更新日: 2020年2月8日

いちかわ市議会だより令和2年2月8日号

代表質問(12月定例会)

日本共産党

清水みな子、やなぎ美智子、金子貞作、廣田徳子(総括質問者)、高坂進

大型ごみの収集

 本市の大型ごみの収集については、令和元年10月からインターネットでの申し込みとLINE Payでの手数料支払いが可能となったが、サポート収集を利用するには電話での申し込みに限られ、申請用紙に記入しなければならないなど高齢者や障がい者にとっては大変煩わしい。手続きの簡素化は検討できないか。
 高齢者や障がい者等、自身で大型ごみを屋外へ排出できない場合は、市職員が申込者の自宅から大型ごみを運び出すサポート収集の対象となるが、事前に品目やサイズ、数量、申込者の在宅日時等を確認してから職員による運び出しが可能かを判断する必要があるため、電話での申し込みのみとしている。このため、インターネット受付画面に、サポート収集は電話申し込みのみである旨を掲載した。また、サポート収集の申込者には申請用紙への記入が困難な人もおり、今後は申込者からのヒアリングを基に職員が記入するなど手続きの簡素化を図っていく。


子どもの貧困対策

 児童・生徒の貧困は連鎖するという状況も報告され、子どもの進学や就職等に影響し、将来への意欲さえなくしてしまうという。本市は令和元年度から子どもの学習等支援事業を開始したが、実施状況や参加者の人数や反応、今後の事業展開はどのようなものか。
 本事業は生活困窮者自立支援法に基づく任意事業として、生活保護受給世帯を含む生活困窮世帯の中・高校生を対象としており、中学生27名、高校生11名の計38名が利用している。元年度は市内2カ所で週1回、少人数制による学習指導を行う他、必要に応じて、利用者本人と保護者に対し心理カウンセラーによる相談支援を行っている。利用者からは、学習意欲が出てきた、保護者からは、相談もでき精神的に救われている等の反応を得ている。来年度以降も本事業は継続する方針としており、会場を3カ所とし、より通いやすい場所に設定して利用者の利便性の向上を図る他、関係機関とも連携して利用実績の向上を目指していく。

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