更新日: 2019年11月8日

いちかわ市議会だより令和元年11月9日号

代表質問(9月定例会)

創生市川

金子正、国松ひろき、石原たかゆき、稲葉健二、加藤武央(総括質問者)、松永修巳、岩井清郎

テスラ車の公用車導入

 市長は市長・副市長車としてリース中の車両3台がある中でテスラ社製の電気自動車2台の導入を提案し、6月定例会での見直しを求める決議案の可決後も、適正な予算執行であり計画を粛々と進めていきたいと述べた。その後、市長は2台目の導入を保留とし、現行車両のリース料との差額を給与の減額で充当するとしたが、今般、給与を減額する条例案の撤回と導入したテスラ車の契約解除を表明した。これら一連の経緯につき、市の考えを問う。
 今回のテスラ車導入は、施政方針に掲げる再生可能エネルギーを積極的に利活用した低炭素社会への取り組みを進める姿勢を強く打ち出すため、現行車両のリース期間満了を待たずに実施したもので、当初予算に2台分の調達経費約290万円を計上した。市長個人が自らの金銭を市に支払う行為は公職選挙法が禁ずる寄附行為に当たると理解しているので、これを避けるために条例を提案した。契約の解除については、リース会社の売却手続きが調った時点で行うこととなる。

聖火リレー

 県が公表した東京2020オリンピック・パラリンピックの聖火リレールートについて、災害からの復興をアピールするというテーマにもかかわらず本市がルートから外れたのは残念である。市は船橋・浦安の3市長と連名で県に要望書を提出したというが、県の対応はどうだったのか。また、市民が参加できる事業として後世に残るよう、市独自での聖火リレーの実施について、市の考えを問う。
 3市長連名の要望書は、東日本大震災の被害からの復興や立地条件等を理由に提出したが、県からは、本市がルート外となる旨が公表され、今後ルート変更の予定はないとのことである。今後の取り組みとしては、文化やスポーツの参加体験型イベント等を行う他、パラリンピックの開催に当たり県では各市町村で採火された火を集めて聖火とする集火式が行われる予定であり、本市も採火式を行って機運醸成を図りたい。

公共施設個別計画と学校の統合

 市が示した公共施設個別計画(案)は、令和5~8年度の第2期に曽谷小と稲越小を統合するとしている。計画には東国分中も同時期に統合とあるが、稲越小に代わる小学校と東国分中とで小中の義務教育学校とすることも考えるべきであり、地域住民も望んでいる。これら3校の統合に関する市の考えを問う。
 小中学校の規模や配置に関する市の方針では、中学校区を単位として、小規模校については学校や地域の実情に合わせて統合も検討するとしており、これに基づく案とした。両小学校は共に東国分中を中学校区としているため同時期の計画としているが、今後、具体的な内容を決める過程では、保護者や地域住民に丁寧な説明や協議を重ね、未来を見据えた最適な手法を選択できるよう努めていく。

 

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