更新日: 2020年11月14日

いちかわ市議会だより令和2年11月14日号

1面(9月定例会号)

9月定例会
市長提出議案14件を可決
令和元年度決算を認定


 市議会は、令和2年9月定例会を9月4日から9月30日まで開催しました。
 9月定例会では、市長から、市川市職員の自己啓発等休業に関する条例、市川市税条例及び市川市下水道条例の一部改正、市川市一般会計補正予算(第7号)、令和元年度市川市一般会計、特別会計及び公営企業会計決算の認定についてなどの議案11件と報告14件が提出され、これらを一括議題として8会派が代表質問を行いました。また、追加議案として、市川市文化会館大規模改修工事請負契約などの議案3件も提出されました。
 議員からは、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提出についてなどの発議11件が提出されました。その他、20人の議員による一般質問を行いました。
 本会議での採決の結果、追加議案を含む市長提出議案の14件をいずれも原案通り可決あるいは認定しました。議員提出議案については、提出された11件のうち、意見書案7件を可決、意見書案2件、決議案2件を否決しました。
 (代表質問は2~4面、一般質問は5~7面、審議結果一覧は8面に記載)

◆主な議案

○市川市下水道条例の一部改正について

 本市が実施する下水道使用料の徴収業務と千葉県企業局が実施する水道料金の徴収業務が一括して行われることを踏まえ、下水道使用料の算定に係る取り扱いを見直すほか、所要の改正を行うものです。

○市川市学校給食の実施及び学校給食費の管理に関する条例の制定について

 学校給食法等に基づく学校給食の実施及び学校給食費の管理に関し必要な事項を定めるものです。

【主な質疑】
 「本条例案第7条第3項に「必要があると認めるときは、遅延損害金を減額し、または免除することができる」とあるが、コロナ禍で減収になった場合は減額または免除されるのか」との質疑に対し、「コロナ禍で減収になった場合も含め、病気、災害等、学校給食費を負担する保護者等に生じた事情に応じ、教育的見地から、その都度審査して判断することになる」との答弁がなされました。また、「学校給食費が納付期限までに納付されなかった場合の対応はどうなるのか」との質疑に対し、「これまでは各学校の担任等が対応していたが、今後は保健体育課内に公会計化の担当職員を配置し、その職員が対応していくことになる」との答弁がなされました。

○令和2年度市川市一般会計補正予算(第7号)

 一般会計補正予算案は、歳出において、政務活動費補助金、こども発達センター改修工事費、観光振興ビジョン策定委託料の減額、タブレット端末等構築委託料、土地開発公社業務委託料の増額など、歳入において、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、介護施設等整備事業交付金の増額、財政調整基金繰入金、行徳臨海部再整備事業債の減額など、それぞれ6億6,159万3千円を減額し、歳入歳出の総額を約2,221億6,864万5千円とする他、小塚山公園用地取得費等を債務負担行為に追加するなどの措置を行うものです。

◆認定

○令和元年度市川市一般会計、特別会計及び公営企業会計決算の認定について

 令和元年度市川市一般会計、特別会計及び公営企業会計決算について、監査委員の意見を付けて議会の認定を求めるものです。
 決算案について、議会は決算審査特別委員会を設置して審査を行いました。
 委員の構成は上記のとおりです。(審査の内容は7面に掲載)

◆報告

 9月定例会では、専決処分の承認を求める報告4件がなされ、議会はこれを承認しました。その他、健全化判断比率、資金不足比率、下水道事業会計予算の継続費の継続年度終了による精算、専決処分の報告6件など、合わせて10件の報告がなされました。
 

決算審査特別委員会

委員長 加藤武央
副委員長 中村よしお
委員 やなぎ美智子 金子貞作 増田好秀 中町けい 浅野さち 細田伸一 青山ひろかず 松井努
 

●議員からの寄附やあいさつ状(答礼のための自筆によるものを除く)は公職選挙法で禁止されています●

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