更新日: 2020年8月12日

いちかわ市議会だより令和2年8月8日号

代表質問(6月定例会)

市民の声を届ける会

かつまた竜大(補足質問者)、中町けい(総括質問者)、つちや正順

不妊治療

 不妊治療は経済的な負担が大きく、共働きを継続しなくてはならない人も多い中、仕事と治療の両立をいかに図ることができるかが課題となる。不妊治療の実態としては、特に女性側において、頻繁に通院する必要があるなど、心身共に負担が大きい。そこで、仕事と不妊治療の両立支援について職場の理解も必要と考えるが、本市の取り組みについて問う。
 不妊治療は、精神面や体力面での負担も大きく、治療時間や通院時間など1回の治療に時間を要し、長期間にわたり治療する人もいることから、仕事と治療を両立していくためには、職場の理解も必要である。そのため、厚生労働省が作成しているリーフレット等を活用して不妊治療について広く周知していくことで、治療を受ける人の経済的支援だけでなく精神的支援を図っていきたい。


ドライブスルー方式のPCR検査

 新型コロナウイルス感染症の対策について、市長は、刻一刻と変化する状況の中で難しい決断をせざるを得ない局面もある中、市民第一の迅速な対応をしていると評価できる一方、依然として予断を許さない状況が続いている。そのような状況下において、去る4月28日、会派として市長に対し、「市内におけるドライブスルー型のPCR検査の早期導入」等を要望したところである。その後、本市でもドライブスルー型のPCR検査が導入されたが、検査結果が陽性の場合は、どのような流れになるのか。
 ドライブスルー型のPCR検査の結果は、かかりつけ医等の診療所を通して、当該検査を受診した者に連絡することになる。仮に検査結果が陽性だった場合においては、市川保健所が改めて当該受診者に連絡し、医療機関への入院調整を行うといった流れになる。 


新しい生活様式の導入

 新型コロナウイルス感染症拡大防止策の「新しい生活様式」について、本市でも広く周知していくとのことだが、ここで気になることは、コンサートホールへの導入についてである。そこで、文化会館や行徳公会堂ホールに関し、今後どのようにコンサート等の利用方法を考えていくのか。
 現在、コンサート等の興行的イベントの開催は、国の「基本的対処方針」による制約の下、収支の面で厳しいものがある中、感染防止策を講じつつも何とか開催できないかという判断を主催者に求めている状況にある。そこで、有料のネット配信等、「新しい生活様式」に合わせた興行の手法について主催者等の要望を聴き、施設としてサポートできる部分はしっかりとサポートすると共に、今後も、国のガイドライン等の変更に注視し、引き続き適切なホール運営に努めていく。

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