更新日: 2019年11月8日

いちかわ市議会だより令和元年11月9日号

一般質問(9月定例会)

防災

防災意識の向上
親しみやすく学べる機会を
消防艇活用し体験型イベント等検討


宮本均議員(公明党)

 令和元年8月の総合防災訓練では、消防艇による水上輸送訓練を行った。消防艇の活動は非常に重要であるものの、市民が知る機会は少ない。本市の防災施策を更に加速させるためには、市民が防災について親しみやすく学べる機会が必要と考えるが、そのために消防艇を活用する考えはあるか。
 消防艇の活動については、消防広報紙等への掲載や防災訓練への参加により周知してきた。今後は市民の更なる防災意識の向上に向け、水辺の自然と安全を守る消防艇の活動等を知ってもらえるよう、消防艇を活用した訓練の他、体験型イベント等も検討していく。


洪水ハザードマップ
避難方向も記載すべきでは
かえって危険な場所へ誘導のおそれ


青山ひろかず議員(緑風会第1)

 行徳地域は海と旧江戸川に囲まれており、水害が起こっても高い場所がなかなかない。本市の洪水ハザードマップには浸水想定区域と避難場所の記載はあるが、万一に備えてどちらに避難すべきかも記載すべきと考える。市の考えを問う。
 ハザードマップに避難方向を示す例があることは認識しているが、本市は真間川等の都市河川が多いため、河川氾濫(はんらん)や内水氾濫を想定すると、避難方向を示すことが、かえって危険な場所へ誘導することにもなりかねない。今後、マップを刷新する際には、災害時の円滑な避難行動に繋げられるよう工夫していく。


自治会活動と災害対応
市境越えた相互連携必要 市の認識は
防災訓練への相互参加等促していく


国松ひろき議員(創生市川)

 災害時の備えとしては、行政間だけでなく自治会間の連携も重要であり、市境を越えた近隣自治会同士が連携できるシステムの構築が必要である。日頃から近隣市の地域住民が連携することで、災害時の円滑な活動が可能と考えるが、市境を越えた近隣自治会の協力について、市の見解を問う。
 市境を越えた近隣自治会同士で、例えば各地区で行う防災訓練に自治会の役員等が相互に参加・見学するといった繋がりを持つことは重要であると考えている。今後、地域で防災訓練が行われる際には、自治会の担当者に声を掛けてこうした連携を促していきたい。


災害対応
地方卸売市場 防災拠点として活用を
設備面も好適 協力依頼の協議進める


浅野さち議員(公明党)

 市川地方卸売市場(以下、市場)は、交通利便性が高いだけでなく市川警察署や仮本庁舎からも近いため、災害時に防災拠点として活用できれば市民にとって非常に有効と考える。そこで、災害時に市場を防災拠点として活用する考えについて、市の認識を問う。
 市場には、屋内使用が可能な場所が約9,400平方メートルあり、災害時は市民の避難所に適している他、広大な敷地を活かして大型車両の待機スペース等も設置可能であるため、防災拠点として優れていると認識している。現在、市場側に対し災害時の協力を依頼しており、今後も協議を進めていく。


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