更新日: 2020年11月14日

いちかわ市議会だより令和2年11月14日号

代表質問(9月定例会)

無所属の会

増田好秀、長友正徳、佐直友樹、石原よしのり(総括質問者)、秋本のり子、越川雅史

令和元年度決算の評価

 令和元年度決算は村越市長が就任して初めて自分の方針で編成した予算に基づく事業年度決算であるが、当該年度においては、テスラ車導入や頻繁な海外出張等、問題のある支出が多かったと考える。監査委員による本決算の審査において、税金が市民のために有効に使われたかとの観点からの評価は行われたのか。また、市職員が良好な勤務環境で健康に働くことは、市民のための政策や事業の進展につながると考えるが、昨年の精神疾患等による長期休職者の状況及び職場復帰に向けた対応について問う。
 監査委員による決算審査は、財務監査や例月出納検査等を関連させながら効率的・効果的な審査に努めており、審査を行った結果、指摘や意見を行うことはあるが、事業そのものの当否に踏み込むことは難しいと考えている。次に、昨年の傷病による長期休職者の状況であるが、全体の人数は例年と変わらないものの、精神疾患で休職した職員数は前年より増加している状況である。職場復帰に向けては、産業医や保健師による面接を実施し、指導や助言等を通じて円滑に復帰できるよう、丁寧な対応を行っているところである。


コロナ禍の教職員負担

 コロナ禍において、学校の教職員は、児童生徒や自分自身の感染防止対策に気を配りながら、学習内容の焦点化・重点化による指導計画の再編成の他、コロナ対応を考慮した環境づくりや授業づくり等に対応しているとのことである。また、検温のための早朝出勤や放課後の消毒作業等、常に感染防止に配慮しなければならない状況であったと聞いている。これら教職員の心理的・身体的負担軽減のため、市はどのように取り組んでいるか。
 コロナ禍での教職員の負担を減らすため、非接触型体温計や消毒用エタノールの配布の他、県のスクールサポートスタッフの配置を進め、消毒作業等の軽減を図っている。また、今後の働き方を見据え、オンラインでの研修や会議のあり方等の工夫改善に取り組むと共に、校内LANテレワーク環境の有効活用を図っていく。これまでに経験のない対応と新たな心理的不安に対する教職員の心のケアが重要であることから、今後もきめ細かな声掛けや状況の把握に努めるよう校長に働きかけると共に、人的支援による負担軽減についても検討していく。

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