更新日: 2020年2月8日

いちかわ市議会だより令和2年2月8日号

代表質問(12月定例会)

無所属の会

増田好秀、長友正徳(補足質問者)、佐直友樹、秋本のり子、石原よしのり(総括質問者)、越川雅史

テスラ車導入問題

 公用車としてのテスラ車の使用実績は、主には市長の出退勤時の送迎にしか使用されていないことが判明しており、本市環境エネルギー政策の推進役としての市民へのPR効果は薄かった一方で、リース契約の解除後は市長が設立した法人が買い取り、市長の政務活動で使用するとのことである。そうすると、市民には公務使用との区別がつかなくなるので、「まだテスラ車に乗るのか」との批判を受けないためにも、明確に市長のプライベートでのみ使用すべきではないか。
 公務と政務の線引きとして、公務は、市を代表して市長として行う仕事であり、それ以外が政務と認識している。なお、当該テスラ車が政務としてどのように市長に使用されるのかは、本市として把握していない。


新第1庁舎の整備

 村越市長は、建設中の市役所新第1庁舎について、唐突に階段設置工事の追加と開庁の約5カ月延期を公表した。「ワンストップサービス」のためという理由自体はよいとしても、階段設置の必要性に係る十分な説明がなく、今定例会で予算案も出さないのは議会軽視といえる。追加工事は撤回し、次回の市長選挙における公約に掲げて、改めて市民に問うべきではないか。
 今定例会での工事費の提案を見送った理由は、令和元年9月定例会で「新第1庁舎の階段設置追加工事の必要性を慎重に判断することを求める決議」が可決されたこと等を踏まえて、引き続き丁寧な説明をする必要があると判断したためである。また、選挙公約に掲げるかどうかについては、市長としてその考えはない。


有機農業の促進

 食の安全のために、有機農業の促進は重要である。だが、化学肥料等の使用が通常の2分の1以下の「ちばエコ農産物」の生産者は増えず、エコファーマーは減少しているが、その要因は何か。また、韓国では、オーガニック食材の給食が毎日提供されている市があるが、本市でも有機農業の促進のため、生産者と学校給食等の消費者とのネットワークを強化できないか。
 減少の大きな要因は、有機農業は手間が掛かる割には収入等に反映されず、販売促進に繋がらない点にあるが、食の安全のため、農業者に減農薬等の取り組みを推奨し、本市農産物全般のブランド力を高めていきたい。また、韓国の例も参考に、学校給食を含む関係機関と農家とのネットワークについて研究していく。

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