いちかわ市議会だより令和2年11月14日号

中山幸紀、つかこしたかのり、細田伸一（総括質問者）、かいづ勉

領土・主権展示館

問　昨今、隣国による我が国の領土・領海を巡る挑発的な行為が報道されている。平成30年1月に、領土・主権問題についての国民世論の啓発等を目的に資料や映像等を展示する「領土・主権展示館」が国により開設された。博物館のような展示形式で子どもも楽しめる当該施設の見学を、学校の自由課題の一つとして紹介するべきではないか。
答　学習指導要領の改訂により、社会科の各分野において、「領土に関わる内容の充実」が図られており、領土・主権展示館の活用は、教育効果を高める一つの方法であると考えている。市では、自由課題として博物館等の社会教育施設の利用を推奨しているため、当該施設を各学校に紹介することについて検討していく。


小中学校の消毒方法

問　令和2年6月以降に新型コロナウイルスの陽性者が判明した市内小中学校8校の内、4校では専門業者による消毒作業が行われたが、他の4校では学校職員が作業を行っており、その対応が分かれている。そのことで保護者から強い不安の声が寄せられていることから、今後は一律に業者が作業を行うべきではないか。
答　新型コロナウイルスへの対応が長期化し、持続可能で必要かつ十分な対応が求められる中、国のガイドラインでも日常の消毒を児童生徒が行えるようになる等、対応が変わってきている。感染者が出た際の消毒作業についても濃厚接触者の有無等を踏まえ、保健所の助言をもらいながら判断していくべきと考えている。