更新日: 2023年12月27日

2018年6月27日 一般質問(松葉雅浩議員)

一般質問(松葉雅浩議員)

○堀越 優副議長 日程第1一般質問を継続いたします。
 松葉雅浩議員。
○松葉雅浩議員 公明党の松葉でございます。それでは、一般質問を行います。
 初めに、道の駅いちかわのオープン後の利用状況及び課題についてでございます。
 待ちに待った道の駅いちかわが4月7日、国分地区にオープンしました。いよいよ市川市も国分地区の時代がやってきたということで、多くの方々に期待をされてオープンしたわけでございますけれども、オープン後に地域の住民の方々や道の駅を利用された方々からさまざまな声をお聞きしましたので、そうした声をお伝えする中で、今以上に地域の方々からも愛される道の駅に、また、地域の方々からこの道の駅いちかわができて本当によかったと思っていただけるような道の駅いちかわになってもらいたいと、そういった思いで質問させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 (1)利用者や周辺住民の立場に立った施設の出入り口及び周辺の道路交通安全対策について伺います。歩行者が道の駅の西側にあります北台交差点から国道298号道の駅いちかわ入り口交差点に向かう、この道路は拡幅されたものの、車道しかなく、歩行者は大変危険な状況の中を通行する状況となっております。特に北台のバス停が道の駅内に移動したことによりまして、これまでよりバスの利用者は大変不便になって、そしてまた安全が確保されていない車道を通行してバス停まで行かなければならない状況でございます。利用者の中には、中国分にあります明松園の施設を利用されている障がい者の方、そうした方々も大変な状況の中、バス停を利用されているというふうに伺っております。また、北台交差点から東国分中学校に通っている生徒さんや、また曽谷方面に行かれる歩行者の方は、北台交差点から国道298号道の駅入り口交差点を横断し、道の駅南側の入り口前を通り、そして国分前橋を渡って市道2038号を真っすぐに行くことになりますけれども、道の駅南側入り口前の道路は歩道がなく、また、その先の国分前橋にも歩道がなく、さらに、市道2369号を横断する横断歩道もないことから、外環道路や道の駅ができたことによりまして、歩行者にとって、より危険な状況となっております。地域住民の方々から道の駅ができてよかったと思っていただくには、地域住民、利用者の立場に立った歩行者の安全の確保のための歩道整備であるとか、横断歩道の設置等、安全対策を講じていくべきと考えますが、市の見解を伺います。
○堀越 優副議長 道路交通部長。
○横地眞美惠(まみえ)道路交通部長 お答えします。
 道の駅いちかわ南側の出入り口付近及び北台交差点から道の駅いちかわ交差点までの道路につきましては、両箇所とも外環道路事業者である国が整備を行っている国道区域でございます。また、北台交差点から国道までの道路は幅員が約4.5mから約7.2mに拡幅整備され、従前は車線がない道路でございましたが、整備後は2車線となり、歩行者は両側に新設された排水溝のふたの上を含めた路肩形態を通行している状況でございます。
 今後の安全対策でございますが、道の駅出入り口付近につきましては、歩道整備を国に要請し、協議をしてまいりたいと考えております。
 次に、北台交差点から道の駅いちかわ交差点までの道路につきましては、交通管理者を通じて交通安全施設の新設や区画線の新設等により、市民が安全に安心して利用できる歩行空間の確保につきましても、国に要請してまいります。
 最後に、国分川沿いの市道2369号の横断歩道新設につきましては、交通管理者である警察と、歩行者の安全対策も含め協議してまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○堀越 優副議長 松葉議員。
○松葉雅浩議員 答弁いただきましたけれども、最近になって道の駅の一般車両駐車場と大型の駐車場の間の通路西側、ここに看板が立てられたんですね。そこには「歩行者の皆様へ」いうことで、東国分中学校方面は道の駅内通路を通行願いますと、こういった看板が立てられました。普通なら真っすぐ東国分中学校方面は298号の信号を渡って、道の駅南側入り口のところの通路を通っていけばいいわけで、一番近いわけで、わざわざこの道の駅の中の通路を通って大回りするように誘導しているんですね。これはとんでもない話です。この道の駅ができたことによって、地域の皆さんから迷惑施設になっているんですよね。とんでもない話ですよ。それで、この道の駅が国分に決まったとき、私は平成25年9月定例会の中で歩行者の安全対策について質問しました。そのときに、道の駅の進捗に合わせて横断歩道であるとか歩行者空間の確保、これについて関係機関と協議してまいりますと、こういった答弁を5年前にしているんですよね。先日、長友議員が、この道の駅と国分川調節池の北下橋、そこの前に横断歩道という話がありました。これについても、そのときに関係機関と協議していくという、そういった答弁がありましたけど、5年前から何も協議していないんですか、ということになっちゃうんですよね。
 外環道路とともにこの道の駅が国分地区に決まったということで、特に外環道路については9分類22項目の2の(1)では、構造については提示案を基本に、地域の特性や利便性、防災性、安全性等に十分配慮の上、計画をすることという、そういったことが、要するに受け入れの条件になっているわけですよ。利便性、安全性、全然配慮されていない。そういったことで、先ほど答弁いただきましたけれども、国とか警察に対する要望や協議については、道路交通部長、答弁は求めませんけれども、しっかりと対応をお願いします。
 次に移ります。(2)施設の市民利用者のさまざまな声、評判に対する市の見解及び対応について伺います。4月7日にオープンして、当初は利用者がなかなかいないときもあって、道の駅大丈夫なのかなという心配もしていたんですけど、6月2日、外環、また国道298号の開通によりまして、利用者もかなりふえてきております。私自身もほぼ毎日、道の駅のトイレを利用しながら、そしてまた、この道の駅の状況を確認させていただいております。私自身はリピーターとして利用させていただいておりますけれども、朝方については多くのトラックが休憩場所として利用されておりまして、また、土日なんかは遠方からも多くの利用者が訪れておりまして、駐車場に入るのも、なかなかとめるところがないと探しているような、そういった日もあります。そしてまた、平日においては、レストランにおきましてはランチタイムをやるようになりましたね。ランチタイムでレストランの前に椅子が並べてあって、その椅子にも平日であっても並んでるという、そういった状況で、多くの利用者で大変繁盛しているように思います。さすが、やっぱり市川の道の駅だなということで思っているところでございますが、そうした中、私自身のところに届いている声を少し申し上げますと、ショップの中では、野菜は新鮮で大変品質がいいという声がある反面、品物の数がかなり少ない、行ってももうなくなっていたとか、そういった声もありました。また、買いたい野菜がなかったということで、帰りにスーパーに行ったら、スーパーのほうが安く買えたという話であるとか、また、レストランで気軽に食べられるそばとか、うどんとか、定食とかを食べようと思って行ったけれども、他の道の駅で提供しているような気軽に食べられるものではなく、期待を裏切られたと、そういった声もいただきました。そしてまた、せっかく行ったのでランチを食べようということで、コーヒーを紅茶に変えてもらおうと思ったら、紅茶はありませんということで言われましたと、そしてまた、ランチは税込み約1,300円ということで、かなりの金額がしますけれども、1,300円のランチにしては普通の味だったということです。また、レストランの雰囲気、結構いい金額を支払って食べている割には、ショップのお客さんの声とか、ざわざわして、決していい雰囲気とは言えなかった。また、水だけ飲んでメニューを見て出ていく人を見たとか、また、カフェのいちCafeにおきましては、今どきコンビニでも100円でひきたてのコーヒーが飲めるのに300円以上するのは高過ぎるとか、また、クロワッサンにトッピングしてコーヒーを頼むと1,000円を超えちゃうというかなり高額になっちゃう。また、ソフトクリームにクロワッサンが乗っているクロワッサンソフトクリームがありますけれども、これはどうしても言ってもらいたいということで言うんですけど、ソフトクリームとクロワッサンは別々に食べたいとか、そういった声であるとか、あとトイレ棟です。これにつきましては、ホテルにあるような豪華なトイレで大変驚いた、しかしながら、エアタオルがないのが残念だということで言われておりましたね。全体的には、何を目玉にしようとしているのかよくわからないとか、また、駐車場は広いけれども建物の中が小さいとか、いろんな声を私のところにもいただいております。皆さんの声ですから、一応お伝えさせていただきます。
 また、先日、国分地区の自治会の懇談会というのがありましたね。多くの自治会の幹部の皆さんから、本当に地元にできるということでかなり期待をされていたわけですけれども、そのときには、期待外れだったとか、1回行ったらもういいかなみたいな、そういった声もありましたけれども、いろんな声があるわけでございますが、これまで市に対して市民や利用者の方々からどういった声や評判が届いて、そして、それに対する市の見解と対応について伺います。
○堀越 優副議長 経済部長。
○関 武彦経済部長 市民や利用者の方からは、本年4月の開業以来さまざまな御意見が寄せられたところでございます。開業当初は国道298号が開通する前であったため、道の駅いちかわの場所や行き方に関する御意見を中心にいただいておりました。その後はテレビなどのメディアにも多数取り上げられ、道の駅いちかわの今後に期待する声も頂戴した一方で、レストランの価格のこと、また、農産物の取扱量について多くの御指摘をいただいたところでございます。道の駅いちかわは全国に約1,000カ所ある道の駅に埋没することなく、存在感を示すための事業やサービスを企画してきました。都心に一番近い道の駅という立地を踏まえたコンセプトを挙げ、日本イタリア料理協会副会長のシェフが監修するレストランや世界各国のコーヒーを自分好みにブレンドできる焙煎所などを展開するとともに、ショップでは市川市産にこだわった品ぞろえとするなど、特徴のある道の駅としたところでございます。しかし、そうしたコンセプトに対して、市民や利用者の方の中には、従来の道の駅に対するイメージとは異なる内容であったと感じた方がいらしたことも事実でございます。そのコンセプトを利用者の方にお伝えしていくためには、レストランやショップにおいて市川市産であることを丁寧に御説明し、その価値を利用者の方に知っていただき、そして楽しんでいただけるような仕掛けが必要と感じたところでございます。その上で利用者の方からの御意見を参考に改善していくべき点もあるかと思います。民間の創意工夫や経営のノウハウを最大限に生かすことはもとより、そうした取り組みをさらに進めていけるよう、定例会議の場などを通じて指定管理者への助言指導や協力事業者との協議を行ってまいりたいと考えております。
 以上であります。
○堀越 優副議長 松葉議員。
○松葉雅浩議員 答弁いただきました。先ほど答弁の中にも、唯一無二の存在感を示すというような、そういったお話がありましたけれども、期待外れだと思われている方は、利用者の方はどこにでもあるような道の駅ができたのかなと思って、行ったら、そうじゃなくて、市であるとか指定管理者のほうは唯一無二の、どこにでもないような、市川しかないような、そういうものにつくり上げていこうということで、お互いの期待しているところが全然違った方にとっては、これは期待外れだったということで思われているんだと思うんですね。仕掛けが必要だということもありますけれども、利用者からの声を参考に、これから改善していくところは改善していかなきゃいけないというふうに思います。
 そこで、利用者の声というのは非常に大事なものですから、現在、インフォメーションコーナーの1カ所にお客様アンケートがありますね。こういったアンケートですけど、高齢者の人はこれは何が書いてあるか見えないです。やっぱりもう少し大きい字で書いてつくるべきじゃないかということと、そしてまた、インフォメーションコーナーの端の方に置いてあるだけで、レストラン利用者とかカフェの利用者とか、ショップのところには何も置いていないということで、いろんなところから声を吸い上げるような、そういったことも必要じゃないかなと思います。その辺について、どういうふうにお考えなのかということと、先ほどのトイレ棟は大変きれいで立派な施設でありますけれども、先ほどのエアタオル、これについて設置する考えはないか伺います。
○堀越 優副議長 経済部長。
○関 武彦経済部長 2点の再質問にお答えをいたします。
 利用者の方の御意見は施設運営上の課題を見出すためにも非常に重要であると認識しております。ただいま御質問にありましたような、より多くの利用者の方から御意見、御要望を伺えるよう、施設内の複数の箇所にお客様アンケートを設置する方法を含めまして、指定管理者と協議してまいりたいと考えております。また、アンケート用紙につきましても見直してまいります。
 次に、エアタオルの設置についてでございますが、道の駅いちかわの南側に設置されているトイレ棟は国土交通省が整備をし、所管している施設でございます。エアタオルをトイレ棟に設置してほしいとの御要望は、道の駅の利用者からも寄せられており、現在、国土交通省と設置に向け調整を行っているところでございます。
 以上であります。
○堀越 優副議長 松葉議員。
○松葉雅浩議員 わかりました。よろしくお願いしたいと思います。
 次に、(3)整備方針に沿った施設のための市の役割についてということで伺います。道の駅を市川につくるということになって、市川市として整備方針というものをきちっと決めて、それに沿って公募して、指定管理者が決まって、今運営されているわけでありますけれども、やっぱりきちっと整備方針に沿ってやっていかなきゃいけないと思うんですね。整備方針の中で、「道の駅に立ち寄る人だけでなく、周辺に住んでいる人からも利用される、バランスのとれた施設整備を目指します」と明記されており、そしてまた、基本方針の中では、飲食の空間では、「道路利用者だけでなく、周辺施設の利用者、さらには住民にも利用してもらえるような飲食の空間を整備します」というふうに明記されているわけですね。そういう整備方針に沿ってきちっと地域住民からもリピーターとして来てもらえるような、そうした策も必要と考えますけれども、市の認識を伺います。
○堀越 優副議長 経済部長。
○関 武彦経済部長 道の駅いちかわの開業後2カ月余りの運営状況につきましては、これまで本市が示してきました基本方針、募集要項、仕様書に沿ったものであると認識しております。その上で道の駅いちかわは道路利用者の休憩施設としてだけではなく、地域のつながりや活力を高める役割も担っております。地域の皆様に道の駅いちかわを気兼ねなく御利用していただくためにも、まず心のこもったおもてなし、清潔感、そして居心地のよさに気を配ることが大切であると考えております。また、オリジナリティーや季節に応じた変化も、道の駅いちかわに繰り返しお越しいただくためには必要な取り組みでございます。例えば、現在レストランでは市内でとれた旬の食材を使用したメニューを時期に合わせて提供しております。また、健康や趣味、教養などさまざまな講座を用意したカルチャースクールを7月より開始する予定でございます。さらに、近隣の自治会や農家、事業者、経済団体といった地域の皆様と手を携え、地域全体で盛り上げていくことが重要であると考えております。指定管理者におきましても同様の認識を持って日々の運営に当たっております。引き続き定例会議などを通じて本市と指定管理者との間で共通理解を図り、リピーターの確保に向けた改善に取り組んでまいります。
 以上であります。
○堀越 優副議長 松葉議員。
○松葉雅浩議員 答弁いただきまして、7月からカルチャースクールとか、これから始まってくるということで、また地域の方の利用者もふえてくるんじゃないのかなという感じもしております。また、近隣の自治会、農家、事業者、経済団体といった地域の皆さんと全体で盛り上げていくという、これは大変重要なことだと思うんですね。ただ、やっぱり盛り上げるにしても、どういうふうにやって盛り上げていくかということが非常に大事だと思うんですね。
 そこでまた再質問、3点伺いますけれども、1点目として、道の駅の基本計画では、レストラン、売店について、地域のニーズに配慮するということがちゃんと明記されているんですよね。地域のニーズが十分配慮されず、地域住民と指定管理者との思いに差があるように少し感じるもんですから、この差を埋めるために、市はその役割をしっかり果たしていくべきじゃないかという、これが1点ですね。
 それでまた2点目、先ほど盛り上げていく地元の国分地区の自治会の皆さんから期待外れというふうに言われないように、やっぱり何をしていくべきかということをきちっと考えていくべきだと思うんですね。それには、まず指定管理者の市川未来創造グループと自治会の幹部の皆さんと懇談会をきちっと設けて、国分地区の中でいろんなイベントであるとか祭り、これから夏祭りとか秋祭りとかいろいろありますよね。5月にはこいのぼりフェスティバルという、これは地元でやってお互いに大成功したという、そうしたこともあるわけですから、そのこいのぼりだけじゃなくて、こういうコンセプトで道の駅をやっているんですという話し合いを地元自治会とまず持って、それで道の駅で自治会のイベントなんかも情報発信したりとか、お互いにそうやっていくということが大事じゃないのかなというふうに思いますね。要するに、地域と道の駅がお互いに協力し合っていく、その関係をどうつくっていくかという、やっぱり市はきちっとここの橋渡し役をやっていくべきじゃないか。この市の認識を伺います。
 3点目、レストランやショップで市川市産のものにこだわっているということで、この市川市産については、カフェで世界各国のコーヒーを提供しているというんだけど、市川市でコーヒーがとれるわけじゃないし、そこで、市川市のコーヒーということじゃなくて、せっかく市川市産をうたっているわけですから、何か食べるもので市川市産をアピールできるような、そういったこともやるべきじゃないか。その3点について伺います。
 ごめんなさい。もう1点。2点目については、イベントとかそういうものだけじゃなくて、あそこは緊急避難場所としてもなっているわけですから、やっぱりこの地域の方々があそこの避難場所をどういうふうに使われるのか、その辺もよくわからないわけです。この辺についてもしっかり地元自治会と協議、懇談を持ってやっていくべきじゃないか。また、防災訓練なんかも必要であればやっていくべきじゃないか。これについて伺います。
○堀越 優副議長 経済部長。
○関 武彦経済部長 3点の再質問にお答えをさせていただきます。
 地域ニーズに対する本市の役割についてでございます。指定管理者に対しましては、これまでも広く地域ニーズを収集し、地域への説明と必要に応じた改善を求めてまいりました。アンケートや懇談会など、地域ニーズを収集する方法には幾つかの選択肢が考えられますので、指定管理者に対しては引き続き地域との信頼関係の構築に向け、指導してまいります。また、本市みずからも地域ニーズを収集し、情報提供に当たっていく考えでございます。
 次に、地域と道の駅との連携についてでございます。御質問者がおっしゃいますとおり、道の駅は地域連携が重要な機能の1つでございます。本年5月の国分川こいのぼりフェスティバルの際に、本市の橋渡し役によりまして、実行委員会と指定管理者との協力が実現をいたしました。このように本市が持つさまざまなつながりを活用しながら、地域連携の強化に向け積極的にかかわってまいりたいと考えております。なお、道の駅いちかわでの災害対応につきましては、国や関係機関と協議してまいります。
 最後に、市川市産の活用やPRについてでございます。指定管理者はカフェのメニューも含め市川市産の食材の発掘や新商品の開発に向け、協力事業者とともに取り組んでいるところでございます。また、市川市産の食材、商品としての魅力を利用者にお伝えすることにつきましては、例えばレストランで料理を提供する際、市川市産の食材を使っていることを御案内するなど、市川市産をよりPRできますよう、指定管理者に提案してまいりたいというふうに考えております。
 以上であります。
○堀越 優副議長 松葉議員。
○松葉雅浩議員 今答弁ありましたように、しっかり地域ニーズを収集していただきながら、また、地域連携、これについては早急にこういう懇談会のようなものを国分地区の自治会と設けていただきたいと思います。
 そしてまた、災害については、国としっかり協議して、どういったことができるのか、また、地元としてのかかわり方とかその辺についても、情報をしっかり地域に流していただきたいと思います。
 また、市川産のPR、これについてもしっかりカフェの新商品の開発、これを検討されているようでございますので、これはぜひ目玉になるような、そういうものであればいいかな。先日、私も芝入好夫駅長さんと市の職員の方と1時間ほど懇談をさせていただきまして、駅長さんは千葉ロッテマリーンズの企画とかイベントとか、そういったものに携わっていたということで、いろんな企画をするのが得意な方だというふうに伺っておりまして、今後期待をするとこでございますので、よろしくお願いしたいと思います。これは結構です。
 最後に、(4)として利用者増に向けた市の施策ということで、もちろんこれは指定管理者のほうが利用者がふえるようにやっていくわけですけれども、市としても施策を何か考えているものがあれば、それについてお聞かせください。
○堀越 優副議長 経済部長。
○関 武彦経済部長 本市では利用者増に向け、これまでの運営状況を踏まえ、市川らしさや季節感を重視すること、また、本市の魅力をさらに伝えていくことを重点として取り組んでいく考えでございます。まず、市川市産の農水産物や加工品等の充実についてでございます。8月には地域ブランドでございます「市川の梨」の販売が本格化してまいりますことから、十分な品ぞろえを確保するとともに、広く市内外にPRしてまいりたいと考えております。また、本市の観光施設や文化施設とタイアップした事業を道の駅いちかわでイベント的に実施する考えがございます。民間施設を含めた市内複数の観光スポットをめぐるスタンプラリーの開催を検討しているところでございます。さらに、7月には市内在住のミュージシャン、ジャガー氏を道の駅に招いて、ふるさと納税のPRイベントを開催いたします。そのほか、市川の特産品のPR活動など、道の駅いちかわにおいてさまざまなシティセールスを展開してまいりたいというふうに考えております。
 以上であります。
○堀越 優副議長 松葉議員。
○松葉雅浩議員 わかりました。これから市川の梨がシーズンになってくるということで、期待をしたいと思いますし、また、観光施設、文化施設が市川市にも多くありますので、そうしたところと先ほど言われたようなイベントを組んで盛り上がるように企画していただきたいと思います。そしてまた、7月にはミュージシャンであるジャガーさんですか。市長さん、よく御存じなんですよね。ジャガーさんを道の駅いちかわに招いて、そしてふるさと納税のPRイベントを開催していく。いろんな手を使いながら盛り上げていくということが大事かなというふうに思いますね。
 今回、道の駅は、誤解というか、期待していることと思っていることと、やっぱり値段が高かったりとか、そういったことで期待外れという声がかなりあるわけですけど、そこの部分を市川市しかない道の駅を目指しているという、そういった部分で、今回、市川未来創造グループを選定してやっているわけですから、今後10年間、指定管理としてやっていくわけですから、しっかり地域ともうまく連携をとりながら、地域の人に理解してもらえば、地域の方からも、また盛り上げてくれるような、そういう方向にもなってくると思うんですね。ぜひそういうことで、全体として盛り上げていただきたい。
 先ほども申し上げましたけれども、駅長さんもいろいろ企画を組んで、いちcafeのほうでワールドカップロシア2018応援イベントというのを今やっているんですよね。その中で、当店取り扱いのコーヒー豆の生産国がワールドカップに6カ国出場している。日本はもちろん他の国も応援しましょうということで、その6カ国というのは、ブラジル、メキシコ、パナマ、コスタリカ、ペルー、コロンビアです。ちょうど今グループリーグを開催していますけど、このグループリーグ開催中に勝ち点掛け10%増量いたしますという、こういうイベントを企画しているんですよね。勝ち点9だと90%、同じ値段で2倍ぐらいになるというすごいイベントをやっているんですね。ですから、この6カ国を皆さんで応援して、それで少しでも多くのコーヒーをいただけるようにという、そういった楽しい企画もいろいろ組んでやっているということは私も理解していますので、ぜひみんなで盛り上げるように頑張っていきたいというふうに思いますので、どうか経済部長、日本一の道の駅いちかわを目指して、よろしくお願いします。
 それでは、次に移ります。松戸市境の市道1001号の道路交通安全対策について伺います。
 この道路は国際医療福祉大学市川病院、旧化研病院の入り口前の道路ですね。全体的に大変狭隘な道路でありますけれども、特にこの国道298号、外環、これが開通した後、その両側、松戸インター北交差点の南北、これは今まで信号がないところに信号ができたということで、信号待ちの車両と、そこを交差できない箇所がありまして、通行に支障を来している、そうした現状でございます。道路拡幅であるとか電柱の移設等、早期に対応が必要と考えますが、市の認識と対応について伺います。
○堀越 優副議長 道路交通部長。
○横地眞美惠(まみえ)道路交通部長 お答えします。
 市道1001号は松戸市との市境にあります道路で、外環道路の整備事業の中で事業者である国が整備をする道路でございます。交差点南側の北国分1丁目側の道路につきましては拡幅整備の計画がありますが、用地の買収が一部されていないため、従前の道路の形態のまま供用されている状況でございます。なお、拡幅整備の時期につきましては未定であると伺っております。また、交差点から北側の北国分2丁目側の道路につきましても、整備が完了していない状況で供用されております。現在、道路拡幅工事のための電柱等の移設を進めていると伺っております。現時点では、この道路の有効幅員は従前と変わらず、既存の電柱が車道を狭めている箇所もございますので、道路が狭く感じられていることと思われます。この道路の交通安全対策につきましては、道路の拡幅整備がまだ工事途中であることから、国に早期完成を要請するとともに、工事中であることを市民の方々及びドライバーに周知することをあわせて要望してまいります。
 以上でございます。
○堀越 優副議長 松葉議員。
○松葉雅浩議員 国のほうがやっているということで、ただ、やっぱり国任せにしないで、先行的にこの298号は開通させたわけですから、そこの交差している道路はきちっと整備されていない状況が続くと地域住民が一番迷惑な話で、そこは市も一生懸命、国と協力して拡幅であるとか、また電柱の移設、これについてはよろしくお願いします。
 次に、小塚山公園西側の階段下の市道1053号を横断する通学路の安全対策についてでございます。
 小塚山公園の北側から国府台小学校に通う児童の多くが小塚山公園西側の階段下の市道1053号を横断して、階段を上り、副道を横断して通学しております。ここを通る児童というのはかなりいらっしゃると思うんですけれども、横断歩道がないために児童の安全が確保されておりません。これについては、通学路ですから、教育委員会として、この通学路の安全対策についての認識、また対応について伺います。
○堀越 優副議長 学校教育部長。
○井上 栄学校教育部長 御指摘の小塚山公園西側の階段は、国府台小学校に通う約80名の児童が通学のために利用しております。児童は階段の下で国道298号の副道を横断し、階段の上で小塚山公園の上部を通る道路を横断して通学しております。児童が横断する道路には横断歩道が設置されていないため、朝の登下校時は地域のボランティアの方や学校の職員が見守り活動を行っております。しかしながら、下校時は見守る大人がいない状況であります。そのため、学校は地元自治会長と学校長との連名で横断歩道の設置要望書を市川警察署長宛てに提出したところでございます。こうした流れを受け、今後の安全対策といたしましては、市川市通学路安全プログラムに基づいた通学路の合同点検を、今年度は国府台小学校を対象校の1つとして加え、実施することといたしました。合同点検では、学校から報告される通学路の危険箇所を重点的に、学校、警察、道路管理者、教育委員会等の関係者で、7月後半に現地を確認しながら安全対策について検討してまいります。そして、この合同点検の結果を受け、危険箇所の報告や改善要望をもとに、該当箇所に横断歩道が設置できるのか、ほかに考えられる安全対策はないのかなど、関係機関と協議しながら対応してまいります。今後は、御指摘の場所における対応とともに、交通事故防止のため、当該校の交通安全指導の強化もあわせて行えるよう支援してまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○堀越 優副議長 松葉議員。
○松葉雅浩議員 わかりました。校長先生も毎日のように安全対策でいろいろ回られているようで、本当に私も理解しますけれども、これは警察のほうが横断歩道をやると言ってくれないとなかなかできないという、そういったことになっているわけで、教育委員会としては一生懸命やっていただいている、学校も一生懸命やっていただいている、地域の方もボランティアでいろいろやっていただく。やっぱり通学時はボランティアの方もいらっしゃいますけど、下校時はいないわけですから、そういったことも含めてしっかりと安全対策を、市川市通学路安全プログラムに基づいた合同点検、まずはこれをやっていくということで、それに基づいてしっかり対応をお願いしたいと思います。
 次に、国道298号堀之内1丁目交差点の北側に隣接する交差点の安全対策についてでございます。
 国道298号堀之内1丁目交差点の北側の交差点は、これまで東西方向が主道路で南北方向は一時停止の交通規制がかかっておりました。ところが、国道298号が開通した、その直前、1日か2日前に、突然主道路と従道路が入れかわったことによりまして、多くのドライバーが困惑しております。外環開通後の6月3日、次の日には、軽トラックとトラックの衝突事故が発生しており、現在でも戸惑いが続いております。市としての認識と対応について伺います。
○堀越 優副議長 道路交通部長。
○横地眞美惠(まみえ)道路交通部長 お答えします。
 現在、この交差点は一部未整備箇所もあり、暫定供用中でございますが、国が整備を行っている国道区域でございます。道路の主従関係が逆になった理由でございますが、交通管理者である警察へ問い合わせをしたところ、一般的には国道などの幹線道路では信号機のある交差点の直近となる交差点においては、幹線道路に通じる側の道路を一時停止の交通規制を行うと交差点が渋滞するなどの交通障害を及ぼすおそれがあることから、通常は幹線道路に通じる側の道路を主道路とするとのことでございました。規制の変更時期につきましても、国道の供用にあわせて規制を変更したものと思われます。今後は、運転者に対して交通規制の認識を高めるために、注意喚起の看板設置など、道路管理者である国へ要望してまいります。
 以上でございます。
○堀越 優副議長 松葉議員。
○松葉雅浩議員 わかりました。ここも市道だと思ったら、いつの間にか国の所管になっていたということで、確かにこれはわかるんですよ。これは298号が開通したことによって、あそこが優先道路を変えないと、やっぱり交差点の中が渋滞するという、そういったこともありますので、それはよくわかりましたので、ぜひ先ほど言われた看板をやっぱりわかりやすく、もちろん車の運転は標識に従って運転するというのが当然なわけでありますけれども、やっぱりいつもこっちが優先だと思っていたのが、急にとまれになったとかね。しっかり看板等を設置できないか、その辺を国のほうとしっかり協議していただきたいと思いますので、よろしくお願いしまして、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。

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