更新日: 2020年2月8日

いちかわ市議会だより令和2年2月8日号

7・8面(12月定例会号)

7面

常任委員会の視察

総務委員会
【日程】
令和元年11月12日~14日
【視察地及び視察項目】
・長岡市 自治体業務へのRPA導入スキームの構築
・塩尻市 RPA・AIによる業務改革の推進
・甲府市 市民課総合窓口事業
【主な視察内容】
 長岡市と塩尻市は、RPA(パソコン業務を自動化するソフトウェア)・AIを活用し、職員が行う定型業務の効率化と従事時間の大幅な削減を実現している他、導入の際には併せて現行業務の見直しも進めている。甲府市は、平成25年の新庁舎供用開始を機に、住民異動に伴う手続き及び諸証明の発行が1つの窓口で済むワンストップ総合窓口を導入し、市民サービスの向上を図っている。

健康福祉委員会
【日程】
令和元年10月30日~11月1日
【視察地及び視察項目】
・釧路市 生活保護自立支援プログラム
・帯広市 自殺対策事業「生きるを支える帯広市の取り組み」
・札幌市 「障がい者コミュニケーション条例」及び「手話言語条例」の制定経緯、概要等
【主な視察内容】
 釧路市は、生活保護の受給者に対し、経済的自立のための就労支援に加えて、社会的な自立を促すための手厚い支援を行っている。帯広市は、誰も自殺に追い込まれることのない地域社会の実現を目指して「生きることの包括的な支援」を行っている。札幌市は、条例を制定することで、障がい特性に応じた手段による情報の獲得やコミュニケーションをしやすい環境の整備を進めている。

環境文教委員会
【日程】
令和元年10月23日~25日
【視察地及び視察項目】
・大阪市 大阪市立自然史博物館の運営
・守口市 さつき学園の取り組み
・岡崎市 中央クリーンセンター運営事業
【主な視察内容】
 大阪市は、自然史博物館を指定管理者制度から地方独立行政法人による運営へ転換し、中長期的な事業計画立案から施設の一体的経営まで担っている。守口市は、小学校2校と中学校1校を統合した義務教育学校を開校し、学力定着、中1ギャップ解消などを目指している。岡崎市は、ごみをガス化することで、発生熱をボイラで回収し、蒸気タービン発電機により高効率発電を行っている。

建設経済委員会
【日程】
令和元年11月11日~13日
【視察地及び視察項目】
・神戸市 コミュニティ交通の取り組み
・福山市 Fuku-Biz(フクビズ)の取り組み
・瀬戸市 アグリカルチャーネットワーク構想
【主な視察内容】
 神戸市は、地域の特性や地域住民の状況に応じた地域コミュニティ交通を導入し、地域主体の運営を市が支援している。福山市は、産業支援機関であるFuku-Bizを設置し、起業希望者の創業促進、事業者への経営相談支援等を行っている。瀬戸市は、アグリカルチャーネットワーク構想による様々な取り組みにより、産地収益力の向上や遊休農地面積の減少等の成果を挙げている。
 

ドイツ・ローゼンハイム市
市公式代表団 議会から中山議長を派遣


 令和元年10月22日から27日まで、村越祐民市長を団長とする市川市公式代表団が、ドイツ・ローゼンハイム市を訪問しました。議会からは、代表団の一員として中山幸紀議長を派遣しました。
 ローゼンハイム市は、ドイツ連邦共和国の南部、バイエルン州にあり、市川市とは平成16年にパートナーシティを締結し、相互交流を行ってきました。今回の派遣では、市長表敬訪問をはじめ、図書館や幼稚園、市応用科学大学などを訪ねるなど、現地の方々との交流を深めました。
 

東京外郭環状道路に関連する特別委員会
環境施設帯の植栽計画等について各委員が質疑


 令和元年11 月8日に東京外郭環状道路に関連する特別委員会を開催し、国等の事業者を参考人として招き、外環道路開通後の課題等に関する審査を行いました。
 委員会では、外環道路供用開始後の事業の進捗状況及び環境調査結果等について事業者等から説明を受けた後、各委員から、未整備となっている植樹帯や歩道の今後の植栽計画についての他、歩道と自転車道とを区画する縁石の段差による事故への安全対策について、京成菅野駅周辺のふたかけ広場の整備状況等について質疑を行いました。
 これらの質疑に対し、事業者等から、環境施設帯等の植栽計画については整備可能な箇所から順次植栽を進めていき、みどりある道路空間となるよう努めていくこと、歩道・自転車道の段差の安全対策については、縁石は道路構造令に基づき整備されているものだが、危険と思われる場所には「段差注意」と表示したカラーコーンを設置する等注意喚起していること、京成菅野駅周辺の整備については、京成電鉄の駅舎工事の進捗状況にもよるが、令和3年12月末には歩道橋、4年3月末には副道の整備が完了する予定であり、駅舎工事完成後にはタクシープールや駐輪場等の整備を行う予定である等の答弁がなされました。
 

「新第1庁舎を当初の計画どおり、令和2年8月に開庁することを求める決議」を可決

  市議会は、会期最終日の12月11日、議員発議案のうち「新第1庁舎を当初の計画どおり、令和2年8月に開庁することを求める決議」を賛成多数で可決しました。決議の要旨は以下の通りです。
*       *       *
 市役所新第1庁舎の建設は、これまで令和2年7月完成予定、8月供用開始として進められてきたところ、市議会は本年8月23日の各派代表者会議で、市長から、完成後に階段設置追加工事を行い、供用開始を5カ月延期したいと説明を受けた。以来、階段設置の必要性や、追加工事に関わる費用が約1億5,000万円となることなどが議論され、9月定例会では追加工事の必要性につき慎重判断を求める旨の決議が可決された。
 これまでの答弁の中で、階段を設置しなくても、市長が強く実現を望んでいる「ワンストップサービス」は実現できること、市民の交流に大きな問題がないこと、市民の待ち時間が延びるのは40秒程度であることなどの他、新たに職員90人の席を外部に求める必要があることが明らかとなった。将来、DX等の進歩により職場スペースが小さくなった時点で、階段ではなく社会的弱者にも優しいエレベーター等の設置など幅広く慎重な議論が必要と考える。
 完成したばかりの庁舎を一部とはいえ開庁前に壊して階段を作ることは道義的に許されるとは思えない。そこで、階段設置については更に議論を重ね、まずは当初の予定どおり、新第1庁舎を令和2年8月に開庁することを強く求める。

8面

人事議案

 12月定例会には、市長から、監査委員の選任についての議案が提出され、議会はこれを同意しました。
監査委員 白土英成(敬称略)


請願

 12月定例会には、新たに請願3件が提出され、所管の委員会で審査しました。
 議会は、このうち1件を採択し、1件を継続審査としました。なお、1件は取り下げられました。
請願の審議結果はこちらのPDFファイルをご覧ください


意見書等

 12月定例会には、意見書案7件及び決議案5件が提出され、議会は意見書案4件及び決議案1件を可決、意見書案3件、決議案4件を否決しました。
 可決した意見書は、12月13日に関係行政庁等へ送付しました。
意見書案の審議結果はこちらのPDFファイルをご覧ください

豚コレラの早期終息にむけた緊急かつ具体的な対策を求める意見書(要旨)

 昨年9月に国内で26年ぶりに発生した豚コレラは、この1年間に14万頭を超える殺処分が行われるなど甚大な被害をもたらしている。また、感染地域についても、関東圏まで広がるなど、広域化の様相を呈している。そこで、本市議会は国及び政府に対し、下記の事項について緊急かつ具体的に取り組むことを強く求める。
1.飼養豚へのワクチン接種を速やかに進めるとともに、ワクチン接種豚の取引価格の下落や風評被害が生じないようあらゆる手段を講じること
2.野生イノシシの豚コレラ感染拡大を抑止するため、野生イノシシの捕獲強化や経口ワクチンベルトの構築を行うこと
3.アフリカ豚コレラの国内侵入を防止するため、罰則の強化も含めた一層の水際対策の強化、徹底を図ること
 

○令和2年定例会開会予定日○

2月定例会 2月19日(水)
6月定例会 6月12日(金)
9月定例会 9月4日(金)
12月定例会 12月4日(金)

※上記は予定であり、事情により変更される場合があります。
 

議案等の審議結果一覧

 →議案等の審議結果一覧はこちらのPDFファイルをご覧ください。
 

会派別議員名簿

 →会派別議員名簿はこちらのPDFファイルをご覧ください。
 

●議員からの寄附やあいさつ状(答礼のための自筆によるものを除く)は公職選挙法で禁止されています●

このページに掲載されている
情報の問い合わせ

市川市 議会事務局 議事課

〒272-8501
千葉県市川市八幡1丁目1番1号

議事グループ
電話 047-334-3759 FAX 047-712-8794
調査グループ
電話 047-712-8673 FAX 047-712-8794