更新日: 2018年11月15日

平成22年6月市川市議会総務委員会

開会

午後2時20分開会
○松永鉄兵委員長 ただいまから総務委員会を開会する。

議案第1号市川市市政戦略会議条例の制定について

○松永鉄兵委員長 議案第1号市川市市政戦略会議条例の制定についてを議題とする。なお、議案第1号の説明、答弁は、行政改革推進担当マネージャーがいないので、行政改革推進担当副参事が当たるので、ご了承願いたいと思う。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があればご説明願う。
○行政改革推進担当副参事 本会議以上の説明はない。よろしくご審議のほどお願い申し上げる。
○松永鉄兵委員長 次に、本会議において金子貞作議員から、市民の意見を反映させるために市政戦略会議専門部会をインターネットで動画配信すべきではないかとの委員会送りがあるが、このことについて答弁を求める。
○行政改革推進担当副参事 動画配信については、他の審議会との調整の関係もあるので今後の研究課題とさせていただきたいと考えている。
○松永鉄兵委員長 質疑はあるか。
○谷藤利子委員 本会議でかなりいろいろな方々がいろいろな角度から質問されたのでわかったように感じるが、わかったようでなかなかわからないということで、もう少し具体的にお聞きしたい。
 任務は、条例に書いてある市長の諮問に応じて調査、審議するとともに、必要に応じて建議する、これまで以上に内容をより柔軟に拡大するというご説明もあったが、いろいろな方の質問に対して部長がかなり特徴的な発言をされた。1つは、今までの行財政改革は財政や効率が中心だった。今度はいかにいいサービスを実現するかが最大の任務である。それから新しい行革が今必要である。今までは行革を一生懸命やってきた。いろいろと財政的なこと、効率的なことで削るところも徹底して削ってきたが、一方で守備範囲が広がったということもおっしゃっていた。
 我が党は、これまでの行財政改革については徹底した職員の削減、650人以上の職員を削減して委託を徹底する。非正規の職員をふやす。それから入札、契約などもとにかく徹底して競争を奨励するということで、改革、改革で財政再建にひた走ってきて、一方でずっと指摘してきたが、情報はどんどん拡大する。防犯関係、パトロールカーやカメラやそういう関係がどんどんふえるとか、WHO健康都市のときも海外に次々と視察に行ったり講演に行ったりとかで、そういうところに国際交流とかにお金をかけ過ぎるのではないかとか、一方でこんなに削って、こちらでこんなにいろいろなことを拡大してお金を使ってきたのではないかということを指摘はしてきたが、市のほうで言わんとすることも私どもがいろいろ指摘してきたようなスタンスなのかと受けとめたが、なかなか具体的に見えてこない。
 1つ部長が、行政の守備範囲が広がった中に防犯とかとおっしゃったが、どういうところで守備範囲が広がってしまって、一方でいかによりよいサービスを実現できるかという課題をきちんと最大の任務だと表に出さざるを得ない問題が広がっているということなのか、何をねらいとしているのかなかなか見えない。その辺をもう少し具体的に見えるようにご説明いただきたいというのが1つである。
 それから、アクションプランは第1次、第2次が終わって、今22年度から4年間の第3次アクションプランは予定どおりやると一方でおっしゃった。このアクションプランはまさに今までの行革を具体化する中身であって、今までの行財政改革は基本的には変えないということなのかと思うとまた余計にわからなくなってきて、これまでと大きなねらい、目指すべきスタンス、違っているところと今までどおり計画どおりやるところがなかなか自分の中にかみ合わないもので、この辺もう少しわかるようにご説明いただきたい。
 3つ目に、事業仕分けを専門部会として臨時委員もふやして専門部会を充実させてやるというのが最大の当面のテーマだという話もあったが、事務事業の見直しと事業仕分けは違うと思うが、その辺は私もなかなか勉強不足でわからないので、その違いを教えていただきたい。
 事務事業の見直しということではこれまで市川市は徹底してやってきて、実際に廃止したもの、見直ししたものとか、その辺の成果を教えていただきたい。この事務事業の見直しと事業仕分けとの大きな違いもご説明いただきたい。当面この事業仕分けを戦略会議の最大のテーマにするということであるので、その辺をもう1度お聞かせいただきたい。
○行政改革推進担当副参事 1点目、任務の違いというご質問であるが、今までの行財政改革は、主に組織と手続を中心に見直しをして削減という形が多かったと思う。今度重要施策に関する事項が追加されたことにより、政策についても、例えば新たな歳入の確保策とか、そういった広がりを見せるような政策に対してもここで審議ができるようにというところを追加させていただいた。
 2点目のアクションプランについては、行財政改革の推進に関する事項が引き続き行革審の任務と一緒に受け継がれているので、今まで行ってきた第3次アクションプランが平成25年度までであるが、それは引き続き進捗管理をしていきたいと思っている。
 3点目の事務事業の見直しと事業仕分けの違いであるが、今までの事務事業の見直しというのは、財政が主導で事務事業数を少なくするという目標だったが、実際には事務事業の廃止とかそういった方向ではなく、今まで小さかったものを一緒にしたとかそういうことで数を縮小してきたのが実態であるから、事業数は減っても予算額はそんなに減っていないということが今までの事務事業の見直しである。
 事業仕分けについては、市民に事業の中身をもっと知っていただこうというのが目的ではあるが、その中で事業の見直し、これは今までの本当の無駄な事業があれば削減もしていかなければいけないことも含まれる。また、事業のやり方でほかにもうちょっといいやり方があれば、そのやり方を市民の目線でやっていただきたいということが事業仕分けと事務事業の見直しの違いである。
○谷藤利子委員 これまでの千葉市政の中で、行財政改革、とりわけ財政再建で財政効果を上げるということ、一方で全国に先駆けて全国一の目玉を次々と新しいことを始めるという2つ両極端に特徴があったが、財政的なものでは徹底して今まで削ることもやってきた。ここで私が評価したいと思ったのは、いかによりよいサービスが実現できるかが最大の任務だと。今まで行政の守備範囲を広げてしまった部分があるということが具体的にもう少しわかるようにご説明いただきたいと私は話をしたが、部長が防犯とかと一言おっしゃったので、もう少しいろいろと例を挙げていただけるのかと思ったら、それ以上のことをおっしゃらなかったので、もう少し具体的に考え方をお聞かせいただきたいことが1つである。
 もう1つ、新しいことで組織のところで団体をふやしたということで、いろいろな団体の方々の意見を取り入れるために必要だ、市長も最後に、市民と行政と議会が大いに協力もしながら刺激し合うということで、それはそれでいいことだと思うが、例えば具体的に今までいろいろな審議会に参加されていた団体プラス新しい団体が考えられるのか、具体的にどういう団体なのか、もう少しこの辺もわかるようにご説明いただきたい。
○行政改革推進担当副参事 まず考え方については、1点目として効率性の視点である。2点目として市がやるべき事業かどうかという視点である。3点目として同じような事業を複数やっていないかどうか、こういった視点で事業をもう1度見直していきたいという視点である。
 2点目、団体推薦の団体のことであるが、保健、福祉、医療、教育、そのあたりであるが、今までのほかの審議会から推薦いただいた団体ではない。幅広い団体からご推薦いただきたいと思っている。これは決定ではないが、例として挙げさせていただいているが、福祉であれば民生委員、医療であれば医師会、経済関係であれば商工会議所、青年会議所、そのあたりを考えている。
○谷藤利子委員 具体的に新しい視点でこれまでと違った新しい行革の必要性ということで、今までの行政と違うことをやるんだという話で、見方、視点ということでは、今までもそういうことで行革をやってこられたと私は思っていたので、対象としてやってきた結果、いろいろとふやし過ぎてしまったものがいっぱい出てきたということだと思う。平行線で中身をなかなか出していただけないのでわかりにくいが、とりあえずこれ以上はお聞きしない。要するに今までと何が違うのか、新しい行革の必要性がよくわからない。
 それから、よりよいサービスを実現するためだと言われれば理解するが、中身がなかなかわからない。
 それから、団体であるが、今おっしゃったような医師会、商工会議所、青年会議所だとか、その辺は今までいろいろなところに参加されていた団体で、7つの団体ということではなく、団体から7名ということで、同じ団体からということもあるのか。自治会も団体なのか。民生委員、医師会や商工会議所や青年会議所は新しい団体というイメージがないが、新しい視点で言えば何かあるのか、もう1度お聞かせいただきたい。
○行政改革推進担当副参事 1つの団体から1名と考えている。
 それから、新しい団体とおっしゃっているが、これからその団体を幅広く選定していきたいと考えている。今のは一例である。もっと幅広い団体を選定していきたいと考えている。
○荒木詩郎委員 大分本会議で明らかになっているが、まだはっきりしていないところが2つばかりあるので教えてほしい。1つは市民委員の公募であるが、これは臨時委員も公募することになるのか、それとも委員に公募した中から臨時委員も委嘱することになるのか、臨時委員のみを公募するという道もあるのか、その辺をお聞かせいただきたい。
 それから、本会議の中で公開についてのご答弁の中で、1つは傍聴、もう1つはインターネットへの議事録の掲載があったが、1週間とか10日という話であったが、会議録は1週間とか10日でできるのかという疑問があった。この2つだけお願いする。
○行政改革推進担当副参事 1点目の公募であるが、正規の委員の中で市民の方を公募、臨時委員の中に市民の方がいらっしゃる場合はその方も公募で、別々に行うということである。
 2点目の公開の件である。インターネットで議事録が1週間から10日でできるかどうかということであるが、こちらでなるべく早く出したいと思うので、その目標でやっていきたいと思う。
○荒木詩郎委員 公募の件で再質問させていただく。臨時委員を選ぶ際に公募しない場合もあるのか。
○行政改革推進担当副参事 委員の中には団体の推薦と学識経験者、市民と3種類の方がいらっしゃるので、臨時委員の方もその3種類の方が考えられる。その中で市民の方だけ公募という形をとっている。
○荒木詩郎委員 それはわかっているが、臨時委員は必ず学識経験者、団体代表、市民の3種類で構成されなければならないのか、それとも全部学識経験者でもいいのか、そういうことを聞いている。必ず市民の公募が必要になってくるのかどうか。
○行政改革推進担当副参事 臨時委員を選任する場合は2つあって、1つは、現在の15人の委員の中で足りない、学識の方を選びたいというケースもある。例えばマーケティングの専門家とかそういった方を選ぶ諮問がもし出た場合は学識経験者のみである。事業仕分けのように、市民の方にたくさん参加していただいて、事業の内容を幅広く知っていただきたいとか市民の意見をお聞きしたいときには市民だけということも考えられるが、今回の事業仕分けについてはその3種類の方を募集することで考えている。
○プリティ長嶋委員 人選、どんな人が入るのかという話の中で、先ほど市民の言ったうわさは本当なのかというのが1点ひっかかった点があってお聞きする。
 先ほど一番最後の質疑の中で田中幸太郎議員が、井上ひさしさんが亡くなったために文化振興財団の理事長に前千葉市長がなるということで、聞いた田中議員もびっくりしたと言っていたが、私も聞いてびっくりして、うわさの発端がここだったのかと思った。なぜかというと、早いうちからこの市政戦略会議の中に千葉前市長が入るのではないかといううわさが何カ月か前あった。確かめたところ、そんなことはないというのが行政当局からあったが、実際になり得てしまうのかと思った。要するに今のご説明だと、人選の中で学識経験者とか団体の代表となると、ある部分の中で文化振興財団の理事長はある団体に含まれるし、また別枠の学識経験者という中にも入れるのかと思う。そうなった場合、元行政の長が入ることは可能になってしまう。ということは、市民から出たうわさが本当になってしまうので、この辺1点確かめたい。
○企画部長 事務的でないので、私からご説明させていただきたい。
 まずそのうわさについては私は耳にしたことがない。それから、どういう手続ということであれば入ることは、手続上は可能だと思う。しかしながら、今回はこれまであった行財政改革審議会を刷新しての戦略会議と考えているので、前市長がここに加わることは一切考えていない。
○プリティ長嶋委員 多分このうわさは理事長職という話から出てきたのかと思ったが、そういうことがあったら私も心配になって、私の知り合いの元市長に聞くとこういう返事があって、みっともないからそんなことはないだろうと言ったが、安心した。
○松永鉄兵委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○松永鉄兵委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○松永鉄兵委員長 採決に移りたい。
 本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松永鉄兵委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第2号市川市税条例の一部改正について

○松永鉄兵委員長 議案第2号市川市税条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があればご説明願う。
○債権管理課長 本会議以上の説明はない。よろしくご審査のほどお願いする。
○松永鉄兵委員長 質疑はないか。
○谷藤利子委員 これについても本会議で詳しい質疑があったが、なかなかメモをとり切れなかったので、改めて何点か確認したい。
 まず説明資料、総括の2ページの議案2号の(1)の年少扶養控除廃止後において、これは扶養親族の申告書を提出する必要があるというので定めるものであるが、税の負担からすると、16歳未満の年少扶養控除を廃止する、それから16歳から19歳までの扶養控除の上乗せ分も同時に廃止すると、この中には出ていないが、そういうことである。本会議の質疑に対して答弁の中で年収700万円以下は増税になるというご説明があって、例えば4人家族で300万円だと幾らの増税とかと説明があったが、メモをとり切れなかったので、その辺をもう1度ご説明いただきたい。
 それから、増税になるというのは、子ども手当を受け取り、一方で扶養控除が廃止になってプラス・マイナス幾らの増税であるというご説明だったのか、その辺をもう1度ご説明いただきたい。いただいた資料で市税の増加見込みで5万8,000人で11億4,000万円の増収、これは24年度からであるが、これは市税のほうだけから見た場合である。子ども手当との相殺で見たときにどうなるのかも含めてご説明いただきたい。
 それから、大川議員のご質疑に対してだったと思うが、連動して38項目のさまざまな負担増になるということで、これは皆さんに資料を配られたのかどうかわからないが、住民税だけでも20項目、所得税で28項目、両方合わせて種類としては38項目で、両方同時に負担増になるところがかなり出てくるということで、扶養控除の廃止に伴う増税プラス連動したさまざまな増税が出てくる。これが市との関係で影響してくるものが具体的にどういうふうになってくるのか。これは本会議で説明があった部分であるが、メモをとり切れなかったので確認させていただきたい。
○市民税課長 まず1点目の年少扶養の廃止に伴い24年度の住民税における影響額ということで、議会で答弁した内容について再度お答えする。
 議会で答弁さしあげた額については、所得税の廃止、住民税の廃止、児童手当が廃止になり、月額1万3,000円の子ども手当が23年度以降も同額であった場合を想定してお答えして、世帯的にはご夫婦と3歳未満のお子さん1人、3人世帯でお答えさせていただいたが、年収300万円の世帯においては1万8,500円が負担増になってしまう。500万円の世帯では3万3,500円、700万円の世帯では6万9,000円になるということでご説明した。
 2点目の子ども手当が2万7,000円支給されても年少控除が廃止されたことに伴って当然所得税なり住民税の税額が例年よりも上がってしまう。これはあくまでも24年度の状況であるが、その際に38事業が負担増になってしまうと思われるので、その中でも今ご質問があった市のほうでは、所得税が増税になることによって保育料の額が算定基準が上がってしまうのが1つある。あるいは市税の増額によって幼稚園就園奨励費や障害者自立支援制度の自己負担が上がってしまうと思われる。
○谷藤利子委員 扶養控除が廃止になって子ども手当を受けてプラス・マイナスの増税分の具体例ということで、それはわかったが、何世帯ぐらいがプラス・マイナスで増税になるのかが1点。
 それ以外の負担増になるのが保育料ということで2つぐらいあったが、全部で何種類ぐらい市川市の施策との関係で新たな影響が出てくるのか、その辺もお聞かせいただきたい。
○市民税課長 ただいま3人世帯ということで答えさせていただいたが、所得階層別で例えばいろいろなパターンとしての影響額については現在は試算していない。
 市の事業、制度の負担増であるが、全体で38事業と今とらえていて、市に関係あるもの、あるいは所得税とか住民税、あと所得によって影響があるものも中にはあるということもあって、その辺は今精査しているところである。
○谷藤利子委員 了解した。いずれにしても、同じ子どもがこちらで増税でこちらで受け取ってということはいい方法ではないことは明らかだと思った。子ども手当がまだ半額で支給される。それが満額という形になるかどうかという見通しもはっきりしていないが、この制度はまた増税ということで、24年度ということではあるが、これからずっとこういう形で続いていくと。法改正をすればまたもとに戻すこともできるのであろうが、そういうことになると理解する。
○荒木詩郎委員 1点だけ、基本的なことであるが、国の場合には予算関連の法案が出ると必ず予算もセットで出てくるが、地方の場合には住民税などは前年度課税であるから直接予算に反映しないこともあってセットで出てこないこともあると思うが、たばこについては当年度の予算額に影響してくるので、税制改正の関連の条例を出すのであれば、これはセットで補正を組むべきだと思うが、これについての見解はいかがか。
○市民税課長 ただいまのご質問にお答えする。
 10月1日からたばこ税の税率引き上げに伴い、当初予算と比べ、現時点では売り上げ本数が現状のままであれば3億6,000万円程度の増収が見込める。ただ、ご案内のとおり、10月1日から施行ということと、健康志向の高まり、あるいは禁煙、規制等の強まりによって売り上げ本数が減少してくる現状もあって、補正の時期が例えば2月だとしても、11月、12月の収納状況を見て補正等なりの時期を見きわめたいと考えている。
○荒木詩郎委員 税収がどうなるかは別にして、セットで出すべきだというのが私の考え方である。税制改正をしたら、それに伴う予算が変化するわけであるから、見込みが簡単か難しいかは別にして、とりあえず見込んで出すのが正直な出し方であって、まただめだったら補正すればいいと私は思うが、何か答弁があればお願いする。
○財政部次長 今の質疑にお答えさせていただく。
 確かに国のたばこ税の試算でも増収面では一部見込まれるという試算はされている。ご指摘のとおり、増収あるいは減収が見込まれれば補正を対応したらどうかというのも確かに一理あるが、補正というのは歳入だけで補正はできないので、歳入歳出バランスをとって初めて補正をお願いする形になる。例えば1つの例としてたばこ税が増税になる見込みがあるからといって、補正としてのバランスをどうとるかということはまた別の問題であるので、補正がすぐそういう手続に入るかどうかは、私どもとしてはまたいろいろな方面を考えた中で補正の時期に適正にさせていただくような考え方で対応していきたいと思っている。
○荒木詩郎委員 これ以上は聞かないが、やはり歳出も考えるべきだと思う。だから、積立金を取り崩して補てんしたりしているものをもう1回戻すとか、赤字を補てんしているようなものを戻すとか、そういうこともできるわけで、これは意見として申し上げておく。これ以上は結構である。
○松永鉄兵委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○松永鉄兵委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○松永鉄兵委員長 採決する。本案を可決すべきものと決することに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○松永鉄兵委員長 挙手多数。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第4号市川市火災予防条例の一部改正について

○松永鉄兵委員長 議案第4号市川市火災予防条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願う。
○予防課長 本会議以上の説明はない。よろしくご審議をお願いする。
○松永鉄兵委員長 質疑はないか。
○笹浪 保委員 参考のために1点お聞かせいただきたいが、今回火災発生のおそれのある設備ということで固体酸化物型燃料電池が加わったということであるが、どういうものなのか全然理解できないので説明していただきたい。あわせてここの中に溶融炭酸塩型燃料電池だとか固体高分子型燃料電池とあるが、これも一緒にどういうものか説明していただきたい。この対象となるものが市内に具体的に何カ所ぐらいあるのかわかれば教えていただきたい。
○予防課長 燃料電池についてまずご説明させていただく。燃料電池というのは、水の電気分解の逆の化学反応を応用したものと言われている。水を電気分解すると水素と酸素に分かれるが、この逆の反応で電解質を使って水素と酸素を化学反応させると、プラスとマイナスの電極に電圧が流れるという現象を応用した発電装置である。この酸素をつくるために熱を加える部分があるので、そこで火を使う設備ということになって条例の適用がされるわけである。
 燐酸型、溶融炭酸塩型、固体酸化物型、固体高分子型と4種類あるが、これまでは3種類が条例の対象となっていたが、このたび固体酸化物型という新しい技術開発により、間もなく商品化の見通しが立ったことで省令の改正があり、このたび条例の改正をお願いするものである。燐酸型、溶融炭酸塩型というのは、水素と酸素を反応させる場合に電解質を使うそうであるが、この電解質の種類によって名前が分かれている。電解質が燐酸を使えば燐酸型ということである。
 これは条例の届け出対象となっているが、市内には現在届け出がないので設置されていないと考えている。
○松永鉄兵委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○松永鉄兵委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○松永鉄兵委員長 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松永鉄兵委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

陳情第22-1号、陳情第22-2号

○松永鉄兵委員長 陳情第22-1号選択的夫婦別姓のための民法改正に反対する意見書を国に提出することを求める陳情及び陳情第22-2号選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する意見書の提出に関する陳情を一括議題とする。
 書記に朗読させる。
○松井努委員 朗読はしなければいけないのか。
○松永鉄兵委員長 皆さんにお諮りするが、毎回陳情が多く出てくるので、当然皆さんは文面を読めば内容の理解はできると思うので、この場で書記が朗読する必要があるかないか、皆さんがよろしければ朗読を省略させていただければと思うが、いかがか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松永鉄兵委員長 ご了解いただいたということで省略させていただく。
 本案に関して意見を求める。
○松井努委員 この問題は前からニュース等においてもいろいろ意見が分かれているところだと思うが、日本の伝統として、夫婦別姓にして子供が夫と妻の名前になってしまうとかいろいろ考えていくと、日本の構造そのものが変わってしまう、よき伝統がなくなってしまうのではないかという立場を考えると、特別そういうことをしなくても、夫の姓、妻の姓、どちらかの姓を名乗ることも自由であるし、今でも十分に平等性は担保されている点からすると、この陳情に賛成する立場で採択でお願いする。
○秋本のり子委員 婚姻制度を守るというところから見ると、選択できる点では別姓も含めて認めていく方向に持っていくべきではないかと思う。これに対しては反対という意見である。不採択でお願いしたい。
○荒木詩郎委員 これは賛否両論分かれており、まだ国としても結論が出ていない部分がある。民主党を中心とした新政府はとあるが、これは民主党だけではなくて、自民党の中にもいろいろな意見があるということで、まだ分かれているのが正直なところだと思う。したがって、この段階で総務委員会としての意思を決し、議会としての意思を決するのではなくて、私はまだこれは継続にしていただきたい。
○松永鉄兵委員長 ほかに意見はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○松永鉄兵委員長 まず陳情第22-1号について採決する。
 本陳情を閉会中継続審査事件とすることに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○松永鉄兵委員長 挙手少数。よって本陳情を閉会中継続審査事件とすることは否決する。
 続いてお諮りする。
 本陳情を採択すべきものと決することに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○松永鉄兵委員長 挙手同数。よって本陳情は委員長の裁定により採択すべきものと決する。
 次に、陳情第22-2号について採決する。
 本陳情を閉会中継続審査事件とすることに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○松永鉄兵委員長 挙手少数。よって本陳情を閉会中継続審査事件とすることは否決する。
 続いてお諮りする。
 本陳情を採択すべきものと決することに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○松永鉄兵委員長 挙手同数。22-1号、22-2号とも委員長の裁定により採択すべきものと決する。

陳情第22-3号、陳情第21-4号

○松永鉄兵委員長 陳情第22-3号人権侵害救済法の成立に反対する意見書の提出に関する陳情及び陳情第21-4号人権擁護法案を国会提出しないよう日本政府に求める意見書を採択することを求める陳情を一括議題とする。
 まず22-3号について意見を求める。
○岩井清郎委員 前回からも21-4が継続になっており、同趣旨であるので、この辺はもう少し研究させていただきたいということで22-3も継続の意見である。
○松永鉄兵委員長 1つは新たに出てきたもので、21-4号は継続審査事件になる。
 ほかに意見はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○松永鉄兵委員長 まず陳情第22-3号について採決する。
 本陳情を閉会中継続審査事件とすることに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○松永鉄兵委員長 挙手多数。よって本陳情は閉会中継続審査事件とすることに決する。
 続いてお諮りする。
 陳情第21-4号を採択する。
 本陳情を閉会中継続審査事件とすることに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○松永鉄兵委員長 挙手多数。よって本陳情は閉会中継続審査事件とすることに決する。

陳情第22-4号、陳情第21-16号

○松永鉄兵委員長 陳情第22-4号永住外国人への地方参政権付与の法制化に反対する意見書の提出に関する陳情及び陳情第21-16号外国人地方参政権付与法制化に反対する意見書を国に提出することを求める陳情を一括議題とする。
 意見を求める。
○岩井清郎委員 今まで継続中になっている事件の文面の中にいろいろと市川市以外のことが書いてあったりということもあって継続で、また、今回出た中にもいろいろ憲法問題が入っており、22-4、21-16ともに継続でいかがか。
○松井努委員 今岩井委員がおっしゃったように、21-16号については憲法違反であるというのが1つ。市議会議員に対して民団の働きかけがあって云々という字句が入っていたと思うが、その字句を削除してもらうなりそういう形でないと、いつまでたってもこの件は採決できないのではないかという気がする。新たに22-4号も出たが、市川市議会ではいろいろな形の中でかなりダメージを受けたことも事実であるので、またこれをずっと継続継続という形で進めていくのはどうかと思う。今回は21-16号の件があるので、これは委員会がそういうふうな話し合いをして事務方から陳情者に申し入れすることができるのかどうかはわからないが、それを1つ提案した上で両陳情とも今議会においては継続としたらどうかと思うが、いかがか。
○松永鉄兵委員長 ほかに意見はあるか。
 今松井委員から話があった21-16号について、憲法違反であるとか市川市議会のことがいろいろ書かれている。この部分を提出者にお願いして削除した上で採決することに改めて、今議会ではないが、したいと思っているが、その点に関してはいかがか。
 暫時休憩する。
午後3時20分休憩
――――――――――――――――――――
午後3時23分開議
○松永鉄兵委員長 再開する。
 21-16号については総務委員会の総意として字句の修正をお願いする。その上で改めて審議する形にしたい。
 22-4号、21-16号、それぞれについて採決する。
 まず陳情第22-4号について採決する。
 本陳情を閉会中継続審査事件とすることに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○松永鉄兵委員長 挙手多数。よって本陳情は閉会中継続審査事件とすることに決する。
 次に、陳情第21-16号について採決する。
 本陳情を閉会中継続審査事件とすることに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○松永鉄兵委員長 挙手全員。よって本陳情は閉会中継続審査事件とすることに決した。

陳情第22-8号「市有地における宗教施設の設置状況」に関わる陳情

○松永鉄兵委員長 陳情第22-8号「市有地における宗教施設の設置状況」に関わる陳情を議題とする。
 本陳情に関しては先ほど資料をお配りした。当局で知っている範囲でご回答をいただいたのがそちらの資料になる。もし必要があれば、当局にその資料に関して説明を求めたいと思うが、いかがか。
○笹浪 保委員 これは1も2も市有地を宗教施設に貸しているものが3カ所あるが、これは無償で貸しているということで、これが憲法違反だという判決が出ているということである。この経緯がどういう形で無償で貸すようになったのか、何か歴史的なものがあると思うが、そこら辺が我々はわからない。そこら辺も調べていただきたいし、逆に2のほうは、市が宗教施設から借りているもの、それも有償と無償とある。これについては何ら問題ないのか。これはどういう経緯、理由でなっているのかを知る必要があると思うので、資料をいただければありがたい。
○松永鉄兵委員長 私のほうで、どういう状況、どこまで調べてこの資料を出してきたのかとそれぞれがどういう経緯であったのかがわかり得ないので、この紙に書いてある以上の説明が必要であれば、当局をお呼びして説明を願いたいと思っているが、一たん休憩して説明を求めるか。
〔「休憩」と呼ぶ者あり〕
○松永鉄兵委員長 休憩する。
午後3時28分休憩
――――――――――――――――――――
午後3時30分開議
○松永鉄兵委員長 再開する。
 改めて陳情22-8号について意見を求める。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○松永鉄兵委員長 採決に移ってよいか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松永鉄兵委員長 本陳情を閉会中継続審査事件とすることに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松永鉄兵委員長 異議なしと認める。よって本陳情は閉会中継続審査事件とすることに決する。

陳情第22-9号「市歳入増」に関わる陳情

○松永鉄兵委員長 続いて、陳情第22-9号「市歳入増」に関わる陳情を議題とする。
 意見を求める。
○笹浪 保委員 気持ちはわかる。どうせたばこを買うのであれば、東京で買うのであれば、市内にその分だけたばこ税が入るから市内で買っていただきたいというのはわかる。ただ、今健康の問題だとか吸い過ぎに注意しようということでキャンペーンをやるというのは、昔はやっていた時期はあったが、今の健康志向の中でこれを賛成するのはいかがなものかというのが会派での意見なので、不採択である。
○松永鉄兵委員長 ほかに意見はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○松永鉄兵委員長 休憩する。
午後3時33分休憩
――――――――――――――――――――
午後3時35分開議
○松永鉄兵委員長 再開する。
 陳情22-9号について改めて意見を求めたい。
〔「もうちょっと継続して1議会考えさせていただきたい」と呼ぶ者あり〕
○松永鉄兵委員長 お諮りする。
 本陳情を継続審査事件とすることに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○松永鉄兵委員長 挙手同数ということで、委員長の裁定により本陳情を継続審査事件とすることに決する。

陳情21-15号、21-18号

○松永鉄兵委員長 陳情21-15号公契約条例の制定を求める陳情及び21-18号「市川市公契約条例」の早期制定を求める陳情を一括議題とする。
 意見を求める。
○谷藤利子委員 全国的にも公契約条例の制定がどんどん進んでいるし、市川市でもそういう方向で動いていると思っているので、ぜひ採択で議会からも大いに後押しするということで採択したい。
○岩井清郎委員 前回もう少し研究させていただきたいということで、早期制定となるといろいろ考えるところもあるので、個人的にはもう少し継続にしていただきたいという要望なので継続を提案する。
○荒木詩郎委員 これは市川市に条例をつくってくれという陳情である。条例をつくる必要があれば議会がつくればいいだけの話で、私は陳情を採択する必要はないと思う。
○松永鉄兵委員長 不採択ということか。
○荒木詩郎委員 不採択である。
○松永鉄兵委員長 ほかに意見はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○松永鉄兵委員長 採決に移ってよいか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松永鉄兵委員長 まず陳情第21-15号について採決する。
 本陳情を閉会中継続審査事件とすることに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○松永鉄兵委員長 挙手同数ということで、委員長の裁定により継続審査事件とする。
 次に、陳情第21-18号について採決する。
 本陳情を閉会中継続審査事件とすることに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○松永鉄兵委員長 挙手同数ということで、本陳情も委員長の裁定により閉会中継続審査事件とすることに決する。

陳情第21-17号くらしを支える行政サービス・人員の拡充を求める意見書提出に関する陳情

○松永鉄兵委員長 陳情第21-17号くらしを支える行政サービス・人員の拡充を求める意見書提出に関する陳情を議題とする。
 意見を求める。
○谷藤利子委員 結論としてはぜひ採択をということである。国に対しての意見書ということであるが、改革ということで、地方公務員もそうであるが、かなり無理な中で人員削減の中でいろいろな弊害も出てきているので、ぜひ採択していただきたい。
○笹浪 保委員 見方が一般と違う。今地方分権、地方主権だから、財源も権限も全部地方におろせということで国に要望している。地方に犠牲を強いるといわれると困ってしまう。もう1つは、出先機関の場合、事業仕分けではないが、必要ないものは地方に任してしまえというのはあれであるから、これをこういう低下を招くということにされてしまうと統廃合してはいけないのかなというのはあるが、ここら辺の文言が今議論されていることと違う表現になっているから……。
○松永鉄兵委員長 どちらか。
○笹浪 保委員 継続である。
○松井 努委員 今日も朝来るときにニュースを見ていたら、地方が公務員だけ住宅手当などが出ているのはけしからんとやっていたが、少なくとも昨今の状況の中では民間の人たちは本当に待遇、給料、すべてどん底の状態である。そういう中で国の中央の天下りの問題から地方公務員を含めて組合がある人たちは少なくともかなり守られていると思う。そういった流れの中でこういう陳情が出てきて、これをまた市議会で賛成するわけにはいかないと思う。こういったことは組合も含めて余り声高にいろいろ言うべきではないのではないかという観点に立つと、これは不採択でお願いしたい。
○松永鉄兵委員長 採決に移ってよいか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松永鉄兵委員長 採決する。
 本陳情を閉会中継続審査事件とすることに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○松永鉄兵委員長 挙手少数。よって本陳情を閉会中継続審査事件とすることは否決された。
 続いてお諮りする。
 本陳情を採択すべきものと決することに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○松永鉄兵委員長 挙手少数。よって本陳情は不採択すべきものと決する。

陳情第21-20号「障害者」に関わる陳情

○松永鉄兵委員長 陳情第21-20号「障害者」に関わる陳情を議題とする。
 意見を求める。
○岩井清郎委員 私もいろいろ調べてみた。これは身体障害者のところだけは平仮名にしているようであるが、あるところは平仮名ではなくて昔の害にしたいとかいろいろ意見が分かれていた。あと、これは市長の権限もあるので今すぐ結論を出せない状況だったので、継続でいかがか。
○秋本のり子委員 私たちのほうでも調査させていただいた。障害者団体、市川市内にある17の団体と市サ連というNPOの作業所関係の方たちにもお聞きしたところ、変えてほしいというところが半数、変えなくていいというのも半数、ほぼ半数で、障害者という言葉自体が嫌だという団体が1つであったので、もう少し考えたいということと、すぐこの文言を変えるのではなくて、次に条例なりを変えていくときにその言葉を平仮名にしてほしいという意見も出ていた。
 もう1つは、この陳情書自体の文章を何行か削除していただければと思っている。例えば上から4行目の「私は障『害』者でしょうか?」とか、下から3行目、4行目あたりの文章の削除を陳情者に提案していただけないかと思っている。
○笹浪保委員 私も、今秋本委員が言ったように、この方が障害者というとらえ方、障害を持っている人たちは果たして害的な存在でしょうかというのであるが、障害者の方たちを害的な存在と見ている人はいないわけで、体にそういった害を持っているということで我々は守っていこうといろいろやっているわけであるから、非常に被害妄想的な表現がある。私もここの今言われた文言が非常に適切ではないと思っている。ただ、我々は今害は平仮名で使っているので、この趣旨については全然問題ないが、そこら辺の文言が私も気になっているので、継続ということでご本人にも少し言っていただければと思う。
○松永鉄兵委員長 ちなみに、前回お答えしたのは、条例の字句、文言等は市長の専決事項になるので、市長の権限でそこはやる形になるという話をさせていただいた。
○松井努委員 皆さんおっしゃっているとおりで、平仮名と漢字だから響きがということを言えば、確かにそのように言えないこともないが、言葉の使い分けの中で、議員も行政も市民も、この害を書いたから障害者云々ということで差別したりということは全くないと思う。なおかつここに書いてある2ページ目のいろいろな形の中の障害者の欄も、もしここで採択することによって議会で採択したということになれば、市長も行政もそれを尊重すべきであるとなれば、この項目は全部害を平仮名のがいに直す手間暇、あるいはいろいろな形の中で気を使い気を使いという形の中で推移するのは行政をやっていく上においては余り効率的ではないのではないか。そんな偏見を持ってやっている人の意識がないとするならば、ここまで気にしてやっていくことは余りふさわしくないのではないかという点からすると、余り好ましくないと思うので、不採択でお願いする。
○松永鉄兵委員長 ほかに意見はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○松永鉄兵委員長 採決する。
 本陳情を閉会中継続審査事件とすることに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○松永鉄兵委員長 挙手多数。よって本陳情は閉会中継続審査事件とすることに決する。
 ちなみに、この陳情に対して字句の修正を委員会として求めるか。
〔「いいのではないか」と呼ぶ者あり〕
○松永鉄兵委員長 そのようにする。

陳情第21-22号「ふるさと納税」に関わる陳情

○松永鉄兵委員長 陳情第21-22号「ふるさと納税」に関わる陳情を議題とする。
 意見を求める。
 暫時休憩する。
午後3時50分休憩
――――――――――――――――――――
午後3時53分開議
○松永鉄兵委員長 再開する。
 改めてご意見を求める。
○岩井清郎委員 継続。
○松永鉄兵委員長 ほかにご意見はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○松永鉄兵委員長 採決する。
 本陳情を閉会中継続審査事件とすることに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松永鉄兵委員長 異議なしと認める。よって本陳情は閉会中継続審査事件とすることに決する。

所管事務調査

○松永鉄兵委員長 所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松永鉄兵委員長 異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決する。
 また、委員長報告の作成については正副委員長に一任されたいと思うので、ご了承願う。
――――――――――――――――――――
○松永鉄兵委員長 以上で総務委員会を散会する。
午後3時55分散会

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