頭を悩ませているのが置く場所で、それは駅前が最もよいし、そのほかにも公共施設に置かせてもらえるのであれば、自分たちの事業がさらに拡大するであろうとの意向もある。
○石原よしのり委員 そういう意味では、実証実験などは別にして、僕もあなたもイメージしているものは多分、東京やあちらこちらの自治体が行っているのと同じで、民間事業に業者を入れさせて、料金をスマホ決済で取っていくわけである。街かど回遊レンタサイクルがただだったことから考えると、本当にこれで金を取るのはどうかというのがある。
 それから、この事業の源泉は、もともと中国ですごく広がったレンタサイクル事業である。ところが、多分、あなたも十分研究していると思うが、中国で今このレンタサイクルの事業を大規模に行った人たちは、みんな倒産したり破綻したのは御存じであろう。そして、廃業した自転車が大量に廃棄になって、その処分で中国は今非常に困っていることから考えて、電動アシストつき自転車を大量に買って、あちらこちらに配置して、これは実証実験だから今は1,000万円であるが、将来行おうと思ったら億単位で行う話で金は非常にかかる。それから、料金を取って行うものにどれだけの人が乗ってくるのか、実際に中国であれだけ大失敗の事例を見ている中で、その辺をどう考えているのか。
○観光プロモーション課長 今回、電動アシストつき自転車を導入するに当たって、一足飛びに導入するのではなくて、しっかりとどのような課題があるかも確かめた上で進めていく。もちろん倒産した場合のリスク、その後の残った自転車をどこが引き取るのか、民間事業者がなくなってしまったらどうなるのか、そのようなことのリスクヘッジについてはしっかりと考えた上で、実証実験の中で検証していきたいと考えている。
○石原よしのり委員 このままどんどん進めてよいかは、今の時点ではわからないから実証実験はわかった。そのような中では、道の駅が開業したときにレンタサイクルの値段を100円か何かつけてできた。かつまた委員も、この間、代表質問の中で言っていた。市川で、ある意味これも道の駅の事業として成り立つか実験を行ったと思うが、これの使用実績はどうだったかについて把握しているのか、どのように理解しているのか伺いたい。
○観光プロモーション課長 道の駅のレンタサイクルについては、これまで利用者が何人いたか、収入は幾らあったか、指定管理者の収入を見る観点からずっと注視してきたところであるが、今後、我々も実証実験を始めるのであれば、道の駅のレンタサイクルはどのように使われているのか、1つの大きな先行事例として参考になると考える。なので、指定管理者に話をして情報の提供等々をお願いしたいと考えている。
○石原よしのり委員 このような事業を行うのであれば、たとえ実証実験事業でも、やはりそのようなものを調べて可能性や将来性があると思うから、普通は導入すると僕らは考える。そこは少し疑問があると言っておく。
 それから、実績を数字で見ていないにしても、あそこでどういう目的で行っていて、評判がよいのか悪いのか程度は聞いているのか。
○観光プロモーション課長 指定管理者からは、レンタサイクルの利用者もいると聞いている。もちろん、アンケートの中にレンタサイクルで楽しんできたとの言葉も入っているので、一定の評価はしている。
○石原よしのり委員 ただ、あそこも民間業者が行ったわけである。どうも合わなかったり、余り評判がよくなかったら、もしかしたら来年あたり急に廃止すると言うかもしれない。そのようなことも実証実験の1,000万円の中で、しっかりこれから考えなければいけない。だめなら廃止することも含めて考えなければいけない。やめろとは言わない。例えば、データの中でどのような方がどのように乗るかがわかったら、それを例えば街かど回遊レンタサイクルに戻して、エコ的にはそちらのほうがずっと負荷はかからないと思うから、このときは実施するなどいろいろ考えていただきたいと思う。これ以上言ってもあれなので、この件についてはしっかりと頑張って検討していただきたい。
○中村よしお委員 1点目が、予算書の289ページのスマート農業推進事業補助金になる。2点目が、295ページの商工業振興費の中の報償費、起業支援アドバイザー等報償金について、3点目が、301ページの観光総務費の会計年度任用職員報酬について、4点目が、予算案の概要の先ほどから皆さんが質疑している観光振興ビジョン策定事業と水辺の観光推進事業についてである。端的に進める。
 1点目のスマート農業推進事業補助金であるが、たしか代表質問の中では、今回は圃場の草刈り機とのことで、その後のスマート農業を推進するに当たっての機材については、これから検討するような話であったが、それはどのように検討していくのかを伺いたい。
○農業振興課長 今回の草刈り機も、JAや農家の意見を聞いた上で、関心があるとのことで草刈り機を選んだ。スマート農業に関する機械は日進月歩でどんどん新しいものが出てきている。今の時点で今後どのようなものを入れるかは未定であるが、引き続き関係者の意見等を聞きながら、スマート農業の導入については進めていきたいと考えている。
○中村よしお委員 言っていることはわかるが、それこそ日進月歩で進んでいくようなものであれば、関係者のJAなどの意見を聞くだけではなくて、もっと積極的に調査をしていく中で、スマート農業をどう活用して市川市の農業を振興させていくのか、それぐらい骨太な進め方をしていただきたい。そこは要望にとどめておく。
 2点目、295ページの起業支援アドバイザー等報償金についての確認であるが、これはどのような者が、引き続き同じような者なのか、かわるのかを伺いたい。
○産業振興課長 予算書295ページ、第7節報償費についてお答えする。まず報償金については、これまで実施していた起業支援アドバイザー等報償金として、これから起業する者に対する創業支援については相談形式で継続していく。もう一方の講師謝礼金は、これまでも実施していたセミナー、起業塾等を開催していたが、改めてこれまで起業塾を受講していた者に対して、来年度についてはアドバンスということで、さらに後押しするようなコースの設定を考えている。プラス、新しいものとして、これまで起業相談の中で、起業前の者、起業後の者の相談を受けていたが、来年度以降は起業前の者と起業後の者を分けて相談を実施する予定で考えている。
○中村よしお委員 今の起業支援アドバイザーは、起業を志す者に対してアドバイスをする者と認識しているが、それは今どのような者で、今回その予算でそのようなアドバイザーはかえるのか。
○産業振興課長 起業支援アドバイザーについては、これまでどおりシニア・インキュベーション・マネジャーが相談を受ける形となっている。
○中村よしお委員 その者はどのような者なのかを詳しく伺いたい。
○産業振興課長 インキュベーションマネジャーは、起業家や事業者、自治体等が産業創造を任せる人材であることを証明する認定制度、インキュベーションマネジャー制度がある。中小企業診断士との違いは、長期観点での新しい可能性について育てる能力のある者で、インキュベーションマネジャー制度ができて、令和2年1月現在全国で545人が資格を有している。先ほど説明したシニア・インキュベーション・マネジャーについては、活動実績が2年以上あり、さらにJBIAという団体の審査会の審査に合格した者で、令和2年1月現在で全国に90人おり、その中のお1人にお願いをしている。
○中村よしお委員 あと1回だけ質疑するが、この者については、今まで何年間続けられてきて、こういった者をかえる――かえていただきたいとの意味で言っているのではない。要は、このように予算書に載ってくるが、この者の実績などは特にわからないので、今後もインキュベーションマネジャーにお願いしていく予定でいるのか伺いたい。
○産業振興課長 1点目については、平成19年度より実施している事業で当相談員は、インキュベーションマネジャーが担当している。今後については、もちろんこの者に限らず、中小企業診断士といった資格を持っている者にも、この事業には参加してもらう予定になっているので、広く知識の多い方々がさまざまなアドバイスができるように対応していきたいと考えている。
○中村よしお委員 理解した。これはここでとどめておく。
 3点目であるが、先ほどから各委員が質疑している観光振興ビジョン策定事業で何点かある。301ページの観光費の観光総務費の会計年度任用職員10名はどのような者になるのか。
○観光プロモーション課長 予算書301ページ、一番上にある第1節報酬の中の会計年度任用職員について10名計上している。こちらは課内の事務を想定している者が1名と、45階、アイ・リンクタウン展望施設で働いている者が8名である。こちらは、早番、中番、遅番の3交代制を8人で回している。それと、イベント等があった場合に臨時的に雇う者を合わせて10名となっている。
○中村よしお委員 役割については理解した。このような者たちは今回新しく採用するものか、それとも以前、ほかのアイ・リンクのところで既に非正規で勤務していた者なのか伺いたい。
○観光プロモーション課長 採用については4月1日以降となるので、どの者かは言えないが、今現在働いている者に、今後も例えばアイ・リンクタウン展望施設で働くか、そういう希望があるかは聞いている。全ての者が、今後もここで働きたいとの意見であった。
○中村よしお委員 理解した。観光部ができるとのことで、業務内容そのものは大きく変わらないのかもしれないが、ただ、私の思いとしては、やはり観光部をつくって、市川市の観光プロモーションをもっと進めていこうとのことなので、会計年度任用職員にもそのような思いを持っていただきたい。これはこれで結構である。
 56ページの観光振興ビジョン策定事業については、コンサルタントに委託するとのことで、やはり市川市の観光を考えると、その土地の状況、例えば特に北部は道が広くもないし、歩道も整備がされているかというと、なかなか観光で歩いたりするのには難しいようなところもあったり、そのような地域柄がある。あとバスのこともある。そのような中で、どのような入札の形態かはあるが、コンサルタントに委託して、その実効性の部分である。特に、中にも書いているが「官民、地域、公共交通機関などが連携した」とのことで、その辺の実態を乗り越えていくように実現できる観光振興ビジョンをつくっていただかないと、先ほどあったように、単にどこかの焼き直しのような、一見、見た感じはすごくよいが、僕らから見るとバスだって使うのが難しい、歩くのが難しい、自転車も通るのが大変なことがあると思うので、そこの部分をどのように入札の際に盛り込んでいくのか、課長の考えを伺いたい。あと、観光振興ビジョンの中の市内観光関係者は、具体的にどのような方々と認識しているのか。
 あと、細かいことで申しわけないが、先ほど委託料の中に、全部がコンサルタントの委託料ではなくて、講演会を入れたりするとのことであるが、これは節で委託料であるが、そのようなことは法的に特に問題ないのか。要するに、委託料だったら委託料、講演会だったら講演会で、また別途、節をつくったりするのが普通なのかと思うので、そこについての認識と、3の水辺の観光推進事業にもかかわるが、これはそれぞれのコンサルタントに委託をした場合に、本来であれば上部なのか横なのかはわからないが、この辺が密接に連携していないと何かちぐはぐな印象があると思うので、その辺についての課長の考えを伺いたい。
○観光プロモーション課長 現在、国も観光立国を目指して推進しているところである。その中で、地域にも観光をどんどん強めていくことは要請されているし、期待も高いことと考えている。地域の観光を考えるに当たって、地域のことを最も知る人間、最も知る人たち、団体がビジョンをつくっていくことが、その実効性を担保するものであろうと考えている。どこに委託するかはあれとしても、一番知っているのは市川市である、市川市民である、議員の皆さんであることをまずは大前提として進めていきたいと考えている。そうすることで、地域特性を生かしたほかの地域のビジョンとはまた違った、市川らしいビジョンができるのではないかと考えている。
 観光関係者については、まずは神社仏閣であればそこの者、もしくは公共交通事業を行っている者、例えば、観光は食も大きなものなので飲食店を経営している者、もしくは商店街や細かくは飲み屋まで、非常に多くの方が観光関係者になろうかと考えている。
 委託の件についてお答えする。確かに、講師謝礼金等々の別の節がある。役務の提供の中で考えたときに、委託をまずは予算計上させていただいたが、経費が適切に支払われることは絶対であるので、財政課とも協議しながら適切な節で支出していきたいと考えている。その際には節外流用等々、もしくは補正予算になるかと考える。
 それと、水辺の話と観光振興ビジョンの話である。観光振興ビジョンの中には、市川市の特性として必ず水辺の観光が入ってくるので、観光振興ビジョンが上にあるものだと捉えている。その中で、観光振興ビジョンと水辺の観光がずれていてはいけないので、市川市がコントロールして、しっかりと密接に関連したものにしていきたいと考えている。
○宮本 均委員 予算書305ページの18節、負担金のうち、市民まつり負担金、市民まつり参加費負担金、いちかわ桜まつり負担金である。まず、昨年の市民まつりは、たしか会場をふやして実施したと思う。その点についてできたら、今回、課長がデビューなので、今までの答弁を聞いてきて恐るべしとは思っているが、総括がもし何かあるのであれば聞かせていただきたい。会場をふやして本当に大丈夫かなという気はしたので、私も全会場を回り、スタンプをもらって梨ジュースもいただいたが、それを踏まえての今回の負担金の額かとは思う。
 もう1個、いちかわ桜まつり負担金に関しては、まず、これはどこの桜まつりなのか。私が思いついたのは、桜まつりといったら真間川の、よく真間桜まつりと言っているが、ここにはその表記がないので、いちかわ桜まつりは一体どこの分なのか。先ほどの市民まつりの負担金に比べると、ほぼ3倍の金額になっている。1,100万円が桜まつりに見合った負担金なのかを聞かせていただきたい。
○観光プロモーション課長 まず、市民まつりについて御説明する。令和元年度に開催された市民まつりについては、市川駅の南口や、ゆうゆうロード商店会の多大な御協力もあり、成功裏に終わらせることができたと考えている。拡大した内容であるが、市制施行85周年で拡大したため、経費については9月の補正予算で全額を市川市が負担金として増額して出す形にさせていただいた。今回拡大した部分はほかの祭りもあるが、道の駅からのシャトルバスを増発するといったことも拡大している。また、エドロック等々を行った河川敷の活用についても、実行委員会から検討していきたいとの話も出ている。また、おまつり月間として、さまざまなお祭りとコラボしながら相乗効果で盛り上げていく、こういったことも令和2年度は行っていきたいと考えている。駅前や商店街でのお祭りを一緒に行う参加については、やはり自治会、商店会に一定の負担をかけてしまう、例えば交通規制をかけるなど商店街のお祭りのほうが大変で、市民まつりのほうに出られなくなってしまうといったこともある。現段階で自治会や商店会から、またことしもとのオファーはいただいていない状況になる。
 桜まつりの場所については、いちかわ真間川堤桜まつりが正式名称で、そちらに出しているのが1,100万円となる。こちらの1,100万円は市民まつりの負担金と比較して、確かに3倍近い金額になっているが、実は実行委員会に両方とも出しているものである。市民まつりについては、例えばテントを張って、そのテント料といった収入がほかにあったり、協賛金もあったりで市川市の負担金は、1億円まではいかないが総事業費の中の3分の1なり、半分なりという中で運営していけているが、いちかわ真間川堤桜まつりについては、収入がまだしっかりとしたものがないので、今の段階では市川市からの負担金が割合として相当を占めている。そのようなことで市川市からの負担金額については逆転している。実行委員会の予算規模は、市民まつりが8,000万円であるが、いちかわ真間川堤桜まつりは1,000万円という逆転現象が起こっている状況である。
○青山ひろかず委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 次に移る。
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○青山ひろかず委員長 休憩する。
午後0時11分休憩
午後1時開議
○青山ひろかず委員長 再開する。
 次に、歳出第9款土木費第1項土木管理費及び第2項道路橋りょう費について一括して説明を求めるが、説明に当たっては、特に新規事業のもの、前年度と比較して大幅に変わった点について説明願う。
 なお、継続費及び債務負担行為については、歳出予算の説明が全て終了してから説明願う。
〔設計監理課長、建築指導課長、道路管理課長、新庁舎建設課長、道路安全課長、道路建設課長、交通計画課長 説明〕
○青山ひろかず委員長 説明は終わった。これより質疑に入るが、質疑に当たってはページ数、項目を明示されてから質疑されるようお願いする。
 質疑はないか。
○石原よしのり委員 4点伺う。しっかり聞きたいものを最後にするので、予算書の順番ではないが聞かせていただく。
 まず、予算書の347ページ、下水道費の中の投資及び……。
○青山ひろかず委員長 石原委員に申し上げる。347ページはまだである。第2項までである。
○石原よしのり委員 訂正する。
 2点伺う。319ページ、新庁舎関係である。まず、庁舎整備費の17節備品購入費の庁用器具費8億円は、議会が始まる前の議案説明会でも一覧表で大まかに説明いただいている。この点について詳しく聞かせていただきたいのが1点である。2つ目が、新第1庁舎工事請負費及びそれに関連する費用とのことで、新第1庁舎改修工事費9,110万円について聞かせていただく。
 まず、庁用器具費は8億円で、いわゆる什器備品とのことで説明を受けている。ただ、市長室関連については、例えばどのような器具がどの程度入っているのかを説明会でも伺ったが、どのような形状のものを執務室に入れていくのか。特に今回、市民共用スペースなど、新たな我々が余りなじみのないものにどのような形態、あるいはどのようなグレードのものを入れていくのかを説明いただきたい。一問一答である。
○新庁舎建設課長 市長室については、テーブルを突き合わせた形、今の市長が執務しているのとほぼ同じ形を見込んでいる。テーブルと椅子関係を見込んでいる。あとはワードローブ等がある。それから、執務室の机等については、6人がけ、5人がけ、4人がけの大きい机を組み合わせて執務室の席を構成している。最後に、市民の交流スペース等は、テーブルや椅子、カウンター席などを用意しているが、比較的家具のようなもので構成を考えている。
○石原よしのり委員 代表質問の中にも出ていたと思うが、市長執務室も、いっときはイタリア製の家具が入るといった報道まであったので、そのようなことを非常に気にする市民は多いと思う。例えば、市長室でも、副市長室でもよいが、こういった家具のグレードは現状使っているものに比べてどのような感じのものなのか。それから、今、公共建築物等木材利用促進法がある。そのような意味では、内装や調度品、什器は木製などが恐らく一番ベターだと思うが、それは国産の木材製品なのか。
○新庁舎建設課長 お答えする。まず、市長室などの席のグレードであるが、国産の什器メーカーのカタログ品だと、■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■のグレードに当たる。これは今まで入れたものと比べ極端に高くしているものではない。それから、木材については、市長室を含め共用部等に木材等は使用している。一部は国産品を使っているが、什器に関しては、全部を国産品という指定までは考えていない。一般品の中から選別を計画している。
○石原よしのり委員 ある程度はわかった。特段、豪華なぜいたくなものは入れていないとのこと、それから、基準品のものの中から普通に選ばれているとのことであった。その中でも、これからまだ選定していく中には、やはり僕が指摘したような国産木製品を配慮に入れていただければありがたい。それから、今入札などいろいろ行って決まってくる中で、例えば市長室の机が、決して僕は中グレードから低グレードにしろと言っているのではなくて、長く使うものであるし、それなりのものであると思うので、やはりそこそこよいグレードのものを市川市の格としても入れてよいと思っている。ただ、それがむちゃくちゃなものではなくて、今言った国産の木材の家具メーカーの重厚なものというような基準ならば、大変皆さんが納得するのではないかと思う。そういう意味で、またこれから進めていく中で考えていただきたい。この件については結構である。
 2つ目は、新第1庁舎改修工事費9,110万円についてである。今、代表質問、あるいは我々の市議会、9月定例会からずっと新庁舎の1階から2階への中央部分に追加の階段設置問題が議論されている。これは本当に適切な予算計上なのか、9月定例会、そして12月定例会で、市議会から慎重に見直す決議及び当初計画どおりに8月開庁を目指す決議が両方とも出ている。その中でさらに改めて伺う。追加階段の設置工事実施に伴う費用は、ここに載っている直接の工事請負費9,110万円以外に、この前の答弁の中でも巡回バスの費用や仮設庁舎の関連費用があったと思うが、その金額をここで改めてお示しいただけるか。
○新庁舎建設課長 まず、2つの仮設庁舎の賃貸借料について説明する。予算書319ページをお願いする。借上料の中に南八幡仮設庁舎借上料と市川南仮設庁舎借上料がある。まず、南八幡仮設庁舎借上料2,853万3,000円のうち、階段工事に伴い使用期間が延期し、上乗せしている分が889万5,000円になる。次に、市川南仮設庁舎借上料4,293万円のうち、延期に伴う追加の費用が1,230万5,000円、次に、その下の賃借料、市川南仮設庁舎用地賃借料は、実際の契約は庁舎の敷地と南側にある第2駐車場と呼ばれている車両の賃料があるが、こちらの合計の4,731万6,000円のうち378万9,000円が令和2年度相当である。また、総務費に当たるが、予算書で105ページ、総務費、総務管理費、自動車管理費、委託料の中に巡回バス運行等委託料がある。この巡回バス運行等委託料に当たるものが1,250万円、そのうち階段工事延期に伴う延長分で、625万円相当が含まれている。これらを合計すると、階段設置に伴う費用のうち令和2年度分については、合計1億2,233万9,000円分の計上になる。なお、残りの賃借料等の費用については令和3年度の計上を予定している。
○石原よしのり委員 1億2,233万9,000円が今回の予算の中に計上されている。もう少し細かいことを言うと、総務費の財産管理費の中に、当然ながら施設の管理費とのことで、清掃員の費用や、警備員の費用などいろいろなものがあるし、光熱費は別に計上されている。これはもろもろだが、新庁舎建設課の工事関連という意味では、そこまでは捉えていないとの理解でよいか。
○新庁舎建設課長 事前に知らせている約1億5,000万円の内訳としては見込んでいない。主なものとして、これまで説明したバスと仮設庁舎のリース費で示している。
○石原よしのり委員 わかった。議論としてはそれで結構である。ただ、指摘としては、実際には89ページ、総務費の中の財産管理費、委託料に施設管理等委託料があり、その他のところに光熱水費、火災保険料、下水道使用料があるが、これは全体で行っているから内訳はなかなかわからないとのことでよいか。
○新庁舎建設課長 こちらについては、その当時どこまでの管理かも定めていなかったので、計画は特別見積もっていない。
○石原よしのり委員 結構である。次の質問に移る。これだけの1億2,200万円の費用をかけた階段の建設計画である。これは開庁前につくり、どうしても必要な理由を、今回の代表質問の中で総務部長が答弁したものを私なりにまとめると、大きく言うとワンストップの動線を確保する、サービスを提供するために職員と市民の動線をとの話と、こういう階段があることによって精神的な距離感が縮まるとの話が総務部長からあった。そして、市長も企画部長も言っていたのは、将来市民スペースとして使われるときに、市民の交流あるいは連携いろいろなものが生まれる効果があるのだと言ったと思う。今言ったワンストップサービスを始めることや、将来市民フロアとしてもっと広く有効に使われるのは全然問題にしているわけではないが、それに対して、この中央階段がどうしても必要なのだというのを、改めて担当者から伺いたい。
○新庁舎建設課長 代表質問等の答弁と重なってしまうが、現在考えているワンストップサービスは、どうしても1階だけで完結するものではない。1階と2階を融合的に使うことで、その効果があらわれるだろうと配置している。そのときに職員の移動、または1、2階間で来庁者の移動を想定しているので、これをつなぐためにやはり必要である。また、1階、2階は市民の交流スペース等を設けている。また、文化経済活動の連携等を生み出すために必要であると考えている。また、今御質疑のときにも出たが、将来的には窓口関係は減ってくることは想定しているので、そのときに1階から市民のためのスペースがどんどんふえていくだろうと、そこで2階まで入ってきたときに、この階段も有効に使えるとの考えで設置を計画した。
○石原よしのり委員 そこでもう1つ伺うが、今回の予算に計上して開庁前に階段をつくるとの話である。1、2、3階である。今でなければいけない理由を改めて伺いたい。今でなければとは、将来など、本当に必要性を検証した上でという意味を言っているが、そうではなくて今という点で答えていただきたい。
○新庁舎建設課長 こちらも答弁等と重なってしまうが、まず、工事中に設置しようとした場合、この建物は避難安全検証法の手続をとった大臣認定を受けて建てる建物であることから、その手続にかなりの時間を要する。その間、工事をとめて進めるとなると、かかる経費が大きくなるので候補から外した。次に、建物ができ上がってから検証をして、使い始めてから建てることに関しては、まず1点が、今計画しているワンストップや市民サービスの計画には今から必要であるとの考えのもとに行っている。2点目は、やはり供用開始してから改めて工事をしようとすると、1階、2階の窓口関係の部署を、一旦どこかに仮設の窓口をつくって避難させる形をとる。その上で、その場所の工事をして、また戻ってくるプロセスを踏むことになるため、工事全体の期間が長くなること、あと移転等に伴う経費がさらにかかるので、トータルとしては時間及び費用として高くなると考えたので、最短かつ最安価に済む方法として、今回の方法を選択した。
○石原よしのり委員 ワンストップサービスをするのに最初から必要なのだとのことだが、私は待ち時間が延びるだけで、ワンストップには関係ないと思う。それから、1回開庁してから囲いをして新たに追加設置する場合は、当然仮設窓口へ移動したり、何もない開庁前の誰もいないところで工事をするよりは工事期間がかかったり、トータルの費用がかかるのは当たり前のことである。ただ、必要ないことがわかったときだったら全く要らないこともあるから、費用がかかる当たり前のことを言われても理屈にならないと思っている。そういう意味で、今回の市長の提案は、せっかく7月にできるので、4階以上はこの工事に影響はないから一部開庁と言われた。一部開庁の際、むしろまとめて来年1月に開庁するよりも、逆に手間がかかったり、いろいろな不都合、あるいは市民の間での混乱や職員の間での行き来の不便などが生じると思うが、このような不都合や混乱については、どのように予測されているのか。
○新庁舎建設課長 こちらも若干答弁の内容と重なるところはあるが、まず、上の階と分断した場合、当然事務的に距離が離れることがあるので、庁内の事務作業の連絡作業がふえるデメリットはあると考えている。ただ、これは情報通信等の部分でカバーできるという見込みが1つ、また4階から上は、1階から3階のサービス部門と分断するわけではない。あくまで管理部門として部署が分かれているので、離れたことによるデメリットは小さいという判断がある。それから、市民に対して混乱を招く可能性は当然秘めている。この点については、広報または案内看板等で周知を徹底することを想定しているので、内容についてはこれからの検討になるが、そのような面でカバーをする計画である。
○石原よしのり委員 今の答弁も、課長は詳しく実はいろいろな検討はされているのであろうが、答弁としては代表質問の答弁とそれほど大きく変わらない。話を詳しくなかなかできないようなので、これについてはここでとめる。使ってみて検証してから検討するのは、階段をつくるとなったときには余計に費用がかかるとの理由で今回事前に開庁前につくろうとの話であるが、将来、これが何年か使ってみて、階段があることによる不都合や、邪魔であるなど、これがあってはやはりまずかったとなった場合――それはなるかを答える必要はないが、邪魔になった場合、将来の議会でも市民でも、あるいは市の職員の部署が検討した中でも、これはやはりよくなかったといった場合に、この階段は撤去して穴を修復して、もとどおりの効率的な執務室の形に戻すことは可能か。
○新庁舎建設課長 技術的には可能である。ただ、先ほど話したように、後からつけるのと同じように、それ相当の時間と費用は確保する必要があると考えている。
○石原よしのり委員 後からつけるのももちろん可能であるが、費用がかかるなど不都合が生じる、後から閉じるのも可能だがいろいろな不都合があるだろうとの話であったと思う。いろいろ聞いてきたが、この階段について私は十分な議論が尽くされているとは思わないし、この定例会ではいろいろな質問があったが、市民を巻き込んで、市民の意見をしっかりと酌み取ることは、まだ十分できていない。それから、市民交流スペースを使う者の意見はほとんど聞いていないであろうし、実際に使ってみないことにはわからないのも、私は妥当な考え方だと思っている。今聞く中では、やはり市民窓口開庁前に、追加の中央階段をつくることに対しての必然性、要するにこれが必須なこと、それからタイミング、どうしても将来これが必要なときにつくることについては私は文句を言わないが、この点について今追加工事をしなければいけない緊急性に対してどうも納得いかない。この件については、私は、本会議において予算の修正動議をかけたいと思うので、私からの質疑はこれにて終わる。
○清水みな子委員 2点、一問一答である。
 1つは、予算案の概要の59ページの空き家対策事業について伺う。令和2年度見込みで、安全代行措置委託料、代執行措置委託料、特定空家除却費等補助金の3点があるが、今年度の実績について伺いたい。
○建築指導課長 空き家対策の今年度の実績である。安全代行措置委託料についてはゼロ件である。代執行措置委託料については、令和2年度に初めて計上したものである。また、特定空家除却費等補助金については、今年度の実績はゼロ件である。
○清水みな子委員 理解した。それでも、昨年度の予算は434万円入っている。代執行はない、安全代行措置もない、特定空き家除去もないとのことで、具体的にどのような形で空き家対策が進んでいるのかを伺いたい。
○建築指導課長 昨年度の空き家対策であるが、実際に空き家の件数は、現存するもので578棟、そのうち管理不全な状態の特定空き家は336棟である。その空き家のうち、実際に除却したものが86棟、また、その他58棟が樹木の剪定などの対策をしている。そのような指導を現在進めている状況である。
○清水みな子委員 令和2年度に代執行措置を新しくつくったが、このような代執行措置をするような空き家があるのか。
○建築指導課長 令和2年度に代執行措置委託料として1件168万3,000円を計上している。こちらについてはまだ具体的にはなっていないが、今後、空き家等対策協議会の意見なども踏まえた上で、こちらの代執行等も考えていきたい。
○清水みな子委員 地域には578棟あるとのことで、もう本当に崩れそうで何とかしてほしいと周りの方からかなり言われる空き家がある。この前の台風などでも、傾きかけているのではないかとの声があるが、そこに付随している人たちがかなりの人数いるから除去もできない、更地にもできない、そういう事態になっている。ぜひ、指導をかなり強めていただいて、何とか空き家対策を進めていただきたいと要望する。お願いする。
 もう1点は新庁舎の建設についてである。石原委員がかなり質疑されていたし、私も代表質問で行っているので、具体的な点について、319ページ負担金、新第1庁舎電気負担金の具体的な中身を伺いたい。
○新庁舎建設課長 この負担金は、建物に引き込む電源について、東京電力と協議しているが、この建物は2回線引き込みといって、通常の建物は1カ所から引き込むが、予備系統も含めて2カ所から引き込みを計画している。そのときに予備系統については、実費相当の請求を受ける。また、地中からの引き込みになるので、地中の工事の分も実費負担とのことで、工事の分の請求が来る。その支払いを負担金で積み上げている。
○かつまた竜大委員 質疑項目を全て述べてから一問一答である。予算書で323ページの12節、委託料の道路擁壁実施設計等委託料2,450万円、参考資料2の17ページ、18ページである。それと325ページ、14節工事請負費の道路改良等工事費の中に入っている稲荷木の市道6100号、4,000万円、それぞれ伺いたい。
 まずは、大野の二段坂はようやくかと思うが、逆に非常にありがたい。これは図面を見てみると、迎米会館に向かって左側だけ実施するような感じに見えるが、細かくどのように考えているかだけで構わないので、伺いたい。これは323ページ、道路擁壁実施設計等委託料で、参考資料の2では17ページと18ページのところである。大野の1丁目、通称二段坂と言われているところである。
○道路安全課長 参考資料2の18ページ、大野1丁目、通称二段坂の擁壁の委託であるが、これまでに両側、道路脇が非常に崩れており、該当地権者3名と交渉してきたが、このたび左側の地権者1名から用地の寄附について御承諾をいただき、これから測量等を含めた委託をかけ、来年度の工事実施を目指しているものである。
○かつまた竜大委員 理解した。この間、逗子市であのような事件もあったので、そのようなことが起きないように、御寄附をいただけるとのことで本当にありがたいことであるが、ぜひこれはよろしくお願いしたい。
 続いて、予算書の325ページの工事請負費の道路改良等工事費1億5,000万円の中の、参考資料の2で言うと、21ページと35ページである。21ページに書いてあるが、施工箇所市道6100号、4,000万円、稲荷木1丁目22番から25番地先とのことで、これもすごく歓迎なのであるが、ただ1点、35ページをごらんいただくとわかるが、すごく狭いところで対面である。私は過去に道路交通部にお願いしたが、これは警察絡みのところで、主要地方道市川浦安線、産業道路に面するところがかかっていないようであるが、ちょうどここに停止線があるが、これを下げてもらいたいと要望を出したことがあったが、結局だめであった。これは京葉道路のほうから左折してくる車があって、停止線が少し手前過ぎて、停止線にとまっている車と左折してきた車が衝突してしまうというか、非常に通りにくいことがあって、どのように改良されるのかを聞きたいのと、停止線の問題等を理解しているかを伺いたい。
○道路建設課長 今回の道路改良工事については、既存の歩道としている部分がふたかけ歩道になっており、老朽化が著しく、地元からも要望をいただいているので、ふたかけ歩道の改修を行う工事になる。
○かつまた竜大委員 このガードレールはそのままなのか。
○道路建設課長 今回の歩道の改修にあわせて、ガードレールについては新しくする改修もあわせて行う。
○かつまた竜大委員 道幅の件はどうか。
○道路建設課長 道幅については、あくまでも現況の状態である。水路については、車が乗れるような構造にはできないので、あくまでも、車道幅は現況のままである。
○青山ひろかず委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 それでは、次に移る。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○青山ひろかず委員長 次に、歳出第9款土木費第3項河川費の説明を求めるが、説明に当たっては、特に新規事業のもの、前年度と比較して大幅に変わった点について説明願う。
 なお、継続費については、歳出予算の説明が全て終了してから説明願う。
〔河川・下水道管理課長、河川・下水道建設課長 説明〕
○青山ひろかず委員長 説明は終わった。これより質疑に入るが、質疑に当たっては、ページ数、項目を明示されてから質疑されるようお願いする。質疑に当たっては簡潔によろしくお願いする。
 質疑はないか。
○石原よしのり委員 1点だけ伺う。先ほどの補正予算のときにも質疑したが、347ページの下水道事業会計出資金、今年度は8億3,800万円である。昨年度から比べると、当初予算では3億6,800万円ほどだったのでかなりふえているが、補正予算で今回4億幾ら入れたりしていたと思うが……。
○青山ひろかず委員長 石原委員に申し上げるが、これも早とちりである。質疑は簡潔にまとめてよろしくお願いする。
○石原よしのり委員 取り消す。
 1点だけ伺う。今回、備品購入費の中に事業用機械器具費がいろいろなところに出てくる。333ページの1,140万円、それから337ページに770万円、どのような車を何台買うのか伺いたい。
○河川・下水道管理課長 まず、333ページ、第17節の備品購入費の事業用機械器具費について説明する。まず、計上しているのは現在使っている河川パトロール車が2台あって、2台とも更新を計画している。どのような車かであるが、プラグインハイブリッド車で、二酸化炭素の排出量が少ない車を選定している。車種は三菱のアウトランダーである。
 もう1つ、337ページの17節備品購入費、同じく事業用機械器具費について770万円計上しているが、これも先ほどと同じ車が1台、アウトランダーになる。それと、水防用エンジンポンプの更新を10台予定している。
○石原よしのり委員 河川パトロールカー、当然四駆のそれなりに大きなしっかりした車でないとだめで、買うのはわかっている。これは何年ぐらい使っていた車を更新して、今後何年使うかを伺いたい。
○河川・下水道管理課長 今使用している河川パトロール車は、平成13年度車で間もなく20年になる。もう1台の車についても15年以上使用している。やはり、これから長く使っていかなければいけないものと理解している。
○中村よしお委員 1つだけ、参考資料2の48ページ、水路改良費、委託料、排水路整備設計等委託料の香取1丁目マンホールポンプ実施設計業務委託についてである。香取1丁目16番地先は、昔は雨が降れば畳を上げて避難するところであるが、もう足かけ9年ぐらい、私が議員になってからずっと市が一生懸命取り組んできたおかげで大分よくなってきてはいる。ただ、この間の台風第15号のときもかなり冠水した。冠水の常襲地域で何とかしてほしいとのことで、台風第15号のときも市の職員に現場へ来ていただいて、一緒に立ち会って話を聞いていただいたのをよく思い出すが、マンホールポンプ実施設計業務委託とのことで予算が成立したら、いよいよここにつくのである。この中身についてもう少し詳しく、推進工法で、恐らくちょうどここを通るのは源心寺があって、お墓が左側で、右側に民家があって、そこの細いところをずっと通していくのかと思うが、工期と工法の中身のことを詳しく、あと効果がどれぐらいになると期待しているのかを伺いたい。
○河川・下水道建設課長 香取1丁目マンホールポンプについては、資料の2の55ページに案内図が載っている。まず、令和2年度はここの実施設計を行う。要するに、ここで実施設計したものを、次の年に実際に工事を行う予定である。内容については、委員御指摘のとおり、源心寺が裏で、以前からの浸水常襲地域である。昨年の台風のときも冠水しているのは私どもも認識している。そこで、今回ここにマンホールポンプをつけて、いろいろ私どもも調査をしたが、結局水のはけ口がなかなか近辺にはないので、黒い線のように旧江戸川へ直接放流する考えのもと、来年度実施設計を考えている。また、この道路は先ほど言ったように源心寺の横の狭いところ、そして、旧行徳街道の非常に交通量の多いところなので、開削といってオープンに工事をするのは非常に厳しい。今考えているのは推進工法、いわゆるトンネル工法で行うと周りの方々にも影響は少ないので、今そのような検討をしている。
○中村よしお委員 よく理解した。検討しているとのことであるが、ここはいわゆるはけ口がないとのことで、確かに内匠堀というか、公園側に傾斜が低くなっている状況の中で、大体トンネル工法の場合は何年ぐらいかかるのか、わかる範囲で伺いたい。
○河川・下水道建設課長 来年度の実施設計委託の中で詳細に工程も出す予定でいるが、経験上、恐らく1年あれば工事はできると考えている。ただ、推進工法なので道路の地下を工事することから、当然この下には他企業の埋設管がある。それを動かすことも含めると、やはり準備が数カ月かかるので、恐らくこの距離での推進だけであると1年ほどと想定している。
○青山ひろかず委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 次に移る。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○青山ひろかず委員長 次に、歳出第9款土木費第4項都市計画費の説明を求める。説明に当たっては、特に新規事業のもの、前年度と比較して大幅に変わった点について説明願う。
 なお、債務負担行為については、歳出予算の説明が全て終了してから説明願う。
〔都市計画課長、街づくり推進課長、道路建設課長、下水道経営課長、公園緑地課長、動植物園長、開発指導課長 説明〕
○青山ひろかず委員長 説明は終わった。これより質疑に入るが、質疑に当たっては、ページ数、項目を明示されてから質疑されるようお願いする。
 質疑はないか。
○中村よしお委員 2問である。
 参考資料の2の77ページの公園緑地施設整備工事費の中の、2「公園施設長寿命化計画に基づき、公園施設の更新並びに補修を行うことで施設の延命化を図るもの」の、南行徳公園のローラー滑り台設置撤去1基の内容について詳しく伺いたい。
 次のページの改修工事費、公園緑地施設改修工事費、本庁管内分と支所管内分の理由についてだが、「公園利用者の快適性の向上及び、安全性を確保するため、既設公園や緑地内の施設改修工事を実施するもの」とのことで、全部で7公園あると思うが、この公園の改修内容について詳しく伺いたい。あと、公園利用者の快適性の向上及び、安全性の確保とのことで工事費が計上されているが、全体でどのような計画があって、来年度の工事費の工事を実施することによって進捗はどの程度となるのかについて伺いたい。
○公園緑地課長 初めに、参考資料の2の77ページ、下段の公園長寿命化計画に基づく、南行徳公園のローラー滑り台の改修である。工事の内容は、既存であるローラー滑り台の撤去及び新設になる。これについては、今、公園全体の遊具施設等の長寿命化計画を作成し、国の交付金をいただけることになったので、それを充当して今あるものを新しく入れかえる内容になっている。
 続いて、参考資料の78ページ、具体的にとのことで、本庁管内、支所管内は予算上の区分だけであり、特にそこに区分けがあるのではなく市内全域を考えている。主には、[1]改修工事については、おおむね入り口のスロープ等のバリアフリー化を考えている。[2]については遊具修繕であるので、既存で壊れている遊具、例えば昔あった小動物の形をした乗り物、スプリング遊具を老朽化で撤去したり、ブランコ柵の撤去、改修、滑り台の改修などとなっている。
 [1]の小松公園は、菅野3丁目にある小松公園である。あと中山東も今予定している。[2]の馬坂公園は曽谷3丁目にある。その他、中山にある中山安房神社児童遊園地など、新田3丁目にある新田南公園、南八幡にあるひまわり公園、稲荷木2丁目にある稲荷木2丁目公園、田尻4丁目にあるひいらぎ公園などを予定している。
 [3]の園灯改修については里見公園外になっているが、国府台3丁目にある里見公園、中国分4丁目にあるじゅん菜池緑地、市川2丁目にあるこがね公園、真間3丁目にある桜土手公園、原木1丁目にある原木第3公園を予定している。[4]の管理柵については、現在、東菅野1丁目にある菅野児童公園、東菅野3丁目にある東菅野公園、市川南3丁目にあるすずらん公園、南八幡5丁目にあるしろばら公園等を予定している。
 続いて、支所管内である。公園施設の改修工事については、南行徳公園は浸水水路、噴水がある施設の補修である。[2]の遊具改修については、現在の福栄4丁目にある福栄公園、島尻にある島尻東公園、南行徳にある東海面公園等を予定している。支所管内の園灯改修については、現在、香取2丁目にあるあじさい公園、行徳駅前3丁目にある南沖公園等を予定している。
 いずれにせよ、この改修工事費については既存施設の修繕の部類のもので、新設する部類の工事ではない。
○中村よしお委員 今の説明で1点確認させてもらいたいのが、交付金が受けられるようになったとのことであるが、交付金の名前と、来年度のから交付金を受けられるようになったとの理解でよいのか、これは何カ年利用できるものなのか伺いたい。
○公園緑地課長 交付金については、社会資本整備総合交付金である。今年度計画を策定して国に提出し、これをもとに交付金を受ける予定である。何年かと言われると、そこの事業年度は決まっているものではないと承知している。
○石原よしのり委員 2点伺う。予算書では345ページの工事請負費に4億5,000万円計上されていて、参考資料の2の70ページと71ページに都市計画道路3・4・12号の整備の話が出ている。これは71ページの頭に3億9,000万円の道路築造工事、それから70ページの一番下に信号設置とある。図は73ページである。まず、道路工事の進捗状況、今どこまでどう進んで、いつごろどのようにできるのか、いつごろから通れるのかスケジュールを伺いたい。
 それから同じところでもう1つ、国府台緑地で70ページである。3・4・12号のところで信号機設置工事2,000万円の負担金が入っている。これは国道にできる信号機であるが、こういう場合の市の負担はどういう考え方で、何を負担しなければいけないのか。国道につける信号だから、全部国で行ってもらえないのか、その辺のことを説明いただきたい。
○道路建設課長 初めに、3・4・12号の工事の進捗状況であるが、昨年度に都市計画道路の道路築造工事第1工区については契約をしている。この工事については、2カ年で工事を行う予定でいる。令和2年度当初分については、2年分の工事費用として3億9,000万円をお願いするものである。実際の事業のスケジュールを申し上げると、令和3年度末の供用を目標として当初から進めていたが、現在用地の取得や工事の状況も順調に進んでいることから、令和2年度末から令和3年度の早い時期に供用できるものと考えている。
 次に、信号機の設置については、国道298号は供用されている状況であるので、今回新たに都市計画道路が接続することになる。その場合、原因者負担が原則になっており、今回の信号機については市川市の負担で設置することとなる。
○石原よしのり委員 今年度の3・4・12号の工事の中で、例えば今、ここの上に上がれる道ができるとか、我々市民がここは使えるようになるなど、通れるようなものはないと考えてよいか。
○道路建設課長 現在工事している1工区については、沿道に家屋が建ち並んでいるので、一部、側道の部分については開放している。
○石原よしのり委員 理解した。結構である。
 もう1つの質疑は、78ページの説明と96ページの図がある国府台緑地の用地取得の件である。96ページの図を見ると、国府台緑地は松戸街道のところから入っていく少し入り組んだ形の広い緑地である。対象地はここにあるが、これは、今所有関係はどうなっていて、このような民有地はまだ残っているのか、これから、もしそのようなものがあったとしたら買い足していくのか、その辺の方針と、今回どのような経緯で買うことになったのか簡単に教えていただきたい。
○公園緑地課長 参考資料の96ページの案内図にある黒くなっている一部分だけが未買収地となっており、今までも、過年度も地主に交渉を続けていたところであるが、今年度になってようやく承諾が得られたような状況である。この土地については、土地開発公社に先行取得していただき、令和2年度に買い戻しをする予算を計上したものである。このようなところがほかにもあるかとの質疑であるが、現実的にほかのところにこのような未買収地があれば、常に我々も買収するための交渉はしているが、やはり地主の都合もあって、なかなか承諾してもらえないところがある。
○石原よしのり委員 つまり、国府台緑地と網かけしてある中で、幾つか民有地が残っているのか。
○公園緑地課長 国府台緑地については、これで民有地はない。
○石原よしのり委員 ちなみに、坪単価は幾らで買ったのか。
○公園緑地課長 坪単価で質疑をいただいているが、1平米5万円相当で買収している。
○青山ひろかず委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 以上で質疑を終結する。
〔石原よしのり委員退席〕
○青山ひろかず委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○青山ひろかず委員長 挙手多数。よって本案は可決すべきものと決した。 
                ―――――――――――――――――――――――――――               
○青山ひろかず委員長 休憩する。
午後2時44分休憩

議案第73号 令和2年度市川市下水道事業会計予算

午後3時15分開議
○青山ひろかず委員長 再開する。
 議案第73号令和2年度市川市下水道事業会計予算を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔下水道経営課長 説明〕
○青山ひろかず委員長 質疑はないか。
○岩井清郎委員 2点伺う。1つは、630ページでよいのかわからないが、要は県の水道との一元化の収入のところ、料金徴収のところと、もう1つは、これも648ページなのかわからないが、要は金利、起債の利息の2つである。
 県の水道との徴収一元化について、よくわからないのでもう1回聞かせていただきたいが、徴収率は上がるとの判断でよいのか。水道を使わないと水道をとめられてしまう、そうすると払わなくてはいけなくなってしまうこともあって、徴収率はどうなる見込みなのかを伺いたい。
 それから、起債で今一番高い金利はどのぐらいで、安いのはどのぐらいなのか。その2点を伺う。
○下水道経営課長 初めに、一元化についてであるが、平成30年度の決算ベースで申し上げると、下水道使用料については97.9%の収納率であった。私どもが見込んでいるのは、やはり委員が言われるとおり、支払いが滞ると、すぐに給水停止となるので、その抑止力が働いて当然収納率は上がってくると見ている。実は私どもは第2期の徴収一元化の参加市で、既に平成30年1月から第1期の千葉市などの実績がある。そこで言うと、少なく見積もっても99.5%、多ければ99.9%の数字が出ているので、私どもでは99.5%である程度の数字を見ている。
○河川・下水道建設課長 企業債の金利について答弁する。一番高いときが6.7%、借り入れ時期が平成3年である。安いときが0.1%、借り入れ時期が平成30年である。
○岩井清郎委員 1点目はよく理解した。やはり、いろいろなところで一元化になれば、徴収の費用も2つが1つになるので安いだろうし、収納率が上がってくるとの事実がわかったので了解した。
 金利であるが、まだ高いのは相当残っているのか、真ん中ぐらいもあって、今はどんな割合か伺いたい。
○河川・下水道建設課長 申しわけないが、割合は把握していない。参考であるが企業債の残額は約370億円である。
○岩井清郎委員 それは調べればわかるのでよい。もう1つ、最後に聞くが、高いものを安くすることはできないのか。
○下水道経営課長 一時期、繰上償還の制度はあったが、やはり国で要件が定められており、例えば財政力指数が1以上だと借り換え、繰上償還ができないとのことで、市川市はその要件で外されており、粛々と返済していくことになる。
○青山ひろかず委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 以上で質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 以上で討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
―――――――――――――――――――――――――――
○青山ひろかず委員長 理事者より発言を求められているので、これを許可する。
○新庁舎建設課長 先ほど、議案第69号一般会計予算の審議の中で、第9款土木費のうち、庁舎整備費、319ページ、第17節備品購入費の中で、石原委員からの質疑に対して、市長室の什器のグレードについて■■■という答弁をした。しかし、表現が曖昧でわかりにくいので発言の取り消しをお願いしたい。
○青山ひろかず委員長 ただいまのとおり、発言の取り消しを許可することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 御異議なしと認める。よってただいまのとおり発言の取り消しを許可することに決した。
 次に移る。

議案第74号 市川漁港係留輸送施設工事請負変更契約について

○青山ひろかず委員長 議案第74号市川漁港係留輸送施設工事請負変更契約について議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の場の説明があれば説明願う。
○地域整備課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○青山ひろかず委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第75号 財産の減額貸付について及び議案第76号 財産の減額貸付について

○青山ひろかず委員長 議案75号及び議案第76号財産の減額貸付についてを一括議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願う。
○農業振興課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○青山ひろかず委員長 質疑はないか。
○清水みな子委員 1点伺う。株式会社市川市場と契約した時点で、この減額貸付も契約の中に入っているとのことでよいか。
○農業振興課長 民営化する際に、市川市と株式会社市川市場で基本協定書を結んでいる。その中で減額する計算方法が記載されている。それに基づいた額で契約書を作成しているので、契約書には計算式などはうたっていない。
○清水みな子委員 協定書の中で、このように減額して貸し付ける協定をしているのか。
○農業振興課長 協定書の中で、地下構造物があるものについては固定資産税相当額の2分の1にする、そういう計算方法をうたっている。
○石原よしのり委員 1つ伺う。減額貸付の減額をすること自体は、確かに協定に結んであって、これを民営化するときに、そういうたてつけになっている。そして、市場は、やはりここで維持していくことが市川市の市政、市民のためになるので民営化したのは十分理解している。これを維持させるためにどれだけ市民の税金が使われたのかという観点から言うと、普通に計算して貸した標準的な賃料が幾らで、それに対して過去減額してきた金額が毎年違っているなら、あるいは今回変わっているなら、それを含めて幾らになっていて、結局その差額は、ある意味事業を継続していくための補助金のようなもので、どのくらいの金額が市からの助成、援助になっているのかがわかるように説明していただきたい。
○農業振興課長 減額しない場合の賃料であるが、土地と建物がある。土地については、4月から6月は工事があるので、月額は7月から3月までと違うが、令和2年度で減額しない場合は総額で約9,949万6,000円である。建物については1,971万2,000円、その差額が議案の金額との差額になる。議案では、土地の場合が1,368万4,199円なので、差額が約8,581万2,000円、千円未満は切り捨てている。建物の場合が1,328万1,000円、合わせて約9,909万3,000円の額を減額していることになる。
○石原よしのり委員 令和2年は約9,900万円の減額をした。簡単に言うと1億2,000万円ぐらいだったのが、大体2,000万円になる。これが今年度のケース、民営化してから今までも減額しているが、減額の過去の推移を伺いたい。
○農業振興課長 令和元年度と令和2年度で評価額が変わっている。それと、面積も変わっている部分があるが、大きな変更はない。
 平成30年度、平成31年度、令和元年度の賃料を申し上げる。土地については年額1,243万5,612円である。建物については年額652万9,404円である。大きな額の変更はないと考えている。
○石原よしのり委員 理解するために言うが、要するに平成30年度から貸し始めて3年目、この間に、標準なら1億2,000万円の算定できる金額に対して、土地建物を足して大体2,000万円で貸してきた。それが今度は3年目で、大きくは変わっていないが、やはり継続して今回も減額しなければいけない。それは向こうの業績などもある中で、これを維持してきちんと運営してもらうために、我々は一般会計からこれだけの助成が必要だとの理屈である。これに対する妥当性、これだけのことをしてあげる効果、我々が1億円分を払っても運営してもらうことの意義を説明できるか。
○農業振興課長 市場の機能として、市川市民だけではないと思うが、市民に青果や花のようなものを安定的に供給する役割もあるし、価格も極端な変動などはなくて、今は相対取引が主であるが、適切な価格を形成する公益的な業務を担っていることから、市民の生活を安定化させる機能があるので、年間1億円ほどの減額はしているが、そこについては議会でも、今回の減額貸付は2年前にも議決を得ていると考えている。
○石原よしのり委員 客観的な数字と、どういう目的のためにこの1億円を使うのだとの説明を受けたので、結構である。
○岩井清郎委員 引き続き考え方であるが、正規の賃料は正しくない賃料なのかと思ってしまう。毎年このようなことになると、確かに市が取り交わした覚書はそうであるが、ずっとこれがこうだったら基本の賃料はある意味がないことにもなりかねない。これ以上は答弁は要らないので、そのようなことも含めていろいろまた考えていただければと思う。
○青山ひろかず委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 採決する。
 まず、議案第75号について採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に、議案第76号について、本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第77号 市道路線の廃止について及び議案第78号 市道路線の認定について

○青山ひろかず委員長 議案第77号市道路線の廃止について及び議案78号市道路線の認定についてを一括議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願う。
○道路管理課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査のほどお願い申し上げる。
○青山ひろかず委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 討論を終結する。
 採決する。
 まず、議案第77号について、本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に、議案第78号について、本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

請願第1-10号 種苗法改正の取りやめを求める意見書の提出を求める請願

○青山ひろかず委員長 請願第1-10号種苗法改正の取りやめを求める意見書の提出を求める請願を議題とする。
 書記に朗読させる。
〔書記朗読〕
○青山ひろかず委員長 意見を求める。
○清水みな子委員 賛成の立場で、今、請願趣旨にあったように、この法案の改正によって、小規模の農家に大きな負担をかける、そして、地域農業の衰退を招きかねないので、種苗法改正の取りやめを求める意見書を、ぜひ提出していただきたい。お願いする。
○竹内清海委員 反対の立場から述べる。
 まさに、これを通さないと非常に困ることは、多額の費用をかけていろいろな種をつくったのが海外に流出されてしまうおそれが現実に出ている。例えば2018年の韓国冬季オリンピックのときに、カーリング女子がもぐもぐタイムで食べたあのイチゴが、まさに韓国でも生産されている、そういう事実がもうあるわけである。確かに、皆さん相当の費用をかけて種を開発したが、その種が一瞬にして海外に行ってしまうと、日本の農業が逆に脅かされてしまう状況にもなりかねないとのことが報道されているのも事実であり、あとは代々農家で昔からある在来種、固定種のジャガイモなどはつくってはいけないことはないので、全てだめではない。一生懸命、時間をかけて研究開発した種は、やはり著作権のようなものなので、私は反対の立場で今説明をさせていただいた。
○青山ひろかず委員長 ほかにないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 採決する。
 本請願を採択すべきものと決することに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○青山ひろかず委員長 挙手少数。よって本請願は不採択とすべきものと決した。

請願第1-13号 真間二丁目の手児奈橋公園、真間三丁目の桜土手公園を都市公園としての供用の復活を求める請願

○青山ひろかず委員長 請願第1-13号真間二丁目の手児奈橋公園、真間三丁目の桜土手公園を都市公園として供用の復活を求める請願を議題とする。
 書記に朗読させる。
〔書記朗読〕
○青山ひろかず委員長 意見を求める。
○清水みな子委員 真間の2丁目に住んでいる八本さんから出されたものであるが、手児奈橋公園と桜土手公園の都市公園としての供用を本当に突然、平成29年1月16日付で廃止すると市役所に張り出され、告知されただけで地元の住民は全く知らなかった。それを見つけて廃止されたのがわかったわけであるが、まだみんな公園だと思って遊んでいるし、それから手児奈橋の少し空間があるところは、今も公園として近所の保育園の子どもたちも遊んでいる。やはり、この地域には都市公園がないので、ぜひ都市公園の供用の復活をしていただきたい。お願いする。
○中村よしお委員 不採択の立場から意見を申し上げる。
 本請願の請願理由の中に、当該都市公園の即日廃止の違法性について述べられている。市の立場については、過去の議会での答弁から既に合法であることについては述べられている。他方、司法の場において、最高裁で上告棄却されたと伺っている。以上の観点から、私たち議会で本請願の是非について判断することは困難であるし、そもそも議会での議論にはなじまないと判断する。よって不採択であると意見を申し上げる。
○石原よしのり委員 私は採択の立場で意見を述べる。
 即日廃止の手続云々については、今、私は立場をおいておきたいと思う。何よりも、もともと昭和48年以来ここは真間の公園である。私の在住しているのは真間地区で、当然ここは普通の方々は、道路沿いの緑豊かな公園として認識していた。市川の観光地図であろうが、あるいは市川の観光マップであろうが、ここは桜土手公園文学の道といって、公園として、今まで十分皆さんに広く紹介してきたところである。そして、道路の横の街路樹、植え込みと、その先は道路に並行した児童遊具が並んでいたりする公園となっている。ここが公園でなくなるのと、公園であることの違いは、結局、沿道に家のある者が例えば車を出すためにガレージをつくりたい、そのときには通行許可がいる。それは公園の場合、占用許可をとらなければいけない、その手続がなかなか難しいだけである。公園になったからといって、きちんと手続を踏めば通れないわけではないので、当然不都合は余りないが、そのような手続が要らなくなるために公園を廃止して、道路の横の通路という格好にしてしまった。
 市川は今、緑をふやそうと、1人当たりの公園面積をふやす計画が一方ではある中で、公園をなくすのは非常に、市川市の方針から言うと反対方向を向いている。今回の代表質問の中でどなたかも言っていたが、公園が今少なくて、公園をふやそうとしているのは答弁にもあった。八幡南地区あるいは市川駅周辺、要するに市の中心部には公園が非常に少ないことからすると、ここをきちんと都市公園として指定し直すのは、私は皆さんの公共というか公用に役に立つことで、今後も公園として指定し直して、そして緑を保全していくことが一番重要なことであり、市にとっての政策と大変合致すると思っている。そういう意味でもここの公園の指定復活を採択すべきと考えている。
○かつまた竜大委員 私はこの状況を詳細に把握していないので、もし都市公園に戻った場合、現在新たに住んだ者がいて、その者の利便性、要は市がここを都市公園から外した経過があったかと思うが、もし、これがまた都市公園に戻った場合、当時住んでいた者、新日本建設が分譲した者がどのような状況になるのか、何か不便をこうむることがあるのか、その辺をお伺いしたいがよいか。紹介議員に伺いたい。清水委員に伺いたい。
○清水みな子委員 許可を得ると先ほど石原委員も言っていたが、きちんとここを通ると許可を得れば、今まで桜土手公園もそうであるが、車がある家は車の車庫と道路、その間に公園が通っていても大丈夫ではないかということである。
○青山ひろかず委員長 暫時休憩する。
午後4時9分休憩
午後4時12分開議
○青山ひろかず委員長 再開する。
○かつまた竜大委員 休憩中の議論を聞いたところ、やはり私は、現段階においては、状況を見るとこの委員会にふさわしくないと思うので、不採択の考えである。
○青山ひろかず委員長 採決する。
 本請願を採択すべきものと決することに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○青山ひろかず委員長 挙手少数。よって本請願は不採択とすべきものと決した。
 次に移る。

請願第1-14号 市川市新庁舎の当初予定通り7月完成、8月開庁を求める請願

○青山ひろかず委員長 請願第1-14号市川新庁舎の当初予定通り7月完成、8月開庁を求める請願を議題とする。
 この際、お諮りする。本請願については、国松ひろき議員から紹介議員の取り消しの申し出がある。これを承認することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 御異議なしと認める。よって紹介議員の取り消しの申し出を承認することに決した。
 書記に朗読させる。
〔書記朗読〕
○青山ひろかず委員長 意見を求める。
○岩井清郎委員 賛成の立場からである。
 この請願を出されたのが、地元地域の8つの自治会町会の会長、3つの商店会の会長とのことで、いろいろな議論は市川市内でもあったが、地元の声は、私はこの文章の内容のとおりだと思う。先ほどの当初予算、まだ本会議で決まっていないのではっきり言えないが、できるだけ早く開庁してもらいたいとの願いは十分理解ができるので、採択の立場である。
○青山ひろかず委員長 意見を求める。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 採決する。
 本請願を採択すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 御異議なしと認める。よって、本請願は採択すべきものと決した。

所管事務調査

○青山ひろかず委員長 所管事務の調査について、お手元に配付の文書のとおり行いたいと思うが、これに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 御異議なしと認める。よって、お手元に配付の文書のとおり決した。
 続いてお諮りする。所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 御異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
 また、委員長報告の作成については正副委員長に一任されたいと思うので、御了承願う。
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○青山ひろかず委員長 以上で建設経済委員会を散会する。
午後4時18分散会

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